説明

嵌合具付包装用袋体並びにその嵌合具付包装用袋体の製造方法

【課題】幅の狭い嵌合具であっても安定に製造でき、開封に不具合のない嵌合具付包装用袋体、及びその嵌合具付包装用袋体の製造方法を提供する。
【解決手段】幅が2.5〜4mmの帯状に形成された一対のベース部材に該ベース部材の長手方向に沿って爪部ユニット40が設けられ、爪部ユニット40がベース部材の短手方向に偏在している嵌合具10が、ベース部材の幅に対して100%〜180%の幅のヒートシールバーによって、爪部ユニット40が偏在している側が袋体の内容物側72になるように、かつベース部材の開口部側の側端部の少なくとも一部が熱融着されないように袋体に熱融着されて、開口部の縁に取り付けられている嵌合具付包装用袋体70。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、嵌合具付包装用袋体並びにその嵌合具付包装用袋体の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
袋体の開口部の縁に雄部と雌部とからなる爪部ユニットを有する一対の帯状嵌合具を設け、爪部ユニットを開閉することにより袋体の開閉が可能な嵌合具付包装用袋体は、食品に限らず医療品、工業製品等様々な分野で使用されている。このような嵌合具付包装用袋体では、嵌合具が袋体に熱融着されているのが一般的である。
【0003】
ところで、嵌合具付包装用袋体に要求される重要な特徴の一つは、袋体を開口部側から容易に開封できることである。
【0004】
嵌合具付包装用袋体を開口部側から開くとき、その力は嵌合具の熱融着されている部分のうち、最も開口部側の部分から嵌合具に伝わる。そのため、嵌合具の開口部側の部分が袋体本体に熱融着されていない場合には、その部分には袋体を開く力がほとんど伝わらない。したがって、袋体を開く力を爪部ユニットに伝えるためには、少なくとも爪部ユニットよりも開口部側の部分が袋体本体に熱融着されていなければならない。
【0005】
嵌合具を熱融着する段階では、嵌合具が蛇行することにより、嵌合具が本来の位置から部分的にずれてしまう可能性がある。しかし、従来の嵌合具付包装用袋体の製造では、8〜15mm幅の帯状ベース部材の中央に該ベース部材の長手方向に沿って爪部ユニットが設けられた嵌合具の使用が一般的であり、爪部ユニットよりもある程度大きなヒートシールバーを使用できる。そのため、ヒートシールバーの大きさは爪部ユニットのずれ幅に対して余裕があるので、嵌合具の爪部ユニットよりも開口部側の部分が袋体本体に熱融着された嵌合具付袋体を安定して製造できた。
【0006】
例えば、13mm幅の嵌合具の熱融着の場合は、従来技術では、凹溝を有する、嵌合具とほぼ同じ幅のヒートシールバーが使用される。このとき、ヒートシールバーは、凹溝部分が嵌合具の爪部ユニットの位置にくるように設定される。したがって、凹溝部分に爪部ユニットが嵌ることで小さなずれであれば修正されることがある。また、たとえ嵌合具が蛇行したとしても、ヒートシールバーの幅は爪部ユニットのずれ幅の数倍あるため、嵌合具の爪部ユニットよりも開口部側の部分が袋体本体に安定して熱融着される。
【0007】
しかし、近年は、嵌合具付包装用袋体のデザイン性等の理由から、3mm程度の幅の狭い嵌合具が普及している。このような嵌合具は、幅が狭いために嵌合具の爪部ユニット以外の領域が狭い。したがって、爪部ユニット部分を熱融着しない、凹溝を有するヒートシールバーを用いると、嵌合具をしっかりと袋体本体に熱融着できない。そこで、この場合には凹溝のないヒートシールバーが用いられる。このとき、ヒートシールバーは、嵌合具の蛇行を想定して、嵌合具よりも少し幅の広い3〜5mmのものが使用される。しかしながら、ヒートシールバーの幅は爪部ユニットのずれ幅に対して十分な余裕がなく、嵌合具の爪部ユニットよりも開口部側の部分が完全に袋体に熱融着されないことが多い。
【0008】
このような嵌合具付包装用袋体は、爪部ユニットに効率良く力を伝えることが非常に難しく、開口部側から容易に開封できない。したがって、少なくとも爪部ユニットの開口部側の部分がしっかりと袋体に熱融着され、開口部側からの開封に不具合の生じない嵌合具付包装用袋体を安定して製造する方法が必要である。
