説明

回転プラグ

【課題】回転を半回転にして構造の単純化と薄型を目的にした回転プラグを提供する。
【解決手段】プラグピン1a、1bの端をL字にし、それぞれ個々にL字部に接触を維持して軸回転する別の導電部2a,2bを設け、同方向に半回転するようにしたことを特徴とする回転プラグ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転を片側に限定して部品の省力化と薄型にすることを目的にした回転プラグに関するものである。
【背景技術】
【0002】
水平に180度回転するプラグはあった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)構造が複雑になる。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
プラグピンの端をL字にし、それぞれ個々にL字部に接触を維持して軸回転する別の導電部を設け、同方向に半回転するようにする。以上を特徴とする回転プラグである。
【発明の効果】
【0005】
回転方向を限定したので、部品数の省力化と単純構造によりコスト安で薄型にできる。又コンセント付きコードを装着することにより、家具の背面などに中継用コンセントとして設置しておける。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)プラグピン(1a、b)L字部と、導電部(2a、b)を回転軸(6a,b)と平座金(4a)・バネ座金(3a)により接触を維持して軸回転できるように取り付ける。
(ロ)円形部品(5)に2本のプラグピンを貫通させて回転軸(6a)に中心を固定する。
(ハ)導電部(2a、b)の上部に配線(13)の取り付け用穴(10b)と締め付け用のボルト(7)、バネ座金(3b)、平座金(4b)を取り付ける。
(ニ)2本の導電部の穴(10a)に貫通する芯(9)を有する表カバー(11)と、円形部品(5)の外周に接触して回転するカバー(12)を噛み合わせ、芯(9)に本体用ボルト(8)で裏カバー(12)側から締めて固定する。
本発明は以上のような構成で、これを使用する時は、コンセント付コードをプラグ本体に装着して使うと良い。図4に示すように、プラグ本体(14)を上下逆転することにより向きを自由に確保できるので、家具などの背面に常時固定用として、又中継用コンセントとして使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の分解斜視図
【図2】 本発明の部分分解斜視図
【図3】 本発明の部分斜視図
【図4】 本発明の使用状態を示す側面図
【符号の説明】
【0008】
1a,b プラグピン
2a,b 導電部
3a,b バネ座金
4a,b 平座金
5 円形部品
6a、b 回転軸
7 ボルト
8 本体用ボルト
9 芯
10a,b 穴
11 表カバー
12 裏カバー
13 配線
14 プラグ本体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラグピンの端をL字にし、それぞれ個々にL字部に接触を維持して軸回転する別の導電部を設け、同方向に半回転するようにしたことを特徴とする回転プラグ

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−177141(P2008−177141A)
【公開日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−38521(P2007−38521)
【出願日】平成19年1月22日(2007.1.22)
【出願人】(305018096)
【Fターム(参考)】