説明

可変シンボル間干渉発生装置及びデータ生成方法

【課題】データ信号に与えるシンボル間干渉量を連続的に且つ正確に調整できるようにする。
【解決手段】データ信号を周波数応答可変のプログラマブル・フィルタ1010と、PCB配線、一定長のケーブル、ディスクリート・フィルタなどの固定周波数応答を有する固定フィルタ1015を通すことによって、データ信号に与えるシンボル間干渉の量を連続的に調整する。プログラマブル・フィルタ1010は、そのパラメータを調整することで、その挿入利得又は挿入損失を調整でき、これによって、シンボル間干渉量を連続的に可変できると共に正確に調整できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可変シンボル間干渉発生装置及びデータ生成方法に関し、特に、障害のある試験用データ信号を生成する可変シンボル間干渉発生装置及びデータ生成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
本願は、2011年2月4日出願の米国仮特許出願61/439,764号、発明の名称「可変シンボル間干渉発生装置」を優先権として主張する。
【0003】
多くの試験システムでは、シリアル・デジタル信号の受信回路を試験する場合、シンボル間干渉(ISI)を加えることが必要となる。これは、実際の状況をエミュレートすることで行われ、この場合には、長いケーブルや印刷回路基板(PCB)上の配線で通信リンクにISIを加えることになる。一度ISIが加えられたら、受信回路は、障害を与えるストレスが加えられていてもエラー無しの状況で動作するか、その性能が試される。受信回路の評価機構は、どの程度のISIを与えても受信回路がエラー無しで動作するかを調べるものとなる。こうした理由から、試験システムにおいて、連続的にISIの量を変更できることが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−204610号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現在の最新の技術では、印刷回路基板(PCB)の配線の長さを切り換えるRFスイッチを採用しており、これによると、挿入可能な配線長のパスの長さの数に実際的には制約が生じるので、連続的な可変ISIを得るのは難しい。これでは、ISIの可変ステップの分解能が小さくなってしまう。これに代えて、非常に多数のPCB固定配線を用いて、これを手作業で結線することもできるが、これでは1つのISIストレス量から別の量へと自動的に変更する上で問題がある。
【0006】
そこで、可変シンボル間干渉発生装置が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態は、可変シンボル間干渉発生装置を提供するもので、これはデータ信号を次のフィルタに通すことで、シンボル間干渉の量が可変のデータ信号を生成する。
(1)周波数応答が可変のプログラマブル・フィルタ
(2)PCB配線、一定長のケーブル、ディスクリート・フィルタなどのような周波数応答固定の固定フィルタ
パラメータを調整してプログラマブル・フィルタの挿入利得や挿入損失を調整することによって、広範囲で連続的に可変且つ精密に調整できるシンボル間干渉量を容易に生成できる。
【0008】
より具体的には、本発明の第1観念は、可変シンボル間干渉発生装置であって、
データ信号を生成するデータ信号発生回路と、
上記データ信号を受けてフィルタ処理し、中間信号を生成するプログラマブル・フィルタと、
固定挿入損失を有し、上記中間信号を受けてフィルタ処理し、出力信号を生成する固定フィルタと
を具え、
上記出力信号がユーザ指定量のシンボル間干渉ストレスを有するように上記プログラマブル・フィルタが上記データ信号をフィルタ処理することを特徴としている。
【0009】
本発明の第2観念は、第1観念の可変シンボル間干渉発生装置であって、上記プログラマブル・フィルタが、上記データ信号の周波数応答を強調する(つまり、持ち上げる)エンファシス・フィルタであることを特徴としている。
【0010】
本発明の第3観念は、第1観念の可変シンボル間干渉発生装置であって、上記プログラマブル・フィルタが、上記データ信号の周波数応答を低下させるデエンファシス・フィルタであることを特徴としている。
【0011】
本発明の第4観念は、可変シンボル間干渉発生装置であって、
データ信号を生成するデータ信号発生回路と、
固定挿入損失を有し、上記データ信号を受けてフィルタ処理し、中間信号を生成する固定フィルタと、
上記中間信号を受けてフィルタ処理し、出力信号を生成するプログラマブル・フィルタと
を具え、
上記出力信号がユーザ指定量のシンボル間干渉ストレスを有するように上記プログラマブル・フィルタが上記中間信号をフィルタ処理することを特徴としている。
【0012】
本発明の第5観念は、第4観念の可変シンボル間干渉発生装置であって、上記プログラマブル・フィルタが、上記中間信号の周波数応答を強調するエンファシス・フィルタであることを特徴としている。
【0013】
