説明

半導体発光素子を含むバックライト

半導体発光ダイオード64のような光源60が、ディスプレイにおける導波部として機能し得る透明部材50における第1の開口54に配置される。該透明部材は、該光源を囲む。該透明部材における第2の開口70には、光源は配置されない。幾つかの実施例においては、該第1の開口は、光を該透明部材へと向けるような形状とされる。幾つかの実施例においては、該光源の上に反射器66が配置される。該反射器は、平坦部分と成形部分68とを含む。該成形部分は、該平坦部分から該光源に向かって延在する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、透明な部材における開口に配置された光源を含む発光素子に関する。斯かる発光素子は、例えばディスプレイ用のバックライトとして利用され得る。
【背景技術】
【0002】
発光ダイオード(LED)のような半導体発光素子は、現在利用可能な最も効率的な光源のひとつである。可視スペクトルに亘って動作可能な高輝度LEDの製造において現在関心を集める物質系は、III-V族半導体、特にガリウム、アルミニウム、インジウム及び窒素の二元、三元及び四元合金(III族窒化物物質とも呼ばれる)、並びにガリウム、アルミニウム、インジウム、ヒ素及びリンの二元、三元及び四元合金を含む。しばしば、有機金属化学気相成長法(MOCVD)、分子線エピタキシー法(MBE)又はその他のエピタキシャル手法により、III族窒化物素子はサファイア、炭化ケイ素又はIII族窒化物の基板上でエピタキシャルに成長させられ、III族リン化物素子は、ガリウムヒ素上でエピタキシャルに成長させられる。しばしば、n型領域が該基板上に堆積させられ、次いでp型領域が活性領域上に堆積させられる。p型領域が該基板に隣接するように、層の順序が逆転させられても良い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
半導体発光素子の有望な用途のひとつは、液晶ディスプレイ(LCD)におけるバックライトである。LCDは、携帯電話、PDA(personal digital assistants)、携帯型音楽プレイヤ、ラップトップ型コンピュータ、デスクトップモニタ及びテレビジョン用途において一般に利用されている。本発明の一実施例は、バックライトが白色光又は色付きの光を発する1つ以上のLEDを利用し得る、バックライトを必要とするカラー又はモノクロの透過型LCDに対応する。青色LED及び白色光発光のためのリモートの蛍光体層を用いる実施例も可能である。LEDは、非コヒーレント光を発するという点で、レーザダイオードとは区別される。
【0004】
米国特許出願公開US2009/0045420にバックライト(参照によりここで本明細書に組み込まれたものとする)が記載されており、図1に示されている。マウント22に装着された側面発光LED10は、固体の透明な導波物質36の一部における開口に配置され…、導波部36は、より大きな導波部40のスロット42に配置されている、と記載されている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例は、ディスプレイ用のバックライトとして利用されることができる発光素子に関するものである。本発明の目的は、現実の及び仮想的な光源のための開口を備えた透明な部材を提供することにある。半導体発光素子のような光源が、ディスプレイにおける導波部として機能し得る透明な部材の第1の開口に配置される。該透明な部材は、該光源を囲む。該発光素子の実施例においては、側面発光LEDではなく上面発光LEDが利用され得る。該透明な部材の第2の開口には、光源は配置されない。該第2の開口は、仮想的な光源として機能し得る。
【0006】
幾つかの実施例においては、該光源の上に反射器が配置される。該反射器は、平坦部分と成形部分とを含む。該成形部分は、該平坦部分から該光源に向かって延在する。本発明の実施例は、十分な光の均一性及び混合を伴って所望の光量をもたらすために発光素子に必要な光源の数を低減させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】導波器に配置された導波部分の斜視図である。
【図2】オーバーモールドされたドーム型レンズを備えた薄膜フリップチップLEDの断面図である。
【図3】導波部の一部における開口に配置されたLEDの上面図である。
