説明

回転貫入杭の先端部材

【課題】フランジによって、先端部材の根元側の外周縁に設ける排土板の形状及び配置が制限されないようにする。
【解決手段】コーン状部材2の円錐面3上に、地面を掘削する掘削刃4と、この掘削刃による掘削によって発生した土砂を回転貫入杭の進行方向後方に排出する排土板5とを設けるとともに、このコーン状部材にボルト孔6を形成し、このボルト孔にボルト13を通して上記回転貫入杭の杭体8と連結するようにした。このボルト孔をコーン状部材に設けたことにより、このボルト孔を形成するためのフランジ7を設ける必要がない。このため、回転貫入杭の軽量化を図り得るとともに、排土板の形状を、上記フランジとの干渉等を気にすることなく、上記土砂の排出を効率的に行い得るように決定することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、建築物や土木工事の基礎部として用いられる回転貫入杭の先端部材に関する。
【背景技術】
【0002】
建築物の建築工事等の基礎部として用いられる回転貫入杭は、その先端部に地面を掘削する掘削刃と、この掘削刃で掘削した土砂を掘削方向の後方へ排出するための排土板を形成した先端部材が連結されている。この回転貫入杭を軸心周りに回転させながら地面に突き立てて上記掘削刃でこの地面を掘削することによって、上記回転貫入杭の埋設が行われる。
【0003】
この上記先端部材と上記回転貫入杭の杭体の連結の方法の一つとして、例えば図11に示すように、先端部材1及び杭体8にそれぞれフランジ7を形成し、このフランジ7同士を対向して両者をボルト13とナット14で止める方法が採用されることがある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フランジ7によって先端部材1と杭体8を連結する方法において、このフランジ7は、先端部材1と杭体8を連結した際の強度を確保するため、杭体8と比較して肉厚に形成されている。このため、回転貫入杭全体としての重量が増大するという問題がある。
先端部材1側のフランジ7は、通常、先端部材1の根元側の外周縁に形成される。このため、このフランジ7に干渉しないように排土板5を設ける必要があり、この排土板5の形状及び配置が制限される。
この排土板5は、上述したように上記掘削によって生じた土砂を掘削方向の後方に排出するための空隙を作り、上記回転貫入杭の埋設を行い得るようにするものであって、この排土板5の形状や配置によって上記回転貫入杭の貫入性や掘削速度が変わり得る。このため、フランジ7によって上記排土板5の形状や配置が制限されると、上記回転貫入杭による掘削の際に十分な貫入性等が得られない恐れがある。
【0005】
そこで、この発明は、上記先端部材と上記杭体とをフランジで連結する際に、回転貫入杭の貫入性を確保しつつ、この重量を低減することを第1の課題とし、このフランジによって、上記先端部材の根元側の外周縁における上記排土板の形状及び配置が制限されないようにすることを第2の課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記第1の課題を解決するため、この発明は、コーン状部材の円錐面上に、地面を掘削する掘削刃と、上記掘削刃による掘削によって発生した土砂を回転貫入杭の進行方向後方に排出する空隙を作るための排土板とを設けた回転貫入杭の先端部材において、上記コーン状部材の根元側に、上記コーン状部材の最大径よりも小径の挿し口又は受口を形成し、この挿し口又は受口を、上記最大径よりも小径の回転貫入杭の杭体に形成した受口又は挿し口に挿し込んで連結するようにした。
【0007】
上記フランジの代わりに、一方の挿し口を他方の受口に差し込む構成とすることにより、肉厚部分を形成する必要がないため、その重量を大幅に減じることができる。また、コーン状部材の最大径よりも小径の回転貫入杭の杭体を差し込むこととしたので、このコーン状部材の掘削刃で掘削した地面に、この杭体をスムーズに埋設することができる。
【0008】
また、上記第2の課題を解決するため、この発明は、コーン状部材の円錐面上に、地面を掘削する掘削刃と、上記掘削刃による掘削によって発生した土砂を回転貫入杭の進行方向後方に排出するための空隙を作る排土板とを設けた回転貫入杭の先端部材において、上記コーン状部材にボルト孔を形成し、このボルト孔にボルトを通して、回転貫入杭の杭体と連結する構成とした。
【0009】
このボルト孔を上記円錐面上に設けることにより、上記先端部材の根元側の外周縁に上記ボルト孔を設けるためのフランジを形成する必要がないので、上記外周縁に上記排土板を設ける際、このフランジが妨げとなって、上記排土板の形状及び配置について制限を受ける恐れがない。このため、上記土砂の排出を効率的に行い得るよう、上記排土板の形状及び配置を適切に設計することができる。
【0010】
