説明

凍結乾燥された治療用ペプチボディ製剤

本発明は、凍結乾燥された治療用ペプチボディの長期安定製剤及び治療用ペプチボディを含む凍結乾燥された組成物を作製するための方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
緩衝剤、充填剤、安定化剤及び場合によって界面活性剤を含み、
前記緩衝剤は、約5mMから約20mMの範囲のpH緩衝剤から構成され、及びpHが約3.0から約8.0の範囲であり、
前記充填剤は約0%から約4.5%w/vの濃度であり、
前記安定化剤は約0.1%から約20%w/vの濃度であり、
前記界面活性剤は約0.004%から約0.4%w/vの濃度であり、及び
前記治療用ペプチボディは式I
式I:[(X−F−(X]−(L−WSP
(式中:
は、Fcドメインであり、
は、
−(L
−(L−P−(L
−(L−P−(L−P−(L−及び
−(L−P−(L−P−(L−P−(L
から選択され、
は、
−(L−P
−(L−P−(L−P
−(L−P−(L−P−(L−P及び
−(L−P−(L−P−(L−P−(L−P
から選択され、
、P、P及びPは、各々独立に、薬理学的に活性なペプチドの配列であり、
、L、L、L及びLは、各々独立に、リンカーであり、
a、b、c、e、f、g及びhは、各々独立に、0又は1であり、
但し、a及びbの少なくとも1つは1であり、
dは、0、1又は1より大きく、並びに
WSPは、その結合がF中の何れかの反応性部分において実施される水溶性ポリマーである。)
で表される構造を含む
凍結乾燥された治療用ペプチボディ組成物。
【請求項2】
前記治療用ペプチボディが式IIで表される構造を含む、請求項1に記載の組成物。
式II:[X−F]−(L−WSP
(FcドメインはXのC末端に付着されており、及び0、1又はそれ以上のWSPは、場合によってリンカーLを通じて、Fcドメインに付着されている。)
【請求項3】
前記治療用ペプチボディが式IIIで表される構造を含む、請求項1に記載の組成物。
式III:[F−X]−(L−WSP
(FcドメインはXのN末端に付着されており、及び0、1又はそれ以上のWSPは、場合によってリンカーLを通じて、Fcドメインに付着されている。)
【請求項4】
前記治療用ペプチボディが式IVで表される構造を含む、請求項1に記載の組成物。
式IV:[F−(L−P]−(L−WSP
(Fcドメインは、−(L−PのN末端に付着されており、及び0、1又はそれ以上のWSPは、場合によってリンカーLを通じて、Fcドメインに付着されている。)
【請求項5】
前記治療用ペプチボディが式Vで表される構造を含む、請求項1に記載の組成物。
式V:[F−(L−P−(L−P]−(L−WSP
(Fcドメインは、−L−P−L−PのN末端に付着されており、及び0、1又はそれ以上のWSPが、場合によってリンカーLを通じて、Fcドメインに付着されている。)
【請求項6】
前記治療用ペプチボディが多量体である、請求項1から5の何れか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記治療用ペプチボディが二量体である、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
、P、P及び/又はPが、表4から38の何れか1つに記載されているペプチドから独立に選択される、請求項1から7の何れか一項に記載の組成物。
【請求項9】
、P、P及び/又はPが同一のアミノ酸配列を有する、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
Fcドメインが配列番号1に記載されている、請求項1から7の何れか一項に記載の組成物。
【請求項11】
WSPがPEGである、請求項1から7の何れか一項に記載の組成物。
【請求項12】
Fcドメインが配列番号1に記載されており、及びWSPがPEGである、請求項1から7の何れか一項に記載の組成物。
【請求項13】
PEGが約2kDaと100kDaの間の分子量を有する、請求項12に記載の組成物。
【請求項14】
前記PEGが約6kDaと25kDaの間の分子量を有する、請求項13に記載の組成物。
【請求項15】
前記組成物が少なくとも50%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項11に記載の組成物。
【請求項16】
少なくとも75%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項15に記載の組成物。
【請求項17】
少なくとも85%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項15に記載の組成物。
【請求項18】
少なくとも90%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項15に記載の組成物。
【請求項19】
少なくとも95%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項15に記載の組成物。