【図4】導波部における開口に配置されたLEDの断面図である。
【図5】現実の及び仮想的な光源を備えた導波部の一部の上面図である。
【図6】光を反射する機能を含む導波部の一部の上面図である。
【図7】成形されたレンズを備えたLEDを示す。
【図8】導波部の一部の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
米国特許出願公開US2009/0045420に記載されたバックライトのような、導波部内にLEDが配置されたバックライトは、導波部及びそれ故該バックライトが薄く保たれ得るため、有益である。バックライトのコストを削減するため、バックライトにおいて利用されるLEDの数を低減することも望ましい。LEDの上面から大部分の光を発するLEDは、米国特許出願公開US2009/0045420に記載された側面発光型LEDよりも、僅かに高い光束を持ち得る。本発明の実施例は、導波部内に配置された上面発光型LEDを備えたバックライトのような素子に向けたものである。
【0009】
適切な上面発光型LEDの一例は、オーバーモールドされたドーム型レンズを備えたLEDである。ドーム型レンズを備えた適切なLEDの例は、例えば米国特許US7,344,902(参照によりここで本明細書に組み込まれたものとする)に記載されている。図2は、米国特許US7,344,902に記載されたドーム型レンズを備えたLED(参照によりここで本明細書に組み込まれたものとする)の簡略化された拡大図である。単一のフリップチップLEDチップ10が、セラミック又はシリコンのようないずれかの適切な物質で形成されたマウント24上に装着される。図2のLEDチップ10は、p金属接点27、p型層28、発光活性層30、n型層32、及びn型層32に接触するn金属接点31を持つ。マウント24上の金属パッドが、接点27及び31に直接に金属結合される。マウント24を通るビアは、マウント24の底面における金属パッドで終端され、マウント24は回路基板45上の金属導線40及び44に結合される。金属導線40及び44は、他のLED又は電源に接続される。回路基板45は、絶縁層上の金属導線40及び44を備えた金属板(例えばアルミニウム)であっても良い。モールドされたレンズ22は、LEDチップ10を封入する。
【0010】
n型層32、発光層30及びp型層28は、成長基板上で成長させられ、次いでp型層28及び発光層30の一部がエッチングされて、n型層32の一部を露出させる。n接点及びp接点31、27は、n型及びp型半導体層の露出された部分に形成される。LED10の厚さを低減させ光が成長基板により吸収されるのを防ぐため、該成長基板は、エッチング、化学的機械的研磨及びレーザ溶融のような、該基板に適した方法により取り除かれる。ここでレーザ溶融においては、レーザがIII族窒化物構造と成長基板との間の界面を加熱し、III族窒化物構造の一部を溶融させ、該基板を半導体構造から引き離す。成長基板は、LEDのアレイがサブマウントウェハに装着された後であって、LED/サブマウントが(例えばソーイング(sawing)により)単一化される前に、取り除かれても良い。
【0011】
成長基板が取り除かれた後、幾つかの実施例においては、残りのIII族窒化物構造が、例えばフォトニック結晶を用いて薄くされ及び/又は粗くされ又はパターン化される。
【0012】
略平坦な蛍光体層(図2には図示されていない)が、発光層30から発せられる青色光の少なくとも幾分かを波長変換するために、LEDの上端の上に配置されても良い。該蛍光体層は、セラミックシートとして予備成形されていても良く、またLED層に取り付けられても良く、又は蛍光体粒子が例えば電気泳動によって堆積させられても良い。該蛍光体層により発せられる光は、LEDの活性領域からの青色光と混合されると、白色光又は他の所望の色の光を生成する。例えば、青色発光LEDが、単一の黄色発光蛍光体と、又は赤色発光蛍光体及び緑色発光蛍光体と組み合わせられ、白色光を生成しても良い。UV発光LEDが利用される場合には、青色発光蛍光体が付加されても良い。混合された白色光の所望の色点を達成するため、他の色の光を発する蛍光体がLEDに付加されても良いし、又は本システムにおけるどこか別の場所にリモートに付加されても良い。
【0013】
