説明

剰余値を用いたゲームの遊戯方法およびその装置

本発明は、剰余値の数字についての予想がなされるゲームの遊戯方法に関する。プレーヤに与えられる複数のゲームピースから合計ポイント値が決定される。剰余値の数字は、予め定められた除数で前記合計ポイント値を除算することによって決定される。前記剰余値の数字は、予想された剰余値の数字と比較される。剰余値の数字が予想された剰余値の数字と同じであれば、そのプレーヤが勝利する。一の実施形態において、ゲームの進行にしたがって決定される最後まで残った剰余値の予想、最後まで残った剰余値を得るために使用された合計ポイント値の値または当該値の範囲の予想、または最後まで残った剰余値が決定される前に、一のプレーヤに事後的に与えられるゲームピースの数の値の予想に対して特別の賭数を設定することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
1.技術分野
本発明は、複数のゲームピースについての合計値を除数によって除算した剰余として値の数字が決定され、その値の数字を、当該値の数字の事前の予想と照合するゲームに関するものである。
【背景技術】
【0002】
2.関連技術の説明
カードのポイント値を用いた様々なカードゲームが知られている。ブラックジャックのようなゲームにおいては、プレーヤが追加カードの配られる機会を得た後に、持ち札の値を決定するために、プレーヤの各持ち札のポイント値が合計される。その持ち札をディーラの持ち札に対して比べるといったように、異なる持ち札同士が比較されて、勝利側の持ち札を決定する。
【0003】
米国特許5,632,486号は、カードの数字についての減算技術を用いたカードゲームのゲームの遊戯方法を開示しており、そこでは、遊戯するトランプの組における複数のカードが、数値で表されたポイント値を割り当てられている。一組40枚のカードを確立するために、8、9、および10の各カードは、標準的なトランプ一組から除かれる。各数字が付されたカードは、そのポイント値を割り当てられる。エースのカードは、1の値を割り当てられる。各絵札のカードは、0の値を割り当てられる。2枚のカードがそれぞれのプレーヤに初めに配られるとともに、各プレーヤは、3枚目のカードを受ける機会をもつ。もし、3枚目のカードが配られるならば、複数のカードのうちの一枚が破棄される。そして、持ち札が比較されて、持ち札である2枚のカードの間のポイント値の差分が0に最も近い持ち札として勝者側の持ち札が決定される。
【0004】
乗算および除算概念を用いた他のゲームは公知である。米国特許6,341,779号は、数学的なカードとサイコロに関するゲームを開示している。トランプの組におけるカードは、数字の値を有する複数のカードと非数字の値を有する複数のカードとを含む。数字の値を有しないカードは、数字の値を割り当てられている。プレーヤのチームにおいて、そのプレーヤはサイコロを転がす。プレーヤの持ち札のうち1枚以上のカードの値に等しい値をもたらすように、サイコロ上の数との数学的関係を作ることによって、カードがプレーヤの持ち札から削除される。
【0005】
遊戯しやすい簡単な数理概念を用いたカードゲームを提供し、さらに高いプレーヤの興味をもたらすことが望まれている。
【発明の開示】
【0006】
発明の概要
本発明は、剰余値の数字についての予想がなされるゲームの遊戯方法に関する。プレーヤに与えられる複数のゲームピースから合計ポイント値が決定される。剰余値の数字は、予め定められた除数で前記合計ポイント値を除算することによって決定される。前記剰余値の数字は、予想された剰余値の数字と比較される。剰余値の数字が予想された剰余値の数字と同じであれば、そのプレーヤが勝利する。一の実施形態においては、剰余値の数の予想に対して一または複数の賭数を設定することができる。配当は、前記決定された剰余値と一致した予想剰余値上に設定された賭数を有する勝者に与えることができる。
【0007】
一の実施形態において、ゲームの進行にしたがって決定される最後まで残った剰余値の予想、最後まで残った剰余値を得るために使用された合計ポイント値の値または当該値の範囲の予想、または最後まで残った剰余値が決定される前に、一のプレーヤに事後的に与えられるゲームピースの数の値の予想に対して特別の賭数を設定することができる。
【0008】
本発明は、添付図面を参照することによって、さらに十分に説明される。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の技術にしたがう剰余値を用いるカードゲームの遊戯方法のフローチャートである。
【0009】
図2は、本発明のゲームに使用可能な装置の概略図である。
【0010】
図3は、剰余値を用いるカードゲームの遊戯方法のフローチャートである。
【0011】
