古紙等の減容装置
【課題】 古紙のシュレッダー細片をスクリュープレスした後、袋詰めする場合、袋の入口部が破損したり片寄って充填されることが多かった。
【解決手段】 投入口と、搬送スクリュー体と、円筒状ハウジングと、円筒状ハウジング端部の送出口と、送出口に収納袋の入口を支持する支持部材を有する取付装置によって連結する収納袋とからなる古紙等の減容装置である。前記支持部材は、円筒状ハウジング断面と略同一の円筒断面を有して収納袋の入口部が内面に挿入され、かつ入口部の外周端縁が支持されて着脱することを特徴としたもので古紙等のシュレッダー細片が収納袋内に適宜の固さで充填されるとともに収納袋の入口部や肩部を破損することもない。
【解決手段】 投入口と、搬送スクリュー体と、円筒状ハウジングと、円筒状ハウジング端部の送出口と、送出口に収納袋の入口を支持する支持部材を有する取付装置によって連結する収納袋とからなる古紙等の減容装置である。前記支持部材は、円筒状ハウジング断面と略同一の円筒断面を有して収納袋の入口部が内面に挿入され、かつ入口部の外周端縁が支持されて着脱することを特徴としたもので古紙等のシュレッダー細片が収納袋内に適宜の固さで充填されるとともに収納袋の入口部や肩部を破損することもない。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、事務用の使用済み用紙、新聞紙、雑誌、再生紙等の古紙を再生するために圧縮減容して連続して袋詰めする構成に関する。
【背景技術】
【0002】
ペットボトルやトレイ等の廃棄物を圧縮変形させて減容した減容成形物は、搬送途中において成形が崩れたり、一体化しきれなかった一部分がこぼれたり、廃棄物からの悪臭等を防止するため、廃棄物減容成形物は袋詰めすることが有効である。このような廃棄物等を減容して袋詰めする装置として、廃プラスチック容器梱包装置(特許文献1)が公知である。
又、スーパーマーケット等で賞味期限の過ぎた紙用器を処理して、内容物とパックや包装材とを分解して、パック,包装材を押し出して固める処理装置(特許文献2)が知られる。
【特許文献1】特許第3307628号
【特許文献2】特許第2774468号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記した特許文献1における減容方法は、往復移動する圧縮装置により廃棄物を梱包単位ごとに圧縮変形させ、袋詰め位置に搬送し梱包するものであり、装置が複雑で大きくなると共に、廃棄物の圧縮部は堅牢な部材で構成する必要があり、大型装置となり製造コストが嵩む問題がある。
又、特許文献2における螺旋体の回転により減容するスクリュープレス方式は、比較的構造が簡単に構成されているが、古紙や事務用紙のシュレッダー片を投入すると円筒状ケーシング内において圧縮すると共に、ケーシング内壁との摩擦力によって成形品の外周が完全に固化して一部焼付等により、再生工場等による生産に不向きになる問題があった。又、単に移動運搬用の収納袋を円筒状ケーシングの排出口に装着しても均一な収納ができなかったり、強制的に押圧力を掛けると入口部が破損することがあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決するために、投入口と、搬送スクリュー体と、円筒状ハウジングと、円筒状ハウジング端部の送出口と、送出口に収納袋を支持する支持部材を有する取付装置によって連結する収納袋とからなる古紙等の減容装置において、前記支持部材は円筒状ハウジング孔断面と略同一の孔断面を有して収納袋の入口部が内面に挿入されかつ入口部の外周端縁が支持されて着脱することを特徴とした古紙等の減容装置を提供したものである。
【0005】
また、請求項1記載の古紙等の減容装置において、支持部材の基部が円筒状ハウジングを兼用し、端縁が末広がりのガイド部材を形成することを特徴としたものである。
【発明の効果】
【0006】
以上のように収納袋の取付部材を構成したので、古紙等が円筒状ハウジング部で適宜な圧縮と密着作用を受けながら、収納袋入口付近ではスクリュー体の押圧力を支持部材の内壁全周で受けながら滑らかに案内するので袋内には均一に充填される。そして、収納袋を取り外す時、支持部材の内壁で巾着状にしばると減容材がこぼれない。