図2に示されたドーム型レンズ20は次いで、LED10の上にモールドされる。本発明の実施例は、ドーム型レンズ10を備えた又は備えていない、図2に示されるような薄膜フリップチップLEDを利用しても良い。該素子の放射パターンを変更するため、図2における球状のドーム型レンズ以外のレンズ形状が利用されても良い。導波部の平面において僅かにより平行化されたもののような、導波部における光線角度及び伝播を制御するようにレンズが成形されても良い。図7は、成形されたレンズ76を示す。レンズ76は、光を反射器66(図4を参照しながら以下に説明される)に向けるように成形された上部78と、光を導波部50に向けるように成形された底部とを含む。
【0014】
図3は、本発明の実施例による導波部に配置された上面発光型LEDの上面図である。ドーム型レンズを備えたLEDが示されているが、ドーム型レンズのない素子が利用されても良い。マウント(図3には図示されていない)上に装着されたドーム状のLED60は、固体の透明な導波部50の端部52の近くに形成された開口54に配置される。開口54は、開口54におけるLED60の容易な設置のため、該開口の端部が100ミクロンと2.5mmとの間となるのに十分に大きい。導波部50は、例えばアクリル(例えばPMMA)、硬質シリコン、成型プラスチック、ポリカーボネート又はその他のいずれかの適切な物質であっても良い。ミラーフィルム(図示されていない)が、導波部50の底部をカバーしていても良い。該フィルムは例えば、3M社によるESR(enhanced specular reflector)であっても良い。
【0015】
開口54は、光を導波部50に向けるように成形される。図3に示された素子においては、導波部50の端部52に近い開口54の部分58はV字型であり、該端部から最も遠い開口54の部分56は曲線状である。曲線状の端部56に入射する光53は、図示されるように、導波部50へと発せられる。V字型の端部58に入射する光51は、導波部の端部52に向けて屈折させられ、該端部52において導波部50へと反射され得る。単純な円形の又は僅かに楕円形状の開口54が利用されても良い。加えて、内結合端部56及び58の端部は、導波部において光の分布を拡散させるように波形とされ、LEDの数を低減させつつ望ましい均一性を実現させる。
【0016】
図4は、本発明の実施例による導波部に配置された上面発光型LEDの断面図である。ドーム型レンズのないLEDが示されているが、ドーム型レンズを備えた素子が利用されても良い。LED60は、支持部62上に装着された半導体LED構造を含む。LED60は、支持部62が導波部50の底面55よりも下となり、半導体構造64が導波部50の底面55よりも上となるように、導波部50における開口54に配置されても良い。支持部62の上面63は、反射性であっても良い。
【0017】
LED60は上面発光型LEDであるため、発せられる光の向きを導波部50の方に変えるために、反射器66がLED60の上に配置される。反射器66は、図4に示されるように、光の向きを導波部50の方に変えるために、導波部50の上面57の下に突出する部分68を含んでも良い。突出部分68は、半導体構造64の上面に対して垂直に発せられる光を、半導体構造64へと直接に反射させて戻してしまうこと(半導体構造64において光が吸収され得る)を防ぐような形状とされても良い。突出部分68のための適切な形状のひとつは、図4に示されるような円錐形である。図4に示された円錐は、LEDドームの直径と開口54の大きさとの間の大きさを持っても良い。曲線形状又は放物線形状のような他の形状も可能であり得る。反射角は、例えば15°から60°まで変化しても良い。反射器66は、プラスチックのようないずれかの剛体材料から形成されても良く、また反射性金属、コーティング、塗料又は二色性積層のような反射性材料により被覆されても良い。代替としては、反射器66は、全反射を引き起こす材料から形成されても良い。反射器66は例えば、開口54と同じ横方向の大きさを持っていても良いし、又は、反射器66の端部が導波部50の上端に載るように、開口54より僅かに大きくても良い。
【0018】
コンピュータモニタ用又はテレビジョン用のもののような大型のバックライトにおいては、導波部50の端部52に沿って複数のLEDが配置される。LED及び開口の間隔は、利用されるLEDの数及びバックライトの長さ寸法の関数である。例えば、従来型の24インチのバックライトにおいては、優れた色の均一性を実現するため、60個のLEDが利用され得る。説明された実施例を用いると、同じ24インチのバックライトに対して、均一性を犠牲にすることなく、又はベゼル長を増大させることなく、LEDの数は15乃至30個のLEDまで低減されることができる。
