説明

圧縮空気乾燥装置

本発明は圧縮空気配管ラインを流れる圧縮空気に含まれた水分と油分及び異物を除去する圧縮空気乾燥装置に関し、圧縮空気に含まれた水分と油分及び異物を遠心力と重力を利用して分離することによって、きれいで乾燥された圧縮空気を得ることができ、且つ分離された異物が案内管によって遮断されて、乾燥された圧縮空気に混入されなくなる、乾燥効率及び浄化効率が優れた圧縮空気乾燥装置に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は圧縮空気配管ラインを流れる圧縮空気に含まれた水分と油分及び異物を除去する圧縮空気乾燥装置に関し、特に付加動力を消耗しないながらも圧縮空気の流入エネルギーによる遠心力を利用して凝縮水と油分及び異物を除去することができるようにした圧縮空気乾燥装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、圧縮空気を利用して作業を行うエアードライバーなどのエアー駆動装置は、圧縮機で生成された圧縮空気をエアー駆動装置に供給するための圧縮空気配管ラインを備えている。しかしながら、前記圧縮空気配管ラインに沿って流れる圧縮空気には圧縮機の作動過程で発生する凝縮水と油分及び異物が含まれている。即ち、圧縮機を利用して圧縮空気を作ると、空気中の水分が一緒に圧縮されて凝縮水が生成され、圧縮機の潤滑油の中の一部が油分として圧縮空気に含まれる。
【0003】
このような凝縮水と油分及び異物はエアー駆動装置の作動過程で誤作動を誘発したり、エアー駆動装置の故障を引き起こすという点で必ず除去する必要がある。
【0004】
このことから圧縮空気配管ラインに沿って流れる圧縮空気に含まれた凝縮水及び異物を除去するための方法が多様に研究されている。特に凝縮水を除去するための方法として、圧縮空気を冷却させて凝縮水を除去する方法、吸湿剤を利用して凝縮水を吸収して除去する方法、吸収フィルターを利用して凝縮水を除去する方法などが主に用いられている。
【0005】
冷凍式圧縮空気乾燥装置は、前記圧縮空気を冷却させて凝縮水を除去する方法を適用したもので、冷凍機を利用して圧縮空気を冷却させることによって圧縮空気中の凝縮水を凍結させて除去する装置であり、価格が高価で、冷凍機の駆動のためにずっと電気を使うためメンテナンス費用がたくさん必要となるという短所がある。
【0006】
また、吸収式圧縮空気乾燥装置は、シリカゲルなどの吸湿剤を利用して凝縮水を除去する装置であり、長期間使用の時、吸湿効率が低下されるので、水分を吸収した吸湿剤を継続して繰り返し加熱しなければならないためメンテナンス費用がたくさん必要となり、価格が高価であるという短所がある。
【0007】
また、フィルター式圧縮空気乾燥装置は、吸収フィルターを利用して凝縮水及び異物を除去する装置であり、吸収フィルターの特性上、乾燥効率が高くなくてフィルターを頻繁に交換しなければならないという短所がある。
【0008】
前述した従来の圧縮空気乾燥装置はそれぞれ長短所があるが、フィルター式圧縮空気乾燥装置を除いて、凝縮水のみ除去することができ、油分や異物は除去することができないため、これらを除去するための別途の工程が要求される。
【0009】
そこで、本出願人は圧縮空気配管ラインから流入される圧縮空気の流入エネルギーを最大限の回転力に転換させることによって遠心力を利用して凝縮水と不純物などの異物を除去することができるようにした圧縮空気乾燥装置を20−2009−000000号にて先出願した。
【0010】