又、末広がりガイド部材により、圧縮された部材が四方に分散されて投入されるので、袋入口部と肩部に極部的な押圧力や片寄った背圧力がかからないので、袋の入口部が破損することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明を実施した図面に基づいて構成を説明する。図1は本発明を実施した側面外観図、図2は図1の一部を省略した断面図、図3は図1の正面図、図4は減容装置の一部を断面とした平面図、図5は収納袋の取付部材を取り付けた側面図、図6は取付部材を取り付けた正面図、図7は取付部材を取り外した状態図、図8は取付部材に収納袋を取り付けた入口部の断面図、図9は取付部材のその他の実施例を示す側面図、図10は図9の取付部材を離脱した側面図、図11は図9の正面図および図12はガイド部材の斜視図を示したものである。
【0008】
図1〜3においてAはシュレッダーを示し、従来公知の構成であり、本実施例においては事務用紙、雑誌、新聞紙等の古紙を細断するもので、11の破砕刃と12の投入コンベアを具備した破砕室1を設けている。Bは減容装置を示し、前記破砕室1の下部に配置させて、破砕刃11で細断された紙片が減容装置の投入口8へ案内されて落下するように構成されている。減容装置Bは水平方向に搬送スクリュー体6を受樋2に沿って配置する。
【0009】
搬送スクリュー体6は駆動モータ3によって回転される。7は円筒状ハウジングを示し、受樋2の外壁面18に設けられて、搬送スクリュー体6が回転可能な孔断面を有する。円筒状ハウジング7の送出口側には収納袋5が連結されている。Cは収納袋5の取付装置を示し、支持部材17と支持部材17を固着するロックレバー15等からなる。13はガイド材を示し、支持部材17の一部を形成するもので、外方に向けて末広がり状のラッパ状を呈して、前記した円筒状ハウジング7の側面に連結される。
【0010】
本実施例においては、円筒状ハウジング7とガイド材13とで支持部材17を構成する。9は減容装置Bを支持する架台を示し、10のキャスターのその支持輪を示す。特に図2において、搬送スクリュー体6の先端部は外壁面18を貫通して円筒状ハウジング7の途中まで突出し、ガイド材13より幾分短く構成されている。
【0011】
次に収納袋の取付装置Cについて、図5〜図8に基づいて説明する。支持部材17は搬送スクリュー体6の回転外周形と沿う同形の孔を有した円筒状ハウジング7と、外方に向けて末広がりのガイド材13を設け、円筒状ハウジングの内側には円環状のフランジ19を固着させてなる。14は横ピンを示し、円筒状ハウジング7の外方に向けて一対設けている。15はロックレバーを示し、鉤状のフック16を操作して支持部材17の横ピン14を係合させて固着する。離脱するときは、ロックレバー15を操作してフック16を横ピン14から解除させて支持部材17を取り外す。
【0012】
図7は受樋2側の外壁面18から支持部材17を離脱した状態を示したものである。図8は離脱した支持部材17の内側に収納袋5の入口部を挿入して先端をフランジ19の表面部を前記した外壁面18に当接させて、ロックレバー15を操作してフック16を横ピン14に係合させたのち、再度ロックレバー15によってフック16を読み込むと固着される。
【0013】
さらに、取付装置Cの別の実施例について、図9〜図12に基づいて説明する。図9は別の実施例の取付部材Cを固着した状態を示し、支持部材13のフランジ19に上下2ヶ所の切欠部20を形成される。一方外壁面18側に摺動フック21を上下に2ヶ所に突設させて、前記フランジ19側の切欠部20と対応させて構成する。従って、支持部材17を外壁面18に取り付ける細にはフランジ19の切欠部20を摺動フック21に対応させて逃して密着させて適宜に回動させると図11,図12に示す如くに係合固着される。
【0014】
次に本実施例の減容装置による動作について図2を主として説明する。使用済の事務用紙や、不要の雑誌、古紙用紙等をシュレッダーAの投入コンベア12に載せて送ると破砕刃11によって細巾に切断される。切断された細片は減容装置Bの投入口8に投入させて、搬送スクリュー体6へ落下する。受樋2に被覆された搬送スクリュー体6は回転しながら細片を移送しながら圧縮する。
【0015】
円筒状ハウジング7部の送出口に連結した収納袋5の入口部に向けて細片は適宜に圧縮されて密着状態で押送され、さらにガイド材13を経由して収納袋5へ充填される。この時、収納袋5の入口部は支持部材17の内側に位置しているので、搬送スクリュー体6の先端の押送力を袋の入口部の外側に位置しているはガイド部材13の内壁が直接受ける。そして、収納袋に所定の細片が充填されると駆動モータ3の負荷電流が検知されて回転が自動停止する。