本発明の第6観念は、第4観念の可変シンボル間干渉発生装置であって、上記プログラマブル・フィルタが、上記中間信号の周波数応答を低下させるデエンファシス・フィルタであることを特徴としている。
【0014】
本発明の第7観念は、ユーザ指定量のシンボル間干渉を有するデータ信号を生成するデータ信号生成方法であって、
データ信号を生成するステップと、
上記データ信号をプログラマブル・フィルタでフィルタ処理し、中間信号を生成するステップと、
固定挿入損失を有する固定フィルタで上記中間信号をフィルタ処理し、出力信号を生成するステップと
を具え、
上記出力信号がユーザ指定量のシンボル間干渉ストレスを有するように上記プログラマブル・フィルタが上記データ信号をフィルタ処理することを特徴としている。
【0015】
本発明の第8観念は、第7観念のデータ信号生成方法であって、上記プログラマブル・フィルタが、上記データ信号の周波数応答を強調するエンファシス・フィルタであることを特徴としている。
【0016】
本発明の第9観念は、第7観念のデータ信号生成方法であって、上記プログラマブル・フィルタが、上記データ信号の周波数応答を低下させるデエンファシス・フィルタであることを特徴としている。
【0017】
本発明の第10観念は、ユーザ指定量のシンボル間干渉を有するデータ信号を生成するデータ信号生成方法であって、
データ信号を生成するステップと、
固定挿入損失を有する固定フィルタで上記データ信号をフィルタ処理し、中間信号を生成するステップと、
上記中間信号をプログラマブル・フィルタでフィルタ処理し、出力信号を生成するステップと
を具え、
上記出力信号がユーザ指定量のシンボル間干渉ストレスを有するように上記プログラマブル・フィルタが上記中間信号をフィルタ処理することを特徴としている。
【0018】
本発明の第11観念は、第10観念のデータ信号生成方法であって、上記プログラマブル・フィルタが、上記中間信号の周波数応答を強調するエンファシス・フィルタであることを特徴としている。
【0019】
本発明の第12観念は、第10観念のデータ信号生成方法であって、上記プログラマブル・フィルタが、上記中間信号の周波数応答を弱めるデエンファシス・フィルタであることを特徴としている。
【0020】
本発明の目的、効果及び他の新規な点は、以下の詳細な説明を添付の特許請求の範囲及び図面とともに読むことによって明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】図1は、従来の31インチ(78.7cm)PCB配線の挿入損失を描いたグラフである。
【図2】図2は、図1の31インチPCB配線を通過した後のデータ信号のアイ・ダイアグラムを示す図である。
【図3】図3は、従来の40インチ(101.6cm)PCB配線の挿入損失を描いたグラフである。
【図4】図4は、比較のため、図1の31インチPCB配線の挿入損失105と、図3の40インチPCB配線の挿入損失305を同じグラフ上に描いた図である。
【図5】図5は、図3の40インチPCB配線を通過した後のデータ信号のアイ・ダイアグラムを示す図である。
【図6】図6は、9インチPCB配線の挿入損失を中和するよう最適化されたエンファシス・フィルタの周波数応答605と、9インチPCB配線の挿入損失610を描いたグラフである。
【図7】図7は、本発明の実施形態による合成31インチPCB配線の挿入損失を描いたグラフである。
【図8】図8は、比較のため、図1の31インチPCB配線の挿入損失105と、図7の合成31インチPCB配線の挿入損失705を同じグラフ上に描いた図である。
【図9】図9は、図7の合成31インチPCB配線を通過した後のデータ信号のアイ・ダイアグラムを示す図である。
【図10】図10は、本発明の実施形態による可変シンボル間干渉発生装置のハイレベル・ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明の実施形態は、可変ISI発生装置を提供するもので、これは、データ信号を次のフィルタに通すことで、シンボル間干渉量が可変のデータ信号を生成する。
(1)周波数応答が可変のエンファシス・フィルタ又はデエンファシス・フィルタ
(2)PCB配線、一定長のケーブル、ディスクリート・フィルタなどのような周波数応答固定の固定フィルタ
【0023】
説明のため、図1について考えると、これは、従来の31インチ(78.7cm)PCB配線の挿入損失(周波数応答)105を描いたグラフである(実際は、図中に「after 31inch DPP set to 0」とあるように、後述の米国テクトロニクス社製DPPシリーズを0インチ配線と等価な状態に設定しつつ、31インチPCB配線と連結したものにデータ信号を通している)。PCB配線は、高周波数信号を減衰するので、本質的にローパス・フィルタである。このため、シリアル・デジタル通信信号の高速なエッジを鈍らせ、ビット判定のための領域を劣化させてしてしまう。
【0024】
