説明

印字装置および印字方法

【課題】1行印字のみが可能な印字ヘッドを1基のみ用いて、適切な裏印字を可能とする印字方法および印字装置を提供する。
【解決手段】送り方向に40文字の印字を行う40文字モードと80文字の印字を行う80文字モードの中から、所定の文字数より多いか少ないかによって自動的に最適なモードに切り替えることで、文字数が40文字未満であれば40文字モード、41文字以上であれば80文字モードとすれば視認性が劣化したり、1行に収まらないなどの故障発生を防ぐことができる。文字数が41文字を越えた場合は80文字モードとなり、ふたつの印字領域10を1文字分の空白16を挟んで送り方向に並べて配置し、合計80文字までの印字を行うことにより1個の印字ヘッド20を用いて2行分の印字を行うことで印字領域10内に納めることができる。文字数が40文字までの場合は80文字モードと共通の1個の印字ヘッド20で印字を行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は印字装置および印字方法に関し、特に画像記録材料の非記録面に情報を文字データで印字する印字装置および印字方法に関する。
【背景技術】
【0002】
写真プリントの作成時に、作成した写真プリントに付随する情報(例えばコマ番号や標準的な焼付条件に対する補正量等)を写真プリントの裏面に文字として印字することは従来より行われているが、最近、より多数の情報を写真プリントの裏面に印字したい、という要求が高まってきている。特に、情報を磁気記録するための磁気トラックが設けられたAPSフィルムは、磁気トラック等に様々な情報(例えば撮影年月日、撮影場所、コメント等)を記録可能であるので、APSフィルムに記録された画像を印画紙に焼付けることで作成した写真プリントについても、裏面に大量の文字(例えば40文字/行×2行)を印字可能とすることが求められている。
【0003】
あるいは撮影後にネガの残らないデジタルカメラについても、プリントの際に様々な情報(例えば撮影年月日、撮影データ、コメント等)を記録しておかなければカメラ/PC側の情報を削除した際にデータは失われてしまうので、裏面の印字が必要となる。
【0004】
これに対し、写真プリントの裏面への印字は、種々のサイズの写真フィルムに記録された画像を印画紙に露光記録する機能を備えた写真プリンタに、ドットのパターンとして文字を印字するドットマトリクスプリンタ等を設け、該ドットマトリクスプリンタによりドットピッチを固定的に設定して行うことが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
上記の例では感光材料の裏面をドットパターンで印字する印字装置において、印字文字数に応じてドット間隔を変更することが記載されている。
【0006】
しかし、、例えば多数の文字を印字する場合に備えて、ドットピッチを最小に設定して印字を行ったとすると、文字の縦横比が極端に大きく(又は小さく)なり、印字した文字が読みにくいという問題がある。
【0007】
例えば図7(a)に示すようなドットマトリクスで印字を行うとき用紙の送りサイズLがLmであれば(図7(c))縦横比が適正で読みやすい文字であったとしても、送りサイズがLsのように小さい場合は(図7(b))ドットピッチが非常に小さくなるため、極端な縦横比の文字となってしまい、文字が読みにくくなる。逆に送りサイズがLlのように大きい場合は(図7(d))文字間隔が大きくなり逆に読みにくくなる。
【0008】
また、写真プリントの印字可能範囲(印字領域)の大きさは、写真プリントのプリントサイズ(印画紙に焼付けられた画像のサイズ)によって変化するので、印字した文字が読み易いサイズとなるようにドットピッチを設定した場合、特に小サイズのプリント(例えばサービス版)の写真プリントへの印字可能文字数が制限され、印字すべき文字を印字領域内に印字しきれない場合も生じ得る。
【0009】
特にフィルム種類に対応する印字情報量に応じて、例えば240フィルムの場合には裏面を2行印字とする構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0010】
上記の例では1行印字可能な印字器を2つ並べて、135フィルムの1行印字印字モードと240フィルムの2行印字を使い分けることが記載されている。しかし、このような2行印字を行うことは、印字器を2つ必要とするか、又は2行印字可能な印字器を用意する必要があり、1行印字で済む場合が多い場合には、非常に不経済である。
【0011】
裏印字の文字列は外部(入力機/受付機等)で生成されるが、既存の印字文字列パターンの中には、2行印字の場合に特定の行ばかりが印字され消耗することを防ぐため、2行目にのみ文字が存在するパターンがある。このため、1行印字用に作られた文字列のみならず、上記のようなパターンを適切に印字する必要がある。
【0012】
本発明は、1行印字のみが可能な印字ヘッドを用いて、適切な裏印字を可能とする画像記録装置の印字方法を提供することを目的とする。
【0013】