【0016】
ガイド部材13は末広がりのラッパ状であるから、押送される圧縮細片は全周囲に分散しながら滑らかに蓄積させている。従って収納袋には均一に拡散して充填されるとともに、入口部や肩部に極部的な押送力が集中して破損する等の問題がなくなった。
【0017】
又、支持部材17の内部に搬送スクリュー体6の先端が側面視で重合するように突出しているので、収納袋5の入口部を支持した支持部材17を離脱した場合も、搬送スクリュー体6の先端羽根がフタの作用をして表面の細片がこぼれることも少ない。
【0018】
尚、本実施例にやいては搬送スクリュー体を水平方向に設置したが、搬送スクリュー体を縦方向に設置してその下部に収納袋を配置しても同一の作用効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明を実施した側面外観図
【図2】図1の一部を省略した断面図
【図3】図1の正面図
【図4】減容装置の一部を断面とした平面図
【図5】収納袋の取付部材を取り付けた側面図
【図6】取付部材を取り付けた正面図
【図7】取付部材を取り外した状態図
【図8】取付部材に収納袋を取り付けた入口部の断面図
【図9】取付部材のその他の実施例を示す側面図
【図10】図9の取付部材を離脱した側面図
【図11】図9の正面図
【図12】ガイド部材の斜視図
【符号の説明】
【0020】
1 破砕室
2 受樋
3 駆動モータ
4 移動台車
5 収納袋
6 搬送スクリュー体
7 円筒状ハウジング
8 投入口
9 架台
10 キャスター
11 破砕刃
12 投入コンベア
13 ガイド材
14 横ピン
15 ロックレバー
16 フック
17 支持部材
18 外壁面
19 フランジ
20 切欠部
21 摺動フック
A シュレッダー
B 減容装置
C 取付部材
【技術分野】
【0001】
本発明は、事務用の使用済み用紙、新聞紙、雑誌、再生紙等の古紙を再生するために圧縮減容して連続して袋詰めする構成に関する。
【背景技術】
【0002】
ペットボトルやトレイ等の廃棄物を圧縮変形させて減容した減容成形物は、搬送途中において成形が崩れたり、一体化しきれなかった一部分がこぼれたり、廃棄物からの悪臭等を防止するため、廃棄物減容成形物は袋詰めすることが有効である。このような廃棄物等を減容して袋詰めする装置として、廃プラスチック容器梱包装置(特許文献1)が公知である。
又、スーパーマーケット等で賞味期限の過ぎた紙用器を処理して、内容物とパックや包装材とを分解して、パック,包装材を押し出して固める処理装置(特許文献2)が知られる。
【特許文献1】特許第3307628号
【特許文献2】特許第2774468号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記した特許文献1における減容方法は、往復移動する圧縮装置により廃棄物を梱包単位ごとに圧縮変形させ、袋詰め位置に搬送し梱包するものであり、装置が複雑で大きくなると共に、廃棄物の圧縮部は堅牢な部材で構成する必要があり、大型装置となり製造コストが嵩む問題がある。
又、特許文献2における螺旋体の回転により減容するスクリュープレス方式は、比較的構造が簡単に構成されているが、古紙や事務用紙のシュレッダー片を投入すると円筒状ケーシング内において圧縮すると共に、ケーシング内壁との摩擦力によって成形品の外周が完全に固化して一部焼付等により、再生工場等による生産に不向きになる問題があった。又、単に移動運搬用の収納袋を円筒状ケーシングの排出口に装着しても均一な収納ができなかったり、強制的に押圧力を掛けると入口部が破損することがあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記課題を解決するために、投入口と、搬送スクリュー体と、円筒状ハウジングと、円筒状ハウジング端部の送出口と、送出口に収納袋を支持する支持部材を有する取付装置によって連結する収納袋とからなる古紙等の減容装置において、前記支持部材は円筒状ハウジング孔断面と略同一の孔断面を有して収納袋の入口部が内面に挿入されかつ入口部の外周端縁が支持されて着脱することを特徴とした古紙等の減容装置を提供したものである。
【0005】
また、請求項1記載の古紙等の減容装置において、支持部材の基部が円筒状ハウジングを兼用し、端縁が末広がりのガイド部材を形成することを特徴としたものである。
【発明の効果】
【0006】
