【課題】 ラインの寿命は１年か２年程である。特に豪雪地帯では１年ももたずラインの役目を終えているのが現状である。それを多年にわたってライン効果を発揮させるのが目的である。
【解決手段】 舗装面に指定幅全面にわたって削り溝を設け、その溝にライン材を舗装面と同一面に布設する。

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 ライン材の摩耗率が著しく軽減されるため、道路又は駐車場の区画線に活用でき、省エネにも一役買うことができる。
【従来の技術】 舗装面の表面に、ラインを布設していた。
【発明が解決しようとする課題】 ここでは、舗装面とは道路及び駐車場を表し、それは、車輌及び人為的摩擦によって舗装面上にあるラインの摩耗が著しかった。その摩耗を少しでも防止し、現行のライン寿命より、はるかに長く寿命が保たれる点である。
【作用】 ラインの摩耗が著しく軽減される。
【実施例】 幹線道路に布設施工したところ豪雪地帯特有の除雪によるライン摩耗率が殆ど現れなかった。
【発明の効果】 ラインの摩耗率が軽減されるため、道路及び区画線の寿命年数が現行ライン施工寿命より、はるかに延命である。それは舗装面と同一面であるからである
【図面の簡単な説明】
【図１ 断面図】舗装面をグルービング機械及びカッターにて、指定の幅で表面に削り溝を設けて布設施工した断面図である。
【図２ 断面図】舗装面をグルービング機械及びカッターにて、指定の幅の一部を削り溝を設けて布設施工した断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項１】 舗装面に指定幅全面にわたって削り溝を設け、その溝にライン材を舗装面と同一面に布設する。
【請求項２】 舗装面に指定幅全体ではなく、グルービングによる溝にライン材を布設する。

【図１断面図】


【図２断面図】

【公開番号】特開２００１−１１８１７（Ｐ２００１−１１８１７Ａ）
【公開日】平成１３年１月１６日（２００１．１．１６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願平１１−２２０３２３
【出願日】平成１１年６月２９日（１９９９．６．２９）
【出願人】（５９９１１００２７）
【Ｆターム（参考）】