本発明は上記問題を解決するため、1行印字のみが可能な印字ヘッドを1基のみ用いて、適切な裏印字を可能とする印字方法および印字装置を提供することを目的とする。
【特許文献1】特開平03−000266号公報
【特許文献2】特開平10−090805号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は上記事実を考慮し、1行印字のみが可能な印字ヘッドを用いて、適切な裏印字を可能とする印字方法および印字装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0015】
請求項1に記載の印字方法は、記録媒体の記録面に画像を記録する画像記録装置に設けられ、前記記録媒体を搬送しながら前記記録面の裏側に外部から取得した文字情報を1行印字する印字手段1基を用いた印字方法であって、単位長さあたりの印字文字数の異なる複数の印字モードのうち一つを前記文字情報の文字数に応じて選択し、選択された前記印字モードに対応して前記記録媒体の搬送方向先端と後端のどちらか一方を印字開始位置の基準として選択することを特徴とする。
【0016】
上記構成の発明では、文字数に応じて印字モードを決定するので、1行印字のみが可能な印字ヘッドを1基のみ用いて2行印字をも含むフィルム受付やデジタル画像の受付等、種々の注文に応じて適切な印字パターンを構成することができる。
【0017】
請求項2に記載の印字方法は、前記文字情報に含まれる文字数と、前記記録媒体の搬送長さとに応じて文字間隔およびドット間隔が決定されることを特徴とする。
【0018】
上記構成の発明では、印字モードの印字パターン(印字ピッチ)が文字数のみならず記録媒体の長さにも基づいて決定されるので、記録媒体の印字領域が記録媒体の送り長さに収まると共に、記録媒体の長さに応じて視認性を損なわない適切な印字ピッチとすることができる。
【0019】
請求項3に記載の印字装置は、請求項1または請求項2の何れかに記載の印字方法にて前記記録面の裏側に文字情報を印字することを特徴とする。
【0020】
上記構成の発明では、1行印字のみが可能な印字ヘッド1基のみを用いて、適切な裏印字を可能とする印字装置とすることができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明は上記構成としたので、1行印字のみが可能な印字ヘッドを1基のみ用いて、適切な裏印字を可能とする印字方法および印字装置とすることができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
<印字装置の構成>
図1には本発明に係る画像記録装置の印字装置が示されている。
【0023】
図1(a)に示すように、記録材料12の記録面の裏側(以下「裏面」)には印字領域10が設けられ、外部機器から送られた駒ナンバーや露出補正/色補正データなどの文字情報が文字13によって記録される。
【0024】
文字13は例えば図1(b)に示すようなパターンで配列されたドットピン22によって構成されるドットインパクトプリンタで記録材料12の裏面に印字され、これ以降の工程(例えば現像処理など)においても消失せずプリントとしてユーザの手に渡る段階まで判読可能である必要がある。
【0025】
このとき、図1(c)に示すように記録材料12を予め所定のプリントサイズにカットして露光処理を行い、印字/現像処理を行うようにしてもよい。すなわち露光済みの記録材料12を搬送しながら裏面にプリンタ20で文字情報を印字し、現像処理などの後工程に搬送する。
【0026】
プリンタ20は、例えば9ピンのドットプリンターを使用し、その内の8ピンを使用し8×6ドットマトリクスの印字を行う。幅方向のピッチは固定、送り方向のドットピッチを可変とすることで、送り方向の文字サイズ(ドットピッチ)、文字間隔を調整可能とする。
【0027】
このときプリンタ20は、図示しない制御部から印字開始指示と印字データ、インパクト間隔を制御することで文字数、記録材料12の送り方向における文字間隔/ドット間隔を制御する。この構成ではインパクト開始指示の間隔を制御することにより記録材料12の送り方向のドット間隔を制御する。印字は1行40文字、もしくは1行80文字の2つのパターンの印字モードがあり、印字文字数により自動的に最適な印字モードが選択される。
<印字モード>
図2には本発明に係る印字パターンの例が示されている。
【0028】
図2に示すように、記録材料12の裏面に印字領域10が設定され、ドット11により文字13が形成される。文字13は8×6ドットのフォントサイズであり、幅方向ピッチは固定だが、送り方向のドットピッチDpを可変とすることで文字13の送り方向におけるサイズを調整可能とすることができる。
【0029】
また文字間スペース15を可変とすることで、記録媒体12の印字領域10が記録媒体12の送り長さに収まると共に、記録媒体12の長さに応じて視認性を損なわない適切な印字ピッチとすることができる。
【0030】
図3には本発明に係る印字モードの例が示されている。
【0031】
