説明

反射性絶縁分離層を備えるディスプレイ

本発明は、グランドプレート(30)並びに各々前記グランドプレート(30)に接するように配置される少なくとも1つの発光層(20)及び少なくとも1つの絶縁分離層(10)を有するディスプレイであって、前記少なくとも1つの発光層(20)及び前記少なくと1つの絶縁分離層(10)が互いに隣接して接するように配置され、前記絶縁分離層(10)が反射性であるディスプレイに関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイ、とりわけ、有機LED(OLED)ディスプレイに関する。
【背景技術】
【0002】
当技術分野で知られているOLEDディスプレイは一般に、非常に概略的ではあるが図1に示されるような構造を有する。スクリーンガラス30上に、1つ又は複数の発光層20が(図示しない2つの電極間に挟まれた正孔輸送層、電子輸送層等の他の層と共に)配置され、その側方に隣接する絶縁分離層(isolating separator layer)10が、2つの異なる発光層を分離している。分離層は、図1に示されるように発光層よりも高くすることができる。分離層は、発光層の下に位置し、基板に向かうディスプレイの異なるピクセルのみを分離することも可能である。絶縁セパレータはたいてい、“ブラックマトリックス(Black Matrix)”と呼ばれる材料、すなわち、反射性でない材料からなる。
【0003】
光が例えばOLED内での正孔及び電子の再結合により発光層から発せられる場合、光は、様々な方向に、中でもセパレータ10に向けて投射する方向に発光層から送出される。通例、基板内を伝搬する光はディスプレイを出ることができない。とりわけ、光がこの“ブラックマトリクス”に当たると、当該光は吸収され、ゆえに決してディスプレイを出ることができない。これは、ディスプレイの輝度特性の望ましくない減衰を招く。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
それゆえ、本発明の目的は、より高い輝度特性を持つディスプレイを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的は、グランドプレート(ground plate)並びに各々前記グランドプレートに接するように配置される少なくとも1つの発光層及び少なくとも1つの絶縁分離層を有するディスプレイであって、前記少なくとも1つの発光層及び前記少なくと1つの絶縁分離層が互いに隣接して接するように配置され、前記絶縁分離層が反射性(reflective)であるディスプレイを提供することにより達成される。
【0006】
本発明の意味合いにおけるグランドプレートは、とりわけ、透明電極構造を持つ平坦な基板であり、該基板上で、発光層及び絶縁分離層が該基板の平坦面に沿って長手方向に及び/又は縦方向に(latitudinally)延在するように配置され得る。適切なグランドプレートは、例えば、透明電極(アノード)又はスクリーンとしてITO(インジウムスズ酸化物(Indium-Tin-Oxide))層を備えるガラススクリーンである。グランドプレートについては、ガラス以外の透明材料を用いることもでき、透明電極は他の導電性材料によっても形成され得る。他の透明又は半透明誘電体層が基板と電極との間に配置されることも可能である。更に、グランドプレートは、装置のピクセルアドレシングに用いられる電子的素子、即ち、薄膜トランジスタを担持してもよい。
【0007】
本発明の意味合いにおける“反射性”は、絶縁分離層が50%以上の反射性、より好ましくは70%以上の反射性、より好ましくは80%以上の反射性、より好ましくは85%以上の反射性、より好ましくは90%以上の反射性、最も好ましくはより大きく100%以下の反射性であることを意味する。
【0008】
これにより、発光層からセパレータに向けて送出された光は、基板を介して出て行けるような角度で反射される。
【0009】
絶縁分離層は、グランドプレートから突出する発光層の側で発光層にオーバーラップしてもよいことに留意されたい。これにより、グランドプレートを遠ざかるように発光層から放たれる光も、ディスプレイを出て行けるように反射される。
【0010】