図2は、図1の31インチPCB配線を通過した後のデータ信号のアイ・ダイアグラム(EYE DIAGRAM)200を示す図である。アイ・ダイアグラムは、オシロスコープなどにおいて、時間対電圧表示を繰り返し重ねたもので、データ・ビットの境界で正確に繰り返されるようにトリガがかけられる。アイ・ダイアグラムは、ビット・レートに同期していれば、データ中及びその近辺に存在する可能性のある電圧の全てを示す。アイ・ダイアグラムの真ん中に目(eye:アイ)が開いていれば、ビット判定が正しく可能であることを示す。図2から明らかなように、31インチ配線のISIが加わったことで、目の開きが小さくなっている。
【0025】
図3は、従来の40インチ(101.6cm)PCB配線の挿入損失305を描いたグラフである。予想通り、この40インチPCB配線は、図1の31インチPCB配線よりも大きな損失を示している。
【0026】
図4は、比較のため、図1の31インチPCB配線の挿入損失105と、図3の40インチPCB配線の挿入損失305を同じグラフ上に描いた図である。なお、図4がモノクロのためわからないが、元々の図は、2つの曲線105と305を異なる色で描いている。
【0027】
図5は、図3の40インチPCB配線を通過した後のデータ信号のアイ・ダイアグラム500を示す図である。損失は、31インチPCB配線よりも40インチPCB配線の方が大きく、よって、同様にISIも、より大きい。このため、図5のアイ・ダイアグラムは、図2のアイ・ダイアグラムと比較し、更に品質の低下が見られる。つまり、図5のアイ・ダイアグラムの目の開いている領域が、図2のアイ・ダイアグラムの目の開いている領域と比較して、更に小さくなっている。
【0028】
ところで、エンファシス・フィルタとは、制御可能な量のエンファシスを加えることによって、データ信号の状態を整える何らかの装置のことで、例えば、米国テクトロニクス社が提供するBERTScopeデジタル・プリエンファシス・プロセッサDPPシリーズなどが、これに当たる。
【0029】
図6は、エンファシス・フィルタの挿入利得(エンファシス)605を示すグラフである。このとき、エンファシス・フィルタのパラメータ(タップ又は係数とも呼ぶ)は、9インチPCB配線の損失610を中和するのに必要な利得に近くなるよう最適化されている。この例では、9インチが使われているが、これは、9インチが図4に示す2つの配線の差分だからである(つまり、40インチ−31インチ=9インチ)。この例では、エンファシス・フィルタは、4タップ有限インパルス応答(FIR)フィルタであり、タップはビット・インターバルの間隔で配置される。しかし、エンファシス・フィルタは、無限インパルス(IIR)フィルタでも良く、また、他のタップ数や他の配置間隔としたり、調整可能な回路要素を有するアナログ回路としても良いことが理解されるであろう。
【0030】
ところで、本発明の実施形態によれば、9インチ・エンファシス・フィルタの挿入利得605は、40インチPCB配線の挿入損失305に加えられ、図7に示すように、31インチPCB配線の周波数応答705を「合成」する。
【0031】
図8は、比較のため、図7の合成31インチPCB配線の周波数応答(挿入損失)705と、図1の実物の31インチPCB配線の周波数応答(挿入損失)105を同じグラフ上に描いた図である。なお、図8がモノクロのためわからないが、元々の図は、2つの曲線105と705を異なる色で描いている。合成周波数応答705は、低周波数から数GHzまで、実物の周波数応答105と非常によくマッチング(整合)している。なお、ケーブルや配線で減衰した後では、非常に高い周波数における信号エネルギーは典型的にはあまり存在しないので、非常に高い周波数における周波数応答のマッチングを特別に良くすることは、必ずしも必要ないことに注意されたい。
【0032】
図9は、図7の合成31インチPCB配線を通過した後のデータ信号のアイ・ダイアグラム900を示す図である。図9のアイ・ダイアグラムは、図2のアイ・ダイアグラムに非常に近いことに注意されたい。これは、合成31インチPCB配線の性能が、実物の31インチPCB配線の性能と非常に良くマッチング(整合)していることを示している。
【0033】
パラメータを調整し、これによってエンファシス・フィルタの挿入利得を調整することによって、広い範囲で連続的に可変でき、且つ正確に調整できるISI量を容易に生成できる。例えば、8インチ、7インチ及び6インチPCB配線の損失を中和するのに必要な利得に近くなるよう最適化されたパラメータをそれぞれ有するエンファシス・フィルタを40インチPCB配線に連結することによって、32インチ、33インチ及び34インチの長さのPCB配線を合成できる。これは、同じことを実現するのに、手動での配線変更や大きくて高価なRFスイッチング・アレーを必要とする最先端の信号発生装置を超える大きな改善である。
【0034】
図10は、本発明の実施形態による可変シンボル間干渉発生装置1000のハイレベル・ブロック図である。データ信号発生ブロック1005は、データ信号を生成する。プログラマブル・フィルタ1010は、データ信号を受けて、これをフィルタ処理し、中間信号を生成する。この実施形態では、プログラマブル・フィルタ1010は、エンファシス・フィルタであり、調整する信号に応じて、プログラム制御可能なエンファシス量を提供する。固定フィルタ1015は、PCB配線、一定長のケーブル、ディスクリート・フィルタなどであり、固定の挿入損失を有する。固定フィルタ1015は、中間信号を受けて、これをフィルタ処理し、出力信号を生成する。この出力信号の全てのISIストレス障害は、プログラマブル・フィルタ1010の可変挿入利得と、固定フィルタ1015の固定挿入損失を連結したものである。
