説明

切り出し装置

重ねられたゆるい物品(17)のパレットをラッピングするための好適なロール(2)からプラスチックストレッチラップフィルム(12)を切り出すためのトロリー装置は、支持や可動性を提供する車輪又はキャスタを有する輸送可能なフレーム構造(8)により特徴づけられており、フレームはロール(6)の高さを調節する手段を有し、フレームはストレッチラップフィルムに張りを生じさせるための支点として用いられるために配置されるガイドローラ(7)及び操作の完了時、ストレッチラップフィルムを取り去るためのカッタ(2)を提供し、ストレッチラップフィルムの端部は次の使用のために保持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
装置は一般的な移送パレットの底部又は上部に配置される物品を囲み、かつ結束するプラスチックストレッチフィルムを切り出して引っ張るための手段として開示される。
【背景技術】
【0002】
一般的な移送パレットは、パレットジャッキ又はフォークリフトにより吊り上げられ、かつ保管用の棚又は移送用のトラックベット上に持ち上げられる前に上面に置かれる物品用にプラスチック又は木で作ることができる。パレットはフォークリフトの歯が入る開口を有し、また、パレットに固定され、本開示に言及されるストレッチフィルム用の空間を提供する。
【0003】
これは典型的なパレットであり、このことからこの方式のパレットがすべての基準となる。
【0004】
世界中の多くの工場で製造される物品は、保管中又は輸送中、封じ込め又は保護を必要とし、これは物品の周りに伸ばされ、かつ結束されるプラスチックフィルムにより効果的に実施される。手動、かつ機械的にアシストされた手段により、物品を覆うためにプラスチックフィルムを切り出したり、引っ張ったりすることが可能となる。
【0005】
保管中又は輸送中、こぼれないようにするべく一かたまりを形成するために共に拘束される、一般にカートン、束又は袋状に重ねられる物品は、輸送又は保管において、さらに物品を保護するために耐紫外線の最も一般的な又は着色された、又は黒色の包装フィルムであり、天候、窃盗又は視界から保護されうる。
【0006】
フィルムを物品の周りに巻くためのいくつかの方法がある。
【0007】
ラップフィルムを手動で巻くために一方法は以下のように記載される。
【0008】
フィルムの端部をパレットに固定することにより、又は巻かれる物品の下に端部を挟むことにより、まず取り付けるフィルムのロールから十分なフィルムを引っ張り出した後、指を厚紙の芯の各開口端部内に挿入し、供給フィルムの正面ロールからの引き出しを可能とし、後方へ歩行を進めるにつれて、ロールを縦に垂直に、物品周りを水平に運ぶことにより巻かれる。
【0009】
このラッピング工程を開始するために、フィルムをパレット上に固定した後、物品の下部と物品を輸送するために置くパレットの上端部とに重ねるので、フィルムの下端を地上レベルまで下げなければならない。
【0010】
フィルムは物品を締まった一個体に密着させるように伸ばされ、これはパレット及び物品の各隅部周りにフィルムを伸ばすために曲がりつつ、さらに後方に歩行しながら手でフィルムロール及び芯を絞ることにより、手動でフィルムを停止させたり、ロールからの引き出しを制限したりする必要がある。
【0011】
一旦フィルムがパレットの各隅部で物品と接触すると、次の隅部に向かって進みながらフィルムロール芯の手の握りを放すことにより、フィルムをロールから引き出すことが可能となる。
【0012】
パレット及び物品をラップ用フィルムで囲みながらの後方への歩行は、フィルムが物品の底部から、ラップ用フィルムを引き出されるロールから切り離すために、切り取ったり、ナイフで切ったり、あるいはとがらせた手で穴を開けたりする、上部まで覆うまでラッピング高さを徐々に高くし続ける。
【0013】
手動でのラッピング作業の一般的なリスクは、重いラップ用フィルムのロールを運ぶこと、地面でラッピング始め、進めるために、長時間かがんでいること、フィルムを伸ばすために胴をねじることによるぎっくり腰、迅速なロール芯の巻き戻しを扱うことで生じる摩擦からの指や手の火傷、可能な頭上高さまで巻くことで生じる天井持ち上げによる筋違い、完成した包装物がなく、フィルムをロールから切り取るため補助がない状態で裁断作業が必要とされた場合、フィルムを巻端部、又はナイフカットで切り離すために、より強固に結束したラップ用フィルムを引き裂こうとすることによる手首のねんざなどが組み合わさった腰椎ねんざである。
【0014】
ストレッチフィルムを用いて物品を手動でラッピングするのに用いるものは、ハンドル形態であり、その上にはラップロール厚紙芯が置かれており、スラスト軸受、圧力バネ又はテーパ末端プラグ、ベースプレート又はフレームの配置を含んでもよく、厚紙芯を通る長いネジ棒が組付けられており、組み合わせるとやや重くなるが、より容易にアセンブリを運ぶ2つのハンドルグリップも提供する。
【0015】
上述のハンドル配置の欠点は失われやすい部品が多いことであり、いくつかは保持するのに潤滑が必要であり、装置で巻かれるすべての物品は、握りによる利便性にもかかわらず、地上から頭上の高さまで運ぶ必要がある全アセンブリの重さだけでなく摩擦が定抵抗であるとき、ラッピング作業を開始するために、かかる転がり摩擦、ロールからフィルムの引き出しを試みる不安を受けて、かかる同じ張力が必要となることが想定される。
【0016】
地上レベルまで腰を曲げたり、装置を運んだりすることによる背中の痛みは、一人でロールを運ぶのに経験したのと同じかそれ以上であり、ラッピング工程の終わりでフィルムを切断する任意の手段も、薄い、粘着性の性質のため、見つけたり、ロールから均一にはがすことがとても困難であるフィルムの切断端部がロールに貼り戻らないようにする任意の手段も未だにない。
【0017】
物品をストレッチフィルムで巻く別の手段は自動機械であり、一般にターンテーブルを動かす電動手段を要するターンテーブルと、減速してフィルムを送り出すために電動であることもある切り出し可動台と、一般にその上を切り出し可動台がモータでも上げ下げされるベアリング軌道付台座とを含み、特に、より重くて、より大きな直径のフィルムのロールが通常、自動ラッピング機に用いられる。これらのフィルムのロールは重すぎるので、手動でのラッピングでは運ぶことができない。
【0018】
自動機械でラッピング工程を行うために、物品は、まず積み位置で移送パレットの上面に置かれ、物品を含むパレットは、次いで持ち上げられ、駆動され、フォークリフトにより自動ラッピング機のターンテーブル上にセットされる。ラップフィルムの端部は、機械の切り出し可動台に載せられているフィルムのロールから引き出され、次いでパレットに固定される。
【0019】
機械はオペレータにより制御される配電盤により始動し、ターンテーブルが回転するとロールからフィルムを引き出し、切り出し可動台は物品が到達して覆われるまで上昇し、この時点で、切り出し可動台は高さ制御モータにより台座に沿って下げられる。オペレータは次いで、ラッピング工程を終えるべくフィルムを切るためにナイフが必要となる。ラップされたパレットを再びフォークリフトによりターンテーブルから持ち上げて、保管場所へと運び去る必要がある。
【0020】
フォークリフト及びパレットラッピングのターンテーブル手段から、提供された発明の機能を描写するために、以下の記載は訓練されたフォークリフトの運転手が自動ラッピング機械を用いてパレットをラッピングし終えるのに必要な工程である。