ところが、前記先出願は、図1に示すように、圧縮空気が流入される入口部から遠くなって遠心力が弱くなると、圧縮空気で分離されて本体の内壁に沿って沈降する異物の中の一部が圧縮空気の渦流に混入されて上昇気流に乗って乾燥された圧縮空気と一緒に排出される問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は前述した従来の問題点を解決するために創出されたもので、動力を利用しないで圧縮空気に含まれた凝縮水と油分などの異物を除去する際に、遠心力によって分離された異物が乾燥された圧縮空気に混合されないようにすることによって、乾燥及び浄化効率を向上させることができるようにした圧縮空気乾燥装置を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記目的を達するための本発明の圧縮空気乾燥装置は、圧縮空気が移動される配管ラインに設置され、旋回流を利用して圧縮空気を乾燥させる一つ以上の乾燥部と、前記乾燥部で分離された異物を排出するドレーン部とを含む圧縮空気乾燥装置において、前記乾燥部は、中央部分に下方へ凹入された円筒状の凹入部が備えられた円筒状のチャンバーと、前記チャンバーに偏心されるように連結形成されて前記チャンバーに流入された圧縮空気がチャンバーの内部で渦流を形成するようにする流入口と、下端部が前記凹入部に挿入されるように前記チャンバーの上端中央部に設置されて乾燥された圧縮空気が排出されるようにする案内管と、前記案内管に連結されるように形成された排出口とを含むことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置は、前記案内管の外周面との間に圧縮空気が流動する空気流通孔が形成され、前記チャンバーの内壁の間に水分と油分を含む異物が排出される異物排出口が形成されるように前記チャンバーの底面に設置された遮蔽部材をさらに含むことを特徴とする。
【0014】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置によれば、前記遮蔽部材は、前記空気流通孔が形成される内周面で下向きに折曲された延長部を備えることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置によれば、前記案内管の下端より下に位置した前記ドレーン部に至るように前記遮蔽部材の延長部に設置された遮蔽管をさらに含み、前記異物排出口に連結される排出孔が前記遮蔽部材と前記チャンバーの底面との間に形成されて、異物が前記排出孔を通じて前記遮蔽管と前記ドレーン部の内壁の間で流れるようにしたことを特徴とする。
【0016】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置によれば、前記乾燥部の上側に前記乾燥部で乾燥された圧縮空気を追加的に乾燥させ、同時に、その過程で発生した異物を前記乾燥部の下部に備えられたドレーン部に排出する2次乾燥部がさらに備えられ、前記2次乾燥部は、中央部分に下方へ凹入された円筒状の凹入部が備えられた円筒状の2次チャンバーと、前記2次チャンバーに偏心されるように連結形成されて、前記乾燥部の案内管と連通される2次流入口と、前記2次チャンバーの中央に下端部が前記凹入部に挿入されるように前記2次チャンバーの上端に設置され、前記乾燥部の排出口に連通される2次案内管と、前記2次チャンバーの端部下側に形成されて、前記遮蔽部材の下側に備えられた異物排出口に連通するように形成された2次異物排出口とを含むことを特徴とする。
【0017】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置によれば、前記乾燥部及びその下側のドレーン部が複数備えられて並列に設置され、一つの乾燥部の排出口が他の乾燥部の流入口に連結される方式で直列連結されて多段乾燥が行われることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明の圧縮空気乾燥装置は、圧縮空気が旋回しながら発生する遠心力によって水分などの異物が分離され、且つ分離された異物が案内管によって遮断されて乾燥された圧縮空気に混入されなくなるので乾燥効率及び浄化効率が向上するという効果を奏する。
【0019】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置によれば、チャンバーの下側部に遮蔽部材が形成されて、遮蔽部材の上側のみで圧縮空気が旋回するようにするので、遠心力が強化されて圧縮空気に含まれた異物の分離が円滑になるという効果を奏する。