【0035】
上述した実施形態では、プログラマブル・フィルタ1010はエンファシス・フィルタであり、これは、データ信号の周波数応答を改善する(つまり、持ち上げる)可変量の挿入利得を提供するので、プログラマブル・フィルタ1010と固定フィルタ1015の組み合わせた周波数応答は、固定フィルタ1015単独の場合と比較して、ISIが少なくなる。別の実施形態としては、プログラマブル・フィルタ1010をデエンファシス・フィルタとし、これがデータ信号の周波数応答を低下させる可変量の挿入損失を提供するので、プログラマブル・フィルタ1010と固定フィルタ1015の組み合わせた周波数応答は、固定フィルタ1015単独の場合と比較して、ISIが多くなる。
【0036】
更に別の実施形態(図示せず)では、データ信号発生ブロックの出力信号を、最初に挿入損失が固定の固定フィルタに入力し、次に、プログラマブル・フィルタに入力することで、等価な結果を得るようにしても良い。
【0037】
上述の如く、本発明は、試験測定装置における分野において、大きな進歩をもたらすものであることが理解できるであろう。本発明の具体的な実施形態を説明し、実例を説明する目的で記述してきたが、本発明の原理と範囲から逸脱することなく、多様な変形が可能なことは明らかであろう。
【符号の説明】
【0038】
705 合成PCB配線の挿入損失グラフ
1000 可変シンボル間干渉発生装置
1010 プログラマブル・フィルタ
1015 固定フィルタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データ信号を生成するデータ信号発生回路と、
上記データ信号を受けてフィルタ処理し、中間信号を生成するプログラマブル・フィルタと、
固定挿入損失を有し、上記中間信号を受けてフィルタ処理し、出力信号を生成する固定フィルタと
を具え、
上記出力信号がユーザ指定量のシンボル間干渉ストレスを有するように上記プログラマブル・フィルタが上記データ信号をフィルタ処理することを特徴とする可変シンボル間干渉発生装置。
【請求項2】
データ信号を生成するデータ信号発生回路と、
固定挿入損失を有し、上記データ信号を受けてフィルタ処理し、中間信号を生成する固定フィルタと、
上記中間信号を受けてフィルタ処理し、出力信号を生成するプログラマブル・フィルタと
を具え、
上記出力信号がユーザ指定量のシンボル間干渉ストレスを有するように上記プログラマブル・フィルタが上記中間信号をフィルタ処理することを特徴とする可変シンボル間干渉発生装置。
【請求項3】
上記プログラマブル・フィルタが、上記データ信号の周波数応答を強調するエンファシス・フィルタであることを特徴とする請求項1又は2記載の可変シンボル間干渉発生装置。
【請求項4】
データ信号を生成するステップと、
上記データ信号をプログラマブル・フィルタでフィルタ処理し、中間信号を生成するステップと、
固定挿入損失を有する固定フィルタで上記中間信号をフィルタ処理し、出力信号を生成するステップと
を具え、
上記出力信号がユーザ指定量のシンボル間干渉ストレスを有するように上記プログラマブル・フィルタが上記データ信号をフィルタ処理することを特徴とするデータ信号生成方法。
【請求項5】
データ信号を生成するステップと、
固定挿入損失を有する固定フィルタで上記データ信号をフィルタ処理し、中間信号を生成するステップと、
上記中間信号をプログラマブル・フィルタでフィルタ処理し、出力信号を生成するステップと
を具え、
上記出力信号がユーザ指定量のシンボル間干渉ストレスを有するように上記プログラマブル・フィルタが上記中間信号をフィルタ処理することを特徴とするデータ信号生成方法。

【図1】
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【図3】
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【図4】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図10】
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【図2】
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【図5】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−165381(P2012−165381A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−21751(P2012−21751)
【出願日】平成24年2月3日(2012.2.3)
【出願人】(391002340)テクトロニクス・インコーポレイテッド (234)
【氏名又は名称原語表記】TEKTRONIX,INC.
【Fターム(参考)】