説明

土壌改良及び海底改良剤の一体構築製造方法

【課題】従来の土嚢材料は、陸上で骨材、セメント、混和剤、水を混練りしてから、型枠に詰めてから養生設置している。ブロックの練り込み及び打ち込み作業が不要な一体成形ブロックを提供する。
【解決手段】従来の海底改良剤及びセメント材をブロック及び、土壌改良剤の練り込み材及び構築物に併用しながら、軟弱土壌に混合物入り袋を置敷き及び投入のみで、軟弱土壌基礎の改良及び緊急時の土豪提の役目を果たし、凹凸連結金具3、9及び杭4を使用することで、護岸、河川等の土豪提機能を保持し護岸修復及び自然再生工事を同時にし、一体成型物ブロックになる。また使用目的に応じて、海底改良剤材料と汚泥、酒類系(焼酎、麦酒、日本酒、ウィスキー)等の廃液適水量を混練りし、生コンクリートで置敷きすることで、最終処分場内のシールド保水層になる特徴である。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【本発明の属する技術分野】
【001】
本発明は閉鎖区域、河川、港湾、湖沼の護岸壁、軟弱土壌改良、自然災害時の土豪等を構築するために用いたコンクリートブロックに関する。
【背景技術】
【002】
特許第604329号の海底改良剤マリンアースは、各材料及び骨材と水で混合及び混練する行程と、型枠に取り出し養成し、型枠から取り出し成型物にする行程を要した上で、成型物ブロックを水中に沈めていた。
【003】
他の多孔質コンクリートブロック材料は、河川及び護岸ブロック及びコンクリートブロックとして多用されているが、従来の材料は陸上で骨材、セメント、混和剤、水を混練してから、型枠に填めてから養成設置している。
【発明が解決しようとする課題】
【004】
生コンクリート打設時又は、水中及び湿潤状態の土壌で固め土壌改良及び一体型構築物にする手段として、各材料を混合物にし袋詰めした状態で連結及び構築ブロックにする。
【005】
また、コンクリートブロックを形成する設計仕様では、強度及び重量と施工性が求められ、ブロックとしては実施し難くコスト高となる問題を有している。
【課題を解決するための手段】
【006】
本発明は河川及び護岸壁の形成材として使用しつつ、該袋詰めブロックで形成させて、水質浄化及び植生コンクリートブロック機能と自然災害時の土豪機能と軟弱土壌改良及び修復改修工事の活用を目的としている。
【007】
河川、港湾、湖沼の護岸ブロック壁を構築するために用いられる自然再生ブロックであり、緊急時の土豪袋材として構築するために用いる。各材料を撹拌させた混合物を袋詰めし、該、浸透性袋又は布に詰めて袋綴じしたものを、コンクリート打設時に投入及び敷設及び埋設して、磁性体機能を構築する。
【008】
他例として、浸水時に上記記載浸透性布袋に填めたものを設置し、該、袋の外側表面及び、該、袋の外側裏面に、上下凸状の連結金具を配置し、連結金具の上に袋を重ねて、連結構築した袋の上から、凹連結金具又は、杭を挿入し防護壁、土豪壁として一体構築する。
【009】
他例として、海底改良剤材料と酒類系アールコール廃液水を混練りし、生コンクリート敷設及びポンプ圧打設時に、浸透性布袋に填めた混合物袋を投入及び、敷設又は積み重ねた袋のうえから、金属製の金具を差込み土壌に固定し固める。また袋を複数連結及び構築させることで、一体成形物コンクリートブロックを構築し、自然再生多孔質性コンクリート構造物にし、電極及び磁極電位作用により、水質浄化機能、植生機能を適切に発揮させる。
【010】
他例として、最終処分場の防水シートと組み合わせて、海底改良剤材料に石綿、アスベスト、石膏ボードをケイ酸化カルシウム原料に加工して、酒類アールコール廃液を混合物を混練りした、生コンクリートシールド層を敷設したのうえに、ゴムシートを張れば重金属の保水性機能と重金属吸着機能を備える二重構造物になる。
【011】
材料を混練りさせた混合物を袋詰めされたものを、水中及び湿潤場所に投入及び敷設するのみで容易に一体成形し、護岸ブロック、自然再生ブロック、上豪構築物機能を保持させつつ、適切に防災機能を発揮させて製造が容易で安価である。
【発明を実施するための最良の形態】
【012】
【013】
乾燥石炭灰、フライアッシュ、焼却灰、磁性体原料、活性炭、炭、石灰、石膏、スラッグ、粘土、鉄粉、アルミ粉、籾殻、ゼオライト、砂、酒粕、麦酒糟、焼酎糟、木屑、リン、硫黄、ケイ酸化カルシウム、セメント、陶磁器粉を使用目的強度に応じ、各混合物材料を適正割合配合調整し、アルミ線と鋼線又は針金を円形螺旋状にしたものを適宜に填めて、袋詰めした袋に振動と回転させて、遠心力磁場圧を約10000ガウスかけた後蓋する。
【014】
混合物袋を、該、浸透性袋に填め蓋をし、該袋に填めた袋の外側表面と該別袋の外側裏面に、上下凸状の連結金具を配置し、連結金具の上に袋を重ねて、袋重量で内部に凸分を押し込み固定する製造利用方法。
【015】
混合物袋を詰めた該袋を、軟弱土壌及び水中に設置又は敷設及び構築させた袋の上部から土砂及び生コンクリートを敷設する製造利用方法。
【016】
また、土砂及び生コンクリートを敷設した湿潤コンクリート内に、混合物を袋詰めた袋を投入及び置敷きする製造利用方法。
【017】
混合物材料と酒類系廃液水及び醤油又は味噌廃液水を混練り使用し、生コンクリートを敷設したうえに、混合物袋を投入及び置き敷きし、セメント溶液及び各廃液が袋に染みこみ混合物内部に浸透させて、一体多孔質体構築物及び植生構築物にする製造利用方法。
【018】
構築した袋の上部から杭又は、金属棒を挿入し又、凹連結金具で横縦方向に打ち込み構築物を固定し、土壌に成型物を一体連結固定構築物にする利用方法。
【019】
また使用目的に応じて、海底改良剤材料と汚泥、酒類(焼酎、麦酒、日本酒、ウィスキー)廃液適水量を混練りした生コンクリートで置敷きし生コンクリートシールド保水層にする製造利用方法。
【発明の効果】
【020】
【021】
本発明は、土壌改良剤の練り込み材及び構築物に併用しながら、混合物入り袋を置敷き及び投入のみで、軟弱土壌基礎の改良及び緊急時の土豪提の役目を果たし、凹凸連結金具及び杭を使用することで、護岸、河川等の土豪提機能を保持しながら、水質浄化及び植生ブロック機能をプラスしながら、軟弱土壌基礎の土壌改良及び、緊急工事の修復工事と自然再生工事を同時にでき、また使用目的に応じて、海底改良剤材料と汚泥、酒類系(焼酎、麦酒、日本酒、ウィスキー)等の廃液適水量を混練りした、生コンクリートで置敷きすることで、最終処分場内のシールド保水層に製造利用方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】構成図
【図2】袋の断面図
【図3】全体図
【符号の説明】
1.混合物
2.接着された入り口
3.凹連結金具
4.杭
5.アルミ線の螺旋状
6.浸透性袋
7.生コンを敷設した湿潤コンクリート
8.混合物入り袋
9.上下凸状の連結金具
10.鋼線の螺旋状

