説明

回転支持構造

【課題】部品の製造コストや組立の手間を少なくすることのできる、扉を回転自在に支持するための回転支持構造を提供すること。
【解決手段】本発明における回転支持構造4は、筐体本体2と扉3とを互いに連結させる第1連結部5と第2連結部6とを備え、第1連結部5は、第1軸部51と、第1軸部51が嵌合する第1孔部52とを有し、第1軸部51と第1孔部52との一方は筐体本体2に設けられ、第1軸部51と第1孔部52との他方は扉3に設けられ、第2連結部6は、雄ネジ部61bと第2軸部61cとを備えるネジ部材61と、雄ネジ部61bが螺合する雌ネジ部62と、第2軸部61cが嵌合する第2孔部63とを有し、雌ネジ部62と第2孔部63との一方は筐体本体2に設けられ、雌ネジ部62と第2孔部63との他方は扉3に設けられるという構成を採用する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば電子機器筐体の扉に用いて好適な回転支持構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、電子機器類を外部に露出した状態で設置するのは安全性の観点等から好ましくなく、電子機器類は所定の筐体内に設置される。この筐体は、筐体本体と扉とを有している。筐体本体は、開口部を有する箱状に形成されたものであり、その内部に電子機器類が設置される。なお、電子機器類の筐体本体への設置や設置後のメンテナンス等は、開口部を介して行われる。扉は、上記開口部を遮蔽するものであり、筐体本体に開閉自在に設けられる。
扉は所定の辺に平行して延びる軸周りで回転して開閉するが、扉を回転自在に筐体本体へ設置するために、扉の回転支持構造が用いられている。ここで、特許文献1には、このような回転支持構造の一例としての、ヒンジ金具が開示されている。
【0003】
このヒンジ金具は、一対のプレートからなる。一対のプレートのうち、一方は筐体本体に、他方は扉に、それぞれ複数の締結部材を用いて設けられている。一対のプレートはいずれも、回転軸となるピンと、該ピンが回転自在に挿入される長孔とを有している。一対のプレートのそれぞれに形成されたピンを、相対するプレートの長孔に回転自在に挿入させることで、扉を筐体本体に対して開閉自在に取り付けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2002−276232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来技術には、以下のような課題が存在する。
特許文献1に開示されたヒンジ金具は、筐体本体及び扉とは別に構成された一対のプレートを用い、複数の締結部材を用いて筐体本体及び扉に設けられるために、部品点数が多くなっている。よって、部品の製造コストが高いという課題があった。
また、部品点数が多いために、一対のプレートを筐体本体及び扉に取り付ける組立の手間が多くなってしまうという課題があった。
【0006】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、部品の製造コストや組立の手間を少なくすることのできる、扉を回転自在に支持するための回転支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明における回転支持構造は、筐体本体と扉とを互いに連結させる第1連結部と第2連結部とを備え、第1連結部と第2連結部とを結ぶ所定の軸周りで扉を回転自在に支持する回転支持構造であって、第1連結部は、第1軸部と、該第1軸部が回転自在に嵌合する第1孔部とを有し、第1軸部と第1孔部との一方は筐体本体に設けられ、第1軸部と第1孔部との他方は扉に設けられ、第2連結部は、雄ネジ部と該雄ネジ部の中心軸と同一軸上に設けられる第2軸部とを備えるネジ部材と、雄ネジ部が螺合する雌ネジ部と、第2軸部が回転自在に嵌合する第2孔部とを有し、雌ネジ部と第2孔部との一方は筐体本体に設けられ、雌ネジ部と第2孔部との他方は扉に設けられるという構成を採用する。
【0008】
このような構成を採用する本発明では、扉を筐体本体に取り付ける手順として、まず、第1軸部を第1孔部に回転自在に嵌合させる。次に、雌ネジ部と第2孔部とが互いに同一軸上に配置されるように、扉の筐体本体に対する位置を調整する。最後に、ネジ部材を雌ネジ部及び第2孔部に連通して取り付ける。このとき、ネジ部材の雄ネジ部と、雌ネジ部とは、締結により一体的に接続される。また、ネジ部材の第2軸部は、第2孔部に回転自在に嵌合している。したがって、以上のように少ない部品点数で構成される回転支持構造を用いることで、扉は、第1軸部と第2軸部とを結ぶ所定の軸周りで回転自在に筐体本体に支持される。
【0009】
