説明

地球温暖化と大気汚染を改善するための方法と設備

【課題】地球温暖化と大気汚染を改善するための方法と設備を提供すること。
【解決手段】熱エネルギー機器が生成した熱廃ガスを排気ブーストユニットに導入して圧縮し、熱廃ガスに十分な圧力を加えて液体媒介と混合霧化し、熱廃ガス中の汚染物と燃焼により生成した高熱が液体媒介に付着し、吸塵ユニットを通することにより汚染物が除去され、湿った熱い清潔な空気が大気中に排出される。、この空気が高い空まで上昇すると、冷却されて雨や雪となって地面に降下し、大気の温度が冷却される。空気中を浮遊する汚染物も除去される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地球温暖化と大気汚染を改善するための方法と設備に関し、特に、各種類の熱エネルギー機器が生成した熱廃ガスを箇所理する方法と設備に関する。
【背景技術】
【0002】
この数10年来、工業の発展や普及に伴い、各種類の形式の熱エネルギー機器(例えば、内燃機関(エンジン)や外燃機関(ボイラー)、電熱機器、或いは他の熱エネルギー機器で、例えば、自動車やセメント工場、乾燥機及び熱熱処理設備等の様々の機器)が幅広く使用されることに伴い、人類の生活に革新の便利性を供給する反面、地球温暖化や大気汚染などの不利益の効果をもたらしている。
これらの熱エネルギー機器は、石油や石炭を燃やして高温を生成することにより、駆動され、それにより、排出された廃ガスに、一酸化炭素や炭化水素化合物、窒素酸化物(NOx)及び硫化物等の化学汚染性ガスが含まれるだけでなく、カーボン粒子や粉末等の浮遊物が、空気を浮遊して環境を汚染するとともに、人類の呼吸により、人体に侵入し、人類の健康を危険に曝す要因の一つになっている。
また、熱エネルギー機器が、廃ガスを排出すると同時に、燃焼による高温も大気に排出される。
そして、電気エネルギーを使用して生成された高温により熱処理を行う設備は、冷房圧縮機の放熱排気が含まれ、同様に、大量の熱いガスと汚染物質を大気中に排出する。
【0003】
全世界において、数え切れない熱エネルギー機器は、昼夜兼行で、絶え間なく汚染物と高温ガスを排出するため、大自然がそれに耐えられず崩壊しつつある。
大自然の気温は、耐えず水の凝結(熱釈放)と水の蒸発(熱吸収)を行うことにより、大気温度を適宜の範囲に保持している。
このような水が、地面で熱吸収(蒸発)を行って高い空まで上昇し、そして、雪や雨に冷却(凝縮)されて地面に降下する温度平衡作用は、長年の地球での自然法則であるが、人口が増加することに伴い、土地が建物や道路によって覆われ、さらに森林が人類によって切り倒されて破壊されている。
そのため、地球の土地は大量の熱を吸収し、そして蒸発する水分を十分に保持できず、地面の自然熱平衡の作用が低下している。
また、人類が大量に各種類の熱エネルギー機器を使用するため、余計に熱が排出される。
このような、地球の長年に亘る本来の熱ではなく、人類によって製造された熱によって、例えば、気温の上昇、河川や湖の枯渇化、森林火災、氷山の溶解、動植物の生態環境の破壊等のように、地球上の人類や動植物及び河流や湖が極めて大きい危機に直面している。
人類だけでは生きられないから将来の展望が懸念されるが、これまでこのような危険な状況を解消する有効な方法が存在しなかった。
【0004】
二酸化炭素(CO2)が地球温室効果の要因と認められ、そのため、多数の国家が二酸化炭素排出制限公約にサインして、地球の大気温度が年々上昇する地球温室効果の改善を試みている。
二酸化炭素の排出を制限する方法は、工業の成長や経済発展に悪影響を与えることから、長年に亘ってその実効性に乏しく消極的な解決策である。
本発明は、大気汚染が益々厳しくなることを気にかけ、大気環境や人類の健康に悪影響を与えることに鑑みて、水洗方式により自動車廃ガスを清潔にする「排気汚染箇所理設備」(特許文献1)を先に提案した。
この設備は、自動車の排気による自然環境に与える悪影響を低減できるが、水と高温廃ガスとを混合することにより蒸発消費する時の水補給や水節約を重視し、エンジン排気の廃ガスにあるカーボン粒子や粉末を水と混合した後の汚染水を繰り返して濾過する方法と、カーボン粒子と水を分離した後の貯留箇所理の構造と方法である。
しかしながら、幾ら水を節約しても水が必要であり、地球によく見られる水不足の環境下では、普及し難くい。
また、エンジンのパワーの生成に悪影響を与え、汚染水を循環濾過の過程において、廃ガスのオイルがフィルターのフィルタエレメントとスクレーパーを汚染するため、濾過効果が悪くなる。
