説明

吊り治具

【課題】 パネル等を吊り上げるための吊り治具であって、パネル等への着脱作業が容易であるとともに、パネル等を安定した状態で吊り上げることができ、さらにパネル等に外力が働いた場合でもパネル等が外れることのない吊り治具を提供する。
【解決手段】 上部材1と、下部材2とで、パネル等を挟んで吊り上げる吊り治具であって、上部材1と下部材2とは回転軸7により回動可能に連結され、上部材1に設けられる回転軸7を中心とした円弧状の案内溝21と、案内溝21の両端から回転軸7の方向またはその反対方向に向けて形成される係止溝22a,22bと、下部材2に設けられる連結溝23,23と、を備え、案内溝21および係止溝22a,22bならびに連結溝23,23に挿通される係止軸24が、係止溝22aまたは係止溝22bにはまり込むこみ、弾性部材25に付勢されることで、上部材1および下部材2を開放状態または把持状態で固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、枠部材を有するパネルまたは梁部材を吊り上げるための吊り治具に関する。
【背景技術】
【0002】
ツーバイフォー工法のように、予め工場等で形成された複数のパネルを建築現場で組み立てる場合には、クレーン等によってパネルを吊り上げながら所定の場所まで運び、各パネル同士を連結する。また、パネルを工場から建築現場まで輸送する場合の輸送車への積み込みおよび積み降ろし作業も、クレーン等によってパネルを吊り上げながら行われている。クレーン等によってパネルを吊り上げる場合には、従来、二通りの方法があった。第一の方法は、パネルの上枠部材となる(2インチ×4インチの断面をもつ)部材に、部材の幅方向または厚み方向に貫通する孔を二箇所形成し、その孔に環状のワイヤーを通して、そのワイヤーとクレーンのフックの間にワイヤーロープを玉掛けすることでパネルを吊り上げる方法であり、第二の方法は、クレーンのフックに取り付けられた一対の板状体からなる挟持具でパネルの上端部を挟み込んで吊り上げる方法である。
【0003】
しかしながら、従来のパネルの吊り上げ方法には、いくつか不都合な点があった。それは、玉掛けによってパネルを吊り上げる場合においては、予め工場等でパネルに穴を設けておかなければならず、また、建築現場では吊り上げ用のワイヤーロープの取り付けおよび取り外し作業に手間がかかる上に、さらに、孔の形成位置によってはパネルの重心位置が不安定になるため、パネルを水平かつ安定に吊り上げるには熟練した技術が必要であった。また、挟持具でパネルを挟持して吊り上げる場合は、予めパネルに孔を設ける必要はないが、パネルへの挟持具の取り付けおよび取り外し作業に手間がかかるとともに、板状体でパネルを挟み込むので、挟持状態が甘い場合等は吊り上げ途中でパネルが挟持具から滑り落ちてしまい、非常に危険であるといった問題があった。
【0004】
そこで、本願発明者は文献1において、パネル自身の荷重によってパネルの上枠部材を挟持するパネル用吊り具を提案している。このパネル用吊り具によれば、パネルの取り付けおよび取り外しが容易で、初心者でも安全にパネルの吊り上げ作業を行うことができる。
【特許文献1】特開2006−63734号公報
【0005】
しかしながら、文献1の発明は、パネル自身の荷重のみでパネルを挟持する構造のため、パネルの移動中にパネルが障害物に引っ掛かり、吊り具にかかる荷重が小さくなった場合や、強風にあおられた場合などに、パネルが吊り具から外れてしまう可能性があり、問題であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、ツーバイフォー工法に用いられるパネルをはじめとした枠部材を有するパネルまたは梁部材(以下、パネル等とする)を吊り上げるための吊り治具であって、パネル等への着脱作業が容易であるとともに、パネル等を安定した状態で確実かつ安全に吊り上げることができ、さらにパネル等に外力が働いた場合でもパネル等が外れることのない吊り治具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のうち請求項1の発明は、上部材と、下部材とで、断面矩形の枠部材を有するパネルまたは断面矩形の梁部材を挟んで吊り上げる吊り治具であって、前記上部材は、上腕部と、該上腕部の端部に設けられるL字状の上把持部と、からなり、前記下部材は、下腕部と、該下腕部の端部に、前記上把持部に対向して設けられるL字状の下把持部と、からなり、前記上腕部と前記下腕部とは、回転軸により回動可能に連結され、前記上腕部および前記下腕部には、固定機構が設けられ、該固定機構は、前記上腕部に設けられる、前記回転軸を中心とした円弧状の案内溝と、該案内溝の両端から前記回転軸の方向またはその反対方向に向けて形成される係止溝と、前記下腕部に設けられる、前記回転軸の半径方向を向いた直線状の連結溝と、前記案内溝および前記係止溝ならびに前記連結溝に挿通される係止軸と、該係止軸を前記係止溝の先端方向に付勢する弾性部材と、からなることを特徴とする。