【0009】
そこで、袋体製造装置内に嵌合具を導入するための凹状溝部を設け、熱融着の際に嵌合具の位置を固定し、嵌合具を正確に袋体本体に熱融着できる製造方法及び製造装置が提供されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特許第3640437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、特許文献1の技術では幅の狭い嵌合具を使用するのに、その都度、専用の製造装置を使用しなければならないという課題がある。
【0012】
そこで、本発明は、幅の狭い嵌合具であっても、開封に不具合の生じない嵌合具付包装用袋体が安定に製造できる嵌合具、及びその嵌合具を熱融着した嵌合具付包装用袋体、並びにその嵌合具付包装用袋体の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の嵌合具付包装用袋体は、嵌合具が袋体の開口部の縁に取り付けられている嵌合具付包装用袋体であって、嵌合具は、幅が2.5〜4mmの帯状に形成された一対のベース部材に該ベース部材の長手方向に沿って爪部ユニットが設けられ、爪部ユニットが、突条の雄部及び該雄部と着脱可能に嵌合する雌部とからなり、ベース部材の短手方向に偏在しており、ベース部材の幅に対して100%〜180%の幅のヒートシールバーによって、爪部ユニットが偏在している側が袋体の内容物側になるように、かつベース部材の開口部側の側端部の少なくとも一部が熱融着されないように、嵌合具が袋体に熱融着されていることを特徴とする。
【0014】
さらに、本発明は、そのような嵌合具付包装用袋体の製造方法として、(a)長尺の袋体用基材フィルムを長手方向に沿って折り返す段階と、(b)嵌合具の爪部ユニットが偏在している側をフィルムの折り返し部分側にして、嵌合具を前記の袋体用基材フィルム間に該袋体用基材フィルムの長手方向に沿うように配置する段階と、(c)ベース部材の幅に対して100%〜180%の幅のヒートシールバーによって、前記袋体用基材フィルムを外側から加熱、加圧し、ベース部材における前記折り返し部分と反対側の側端部の少なくとも一部が熱融着されないように、袋体用基材フィルムの内側に嵌合具を熱融着する段階と、(d)前記の袋体用基材フィルムを、折り返し部分から袋体用基材フィルムを横断する方向に、一定の間隔をあけて複数箇所にヒートシールする段階と、(e)前記のヒートシールした面に沿って袋体用基材フィルムを切断し、複数の嵌合具付包装用袋体を連続的に得る段階、とを含む嵌合具付包装用袋体の製造方法を提供することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明の嵌合具によれば、近年普及している幅の狭い嵌合具であっても、開封に不具合の生じない嵌合具付包装用袋体袋体を安定に製造することができる。また、その製造方法は専用の製造装置を使用する必要がなく、簡便に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の嵌合具の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態における嵌合具付包装用袋体の一例を示す正面図である。
【図3】本発明の嵌合具を袋体用基材フィルムに熱融着する一例を示す斜視図である。
【図4】図3の嵌合具周辺を拡大した断面図である。
【図5】本発明の、袋体基材フィルムから複数の嵌合具付包装用袋体を得る一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の嵌合具付包装用袋体を外側から開封しようとする様子を示す断面図である。
【図7】嵌合具の熱融着部分が内容物側にずれた従来の嵌合具付包装用袋体を、外側から開封しようとする様子を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1は、本発明の嵌合具の一例を示す斜視図である。嵌合具10には、突条の雄部20及び該雄部と着脱可能に嵌合する雌部30とからなる爪部ユニット40が、帯状の第1のベース部材50及び第2のベース部材60に設けられる。