【請求項20】
前記pH緩衝剤が、グリシン、ヒスチジン、グルタメート、サクシナート、ホスファート、アセタート及びアスパルタートからなる群から選択される、請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項21】
前記充填剤が、マニトール、グリシン、スクロース、デキストラン、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ラクトース、ソルビトール、トレハロース又はキシリトールからなる群から選択される、請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項22】
前記安定化剤が、スクロース、トレハロース、マンノース、マルトース、ラクトース、グルコース、ラフィノース、セロビオース、ゲンチオビオース、イソマルトース、アラビノース、グルコサミン、フルクトース、マニトール、ソルビトール、グリシン、アルギニン塩酸塩、デキストラン、デンプン、ヒドロキシエチルデンプン、シクロデキストリン、N−メチルピロリドン、セルロース及びヒアルロン酸などの多糖を含むポリヒドロキシ化合物、塩化ナトリウムからなる群から選択される、請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項23】
前記界面活性剤が、ラウリル硫酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ジオクチルスルホン酸ナトリウム、ケノデオキシコール酸、N−ラウロイルサルコシンナトリウム塩、ドデシル硫酸リチウム、1−オクタンスルホン酸ナトリウム塩、コール酸ナトリウム水和物、デオキシコール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸ナトリウム塩、塩化ベンザルコニウム又は塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム一水和物、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド、CHAPS、CHAPSO、SB3−10、SB3−12、ジギトニン、TritonX−100、TritonX−114、ラウロマクロゴール400、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油10、40、50及び60、モノステアリン酸グリセロール、ポリソルベート20、40、60、65及び80、大豆レシチン、DOPC、DMPG、DMPC及びDOPG、スクロース脂肪酸エステル、メチルセルロース及びカルボキシメチルセルロースからなる群から選択される、請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項24】
治療用ペプチボディ濃度が約0.25mg/mLと250mg/mLの間にある、請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項25】
前記pH緩衝剤が10mMヒスチジンであり、及びpHが5.0であり、
前記充填剤が4%w/vマニトールであり、
前記安定化剤が2%w/vスクロースであり、並びに
前記界面活性剤が0.004%w/vポリソルベート−20である、
請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項26】
が表6に記載されている配列を含む、請求項25に記載の組成物。
【請求項27】
前記治療用ペプチボディ濃度が0.5mg/mLである、請求項26に記載の組成物。
【請求項28】
前記pH緩衝剤が10mMヒスチジンであり、及びpHが7.0であり、
前記充填剤が4%w/vマニトールであり、
前記安定化剤が2%w/vスクロースであり、並びに
前記界面活性剤が0.01%w/vポリソルベート−20である、
請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項29】
が表32に記載されている配列を含む、請求項28に記載の組成物。
【請求項30】
前記治療用ペプチボディ濃度が30mg/mLである、請求項29に記載の組成物。
【請求項31】
前記pH緩衝剤が20mMヒスチジンであり、及びpHが5.0であり、
前記充填剤が3.3%w/vマニトールであり、
前記安定化剤が2%w/vスクロースであり、並びに
前記界面活性剤が0.01%w/vポリソルベート−20である、
請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項32】
が表4に記載されている配列を含む、請求項31に記載の組成物。
【請求項33】
前記治療用ペプチボディ濃度が100mg/mLである、請求項32に記載の組成物。
【請求項34】
前記pH緩衝剤が10mMヒスチジンであり、及びpHが5.0であり、
前記充填剤が2.5%w/vマニトールであり、並びに
