説明

土質サンプラー

【課題】 十分な強度を確保でき、精度の良い土採取を効率良く行うことができる土質サンプラーを提供する。
【解決手段】 この土質サンプラーは、地盤ボウリング孔に挿入して土採取するものであり、円筒状外側管12と、この管内に回転・挿脱自在に挿入される円筒状内側管13とを有する。外側管12は縦長の土採取口14を有し、その一方の縦長開口縁がボーリング孔壁を削る削り取り刃14aとされ、他方の縦長開口縁上端にストッパ係合溝15を有する。内側管13は下部に縦長の土格納口18を有し、この上端付近に、土採取口14から突出するストッパ19を有する。土格納口18は、ストッパ19がストッパ係合溝15に係合する位置に内側管13があると外側管12で閉じられ、ストッパ19が土採取口14の削り取り刃14aに当接する位置にあると土採取口14に連通して開口する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、操作ロッドの下端に設けられ、地盤に掘ったボウリング孔の中に挿入するか、または地盤に直接に打撃などにより貫入させて土の採取を行う土質サンプラーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、標準貫入試験などを実施する際に、サンプルとなる土の採取を行う場合は、先端が開放された土質サンプラーを深さ方向に連続的に貫入させ、所定の深さに達すると、地上へ引き上げるという方法が採られている。
【0003】
最近では、スウェーデン式サウンディング試験等に採用する土質サンプラーとして、図6ないし図8に示す構成のものも開発されている。この土質サンプラー41は、縦長の土採取口44を有する外側管42内に、周面の一部に縦長の土格納口48を有する内側管43を回転自在に挿入し、その内側管43の前記土格納口48における一方の縦方向口縁に沿って外側管42の土採取口44から外側に突出するストッパ49を設けて構成される。この土質サンプラ−41では、図7(A)のように、前記ストッパ49が外側管42の土採取口44の一方の縦方向口縁に当接する内側管43の回転位置で、土格納口48は外側管42の管壁で閉じられる。また、図7(B)のように、前記ストッパ49が外側管42の土採取口44の他方の縦方向口縁に当接する内側管43の回転位置で、土格納口48が外側管42の土採取口44に連通して開口する。
【0004】
この土質サンプラー41は、図6のように操作ロッド32の下端に連結され、地盤に掘ったボウリング孔34の中に挿入して、図8の操作により土の採取を行うことができる。 先ず、図8(A)のように、内側管43の土格納口48が外側管42の管壁で閉じられた状態で、前記ボウリング孔34の中に土質サンプラー41を所定の深さまで挿入する。次に、図8(B),(C)のように、外側管42を操作ロッド32で右回りに回すと、土の摩擦でストッパ49が位置規制されていて内側管43は回らずに残るので、内側管43の土格納口48が外側管42の土採取口44に連通して開口する。さらに、外側管42を図8(D),(E)のように右回りに回すと、外側管42がストッパ49を押すので、外側管42と一体に内側管43が回転し、このときストッパ49でボーリング孔34の孔壁から土が削り採られて土格納口48に格納される。次に、図8(F)のように、外側管42を操作ロッド32で左廻りに回すと、土の摩擦でストッパ49が位置規制されていて内側管43は回らず、外側管42だけが左回りして、内側管42の土格納口48を外側管42の管壁が閉じる。この状態で、土質サンプラー41をボーリング孔34から地上に引き上げることでサンプリングとなる土を採取することができる。
【特許文献1】特開2006−283426号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、標準貫入試験で採用されているサンプリング方法は、所定の深度に土質サンプラーを貫入させて引き抜くものであるため、調査深度が深くなれば何度も挿入・引き上げを繰り返す必要があり、多大な時間を要する。
【0006】
また、図6ないし図8に示す構成の土質サンプラー41の場合、外側管42と内側管43との間に土が詰まって内側管43の土格納口48が外側管42の管壁で閉じられない場合には、引き上げ時に別の深度の土が混入し、精度の良い土の採取が行なえない。また、内側管43に設けられた縦長のストッパ49が、外側管42の外側に突出している構造であるため、打撃荷重に弱く、土層に硬い中間層がある場合、土質サンプラー41が変形してしまい土を採取できない。
【0007】