また、本発明における回転支持構造は、ネジ部材の締結部が、筐体本体の内側に臨む位置に設けられるという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明では、ネジ部材を回転させるための締結部が筐体本体の内側に臨む位置に設けられているため、扉を閉めているときには、ネジ部材を筐体の外側から回転することは難しい。よって、扉を閉めているときにネジ部材が緩められ、扉が外されることを防ぐことが可能となる。
【0010】
また、本発明における回転支持構造は、第1連結部及び第2連結部が、筐体本体と扉との間に、扉の回転により生じる摩擦力を低減させる摩擦低減部をそれぞれ有するという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明では、筐体本体と扉との間に摩擦低減部が設けられていることから、摩擦力を低減でき、扉の開閉に要する力が小さくなる。また、筐体本体及び扉の摺動部分における摩耗・消耗が抑えられる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
本発明によれば、少ない部品点数で構成される回転支持構造を用いて、扉を筐体本体に回転自在に取り付けることができる。したがって、本発明によれば、回転支持構造を構成する部品の製造コストや組立の手間を少なくできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】筐体1の構成を示す概略図である。
【図2】回転支持構造4の構成を示す概略図である。
【図3】第1連結部5の一変形例を示す概略図である。
【図4】第2連結部6の一変形例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の回転支持構造に係る実施の形態を、図1から図4を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
【0014】
図1は、筐体1の構成を示す概略図である。
筐体1は、直方体状に形成され、その内部に電子機器類(図示せず)を設置するためのものである。筐体1は、筐体本体2と、扉3と、回転支持構造4(図2参照)とを有している。
【0015】
筐体本体2は、開口部2aを備える箱状に形成され、その内部に電子機器類を設置するためのものである。筐体本体2は、折り曲げ・溶接等を用いて金属板を加工することで成形されている。電子機器類の筐体本体2内への設置及び設置後のメンテナンス等は、開口部2aを介して行われる。
扉3は、筐体本体2の開口部2aを遮蔽すると共に、筐体本体2に開閉自在に設けられるものである。扉3は、筐体本体2と同じく、折り曲げ・溶接等を用いて金属板を加工することで成形されている。扉3は、後述する第1連結部5と第2連結部6(共に図2参照)とを結ぶ所定の軸周りに回転自在に設けられている。
【0016】
次に、回転支持構造4を、図2を参照して説明する。
図2は、回転支持構造4の構成を示す概略図であって、(a)は図1のA−A線視断面図、(b)は(a)の領域Sにおける拡大図、(c)は(a)の領域Tにおける拡大図である。なお、図2の紙面上方を筐体1における上側とする。
回転支持構造4は、筐体本体2と扉3との連結に用いられ、扉3を開閉自在に支持するものである。回転支持構造4は、第1連結部5と、第2連結部6とを有し、第1連結部5と第2連結部6とを結ぶ所定の軸周りで回転自在に扉3を支持している。
【0017】
第1連結部5は、筐体本体2と扉3とを互いに連結するものであって、筐体1の上側に設けられている。第1連結部5は、ピン部材(第1軸部)51と、第1孔部52と、樹脂ワッシャ(摩擦低減部)Wとを有している。
【0018】
ピン部材51は、高い剛性及び耐摩耗性を備える金属製の円柱ピンである。ピン部材51は、扉3に一体的に接続され、扉3の内側(紙面下方)に向かって突出している。より詳細には、扉3には圧入用孔部31が形成され、圧入用孔部31にピン部材51が圧入されることで、ピン部材51と扉3とが一体的に接続されている。なお、ピン部材51は扉3の内側から圧入されるのであるが、ピン部材51が扉3の外側へ通過して抜けることを防止するために、ピン部材51の外周面に通過防止用の鍔部を設けてもよい。また、ピン部材51の外周面は平滑に研磨されている。
【0019】
第1孔部52は、筐体本体2に形成されており、扉3の圧入用孔部31と対向する位置に設けられている。第1孔部52は、ピン部材51が回転自在に嵌合できる大きさで形成されており、扉3が筐体本体2に取り付けられている状態では第1孔部52にはピン部材51が回転自在に嵌合している。また、第1孔部52の内周面は平滑に研磨されている。
【0020】
樹脂ワッシャWは、扉3の回転により生じる摩擦力を低減するためのものであり、その中央部に板厚方向で貫通する貫通孔を有する樹脂製の円板部材である。樹脂ワッシャWは、ポリエチレン樹脂やフッ素樹脂等を用いて形成されている。また、樹脂ワッシャWは、筐体本体2と扉3との間に設けられ、樹脂ワッシャWの貫通孔にはピン部材51が貫通している。樹脂ワッシャWが設けられることで、筐体本体2と扉3との間の摩擦力を低減でき、扉3の開閉に要する力が小さくなる。また、筐体本体2及び扉3の摺動部分における摩耗・消耗を抑えることができる。