前記安定化剤が3.5%w/vスクロースであり、
請求項1から19の何れか一項に記載の組成物。
【請求項35】
が表31に記載されている配列を含む、請求項34に記載の組成物。
【請求項36】
前記治療用ペプチボディ濃度が30mg/mLである、請求項35に記載の組成物。
【請求項37】
組成物が、
a)10mMヒスチジン、pH4.7、4%マニトール及び2%スクロース、0.004%ポリソルベート−20あり及びなし、
b)10mMヒスチジン、pH5、4%マニトール及び2%スクロース、0.004%ポリソルベート−20あり及びなし、
c)10mMグルタメート、pH4.5、4%マニトール及び2%スクロース、0.004%ポリソルベート−20あり及びなし、
d)10mMサクシナート、pH4.5、4%マニトール及び2%スクロース、0.004%ポリソルベート−20、
e)10mMグルタメート、pH4.5、9%スクロース、0.004%ポリソルベート−20、
f)10mMグルタメート、pH4.5、4%マニトール、2%スクロース、1%ヒドロキシエチルデンプン、0.004%ポリソルベート−20、
g)5mMグルタメート、pH4.5、2%マニトール、1%スクロース、0.004%ポリソルベート−20並びに
h)10mMグルタメート、pH4.5、4%マニトール、2%トレハロース、0.004%ポリソルベート−20
からなる群から選択される、請求項1から19の何れかに記載の組成物。
【請求項38】
が表21から24に記載されている配列を含む、請求項37に記載の組成物。
【請求項39】
治療用ペプチボディ濃度が1、30、85及び100mg/mLからなる群から選択される、請求項38に記載の組成物。
【請求項40】
a)緩衝剤、充填剤、安定化剤及び場合によって界面活性剤の溶液を調製する工程と(前記緩衝剤は、約5mMから約20mMの範囲のpH緩衝剤から構成され、及びpHが約3.0から約8.0の範囲であり、
前記充填剤は、約2.5%から約4%w/vの濃度であり、
前記安定化剤は、約0.1%から約5%w/vの濃度であり、
前記界面活性剤は、約0.004%から約0.04%w/vの濃度である。)、及び
b)前記治療用ペプチボディを凍結乾燥させる工程と
(前記治療用ペプチボディは、式Iで表される構造を含む。
式I:[(X−F−(X]−(L−WSP
(Fは、Fcドメインであり、
は、
−(L
−(L−P−(L
−(L−P−(L−P−(L−及び
−(L−P−(L−P−(L−P−(L
から選択され
は、
−(L−P
−(L−P−(L−P
−(L−P−(Lf−−(L−P及び
−(L−P−(Lf−−(L−P−(L−P
から選択され、
、P、P及びPは、各々独立に、薬理学的に活性なペプチドの配列であり、
、L、L、L及びLは、各々独立に、リンカーであり、
a、b、c、e、f、g及びhは、各々独立に、0又は1であり、
但し、a及びbの少なくとも1つは1であり、
dは、0、1又は1より大きく、並びに
WSPは、その結合がF中の何れかの反応性部分において実施される水溶性ポリマーである。))
を含む
凍結乾燥された治療用ペプチボディを作製するための方法。
【請求項41】
前記治療用ペプチボディが式IIで表される構造を含む、請求項40に記載の方法。
式II:[X−F]−(L−WSP
(FcドメインはXのC末端に付着されており、及び0、1又はそれ以上のWSPが、場合によってリンカーLを通じて、Fcドメインに付着されている。)
【請求項42】
前記治療用ペプチボディが式IIIで表される構造を含む、請求項40に記載の方法。
式III:[F−X]−(L−WSP
(FcドメインはXのN末端に付着されており、及び0、1又はそれ以上のWSPが、場合によってリンカーLを通じて、Fcドメインに付着されている。)
【請求項43】
前記治療用ペプチボディが式IVで表される構造を含む、請求項40に記載の方法。
式IV:[F−(L−P]−(L−WSP
(Fcドメインは、−(L−PのN末端に付着されており、及び0、1又はそれ以上のWSPが、場合によってリンカーLを通じて、Fcドメインに付着されている。)
【請求項44】
前記治療用ペプチボディが式Vで表される構造を含む、請求項40に記載の方法。
式V:[F−(L−P−(L−P]−(L−WSP
(Fcドメインは、−L−P−L−PのN末端に付着されており、及び0、1又はそれ以上のWSPが、場合によってリンカーLを通じて、Fcドメインに付着されている。)
【請求項45】
前記治療用ペプチボディが多量体である、請求項40から44の何れか一項に記載の方法。
【請求項46】
前記治療用ペプチボディが二量体である、請求項45に記載の方法。
【請求項47】
、P、P及び/又はPが、表4から38の何れか1つに記載されているペプチドから独立に選択される、請求項40から46の何れか一項に記載の方法。
【請求項48】
、P、P及び/又はPが同一のアミノ酸配列を有する、請求項8に記載の方法。
【請求項49】
Fcドメインが配列番号1に記載されている、請求項40から46の何れか一項に記載の方法。
【請求項50】
WSPがPEGである、請求項40から46の何れか一項に記載の方法。