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原料は石炭灰、フライアッシュ、焼却灰、磁性体原料、活性炭、炭、石膏、石灰、スラッグ、粘土、鉄粉、アルミ粉、アルミ箔、籾殻、ゼオライト、砂、酒粕、麦酒糟、焼酎糟、木屑、塩又は苛性ソーダ、リン、硫黄、ケイ酸化カルシウム、セメントの混合物とアルミ線と鋼線又は針金を螺旋状にしたものを袋詰め蓋し、該、浸透性袋内に混合物を填めて袋閉じ、該袋の表裏面外側に上下凸状の連結金具を配置した金具の上に袋を重ねて、河川、港湾、湖沼、護岸壁、軟弱土壌改良、土豪、植生、水質浄化ブロックを一体構築するために用いられる。
海底改良剤
【請求項2】
原料は石炭灰、フライアッシュ、焼却灰、磁性体原料、活性炭、炭、石膏、石灰、スラッグ、粘土、鉄粉、アルミ粉、アルミ箔、籾殻、ゼオライト、砂、酒粕、麦酒糟、焼酎糟、木屑、塩又は苛性ソーダ、リン、硫黄、ケイ酸化カルシウム、セメントの混合物と螺旋状のアルミ線及び鋼線又は針金を填めて袋詰め蓋し、該、浸透性袋内に混合物入り袋を填めて蓋をした混合物袋にし、該、酒類系廃液水と混合物材料で、混練りした生コンクリート敷設時に、混合物袋を投入又は置設し、河川、港湾、湖沼、護岸壁、軟弱土壌改良、土豪、植生、水質浄化ブロックを構築し使用目的に応じて、各材料を配合調整する。
海底改良剤の製造方法
【請求項3】
原料は石炭灰、フライアッシュ、焼却灰、磁性体原料、活性炭、炭、石膏、石灰、スラッグ、粘土、鉄粉、アルミ粉、アルミ箔、籾殻、ゼオライト、砂、酒粕、麦酒糟、焼酎糟、木屑、塩又は苛性ソーダ、リン、硫黄、ケイ酸化カルシウム、セメント混合物入り袋を、該、浸透性袋内に填めた袋の外側表裏面に、上下凸状の連結金具を配置し、河川、港湾、湖沼、護岸壁、軟弱土壌改良、土豪、土豪堰堤を構築した上部中心部から、上下方向に金属又は杭を挿入し一体連結成形物コンクリートブロックを構築するために用いられる。
海底改良剤の製造方法
【請求項4】
生コンクリート敷設時に、混合物袋を該、浸透性袋内に填めた袋を、水中及び湿潤状態の土壌に置設して固めて、土壌改良基礎工及び土豪堰堤及び一体型構築物にする。
海底改良剤の製造方法

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−231897(P2008−231897A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−108723(P2007−108723)
【出願日】平成19年3月19日(2007.3.19)
【出願人】(594037866)
【Fターム(参考)】