説明

射出成形用ノズル

【課題】特に部品点数を少なくして、かつ、容易に液状材料の良好な混合が可能な射出成形機用の射出成形用ノズルを提供すること。
【解決手段】液状材料を流通させるための湯道20を内部に備えたノズル本体部14と、該ノズル本体部14に設けられつつ前記湯道20の延長部に形成され、かつ、液状材料用の出口開口部を形成する口金部24とを備えて成る、射出成形機の射出成形用ノズル10において、前記湯道20を通って延びつつ液状材料を混合するための複数の内蔵構造物60を、前記口金部24に設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部分に記載の射出成形用ノズルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
射出成形用ノズルは、所定の温度かつ高圧で液状材料を分離可能な設備ブロックあるいは金型インサートへ供給するために、射出成形設備内に設けられる。多くの射出成形用ノズルはチューブ形状をしたノズル本体部を備えており、該ノズル本体部内には液状材料用の湯道が形成されているとともに、このノズル本体部の端部には湯道の出口開口部を形成する口金部が形成されている。
【0003】
また、例えば液状材料の射出前の混合不足に起因すると思われる成形品へのシュリーレン画像の発生を防ぐため、従来においても様々な手法が提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、湯道によって混合装置が形成された射出成形機が開示されている。この混合装置は、液状材料を混合するとともにらせん状の流れからリング状の流れに移行させることで液状材料の均質性を高めるものである。これは、湯道中に設けられた複数の部材、すなわち、らせん状の溝を有する第1及び第2のスリーブと、これらスリーブに対して同軸に設けられたいわゆるトーピードと、両スリーブ間に設けられたリングと、該リングに連結されつつトーピードの長手軸に対して所定の角度をなす当該トーピードの長手方向平面の径方向に突出した少なくとも1つのスポークホイールとによって達成される。
【0005】
しかしながら、このような混合装置は、多くの部材のために、その加工、組付及びコストに関して欠点がある。
【0006】
特許文献2には、下方へ開口する液状材料用湯道と、該湯道内に嵌設されつつ尖端部が予燃焼室内に突出した縦長部材と、開口部が縦長部材のないほうへ向けられた湯道のジャケットにおけるらせん状の溝とを備えた射出成形用ノズルのための混合装置が開示されている。ここでの溝は2つのウェブの間に形成されており、該溝の内径は、らせん状の溝がらせん状の液状材料の流れを形成できる一方、ウェブによって軸方向の液状材料の流れを形成できるよう予燃焼室方向へ向けて大きくなっている。このようにして、液状材料の混合がなされる。
【0007】
上記に代えて、らせん状の溝を、湯道へ下方から嵌設された別のスリーブに形成することもできる。この場合にも、混合装置は多数の構成部材、すなわち、縦長部材及び湯道のジャケットに形成されたらせん状の溝又は縦長部材及びらせん状の溝を備えたスリーブで形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】国際公開第2003/035358号
【特許文献2】国際公開第2001/034365号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は上記問題にかんがみてなされたもので、その目的とするところは、特に部品点数を少なくして、かつ、容易に液状材料の良好な混合が可能な射出成形機用の射出成形用ノズルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的は、請求項1記載の発明によって達成される。また、各従属請求項は、本発明の各実施形態に関するものである。
【0011】
本発明は、状材料を流通させるための湯道を内部に備えたノズル本体部と、該ノズル本体部に設けられつつ前記湯道の延長部に形成され、かつ、液状材料用の出口開口部を形成する口金部とを備えて成る、射出成形機の射出成形用ノズルを前提としている。そして、本発明は、前記湯道を通って延びつつ液状材料を混合するための複数の内蔵構造物を、前記口金部に設けたことを特徴としている。
【0012】
本発明による射出成形用ノズルによる混合の基本原理は、湯道を流通する液状材料を上述の従来技術のように少なくとも部分的にらせん状に案内するものではなく、内蔵構造物にぶつかる流れを旋回させ、液状材料の均質性についての所望の効果を得るものである。
【0013】
本発明による射出成形用ノズルの利点は、口金部を混合装置の機能を担うことにある。これにより、混合装置に必要な付加的な部材を設ける必要がなく、加工及び組付に関して大きな利点が得られる。
【0014】
また、本発明の一実施形態は、前記内蔵構造物を部分的に棒状に形成したことを特徴としている。そのため、湯道を流通する液状材料が棒によって連続的に分岐され、混合され、及び/又は方向転換される。
【0015】