前述のように、文字情報の文字数に応じて複数ある印字モードから最適なモードが自動的に選択されることで適切な印字領域の配置を行うことができる。すなわち送り方向に40文字の印字を行う40文字モードと80文字の印字を行う80文字モードの中から、所定の文字数より多いか少ないかによって自動的に最適なモードに切り替えることで、視認性を損なわず確実に印字可能となる。具体的には文字数が40文字未満であれば40文字モード、41文字以上であれば80文字モードとすれば文字ピッチが広すぎて視認性が劣化したり、1行に文字が収まらないなどの故障発生を防ぐことができる。
【0032】
例えば図3(a)に示すように、文字数が41文字を越えた場合は80文字モードとなり、ふたつの印字領域10を1文字分の空白16を挟んで送り方向に並べて配置し、合計80文字までの印字を行うことが可能となる。これにより従来は2個の印字ヘッドを必要とした80文字の印字を、1個の印字ヘッド20を用いて2行分の印字を行うことで印字領域10内に納めることができる。また送り方向後端側の余白は例えば5mmで固定とすることで印字位置の基準とすることができる。
【0033】
文字数が40文字までの場合は40文字モードとなり、図3(b)に示すように印字領域10を配置し、40文字までの印字を行うことが可能となる。これにより80文字モードと共通の、1個の印字ヘッド20で印字を行うことができる。送り方向後端側の余白は例えば5mmで固定とすることで印字位置の基準とすることができる。
<ピッチ設定>
このとき、記録材料12の送り方向長さに応じてドットピッチDpと文字間スペース15を可変とすることで、送り方向のピッチを最適なものとすることができる。
【0034】
図4には本発明に係る各印字モードにおける記録材料長さと印字領域の関係が示されている。
【0035】
印字文字13は8×6ドットのフォントサイズとし、幅方向のピッチは固定、送り方向のドットピッチは可変とする。40文字印字モードではシート送り長さ111mm までは可変ピッチ(0.25mm〜0.36mm)とし、111mm以上では固定ピッチ(0.36mm)とする。80 文字印字モードではシート送り長さ215mmまでは可変ピッチ(0.125mm〜0.36mm)とし、215mm以上では固定ピッチ(0.36mm)とする。
【0036】
また前述のように印字データが1行分の場合は40文字モードのフォーマットで印字を行い、2行分の場合は80文字モードのフォーマットで印字を行う。各モード/送り長さでの印字様式を図4(a)〜(d)に示す。印字は後端揃えとし、後端余白14は5mm固定とする(空白文字も1文字とするため、印字の最終文字からの余白と一致しない場合がある)。
【0037】
40文字モード印字時と80文字モード印字時での送り方向ピッチDpと印字開始タイミングT1の求め方をそれぞれ以下に示す。
【0038】
40文字フォーマット時の送り方向ピッチDp、ドット間隔時間Tdは以下の計算により求める。
Dp(mm)=(0.36−0.25)/(111−82.5)×(L−82.5)+0.25
(Dp≧0.36の場合、Dp=0.36mmとする。)
Td(sec)=Dp/V
ここでL(mm)は送り長さ、V=100(mm/s)はプリンター搬送速度を表す。
【0039】
搬送開始から印字開始までの時間T1は以下の計算から求める。
先端余白18:Lt(mm)=L−(Dp×A×B+後端余白(5mm) )
搬送印字開始タイミングは搬送再開処理開始からT1経過後であり、
T1(sec)=((Dc−L)+Lt)/V
ここでDc=234.5(mm):カッター〜印字ヘッド20間の距離、
A=40 [文字] :印字文字数、
B=7 [Dot] :フォント幅(6[Dot])+文字スペース(1[Dot])とする。
【0040】
上記のように、記録材料12の送り方向長さLが111mm未満の場合(図4(a))はドットピッチDpは0.25〜0.36mmの可変ピッチ、Lが111mm以上の場合(図4(b))はドットピッチDpは0.36mmの固定ピッチとする。
【0041】
一方、80文字フォーマット時の送り方向ピッチDp、ドット間隔時間Tdは以下の計算により求める。
Dp(mm)=(0.36−0.125)/(215−82.5)×(L−82.5)+0.125
(Dp≧0.36の場合、Dp=0.36mmとする。)
Td(sec)=Dp/V
ここでL(mm)は送り長さ、V=100(mm/s)はプリンター搬送速度を表す。
【0042】
搬送開始から印字開始までの時間T1は以下の計算から求める。
先端余白18:Lt(mm)=L−(Dp×A×B+後端余白(5mm) )
搬送印字開始タイミングは搬送再開処理開始からT1経過後であり、
T1(sec)=((Dc−L)+Lt)/V
ここでDc=234.5(mm):カッター〜印字ヘッド20間の距離、
A=81 [文字] :印字文字数(80文字印字+空白1文字)、Dc、Bは40文字モード印字時の値と共通とする。
【0043】
上記のように、記録材料12の送り方向長さLが215mm未満の場合(図4(c))はドットピッチDpは0.125〜0.36mmの可変ピッチ、Lが215mm以上の場合(図4(d))はドットピッチDpは0.36mmの固定ピッチとする。
<ドット印字のタイミング>