【特許文献1】台湾特許第583381号(2004年4月11日公告)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の主な目的は、上記した従来技術の欠点の解消と、地面の含水量の不足、そして、大量の熱廃ガスにより地球が益々温暖化する劣化環境を改善することができる、地球温暖化と大気汚染を改善するための方法と設備を提供することにある。
【0006】
本発明のもう一つの目的は、空気排気ブーストユニットにより、エンジンに背圧が生成しない状態で、排気がベンチュリ管のスロートを通る時、十分の気流を生成して、水分と充分に混合霧化して蒸発し、これにより、排気中の微細カーボン粒子や粉末が水に付着して除去され、そのため、エンジン排気による大気汚染や温暖化の問題が緩和される地球温暖化と大気汚染を改善するための方法と設備を提供することにある。
【0007】
熱エネルギー機器から排出された排気は、排気ブーストユニットにおいて、十分の熱廃ガス気流を生成し、液体媒介と充分に混合霧化して蒸発させ、これにより、熱廃ガス中の微細汚染粒子や粉末が、液体媒介に付着して除去され、空気清浄の目的を達成する。
また、湿った熱い清浄された空気を大気に排出することにより、熱の循環と水の循環が加速されるため、地球において、益々温暖化の状況を改善できる。
【0008】
本発明によれば、例えば、水である液体を媒介として、高温の熱廃ガスを高い空に送り、そして、高い空において、熱を放出することにより、熱交換を行う。
そのため、地球温暖化や大気汚染、河川汚染、水不足、氷山溶解等の事態を改善でき、地球が生気を取り戻して、人類や全ての生物が永遠に生き残る。
また、一般の排気ユニットの構造により、人類が水の蒸発を制御でき、天候が人類に有利な方向に変化し、元々ある人類による熱や汚染、水不足、氷山溶解等の悪循環を低減できて、人類を有利な方向に導くことができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、水が熱に遭うと蒸発し、冷空気に遭うと凝縮する熱循環の特性と水で埃を除去する原理を利用して、排気の熱廃ガスが、水霧によって吸収された後、空気の中で高い空まで素早く上昇し、そして、冷却され、所定の条件に満足すると、雪や雨の形式で、地面に降り、益々、高温化する大気環境に、適宜な冷卻を与える地球温暖化と大気汚染を改善するための方法と設備である。
【0010】
熱エネルギー機器の排気により、空気中を浮遊するカーボン粒子と粉末が生成される他に、自動車のタイヤが摩滅に伴う粉末や自動車が走行路面から生じる粉末、衣服と靴等の摩擦により生じる粉末、或いは機器や各種類の物体等の摩擦により生成される粉末は、空中を浮遊して空気を汚染する。
また、地球の人口が膨張することにより、水資源が不足し、また、河川や湖の水が熱い空気により蒸発するか、人類により汚染される。
これらは、至急に改善しなければならない問題である。
本発明は、水や人類によって使用された廃水や海水を、補給水として、高温の熱廃ガスと混合することにより、それに熱廃ガス中の汚染粒子や粉末が付着して、集塵器によって除去され、また、湿った熱い空気が大気中で高い空まで上昇し、そして、そこで、冷却され、所定の条件になると、雨や雪等の形態で地面に降下し、地面の気温を緩和できる。
このような過程において、空気中にある全ての浮遊粒子が、雨により、除去されるため、清潔な大気環境が得られる。
このように、水で地面の熱を高い空まで送り、また、高い空で熱を釈放することにより、熱循環が加速され、地球温暖化や大気汚染の問題が解消され、そして、水循環が加速されて、地球の水が多くなる。
地球の温暖化が進展しないと、冷房の消費電力が大幅に低減それてエネルギーを節約できる。また、水源が増加すると、河川や湖は汚染が希釈されて清潔になり、人類にとって水不足の問題が自然に解消される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、自動車の排気を例として、本発明の具体的な実施例について詳しく説明する。
【0012】
図1と図8は、本発明に係わる地球温暖化と大気汚染を改善するための設備100のより良い実施例である。
地球温暖化と大気汚染を改善するための設備100は、主として、排気導入ユニット1と排気ブーストユニット2、水貯留ユニット3、気液(液体)混合ユニット4、吸塵ユニット5及び一般の排気ユニット6とを備える。