この発明の目的は、十分な強度を確保でき、精度の良い土採取を効率良く行うことができる土質サンプラーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の土質サンプラーは、操作ロッドの下端に設けられサンプルとなる土の採取を行う土質サンプラーであって、円筒状の外側管と、この外側管内に回転自在かつ挿脱自在に挿入される円筒状の内側管とでなるサンプラー本体を有し、前記外側管は、外周面に縦長の土採取口を有し、この土採取口における縦方向に沿う一方の開口縁が、外側管の回転により前記ボーリング孔の孔壁を削り可能な削り取り刃に形成され、かつ他方の開口縁における上端にストッパ係合溝を有し、前記内側管は、前記外側管の土採取口に連通して開口する縦長の土格納口を外周面の下部に有し、かつこの土格納口の上端付近に、前記外側管の前記土採取口から外側管の外周に突出するストッパを有し、前記内側管は、前記外側管に対して、前記ストッパが前記ストッパ係合溝に係合する軸方向位置および回転位置にある状態で前記土格納口が外側管の管壁で閉じられ、かつ前記ストッパが外側管の土採取口の上端における前記削り取り刃側の開口縁に当接する軸方向位置および回転位置にある状態で前記土格納口が外側管の土採取口に連通して開口することを特徴とする。前記サンプラー本体は、地盤に打撃などにより貫入させるものであっても良く、また地盤に掘ったボウリング孔の中に挿入されるものであっても良い。
この構成によると、外側管の外周面に突出するストッパは従来例のように土削り取り刃を兼ねる縦長のものではなく、外側管の土採取口の縦方向に沿う一方の開口縁を削り取り刃に形成しているので、打撃荷重に強く十分な強度を確保でき、土層に硬い中間層がある場合でも土質サンプラーが変形してしまうことはない。
また、外側管の外周面より突出するストッパにより、内側管の土格納口を容易に開閉できるので、引き上げ途中に異なる深度の土が混入することがなく、精度の良い土採取を行うことができる。
【0009】
この発明において、前記サンプラー本体は、隣合うサンプラー本体間に接続用コネクタを介して縦長に連結可能に複数本設けても良い。この構成の場合、一度に深度の異なる複数箇所の土を採取できるので、土採取を効率良く行うことができる。
【0010】
この発明において、最下位置に配置されるサンプラー本体の外側管の下端に、先端を下向きとした先端コーンが連結されるものとしても良い。この構成の場合、ボーリング孔への土質サンプラーの挿入を円滑に行うことができる。
【発明の効果】
【0011】
この発明の土質サンプラーは、操作ロッドの下端に設けられサンプルとなる土の採取を行う土質サンプラーであって、円筒状の外側管と、この外側管内に回転自在かつ挿脱自在に挿入される円筒状の内側管とでなるサンプラー本体を有し、前記外側管は、外周面に縦長の土採取口を有し、この土採取口における縦方向に沿う一方の開口縁が、外側管の回転により前記ボーリング孔の孔壁を削り可能な削り取り刃に形成され、かつ他方の開口縁における上端にストッパ係合溝を有し、前記内側管は、前記外側管の土採取口に連通して開口する縦長の土格納口を外周面の下部に有し、かつこの土格納口の上端付近に、前記外側管の前記土採取口から外側管の外周に突出するストッパを有し、前記内側管は、前記外側管に対して、前記ストッパが前記ストッパ係合溝に係合する軸方向位置および回転位置にある状態で前記土格納口が外側管の管壁で閉じられ、かつ前記ストッパが外側管の土採取口の上端における前記削り取り刃側の開口縁に当接する軸方向位置および回転位置にある状態で前記土格納口が外側管の土採取口に連通して開口するものとしたため、十分な強度を確保でき、精度の良い土採取を効率良く行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
この発明の一実施形態を図1ないし図5と共に説明する。この土質サンプラー1は、図3のように操作ロッド2の下端に設けられ、地盤3に打撃などにより貫入させるか、または地盤3に掘ったボーリング孔4の中に挿入してサンプルとなる土の採取を行うものである。
【0013】
土質サンプラー1は、図2に分解図で示すように、円筒状の外側管12と、この外側管12内に回転自在かつ挿脱自在に挿入される円筒状の内側管13とでなるサンプラー本体11(図1)を備える。外側管12は、外周面に縦長の土採取口14を有する。この土採取口14における縦方向に沿う一方の開口縁は、外側管12の回転により前記ボーリング孔4の孔壁を削り可能な削り取り刃14aに形成されている。また、前記土採取口14の縦方向に沿う他方の開口縁における上端には、周方向に延びるストッパ係合溝15が形成されている。
【0014】
図1のように、1本のサンプラー本体11で土質サンプラー1を構成する場合には、外側管12の上端に接続用コネクタ16が連結され、外側管12の下端に、先端を下向きとした先端コーン17が連結される。接続用コネクタ16は両端に雄ねじ部16a,16bを有し、その一方の雄ねじ部16aを外側管12の上端の雌ねじ部12aに螺合させることで、外側管12の上端に接続用コネクタ16が連結される。接続用コネクタ16の他方の雄ねじ部16bは、サンプラー本体11を前記操作ロッド2の下端に連結するのに利用される。先端コーン17はその上端に雌ねじ部17aを有し、この雌ねじ部17bに外側管12の下端に設けられた雄ねじ部12bを螺合させることで、外側管12の下端に先端コーン17が連結される。