また、本発明の一実施形態は、前記内蔵構造物によって互いに交差する貫流路を形成したことを特徴としている。これにより、特に効果的な混合をすることができ、成形品におけるシュリーレン画像の形成を効果的に防止することができる。
【0016】
また、本発明の一実施形態は、棒状の前記内蔵構造物を、少なくとも部分的に互いに所定の角度をなすよう設けるとともに、該所定の角度によって形成された前記内蔵構造物の頂点部を、液状材料の流通方向及び/又は前記湯道を流通する液状材料の流通方向に対して逆方向に向けたことを特徴としている。こうすることで、液状材料が良好に分岐され、旋回される。
【0017】
また、閉鎖用ロッドを用いる場合の本発明の一実施形態は、前記口金部に、閉鎖用ロッドをガイドするためのガイド孔を設けたことを特徴としている。このとき、前記閉鎖用ロッドのエッジ部がシール部に接触する前に、前記閉鎖用ロッドの心合せのために、前記口金部に少なくとも1つの流入傾斜部を設けている。こうすることで、エッジ部がその接触位置に心合せされて案内され、閉鎖用ロッドがエッジ部の挿入によって初めてエッジ部が心合せされる際に生じる、エッジ部とこの接触部の損傷が防止される。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、部品点数を少なくして、かつ、容易に液状材料の良好な混合が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る射出成形用ノズルの断面図である。
【図2】図1において円で囲んだ範囲を拡大して示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る射出成形用ノズルの断面図である。
【図4】図3において円で囲んだ範囲を拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0021】
<実施の形態1>
図1には、符号10で示す射出成形用ノズルの第1の実施形態が示されている。この射出成形用ノズル10は、その使用のために射出成形機内に設けられており、該射出成形機(不図示)は、液状材料(例えば溶融合成樹脂)から成形体を成形するものである。
【0022】
また、通常、この射出成形機はプラテン及び該プラテンに平行な分配プレートを備えており、この分配プレート内には複数の湯道のシステムが形成されている。さらに、これら湯道は、例えばホットランナノズルとして形成された複数の射出成形用ノズル10に開口しており、それぞれハウジング12と共に分配プレートの下側に設置されている。
【0023】
各射出成形用ノズル10はノズル本体部14を備えており、該ノズル本体部14の上部には、ハウジング12に対して着脱自在に締結される締結部16が設けられている。また、径方向に段部18が設けられており、これによりハウジング12の心合せ及びこれに伴う射出成形用ノズル10の心合せがなされるようになっている。
【0024】
しかして、軸方向Aへ延在するノズル本体部14の内部の中心には溶融材料を案内するための湯道20が延設されており、この穴として形成された湯道20は、締結部16において材料供給開口部22を有しているとともに、ノズル先端部42を形成する口金部24の下端部に開口している。ここで、このノズル先端部42は少なくとも1つの出口開口部43を備えており、これにより、液状の溶融材料が射出成形機のモールドキャビティ(不図示)へ供給される。
【0025】
例えば熱伝導率の高い材料で形成された口金部24(図2に詳細に示されている。)は、その端部において、シールリング25を介してノズル本体部14にはめ込まれているとともに、射出成形用ノズル10が動作温度となっている際にノズル本体部14及び当該口金部24が軸方向に膨張又は変位することができるよう軸方向Aに沿って摺動可能に支持されている。なお、射出成形用ノズル10が動作温度となると、心合せ部材26とシールリング25の間で口金部24が密にシールされるようになっている。
【0026】
ここで、心合せ部材26は、例えばスリーブ状に形成されているとともに、口金部24をはめ込むように包囲している。この口金部24は、径方向へ拡がったフランジ部27をその端部に備えているとともに、心合せされて、かつ、密に、モールドキャビティにおける適当なシート部材に係合する。
【0027】
図2に示すように、フランジ部27を備えた口金部24は、シールリング25を介してノズル本体部14の下端部で支持されている。また、口金部24をフランジ部27を設けることなく形成してもよく、この場合には、ノズル本体部14内部に例えば段部を設け、該段部において口金部24を支持する。さらに、使用形態に応じて、口金部24をノズル本体部14に螺着させてもよい。
【0028】
また、射出成形用ノズル10を分配プレートに対してシールするために、シールリング28がノズル本体部14の締結部16において材料供給開口部22に対して同心状に設けられている。なお、射出成形用ノズル10の射出成形機への取付を容易にすることが可能なリング状の心合せショルダ部を更に形成することも考えられる。
【0029】