図4は、本発明のゲームに使用可能な装置の概略図である。
【0012】
図5は、剰余値を決定するために使用される装置の概略図である。
詳細な説明
本発明の好ましい実施形態についてより詳細に申し述べることとし、その一例は、添付図面において説明される。可能な場合には、同じ参照番号が、同様の部分を参照するために図面および説明を通じて使用される。
【0013】
図1は、剰余値10を用いるカードゲームの遊戯方法のフローチャートである。ブロック12において、ポイント値はゲームピースに割り当てられる。一実施形態では、52枚のトランプ一組または複数組のカードがゲームピースとして使用される。カードの種類ごとに、ポイントが割り当てられている。一の実施形態では、2乃至9の数字のカードは、それらのカード面上に示されているのと同じ数字のポイント値を割り当てられている。すなわち、いずれのスート(クラブ、ダイヤ、ハート、スペード)の2のカードには、2のポイント値が割り当てられており、いずれのスートの3のカードには、3のポイント値が割り当てられており、いずれのスートの4のカードには、4のポイント値が割り当てられており、いずれのスートの5のカードには、5のポイント値が割り当てられており、いずれのスートの6のカードには、6のポイント値が割り当てられており、いずれのスートの7のカードには、7のポイント値が割り当てられており、いずれのスートの8のカードには、8のポイント値が割り当てられており、いずれのスートの9のカードには、9のポイント値が割り当てられている。いずれのスートのエースのカードには、1のポイント値が割り当てられている。いずれのスートでも、ジャック札、クリーン札、キング札のような絵札のカードのいずれには、10のポイント値が割り当てられている。これと異なり、たとえば、各ジャック札には11が割り当てられて、各クリーン札には12が割り当てられて、各キング札には13が割り当てられるといったように、いずれのスートでも、各絵札のカードのそれぞれには、異なるポイント値が割り当てられていてもよい。
【0014】
他の実施形態において、麻雀牌をゲームピースとして使用することができる。複数の麻雀牌がプレーヤに配られる。麻雀牌のそれぞれは、その麻雀牌の面上の値と同じポイント値を割り当てられている。
【0015】
これと異なり、ゲームピースは、一または複数のドミノやサイコロであってもよい。ゲームピースに割り当てられるポイント値は、それらゲームピース上の対応する目の数や数字により決定される。一の実施形態では、予め定められた数のサイコロが各プレーヤのために転がされる。たとえば、サイコロの数は、2〜6個とすることができる。
【0016】
ブロック14において除数が選択される。たとえば、除数は、2、3、4、または5とすることができる。
【0017】
ブロック16において、剰余値の数字の予想が決定される。剰余値の数字は、0と、前記選択された除数よりも1小さい値との間の値とすることができる。たとえば、予想の値は、0、1、2、3、または4とすることができる。
【0018】
ブロック18において、プレーヤに与えられた複数のゲームピースについての合計ポイント値が決定される。一の実施形態では、いくつかのカードが各プレーヤに配られる。たとえば、そのカードの枚数は、3、4、および5枚とすることができる。その配られた複数のカードの合計ポイント値が決定される。たとえば、3枚のカードが配られて、それらが4、7、および10ならば、合計ポイント値は、21である。複数の麻雀牌についてポイント値の合計ポイント値が決定される。あるいは、転がされた複数のサイコロまたは配られたドミノのすべての上面について合計ポイント値が決定される。
【0019】
ブロック20において、剰余値の数字を決定するために、除数によって前記合計ポイント値を除算する。除数によって前記合計ポイント値が割り切れた場合には、剰余は0である。除数によって前記合計ポイント値が割り切れなかった場合には、剰余は0より大きい値となる。たとえば、除数が4であれば、剰余は、0、1、2、または3になりうる。合計ポイント値が21となる上記の例の場合、除数が4に選択されたならば、剰余は、1 (21/4)となる。
【0020】
ブロック22において、決定された剰余値の数字は、剰余値の数字の予想と比較される。決定された剰余値の数字が、剰余値の数字の予想と一致した場合、そのプレーヤが勝者となる。
【0021】
