説明

多次元地理的ポイントの同時レジスタリング方法及びシステム

多次元オブジェクトを表す多次元地理的データポイントをレジスタリングする方法は、a)多次元オブジェクトの表面の複数の重複したフレームを表す複数のポイントを受け付けるステップと、b)第1フレームの各ポイントに対して、以降の複数のフレームのそれぞれの対応する最も近いポイントを検出するステップと、c)対応する最も近いポイントが揃うように、各フレームに対する回転及び変換を決定するステップと、d)各回転及び変換を実行するためのコストを決定するステップと、e)最適な変換を提供するため、さらなるフレームに対してステップb)からd)を繰り返すステップとから構成される。


【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
[発明の背景]
変化のある地理的地形などの多次元オブジェクトの完全なデジタルモデルを生成するのに、様々な視点からとられた複数の重複した範囲の画像(データポイントのボリューム又はフレームとしても知られる)を合成する必要がある。これらのフレームは、オブジェクトの多次元モデルを生成するため、レジストレーションとして知られる処理を利用して合成される。レジストレーション処理では、様々なフレームの要求される変換及び回転が決定される。当該処理は、Δx、Δy、Δz、Δω、Δκ及びΔΦの6つのパラメータを使用する。ここで、最初の3つのパラメータは、x、y及びzの各座標の変換に関し、その後の3つのパラメータは、上記x、y及びzの3つの軸のそれぞれに関する回転に関する。オブジェクトの様々なかつ重複した視点からの多数のデータポイントからなるフレームをレジスタリングする既知の方法は、計算量が多く、時間がかかるものである。しかしながら、レジストレーション技術の多くのアプリケーションは、フレームが取得される時間からの迅速なレスポンスを必要とする。従って、多次元データポイントをレジスタリングするためのより高速かつロウバストなシステムが必要とされる。
【0002】
既知の地理的ポイントセットの方法には、イメージングLASER RADAR(LIDAR)及びIFSAR(Interferometric Synthetic Aperture Radar)が含まれる。図1を参照するに、空中LIDARシステム100の一例が示される。システム100は、航空機104の下部に搭載されたLIDAR装置102を有する。航空機の下に、空中から地面の視界を妨害する木や葉により構成される樹木によって部分的に覆い隠された地面を有するエリアがある。LIDAR装置102は、地上に向けられた複数のレーザ光パルスを発射する。当該装置102は、パルスの反射/散乱を検出するセンサ103を有する。LIDAR装置102は、単一の画像からの高度対位置情報を含むデータを提供する。しかしながら、様々な視点からの当該エリアの複数のフレーム又は部分が、画像を生成するのに利用されることに留意すべきである。地形を覆う樹木はまた、当該樹木の下のターゲット(戦車106など)を大きく覆い隠す。このため、地面及びターゲット106からの装置102のセンサ103によって受信されるポイントは、まばらなものとなる。このため、正確な3次元画像を生成するため、これらのポイントを処理するロウバストなシステムが求められる。さらに、最も戦術的かつ戦略的なものにするため、ターゲット106が認識可能な地上の画像が迅速かつ容易に利用可能とならなければならない。
【0003】
[発明の概要]
本発明の実施例によると、多次元地理的データポイントをレジスタリングする方法は、地理的エリアの複数の重複したフレームを表す複数のデジタル高度モデルポイントを受け付けるステップと、第1フレームの複数のポイントのそれぞれに対して、以降の複数のフレームの対応する最も近いポイントを検出するステップと、各フレームに対する回転及び変換を決定するステップと、各回転及び変換を実行するためのコストを決定するステップと、フレームをレジスタリングするコストを最適化するため、ある回数又は停止基準に到達するまで、さらなるフレームに対して上記処理を繰り返すステップとから構成される。上述した方法はまた、特化した又はプログラム可能な情報処理システムによって、あるいはCD−ROMやDVDなどのコンピュータ可読媒体の命令セットとして実行することが可能である。
【0004】
[詳細な説明]
図2を参照するに、本発明の実施例を用いた情報処理システム200を示すハイレベルなブロック図が示される。システム200は、地理的データポイントのソース202を有する。これらのポイントは、好ましくは、図1に関して説明されたようなLIDAR装置102により提供される複数の3次元(3D)地理的ポイントの値である。