ところで、ノズル本体部14の外面部30にはヒータ32が設けられており、該ヒータ32は、ノズル本体部14のほぼ軸方向全長にわたって延在しつつ例えば銅又は真鍮から成るスリーブ34によって形成されている。ここで、スリーブ34の壁面部(不図示)には、湯道20に対して同軸にらせん状ヒータ(不図示)が形成されている。このらせん状ヒータの接続部(不図示)は、ハウジング12の側方から外部へ案内されている。また、ヒータ32全体は、保護チューブ36によって被覆されている。さらに、ヒータ32によって発生する温度を検出するために、温度センサ(不図示)を設けてもよい。
【0030】
そして、ノズル本体部14及びヒータ32を工具プレートに対して断熱するために、ハウジング12は、シャフト部材44によってノズル先端部42方向へ延出されている。このシャフト部材44は、硬化された工具鋼から成るシャフト部材主要部46と、熱伝導率の小さな材料から成るカップ状のシャフト部材端部48とを備えている。該シャフト部材端部48は基本的に円筒状の内部断面形状を有する収容部52を形成しており、該収容部52は、ノズル本体部14の自由端を摺動部において密に包囲するものである。
【0031】
一方、シャフト部材主要部46は径方向の間隔をもってノズル本体部14を包囲するものであるため、ヒータ32とシャフト部材44の間の断熱された間隙56がシャフト部材端部48におけるヒータ32の接触部54まで延在している。
【0032】
また、全体的に円筒状に形成されたシャフト部材主要部46はその上端部におねじ58を備えており、このシャフト部材主要部46は、おねじ58によって下方からハウジング12に螺着されている。さらに、シャフト部材主要部46の下端部は、階段状に形成されているとともに、シャフト部材端部48の上端部に溶接されている。
【0033】
しかして、口金部24は棒状に形成された複数の内蔵構造物60を含んで構成されており、この内蔵構造物60は、湯道20内を軸方向及び径方向に延びている。ここで、この内蔵構造物60は、湯の均質性を向上させるために、湯道20を流通する湯を旋回させる(渦を生成する)ものである。さらに、内蔵構造物60は互いに交差する複数の湯道又は貫流路69を形成し、この貫流路69は、溶融材料の流通方向を繰り返し変更し、溶融材料を混合し、最終的にはモールドキャビティ(不図示)に接続された出口開口部43へ案内するものである。
【0034】
このようにすることで、成形品にシュリーレン画像などが発生するのを信頼性をもって防ぐことができる。また、内蔵構造物60の形状について、本実施の形態においては、各2つの棒状の内蔵構造物60が所定の角度をなすように互いに接続されている。このとき、所定の角度によって形成された頂点部は、溶融材料の流通方向と、湯道20を通って流れる溶融材料の流通方向とは逆方向とに交互に向くようになっている。これにより、溶融材料の効率の良い混合を達成することができる。
【0035】
なお、口金部24は、放電加工法、ラピッドプロトタイピング法、レーザ焼結法などによって形成することができる。
【0036】
ところで、射出成形用ノズル10の動作中には、ヒータ32によって発生する熱エネルギーがノズル本体部14に伝達され、更には該ノズル本体部14内を流通する溶融材料にも熱エネルギーが伝達される。また、スリーブ34内で軸方向Aへ向けて設けられたらせん状ヒータ断面の傾斜(角度)については、ノズル本体部14の軸方向断面に対して適当に放熱されるよう様々に選択することができる。すなわち、ノズル本体部14の各軸方向断面間の関係を変更することが可能である。また、溶融材料が口金部24に到達すると、この溶融材料は、内蔵構造物60にぶつかり、出口開口部から流出して型に到達する前に旋回されて均質化される。
【0037】
<実施の形態2>
図3及び図4には本発明による射出成形用ノズル80の他の実施形態が示されており、図3は射出成形用ノズル80の断面を示すものであり、図4は図3における円で囲んだ領域を拡大して示すものである。
【0038】
射出成形用ノズル80は閉鎖用ロッド82を用いた実施形態に係るものであり、そのため、本実施の形態における口金部84は、図1及び図2における口金部24と相違している。ただし、射出成形用ノズル80と射出成形用ノズル10はその他の点では一致するため、これについての再度の説明は省略する。
【0039】
しかして、口金部84は、閉鎖用ロッド82をガイドするために、軸方向Aへ延設されたガイド孔86を含んで構成されている。また、射出成形用ノズル10の口金部24と同じように、射出成形用ノズル80の口金部84も内蔵構造物88を備えており、該内蔵構造物88は、口金部84と一体に形成されているとともに、流通する溶融材料を混合及び均質化するために軸方向Aに対して横方向に約45°傾斜して上流及び下流側に延びている。そして、これにより、各内部構造物88間に交差する湯道又は貫流路89が形成され、該貫流路89は、溶融材料を常に混合するためのものであるとともに、該溶融材料を出口開口部43へ供給するものである。
【0040】