【0019】
図5は、導波部の一部の上面図である。図3において示されたように、2個のLED60が開口54に配置されている。開口54と離隔された開口70は、LEDを含まない。LED60から発せられた光は、開口70の端部で反射し、開口70を「仮想的な」光源とする。幾つかの実施例においては、開口70の1つ以上の辺が反射性材料により被覆される。該仮想的な光源はLED開口間に配置されても良く、LEDの幅からLED間の空間の3/4に至るまでの幅を延在していても良い。幾つかの実施例においては、開口70は、空気又は屈折率の低いシリコーンのような、低い屈折率を持つ物質により満たされている。開口に配置されたLEDのない開口70を含むことは、空の開口70のない同数のLEDを持つバックライトと比較して、バックライトの均一性を改善し得、又は、導波部50における光の所与の混合及び均一性のレベルに対して、空の開口70のない場と比較して、LED60が更に離隔されることを許容し得る。改善された混合及び均一性は、LEDの数を低減した際にも、必要とされるバックライト及びモニタのベゼル高を低減させ、それ故最小化するか又は一定に保ち得る。
【0020】
図6は、LED用の開口間において導波部の端部に形成された形状部を持つ導波部の上面図である。図5に示された空の開口70の代わりに、又は該開口70に加えて、図6の素子においては、導波部50の端部52に形状部72が形成される。該形状部は、導波部50の本体へと、隣接するLEDに向けて、LED60により発せられた光を反射させるような形状とされる。形状部72のための適切な形状の一例は、図6に示されるように、導波部50の端部52におけるV字型の切り欠きである。幾つかの実施例においては、形状部72は曲線状である。形状部72を含む導波部50の端部52は、例えば該端部を反射性の膜により被覆することにより、又は該端部に膜を装着することにより、反射性とされても良い。図6に示されるように、LED60が配置された開口54は、図3に示されたような形状とされる必要はない。図6に示される素子においては、開口54は円形である。他の形状も、本発明の範囲内である。該V字型の形状部は、LEDに近づくにつれて連続的な曲線状の形状を持っていても良い。
【0021】
幾つかの実施例においては、別個の図に示された特徴が組み合わせられても良い。例えば、以上に説明されたように、ドーム型レンズを持つ上面発光型LEDが利用されても良いし、又はドーム型レンズを持たない上面発光型LEDが利用されても良い。図4に示された上面反射器は、図3、5及び6に示された素子における開口の上で利用されても良い。種々の実施例において、異なる形状を持つ開口が利用されても良い。図8は、幾つかの変形例を示す。図6に示された形状部72に加えて、又は該形状部72の代わりに、導波部50の端部は、互いに隣接して配置された複数の形状部を含んでも良く、例えば、該端部は、図8に示された波形形状80のような、連続的な模様とされても良い。代替としては、該端部上の複数の形状部は、互いに隣接して配置され、模様のない端部の部分によって、該端部上の複数の形状部の次の群から離隔されていても良い。仮想的な光源84は、実際の光源が配置された開口86よりも、導波部50の端部の近くに配置されても良い。単一の実際の光源86の近くに、複数の仮想的な光源84が配置されても良い。仮想的な光源及び実際の光源の両方について、開口の他の形状が利用されても良い。図8に示された開口82は、該開口の中心から離れる向きに曲がる曲線部分82と反対に、該開口の中心に向かって曲がる曲線部分82aを持つ。
【0022】
以上に説明された実施例は、LCDディスプレイ用のバックライトとして利用され得る。完成されたディスプレイにおいては、光を拡散させるために、導波部50の上面に薄い拡散膜が装着されても良い。通常の観測方向における明るさを増大させるため、導波部50の前方に直接、比較的小さい角度内で、光の向きを変えるために、拡散膜の上にBEF(brightness enhancement film)が配置されても良い。従来のカラーの又はモノクロのLCDが次いで、導波部50の上に配置される。LCDは、画素シャッタ(例えばTFTアレイと組み合わせられた液晶層)、偏光子及びRGBフィルタを用いて、カラー画像を生成することができる。斯かるLCDは良く知られている。以上に説明された実施例の他の用途は、薄型のポスターボックスを含む。