設備100は自動車101の適当な箇所に設置され、該自動車101のエンジン102から排気された廃ガス中のカーボン粒子や粉末等の汚染物を処理する他に、気液(液体)によりエンジン102の排気に含まれた熱が吸収される。
また、空気温暖化と大気汚染を改善するための設備100は、適当に調整や変更して、排気ブーストユニット2の代わりに各種類の空気ブースト設備を使用すると、他の移動や固定式の排気放熱により廃ガスを排出する排気源に適用できる。
本発明は本実施例に制限されるものではない。
【0013】
図1、図2及び図8を参照しながら説明する。
排気導入ユニット1は、主として、自動車101のエンジン消音器103に接続された排気管10を具備する。
該排気管10は、二つの排気支管13、14がある。
また、該排気支管13、14の適当な位置に、電磁弁11が設置される。
図1、図2と図3に示すように、排気ブーストユニット2は、主として、圧縮機ハウジング20と、モータ21と、モータ21により駆動されるギア22と、伝動装置23と、伝動装置軸24と、釣合い重り25を備える。
釣合い重り25の一側には、連結ディスク26が螺着237され、自動車101のエンジン102が駆動されると、モータ21が駆動されることにより、ギア22と伝動装置23、伝動装置軸24及び釣合い重り25が連動されて回転し、各シリンダーのピストン27が、シリンダーにそって上下に運動する。
モータ21が駆動される時、排気導入ユニット1の電磁弁11もオンにされ、コア12(図2参照)が、コイル16により上へ向かって吸引され、バルブ18と排気支管14とが導通され、エンジン102からの排気が、排気管10から排気支管14に入る。
また、排気導入口15を介して排気ブーストユニット2に入る。
そして、シリンダー入気口28を介してシリンダーに入る。
また、ピストン27が、シリンダーに沿って下へ圧縮するストロークにおいて、排気が、シリンダー排気口232から、逆止弁230を介して、ブーストされた後の排気管236に入る。
図6のように、スプリング235が、スプリング槽234に位置し、圧力調整ボルト231により弾力が調整される。
スプリング235の先端が、逆止弁230のプッシュロッド233に抵当して、プッシュロッド233とシリンダー排気口232とが密着される。
これにより、シリンダーが排出した圧縮空気が逆流することを防止できる。
図1、図2及び図8に示すように、水貯留ユニット3は、主として、入水口31があり、フィルター32と導水管33、上水貯留器34、下水貯留器35、入水弁フロートボール36、コック37、フロートボール弁棒38及びフロートボール弁棒基座39から構成される。
雨や人工による注水は、入水口31から注入され、フィルター32を通し、不純物が濾過される。
そして、導水管33を介して、上水貯留器34と下水貯留器35に入る。
下水貯留器35が一杯になると、フロートボール36が上昇し、フロートボール弁棒38上のコック37が、上へ変位して導水管33を封止する。
水が消費されて減少した場合、フロートボール36が降下し、コック37が下へ変位する。
上水貯留器34の水は、フロートボール36が上昇し、コック37が、導水管33を封止して入水を停止するまで、導水管33に沿って流れこむ。
図1、図2及び図5に示すように気液(液体)混合ユニット4は、主として、排気ブーストされた後の排気管236上の適当な箇所に設置されるベンチュリ管と、下水貯留器35の底部42からベンチュリ管のスロート43まで連通する水管41とを具備する。
気液(液体)混合ユニット4はエンジンからの排気が、排気管10と排気支管14及び排気導入口15を介して、排気ブーストユニット2に入る。
そして、シリンダー入気口28からシリンダーに入って圧縮された後、シリンダー排気口232において、逆止弁230のプッシュロッド233が押されて開いたため、ブーストされた後の排気管236に入る。
排気が、ブーストの過程において、エンジン102に、背圧が生成されない。
排気が、ベンチュリ管のスロート43を通る時、水が霧化されて、排気と充分に混合される。
排気中の微細粒子が、水が付着することにより、体積が大きくなり、重くなる。
そして、湿っぽくなり、エンジン102が燃焼することによる高温も、水によって吸収されるため、湿った熱いガスになってから、吸塵ユニット5に入る。
【0014】
図1、図2、図3及び図8に示すように、吸塵ユニット5は、主として、円管51と円管52とが螺着されてなる吸塵室50を有する。
円管51の内側には、ディバージョンプレート53が設けられ、円管52の一側には、排気出口54が設けられる。