【0008】
また、請求項2の発明は、前記上把持部側の前記係止溝が、前記回転軸の反対方向に向けて形成され、他方の前記係止溝が、前記回転軸の方向に向けて形成され、前記下腕部に回動可能に連結される操作部が、連結節を介して前記係止軸と連結され、また、前記操作部が、前記弾性部材を介して前記下腕部と連結され、前記操作部の端部が上方を向いた状態では、前記係止軸が前記回転軸の反対方向に向けて付勢され、前記操作部の端部が下方を向いた状態では、前記係止軸が前記回転軸の方向に向けて付勢されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のうち請求項1の発明によれば、L字状の上把持部および対向するL字状の下把持部によりパネル等を四面で挟み込むので、パネル等の吊り上げ途中においてパネル等が滑り落ちることを防止し、安定した状態でパネル等を吊り上げることが可能となる。また、係止軸が係止溝にはまり込むことで上部材と下部材とが固定され、上把持部および下把持部が開いた状態(以下、開放状態とする)または閉じた状態(以下、把持状態とする)を維持できる。よって、パネル等を挟み込む前は、開放状態にすることで、不意に上把持部および下把持部が閉じてパネル等を傷つけたり、手を挟んだりすることを防ぎ、パネルを挟み込んだ後は、把持状態にすることで、パネル等に外力が働いた場合でもパネル等が外れることを防ぐ。さらに、クレーン等によってパネル等を吊り上げる際に、パネルの枠部材または梁部材の長手方向のほぼ中央位置に本吊り治具を取り付けさえすれば、容易にバランスよく安定した状態を保ちながらパネル等を吊り上げることが可能なので、特別高度な技術を必要とせず、初心者であっても容易にパネル等の吊り上げ操作を行うことができる。
【0010】
本発明のうち請求項2の発明によれば、操作部を上方に押し上げることで、把持状態とし、操作部を下方に押し下げることで、開放状態とすることができる。このように把持状態と開放状態を容易に切り替えることができるので、パネル等の取り付けおよび取り外し作業も容易であり、作業効率が飛躍的に向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の吊り治具の具体的な構成について、各図面に基づいて説明する。図1に示すのは、本吊り治具の把持状態の斜視図であり、図2に示すのは、本吊り治具の開放状態の斜視図である。本吊り治具は、上部材1と、下部材2とで、対象を挟んで吊り上げる吊り治具であって、上部材1を構成する上腕部3および上把持部4と、下部材2を構成する一対の下腕部5,5および下把持部6と、上腕部3と下腕部5,5とを回動可能に連結する回転軸7と、上腕部3および下腕部5,5に設けられる固定機構20と、からなる。
【0012】
上部材1は、鋼鉄製平板を加工してなる上腕部3と、同じく鋼鉄製平板をL字状に折り曲げた上把持部4と、からなり、上把持部4は、上腕部3の長手方向の一端(下端とする)に設けられる。また、上腕部3の他端(上端とする)には、ワイヤー等を通すための吊上孔8が設けられる。さらに、上把持部4には、ゴム製平板からなる緩衝材9が取り付けられる。一方、下部材2は、鋼鉄製平板を加工してなる一対の下腕部5,5と、同じく鋼鉄製平板をL字状に折り曲げた下把持部6と、からなり、下把持部6は、上把持部4と対向するように、下腕部5,5の長手方向の側部に設けられる(下把持部6の折り曲げ部分がある側を、下腕部5,5の下端側とする)。また、下把持部6の水平部分には、補強リブ10が設けられる。そして、上腕部3の中央部および下腕部5,5の上端部にはそれぞれ孔が設けられ、一対の下腕部5,5の間に上腕部3が設置され、回転軸7が挿通されることで、上腕部3と下腕部5,5とが回動可能に連結される。また、下腕部5,5の下部には、棒状の紐取付部54が設けられ、後述の本体操作紐を取り付けることができる。
【0013】
固定機構20は、上腕部3に設けられる案内溝21および係止溝22a,22bと、下腕部5,5に設けられる連結溝23,23と、案内溝21および係止溝22a,22bならびに連結溝23,23に挿通される係止軸24と、係止軸24を付勢する弾性部材25と、係止軸24を動かす操作部26および連結節27,27と、からなる。
【0014】