上記いずれの構成においても、上記排土板の外径を、上記杭体の最大径よりも拡径して設けるようにすることもできる。
【0011】
この排土板を拡径して設けることにより、この排土板の回転半径に対応する領域の土砂が排除されて上記杭体を速やかに埋設し得るとともに、コーン状部材の外径を上記杭体の最大径よりも拡径することにより大きな鉛直方向の支持力が得られる。
【0012】
この排土板は上述のように上記土砂を回転貫入杭の進行方向後方に排出し得る形状であればよく、例えば、上記円錐面上に設けられた螺旋状形状とすることもできる。
【0013】
この排土板を螺旋状形状とすることにより、上記回転貫入杭の回転に伴って、螺旋状に設けられた上記排土板の翼部が見かけ上、掘削方向後方に移動し、これとともに上記土砂が搬送される。この搬送は、上記回転貫入杭の回転中連続して行われるため、上記土砂の排出を速やかに行い得る。
【0014】
また、上記排土板が、この排土板の板面上に立てた法線が水平線よりも上方に向くように傾斜して設けるようにすることもできる。
【0015】
このように排土板を傾斜させることにより、この排土板の板面に当接した土砂が上記回転貫入杭の回転に伴って掘削方向後方に押されて、速やかに排出される。
【0016】
また、上記杭体を中空構造であって、上記杭体と上記回転貫入杭の先端部材とを連結した状態において、上記中空構造の内部に通じる貫通孔を上記コーン状部材に形成するようにすることもできる。
【0017】
上記掘削によって発生した土砂は、上記回転貫入杭をさらに地面深くまで埋設する際の障害となり得るため、速やかに上記先端部材の先端近傍から除去する必要がある。このように上記貫通孔を設けることにより、上記排土板によって上記土砂が杭体の外側を掘削方向後方に排出されるとともに、上記土砂が上記貫通孔を通って上記中空構造の内部にも送り込まれる。このため、上記先端近傍から上記土砂が速やかに除去され、上記掘削を円滑に行うことができる。
【0018】
また、上記コーン状部材に貫通孔を形成した先端部材においては、この貫通孔は、そのエッジ部において掘削作用を発揮し得るので、この回転貫入杭の掘削効率が一層高まるというメリットもある。
【0019】
この回転貫入杭を構成する上記杭体、上記排土板、及び、上記掘削刃の素材として地面の掘削に耐え得る強度を有するものを適宜選択することができるが、特に、鋳鉄を選択することができる。
【0020】
上記鋳鉄は、強度、耐久性及び価格等のバランスの面で、他の素材に対して優位にあるためである。上記鋳鉄の中でも特に、靭性に優れたダクタイル鋳鉄とすることが好ましい。
【0021】
上記回転貫入杭の鋳造においては、例えば、消失模型を用いた鋳造法を採用し得る。この消失模型とは、特殊発泡スチロールを鋳造品の形状に基づいて成形したものである。この鋳造法では、この消失模型に耐火剤を塗布乾燥した後、この消失模型を乾燥鋳物砂に埋設し、この消失模型を埋設したままの状態で溶湯を上記乾燥鋳物砂中に注湯する。注湯した溶湯の高熱で上記消失模型が瞬時に溶けて、溶湯金属と置き換わる。
【0022】
この消失模型を用いた鋳造法は、上記螺旋状形状の排土板のような複雑な形状の物品でも上記消失模型が成形できれば鋳造可能なので、金型を用いた鋳造法と比較して低コストで鋳物を製造することができる。
【発明の効果】
【0023】
この発明によると、上記先端部材のコーン状部材にボルト孔を形成して、上記先端部材に、上記杭体と連結するためのフランジを形成しないようにしたので、このフランジによってこの先端部材の根元側の外周縁における排土板の形状及び配置が制限されない。このため、上記土砂を速やかに排出し得るように上記排土板の形状等を最適化することができ、これにより、上記回転貫入杭による土砂の掘削を円滑に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
図1に示す回転貫入杭の先端部材1は、コーン状部材2の円錐面3上の先端側に、地面を掘削する掘削刃4が設けられるとともに、この円錐面3上の根元側に、この掘削刃4による掘削によって発生した土砂を、回転貫入杭の進行方向後方に排出するための空隙を作る排土板5とが設けられている。さらに、このコーン状部材2の円錐面3上から貫通して、回転貫入杭の杭体と連結するボルトを通すためのボルト孔6が形成されている。
【0025】
この掘削刃4は、この回転貫入杭の軸心周りに90度間隔の配置で、合計8個設けられている。この掘削刃4の形状寸法、配置及び個数は上記に限定されず、掘削する地面の硬さや掘削速度等を考慮して適宜変更し得る。
【0026】
また、排土板5は上記軸心周りに90度間隔の配置で合計4個設けられている。この排土板5の配置及び個数も上記に限定されず、掘削した土砂の回転貫入杭の進行方向後方への排出効率を考慮して適宜変更し得る。