【0021】
一般にフォークリフトは、機械でパレットを巻くのに8回ほど動かす必要がある。
オペレータがフォークリフトに歩み寄って乗り、
フォークリフトがパレットを持ち上げるために前方に駆動され、
リバーサ(reverser)が、搭載される場所からパレットを後退させ、
パレットをターンテーブルに置くために、前方かつ可能な限り間隔を開けて駆動し、
フォークリフトの歯をパレットから引き抜くために後退させ、ターンテーブルを一掃し、
オペレータがフォークリフトから降り、パレットのラッピングを行うためにラッピング機に歩み寄り、
オペレータがフォークリフトに戻って乗り、
機械のターンテーブルからパレットを持ち上げるために前方に駆動し、
ターンテーブルを一掃するために、フォークリフトを後進させ、
物品を保管場所に運びながらフォークリフトを前進させ、
フォークリフトを後退させ、待機トラック上に保管又は載せられたパレットを一掃し、
運転手はフォークリフトを停止させて降り、離れる。
【0022】
従って、自動機械を積み下ろす機械的操作は役に立たず、実質的に重量のないプラスックフィルムを荷物の周りに整えて、数トンの重い持ち上げ回転装置を結束することは効果的である。
【0023】
また、職業的に最も産業化された場所において、ラッピング機械へ及びラッピング機械から物品のパレットを操縦することは、より多くの費用、より訓練され、かつ資格を有するオペレータを要する。
【0024】
電動化したラッピング機械へ及びラッピング機械から、フォークリフトが常にパレットを駆動する動作は、このような装置を実現する将来的な費用を考慮に入れなければならない。
【0025】
固定されたターンテーブルベースの機械を操作するよう設計された床及びフォークリフト進入スペースは、設置されるこのタイプの装置の別の禁止要因である。
【0026】
物品のパレットをストレッチフィルムで巻く別の手段は、ロボットラッピング機械である。
【0027】
これは、それ自体を物品のパレット周りに駆動するための電動化バッテリ駆動装置であり、ラップフィルム切り出し可動台を上げ下げし、制限された送出率で切り出されたラップフィルムを伸ばし、それ自体をパレットから離れた駐車区画近く(nearby bay)に駐車することが可能となる。
【0028】
高価な機械は、垂直に維持するために重いアセンブリに頼り、内蔵格納バッテリ、モータ、及びそのシャーシの副産物である。
【0029】
機械は、省スペースとするべく比較的小さな設置面積のため、上面が制限されたかなりのラッピング高さを有し、摩擦するベルト駆動の案内手段と巻かれるパレット側に沿ったトラクタとを有し、ラッピング作業を完了させるために切り出し可動台を上げ下げしながらパレットに近付き、囲むための電気センサーを用いる。
【0030】
任意のオペレタータにより設定されたラッピング指令中に近付くと、足首挫滅又は致命的な身体挫滅損傷を避けるために、保護(lock out)安全バリアシステムもまた必要となる。
【0031】
その場に留まる、又は無理に運ばれる積荷に関する張力調整手段はないため、その適用性は均一重量の予測積荷に限定される。
【0032】
ロボットラッピング手段は、指定床空間を要し、特定の作業と安全な訓練に頼り、ある高さまでしかラップせず、ラッピング領域にパレットを配置するためにフォークリフトが必要とされ、パレットを手動のパレットジャッキトロリーを用いてラッピング位置に動かすこともできる。
【0033】
代替的に、1990年代には、ラップフィルムの機械ロールを運んだ営業中に示されたトロリーベースの装置が認められ、ウィンチにより大重量が持ち上げられ、多くの失われやすい部品を有し、かつとても大きいものであった。この装置は、ラップの高さを高くするためにウィンチをゆっくりと巻き上げる必要があり、ウィンチがゆっくりと巻き戻されすぎてロールを下げることができない、あるいは示されたケースにおいて、ウィンチラチェット「ドッグ」が解放され、すばやく巻き戻されるハンドルが周りに飛び、オペレータの手首をとても強く打ち付け、ウィンチケーブルがすり切れ、細かいより線が手を傷つけ、張力が一定であり、かつ堅過ぎるため、開始するためにラップフィルムを引き裂くことなく引き出すことができず、物品を満足な度合いまで含んで固定するには弛すぎた。高いところでラップする場合に三脚輪の配置は不安定であり、装置は重すぎてトラック以外のものでは輸送できない。装置は本書が記載されるまで売買において見られることはなかった。
【0034】
説明された例は、小から中規模の作業をしない物品をラッピングする高価な、効率の悪い、かつ危険な方法であり、手動による荷揚げ、克服された手動ラッピング作業でのラッピングフィルムの運搬及び引っ張りから変化したものである。
【0035】
提供された発明
提供された発明は、すべての機能を含む軽量トロリーベースの装置であり、パレットに置かれる物品であろうと、地上に置いているより大きな製品又は器具の場合であろうと、ストレッチフィルムを用いて物品のラッピングを行う。
【0036】
提供された発明は、手動でのラッピング方法の操作の欠点を回避するとともに、前述の自動又は半自動ラッピング機械の費用がかかる、空間が制限された、かつ危険な方法を回避する。
【0037】
提供された発明は、受動機構を用いて機能のすべてを実行する。使用を複雑にするモータ、バネ、釣り合いおもり又は失いやすい部品はない。
【0038】
提供された発明でラッピング工程を実施するために、装置は都合よくパレットが座するパレットに動かされる。これは生産ラインの終わり、あるいは巻かれるべく待機しているいくつかのパレットに列を成している。
【0039】
装置は、移動式ベース、ラップフィルム切り出し装置があるフレーム、及び操作可能な機能の制御を実行する制御インターフェイスからなる。ベースは底面に車輪及び3つの装置フレーム管、及び上方にガイドローラを取り付けるように製作される。ガイドローラは前述の進行方向に対してベースの正面又は前側左隅部である。誘導方法は、湾曲した、滑り緩衝レールの形状をとることもできる。
【0040】
ラップフィルム切り出し可動台の上部にある主制御ハンドルにより、装置を使用位置に押したり操縦したりすることができ、2つの高さ制御ハンドルの何れかを有する装置が人間工学的にオペレータに好適である場合、この装置を上げ下げすることができる。
【0041】
高さ制御は次いで、パレットが一般に置かれる地上レベルから、物品のパレットをラップし始める最低の設定まで切り出し可動台を下げることを実現する。パレットが他のパレット上に置かれるとき、積む人の便宜上、物品をパレットに積むために地上レベル近くまで下げる必要もないし、物品をラップする人がラッピングを始めるために地上レベルまでかがむ必要もない。提供された発明は地面で用いてもよいし、ラッピング作業を始めるためにレベルを上げてもよい。
【0042】
すべての参照は物品が載せられたパレットになされ、オペレータが立つ同じ地面に配置されており、ここで装置が動かされる。
【0043】
切り出し可動台が最低の高さで設置されるとき、ある長さのプラスチックラップフィルムが、ラップフィルムをパレットの一隅部周りに固定させるために、切り出し可動台ローラ及び十分な長さを有するゴム片フィルムエンドキーパを通してロールから引き出される。パレットをオペレータの左にした前方歩行で、装置はパレットの次の隅部の側面に平行かつそこに向かって押される。
【0044】