エンジン102から排気の、ベンチュリ管のスロート43を通した後、排気中の微細粒子に、気液(液体)が付着しているため、汚水と清潔のガスが、排気管236に沿って、吸塵室50に入り、吸塵室50の内部空間が比較的に大きいため、排気の流速がやや遅くなり、汚水が重いため、ディバージョンプレート53の方向にそって、吸塵室50の管壁に分布し、湿った熱い清潔空気が、排気口54から大気中へ排出され、水の熱傳導率が空気より低いため、湿った熱い空気が、熱を高い空まで送り、そして、冷卻された後、雨や雪として、地面に降り、これにより、大自然の熱交換が形成される。
【0015】
本発明は、人が使用した廃水を熱吸収蒸発の媒介として使用できるが、次の情況を考慮する場合、海水の方が、より便利である。
海水を使用する場合、海水が蒸発した後に、吸塵室50内に塩分が生成されるため、円管52と円管51とを回転して分離させ、管内の塩分を除去してから、付け戻して使用する。
【0016】
現況の大気環境汚染や地球温暖化を改善するためには、人類によって製造された熱源機器にできるだけ本発明に係る設備を装備させる。
そして、水の補給のため、大量の水や廃水が蒸発するため、自然の条件で自然環境を改善できるが、特別の事態がある。
例えば、走行中の自動車や稼働中の機器は、水が消費されるが、即時に水補給を実行することができない場合や、冬場の寒さや雨が多すぎた場合、或いは、気象予報により天候状況を考慮して、各燃焼して排気する機器の水蒸発を停止することを指示する。
この場合、水の補給を行わず、排気が一般の排気ユニット6に入り、図1、図2及び図4に示すように、上下水貯留器34、35の水が消費されたら、下水貯留器35内において、フロートボール弁棒38の先端が降下し、後端が上昇して、回路接点341を上へおし、回路接点340と接触する。
この時、排気ブーストユニット2のモータ21の回路接点がオフになり(図未示)、排気をブーストすることが停止される。
排気導入ユニット1中の電磁弁11の回路接点120も同時にオフになり、コイル16が励磁されず、コア12がスプリング17により引き戻され、バルブ19と排気支管13とが導通され、エンジン102からの排気が、排気管10から排気支管13に入ってから末端から排出される。
【0017】
以上のように、本発明は、水でエネルギー機器から排出された熱いガスに対して熱吸収を行って、水蒸気に混合する。
そして、高い空まで上昇して、冷たい空気に遭うと凝縮して熱を釈放する。
そして、雨や雪になって地面に降下する。
これにより、大気の熱循環と水循環が加速される。
また、本発明は、水貯留ユニットに注水して蒸発を制御することにより、天候の変化を制御することができる。
【0018】
上記の方法により、地球温暖化や河川と湖の涸れ氷山の溶解、森林火災及び大気汚染等の益々悪化している生態環境を、少しずつ正常に、且つ良好である循環方向に変換できる。
また、天候を人類にとってより有利な方向に変換できる。
【0019】
以上の記載は本発明の好ましい実施例の説明であって、本発明はこれらの実施例の記載に制限されるものではなく、当業者が適宜行なう等価の変更や修正も本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の地球温暖化と大気汚染を改善するための処理設備のより良い実施例の立体組立概念図
【図2】本発明のより良い実施例の正面部分断面概念図
【図3】図2の一部の拡大断面概念図
【図4】図2の一部の拡大概念図で、下水貯留器への入水、入水停止の作動と水がない時、ブーストモータ及び電磁弁との関係図
【図5】ベンチュリ管と関係する部品の構造を示す図2の一部の拡大断面概念図
【図6】逆止弁の構造とエンジンからの排気が、シリンダーによって圧縮されて逆止弁により、ブーストされた後、排気管の作動の流れを示す図2の一部の拡大断面概念図
【図7】集塵器の構造と部品を示す図2の一部の拡大断面概念図
【図8】本発明の実施例で、自動車車体に実装された時の正面概念図
【符号の説明】
【0021】
1 排気導入ユニット
10 排気管
100 地球温暖化と大気汚染を改善するための設備
101 自動車
102 エンジン
103 エンジン消音器
11 電磁弁
12 コア
13 排気支管
14 排気支管
15 排気導入口
16 コイル
17 スプリング
18 バルブ
19 バルブ
2 排気ブーストユニット
20 圧縮機ハウジング
21 モータ
22 ギア
23 伝動装置
230 逆止弁
231 圧力調整ボルト
232 シリンダー圧縮空気排気口
233 プッシュロッド
234 スプリング槽
235 スプリング
236 ブーストされた後の排気管