例えば、図2に示すように、排土板5の板面上に立てた法線(同図中の矢印nを参照)が水平線よりも上方に向くように傾斜させることにより、この排土板5の板面に当接した土砂が速やかに上記進行方向後方に排出されるため、この回転貫入杭による掘削効率を一層高めることができる。
また、図3に示すように、排土板5を回転貫入杭の回転方向の後方に傾斜させることにより、この排土板5の板面に当接した土砂がこの回転貫入杭の外径側に排出されるため、この回転貫入杭による掘削効率を一層高めることができる。
【0027】
この先端部材1は、図4に示すように、予めフランジ7を形成した回転貫入杭の杭体8と、図示しないボルト及びナットによって連結される。この回転貫入杭において、排土板5は杭体8の最大径よりも拡径して設けられているので、この排土板5の回転半径に対応する領域の土砂が排除されて(同図中の矢印f1を参照)、杭体8の埋設を速やかに行い得る。
【0028】
また、このフランジ7を介する先端部材1と杭体8の連結においては、このフランジ7がコーン状部材2の背後にあるため、掘削の際に土砂等がこのフランジ7及びこのフランジ7に設けたボルトに当接しにくい。
このため、フランジ7やボルト13が土砂等に直接当接する従来の回転貫入杭(図11参照)と比較して、掘削の際に当接した土砂等によって、フランジ7に設けたボルトが緩みにくい。
【0029】
この構成においては、先端部材1と杭体8とを連結するためのフランジをこの先端部材1のコーン状部材2の外周縁(コーン状部材2の外径が最大となる部分付近)に設けないので、この外周縁における排土板5の形状をフランジとの干渉等を気にすることなく決定することができる。
【0030】
また、図5に示す先端部材1は、図1で説明した先端部材1と同様に、掘削刃4及びボルト孔6が設けられるとともに、その円錐面3上に螺旋状形状の排土板5が、この円錐面3上を1周余り周回して設けられている。また、図4に示した先端部材1の排土板5と同様に、この排土板5は、この先端部材1に連結する杭体8の最大径よりも拡径して設けられているため、杭体8の埋設を速やかに行い得る。
【0031】
この排土板5は回転貫入杭の回転とともに回転し、この回転に伴って、この排土板5の翼間の土砂が掘削方向後方に搬送される。この排土板による土砂の搬送は、上記回転貫入杭の回転中連続して行われるため、上記土砂の排出を速やかに行い得る。
【0032】
なお、この螺旋状形状の排土板5の一部には、ボルト孔6を回避するように切り欠き9が形成されているが、この切り欠き9の回転方向の長さはボルト孔6の幅と同程度で狭いので、この切り欠き9からこぼれ落ちる土砂は少なく、十分無視し得る。
【0033】
この螺旋状形状の排土板の巻き数及び翼間の間隔は上記に限定されることなく、土砂の排出を効率的に行いつつ、支持地盤への食い込み力を発揮し得るのであれば、適宜選択することができる。
【0034】
また、図6に示す先端部材1は、図1で説明した先端部材1と同様に、ボルト孔6が設けられるとともに、この先端部材1の根元側に排土板5が設けられている。この先端部材1には、この先端部材1の根元側に貫通する貫通孔10が形成され、この貫通孔10のエッジ部が掘削刃4として機能する。
【0035】
図7のようにこの先端部材1に、内部が中空構造の回転貫入杭の杭体8を連結し、地面の掘削を行うと、掘削によって生じた土砂が、排土板によって作られる空隙を通じて、杭体8の外側を掘削方向後方に排出される(同図中の矢印f1を参照)とともに、この土砂が貫通孔10を通って上記中空構造の内部にも送り込まれる(同図中の矢印f2を参照)。このため、この先端部材1の先端近傍から土砂が速やかに除去され、上記掘削を一層円滑に行うことができる。
【0036】
この排土板5は、図8に示すように、排土板5の板面上に立てた法線(同図中の矢印nを参照)が水平線よりも上方に向くように傾斜させることにより、この排土板5の板面に当接した土砂が速やかに上記進行方向後方に排出されるため、この回転貫入杭による掘削効率を一層高めることができる。
また、図9に示すように、排土板5を回転貫入杭の回転方向の後方に傾斜させることにより、この排土板5の板面に当接した土砂がこの回転貫入杭の外径側に排出されるため、この回転貫入杭による掘削効率を一層高めることができる。
【0037】
図10に示す回転貫入杭の先端部材1は、コーン状部材2の円錐面3上の先端側に、地面を掘削する掘削刃4が設けられるとともに、この円錐面3上の根元側に、この掘削刃4による掘削によって発生した土砂を回転貫入杭の進行方向後方に排出する排土板5とが設けられている。さらに、このコーン状部材の根元側に、コーン状部材の最大径よりも小径の挿し口11が形成され、この挿し口を回転貫入杭の杭体に形成した受口12に差し込んで両者を連結する。
【0038】
このように、先端部材1の最大径を杭体8よりも拡径することにより、回転貫入杭の貫入性が高まるとともに、この回転貫入杭による鉛直方向の支持力も高まる。