プレーヤにゲームピースが配られるよりも前に、剰余値の数字の予想に対して賭数を設定することができる。一の実施形態では、ゲーム装置30は、ボード31を含んでいる。ベッティングボード31は、ゲーム・テーブルでありうる。ベッティングボード31は、複数の部分32a〜32dに分割されている。部分32の個数は、とり得る剰余値の個数に対応することが望ましい。各部分32a〜32dは、剰余値の数字の予想に対応している。たとえば、部分32aは、1という予想に対応し、部分32bは、2という予想に対応し、部分32cは、3に対応し、部分32dは、4に対応する。プレーヤは、剰余値の予想に対応する一または複数の部分32a〜32dに対して、いずれかの量の賭数を設定する。除数は、ディーラまたはプレーヤによって選択され、あるいは、主催者によって予め選択される。複数のゲームピースは、ディーラ・ステーションにおいて、一または複数のプレーヤに配られる。剰余値の数字は、配られた持ち札のゲームピースについての合計ポイント値を除数によって除算することによって決定される。決定された剰余値の数字に一致する剰余値の予想に対応する部分32a〜32dに賭数が設定されていれば、プレーヤはその賭けに勝利する。
【0022】
図3は、剰余値40を用いたカードゲームの遊戯方法のフローチャートである。上述した12乃至22のブロックの後に実行されて、ブロック42において、決定された剰余値の数字が記録(マーク)される。ブロック44において、ゲームピースがプレーヤに事後的に与えられた後に、第2の合計ポイント値が決定される。ブロック46において、決定された剰余値の数字が、記録されずに残っている決定された剰余値の数字と比較される。ブロック48において、とり得る剰余値が一つだけ残っているか否かが判断される。複数のとり得る剰余値が残っている場合には、剰余値が記録され、ブロック42乃至48が繰り返される。他にとり得る剰余値が残っていない場合には、その最後に決定された剰余値が勝利者とされる。
【0023】
図4は、方法10および方法40で使用することができるベッティングボード51を含むゲーム装置である。最後まで記録されずに残った剰余値に対応する一または複数の部分52a〜52dに対して、いずれかの量の特別な賭数を設定することができる。また、とり得る剰余値が一つだけ残るようになる前に、一のプレーヤに配られる付加的なカードの枚数に対応する一または複数の部分53a〜53nに対して、いずれかの量の特別な賭数を設定することができる。たとえば、nは10枚のカードとすることができる。あるいは、最後に決定された剰余値を得るために用いられた合計ポイント値の数字または値の範囲に対応する一または複数の部分54a〜54nに対して、いずれかの量の特別な賭数を設定することができる。
【0024】
一の実施形態では、図5に示されるように、複数の値に関するグリッド60が、剰余値、および、どの剰余のとり得る予想が残っているかを決定するために使用される。この例では、グリッド60は、除数が4の場合に使用される剰余に関する。グリッド60のうち複数の列62a〜62lは、配られた複数のゲームピースについてのとり得る合計ポイント値を含んでいる。列63は、とり得る剰余値を表している。合計ポイント値についての列62a〜62lがマークされて、各剰余の決定の後に、列63の剰余値がマークされる。たとえば、決定された剰余値に対応して、列63における複数の行64a〜64dのうちの一つにチップを配置し、剰余値を決定するために使われた複数のゲームピースについての合計ポイント値に対応して、列62a〜62lのうちの一つにおける複数の行64a〜64dのうちの一つにチップを配置することによってなされる。たとえば、合計ポイント値が8である複数のゲームピースがプレーヤに配られる場合、その8である合計値は、列62bで行64bに位置しており、0の剰余値を有する列63および行64bに対応することが示される。列62bおよび行64bの合計ポイント値をマークすることができ、列63および行64bの剰余値をマークすることができる。そして、ゲームピースについての合計数の他の値が決定され、列63において、ただ一つの剰余値が残る状態となるまで、剰余値がマークされる。
【0025】
一の実施形態においては、タッチ型の表示部に、一または複数の部分32a〜32n、34a〜34n、52a〜52n、53a〜53n、54a〜54n、およびグリッド60が形成され、電気的に表示される。
【0026】
剰余値の予想を当てて勝利すると、そのプレーヤに予め定められた配当がもたらされる。たとえば、配当は、賭数と同じとすることもでき、たとえば、3対1の配当率で支払うといったように、賭数よりも多くすることもできる。一の実施形態では、配当は、少なくとも部分的には、予想された剰余値の確率に基づいてなされる。一の実施形態では、ゲームに勝利した際の配当率は、主催者側の賛同を得てなされる。たとえば、主催者側すなわちカジノがゲームを主催することによる収益を得ることを許容するために、勝利したプレーヤは、賭数についての実際の配当率よりも少ない配当を受けるようにもできる。
【0027】
他の実施形態において、主催者は、すべての勝利したプレーヤに対して、たとえば勝利した分の5%の手数料を受け取ることができる。他の実施形態において、剰余値の数字を当てた場合であっても、特定の合計ポイント値の場合には、配当が支払われないようにすることもできる。