【0020】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置によれば、遮蔽部材の内周面に下向きに折曲された延長部が乾燥された圧縮空気を案内管の下部へ案内するので、圧縮空気の流動が円滑になるという効果を奏する。
【0021】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置によれば、遮蔽部材の延長部に設置された遮蔽管によって異物が案内管側に流入されることが防止されて、乾燥効率及び浄化効率が向上されるという効果を奏する。
【0022】
また、本発明の圧縮空気乾燥装置によれば、乾燥部の上側に2次乾燥部を設置するか、複数の乾燥部を並列に設置した後、これらを直列に連結することで、乾燥及び浄化工程を繰り返し実施して乾燥効率及び浄化効率を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】従来の圧縮空気乾燥装置が示された参考図である。
【図2】本発明による圧縮空気乾燥装置の構成図である。
【図3】図2の「A」部詳細図である。
【図4】本発明の圧縮空気乾燥装置における空気の流れが示された図面である。
【図5】本発明の原理を説明するための参考図である。
【図6】本発明の圧縮空気乾燥装置の他の実施形態が示された構成図である。
【図7】本発明の圧縮空気乾燥装置の変形例が示された構成図である。
【図8】本発明の圧縮空気乾燥装置の変形例が示された構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、添付された図面を参照して本発明の圧縮空気乾燥装置を説明すれば次の通りである。
【0025】
図2は本発明による圧縮空気乾燥装置の構成図であり、図3は図2の「Α」部の詳細図であり、図4は本発明の圧縮空気乾燥装置における空気の流れが示された図面であり、図5は本発明の原理を説明するための参照図である。そして、図6は本発明の圧縮空気乾燥装置の他の実施形態が示された構成図であり、図7及び図8は本発明の圧縮空気乾燥装置の変形例が示された構成図である。
【0026】
本発明の圧縮空気乾燥装置は、圧縮空気が移動される配管ラインに設置され、旋回流を利用して圧縮空気を乾燥させる一つ以上の乾燥部10と、前記乾燥部10で分離された異物を排出するドレーン部20とを含む。
【0027】
ここで、前記乾燥部10は、中央部分に下方へ凹入された円筒状の凹入部12が備えられた円筒状のチャンバー11と、前記チャンバー11に偏心されるように連結形成されて、圧縮空気が前記チャンバー11の内部で渦流を形成するようにする流入口13と、下端部が前記凹入部12に挿入されるように前記チャンバー11の上端中央部に設置されて乾燥された圧縮空気が排出されるようにする案内管14と、前記案内管14に連結されるように形成された排出口15と、前記チャンバー11の底面に設置され、前記案内管14の外周面との間に圧縮空気が流動する空気流通孔16aが形成され、前記チャンバー11の内壁の間に水分と油分を含む異物が排出される異物排出口16bが形成されるようにした遮蔽部材16とを含む。
【0028】
また、前記空気流通孔16aが形成される前記遮蔽部材16の内周面は下向きに折曲されて延長部16cを形成し、前記延長部16cには遮蔽管17が設置される。この時、前記遮蔽管17はその下端部が前記案内管14の下端より下に位置した前記ドレーン部20に至るようにする。これによって、前記遮蔽部材16と前記チャンバー11の底面との間に形成された排出孔16dが前記異物排出口16bに連通されて、異物が前記排出孔16dを通じて前記遮蔽管17と前記ドレーン部20の内壁の間で流れるようにする。
【0029】
また、前記ドレーン部20は下部に凝縮水出口が備えられた円筒状に形成され、前記凝縮水出口を開閉させるドレーンバルブ26及び流量によって昇降されて前記ドレーンバルブを作動させるフロート25を含む。
【0030】
前記のように構成された本発明の圧縮空気乾燥装置は、旋回流を利用して圧縮空気を乾燥及び浄化させ、案内管と遮蔽部材を利用して分離された異物が乾燥された圧縮空気に混入されないようにすることによって乾燥及び浄化効率が向上される。
【0031】