【0005】
LIDAR装置202は、従来方法によりポイントの画像の複数のフレーム(又はボリューム)を生成する。各フレームは、航空機104がある地形の上を移動するとき、所与の期間にセンサ103により収集されたポイントを有する(エクスポージャ)。好適な実施例では、当該期間は1/3秒であり、現在の装置によると、このエクスポージャは、LIDARセンサ103により数十万のポイント群が取得される。各ポイントは、3次元座標(x,y,z)により規定される。
【0006】
本システムが従来技術のパフォーマンスに対して向上される1つの方法は、少なくとも部分的に地表及びターゲット106(存在する場合には)を表し、地面から所定の閾値より大きな高さ(6フィートなど)にある障害物を表さないデータポイントのみを利用することによるものである。これらの地面ポイントのみを利用することは、ダウンリンク及び処理されるべきポイント数を大きく減少させ、これにより、当該地形のモデルを生成するのに必要となる時間を減少させることができる。
【0007】
LIDAR装置102によって提供されるデータは、リンギング(ringing)として知られる効果(又はコロナ(corona)効果)を有するかもしれない。リンギングは、誤ったリターンを生じさせるターゲットエリアにより生成される光の散乱によって生じる。リンギング除去フィルタ(回路又はプログラムロジック)204が、リンギングを除去するため受信した3D地理的ポイントをフィルタリングするのに利用される。必ずしもすべての地理的データが、リンギングを含んでいるとは限らない。従って、フィルタ204が常に要求されるとは限らない。リンギングは、選択された方位(azimuth)設定を超えるすべてのデータを無視することにより除去され、これにより、誤った画像が解消される。方位の選択は、統計データにより規定され、又はヒューリスティックに決定される。システム200のリンギング除去フィルタ204の使用により、フィルタ204の出力における信号対ノイズ比が増大する。リンギングフィルタの具体例の詳細は、整理番号GCSD−1526により同時に出願された特許出願に記載されている。
【0008】
リンギングノイズ除去フィルタ204によって供給された出力は、地面検出装置206に受付される。地面検出装置206は、複数の処理されていない地理的ポイント(例えば、LIDAR装置102などからの)とそれらの座標を用いて地表を検出し、地表とターゲット106のエリアを表す複数のフレームを表す複数の地面ポイントを提供するのに利用される。地面検出装置206は、それの入力から地面ポイントを抽出し、樹木のなどの地上の障害物ポイントをフィルタリングすることによって地面を検出する。予想されるように、樹木や他の葉などを介し地面に到達するLIDARパルスの個数は、LIDARソース(又はエミッタ)により発射されるものよりかなり少なくなる。従って、LIDARセンサにおいて検出される地面(地面ポイント)からの光のポイントは、航空機104の下方の地形全体から受け付けた合計より相応に少なくなる。
【0009】
従って、地面検出装置206は、リンギング除去フィルタ204の出力において提供される地理的データから、地表シェル(3次元表面を規定するポイント群)を抽出する。地面検出装置206の出力は、ターゲット106を含む地表を表すデータ群を有する。地面ポイントは、樹木や他の葉などにより提供される地上の障害物からそれらを分離することによって決定される。
【0010】
地面検出装置206はまた、地形の大きな変化がないように地面が連続的なものとなることを保証するよう動作する。これは、地表に対する2次元(2D)格子を生成し、各格子コンポーネントにおける地面の高さを決定することによって実現される。各格子コンポーネントは、好ましくは、各サイドに1メートルである地面の正方形部分を表す。このデータが格子全体に対して収集されると、地面検出装置206は、不十分なデータに基づく又は範囲外となるポイントを削除する。何れのポイントが削除されるべきかの決定は、地面検出装置206にプログラムされたアーチファクトに基づく。地面検出装置206は、さらに地表の地形を計算するとき、所定の高さ(6フィートなどの人の高さなど)より高い点を無視するようプログラムされる。この所定の高さは、ルールベース統計によって決定される。これは、地面の一部となる可能性のない任意の構造を削除するため実行される。従って、地面検出装置206の出力は、樹木の頂上のデータを用いたシステムより実際の地表のより忠実な表現を提供する。
