説明

加速度計付カ−トン

【課題】 簡易な構成で、製品の運送中に所定の衝撃が加わったことを検知することが可能な加速度計付カ−トンを提供する。
【解決手段】 4つの樹脂製のテ−プ上の切断部材32a〜32dが形成されたシ−ト部材35が、カ−トン20の側板21に形成された窓部21aを被覆するように、側板21の裏面側に貼付されているとともに、所定の重量の錘31の上側、右側、下側および左側に、それぞれ切断部材32a〜32dに取り付けられることにより、錘31が上下左右方向に支持されている。そして、カ−トン20に衝撃が加わったときには、同衝撃の方向に対応する切断部材が切断されて、錘が支持されている位置から離脱する様子を窓部21aを介して視認することができるため、カ−トンに衝撃が加わったことを一目で認識することが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被梱包物に過大な衝撃が加わったことを検知する加速度計が取り付けられた加速度計付カ−トンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、被梱包物が梱包されたカ−トンに衝撃が加わったことを検知するための加速度計が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。被梱包物が精密機器等の衝撃に弱いものである場合には、荷扱いに特に注意が必要であるため、このような加速度計がカ−トン毎に取り付けられていることが多い。
【特許文献1】特開2001−133472号公報
【特許文献2】特開2000−193678号公報
【特許文献3】特開平10−115632号公報
【特許文献4】実開平7−14380号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1、2に記載の加速度計では、衝撃を検知するための電気的に作動するセンサを具備する構成となっており、また、特許文献3、4に記載の加速度計については、上述した電気的に作動するセンサは具備していないものの、加速度計を構成する部品が多く、また、構成も複雑である。そのため、製品の出荷の際、特許文献1〜4に記載の加速度計を、カ−トン毎に設置するとコスト高となってしまうという問題がある。
【0004】
本発明は、かかる実情に鑑み、簡易な構成で、製品の運送中に所定の衝撃が加わったことを検知することが可能な加速度計付カ−トンを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、請求項2にかかる発明は、被梱包物を梱包するカ−トンと、同カ−トンに取り付けられた加速度計とからなる加速度計付カ−トンにおいて、
上記加速度計は、所定の力が加わることにより切断される切断部材が、所定の重量の錘に取り付けられて同錘を支持してなり、
上記切断部材が切断されて、上記錘が支持されていた位置から離脱することにより、上記カ−トンに所定の衝撃が加わったことを報知する構成としてある。
【0006】
上記のように構成した請求項2において、加速度計付カ−トンは、被梱包物を梱包するカ−トンと、同カ−トンに取り付けられた加速度計とからなる。また、上記加速度計は、所定の力が加わることにより切断される切断部材が、所定の重量の錘に取り付けられた同錘を支持する構成となっている。
【0007】
さらに、上記加速度計は、切断部材が切断されて、上記錘が支持されていた位置から離脱することにより、上記カ−トンに所定の衝撃が加わったことを報知するように構成されている。すなわち、請求項2の発明にかかる加速度計は、錘と、所定の力で切断される樹脂製のテ−プ等からなる切断部材とからなり、同切断部材により錘が支持されるように取り付けられて構成されるものであり、非常に簡易な構成となっている。また、カ−トンに衝撃が加わって、上記錘を支持している切断部材が切断されると、同錘が支持されている位置から離脱するため、カ−トンに衝撃が加わったことを一目で認識することが可能となる。その結果、簡易な構成で、且つ、カ−トンに衝撃が加わったことを確実に検知することが可能な加速度計付カ−トンとすることが可能となる。
【0008】
また、請求項3にかかる発明は、上記カ−トンの側板の一部が切り抜かれて窓部を形成し、
上記切断部材は、上記窓部の面積よりも大きいシ−ト部材の略中央に形成された切欠部の周縁に、同シ−ト部材と一体的に形成され、
上記加速度計は、上記窓部が形成されている上記側板の裏面側から、上記シ−ト部材が上記窓部を被覆するとともに、上記切断部材により支持された上記錘が上記側板の前方から視認可能となるように貼付された構成としてある。
上記のように構成した請求項3において、カ−トンに被梱包物が梱包されたままの状態で、同カ−トンの外部から窓部を介して、上記錘の状態を確認することが可能となる。また、切断部材が一体的に形成されたシ−ト部材を側板の裏側から貼付することにより加速度計をカ−トンに取り付けることができるため、加速度計付カ−トンの製造が容易となる。
【0009】