案内溝21は、回転軸7を中心とした円弧状で、上腕部3の中央側部に設けられ、上腕部3を貫通する。また、係止溝22a,22bは、案内溝21の両端から形成されるものであり、上端側の係止溝22aは、回転軸7の方向へ向けて形成され、下端側の係止溝22bは、回転軸7の反対方向へ向けて形成される。図3に、上腕部3の案内溝21周辺の側面図を示す。さらに、連結溝23,23は、回転軸7の半径方向を向いた直線状で、下腕部5,5に設けられ、その上端は、連結溝23,23と係止溝22aが重なったときの係止溝22aの上端と一致し、下端は連結溝23,23と係止溝22bが重なったときの係止溝22bの下端と一致する。そして、これらの案内溝21および係止溝22a,22bならびに連結溝23,23に、係止軸24が挿通される。このように構成されることで、下腕部5,5に対する上腕部3の動作が、係止軸24により規制される。すなわち、上腕部3の可動角度範囲は案内溝21の円弧の中心角に等しくなり、係止軸24が係止溝22a,22bにはまり込むことで上腕部3が固定される。
【0015】
さらに、操作部26は、下腕部5,5に操作軸28を介して回動可能に連結され、その軸方向から見た形状は、操作軸28から両腕が伸びるL字状である。この一方の腕は連結節27,27を介して係止軸24と連結され、他方の腕は弾性部材25を介して下腕部5,5と連結される。ここで、弾性部材25は引張りコイルバネである。この構造は、図4の固定機構20の動作を示す説明図に示される。なお、前記他方の腕の先端部を上方へ折曲させることで、操作時に指を挟むことを防止できる。
【0016】
以下に、図4に従い固定機構20の動作を説明する。(a)は、開放状態を示しており、操作部26の端部は下方を向いている(以下、操作部26が開放位置にある、という)。また係止軸24が係止溝22aにはまり込んでいるため、下腕部5,5に対して上腕部3は動かない。この状態では、弾性部材25が縮もうとするので操作部26に対して反時計回りのトルクが働く。すると、操作部26に連結された連結節27,27には図面右上方向の力が働き、さらに連結節27,27に連結された係止軸24にも同方向の力が働く。よって、操作部26を動かさない限り、係止軸24が係止溝22aから脱出することはなく、開放状態のまま確実に固定される。一方、(b)は、把持状態を示しており、操作部26の端部は上方を向いている(以下、操作部26が把持位置にある、という)。また係止軸24が係止溝22bにはまり込んでいるため、下腕部5,5に対して上腕部3は動かない。この状態では、弾性部材25が縮もうとするので操作部26に時計回りのトルクが働く。すると、操作部26に連結された連結節27,27には図面左下方向の力が働き、さらに連結節27,27に連結された係止軸24にも同方向の力が働く。よって、操作部26を動かさない限り、係止軸24が係止溝22bから脱出することはなく、把持状態のまま確実に固定される。このように、操作部26の端部を上下に動かすことで、係止軸24には逆向きの力が働き、開放状態および把持状態のそれぞれの状態で上腕部3を固定することができる。このように動作するためには、操作部26の端部を下方に向けたときには弾性部材25の中心線が操作軸28より下方に位置し、操作部26の端部を上方に向けたときには弾性部材25の中心線が操作軸28より上方に位置するように、各要素が配置されていなければならない。なお、操作部26が開放位置と把持位置の中間にある(以下、操作部26が中間位置にある、という)場合は、係止軸24が回転軸7を中心とした円弧状の案内溝21に位置し、上腕部3は自由に回動可能となる。
【0017】
次に、実際にツーバイフォー工法に用いるパネル41を吊り上げる際の、本吊り治具の取り付けおよび取り外し操作について説明する。パネル41に本吊り治具を取り付ける際には、まず、図5(a)に示すように、パネル41の枠部材40に、開放状態にある本吊り治具の下把持部6を当接させる。この状態では、操作部26が開放位置にあるので、上把持部4および下把持部6は開いたまま固定されており、不意に閉じるようなことがないため、安全に作業を行うことができる。吊り治具を所定の位置に設置したら、操作部26を開放位置から押し上げて中間位置へ動かすことで、下腕部5に対して上腕部3が回動可能となり、上把持部4を枠部材40に当接させる。そして、上把持部4および下把持部6が確実に枠部材40に当接していることを確認の上、操作部26を中間位置から押し上げて把持位置に動かすことで、上把持部4および下把持部6が閉じた状態で固定される(図5(b))。このようにして本吊り治具を取り付ければ、弾性部材25の付勢力によりパネル41は確実に把持され、安全に吊り上げることができる。パネル41を所定の位置に設置後、パネル41から本吊り治具を取り外す際の動作は、上記の逆であり、図5(b)に示す状態から、操作部26を押し下げて中間位置へ動かすことで下腕部5に対して上腕部3が回動可能となり、取り外すことができるようになる。取り外した後は操作部26を開放位置にしてもよいし、把持位置にしてもよい。このように、本吊り治具の取り付けおよび取り外しに際しては、玉掛けのような特殊な技術は一切必要なく、極めて容易かつ確実にパネル41を把持することができる。
【0018】