特に図4に示されているように、口金部84の上流側端部はガイド孔86において円すい状の径方向拡張部を有しており、これにより、閉鎖用ロッド82の往復動中に該閉鎖用ロッド82が口金部84に係入するとき、閉鎖用ロッド82の心合せのための流入傾斜部90が形成される。また、閉鎖用ロッド82の口金部84への係入時には、該閉鎖用ロッド82は、エッジ部92が流入傾斜部90と相互に作用することで心合せされ、これにより、閉鎖用ノズル82がシール部に係入される際の閉鎖用ノズル82におけるシール用エッジ部の当接及びこれに伴うシール用エッジ部の摩耗を防止することができる。ただし、これについては図面に詳しく記載していない。
【0041】
また、上記のような構成に代えて、閉鎖用ロッド82と口金部84が常に係合するように当該閉鎖用ロッド82の移動行程を選択することも可能である。この場合、図4に示すように、流入傾斜部90は非常に小さく形成されるか、又は省略される。
【0042】
なお、口金部84は、実施の形態1と同様、放電加工法、ラピッドプロトタイピング法、レーザ焼結法などによって形成することができる。さらに、射出成形用ノズル80におけるノズル本体部14への口金部84の固定についても、実施の形態1と同様に行うことができる。
【0043】
本発明は、上記例示した実施の形態に限定されるものではなく、様々なバリエーションが考えられる。例えば、ヒータを厚膜ヒータとしてノズル本体部に直接取り付けてもよい。さらに、ヒータに代えて冷却装置を設けることも考えられる。この場合には、射出成形用ノズル10はコールドランナノズルとして形成される。また、口金部24を研磨式及び/又は侵食的な手段で加工するために、該口金部24を硬質の材料で形成することも考えられる。
【0044】
特許請求の範囲、明細書及び図面の記載に基づく、各部の構造、空間的な配置及び方法ステップを含めた特徴及び利点は、それ自体又はその様々な組合せに対しても本発明の基本的な事項である。
【符号の説明】
【0045】
10 射出成形用ノズル
12 ハウジング
14 ノズル本体部
16 締結部
18 段部
20 湯道
22 材料供給開口部
24 口金部
25 シールリング
26 心合せ部材
27 フランジ部
28 シールリング
30 ノズル本体部の外面部
32 ヒータ
34 スリーブ
36 保護チューブ
42 ノズル先端部
43 出口開口部
44 シャフト部材
46 シャフト部材主要部
48 シャフト部材端部
52 収容部
54 接触部
56 間隙
58 おねじ
60 内蔵構造物
69 貫流路
80 射出成形用ノズル
82 閉鎖用ロッド
84 口金部
86 ガイド孔
88 内蔵構造物
89 貫流路
90 流入傾斜部
92 エッジ部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液状材料を流通させるための湯道(20)を内部に備えたノズル本体部(14)と、
該ノズル本体部(14)に設けられつつ前記湯道の延長部に形成され、かつ、液状材料用の出口開口部を形成する口金部(24;84)と
を備えて成る、射出成形機の射出成形用ノズル(10;80)において、
前記湯道を通って延びつつ液状材料を混合するための複数の内蔵構造物(60;88)を、前記口金部(24;84)に設けたことを特徴とする射出成形用ノズル。
【請求項2】
前記内蔵構造物(60;88)を部分的に棒状に形成したことを特徴とする請求項1記載の射出成形用ノズル。
【請求項3】
前記内蔵構造物(60;88)によって互いに交差する貫流路(69;89)を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の射出成形用ノズル。
【請求項4】
棒状の前記内蔵構造物(60)を、少なくとも部分的に互いに所定の角度をなすよう設けたことを特徴とする請求項2又は3記載の射出成形用ノズル。
【請求項5】
前記所定の角度によって形成された前記内蔵構造物(60)の頂点部を、液状材料の流通方向及び/又は前記湯道(20)を流通する液状材料の流通方向に対して逆方向に向けたことを特徴とする請求項4記載の射出成形用ノズル。
【請求項6】
前記口金部(84)に、閉鎖用ロッド(82)をガイドするためのガイド孔(86)を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の射出成形用ノズル。
【請求項7】
前記閉鎖用ロッド(82)の心合せのために、前記口金部(84)に少なくとも1つの流入傾斜部(90)を設けたことを特徴とする請求項6記載の射出成形用ノズル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2010−519073(P2010−519073A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550220(P2009−550220)
【出願日】平成20年1月21日(2008.1.21)
【国際出願番号】PCT/EP2008/000403
【国際公開番号】WO2008/101575
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(599005136)ギュンター・ハイスカナルテヒニク・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング (22)
【Fターム(参考)】