装置は、パレット上に張り出す物品を傷付けないようにしながら、誘導としてパレットの側面に対して転がるパレット端部の高さで、移動するベース上、前方左に取り付けられる水平に転がる柔軟ガイドローラを有する。
【0045】
ガイドローラは、装置の制御ハンドルによりパレットの次の隅部を目指して案内され、この時、前進は一時中断する。
【0046】
装置切り出し可動台の制御ハンドルは、下方のブレーキ突起と旋回ブレーキレバーハンドル及びブレーキ突起とを各々内部に組み込む。2つのブレーキ突起は、操作されると制御ハンドル下方のラップロール厚紙芯内へと下降し、厚紙芯内に展開してフィルムが伸びるのを止めるか、あるいは遅くする。
【0047】
装置は次いで、パレットの隅部で静止したガイドローラ周りを旋回しながら前方に押される。
【0048】
これにより、てこの作用と、その後のパレットへのラップの固定と、ラップフィルムを音声認識可能に伸ばす延伸装置との間のラップの張りを生じさせる。
【0049】
ひとたび装置が約90度でガイドローラの周りを旋回すると、パレットの次の側面に沿って前方に押すことができ、これにより直ちにラップフィルムをパレットの第1の側面に沿って物品に接触させる。
【0050】
薄いフィルムは、その張りやくっつく性質のため物品に張り付いてしまう。このときラップロールブレーキハンドルが放され、装置がパレットの次の隅部に向かう進行と、張り工程を繰り返すために、広がるフィルム芯からラップフィルムの引き出しを可能とする。
【0051】
ラップフィルムの第1又は第2の旋回がパレットを囲むと、2つの高さ制御ハンドルの何れかによって切り出し可動台は装置の上を上昇する。続くラップ旋回の高さと生じたラップの覆いは、巻かれる物品の重さと必要とされる保持強度を判断するオペレータにより決められる。より重い物品にはより多くのラップ覆いとなり、より軽い物品にはより少ないラップ覆いとなる。
【0052】
ラップフィルムが地上レベルから頭上の高さを覆うように切り出される高さを上げ下げするとき、提供された発明のオペレータは、折りたたまれた吊り上げケーブルを介して、切り出し可動台の重さを分ける各高さ制御ハンドルの2:1の割合の結果として、ラップロールの全重量を吊り上げない。
【0053】
手動ラッピング手順において、ラップロールの重さの100%を吊り上げる代わりに、提供された発明は、パレットの各旋回中、数秒で吊り上げられる重量の半分を要する。
【0054】
始めから行われるのと同じ進行が、囲みながら上昇するラッピングらせんを進めながら、物品の上面に到達するか覆われるまで、増した高さ及び増した高さ位置で装置切り出し可動台を用いて行われる。
【0055】
パレット周りの進行を続けるとき、必要に応じて装置フレーム上の切り出し可動台を下げることにより、下方に囲む方法でラップの回転を続けることができる。このことは物品が極端に重いか、滑りやすいバッグが、例えば、微弱なラップ内を通過する間、互いに滑りやすい場合によく行われる。
【0056】
提供された発明の装置により与えられた、てこの作用は、後方歩行手動ラッピング作業に関する一般に、人の胴体の引っ張りやねじり、及びその結果生じた背中の損傷を避けるための手段として物品の周囲にフィルムを張るために活用されうる。しかしながら、ラップフィルムの張りを得るために、てこの作用の規定された点を得るためのスペースがない場合、方向を変え、張られたフィルムで巻かれる物品を囲む前に、単に前に身体を曲げたり、ラップロールブレーキをかけたりすることにより人間工学的に容認できる吊り上げない前方歩行の試みによりかなりの張りを提供することができる。
【0057】
ラップ端部にて切り出し可動台は、装置が離れるよう動かして、巻かれる次のパレット上に置くことができるようにラップフィルムを切断するカッタを含む。
【0058】
カッタにより切断されるフィルムの一端部は自然に落下し、物品の巻かれたパレット積荷に付着し、他端部はロールを手で保持した場合、フィルムロール上に戻ってくっつくが、ロール上に戻ってくっつくフィルムの端部を回収する浪費時間を避けるために装置はラップエンドキーパを有する。
【0059】
装置のラップカッタから約125mm離れて配置された場合、ラップエンドキーパは切り出し可動台隅部支柱の上部から底部に固定される50mm又は好適には広いゴム片である挟み点であり、このゴム片の右側端部は切り出し可動台上の縦ラップ幅ローラと接触し、ここでローララップフィルムの対向及びその周りが切り出し可動台に出る。
【0060】
これにより、別のラッピング作業を開始するために、ラップフィルムの約125mmの端部を容易に維持してロールから引き出されるようにし続ける。
【0061】
参照を容易にするために、提供された発明装置の以下のすべての記載及びその機能は、番号が付された形態の例を伴う。
【0062】
すべての左右の参照は、装置操作の勧められた位置から見えるようになされ、こうして「前方」の記載は、装置が後方から押されるので、操作の位置から最も遠くなる。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】ラップされるパレットそばの発明装置の等距離図:図1及び図2.1は、参照番号を共有している
【図2.1】図1からの続きで、上方から見た進行
【図2.2】図1からの続きで、上方から見た進行
【図2.3】図1からの続きで、上方から見た進行
【図2.4】図1からの続きで、上方から見た進行
【図2.5】図1からの続きで、上方から見た進行
【図2.6】図1からの続きで、上方から見た進行
【図3】装置切り出し可動台のアセンブリ及び機能/上部ラップロールブレーキ/エンドキーパ及び下部ブレーキハンドル
【図4】装置上部ラップロールブレーキハンドル
【図5】装置下部ラップロールブレーキハンドル
【図6】装置下部ラップロールブレーキハンドル操作
【図7】装置ラップフィルムカッタ及びラップフィルムエンドキーパ
【図8】装置高さ制御ハンドル及び吊り上げケーブル
【図9】装置高さ制御ハンドル位置固定及び解放
【図10】装置吊り上げケーブル及び高さ制御ハンドルの固定操作
【図11】装置ベース及びフレーム
【0064】
以下は、提供された発明装置を用いた始めから終わりまでのラッピング工程の記載である。
【0065】
図1及び図2.1−図2.6を含めた図にわたり記載される。
【0066】
好適な実施例において提供された発明を用いて、物品1のパレットのラッピングを開始及び終了するために、一般にラップフィルムをパレット3に固定するべく最も低い高さに十分に設定されると、ラップフィルムは装置の切り出し可動台2から引き出される。装置は次いで、装置制御ハンドル6によりパレットの各側面に沿って前方4かつ平行5に動かされる。巻かれる物品周りを装置が移動中、装置の移動式ベース8の正面左隅部に取り付けられるガイドローラ7は、次のパレット隅部9に向かって操縦される。
【0067】
図1及び図2.2
パレット端部の高さ近くでガイドローラは、各パレット隅部9の遠い側か、あるいは積荷が地面と接触する任意の固定点に向けられる。
【0068】
これは、てこの作用が得られる点であり、物品10から離れて旋回する装置の切り出し可動台と、フィルムが静止パレットに巻かれる物品12と接触した最終点との間にさらに伸ばされるラップフィルムの広がりを止めるために、制御ハンドル6下に押し込められたラップロールブレーキ11を用いて、パレット隅部10周りの装置のさらなる旋回移動を介して実現される。
【0069】
図2.3