【0028】
一の実施形態において、各プレーヤには、複数のゲームピースが配られる。これと異なり、複数のゲームピースからなる一組の持ち札のみが配られて、一または複数のプレーヤが、その配られた複数のゲームピースからなる一組の持ち札に対して賭けることもできる。
【0029】
一の実施形態では、ゲームは、カジノで行なわれる。しかしながら、このゲームは、映像表示部上で行なわれてもよく、インターネットを通じて行なわれてもよい。
【0030】
上述した実施形態は、本発明の原理の応用を示すことができるように、多くの可能な特定の実施形態のうちのいくつかについて図示したものと理解されなければならず、多くの異なる他の変形が、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、これらの原理にしたがって、当業者によって案出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の技術にしたがう剰余値を用いるカードゲームの遊戯方法のフローチャートである。
【図2】本発明のゲームに使用可能な装置の概略図である。
【図3】剰余値を用いるカードゲームの遊戯方法のフローチャートである。
【図4】本発明のゲームに使用可能な装置の概略図である。
【図5】剰余値を決定するために使用される装置の概略図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
剰余値の数字を予想するステップと、
一のプレーヤに与えられたゲームピースについての合計ポイント値を決定するステップと、
予め定められた除数によって前記合計ポイント値を除算して剰余値の数字を決定するステップと、
前記決定された剰余値の数字を剰余値の数字の前記予想と比較するステップと、を有するゲームの遊戯方法。
【請求項2】
前記ゲームピースは、52枚のトランプ一組または複数組のカードであり、各種類のカードは、ポイント値を割り当てられており、前記合計ポイント値は、割り当てられたポイント値の合計である請求項1の方法。
【請求項3】
前記トランプの組において2乃至9の数字のカードに割り当てられたポイント値は、それぞれの数字のカードの値である請求項2の方法。
【請求項4】
前記トランプの組においてそれぞれの絵札のカードに割り当てられたポイント値は、10の値である請求項2の方法。
【請求項5】
前記トランプの組においてそれぞれの絵札のカードに割り当てられたポイント値は、ジャック札が11の値であり、クイーン札が12の値であり、キング札が13の値である請求項2の方法。
【請求項6】
前記トランプの組においてそれぞれのエースのカードに割り当てられたポイント値は、1の値である請求項2の方法。
【請求項7】
前記ゲームピースは、一または複数のサイコロであり、サイコロの各面は、目に等しいポイント値を割り当てられており、前記合計ポイント値は、一または複数のサイコロのそれぞれの上側面に割り当てられたポイント値の合計である請求項1の方法。
【請求項8】
前記ゲームピースは、一または複数の麻雀牌であり、麻雀牌の各種類は、当該麻雀牌上のシンボルから決定されるポイント値を割り当てられており、前記合計ポイント値は、割り当てられたポイント値の合計である請求項1の方法。
【請求項9】
前記ゲームピースは、一または複数のドミノであり、ドミノの各面は、目に等しいポイント値を割り当てられており、前記合計ポイント値は、一または複数のドミノのそれぞれの上側面に割り当てられたポイント値の合計である請求項1の方法。
【請求項10】
前記ゲームは、カジノで行なわれる請求項1の方法。
【請求項11】
前記ゲームは、映像装置上で行なわれる請求項1の方法。
【請求項12】
前記ゲームは、インターネットを通じて行なわれる請求項1の方法。
【請求項13】
前記剰余値の数字の予想に対して、一または複数の賭数が設定され、決定された剰余値の数字が、剰余値の数字の前記予想と同じであるときに、配当がなされる請求項1の方法。
【請求項14】
前記配当は、少なくとも部分的には、予想された剰余値を得る確率に基づくものである請求項13の方法。
【請求項15】
前記配当は、前記賭数の量に等しい請求項13の方法。
【請求項16】
前記配当は、前記賭数の量よりも多い請求項13の方法。
【請求項17】
剰余値についての予想ごとに一または複数の賭数を受け付けるように構成された一または複数のベッティング部によって定義された遊戯領域と、
一のプレーヤに与えられた複数のゲームピースについての合計ポイント値を予め定められた除数で除算して決定される剰余値と、
複数のゲームピースを受け付けるように構成された一または複数の領域を有するディーラ・ステーションと、を有するカードゲームを提供する装置。
【請求項18】