以上のように収納袋の取付部材を構成したので、古紙等が円筒状ハウジング部で適宜な圧縮と密着作用を受けながら、収納袋入口付近ではスクリュー体の押圧力を支持部材の内壁全周で受けながら滑らかに案内するので袋内には均一に充填される。そして、収納袋を取り外す時、支持部材の内壁で巾着状にしばると減容材がこぼれない。
又、末広がりガイド部材により、圧縮された部材が四方に分散されて投入されるので、袋入口部と肩部に極部的な押圧力や片寄った背圧力がかからないので、袋の入口部が破損することがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明を実施した図面に基づいて構成を説明する。図1は本発明を実施した側面外観図、図2は図1の一部を省略した断面図、図3は図1の正面図、図4は減容装置の一部を断面とした平面図、図5は収納袋の取付部材を取り付けた側面図、図6は取付部材を取り付けた正面図、図7は取付部材を取り外した状態図、図8は取付部材に収納袋を取り付けた入口部の断面図、図9は取付部材のその他の実施例を示す側面図、図10は図9の取付部材を離脱した側面図、図11は図9の正面図および図12はガイド部材の斜視図を示したものである。
【0008】
図1〜3においてAはシュレッダーを示し、従来公知の構成であり、本実施例においては事務用紙、雑誌、新聞紙等の古紙を細断するもので、11の破砕刃と12の投入コンベアを具備した破砕室1を設けている。Bは減容装置を示し、前記破砕室1の下部に配置させて、破砕刃11で細断された紙片が減容装置の投入口8へ案内されて落下するように構成されている。減容装置Bは水平方向に搬送スクリュー体6を受樋2に沿って配置する。
【0009】
搬送スクリュー体6は駆動モータ3によって回転される。7は円筒状ハウジングを示し、受樋2の外壁面18に設けられて、搬送スクリュー体6が回転可能な孔断面を有する。円筒状ハウジング7の送出口側には収納袋5が連結されている。Cは収納袋5の取付装置を示し、支持部材17と支持部材17を固着するロックレバー15等からなる。13はガイド材を示し、支持部材17の一部を形成するもので、外方に向けて末広がり状のラッパ状を呈して、前記した円筒状ハウジング7の側面に連結される。
【0010】
本実施例においては、円筒状ハウジング7とガイド材13とで支持部材17を構成する。9は減容装置Bを支持する架台を示し、10のキャスターのその支持輪を示す。特に図2において、搬送スクリュー体6の先端部は外壁面18を貫通して円筒状ハウジング7の途中まで突出し、ガイド材13より幾分短く構成されている。
【0011】
次に収納袋の取付装置Cについて、図5〜図8に基づいて説明する。支持部材17は搬送スクリュー体6の回転外周形と沿う同形の孔を有した円筒状ハウジング7と、外方に向けて末広がりのガイド材13を設け、円筒状ハウジングの内側には円環状のフランジ19を固着させてなる。14は横ピンを示し、円筒状ハウジング7の外方に向けて一対設けている。15はロックレバーを示し、鉤状のフック16を操作して支持部材17の横ピン14を係合させて固着する。離脱するときは、ロックレバー15を操作してフック16を横ピン14から解除させて支持部材17を取り外す。
【0012】
図7は受樋2側の外壁面18から支持部材17を離脱した状態を示したものである。図8は離脱した支持部材17の内側に収納袋5の入口部を挿入して先端をフランジ19の表面部を前記した外壁面18に当接させて、ロックレバー15を操作してフック16を横ピン14に係合させたのち、再度ロックレバー15によってフック16を読み込むと固着される。
【0013】
さらに、取付装置Cの別の実施例について、図9〜図12に基づいて説明する。図9は別の実施例の取付部材Cを固着した状態を示し、支持部材13のフランジ19に上下2ヶ所の切欠部20を形成される。一方外壁面18側に摺動フック21を上下に2ヶ所に突設させて、前記フランジ19側の切欠部20と対応させて構成する。従って、支持部材17を外壁面18に取り付ける細にはフランジ19の切欠部20を摺動フック21に対応させて逃して密着させて適宜に回動させると図11,図12に示す如くに係合固着される。
【0014】
次に本実施例の減容装置による動作について図2を主として説明する。使用済の事務用紙や、不要の雑誌、古紙用紙等をシュレッダーAの投入コンベア12に載せて送ると破砕刃11によって細巾に切断される。切断された細片は減容装置Bの投入口8に投入させて、搬送スクリュー体6へ落下する。受樋2に被覆された搬送スクリュー体6は回転しながら細片を移送しながら圧縮する。