装置がパレット隅部14周りを約90度で旋回し、次のパレット隅部を目指してフィルムの張られてくっつく性質により、そこで付着する物品16と接触する張られたラップフィルムをすぐに配置する前方15に動かすことができる。
【0070】
ラップロールブレーキ11が解放されうるこの点で、パレットの次の隅部又は積荷の同様の固定点に近づくまで、その周りの旋回、てこの作用による張り、及び前進を繰り返すことができる。
【0071】
図2.4
予期された上方らせん回転により、物品17のパレット周りにラップフィルムを切り出すために装置を用いて第1の囲い動作を完了した後、切り出し可動台2は必要とされるラッピングの続くレベルまで上げることができる。
【0072】
切り出し可動台2のラッピング高さを上げる前に、ある長さのラップ用フィルムが切り出し可動台から引き出され、装置を巻かれる物品から離して21動かすことによって弛められ20、次いで巻かれる物品に戻される。
【0073】
これにより、前もって切り出されるラップフィルム20の長さを故意に上方に伸ばすことで、前進を妨げることなく切り出し可動台の上昇が可能となる。
【0074】
切り出し可動台2は次いで、2つの高さ制御ハンドル17.1及び17.2の何れかを介して上げ下げされる。
【0075】
高さ制御ハンドル17.1又は17.2に取り付けられる何れかの吊り上げケーブル端部は、右18及び正面中央19の縦フレーム管の何れかに沿って下方に引っ張られるとき、吊り上げケーブルに沿って中間に吊り下げされる切り出し可動台2は、プーリを取り付けた中央切り出し可動台周りを通過する吊り上げケーブルの2:1の割合のため、高さ制御ハンドルの何れかが下方に引っ張られる半分の速度で上昇する。
【0076】
生じたラップ高さが高さ制御ハンドルの調節により得られると、次いで装置ベース上のガイドローラ7が、先のラップ回転まで、てこの作用の張りあたりの、てこの作用点であるパレット22の次の隅部に向かって、及びその周りに再びガイドされる。記載された囲み、高さを増した切り出し、及びラップフィルム反復の伸びの間、巻かれる物品まわりのラッピングがこの高さと同じか、又はそれを超えるまで、切り出し可動台が上部ラップロールブレーキ11を厄介な、又は効果的に操作されるのに届かない高さが増したところに配置されるとき、ラップロール23の下端で切り出し可動台に組み込まれた第2のラップロールブレーキが、ラップフィルムの伸びを停止させる簡単なアクセスの経済的な制御を提供する。パレットへのラッピングの試みを開始することなく前述のラッピング工程は、上部ラップロールブレーキ11の代わりに下部ラップロールブレーキ23を用いることによりこの高さで繰り返すことができる。
【0077】
図2.5
ラッピング工程を完了させるために、ラップフィルムは、物品24のパレットの最終隅部周りに張られ、装置は、製造中、切り出し可動台2上に組み込まれたスロット付切断管25に押しつけられた十分なラップフィルム幅を有するように配置される。
【0078】
図2.6
切断刃27は2つのロッドビレットの間に取り付けられており、一方はスロット付切断管25の外側28にあり、他方はスロット付切断管29内にあり、それらの間に切断刃がむき出しの端部27を上方に向けて、かつスロット付切断管のスロットを通るスロット付切断管25に沿って上下にスライド26することができる。カッタは、ケーブル31を介してカッタ及びビレットロッドアセンブリに取り付けられるスロット付切断管の上部で、こぶ付ノブ30を上方に引き上げることによりスロット付カッタ管に沿って上げられる。伸ばしたラップフィルムをカッタ管のスロット25に対して平坦に配置して、カッタの刃27がスロットに沿って上昇し、このようにしてラップフィルム32を切断する。
【0079】
カッタのラップされた物品側にあるフィルムは落ちるか、あるいはパレットの物品周りにラップされたフィルムに押しつけて付着し、かつカッタのラップロール側にあるフィルム端部はその周りでフィルムが切り出し可動台から出る縦のローラ33と、その間に短いラップフィルム36が、次に別の物品を巻き始めるとき、即座に復旧するために挟まれているつまみ点を作成するために、台上のローラと圧接するゴム34の組み込まれた小片との間に保持される。
【0080】
図3
装置切り出し可動台のアセンブリ及び機能/上部ラップロールブレーキ/エンドキーパ及び下部ブレーキハンドル
【0081】
切り出し可動台1は、いくつかの機能を支持する水平上板20及び下板21と、関連する機能を有する縦の接続部とからなる。上板20は固定ラップロールブレーキ突起(prong)23と、この制御ハンドル内に、手動旋回ラップロールブレーキレバー24と統合された対抗する第2のブレーキ突起(prong)25とを含む主制御ハンドル22を支持する。
【0082】
上板はまた、釣り合いのとれた吊り上げ点を含み、切断管上部支持ブラケット13と、ラップフィルムがその周りに切り出される縦ラップ幅ローラ管28のためのベアリング台27を取り付けるための孔26とを含む。
【0083】
切り出し可動台の下板は、縦ラップ幅ローラ管を支持するためにベアリング台ボルト29を取り付ける対応する孔と、下部切断管支持ブラケット30と、その上及びその周りに典型的なラップロール厚紙芯47の下端部が配置されるラップロール芯支持ハブ31と、下部ラップロールブレーキ33用の旋回点として、下板20の下方に折り返された側の一端の2つの孔32とを有する。
【0084】
上部及び下部切り出し可動台板間には、台主管又はチャネル34、接続管があり、上部及び下部台板35の釣り合いのとれた吊り上げ点間には、正面左縦の角度36、切り出し可動台上部板及び下部板の各々に取り付けられる上部切断管ブラケット26及び下部切断管ブラケット30間に組み込まれる切断管37がある。
【0085】
装置組付けの間、その間に左手装置フレーム管2が挿入される台主管又はチャネル34は、切り出し可動台構造にとって最も堅固で重要である。
【0086】
上板及び下板の釣り合いのとれた吊り上げ点13の接続管35は、その中に吊り上げアイボルト39又はプーリが直接固定されるネジ切りナットを含む。
【0087】
その上に金属片39が固定され、かつその下に金属片が固定される台正面左角度36、50mm又は好適には広幅のゴム片40の左縦端部、その右縦端部は、柔軟な挟み点41を提供する縦ラップ幅ローラ管28に向かって湾曲し、かつ一掃し、その間をラップフィルム43が物品をラップするために通過し、ラップカッタ44により切断された後、弛んだフィルム端部43を利用しやすく保持する。
【0088】
縦ラップ幅ローラ管28は挿入され、上部及び下部45に保持されるベアリングを有し、上部板27の孔を通り下がるベアリング取り付けボルトと、切り出し可動台の下板を通る対応する孔29から上がる対応するベアリング取り付けボルトとの間の切り出し可動台に取り付けられる。
【0089】
ラップ切断管37は、切り出し可動台1の上板20及び下板21各々に組み込まれる上部及び下部切断管支持ブラケット26及び30間に保持される。
【0090】
図4
装置上部ラップロールブレーキハンドル
切り出し可動台上板20上に配置される主制御ハンドル22からの下がるものは、2つのラップロールブレーキ突起23のうち固定されたものである。第2のブレーキ突起25は、制御ハンドル22内に旋回するブレーキレバー24上に組み込まれる。
【0091】