237 釣合い重りと連結ディスクとの螺着箇所
238 コンロッドと連結ディスクとの螺着箇所
24 伝動装置軸
25 釣合い重り
26 連結ディスク
27 ピストン
28 シリンダー入気口
29 コンロッド
3 水貯留ユニット
31 入水口
32 フィルター
33 導水管
34 上水貯留器
340 回路接点
341 回路接点
35 下水貯留器
36 フロートボール
37 コック
38 フロートボール弁棒
39 フロートボール棒基座
4 気液(液体)混合ユニット
41 水管
42 下水貯留器底部
43 ベンチュリ管スロート
5 吸塵ユニット
50 吸塵室
51 円管
52 円管
53 ディバージョンプレート
54 排気出口
55 螺着箇所
6 一般の排気ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱エネルギー機器により生成された熱廃ガスを導入する排気導入ユニットと、
該排気導入ユニットに連接され、該熱廃ガスに対してブーストする排気ブーストユニットと、
液体媒介を貯留する水貯留ユニットと、
該ブーストされた熱廃ガスを受け入れ、該液体媒と混合して霧化し、湿った熱廃ガスを形成される気液混合ユニットと、
該霧化の湿った熱廃ガスを受け入れ、該湿った熱廃ガス中の汚染物を収集して、排出する吸塵ユニットと、が含有されることを特徴とする、
地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項2】
排気ブーストユニットは、モータにより歯車対が、駆動されて回転することにより、エアブースターが連動されて、該熱廃ガスを圧縮することを特徴とする、請求項1に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項3】
液体媒介は、水や廃水、或いは海水であることを特徴とする、請求項1に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項4】
水貯留ユニットは、入水口と導水管、上水貯留器及び下水貯留器を備え、該入水口から注入された水が、該上水貯留器に貯留され、また、該導水管を介して、該下水貯留器に流れることを特徴とする、請求項1に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項5】
下水貯留器は、フロートボール弁棒があり、該フロートボール弁棒の末端に、入水弁フロートボールが連接され、該入水弁フロートボールが、該液体媒介上を浮きながら該液体媒介の多少に従って上昇か降下になり、それにより、該フロートボール弁棒が上下移動に連動され、該上水貯留器の液体媒介の出口に対して、封止や脱離を行って、該液体媒介が、該下水貯留器へ流れる流量を制御することを特徴とする、請求項4に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項6】
排気導入ユニットは、先端に、電磁弁が設けられ、該排気導入ユニットの導通を制御することを特徴とする、請求項5に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項7】
フロートボール弁棒が、上下に移動することに連動するように、該排気ブーストユニットは、電気的に制御されることを特徴とする、請求項6に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項8】
フロートボール弁棒が、上下に移動することに連動するように、該電磁弁の作動は、電気的に制御されることを特徴とする、請求項7に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項9】
気液混合ユニットは、該排気ブーストユニットによりブーストされた後の熱廃ガスと該液体媒介を混合して霧化するためのベンチュリ管を備えることを特徴とする請求項1に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項10】
吸塵ユニットは、吸塵室があり、該吸塵室は、組立と分解が容易にできるように、互いに螺着される二つの円管を備えることを特徴とする、請求項1に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項11】
熱エネルギー機器は、内燃機関や外燃機関或いは電気サーマル箇所理設備であることを特徴とする、請求項1に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項12】