【0015】
内側管13はその内部空間を土格納空間とするものであって、前記外側管12の土採取口14に連通して開口する縦長の土格納口18を外周面の下部に有し、かつこの土格納口18の上端付近に、外側管12の土採取口14から外側管12の外周面に突出するストッパ19を有する。内側管13の下端はキャップ20で蓋閉めされる。ストッパ19はその下端に雄ねじ部19aを有し、この雄ねじ部19aを内側管13の外周面に設けたねじ孔21に螺合させることで取付けられる。キャップ20はその基端に雌ねじ部20aを有し、この雌ねじ部20aに内側管13の下端に設けられた雄ねじ部13aを螺合させることで、内側管13の下端にキャップ20が連結される。
【0016】
内側管13は、図1に示すように、外側管12に対して、前記ストッパ19が前記ストッパ係合溝15に係合する軸方向位置および回転位置にある状態で、前記土格納口18が外側管12の管壁で閉じられる。また、前記ストッパ19が外側管12の土採取口14の上端における削り取り刃14a側の開口縁に当接する軸方向位置および回転位置にある状態(図5(A))で、土格納口18が外側管12の土採取口14に連通して開口する。
【0017】
複数本のサンプラー本体11で土質サンプラー1を構成する場合には、前記接続用コネクタ16のほか、第2の接続用コネクタ26(図2)を用いて、図4のように複数本のサンプラー本体11が縦長に連結される。この場合、隣合うサンプラー本体11,11間において、下側となるサンプラー本体11の外側管12の上端に連結された接続用コネクタ16に、さらに第2の接続用コネクタ26が継ぎ足たされ、このコネクタ26の上端に上側となるサンプラー本体11の外側管12の下端が連結される。具体的には、第2のコネクタ26の下端に有する雌ねじ部26aに、第1のコネクタ16の雄ねじ部16bが螺合し、第2のコネクタ26の上端に有する雌ねじ部26bに、上側のサンプラー本体11の外側管12の下端の雄ねじ部12bが螺合することで、2つのコネクタ16,26を介して、上下のサンプラー本体11,11が縦長に連結される。この場合、先端コーン17は、最下位置のサンプラー本体11の外側管12の下端に連結される。
【0018】
前記外側管12、先端コーン17、接続用コネクタ16,26の外周面には、これらを螺合して連結するときレンチ等の治具による把持を容易にするために、部分的な平坦面部12c,17c,16c,26cが形成されている。
【0019】
次に、上記構成の土質サンプラー1による土の採取手順を説明する。図3のように、掘削装置5の図示しないスクリュウで地盤3にボーリング孔4を掘った後、前記スクリュウを操作ロッド2に置き換えて、その操作ロッド2の下端に上記した土質サンプラー1を設け、ボーリング孔4の中に操作ロッド2と共に土質サンプラー1を所定深さまで挿入する。なお、ボーリング孔4を設けることなく、打撃等を加えて土質サンプラー1を地盤に直接に、圧入させてもよい。このとき、図1のように、内側管13のストッパ19は、外側管12のストッパ係合溝15に係合して、土格納口18が外側管12の管壁で閉じられた状態としておく。
【0020】
次に、操作ロッド2を右回りに半周程度まで回転させる。このとき、外側管12は操作ロッド2と共に回転するが、ストッパ19はボーリング孔4の孔壁に押し当てられ土の摩擦抵抗を受けているので、内側管13は回転しない。このため、図5(A)のように、ストッパ19が外側管12の土採取口14の上端における削り取り刃14a側の開口縁に当接するまで外側管12が回転すると、内側管13の土格納口18が外側管12の土採取口14に連通して開口する。
【0021】
土格納口18が開口した状態から操作ロッド2をさらに右回りに回転させると、ストッパ19が受ける土の摩擦抵抗に抗して、土格納口18が開口したまま外側管12および内側管13が共に回転する。このとき、外側管12の土採取口14の削り取り刃14aにより、ボーリング孔4の孔壁からサンプルとなる土が削り採られて、内側管13の土格納口18から管内に取り込まれる。
【0022】
このようにして土の採取を終え、操作ロッド2をボーリング孔4から引き上げると、図5(B)のように、ストッパ19がボーリング孔4の孔壁に押し当てられ土の摩擦抵抗を受けているので、初めは外側管12だけが操作ロッド2と共に引き上げられる。これにより、内側管13の土格納口18が外側管12の管壁で閉じられる。このとき、ストッパ19は土採取口14の下端縁に当接しているので、以後は、ストッパ19が受ける土の摩擦抵抗に抗して、土格納口18が開じたまま土質サンプラー1全体がボーリング孔4から引き上げられる。これにより、引き上げ途中で、別の深度の土が内側管13内に入ることがなく、精度の良い土採取が可能となる。
【0023】