好ましくは、絶縁分離層の厚さは、10nm以上10μm以下、より好ましくは30nm以上8μm以下、より好ましくは50nm以上5μm以下、最も好ましくは100nm以上3μm以下である。
【0011】
好ましくは、発光層の厚さは、1nm以上200nm以下であるが、発光層の好ましい厚み領域(thickness region)は、1nm以上10nm以下、10nm以上50nm以下、50nm以上200nm以下、及び60nm以上100nm以下である。
【0012】
好ましくは、グランドプレートの厚さは、30μm以上10mm以下であるが、グランドプレートの好ましい厚み領域は、5mm以上10mm以下、2mm以上5mm以下、1mm以上2mm以下、最も好ましくは30μm以上1mm以下である。
【0013】
好ましい実施例において、前記少なくとも1つの絶縁分離層の材料は金属材料を有する。適切な金属材料は、例えば、フレーク構造を持つ金属であり、これらフレークの表面上で、酸化物の形成により又は他のパッシベーション方法によりパッシベートされているものである。結果として、絶縁分離層は電気的に絶縁であり、金属反射特性を持つ。好ましくは、前記少なくとも1つの絶縁分離層の材料は、アルミニウム(Al)、バナジウム(V)、クロム(Cr)及びマンガン(Mn)を含む群から選択される材料を有する。最も好ましい絶縁分離層はアルミニウムフレークを有する。これらアルミニウムフレークは、例えば、Metalure(登録商標)金属ディスパーションとしてEckartWerke、

Germanyにより入手可能である。本発明の範囲内で用いられる顔料、限定的ではないが特にMetalure(登録商標)の顔料の典型的な平均及びその程度において好ましい粒子サイズは、9−14μmの範囲である。本発明の好ましい実施例による層、限定的ではないが特にMetalure(登録商標)ディスパーションを用いる層の全反射率(total reflectance)は、好ましくは60%以上、より好ましくは70%以上、より好ましくは80%以上、最も好ましくは85%以上100%以下である。本発明の好ましい実施例のために好ましい重要な特性は、例えば、Li-Piin Sung等のJournal of Coatings Technology, 74, 932(2002)55(本文献は、参照により本明細書に完全に組み込まれる)に述べられているフレークの配向を調節する可能性である。フレークを処理する条件に依存して、フレークの配向は基板と角度をなすように選択され得る。このようにして、反射自体が主として金属的な性格である一方、分離層の反射率は基板に閉じ込められる光に対する角度を変える。
【0014】
本発明の他の好ましい実施例においては、当該ディスプレイが、少なくとも1つのλ/4プレート及び少なくとも1つのリニア偏光層を有し、前記少なくとも1つのλ/4プレート及び前記少なくとも1つのリニア偏光層が、前記グランドプレートから前記絶縁分離層に向けて進む光及び前記絶縁分離層から前記グランドプレートに向けて進む光が、前記少なくとも1つのλ/4プレート及び前記少なくとも1つのリニア偏光層を通らされるように前記グランドプレート及び前記絶縁分離層の間に配置される。斯かる構成により、絶縁分離層は反射性であるが、ディスプレイに当たる入射光は反射されない。前記少なくとも1つのλ/4プレート及び前記少なくとも1つのリニア偏光層を通過し、前記絶縁分離層により反射される光は、前記少なくとも1つのλ/4プレートを再度通過した後初期の偏光角に対し垂直な偏光角を持ち、それ故、前記少なくとも1つのリニア偏光層を通ることができない。このため、他の好ましい実施例では、前記少なくとも1つの絶縁分離層の表面が正反射性である。
【0015】
本発明による他の好ましい実施例によれば、角度をもって前記少なくとも1つの絶縁分離層に当たる光が、少なくとも一部異なる角度で反射される。そうすることにより、発光層から発せられた光のうちグランドプレートでの全反射に起因してディスプレイを出られないような光の少なくとも一部が、ディスプレイを出ることができる。なぜなら、角度が絶縁分離層により変えられるからである。
【0016】
本発明の他の好ましい実施例によれば、6500Kの相関色温度を持つ白色光に対する当該ディスプレイの効率が、少なくとも0.5lm/W以上、好ましくは1.4lm/W以上、より好ましくは3.8lm/W以上、より好ましくは5.2lm/W以上、最も好ましくは5.6lm/W以上である。これにより、当該分野における要求を依然満たしつつ、ディスプレイは良好な光放射率を持つ。