前記ベッティング領域および前記ディーラ・ステーションは、ゲーム・テーブル上に配置されている請求項17の装置。
【請求項19】
前記ゲームは、カジノで行なわれる請求項18の装置。
【請求項20】
前記ゲームは、映像装置上で行なわれる請求項18の装置。
【請求項21】
前記ゲームは、インターネットを通じて行なわれる請求項18の装置。
【請求項22】
さらに、
a)前記決定された剰余値の数字を記録するステップと、
b)プレーヤに事後的に与えられたゲームピースについて従前の前記合計ポイント値に合算して第2の合計ポイント値を決定するステップと、
c)前記予め定められた除数によって前記第2の合計ポイント値を除算して、第2の剰余値の数字を決定するステップと、
d)前記決定された第2の剰余値の数字を、記録されずに残っている剰余値と比較するステップと、
一つだけ記録されずに残った剰余値が決定されるまで、上記a)乃至d)のステップを繰り返すステップと、を有する請求項1の方法。
【請求項23】
前記ゲームピースは、52枚のトランプ一組または複数組のカードであり、各種類のカードは、ポイント値を割り当てられており、前記合計ポイント値は、割り当てられたポイント値の合計である請求項22の方法。
【請求項24】
前記ゲームピースは、一または複数のサイコロであり、サイコロの各面は、目に等しいポイント値を割り当てられており、前記合計ポイント値は、一または複数のサイコロのそれぞれの上側面に割り当てられたポイント値の合計である請求項22の方法。
【請求項25】
前記ゲームピースは、一または複数の麻雀牌であり、麻雀牌の各種類は、当該麻雀牌上のシンボルから決定されるポイント値を割り当てられており、前記合計ポイント値は、割り当てられたポイント値の合計である請求項22の方法。
【請求項26】
前記ゲームピースは、一または複数のドミノであり、ドミノの各面は、目に等しいポイント値を割り当てられており、前記合計ポイント値は、一または複数のドミノのそれぞれの上側面に割り当てられたポイント値の合計である請求項22の方法。
【請求項27】
前記a)ステップの前に、記録されずに残る剰余値についての予想に対して一または複数の賭数が設定され、記録されずに残ったと決定された余剰値が、記録されるに残る余剰値の予想と同じであるときに、配当がなされる請求項22の方法。
【請求項28】
記録されずに一つ残った剰余値が決定される前に、一のプレーヤに事後的に与えられるゲームピースの数の値についての予想に対して一または複数の賭数が設定される請求項22の方法。
【請求項29】
一つだけ記録されずに残った剰余値が決定されたときに、使われる前記第2の合計ポイント値に対応する数値または当該数値の範囲についての予想に対して一または複数の賭数が設定される請求項22の方法。
【請求項30】
前記ゲームは、カジノで行なわれる請求項22の装置。
【請求項31】
前記ゲームは、映像装置上で行なわれる請求項22の装置。
【請求項32】
前記ゲームは、インターネットを通じて行なわれる請求項22の装置。
【請求項33】
配当は、少なくとも部分的には、前記予想された剰余値を得る確率に基づくものである請求項22の方法。
【請求項34】
配当は、前記賭数の量に等しい請求項22の方法。
【請求項35】
前記配当は、前記賭数の量よりも多い請求項22の方法。
【請求項36】
前記遊戯領域は、さらに、記録されずに残る剰余値の予想について賭数を受け付けるために構成された一または複数のベッティング部を有する請求項17の装置。
【請求項37】
前記遊戯領域は、さらに、記録されずに残る剰余値が決定される前に、一のプレーヤに事後的に与えられるゲームピースの数の値について賭数を受け付けるために構成された一または複数のベッティング部を有する請求項17の装置。
【請求項38】
前記遊戯領域は、さらに、一つだけ記録されずに残った剰余値が決定されたときに使われる第2の合計ポイント値に対応する数値または当該数値の範囲についての予想に対して一または複数の賭数を受け付けるために構成された一または複数のベッティング部を有する請求項17の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2008−510514(P2008−510514A)
【公表日】平成20年4月10日(2008.4.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−527935(P2007−527935)
【出願日】平成17年8月16日(2005.8.16)
【国際出願番号】PCT/US2005/029074
【国際公開番号】WO2006/023478
【国際公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【出願人】(507053884)
【Fターム(参考)】