【0011】
地面検出装置206の出力は、コンペティティブフィルタ208に供給される。コンペティティブフィルタ208は、地面検出装置206によって提供される地表データ(地面ポイント)に対する処理に使用される。地面ポイントは、コンペティティブフィルタを利用して、デジタル高度モデル(DEM)ポイントの3Dシェルを取得するためフィルタリングされる。コンペティティブフィルタ208は、LIDAR装置202によって収集されるデータなど地理的座標に拘束されない地表データをフィルタリングする。フィルタ208は、ポイントの各フレームに対する所定のオーダーの多項式適合を実行することにより動作する。これは、何れの多項式がフレーム内のポイント群を最も良く表すか決定することにより行われる。1つの例は、1次多項式(タイル平面)であり、他の例は、数値平均(ゼロ次)である。好適な実施例では、平均及びタイル平面(それぞれ、ゼロ次及び1次多項式)が、何れか与えられたポイントフレームにおける最善の適合について競合する。他の実施例は、より高次の多項式を利用するかもしれない。多項式をフレームを適合させる方法は、参照することによりその開示のすべてがここに含まれる、米国特許出願第09/827,305号に記載されている。
【0012】
従って、すべてのポイントフレームに対して、フィルタ208は、当該フレームのポイントに適合したタイル平面を決定する。各フレームは、レジストレーションによって生成されるエリア全体の一部を構成するパッチ(patch)をカバーするマイクロフレームである。コンペティティブフィルタ208の出力は、取得された各フレームに対して1つの平面となる複数の(30個などの)平面からなる地形である。地表の最適な推定は、樹木や葉による障害物が部分的に覆い隠されたターゲットの画像を生成することを可能にする。各フレームがフィルタ208により処理されると、当該出力はレジスタリングされていないDEM表面群となる。本実施例では、各表面は地表となるが、本発明による方法及びシステムは、ターゲットオブジェクトの任意の表面について利用可能であるということが理解されるべきである。
【0013】
コンペティティブフィルタ208により生成されるデータDEMは、システム200のユーザに有用な画像をレンダリングするには適していない。閲覧可能な画像を生成するため、まずレジストレーション処理を完了させる必要がある。好適な実施例では、レジストレーションはブロック210(レジストレーションエンジン)と212(剛体変換エンジン)によって実行される繰り返し処理により実行される。本実施例では、地表の3D表現を取得するため、複数のデータ(フレーム)群が、ターゲットエリア又は表面全体の画像を生成するため自動合成される。各データ(フレーム)群は、表面特徴の異なる視界を提供する異なる視点から取得される。レジストレーションは、センサ103が当該表面を移動するとき、この表面を表す各ポイントの相対位置を決定する。これにより、表面エリアの様々な視界が、隣接フレームに適合するように各フレームの変換及び回転を実行することによって、互いに揃えられる。
【0014】
ブロック210は、隣接フレームのポイントを揃える。これは、第1フレームの複数のポイントのそれぞれに対して、最も近いポイントを第2フレームから検出することによって行われる。最も近いポイントが検出されると、フレームがレジスタリングされたモデル又は画像を表す良好な適合を生成するように揃えられる。これは、ペア単位処理として知られる。当該処理の各繰り返しは、より良好な適合を生成し、最適な配置が実現されるまで当該処理が続けられる。これは、他のフレームに適合するため、各フレームの各回転及び変換に係る計算コストを決定することによって実現される。各繰り返しにおいて収集された情報(隣接フレーム間のマッチ)を利用して、停止基準に到達するまで、以降の繰り返しが配置を訂正する。この基準は、ある回数の繰り返しの終了又は所定の目標の達成とすることができる。本実施例では、各繰り返しからの観察をマトリックスに入力し、その後、すべての変換が実質的に同時に実行されるように(すなわち、n単位処理)、即座にマトリックスを解くことによって、他の複数のフレームにおける最も近いポイントを特定するため、第1フレームの各ポイントに対して最も近いポイントの検索を実行する。
【0015】