【0017】
本発明の他の好ましい実施例においては、当該ディスプレイが、インクジェット印刷により形成される。塗布された発光層は、電界を加えることにより異なる色を発する。これにより、ディスプレイの素早く、効率的な製造が可能となる。
【0018】
他の実施例においては、当該ディスプレイが、フォトリソグラフィにより形成される。これにより、高解像度ディスプレイの効率的な製造が可能となる。
【0019】
他の実施例においては、当該ディスプレイの少なくとも1つの発光層が、真空蒸着技術(蒸発、有機気相堆積)により形成される。これにより、非溶解性有機材料を持つディスプレイの素早く、効率的な製造が可能となる。
【0020】
上述した技術の2つの、3つ以上の又は全ての組み合わせが、本発明の範囲内でディスプレイを形成するために用いられ得ることに留意されたい。
【0021】
本発明の他の好ましい実施例においては、電気的に生成された光を異なる色に変換する少なくとも1つの光変換層が用いられる。これにより、優れた輝度低下特性(luminance degradation performance)を持つディスプレイを製造することが可能になる。
【0022】
本発明の更なる利点及び特徴は、添付の図面と共に理解されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
図1は、本発明の第1実施例のディスプレイの構造の一部を非常に概略的に示す。透明電極の構造を備えるガラススクリーンとしてもよいスクリーンガラス30上に、1つ又は複数の発光層20が(図示しない正孔輸送層等の他の層と共に)配置され、接するように配置されたその側方に隣接する絶縁分離層10が、2つの異なる発光層20を分離している。絶縁分離層10、発光層20及び好ましくは透明電極構造を備えるガラススクリーンの形態で形成されるグランドプレート30の構造及び設計それ自体は従来からの技術であり、それ故、詳細には述べない。しかしながら、当技術分野で知られている如何なる構造も、本発明の範囲内で用いられてもよい。
【0024】
図2は、本発明の好ましい実施例による偏光層50、λ/4プレート40及び絶縁分離層10を通る光の道筋を示す。この実施例によれば、ディスプレイは、少なくとも1つのλ/4プレート40及び少なくとも1つのリニア偏光層50を有し、少なくとも1つのλ/4プレート40及び少なくとも1つのリニア偏光層50は、グランドプレート30から絶縁分離層10に向けて進む光及び絶縁分離層10からグランドプレート30に向けて進む光が、少なくとも1つのλ/4プレート40及び少なくとも1つのリニア偏光層50を通らされるようにグランドプレート30及び絶縁分離層10の間に配置される。絶縁分離層10の表面が正反射性であることがさらに好ましい。
【0025】
そうすることにより、ディスプレイに当たる光の反射が低減され得る。これは、非常に概略的ではあるが図2に示されるようになされる。
【0026】
入射光が偏光層50に当たり、偏光層50では、例えば水平偏光光しか通されない。λ/4プレート40を介して、光は円偏光光に変えられ、(図2に図示しない)種々のその他の層を随意通り、最終的に絶縁分離層10に当たる。絶縁分離層10の反射により、光はλ/4プレート40に反射される。しかしながら、偏光方向が、λ/4プレート40を通った後に光が垂直に偏光されているようにこの反射により変えられる。この光は、偏光層50を通過することができず、最終的に、入射光は吸収される結果となる。斯かるディスプレイを介して、入射光は反射されないが、発光層から発せられた光は反射される。これは、当技術分野で知られているディスプレイと比較して所謂輝度コントラスト特性(Luminance Contrast Performance)の劇的な増加を招く。
【0027】
輝度コントラスト特性(LCP)は、

のように定義される。
【0028】
反射性ではない“ブラックマトリックス”用いる最先端技術から知られているディスプレイ及び上述したディスプレイは、ほぼ同じ反射を持つであろう。しかしながら、本発明による発光層から絶縁分離層に向けて発せられた光の好ましい反射に起因して、この光は輝きを与えられる(luminate)こととなり、斯くして、LCPを増大させるであろう。