引き上げられて回収された土質サンプラー1に対して、外側管12の上端から接続用コネクタ16を取り外し、内側管13からストッパ19を取り外すことにより、外側管12から内側管13を引き出すことができ、これにより内側管13内に格納された土をサンプルとして採取することができる。
【0024】
複数本のサンプラー本体11を縦長に連結して土質サンプラー1を構成した場合にも、同様にしてサンプルとなる土を採取することができる。この場合には、各サンプラー本体11の挿入深さが異なるので、一度に複数の深度の土を採取することができる。
【0025】
このように、この土質サンプラー1の場合、外側管12の外周面に突出するストッパ19は図6〜図8に示した従来例のように土削り取り刃を兼ねる縦長のものではなく、外側管12の土採取口14の縦方向に沿う一方の開口縁を削り取り刃14aに形成しているので、打撃荷重に強く十分な強度を確保でき、土層に硬い中間層がある場合でも土質サンプラー1が変形してしまうことはない。
また、外側管12の外周面より突出するストッパ19により、内側管13の土格納口18を容易に開閉できるので、引き上げ途中に異なる深度の土が混入することがなく、精度の良い土採取を行うことができる。
また、サンプラー本体11の複数本を縦長に連結して土質サンプラー1を構成した場合には、一度に深度の異なる複数箇所の土を採取できるので、土採取を効率良く行うことができる。
また、最下位置のサンプラー本体11の外側管12の下端には、先端を下向きとした先端コーン17が連結されるので、ボーリング孔4への土質サンプラー1の挿入を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】この発明の一実施形態にかかる土質サンプラーの斜視図である。
【図2】同土質サンプラーの分解斜視図である。
【図3】(A)は同土質サンプラーを用いた土採取作業の説明図、(B)は(A)におけるA部の拡大図である。
【図4】複数本のサンプラー本体を縦長に連結する場合の分解斜視図である。
【図5】同土質サンプラーによる土採取時の動作説明図である。
【図6】従来例の土質サンプラーを用いた土採取作業の説明図である。
【図7】同土質サンプラーにおける土格納口の開閉動作の説明図である。
【図8】同土質サンプラーによる土採取時の動作説明図である。
【符号の説明】
【0027】
1…土質サンプラー
2…操作ロッド
3…地盤
4…ボーリング孔
11…サンプラー本体
12…外側管
13…内側管
14…土採取口
14a…削り取り刃
15…ストッパ係合溝
16,26…接続用コネクタ
17…先端コーン
18…土格納口
19…ストッパ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作ロッドの下端に設けられサンプルとなる土の採取を行う土質サンプラーであって、 円筒状の外側管と、この外側管内に回転自在かつ挿脱自在に挿入される円筒状の内側管とでなるサンプラー本体を有し、
前記外側管は、外周面に縦長の土採取口を有し、この土採取口における縦方向に沿う一方の開口縁が、外側管の回転により前記ボーリング孔の孔壁を削り可能な削り取り刃に形成され、かつ他方の開口縁における上端にストッパ係合溝を有し、
前記内側管は、前記外側管の土採取口に連通して開口する縦長の土格納口を外周面の下部に有し、かつこの土格納口の上端付近に、前記外側管の前記土採取口から外側管の外周に突出するストッパを有し、
前記内径管は、前記外側管に対して、前記ストッパが前記ストッパ係合溝に係合する軸方向位置および回転位置にある状態で前記土格納口が外側管の管壁で閉じられ、かつ前記ストッパが外側管の土採取口の上端における前記削り取り刃側の開口縁に当接する軸方向位置および回転位置にある状態で前記土格納口が外側管の土採取口に連通して開口する、 ことを特徴とする土質サンプラー。
【請求項2】
請求項1において、前記サンプラー本体は、隣合うサンプラー本体間に接続用コネクタを介して縦長に連結可能に複数本設けた土質サンプラー。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、最下位置に配置されるサンプラー本体の外側管の下端に、先端を下向きとした先端コーンが連結される土質サンプラー。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記サンプラー本体は、地盤に掘ったボウリング孔の中に挿入されるものである土質サンプラー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−121391(P2010−121391A)
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−297750(P2008−297750)
【出願日】平成20年11月21日(2008.11.21)
【出願人】(390037154)大和ハウス工業株式会社 (946)
【出願人】(304028128)有限会社ウィルコンサルタント (2)
【Fターム(参考)】