オペレータの手によりブレーキレバーが制御ハンドル内に挟まれると45、ロールが切り出し可動台21の下板上で、ブレーキ突起周りを上向きに正しく、かつラップロールハブ31周りを下向きに正しく取り付けられると48、ブレーキ突起はその中を下方に突出するラップロール厚紙芯47の上端部内に伸張する46。ラップロール芯47内のブレーキ突起23及び25の伸長は、ラップの張りが必要とされると、ロールから引き出されるラップフィルムの広がる動きを遅らせるか、あるいは停止させる。ブレーキレバー24の絞り45に関して達成される張り感、及び積荷周りの装置のてこの作用は、ラップの十分な伸びを判定する情報をオペレータに提供する。
【0092】
図5
装置下部ラップロールブレーキハンドル
下部切り出し可動台板1に組み付けられるものは、オペレータの肩の高さに近づく、又は超える積荷周りのラッピング旋回のため、上部ブレーキハンドルを用いて、ラッピング工程がラップロールを遅らせたり、止めたりする厄介な高さに上げるとき、上部ラップロールブレーキハンドルの代替である下部ラップロールブレーキハンドル2である。下部ラップロールブレーキハンドル2は金属の屈曲片を具え、一端部は水平位置3でハンドルを形成し、他端部は下部切り出し板1の開口を通して正しく設置される場合、ラップロール厚紙芯が配置される上かつ周りのラップロール支持ハブ5を形成する製造中に組み込まれる短い筒状の突起内で上方に曲げられる4。下部ブレーキハンドルは、製造中、下部ラップロールブレーキハンドル2に取り付けられる軸6に関して旋回し、軸6の各端部は、支点10を提供するために下部台板の下方屈曲端部9内に組み込まれる2つの孔7及び8を通り伸張する。
【0093】
図6
下部ラップロールブレーキハンドル操作
支点を介して下方圧力11を下部ラップロールブレーキハンドル2にかけることは、ハンドルの上方に屈曲した部分を側方12に動かし、芯が切り出しラップロール支持ハブ5上に正しく配置される場合、ラップロールの厚紙芯14の下方端部内側に接触圧13をかける。
【0094】
この下部ラップロールブレーキハンドルの使用は、ロールから引き出されるフィルムの広がり動作を生じさせ、切り出し可動台の旋回動作を遅らせたり、停止させたりし、次いで人間工学的に高さが増した伸ばし張力を提供するラッピング工程中、ラップされるパレットの隅部の遠い側と接触するガイドローラ周りに生じさせる切り出し可動台の旋回動作を生じさせる。
【0095】
図7
装置ラップフィルムカッタ及びラップフィルムエンドキーパ
ラップフィルムカッタはラッピング作業完了時、ラップフィルムを介する切断手段として装置に含まれる。好適な実施例において、カッタが上を向き、かつ切断管のスロットに向かって傾く尖った切断刃が取り付けられる傾き平行四辺形状27の刃を含み、これは部分的に収納され、ラップフィルムに対する剪断動作に影響を及ぼすように操作される。
【0096】
安全な切断刃27は2つのロッドビレット間に取り付けられ、一方はスロット付切断管25の外側28にあり、他方は切断管29内にあり、これらは上向き切断刃がそれらの間に端部27をさらしてスロット付切断管25に沿って上下26に滑らせることができる。カッタは細いケーブル31を介してカッタアセンブリに取り付けられる切断管の上部で、ローレットノブ30で上方に引っ張ることにより切断管に沿って上げられる。伸びたラップフィルムを切断管のスロット25に対して平坦に配置して、切断刃27はラップフィルム32を切断するためにスロットに沿って上昇する。切断管の外側の切断刃27に取り付けられたロッドビレット28間の距離は、それと切断管との間を通過するためにフィルムに十分な空間を有するが、指が刃27に触れることができるような十分な空間はない。
【0097】
一旦切断されたフィルム、即ち、カッタの巻かれた物品側は落下、又はパレット上の物品周りに巻かれたフィルムに対して押しつけられ、かつ貼り付き、フィルム端部、即ち、カッタのラップロール側は、その周りにフィルムが切り出し可動台に出る縦ローラ33と、その間に短いラップフィルム36が別の物品を巻き始めるべく迅速に回復させるために挟まれる挟み点35を作成するために、台上のローラと圧接する組み込まれたゴム片34との間に保持される。切断管は次いで、ローレットノブに接続されたケーブルによって下げられると切断管内を下降する。
【0098】
図8
装置高さ制御ハンドル及び支持ケーブル
切り出し可動台1を支持する手段は、それに沿って切り出し管が縦に動く、左正方形圧延中空部RHSフレーム管2に沿って調節可能な高さで、2つの高さ制御ハンドル3.1及び3.2に取り付けられた吊り上げケーブルによって可能となる。この2つの高さ制御ハンドル3.1及び3.2は、装置の3つのフレーム管の正面中央4及び右5に設定される正方形のRHS装置フレーム管に沿って配置される。
【0099】
吊り上げケーブル6は、第1、又は最も近い高さ制御ハンドル3.1に取り付けられ、かつ製造中、組み込まれるフック8を介してフレーム上に固定される第1のプーリ7上、及び上方で装着される。ケーブルは次いで、製造中、フレームクロス管11上に組み込まれる一対のプーリフック10の一方に固定される、即ち、一対のプーリフック10直下の切り出し可動台1の上部に提供された吊り上げ点13の実質的に上部である第2のプーリ9に向かって水平にガイドされる。
【0100】
ケーブルは次いで、装置の切り出し可動台1の上部の吊り上げ点13に固定される第3のプーリ12へと下方に向けられて通され、そこから次いで、製造中、装置フレームクロス管11上に取り付けられる一対のフック10に固定される一対のプーリの他方である第4のプーリ14へと上方に向けられて通される。
【0101】
吊り上げケーブル6は第4のプーリ14から通され、装置の3つのフレーム管の正面中央のフレーム管19を装置の主クロス管11に取り付ける、より短い前方を向くクロス管18下の、製造中に組み込まれるフック17に固定される第5のプーリ15に向かって横切る。
【0102】
ケーブルは第5のプーリ15から第2のプーリへと下方に導かれ、正面中央のフレーム管19に沿って取り付けられる最も高い制御ハンドル3.2へと進む。
【0103】
双方の高さ制御ハンドル3.1及び3.2は、可動台1の釣り合いのとれた吊り上げ点13に取り付けられる切り出し可動台中央プーリ12の何れかの吊り上げケーブル6を上げ下げする。ケーブルが高さ調節ハンドル3.1及び3.2の何れかで引き下げられると、このプーリ周りを折り返され、切り出し可動台を持ち上げ、プーリを半分の速度=50%で加え、何れかのハンドルは下方に引っ張られ=100%、従って、片手で下方に引っ張る作動力により、何れかの高さの制御ハンドルで実現される場合、切り出し可動台の重さとラップロールフィルムとが半分の重さである2:1の割合で、典型的な滑車装置の操作を介する。
【0104】
好適な実施例において、切り出し可動台を持ち上げる高さ制御ハンドルを接続するために選択されるケーブルは、損傷のないプラスチックコートされたタイプであり、触れるには安全であり、かつ切り出し可動台及び完全なラップロールの重さを吊すには十分な大きさである。
【0105】
図9
装置の高さ制御ハンドル位置固定及び解放
図9.1
各高さ制御ハンドルは、製造中、組み込まれる正方形の孔3を含むハンドルのより広い部分2から延在する操作性ハンドルグリップ1を有する平板からなり、その上及びそれに沿ってフレーム管がセットされる同じ方向にスライド及び留まる孔は、正方形のフレーム管4よりもわずかに大きい。
【0106】
図9.2
各高さ制御ハンドルは、何れかのハンドルが水平5に保持されるとき、縦フレーム管に沿って自由に動くことができるが、水平から上方6又は下方7の何れかの角度の場合は動かない。
【0107】