この先端部材1のコーン状部材2に設けた掘削刃4及び排土板5の作用は、図1に示した先端部材1と同じなので説明は省略する。
【0039】
なお、図1から図10に示した先端部材1は、いずれも上述の消失模型を用いた鋳造法で鋳造した。この消失模型は、加工容易な発泡スチロール樹脂等を用いるため、安価かつ簡便に鋳型を作成することができる。この鋳造に際しては、この消失模型のみならず、従来の金型を用いた鋳造法も採用し得る。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】この発明に係る回転貫入杭の先端部材の一実施形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図
【図2】同実施形態において、排土板を上方向に傾斜した態様を示す正面図
【図3】同実施形態において、排土板を回転方向に傾斜した態様を示す正面図
【図4】同実施形態の先端部材を回転貫入杭の杭体に連結した状態を示す正面図
【図5】この発明に係る回転貫入杭の先端部材の他の実施形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図
【図6】この発明に係る回転貫入杭の先端部材の他の実施形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は斜視図
【図7】同実施形態の先端部材を回転貫入杭の杭体に連結した状態を示す正面図
【図8】同実施形態において、排土板を上方向に傾斜した態様を示す正面図
【図9】同実施形態において、排土板を回転方向に傾斜した態様を示す正面図
【図10】この発明に係る回転貫入杭の先端部材の他の実施形態を示す正面図
【図11】従来技術に係る回転貫入杭において、先端部材と杭体の連結の一実施形態を示す正面図
【符号の説明】
【0041】
1 先端部材
2 コーン状部材
3 円錐面
4 掘削刃
5 排土板
6 ボルト孔
7 フランジ
8 杭体
9 切り欠き
10 貫通孔
11 挿し口
12 受口
13 ボルト
14 ナット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コーン状部材(2)の円錐面(3)上に、地面を掘削する掘削刃(4)と、上記掘削刃(4)による掘削によって発生した土砂を回転貫入杭の進行方向後方に排出する空隙を作る排土板(5)とを設けた回転貫入杭の先端部材(1)において、
上記コーン状部材(2)の根元側に、上記コーン状部材(2)の最大径よりも小径の挿し口(11)又は受口(12)を形成し、この挿し口(11)又は受口(12)を、上記最大径よりも小径の回転貫入杭の杭体(8)に形成した受口(12)又は挿し口(11)に挿し込んで連結するようにしたことを特徴とする回転貫入杭の先端部材。
【請求項2】
コーン状部材(2)の円錐面(3)上に、地面を掘削する掘削刃(4)と、上記掘削刃(4)による掘削によって発生した土砂を回転貫入杭の進行方向後方に排出する空隙を作る排土板(5)とを設けた回転貫入杭の先端部材(1)において、
上記コーン状部材(2)にボルト孔(6)を形成し、このボルト孔(6)にボルト(13)を通して、回転貫入杭の杭体(8)と連結するようにしたことを特徴とする回転貫入杭の先端部材。
【請求項3】
上記排土板(5)の外径が、上記杭体(8)の最大径よりも拡径して設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転貫入杭の先端部材。
【請求項4】
上記排土板(5)が、上記円錐面(3)上に螺旋状に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の回転貫入杭の先端部材。
【請求項5】
上記排土板(5)が、この排土板(5)の板面上に立てた法線が水平線よりも上方に向くように傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の回転貫入杭の先端部材。
【請求項6】
上記杭体(8)が中空構造であって、上記杭体(8)と上記回転貫入杭の先端部材(1)とを連結した状態において、上記中空構造の内部に通じる貫通孔(10)を上記コーン状部材(2)に形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の回転貫入杭の先端部材。
【請求項7】
上記コーン状部材(2)、上記排土板(5)、及び、上記掘削刃(4)が鋳鉄製であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の回転貫入杭の先端部材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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