流入口13を通じて流入された圧縮空気は、チャンバー11の内部で渦流を形成するようになり、この渦流によって形成される遠心力によって圧縮空気に含まれた水分や油分及び異物が分離されて前記チャンバー11の内壁に沿って流れる。以後、異物は前記チャンバー11に設置された遮蔽部材16とチャンバー11の内壁の間に形成された異物排出口16bと前記遮蔽部材16の下部に形成された排出孔16dを経てドレーン部20に流れる。この時、前記遮蔽部材16の延長部16cに設置された遮蔽管17によって異物がドレーン部20の中央側に流入されなくなる。前記ドレーン部20に流れる異物には水分が凝縮された凝縮水が含まれているので、凝縮水とともに前記ドレーン部20に捕集され、凝縮水の量が所定以上になると前記ドレーン部20のフロート25が上昇しながらドレーンバルブ26がドレーン出口を開放して凝縮水を排出する。
【0032】
また、遠心力によって水分を含む異物が分離されて乾燥及び浄化された圧縮空気は、渦流によって前記チャンバー11の中央部分に集められた後、前記案内管14と遮蔽部材16の内周面との間に形成された空気流通孔16aを通じて前記遮蔽部材16の下部に流動し、前記案内管14の下端部分で上昇気流を形成して前記案内管14を経て排出口15から排出される。
【0033】
一方、本発明の圧縮空気乾燥装置は、図6に示すように、前記乾燥部10の上側に前記乾燥部10で乾燥された圧縮空気を追加的に乾燥させ、同時に、その過程で発生した異物を前記乾燥部10の下部に備えられたドレーン部20で排出する2次乾燥部30をさらに設置する方式で構成することができる。
【0034】
ここで、前記2次乾燥部30は、中央部分に下方へ凹入された円筒状の凹入部32が備えられた円筒状の2次チャンバー31と、前記2次チャンバー31に偏心されるように連結形成されて、前記乾燥部10の案内管14と連通される2次流入口33と、前記2次チャンバー31の中央に下端部が前記凹入部32に挿入されるように前記2次チャンバー31の上端に設置され、前記乾燥部10の排出口15に連通される2次案内管34と、前記2次チャンバー31の端部下側に形成されて、前記遮蔽部材16の下側に備えられた異物排出口16bに連通するように形成された2次異物排出口35とを含む。
【0035】
前記のように構成された本発明の他の実施形態は、乾燥部で1次乾燥された圧縮空気を2次乾燥部で追加的に乾燥及び浄化させることによって乾燥効率及び浄化効率がさらに向上される。
【0036】
前記乾燥部10の案内管14を通じ抜け出る乾燥された圧縮空気は2次流入口33を通じて2次チャンバー31に流入されて渦流を形成することによって、乾燥された圧縮空気内に残っている水分や異物を遠心力を利用して分離する。分離された異物は2次異物排出口35を通じて前記異物排出口16bから抜け出、追加乾燥された圧縮空気は2次案内管34と排出口15を通じて抜け出る。
【0037】
ここまでは、乾燥部が一つであるか、乾燥部を上下に配置した場合を説明したが、図7及び図8に示したように、前記乾燥部10及びその下側のドレーン部20を複数備えて並列に設置してもよい。図7は前記乾燥部及びドレーン部を2つずつ設置した場合を示し、図8は前記乾燥部及びドレーン部を3つずつ設置した場合を示す。
【0038】
この場合、一乾燥部の排出口15が他の乾燥部の流入口13に連結される方式に直列連結して、多段乾燥が行われるようにするが、異物の分離及び排出と、乾燥空気の流動は前記した内容と大同小異であるので省略する。
【0039】
ここまで、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の範囲はこのような特定の実施形態のみに限定されず、当該分野において通常の知識を有する者であれば本発明の特許請求の範囲内に記載された範疇内で適切に変更が可能である。
【符号の説明】
【0040】
10 乾燥部
11 チャンバー
12 凹入部
13 流入口
14 案内管
15 排出口
16 遮蔽部材
16a 空気流通孔
16b 異物排出口
16c 延長部
16d 排出孔
17 遮蔽管
20 ドレーン部
25 フロート
26 ドレーンバルブ
30 2次乾燥部
31 2次チャンバー