【0021】
第2連結部6は、筐体本体2と扉3とを互いに連結するものであって、筐体1の下側に設けられている。第2連結部6は、ネジ部材61と、雌ネジ部62と、第2孔部63と、樹脂ワッシャ(摩擦低減部)Wとを有している。
【0022】
ネジ部材61は、筐体本体2に締結して設けられている部材であって、締結部61aと、雄ネジ部61bと、第2軸部61cとを有している。なお、締結部61a、雄ネジ部61b及び第2軸部61cは、上側から順次配置され一体的に設けられている。ネジ部材61は、高い剛性及び耐摩耗性を備える金属を用いて形成されている。
【0023】
締結部61aは、ネジ部材61を回転するために用いられる部分であり、締結用器具(ドライバー、六角レンチ等)と係合するための所定の溝又は孔(図示せず)がその上部に形成されている。なお、ネジ部材61を筐体本体2に締結したときに、締結部61aは筐体本体2に内側に臨む位置に設けられている。そのため、扉3を閉めているときには、ネジ部材61を筐体1の外側から回転することは難しく、扉3を閉めているときにネジ部材61が緩められ、扉3が外されることを防ぐことができる。
【0024】
雄ネジ部61bは、筐体本体2に形成された雌ネジ部62に螺入する部分である。
第2軸部61cは、扉3に形成された第2孔部63に回転自在に嵌合する部分である。なお、第2軸部61cの外周面は平滑に研磨されている。
【0025】
雌ネジ部62は、筐体本体2に設けられ、ネジ部材61の雄ネジ部61bが螺入できる大きさで形成されている。
第2孔部63は、扉3に設けられ、ネジ部材61の第2軸部61cが回転自在に嵌合できる大きさで形成されている。また、第2孔部63の内周面は平滑に研磨されている。
樹脂ワッシャWは、第1連結部5に設けられているものと同様の樹脂を用いて形成されており、筐体本体2と扉3との間に設けられ、樹脂ワッシャWの貫通孔には第2軸部61cが貫通している。
【0026】
続いて、扉3を筐体本体2に取り付ける工程を説明する。
なお、ピン部材51の圧入用孔部31への圧入は既に完了しており、扉3にはピン部材51が一体的に接続されているものとする。
【0027】
まず、第1連結部5によって、筐体本体2と扉3とを互いに連結させる。
扉3に設けられているピン部材51に、樹脂ワッシャWを取り付ける。そして、ピン部材51を、筐体本体2に形成された第1孔部52に嵌合させる。ピン部材51は、第1孔部52に回転自在に嵌合することができるため、扉3は第1連結部5を介して筐体本体2に回転自在に連結される。なお、樹脂ワッシャWは、筐体本体2と扉3との間に設けられている。
【0028】
次に、扉3の筐体本体2に対する位置を調整する。
ネジ部材61を筐体本体2に取り付けるために、扉3の筐体本体2に対する位置を調整する。具体的には、筐体本体2の雌ネジ部62と、扉3の第2孔部63とが同一軸上に配置されるように、扉3の筐体本体2に対する位置を調整する。なお、筐体本体2と扉3との間に樹脂ワッシャWを配置しておく。このとき、樹脂ワッシャWの貫通孔は、雌ネジ部62及び第2孔部63と連通している。
【0029】
最後に、第2連結部6によって、筐体本体2と扉3とを互いに連結させる。
ネジ部材61を、雌ネジ部62及び第2孔部63に連通して取り付ける。すなわち、ネジ部材61の雄ネジ部61bを、雌ネジ部62に螺入して締結する。なお、ネジ部材61の回転には締結部61aが用いられる。この締結により、雄ネジ部61bと雌ネジ部62とが一体的に接続される。また、上述したように、雌ネジ部62と第2孔部63とは同一軸上に配置されているため、雄ネジ部61bを雌ネジ部62に螺入させることで、ネジ部材61の第2軸部61cが第2孔部63に回転自在に嵌合する。
ネジ部材61を雌ネジ部62及び第2孔部63に取り付けることで、扉3は第2連結部6を介して筐体本体2に回転自在に連結される。なお、樹脂ワッシャWは、筐体本体2と扉3との間に設けられ、樹脂ワッシャWの貫通孔には第2軸部61cが貫通している。
以上で、扉3を筐体本体2に取り付ける工程が終了する。回転支持構造4は、扉3を、第1軸部51と第2軸部61cとを結ぶ軸周りで回転自在に支持することができる。
【0030】
本実施形態における回転支持構造4を構成する要素のうち、筐体本体2及び扉3に形成されているもの以外では、ピン部材51、ネジ部材61及び樹脂ワッシャWのみである。すなわち、回転支持構造4を構成する部品点数は少なく、部品製造のコストを抑制することができる。
また、ピン部材51を第1孔部52に嵌合させるだけで、第1連結部5による筐体本体2と扉3との連結は完了し、ネジ部材61を締結するだけで、第2連結部6による筐体本体2と扉3との連結は完了する。すなわち、扉3を筐体本体2に取り付けて、筐体1を組み立てるための手間を少ないものとすることができる。