【請求項51】
Fcドメインが配列番号1に記載されており、及びWSPがPEGである、請求項1から46の何れか一項に記載の方法。
【請求項52】
PEGが約2kDaと100kDaの間の分子量を有する、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記PEGが約6kDaと25kDaの間の分子量を有する、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記組成物が少なくとも50%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
少なくとも75%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
少なくとも85%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項54に記載の方法。
【請求項57】
少なくとも90%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項54に記載の方法。
【請求項58】
少なくとも95%のPEG化された治療用ペプチボディを含む、請求項54に記載の方法。
【請求項59】
前記pH緩衝剤が、グリシン、ヒスチジン、グルタメート、サクシナート、ホスファート、アセタート及びアスパルタートからなる群から選択される、請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項60】
前記充填剤が、マニトール、グリシン、スクロース、デキストラン、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ラクトース、ソルビトール、トレハロース又はキシリトールからなる群から選択される、請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項61】
前記安定化剤が、スクロース、トレハロース、マンノース、マルトース、ラクトース、グルコース、ラフィノース、セロビオース、ゲンチオビオース、イソマルトース、アラビノース、グルコサミン、フルクトース、マニトール、ソルビトール、グリシン、アルギニン塩酸塩、デキストラン、デンプン、ヒドロキシエチルデンプン、シクロデキストリン、N−メチルピロリデン、セルロース及びヒアルロン酸などの多糖を含むポリヒドロキシ化合物、塩化ナトリウムからなる群から選択される、請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項62】
前記界面活性剤が、ラウリル硫酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、ジオクチルスルホン酸ナトリウム、ケノデオキシコール酸、N−ラウロイルサルコシンナトリウム塩、ドデシル硫酸リチウム、1−オクタンスルホン酸ナトリウム塩、コール酸ナトリウム水和物、デオキシコール酸ナトリウム、グリコデオキシコール酸ナトリウム塩、塩化ベンザルコニウム又は塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム一水和物、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド、CHAPS、CHAPSO、SB3−10、SB3−12、ジギトニン、TritonX−100、TritonX−114、ラウロマクロゴール400、ステアリン酸ポリオキシル40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油10、40、50及び60、モノステアリン酸グリセロール、ポリソルベート20、40、60、65及び80、大豆レシチン、DOPC、DMPG、DMPC及びDOPG、スクロース脂肪酸エステル、メチルセルロース及びカルボキシメチルセルロースからなる群から選択される、請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項63】
治療用ペプチボディ濃度が約0.25mg/mLと250mg/mLの間にある、請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項64】
前記pH緩衝剤が10mMヒスチジンであり、及びpHが5.0であり、
前記充填剤が4%w/vマニトールであり、
前記安定化剤が2%w/vスクロースであり、並びに
前記界面活性剤が0.004%w/vポリソルベート−20である、
請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項65】
が表6に記載されている配列を含む、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記治療用ペプチボディ濃度が0.5mg/mLである、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記pH緩衝剤が10mMヒスチジンであり、及びpHが7.0であり、