【0029】
他の好ましい実施例においては、角度をもって少なくとも1つの絶縁分離層10に当たる光が、少なくとも一部異なる角度で反射される。これは、例えば非常に概略的ではあるが図3に示されるような絶縁分離層10の表面構造に起因する。図3に見られるように、表面構造は、角度をもって互いに隣接して配置される様々な平坦面からなる。第1の面に当たる光は(ちょうど通常の鏡におけるように)入射光と同じ角度で反射されるが、これら平坦面は互いに角度をもって配置されているので、第2の面に当たる光は、第1の面に当たる光と比べて別の角度で反射されるであろう。図3に示される表面構造は、例えば、上述したようなアルミニウムフレークを用いることにより実現され得る。
【0030】
図3に示される表面構造を持つ絶縁分離層10は、本発明の好ましい実施例によるディスプレイ内で発光層20からグランドプレート30に向けて投射された光の道筋を示す図4に示されるような、以下の利点を持つ。
【0031】
従来技術で知られているディスプレイにおいて、発光層20からグランドプレート30に向けて発せられる光の大部分は、全反射が生じるような角度を持つ。それ故、この光は、グランドプレート30を出ることがなく、斯くして、ディスプレイの輝度を低下させる。
【0032】
上述した図4に示される絶縁分離層10を用いた場合、発光層20から発せられ、グランドプレート30により全反射された(矢印により示される)光は、様々な角度で絶縁分離層10により反射される。それ故、(全部ではないが)上記光の少なくとも一部は、グランドプレート30及びディスプレイを出ることができるであろう。
【0033】
好ましくは、6500Kの相関色温度を持つ白色光に対するディスプレイの効率が、少なくとも0.5lm/W以上、好ましくは1.4lm/W以上、より好ましくは3.8lm/W以上、より好ましくは5.2lm/W以上、最も好ましくは5.6lm/W以上である。これは、当技術分野において知られているディスプレイと比較して20%以上の光収率の増加が達成され得ることを意味する。
【0034】
好ましくは、上述したディスプレイは、インクジェット印刷により形成され得る。ディスプレイの形成に適したインクジェットプロセスの原理は、例えば、C. MacPherson等による”Development of Full Colour Passive PLED Displays by Inkjet Printing”, Sid 03 Digest 39.4, 1191-1193, 2003(本文献は、参照により本明細書に完全に組み込まれる)に述べられている。
【0035】
本発明の好ましい実施例によれば、金属分離層構造がリフトオフプロセスで適用される。所要の駆動エレクトロニクス及び透明電極を含むガラスプレートが、フォトレジスト層(BASFから入手可能なポリビニルピロリドン(polyvinylpyrrolidone) PVP K-90:TGKから入手可能なジ(4−アジド−2−スルフォニルベンジリデン)アセトンジソディウム(di(4-azido-2-sulfonylbenzylidene)acetone disodium)の比が1:10)で被覆され、UVに曝され、乾燥され、現像される。この処理工程後、フォトレジストが、分離層が配置される場所の基板プレートから除去される。次いで、Metalure(登録商標)W2002ディスパーションからの2μmの厚さの金属層がスピンコーティングにより堆積される。80℃で10分間乾燥させた後、スクリーンが希釈された硝酸でぬらされる。2分後、フォトレジストがその上のMetalure(登録商標)層と共に、高圧のウォータージェットにより除去される。乾燥後、200nmの厚さのPEDOT Buffer層(H.C. StarckからのBaytron(登録商標)P)が印刷され、200℃で1分間乾燥される。次いで、赤色、緑色及び青色の発光ポリマー層が、70nmの厚さで連続して印刷される。カソード蒸着及びパッケージングがデバイスの下地を締めくくる。
【0036】
本発明によるディスプレイは、家電用途、携帯用途、モニタ用途、コンピュータ用途に用いるディスプレイデバイスに好ましくは含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】図1は、本発明の第1実施例による絶縁セパレータ、発光層及びグランドプレートの非常に概略的な断面構造を示す。