【0023】
本発明を詳細に説明したが、当業者は、示された本開示において、ここで説明された本発明の概念の精神から逸脱することなく、本発明に対して変更が為され得ることを理解するであろう。それ故、本発明の範囲が記載され説明された実施例に限定されることは意図されるものではない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
n型領域とp型領域との間に配置された発光層を有する半導体構造を有する光源と、
1つ以上の開口及び第2の開口を有する透明部材と、
を有する素子であって、
前記光源は、前記透明部材が前記光源を囲むように前記第1の開口に配置され、
前記第1の開口は前記透明部材の端部の近くに配置され、前記第2の開口には光源が配置されない素子。
【請求項2】
前記第1及び第2の開口はそれぞれ、前記透明部材において穴を有する、請求項1に記載の素子。
【請求項3】
前記光源は、光の大部分が、前記半導体構造の上面を通して前記光源から脱出するように構成された、請求項1に記載の素子。
【請求項4】
前記光源は、前記半導体構造の上に配置されたドーム型レンズを有する、請求項1に記載の素子。
【請求項5】
前記第1の開口の第1の部分は、前記端部に近接し、前記端部の方向に光を向けるような形状とされ、
前記第1の開口は第2の部分は、前記端部とは逆側にあり、前記端部から離れるように光を向けるような形状とされた、
請求項1に記載の素子。
【請求項6】
前記第1の部分はV字型であり、前記第2の部分は曲線状である、請求項5に記載の素子。
【請求項7】
前記素子は、前記光源の上に配置された反射器を更に有し、前記反射器は、平坦部分と成形部分を有し、前記成形部分は前記平坦部分から前記光源に向かって延在する、請求項1に記載の素子。
【請求項8】
前記反射器の前記成形部分は円錐を有する、請求項7に記載の素子。
【請求項9】
前記第1の開口は曲線状の部分を持ち、前記第2の開口は少なくとも1本の直線の辺を持つ、請求項1に記載の素子。
【請求項10】
前記第2の開口の側壁に配置された反射性被覆を更に有する、請求項1に記載の素子。
【請求項11】
前記光源は第1の光源であり、前記素子は更に第3の開口及び第2の光源を有し、
前記第2の開口は、前記第1の開口と前記第3の開口との間に配置され、
前記第2の光源は、前記第3の開口に配置された、
請求項1に記載の素子。
【請求項12】
前記光源は第1の光源であり、前記素子は更に、
前記透明部材の端部に近接して配置された第3の開口と、
前記第3の開口に配置された第2の光源と、
前記第1の開口と前記第3の開口との間に配置された形状部であって、前記透明部材の端部から前記透明部材の中心に向かって延在する形状部と、
を有する、請求項1に記載の素子。
【請求項13】
前記形状部は、前記透明部材におけるV字型の切り欠きである、請求項12に記載の素子。
【請求項14】
前記形状部は曲線状である、請求項12に記載の素子。
【請求項15】
前記透明部材の上に配置された液晶層を更に有する、請求項1に記載の素子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−523015(P2012−523015A)
【公表日】平成24年9月27日(2012.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−502839(P2012−502839)
【出願日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際出願番号】PCT/IB2010/051058
【国際公開番号】WO2010/113056
【国際公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【出願人】(500507009)フィリップス ルミレッズ ライティング カンパニー リミテッド ライアビリティ カンパニー (197)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】