前記充填剤が4%w/vマニトールであり、
前記安定化剤が2%w/vスクロースであり、並びに
前記界面活性剤が0.01%w/vポリソルベート−20である、
請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項68】
が表32に記載されている配列を含む、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記治療用ペプチボディ濃度が30mg/mLである、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記pH緩衝剤が20mMヒスチジンであり、及びpHが5.0であり、
前記充填剤が3.3%w/vマニトールであり、
前記安定化剤が2%w/vスクロースであり、並びに
前記界面活性剤が0.01%w/vポリソルベート−20である、
請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項71】
が表4に記載されている配列を含む、請求項70に記載の組成物。
【請求項72】
前記治療用ペプチボディ濃度が100mg/mLである、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記pH緩衝剤が10mMヒスチジンであり、及びpHが5.0であり、
前記充填剤が2.5%w/vマニトールであり、並びに
前記安定化剤が3.5%w/vスクロースであり、
請求項40から58の何れか一項に記載の方法。
【請求項74】
が表31に記載されている配列を含む、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記治療用ペプチボディ濃度が30mg/mLである、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
組成物が、
a)10mMヒスチジン、pH4.7、4%マニトール及び2%スクロース、0.004%ポリソルベート−20あり及びなし、
b)10mMヒスチジン、pH5、4%マニトール及び2%スクロース、0.004%ポリソルベート−20あり及びなし、
c)10mMグルタメート、pH4.5、4%マニトール及び2%スクロース、0.004%ポリソルベート−20あり及びなし、
d)10mMサクシナート、pH4.5、4%マニトール及び2%スクロース、0.004%ポリソルベート−20、
e)10mMグルタメート、pH4.5、9%スクロース、0.004%ポリソルベート−20、
f)10mMグルタメート、pH4.5、4%マニトール、2%スクロース、1%ヒドロキシエチルデンプン、0.004%ポリソルベート−20、
g)5mMグルタメート、pH4.5、2%マニトール、1%スクロース、0.004%ポリソルベート−20並びに
h)10mMグルタメート、pH4.5、4%マニトール、2%トレハロース、0.004%ポリソルベート−20
からなる群から選択される、請求項40から58の何れかに記載の方法。
【請求項77】
が表21から24に記載されている配列を含む、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
治療用ペプチボディ濃度が1、30、85及び100mg/mLからなる群から選択される、請求項77に記載の組成物。
【請求項79】
凍結乾燥の前に、
b)溶液のpHを、約4.0と約8.0の間のpHに調整する工程と、
c)前記治療用ペプチボディを含有する溶液を調製する工程と、
d)工程(c)の溶液を工程(b)の溶液に緩衝液交換する工程と、
e)界面活性剤の適切な量を添加する工程と、及び
f)工程(e)から得られた混合物を凍結乾燥する工程と、
をさらに含む、請求項40から75の何れか一項に記載の方法。
【請求項80】
a)請求項40から78の何れか一項に記載の治療用ペプチボディ組成物を凍結乾燥する工程と、及び
b)前記凍結乾燥された治療用ペプチボディ組成物を再構成する工程と
を含む
再構成された治療用ペプチボディ組成物を調製する方法。
【請求項81】
請求項1から36の何れか一項に記載の凍結乾燥された治療用ペプチボディ組成物を有する第一の容器及び凍結乾燥された組成物用の生理的に許容される溶媒を有する第二の容器を含む水性医薬組成物を調製するためのキット。

【公表番号】特表2009−534392(P2009−534392A)
【公表日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−506615(P2009−506615)
【出願日】平成19年4月20日(2007.4.20)
【国際出願番号】PCT/US2007/009712
【国際公開番号】WO2007/124090
【国際公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【出願人】(500049716)アムジエン・インコーポレーテツド (242)
【Fターム(参考)】