本質的にこのような再配置可能な固定手段の簡易な記載は、テントロープ(tent rope)アジャスタペグであり、これはロープからオフセットであるアジャスタにかかる張力が、アジャスタペグに角度を持たせるとき、その上をスライドできるようにロープに沿って縛り、このようにしてアジャスタペグの孔を通過するロープに結ぶ。
【0108】
装置の高さ制御ハンドルの何れかは、角度がつけられると6、フレーム管に対してしっかりと固定され、それをさらに力強く動かそうとしても固定されたままである。
【0109】
図9.3
高さ制御ハンドルが積荷の下に再配置されると、所望の方法で動くことを確かめるために、これらは各々、製造中、組み込まれる2つの突起物を有し、各々は左側面9及び右側面10を含むブックエンド8と似ている。
【0110】
図9.2及び図9.3
2つの突起物は各高さ制御ハンドルに取り付けられ、一方はハンドル内の正方形の孔3の上方及び後方11であり、ブックエンドのような突起物13をフレーム管4の後部11に対して平らに滑るように配置するとともに、他方の突起物は高さ制御ハンドル内の正方形の孔3の下及び正面12に取り付けられ、ブックエンドのような突起物13の内側中央面の内側をフレーム管4の正面12に対して平らに滑るように配置する。突起物は、右又は中央正面フレーム管に沿って下方に動くとき、高さ制御ハンドルが水平14より低い角度とならないが、固定動作のためフレーム管に沿って上らないように、各ハンドルが水平15より上の角度となりうる。
【0111】
図9.4
ブックエンドのような突起物9及び10の側面はまた、高さ制御ハンドルが左右に傾かないようにし、これはまた高さ制御ハンドルの正方形の孔3が、それに沿って滑るフレーム管上に固定させる。
【0112】
図10
装置吊り上げケーブル及び固定高さ制御ハンドルの操作
各切り出し可動台中央プーリ19を介して送られる吊り上げケーブルの各端部は、これらに沿って動くフレーム管4.1及び4.2の中央線からオフセット点で、各高さ制御ハンドル16に接続され、配置されたプーリ20、21、22及び23の上方を介して、吊り上げケーブル上の切り出し可動台吊り上げプーリ19の下向き重量のため、高さ制御ハンドル1及び2上への水平影響15から上方の結束を確実にし、ケーブル16によって引っ張られるとき6、高さ制御ハンドルが上方に角度を持つので、進行に沿った右及び正面中央のフレーム管4.1及び4.2に沿ってどこに再配置されても、双方はフレーム管8に固定する。
【0113】
切り出し可動台吊り上げプーリ19で重さの半分を克服するのに十分な手の圧力を高さ制御ハンドル14上に下向きにかけるとき、ハンドルはフレーム管4.1及び4.2上の位置から解かれる5。下方14にかけられるさらなる任意の圧力は、高さ制御ハンドルを下方にスライドさせ、これが異なる位置8で、フレーム管4.1及び4.2上に固定するために、水平15から上方にハンドルの角度を瞬時に変えることができるようにするべく所望の高さが、高さ制御ハンドルを解放することができる点6で得られるまで、吊り上げケーブル及びプーリを介して切り出し可動台吊り上げプーリ19を持ち上げる。
【0114】
切り出し可動台を下げるために、各フレーム管4.1及び4.2上の高さ制御ハンドルの固定8を無効にする水平5レベルまで十分な手の圧力が高さ制御ハンドルに下向き14にかけられる。ハンドル14上の手の圧力がハンドルを水平に保つことができるのに十分である限り、ハンドルの上向きの動きを止めるのには十分ではなく、ハンドルを下方に押すのに十分ではなく、この時点で、高さ制御ハンドルを上向き7に引っ張るために、持ち上げケーブル16に取り付けられる切り出し可動台の上向きの力が可能となる。何れかのハンドル1又は2が解放される6か、あるいはハンドルを各フレーム管上に直ちに固定8する、水平上に角度をなすことができるようになるまで、取り付けられた中央プーリ19を介して切り出し可動台は、何れかの高さ制御ハンドル1が右又は正面中央フレーム管4.1及び4.2上を上昇することができるので、左フレーム管3に沿って下降する。
【0115】
ブックエンドタイプの突起物11及び12は、切り出し可動台持ち上げプーリ19を実質的に吊り上げるために押し下げられる14とき、また高さ制御ハンドルを上げて左フレーム管3に沿って切り出し可動台を下げるとき、オペレータが感じる水平の基準とともにフレーム管の高さ制御ハンドルの拘束を解く。
【0116】
図11.1
装置ベース
好適な実施例において、装置用ベースは、アセンブリ及び耐久性の機能の目的のために、製造中、組み込まれる孔又は湾曲を有する鋼の筋違い及び要素からなる。
【0117】
左ベース金属要素1は、水平な平面部2として開始し、次いで下方3に角度がつけられ、次いで水平な平面4であり、次いで上方5に角度がつけられ、次いで第1の部分と同じ高さの水平な平面6である。
【0118】
第1及び最後の水平部は、下部7及び8に取り付けられる車輪用であり、2つの下方に角度のついた部分間の下部中間部4は、左手側切り出し可動台フレーム管10を固定する孔9を含む。
【0119】
左ベース要素1の下部中間部4は、ラップを、ラップされる物品周りに、可能な限り低く好都合に切り出すことができるように固定された左フレーム管10に沿って切り出し可動台をほぼ地上レベルまで下げることができる。
【0120】
正面及び後部筋違い11及び12は、ベースの左側要素1をベースの右側要素13に接続する。この右側要素に沿って、右16及び中央正面17装置フレーム管を固定する2つの孔14及び15がある。右側要素の下には、左側要素と同じ寸法の2つの車輪18及び19が取り付けられる。
【0121】
ベース正面左隅部に取り付けられるものは、パレットの側面又はパレットの端部上に配置される、又は張り出す物品に沿って巻く柔軟なガイドローラ20であり、これはまた、提供された発明の使用を通して、ラップフィルムの張りを達成するとき、周りに旋回する、てこの作用を生じさせる損傷のない接触点を提供する。
【0122】
好適な実施例におけるベースは、巻かれる典型的なパレットの端部上の装置ガイドローラの高さを配置するのにあまり高くない車輪を含む。
【0123】
積荷周りに減少した回転抵抗がまた不規則な地面上に機能を提供できるが、より大きな車輪が、非典型的な適用のために取り付けられてもよい。
【0124】
図11.2
装置フレーム
左21、正面中央22及び右23の3つからなるフレーム、縦、正方形、RHS巻かれた中空部鋼管、左21及び右23の縦管の上部24を横切る同じ鋼部の別のもの、及び横管23に対して正面中央22縦管に隣接している同じ部分の管のより短い筋違管25とを含み、ベース1のこれらが組み込まれた接地面積の三脚効果を介して、実質的にフレームを縦に補強するためにクロス管23の正面側及びクロス管から十分前方に設定する。
【0125】
フレームは、支持プーリが装置機能に関する製造中に組み込まれる4つのフックを有する。
【0126】
フレーム管の下端部は、輸送及び保管中、容量を減少させて組み立て及び分解を可能とするべくフレームをベースに取り付ける製造中に組み込まれる内部固定手段を含む。
【0127】
フレームは、適切な耐久性及び組み付けの便宜を提供するために、ボルトで接合されるとともに溶接されている。好適な実施例における材料は、戸外での使用において、耐久性及び長命のために亜鉛メッキ鋼である。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