32 凹入部
33 2次流入口
34 2次案内管
35 2次異物排出口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧縮空気が移動される配管ラインに設置され、旋回流を利用して圧縮空気を乾燥させる一つ以上の乾燥部(10)と、前記乾燥部(10)で分離された異物を排出するドレーン部(20)とを含む圧縮空気乾燥装置において、
前記乾燥部(10)は、
中央部分に下方へ凹入された円筒状の凹入部(12)が備えられた円筒状のチャンバー(11)と、
前記チャンバー(11)に偏心されるように連結形成されて、前記チャンバー(11)に流入された圧縮空気がチャンバー(11)の内部で渦流を形成するようにする流入口(13)と、
下端部が前記凹入部(12)に挿入されるように前記チャンバー(11)の上端中央部に設置されて、乾燥された圧縮空気が排出されるようにする案内管(14)と、
前記案内管(14)の外周面との間に圧縮空気が流動する空気流通孔(16a)が形成され、前記チャンバー(11)の内壁の間に水分と油分を含む異物が排出される異物排出口(16b)が形成されるように前記チャンバー(11)の底面に設置された遮蔽部材(16)と、
前記案内管(14)に連結されるように形成された排出口(15)と、を含むことを特徴とする圧縮空気乾燥装置。
【請求項2】
前記遮蔽部材(16)は、前記空気流通孔(16a)が形成される内周面で下向きに折曲された延長部(16c)を備えることを特徴とする請求項1に記載の圧縮空気乾燥装置。
【請求項3】
前記案内管(14)の下端より下に位置した前記ドレーン部(20)に達するように前記遮蔽部材(16)の延長部(16c)に設置された遮蔽管(17)をさらに含み、
前記異物排出口(16b)に連結される排出孔(16d)が前記遮蔽部材(16)と前記チャンバー(11)の底面との間に形成されて、異物が前記排出孔(16d)を通じて前記遮蔽管(17)と前記ドレーン部(20)の内壁の間で流れるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の圧縮空気乾燥装置。
【請求項4】
前記乾燥部(10)の上側に前記乾燥部(10)で乾燥された圧縮空気を追加乾燥させ、同時に、その過程で発生した異物を前記乾燥部(10)の下部に備えられたドレーン部(20)で排出する2次乾燥部(30)がさらに備えられ、
前記2次乾燥部(30)は、中央部分に下方へ凹入された円筒状の凹入部(32)が備えられた円筒状の2次チャンバー(31)と、前記2次チャンバー(31)に偏心されるように連結形成されて、前記乾燥部(10)の案内管(14)と連通される2次流入口(33)と、前記2次チャンバー(31)の中央に下端部が前記凹入部(32)に挿入されるように前記2次チャンバー(31)の上端に設置され、前記乾燥部(10)の排出口(15)に連通される2次案内管(34)と、前記2次チャンバー(31)の端部下側に形成されて前記遮蔽部材(16)の下側に備えられた異物排出口(16b)に連通するように形成された2次異物排出口(35)とを含むことを特徴とする請求項1に記載の圧縮空気乾燥装置。
【請求項5】
前記乾燥部(10)及びその下側のドレーン部(20)が複数備えられて並列に設置され、
一つの乾燥部の排出口(15)が他の乾燥部の流入口(13)に連結される方式に直列連結されて、多段乾燥が行われることを特徴とする請求項1に記載の圧縮空気乾燥装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−502322(P2013−502322A)
【公表日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−526619(P2012−526619)
【出願日】平成22年6月21日(2010.6.21)
【国際出願番号】PCT/KR2010/003987
【国際公開番号】WO2011/025136
【国際公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【出願人】(512043843)
【Fターム(参考)】