更に、該電磁弁により制御され、霧化混合箇所理されていない熱廃ガスを案内して排出する一般の排気ユニットを備えることを特徴とする、請求項6に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための設備。
【請求項13】
熱エネルギー機器が生成した熱廃ガスを受け入れて、該熱廃ガスをブーストするステップと、
液体媒介を供給し、該液体媒介により該熱廃ガスの熱エネルギーを吸収し、また、湿った熱廃ガスに混合するステップと、
該湿った熱廃ガス中の汚染物を収集して、湿った熱い清潔空気を形成して、その後、該湿った熱い清潔空気を排出し、該湿った熱い清潔空気が、高い空まで上昇して、冷たい空気に遭うと、凝縮して、熱を釈放し、そして、雨や雪になって地面に降り、大気熱の循環や水の循環を加速するステップと、が含有されることを特徴とする、
地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項14】
液体媒介を供給するかにより、該湿った熱廃ガスを蒸発させることにより、天候の変化を制御することを特徴とする、請求項13に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項15】
熱廃ガスをブーストするステップは、該熱廃ガスを、エアブースターに導入して、モータにより歯車対が駆動されて回転し、そして、該エアブースターが連動されて、該熱廃ガスを圧縮することを特徴とする、請求項13に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項16】
液体媒介は、水や廃水或いは海水であることを特徴とする、請求項13に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項17】
液体媒介は、上水貯留器に注入されて、下水貯留器に貯留され、また、該下水貯留器は、フロートボール弁棒と、該フロートボール弁棒の末端に連接される入水弁フロートボールとが備えられ、該入水弁フロートボールが、該液体媒介上を浮きながら該液体媒介の多少に従って上昇か降下になり、該フロートボール弁棒が上へ移動すると、該フロートボール弁棒により、該上水貯留器の液体媒介の出口が封止されて、該液体媒介が該下水貯留器へ流れることを停止することを特徴とする、請求項13に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項18】
熱エネルギー機器が生成した熱廃ガスを受け入れるステップは、電磁弁により、該熱廃ガスの案内を制御することを特徴とする、請求項17に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項19】
フロートボール弁棒の移動に連動することにより、該熱廃ガスの流通経路を電気的に制御することを特徴とする、請求項18に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項20】
フロートボール弁棒の移動に連動することにより、該電磁弁の作動を電気的に制御することを特徴とする、請求項19に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項21】
液体媒介により該熱廃ガスの熱エネルギーを吸収するステップは、該熱廃ガスと該液体媒介を混合霧化して、霧化された湿った熱廃ガスを形成することを特徴とする、請求項13に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項22】
熱廃ガスと液体媒介とを混合霧化するステップは、ベンチュリ管を利用することを特徴とする、請求項20に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。
【請求項23】
熱エネルギー機器は、内燃機関や外燃機関或いは電気サーマル箇所理設備であることを特徴とする、請求項13に記載の地球温暖化と大気汚染を改善するための方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−194671(P2008−194671A)
【公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−136421(P2007−136421)
【出願日】平成19年5月23日(2007.5.23)
【出願人】(507169211)
【Fターム(参考)】