ブロック212は、各繰り返し中にブロック210において生成されたポイントの配置に関する情報を受け付ける。ブロック21のプロセッサロジックは、ブロック210により提供された情報を利用して、それらが共に適合されるとき、各フレームに対する変換(すなわち、角度と移動)を決定する。従って、ブロック212の出力は、合成対象となるフレームの角度と移動のセット(Δx、Δy、Δz、Δω、Δκ及びΔΦ)となる。
【0016】
フレーム統合ブロック214は、剛体変換ブロック212の出力を受け付け、剛体変換情報に従って、コンペティティブフィルタ208により生成されたDEMポイントのすべてを統合する。
【0017】
好適な実施例では、フレームに対する最適な回転及び変換を決定するため、繰り返し処理が複数回(5回など)繰り返される。好ましくは、参照することによりその開示がここに含まれる、J.A.Williams及びM.Bennamounによる“Simultaneous Registration of Multiple Point Sts Using Orthonormal Matrices”(Proc.IEEE Int.Conf.on Acoustics,Speech and Signal Processing(ICASSP Jun.2000,pp.2199−2202))に与えられるアルゴリズムを利用する。
【0018】
上述した繰り返される変換は、ブロック212において実行される。各変換は、剛体変換である。変換が対応するポイント間の距離を維持する場合、当該変換は剛体であると言われる。
【0019】
フレーム統合ブロック214において、ブロック212により生成されたレジスタリングされたボリュームの統合が実行され、その結果が提示するのに適切なサイズと形状にクロッピング(crop)され、その後、ターゲットの構造を表示するため、ブロック216において視覚的に利用される。この結果は、高速表示される3Dモデルである。ここに記載される実施例では、図1に示されるような樹木の頂上の下に隠れる戦車106などのターゲットが、戦車106の上方の樹木の覆い隠す効果なしに図示される。
【0020】
上述したように、レジストレーション処理の速度は、戦闘環境の戦車106など隠れたターゲットの特定などの多くのアプリケーションにおいて重要である。当該処理をスピードアップする1つの方法は、フレームからフレームへの対応するポイントに対する検索スピードを向上させることである。これは、いくつかの周知のk−Dツリーアルゴリズムの何れかを利用して実現することが可能である。従って、各フレームからのデータポイントは、隣接フレームのポイント群の全体が、第1フレームの所与のポイントに対する最も近いポイントを検出するための検索が不要となるように、ツリー構造にマッピングされる。k−Dツリーアルゴリズムの一例が、http://www.rolemaker.dk/nonRolemaker/uni/algogem/kdtree.htmのウェブサイトに見つけることができる。
【0021】
図3を参照するに、LIDARポイントのフレームなどの1つのフレームに対する表面を表すポイント群が示される。各ステップにおいて、当該領域は、各領域がこれらのポイントの1/2を含む2つの領域に分割される。当該処理は、各ポイントが自らの領域に属するまで繰り返される。例えば、8つのポイントから開始し、あるポイントを検索している場合、何れの半分にそれがあるか問い合わせることによって、4つのポイントに分けられ、その後2つのポイントに、最後に1つのポイントに分けられる。これはたった3つのステップで行うことができ、8つすべてのポイントを問い合わせることより容易である。存在するポイントが多くなるほど、その差は特に大きくなる。256個のポイントが存在する場合、256回の代わりに8回の試行によりあるポイントを検出することが可能である。
【0022】
レジストレーションエンジン210は、ラインL1〜L8を生成する。これらのラインは、k−Dツリーを構築するのに利用され、図4に示される。k−Dツリーは、ポイントP1〜P10をx及びy方向に再帰的に分割することによって生成される。k−Dツリーでは、図3の各ラインはノード(丸印)によって表され、各ポイント(矩形)がノードに接続される。当該ツリーは、何れか所与のポイントに最も近いポイントを検出するのに必要とされる検索時間を減少させるのに利用される。例えば、P10に最も近いポイントを検索する場合、ノードL1からL3を、その後にL7を探索し、P1でなくP9のみを検討する。本例は2Dであるが、本出願は3Dポイントを利用することに留意されたい。
【0023】