また、請求項4にかかる発明は、保護シ−トが、上記カ−トンの側板に形成された上記窓部を被覆するように、同側板の表面側に剥離可能に貼付されている構成としてある。
上記のように構成した請求項4において、保護シ−トにより、加速度計を保護することができ、同加速度計に他のカ−トン等が接触して保持されている錘が離脱してしまったりすることを防止することが可能となる。
【0010】
また、請求項5にかかる発明は、上記保護シ−トが、非透光性である構成としてある。
上記のように構成した請求項5において、カ−トンの外部から加速度計を視認不可能とすることができるため、同加速度計が不正に取り扱われることを防止することが可能となる。
【0011】
また、請求項6にかかる発明は、上記切断部材が、2つ備えられており、
上記錘の上部と外部とを支持するように取り付けられている構成としてある。
上記のように構成した請求項6において、錘の上部と下部が支持されているため、カ−トンの落下の際の衝撃に対する感度を有する加速度計とすることが可能となる。
【0012】
また、請求項7にかかる発明は、上記切断部材が4つ備えられており、
上記錘の上部、下部および左右両側部を支持するように取り付けられている構成としてある。
上記のように構成した請求項7において、カ−トンの落下際の衝撃のみならず、水平方向の衝撃に対しても感度を有する加速度計とすることが可能となる。
【0013】
また、請求項8にかかる発明は、上記カ−トンが、テレビジョン受像機を梱包するカ−トンである構成としてある。
上記のように構成した請求項8において、テレビジョン受像機が梱包されたカ−トンに衝撃が加わったことを検知することが可能となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の請求項2にかかる発明では、簡易な構成で、且つ、カ−トンに衝撃が加わったことを確実に検知することが可能な加速度計付カ−トンとすることが可能となる。
請求項3にかかる発明では、カ−トンの外部から窓部を介して錘の状態を確認することが可能となり、また、加速度計付カ−トンの製造が容易となる。
請求項4にかかる発明では、保護シ−トにより加速度計を保護することが可能となる。
請求項5にかかる発明では、同加速度計が不正に取り扱われることを防止することが可能となる。
請求項6にかかる発明では、カ−トンの落下の際の衝撃に対する感度を有する加速度計とすることが可能となる。
請求項7にかかる発明では、カ−トンの落下際の衝撃のみならず、水平方向の衝撃に対しても感度を有する加速度計とすることが可能となる。
請求項8にかかる発明では、テレビジョン受像機が梱包されたカ−トンに衝撃が加わったことを検知することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)第1実施形態:
(2)第2実施形態:
(3)各種変形例:
(4)まとめ:
【0016】
(1)第1実施形態:
図1は、本発明の第1実施形態にかかる加速度計付カ−トンの概略構成図である。第1実施形態にかかる加速度計付カ−トン10は、ブラウン管を具備するテレビジョン受像機11を梱包するためのものである。テレビジョン受像機11の上側の4角には、発泡スチロ−ル等からなる上部緩衝材12〜15がそれぞれ取り付けられ、また、テレビジョン受像機11の下側の4角には、下部緩衝材16〜19がそれぞれ取り付けられた状態でカ−トン20に梱包される。これにより、カ−トン20の運搬中におけるテレビジョン受像機11の位置が固定される。また、カ−トン20の側板21の一部が切り抜かれて窓部21aが形成されており、この窓部21aに加速度計30が取り付けられている。
【0017】
図2は、図1に示したカ−トン20の側板21における加速度計30の近傍を示す拡大正面図であり、図3は、図2のA−A線断面図である。図2、図3に示すように、加速度計30は、略矩形状の樹脂製のフィルムからなるシ−ト部材35を具備しており、このシ−ト部材35は、側板21に形成された窓部21aを被覆するように、側板21の裏面側に貼付されている。なお、図3において、右側が側板21の裏側となり、左側が側板21の表面側(すなわち、カ−トン20の外側)となる。シ−ト部材35には、中央部分に矩形状の切欠部35aが形成されており、切欠部35aの周縁部の上側、右側、下側および左側には、それぞれ、テ−プ状の切断部材32a〜32dが形成されている。切断部材32a〜32dは、それぞれシ−ト部材35と同一の材質からなるものである。すなわち、切断部材32a〜32dを含むシ−ト部材35は、一体的に成形することが可能である。また、切断部材32a〜32dの各々は、テ−プ幅が一部幅狭な切断部33a〜33dとなっており、切断部材32a〜32dに所定の力が加わったときには、切断部33a〜33dから切断される。
【0018】