図6に示すのは、本吊り治具を用いてパネル41を吊り上げた状態を示す斜視図である。上腕部3の吊上孔8に取付金具50が通され、さらに取付金具50にストラップ51が通され、ストラップ51がクレーンのフック52に取り付けられている。本吊り治具を、このようにパネル41の枠部材40の長手方向の中央位置に取り付けることで、容易にバランスよく安定した状態を保ちながら吊り上げることができる。なお、操作部26に開閉操作紐53を、紐取付部54に本体操作紐55を取り付けておけば、パネル41を高所に設置した後、開閉操作紐53を下から引っ張ることで操作部26を中間位置に動かし、本体操作紐55を軽く引っ張り、上把持部4および下把持部6を開いてそれ以上動かなくなったときに開閉操作紐53をさらに引っ張れば、開放状態になり、本吊り治具を取り外すことができる。
【0019】
本発明の吊り治具は、上記実施例に限定されるものでない。例えば、上把持部および下把持部は、L字状以外に、把持する対象に合わせた形状としたものであってもよい。また、上把持部および下把持部のパネル等との接触面に係止爪を設け、パネル等に係止爪が食い込むことでより確実に把持できるようにしてもよい。さらに、固定機構について、弾性部材は、引張りコイルバネのほか、ねじりコイルバネや板バネ等のバネや、ゴム紐等でもよい。さらに、案内溝の両端に形成される係止溝は、その両方が回転軸の方向を向くものであってもよい。この場合、開放状態および把持状態のいずれにおいても、操作部が下方を向いた状態となる。逆に、両方の係止溝が回転軸の反対方向を向くものであってもよく、この場合、開放状態および把持状態のいずれにおいても、操作部が上方を向いた状態となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の吊り治具の把持状態を示す斜視図。
【図2】本発明の吊り治具の開放状態を示す斜視図。
【図3】上腕部の部分側面図。
【図4】固定機構の動作を示す説明図。
【図5】パネルへの取り付けおよび取り外し操作を示す説明図。
【図6】パネルを吊り上げた状態を示す斜視図。
【符号の説明】
【0021】
1 上部材
2 下部材
3 上腕部
4 上把持部
5 下腕部
6 下把持部
7 回転軸
20 固定機構
21 案内溝
22a,22b 係止溝
23 連結溝
24 係止軸
25 弾性部材
26 操作部
27 連結節
40 枠部材
41 パネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部材(1)と、下部材(2)とで、断面矩形の枠部材(40)を有するパネル(41)または断面矩形の梁部材を挟んで吊り上げる吊り治具であって、
前記上部材(1)は、上腕部(3)と、該上腕部(3)の端部に設けられるL字状の上把持部(4)と、からなり、前記下部材(2)は、下腕部(5,5)と、該下腕部(5,5)の端部に、前記上把持部(4)に対向して設けられるL字状の下把持部(6)と、からなり、前記上腕部(3)と前記下腕部(5,5)とは、回転軸(7)により回動可能に連結され、前記上腕部(3)および前記下腕部(5,5)には、固定機構(20)が設けられ、
該固定機構(20)は、前記上腕部(3)に設けられる、前記回転軸(7)を中心とした円弧状の案内溝(21)と、該案内溝(21)の両端から前記回転軸(7)の方向またはその反対方向に向けて形成される係止溝(22a,22b)と、前記下腕部(5,5)に設けられる、前記回転軸(7)の半径方向を向いた直線状の連結溝(23,23)と、前記案内溝(21)および前記係止溝(22a,22b)ならびに前記連結溝(23,23)に挿通される係止軸(24)と、該係止軸(24)を前記係止溝(22a,22b)の先端方向に付勢する弾性部材(25)と、からなることを特徴とする吊り治具。
【請求項2】
前記上把持部(4)側の前記係止溝(22b)が、前記回転軸(7)の反対方向に向けて形成され、他方の前記係止溝(22a)が、前記回転軸(7)の方向に向けて形成され、
前記下腕部(5,5)に回動可能に連結される操作部(26)が、連結節(27,27)を介して前記係止軸(24)と連結され、また、前記操作部(26)が、前記弾性部材(25)を介して前記下腕部(5,5)と連結され、
前記操作部(26)の端部が上方を向いた状態では、前記係止軸(24)が前記回転軸(7)の反対方向に向けて付勢され、前記操作部(26)の端部が下方を向いた状態では、前記係止軸(24)が前記回転軸(7)の方向に向けて付勢されることを特徴とする請求項1記載の吊り治具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−274715(P2008−274715A)
【公開日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−122682(P2007−122682)
【出願日】平成19年5月7日(2007.5.7)
【出願人】(305048440)
【出願人】(000132079)株式会社スーパーツール (11)
【Fターム(参考)】