図5は、ユークリッド距離に対する統計的距離の効果を示す複数のポイントのグラフである。「O」として示されるポイントは、LIDARにより生成されたフレームAからのものであり、「X」として示されるポイントは、LIDARにより生成されたフレームBからのものである。これらのフレーム又はボリュームは重複していると仮定する。フレームAのどのポイントがフレームBのどのポイントと組み合わされるかについては当初はわかっていない。整列されるべき各ポイントペアの座標を比較することからスタートする。何れか所与のポイントペア間の距離は、丸印又は楕円として表される。丸印はユークリッド距離を表し、楕円はマハラノビス(Mahalanobis)距離を表す。等式r=(x−m)’C−1(x−m)における値rは、特徴ベクトル(feature vector)xから平均ベクトル(mean vector)mまでのマハラノビス距離と呼ばれる。ただし、Cはxに対する共分散行列である。rが一定となる表面は、平均mを中心とする楕円となることは、証明することができる。マハラノビス距離は、ポイントを上下に(すなわち、z軸に沿って)揃えるのに利用される。当該処理は、ポイントがそれの実際のものよりz方向に離れて現れるという観察された事実を認識している。他のフレームの対応するポイントを特定するために楕円エリアを利用してポイントを揃えることによって、丸印により表されるユークリッド距離を単に利用することより、より正確なモデルを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】図1は、ターゲットを隠す樹木により覆われた地形の画像を処理するための空中LIDAR装置を示す。
【図2】図2は、本発明の実施例による情報処理システムを示すハイレベルブロック図である。
【図3】図3は、LIDARポイントのフレームなどの1つのフレームに対する表面を表す2次元ポイント群である。
【図4】図4は、最も近いポイントの検索に利用されるk−Dツリーを示す。
【図5】図5は、ユークリッド距離に対する統計的距離の効果を示す複数のポイントのグラフである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
多次元オブジェクトを表す多次元デジタル高度モデル地理的ポイントをレジスタリングするシステムであって、
第1フレームの各ポイントに対して、複数の以降のフレームのそれぞれの対応する最も近いポイントを検出するレジストレーションエンジンと、
前記複数の以降のフレームのそれぞれに対して、回転及び変換を決定し、各回転及び変換を実行するためのコストを決定するプロセッサと、
停止基準に到達するまで、さらなるフレームに対する前記回転及び変換並びにコストの決定を繰り返すロジックルーチンと、
から構成されるシステム。
【請求項2】
請求項1記載のシステムであって、さらに、
部分的に覆い隠された地表を表すデータポイントの複数のフレームを受け付け、前記地表のみを表すデータポイント群の複数のフレームを生成する地面検出装置を有するシステム。
【請求項3】
請求項1記載のシステムであって、さらに、
前記プロセッサによって決定されたコストを利用して、剛体変換を前記フレームに適用するロジックを有するシステム。
【請求項4】
請求項1記載のシステムであって、さらに、
前記第1フレームの各ポイントに最も近いポイントを前記以降のフレームにおいて検索するため、各フレームのポイントを表すk−Dツリーを有するシステム。
【請求項5】
請求項1記載のシステムであって、さらに、
前記多次元オブジェクトを表す統合された表面を提供するため、前記フレームを統合するフレーム統合装置を有するシステム。
【請求項6】
請求項1記載のシステムであって、さらに、
前記多次元オブジェクトを表示するディスプレイを有するシステム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公表番号】特表2008−506136(P2008−506136A)
【公表日】平成20年2月28日(2008.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−521507(P2007−521507)
【出願日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【国際出願番号】PCT/US2005/024117
【国際公開番号】WO2006/019597
【国際公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(594071675)ハリス コーポレイション (287)
【氏名又は名称原語表記】Harris Corporation
【Fターム(参考)】