切断部材32a〜32dは、略矩形板形状で、所定の重量を有する錘31の上側、右側、下側および左側にそれぞれ取り付けられている。具体的には、例えば、切断部材32aについては、錘31の上部に形成された半円弧形状の止め具34aに切断部材32aの端部を挿通させて折り返し、同端部と切断部材32aの中腹部とを熱圧着することにより、切断部材と錘31aとが固定されている。なお、切断部材32b〜32dについても、切断部材32aと同様の方法にて錘31に取り付けられている。このように錘31の上側、右側、下側および左側の4箇所にそれぞれ切断部材32a〜32dを取り付けることにより、錘31が上下左右方向に支持されることになる。なお、第1実施形態では、樹脂製の切断部材を熱圧着することにより錘31に固定させる場合について説明したが、これに限定されず、例えば、止め具34に切断部材32を挿通させて結んで固定してもよい。
【0019】
図2、図3に示した状態では、錘31は、上下左右方向に支持されており、その位置が固定されているのであるが、カ−トン20に所定の衝撃が加わると、錘31にも衝撃が加わり、切断部材32a〜32dのいずれかが切断部33から切断される。例えば、カ−トン20が底板を下にして落下した場合には、錘31には、下方向に力が加わることとなる。その結果、図4に示すように、錘31の上側に取り付けられた切断部材32aが切断部33から切断されて、錘31が支持されていた位置から離脱することとなる。錘31が離脱している様子は、側板21に形成された窓部21aを介して視認することができるため、カ−トン20に下方向の衝撃が加わったことを一目で認識することが可能となる。
【0020】
なお、図4には示していないが、カ−トン20の上面側を下にして落下した場合には、切断部材32cが切断されることとなり、また、図4において、錘31の右側(切断部材32b側)の側板を下にして落下した場合には、切断部材32dが切断される。すなわち、4つの切断部材のなかのどの切断部材が切断されたかによって、カ−トン20のどの方向に衝撃が加わったかを知ることができるのである。
【0021】
(2)第2実施形態:
第2実施形態では、カ−トン20に取り付けられた加速度計30を保護する非透光性の保護シ−トが設けられている場合について説明する。上述した第1実施形態では、加速度計30を構成する錘31や、切断部材32a〜32dが、側板21の窓部21aから外部に露出しているため、露出部分に他のカ−トンが外側から接触したり、また、加速度計30が不正に取り扱われてしまうおそれがあり、これを防止するために保護シ−トを設けるのである。
【0022】
図5は、加速度計30を保護する保護シ−トが側板21の表面側に設けられている様子を示す図である。同図において、側板21の表面側であって、側板21の窓部21aを含む領域に、保護シ−ト60が貼付されている。この保護シ−ト60の全体には、着色が施されており、裏面側に設置された加速度計30が視認不可能となっている。また、この保護シ−ト60は、剥離可能なように貼付されており、図6に示すように、保護シ−ト60を剥離させることにより、加速度計30における錘31の状態を視認することが可能となっている。
【0023】
(3)各種変形例
上述した実施形態においては、錘の上下左右の4箇所に切断部材が取り付けられている場合について説明したが、本発明においては、錘を支持するための切断部材が設けられる数は限定されるものではなく、また、切断部材が取り付けられる位置についても特に限定されるものではない。例えば、錘の上側と下側との2箇所に切断部材を取り付けることとしてもよい。
【0024】
また、上述した実施形態においては、テ−プ状の樹脂製の切断部材の一部を幅狭にして、その部分が切断されるように構成されているが、本発明においては、例えば、樹脂製の切断部材の幅方向にミシン目を入れるようにし、同ミシン目に沿って切断されるように構成されていてもよい。
また、上述した実施形態においては、切断部材が樹脂製である場合について説明したが、本発明において、切断部材は、所定の力が加わることにより切断されるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、紙製であってもよい。
【0025】
また、実施形態にかかる加速度計付カ−トンは1つの加速度計を具備している場合について説明したが、本発明の加速度計付カ−トンが具備する加速度計の数としては特に限定されるものではない。
【0026】
また、実施形態にかかるカ−トンは、CRTテレビジョン受像機を梱包するカ−トンである場合について説明したが、本発明のカ−トンがどの被梱包物を梱包するためのカ−トンであるかについては特に限定されるものではなく、例えば、電子レンジや、ビデオ再生装置等を梱包するカ−トンであってもよい。
【0027】
また、上述した実施形態(第2実施形態)においては、保護シ−トが側板の表面側に設けられている場合について説明したが、同保護シ−トを側板の裏面側にも設けるようにしてもよい。運送中に被梱包物がカ−トン内部を移動するようになっている場合には、同被梱包物が加速度計に衝突してしまう虞もあり、そのような場合に加速度計を保護することができるからである。
【0028】
(4)まとめ:
以上説明したように、実施形態にかかる加速度計付カ−トン10では、4つの樹脂製のテ−プ上の切断部材32a〜32dが形成されたシ−ト部材35が、カ−トン20の側板21に形成された窓部21aを被覆するように、側板21の裏面側に貼付されているとともに、所定の重量の錘31の上側、右側、下側および左側に、それぞれ切断部材32a〜32dに取り付けられることにより、錘31が上下左右方向に支持されている。そして、カ−トン20に衝撃が加わったときには、同衝撃の方向に対応する切断部材が切断されて、錘が支持されている位置から離脱する様子を窓部21aを介して視認することができるため、カ−トンに衝撃が加わったことを一目で認識することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】第1実施形態にかかる加速度計付カ−トンの概略構成図である。
【図2】図1に示した加速度計の近傍を示す拡大正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】加速度計の錘が離脱した様子を示す図である。
【図5】保護シ−トが側板の表面側に設けられている様子を示す図である。
【図6】保護シ−トが剥離された様子を示す図である。
【符号の説明】
【0030】
10…加速度計付カ−トン
11…テレビジョン受像機
20…カ−トン
21…側板
21a…窓部
30…加速度計
31…錘
32(32a〜32d)…切断部材
33(33a〜33d)…切断部
34(34a〜34d)…止め具
35…シ−ト部材
35a…切欠部
60…保護シ−ト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビジョン受像機を梱包するカ−トンと、同カ−トンに取り付けられた加速度計とからなる加速度計付カ−トンにおいて、
上記カ−トンの側板の一部が切り抜かれて窓部が形成され、
上記加速度計は、上記窓部の面積よりも大きいシ−ト部材の略中央に形成された切欠部の周縁に同シ−ト部材と一体的に形成され、所定の力が加わることにより切断されるように構成された切断部材が、所定の重量の錘の上部、下部および左右両側部に取り付けられて同錘を支持するとともに、同錘が上記側板の前方から視認可能となるように上記シ−ト部材が上記窓部を被覆するように貼付されてなり、
上記切断部材が切断されて、上記錘が支持されていた位置から離脱することにより、上記カ−トンに所定の衝撃が加わったことを報知するように構成され、
非透光性の保護シ−トが、上記カ−トンの側板に形成された上記窓部を被覆するように、同側板の表面側に剥離可能に貼付されていることを特徴とする加速度計付カ−トン。
【請求項2】
被梱包物を梱包するカ−トンと、同カ−トンに取り付けられた加速度計とからなる加速度計付カ−トンにおいて、
上記加速度計は、所定の力が加わることにより切断される切断部材が、所定の重量の錘に取り付けられて同錘を支持してなり、
上記切断部材が切断されて、上記錘が支持されていた位置から離脱することにより、上記カ−トンに所定の衝撃が加わったことを報知することを特徴とする加速度計付カ−トン。
【請求項3】
上記カ−トンの側板の一部が切り抜かれて窓部を形成し、
上記切断部材は、上記窓部の面積よりも大きいシ−ト部材の略中央に形成された切欠部の周縁に、同シ−ト部材と一体的に形成され、
上記加速度計は、上記窓部が形成されている上記側板の裏面側から、上記シ−ト部材が上記窓部を被覆するとともに、上記切断部材により支持された上記錘が上記側板の前方から視認可能となるように貼付されてなることを特徴とする請求項2に記載の加速度計付カ−トン。
【請求項4】
保護シ−トが、上記カ−トンの側板に形成された上記窓部を被覆するように、同側板の表面側に剥離可能に貼付されていることを特徴とする請求項3に記載の加速度計付カ−トン。
【請求項5】
上記保護シ−トは、非透光性であることを特徴とする請求項4に記載の加速度計付カ−トン。
【請求項6】
上記切断部材は、2つ備えられており、
上記錘の上部と下部とを支持するように取り付けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1に記載の加速度計付カ−トン。
【請求項7】
上記切断部材は、4つ備えられており、
上記錘の上部、下部および左右両側部を支持するように取り付けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1に記載の加速度計付カ−トン。
【請求項8】
上記カ−トンは、テレビジョン受像機を梱包するカ−トンであることを特徴とする請求項2〜7のいずれか1に記載の加速度計付カ−トン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−117268(P2006−117268A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−305735(P2004−305735)
【出願日】平成16年10月20日(2004.10.20)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】