図5には本発明に係るドットインパクトプリンタの動作タイミングが示されている。
【0044】
本発明では前述のように、記録材料12の送り方向長さL、印字文字数に応じてドットピッチDpを可変とすることで視認性を損なわない適切な印字ピッチとすることができる。
【0045】
ドットON時間は360μsec±10μsec、ドットインパクトのタイミングは
1. 最初の印字データをセットし、印字用タイマー起動
2. CLKの立ち下がりでDot1とDot2のデータをセットする。(8bit×2)
3. CLKの立上がりでDot信号を出力する。(ハードウェア制御)とし、最後の印字データのCLK立下りで、タイマーを停止するものとする。
【0046】
このとき搬送速度V、ドットON時間(360μsec)、データセットに要する時間は固定なので、前述のようにドットピッチDpを変えるにはドット間隔時間Tdを、CLKを変えることによって制御することになる。
【0047】
すなわちドット間隔時間Tdは図中のCLK+データセット時間+ドットON時間であり、データセット時間+ドットON時間は固定なのでCLKを可変とすることでTdを
Td=0.125(mm)/100(mm/s)〜0.36(mm)/100(mm/s)
の範囲で制御することができる。
<フローチャート>
図6には本発明に係る印字動作のフローが示されている。
【0048】
印字モードが決定し印字処理を開始すると、まずステップ102で、記録材料12の送り長さLからドット間隔時間Td、印字開始タイミングT1を求める。
【0049】
次いでステップ104にて、入力された印字文字列のデータを制御部のメモリ上にてドットパターン(例えば8×6ドット)に展開する。
【0050】
次にステップ106にて、搬送再開から印字開始タイミングT1だけ時間が経過したかを判定する。NOであれば経過時間がT1になるまで判定を続け、経過時間がT1になった時点でステップ108に進む。
【0051】
ステップ108では1ライン分(8×6ドットであれば1列8ドット分)インパクト印字を行い、ステップ110に進んで文字データを全て打ち終わったか否かを判断する。
【0052】
ここで文字データを全て打ち終わっていれば処理は終了する。残りのデータがあると判断された場合はステップ112に進み、次の1ライン分のデータを印字するまでの時間(図5のCLK)待機し、再度ステップ108に戻り1ライン分の印字を行う。
【0053】
上記の各ステップのうち、ステップ112にて待機する時間を可変とすることで、ドット間隔時間Tdを可変とし、視認性を損なわない適切な印字ピッチとすることができる。
<その他>
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
【0054】
例えばシート状あるいはロール状の対象物に対して印字を行う工程が存在するシステムであれば、本発明の構成を利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明に係る印字装置を示す図である。
【図2】本発明に係る印字領域を示す図である。
【図3】本発明に係る印字モードごとの印字領域を示す図である。
【図4】本発明に係る印字モードごとの送り長さ別印字領域を示す図である。
【図5】本発明に係る印字装置の動作タイミングを示す図である。
【図6】本発明に係る印字装置の動作を示すフロー図である。
【図7】従来の印字方式を示す図である。
【符号の説明】
【0056】
10 印字領域
11 ドット
12 記録材料
13 文字
14 後端余白
15 文字間スペース
18 先端余白
20 プリンタ
22 ドットピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体の記録面に画像を記録する画像記録装置に設けられ、前記記録媒体を搬送しながら前記記録面の裏側に外部から取得した文字情報を1行印字する印字手段1基を用いた印字方法であって、
単位長さあたりの印字文字数の異なる複数の印字モードのうち一つを前記文字情報の文字数に応じて選択し、
選択された前記印字モードに対応して前記記録媒体の搬送方向先端と後端のどちらか一方を印字開始位置の基準として選択することを特徴とする印字方法。
【請求項2】
前記文字情報に含まれる文字数と、前記記録媒体の搬送長さとに応じて文字間隔およびドット間隔が決定されることを特徴とする請求項1に記載の印字方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2の何れかに記載の印字方法にて前記記録面の裏側に文字情報を印字することを特徴とする印字装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2007−139977(P2007−139977A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−331773(P2005−331773)
【出願日】平成17年11月16日(2005.11.16)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】