【0031】
したがって、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、少ない部品点数で構成される回転支持構造4を用いて、扉3を筐体本体2に回転自在に取り付けることができる。したがって、本実施形態によれば、回転支持構造4を構成する部品の製造コストや組立の手間を少なくできるという効果がある。
【0032】
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0033】
例えば、上記実施形態では、ピン部材51は扉3に一体的に接続されているが、これに限定されるものではなく、ピン部材51を筐体本体2に一体的に接続し、第1孔部を扉3に形成してもよい。
【0034】
また、上記実施形態では、第1連結部5の構成要素としてピン部材51が用いられているが、これに限定されるものではなく、図3に示される突部(第1軸部)53を用いてもよい。
図3は、第1連結部5の一変形例を示す概略図である。
図3には、第1連結部5の一変形例である第1連結部5Aが示されている。第1連結部5Aは、第1孔部52と、突部53とを有している。突部53は扉3に設けられており、より詳細には、扉3を構成する金属板をプレス加工することで、突部53が形成されている。突部53は、略円筒状に形成されており、筐体本体2の第1孔部52に回転自在に嵌合している。
【0035】
また、上記実施形態における第2連結部6の代わりに、図4に示される第2連結部6Aを用いてもよい。
図4は、第2連結部6の一変形例を示す概略図である。
図4には、第2連結部6の一変形例である第2連結部6Aが示されている。第2連結部6Aは、ネジ部材64と、雌ネジ部65と、第2孔部66とを有している。ネジ部材64は、締結部64aと、雄ネジ部64bと、第2軸部64cとを有している。なお、締結部64a、第2軸部64c及び雄ネジ部64bは、上側から順次配置され一体的に設けられている。また、雌ネジ部65は扉3に形成され、第2孔部66は筐体本体2に設けられている。
【0036】
また、上記実施形態では、筐体本体2と扉3との間に摩擦を低減させるための樹脂ワッシャWが設けられているが、これに限定されるものではなく、筐体本体2及び扉3の摺動部のうち少なくともいずれか一方に、摩擦を低減させるための表面処理(塗装など)が施されていてもよい。
【符号の説明】
【0037】
2…筐体本体、3…扉、4…回転支持構造、5…第1連結部、51…ピン部材(第1軸部)、52…第1孔部、53…突部(第1軸部)、6…第2連結部、61…ネジ部材、61a…締結部、61b…雄ネジ部、61c…第2軸部、62…雌ネジ部、63…第2孔部、64…ネジ部材、64a…締結部、64b…雄ネジ部、64c…第2軸部、65…雌ネジ部、66…第2孔部、W…樹脂ワッシャ(摩擦低減部)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体本体と扉とを互いに連結させる第1連結部と第2連結部とを備え、前記第1連結部と前記第2連結部とを結ぶ所定の軸周りで前記扉を回転自在に支持する回転支持構造であって、
前記第1連結部は、第1軸部と、該第1軸部が回転自在に嵌合する第1孔部とを有し、
前記第1軸部と前記第1孔部との一方は、前記筐体本体に設けられ、
前記第1軸部と前記第1孔部との他方は、前記扉に設けられ、
前記第2連結部は、雄ネジ部と該雄ネジ部の中心軸と同一軸上に設けられる第2軸部とを備えるネジ部材と、前記雄ネジ部が螺合する雌ネジ部と、前記第2軸部が回転自在に嵌合する第2孔部とを有し、
前記雌ネジ部と前記第2孔部との一方は、前記筐体本体に設けられ、
前記雌ネジ部と前記第2孔部との他方は、前記扉に設けられることを特徴とする回転支持構造。
【請求項2】
請求項1に記載の回転支持構造において、
前記ネジ部材の締結部は、前記筐体本体の内側に臨む位置に設けられることを特徴とする回転支持構造。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の回転支持構造において、
前記第1連結部及び前記第2連結部は、前記筐体本体と前記扉との間に、前記扉の回転により生じる摩擦力を低減させる摩擦低減部をそれぞれ有することを特徴とする回転支持構造。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−52439(P2011−52439A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−201801(P2009−201801)
【出願日】平成21年9月1日(2009.9.1)
【出願人】(000232357)横河電子機器株式会社 (109)
【Fターム(参考)】