【0015】
円筒状ハウジング7部の送出口に連結した収納袋5の入口部に向けて細片は適宜に圧縮されて密着状態で押送され、さらにガイド材13を経由して収納袋5へ充填される。この時、収納袋5の入口部は支持部材17の内側に位置しているので、搬送スクリュー体6の先端の押送力を袋の入口部の外側に位置しているはガイド部材13の内壁が直接受ける。そして、収納袋に所定の細片が充填されると駆動モータ3の負荷電流が検知されて回転が自動停止する。
【0016】
ガイド部材13は末広がりのラッパ状であるから、押送される圧縮細片は全周囲に分散しながら滑らかに蓄積させている。従って収納袋には均一に拡散して充填されるとともに、入口部や肩部に極部的な押送力が集中して破損する等の問題がなくなった。
【0017】
又、支持部材17の内部に搬送スクリュー体6の先端が側面視で重合するように突出しているので、収納袋5の入口部を支持した支持部材17を離脱した場合も、搬送スクリュー体6の先端羽根がフタの作用をして表面の細片がこぼれることも少ない。
【0018】
尚、本実施例にやいては搬送スクリュー体を水平方向に設置したが、搬送スクリュー体を縦方向に設置してその下部に収納袋を配置しても同一の作用効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明を実施した側面外観図
【図2】図1の一部を省略した断面図
【図3】図1の正面図
【図4】減容装置の一部を断面とした平面図
【図5】収納袋の取付部材を取り付けた側面図
【図6】取付部材を取り付けた正面図
【図7】取付部材を取り外した状態図
【図8】取付部材に収納袋を取り付けた入口部の断面図
【図9】取付部材のその他の実施例を示す側面図
【図10】図9の取付部材を離脱した側面図
【図11】図9の正面図
【図12】ガイド部材の斜視図
【符号の説明】
【0020】
1 破砕室
2 受樋
3 駆動モータ
4 移動台車
5 収納袋
6 搬送スクリュー体
7 円筒状ハウジング
8 投入口
9 架台
10 キャスター
11 破砕刃
12 投入コンベア
13 ガイド材
14 横ピン
15 ロックレバー
16 フック
17 支持部材
18 外壁面
19 フランジ
20 切欠部
21 摺動フック
A シュレッダー
B 減容装置
C 取付部材
【特許請求の範囲】
【請求項1】
投入口と、搬送スクリュー体と、円筒状ハウジングと、円筒状ハウジング端部の送出口と、送出口に収納袋を支持する支持部材を有する取付装置によって連結する収納袋とからなる古紙等の減容装置において、前記支持部材は円筒状ハウジング孔断面と略同一の孔断面を有して収納袋の入口部が内面に挿入されかつ入口部の外周端縁が支持されて着脱することを特徴とした古紙等の減容装置。
【請求項2】
支持部材の基部が円筒状ハウジングを兼用し、端縁が末広がりのガイド部材を形成している請求項1記載の古紙等の減容装置。
【請求項1】
投入口と、搬送スクリュー体と、円筒状ハウジングと、円筒状ハウジング端部の送出口と、送出口に収納袋を支持する支持部材を有する取付装置によって連結する収納袋とからなる古紙等の減容装置において、前記支持部材は円筒状ハウジング孔断面と略同一の孔断面を有して収納袋の入口部が内面に挿入されかつ入口部の外周端縁が支持されて着脱することを特徴とした古紙等の減容装置。
【請求項2】
支持部材の基部が円筒状ハウジングを兼用し、端縁が末広がりのガイド部材を形成している請求項1記載の古紙等の減容装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2006−61972(P2006−61972A)
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−250200(P2004−250200)
【出願日】平成16年8月30日(2004.8.30)
【出願人】(000171746)株式会社ササキコーポレーション (192)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年3月9日(2006.3.9)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年8月30日(2004.8.30)
【出願人】(000171746)株式会社ササキコーポレーション (192)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]