好適な実施例において提供された発明を用いて、物品1のパレットのラッピングを開始及び終了するために、一般にラップフィルムをパレット3に固定するべく最も低い高さに十分に設定されると、ラップフィルムは装置の切り出し可動台2から引き出される。装置は次いで、装置制御ハンドル6によりパレットの各側面に沿って前方4かつ平行5に動かされる。巻かれる物品周りを装置が移動中、装置の移動式ベース8の正面左隅部に取り付けられるガイドローラ7は、次のパレット隅部9に向かって操縦される。
図1及び図2.2
パレット端部の高さ近くでガイドローラは、各パレット隅部9の遠い側か、あるいは積荷が地面と接触する任意の固定点に向けられる。
これは、てこの作用が得られる点であり、物品10から離れて旋回する装置の切り出し可動台と、フィルムが静止パレットに巻かれる物品12と接触した最終点との間にさらに伸ばされるラップフィルムの広がりを止めるために、制御ハンドル6下に押し込められたラップロールブレーキ11を用いて、パレット隅部10周りの装置のさらなる旋回移動を介して実現される。
図2.3
装置がパレット隅部14周りを約90度で旋回し、次のパレット隅部を目指してフィルムの張られてくっつく性質により、そこで付着する物品16と接触する張られたラップフィルムをすぐに配置する前方15に動かすことができる。
ラップロールブレーキ11が解放されうるこの点で、パレットの次の隅部又は積荷の同様の固定点に近づくまで、その周りの旋回、てこの作用による張り、及び前進を繰り返すことができる。
図2.4
予期された上方らせん回転により、物品17のパレット周りにラップフィルムを切り出すために装置を用いて第1の囲い動作を完了した後、切り出し可動台2は必要とされるラッピングの続くレベルまで上げることができる。
切り出し可動台2のラッピング高さを上げる前に、ある長さのラップ用フィルムが切り出し可動台から引き出され、装置を巻かれる物品から離して21動かすことによって弛められ20、次いで巻かれる物品に戻される。
これにより、前もって切り出されるラップフィルム20の長さを故意に上方に伸ばすことで、前進を妨げることなく切り出し可動台の上昇が可能となる。
切り出し可動台2は次いで、2つの高さ制御ハンドル17.1及び17.2の何れかを介して上げ下げされる。
高さ制御ハンドル17.1又は17.2に取り付けられる何れかの吊り上げケーブル端部は、右18及び正面中央19の縦フレーム管の何れかに沿って下方に引っ張られるとき、吊り上げケーブルに沿って中間に吊り下げされる切り出し可動台2は、プーリを取り付けた中央切り出し可動台周りを通過する吊り上げケーブルの2:1の割合のため、高さ制御ハンドルの何れかが下方に引っ張られる半分の速度で上昇する。
生じたラップ高さが高さ制御ハンドルの調節により得られると、次いで装置ベース上のガイドローラ7が、先のラップ回転まで、てこの作用の張りあたりの、てこの作用点であるパレット22の以下の隅部に向かって、及びその周りに再びガイドされる。記載された囲み、高さを増した切り出し、及びラップフィルム反復の伸びの間、巻かれる物品まわりのラッピングが高さと同じか、又はそれを超えるまで、切り出し可動台が、上部ラップロールブレーキ11を厄介な、又は効果的に操作されるのに届かない高さが増したところに配置されるとき、ラップロール23の下端で切り出し可動台に組み込まれた第2のラップロールブレーキが、ラップフィルムの伸びを停止させる簡単なアクセスの経済的な制御を提供する。パレットへのラッピングの試みを開始することなく前述のラッピング工程は、上部ラップロールブレーキ11の代わりに下部ラップロールブレーキ23を代わりに用いることにより高さで繰り返すことができる。
図2.5
ラッピング工程を完了させるために、ラップフィルムは、物品24のパレットの最終隅部周りに張られ、装置は、製造中、切り出し可動台2上に組み込まれたスロット付切断管25に押しつけられた十分なラップフィルム幅を有するように配置される。
図2.6
切断刃27は2つのロッドビレットの間に取り付けられており、一方はスロット付切断管の外側28にあり、他方はスロット付切断管29内にあり、それらの間に切断刃がむき出しの端部27を上方に向けて、かつスロット付切断管25のスロットを通るスロット付切断管25に沿って上下にスライド26することができる。カッタは、ケーブル31を介してカッタ及びビレットロッドアセンブリに取り付けられるスロット付切断管の上部で、こぶ付ノブ30を上方に引き上げることによりスロット付カッタ管に沿って上げられる。伸ばしたラップフィルムをカッタ管のスロット25に対して平坦に配置して、カッタの刃27はスロットに沿って上昇し、このようにしてラップフィルム32を切断する。
カッタのラップされた物品側にあるフィルムは落ちるか、あるいはパレットの物品周りにラップされたフィルムに押しつけて付着し、かつカッタのラップロール側にあるフィルム端部はその周りでフィルムが切り出し可動台から出る縦のローラ33と、その間に短いラップフィルム36が、次に別の物品を巻き始めるとき、即座に復旧するために挟まれているつまみ点35を作成するために、台上のローラと圧接するゴム34の組み込まれた小片との間に保持される。
装置の3つのフレーム管の正面中央4及び右5に設定される正方形のRHS装置フレーム管に沿って配置される。
吊り上げケーブル6は、第1、又は最も近い高さ制御ハンドル3.1に取り付けられ、かつ製造中、組み込まれるフック8を介してフレーム上に固定される第1のプーリ7上、及び上方で装着される。ケーブルは次いで、製造中、フレームクロス管11上に組み込まれる一対のプーリフック10の一方に固定される、即ち、一対のプーリフック10直下の切り出し可動台1の上部に提供された左点13の実質的に上部である第2のプーリ9に向かって水平にガイドされる。
ケーブルは次いで装置の切り出し可動台1の上部の吊り上げ点13に固定される第3のプーリ12へと下方に向けられ、かつ通され、そこから次いで、製造中、装置フレームクロス管11上に取り付けられる一対のフック10に固定される一対のプーリの他方である第4のプーリ14へと上方に向けられ、かつ通される。
吊り上げケーブル6は第4のプーリ14から通され、装置の3つのフレーム管の正面中央のフレーム管19を装置の主クロス管11に取り付ける、より短い前方を向くクロス管18下の、製造中に組み込まれるフック17に固定される第5のプーリ15に向かって横切る。
ケーブルは第5のプーリ15から第2のプーリへと下方に導かれ、正面中央のフレーム管19に沿って取り付けられる最も高い制御ハンドル3.2へと進む。
双方の高さ制御ハンドル3.1及び3.2は、台1の釣り合いのとれた吊り上げ点13に取り付けられる切り出し可動台中央プーリ12の何れかの側の吊り上げケーブル6を上げ下げする。ケーブルが高さ調節ハンドル3.1及び3.2の何れかで引き下げられると、このプーリ周りを折り返され、切り出し可動台を持ち上げ、プーリを半分の速度=50%で加え、何れかのハンドルは下方に引っ張られ=100%、従って、片手で下方に引っ張る作動力により、何れかの高さの制御ハンドルで実現される場合、切り出し可動台の重さとラップロールフィルムとが半分の重さである2:1の割合で、典型的な滑車装置の操作を介する。
好適な実施例において、切り出し可動台を持ち上げる高さ制御ハンドルを接続するために選択されるケーブルは、損傷のないプラスチックコートされたタイプであり、触れるには安全であり、かつ切り出し可動台及び完全なラップロールの重さを吊すには十分な大きさである。
【請求項2】