【図2】図2は、本発明の好ましい実施例による偏光層、λ/4プレート及び絶縁分離層を通る光の道筋を非常に概略的に示す。
【図3】図3は、本発明の好ましい実施例による絶縁分離層の表面構造を非常に概略的に示す。
【図4】図4は、本発明の好ましい実施例によるディスプレイ内で発光層からガラススクリーンに向けて投射された光の道筋を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
グランドプレート並びに各々前記グランドプレートに接するように配置される少なくとも1つの発光層及び少なくとも1つの絶縁分離層を有するディスプレイであって、前記少なくとも1つの発光層及び前記少なくと1つの絶縁分離層が互いに隣接して接するように配置され、前記絶縁分離層が反射性であるディスプレイ。
【請求項2】
請求項1に記載のディスプレイにおいて、
前記少なくとも1つの絶縁分離層の材料は金属材料を有することを特徴とするディスプレイ。
【請求項3】
請求項2に記載のディスプレイにおいて、
前記少なくとも1つの絶縁分離層の金属材料は、アルミニウム、バナジウム、クロム及びマンガンを含む群から選択される材料を有することを特徴とするディスプレイ。
【請求項4】
請求項3に記載のディスプレイにおいて、
前記少なくとも1つの絶縁分離層の材料はアルミニウムフレークを有することを特徴とするディスプレイ。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れか一項に記載のディスプレイにおいて、
少なくとも1つのλ/4プレート及び少なくとも1つのリニア偏光層を有し、前記少なくとも1つのλ/4プレート及び前記少なくとも1つのリニア偏光層は、前記グランドプレートを介して前記絶縁分離層に向けて進む周囲光及び前記絶縁分離層から前記グランドプレートに向けて進む光が、前記少なくとも1つのλ/4プレート及び前記少なくとも1つのリニア偏光層を通らされるように前記絶縁分離層に対向して前記グランドプレート上に配置されることを特徴とするディスプレイ。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか一項に記載のディスプレイにおいて、
前記少なくとも1つの絶縁分離層の表面が正反射性であることを特徴とするディスプレイ。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れか一項に記載のディスプレイにおいて、
角度をもって前記少なくとも1つの絶縁分離層に当たる光は、少なくとも一部異なる角度で反射されることを特徴とするディスプレイ。
【請求項8】
請求項1乃至7の何れか一項に記載のディスプレイにおいて、
6500Kの相関色温度を持つ白色光に対する当該ディスプレイの効率が、少なくとも0.5lm/W以上、好ましくは1.4lm/W以上、より好ましくは3.8lm/W以上、より好ましくは5.2lm/W以上、最も好ましくは5.6lm/W以上であることを特徴とするディスプレイ。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか一項に記載のディスプレイにおいて、
当該ディスプレイは、インクジェット印刷、フォトリソグラフィ、真空蒸着又はこれらプロセスの組合わせにより形成されることを特徴とするディスプレイ。
【請求項10】
家電用途、携帯用途、モニタ用途又はコンピュータ用途に用いる請求項1乃至9の何れか一項に記載のディスプレイを含むディスプレイデバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2007−513479(P2007−513479A)
【公表日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−542097(P2006−542097)
【出願日】平成16年12月1日(2004.12.1)
【国際出願番号】PCT/IB2004/052615
【国際公開番号】WO2005/055332
【国際公開日】平成17年6月16日(2005.6.16)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【Fターム(参考)】