操作可能なインターフェイスが、力の弱い、力の強い、背の低い又は背の高いオペレータよる使用が容易となるように大きく又は小さくできることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項3】
半時計回りのラッピング方向で左利き又は右利きのオペレータにより制御可能であり、かつ時計回りのラッピング方向で操作される鏡像で組み立てることも可能であることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項4】
重量制御、強度、剛性、経済性及び経済的な製造考慮のための大きく、弱く、大きな又は小さな材料の代替物で作成可能であることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項5】
角度調節可能な好適な機械的な指標を介して任意の角度で切り出すために調節される切り出し可動台を有しうることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項6】
意図される実用性によってのみ限定される任意の高さでありうることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項7】
機能のすべてを実施するための受動的な機構を用い、かつ重力の影響を支持したり、又は妨害したり、あるいは任意の操作部品又はインターフェイスを係合したり、権限を与えたり、リセットしたりするために多くの代替物のいくつかとして、バネ、ガスストラット、カウンターバランス、モータ、ベルト、シャフト又はスクリュー、運動伝達もまた用いることができることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項8】
巻かれる物品と接触し、かつ周りを介してラップフィルムに張りを与えるためにオペレータにより制御された、てこの作用を用いることができ、かつ巻かれる物体に触れることなくその機能のすべてを実施可能であることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項9】
属性が、任意のフォークリフトにより吊り上げられ、移送され、かつ操作されるリフトの歯のための好適なソケットを有するベースに取り付けられうることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項10】
属性が、通常はその上に固定される移動式ベース以外のその後の装置により配置、又は旋回させたりすることにより固定されうることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項11】
後部から前方に歩行するよう意図され、かつラップ用フィルムを切り出すために後方に引っ張られることも可能であることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項12】
もたらされたラッピング結果が学びうるものであり、何れかの手を用いて、何れかの性別により実施されうる4又はそれより少ない操作可能なインターフェイスの使用により達成される大抵の代替物と比較可能な標準の反復可能なプロセスであることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項13】
酸化に対抗するために処理可能であり、かつ美容の好みの任意の色又はブランド関連でもありうることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項14】
オペレータ及び巻かれる物体が損害や損傷を受けず、その周り及びその上に複数のバッファを有しうることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項15】
最低及び最高の調整間の任意の高さでフィルムを切り出すことができ、かつ調整の便宜性のためにマークされたいくつかの予め設定された高さ位置を有しうることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項16】
溶接された構造をボルトで締めることができ、ボルトで締められた構造を溶接でき、固く取り付けられた構造をヒンジ又は柔軟に取り付けることができ、単一の長さで分離することができ、又は組み付けの便宜のための折りたためる長さ、輸送又は保管中は容量を減少、及び経済的な製造の考慮を特徴とする請求項1による装置。
【請求項17】
これらの機能を実現するために、操作可能な要素を互いに接続するために、吊り上げ及びカッタケーブルが、任意の糸、ロープ、チェーン、ロッド又は好適な接続であることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項18】
操作可能な機能、分離されるインターフェイスが組み込まれ、かつ組み込まれるインターフェイスが、使用の各々のために、又は経済的な製造考慮のために分離されることを特徴とする請求項1による装置。
【請求項19】
オペレータによりかけられた効果をもたらす力を掛けたり、割ったりするために、プーリの上及び周りにガイドされるケーブル又は適用可能なより糸を用いることを特徴とする請求項1による装置。


【図1】
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【図2−1】
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【図2−2】
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【図2−3】
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【図2−4】
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【図2−5】
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【図2−6】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図9−1】
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【図9−2】
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【図9−3】
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【図9−4】
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【図10】
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【公表番号】特表2012−526018(P2012−526018A)
【公表日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−508857(P2012−508857)
【出願日】平成22年5月7日(2010.5.7)
【国際出願番号】PCT/AU2010/000555
【国際公開番号】WO2010/127412
【国際公開日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【出願人】(507121666)
【Fターム(参考)】