【0018】
第1のベース部材50の幅(端52から端53)、及び第2のベース部材60の幅(端62から端63)はほぼ等しく、それぞれ2.5〜4mmの範囲である。
【0019】
爪部ユニット40の雄部20は、第1のベース部材本体51から垂直に立ち上がった幹部21とその先端にある突出部22、23からなり、第1のベース部材50に該ベース部材の長手方向に沿って設けられ、短手方向に偏在している。つまり、爪部ユニットの中心41からベース部材の端52までの距離aは、爪部ユニットの中心41からベース部材の端53までの距離bよりも長い(a>b)。
【0020】
爪部ユニット40の雌部30は、第2のベース部材本体61から円弧状に立ち上がった第1のアーム31及び第2のアーム32からなり、第2のベース部材60に該ベース部材の長手方向に沿って設けられる。
【0021】
また、雌部30は、雄部20と同様にベース部材の短手方向に偏在しており、爪部ユニットの中心41からベース部材の端62までの距離aは、爪部ユニットの中心41からベース部材の端63までの距離bよりも長い(a>b)。
【0022】
図2は本発明の嵌合具付包装用袋体の一例の正面図を示した図である。
本発明の嵌合具付包装用袋体70は、嵌合具10が開口部71近傍の袋体内部に熱融着される。このとき、嵌合具10は、爪部ユニット40が偏在している側が袋体の内容物側72にあるように取り付けられる。つまり、爪部ユニットの中心41から嵌合具の端11(ベース部材の端52、62に相当)までの距離aが、爪部ユニットの中心41から嵌合具の端12(ベース部材の端53、63に相当)までの距離bよりも長い。
【0023】
次に、本発明の嵌合具付包装用袋体70の製造方法を図3及び図4、並びに図5に基づいて説明する。嵌合具10を袋体用基材フィルム80に熱融着する際の一例の斜視図を図3、図3の嵌合具周辺を拡大した断面図を図4に示す。
長尺の袋体用基材フィルム80を長手方向に沿って半分に折り返す。その袋体用基材フィルム80の間に、該基材フィルムの長手方向に沿うように嵌合具10を配置する。
【0024】
このとき、嵌合具10は、爪部ユニット40が偏在している側がフィルムの折り返し部分82側にあるように設置する。したがって、フィルムの端81側にあるベース部材の端52、62から爪部ユニットの中心41までの距離aは、フィルムの折り返し部分82側にあるベース部材の端53、63から爪部ユニットの中心41までの距離bより長い。
【0025】
その後、ヒートシールバー90により袋体用基材フィルム80を外側から挟み込むように加熱、加圧することにより嵌合具10を袋体用基材フィルム80の内側に熱融着する。このとき、ヒートシールバーの中心91が嵌合具の中心13付近にくるように設定しておく。ただし、嵌合具10の位置は熱融着の際にずれる可能性がある。ヒートシールバー90は、幅がベース部材の幅に対して100%〜180%のものを用いる。
【0026】
袋体用基材フィルム80に嵌合具10を熱融着した後、嵌合具付包装用袋体の側部73に相当する部分をヒートシールする。その様子の一例の斜視図を図5に示す。
フィルムの折り返し部分82からフィルムの端81までのフィルム部分83をヒートシールする。ヒートシールするフィルム部分83は一定の間隔をあけて複数個所に設定する。その後、ヒートシール面に沿ったフィルムの切断、例えば、ヒートシールされたフィルム部分83の中心線84に沿った切断を行い、複数の嵌合具付包装用袋体70を得る。
【0027】
本発明の嵌合具10を熱融着した嵌合具付包装用袋体70を、開口部側から開く様子について図6に基づいて具体的に説明する。
嵌合具付包装用袋体70を外側から開封する場合は、袋体の開口部71を外側に開く。このとき、開口部71を開く力は、嵌合具10の最も開口部側で熱融着された部位54、64から嵌合具10に伝わる。次いで、その力は爪部ユニットの雄部20と雌部30へと伝わり、雌部の第1のアーム31が開口部側に開かれると共に雄部の突出部22からはずれ、爪部ユニット40が開くことにより嵌合具付包装用袋体70が開く。
【0028】
ここで、特に重要であるのは雄部20及び雌部の第1のアーム31に、袋体の開口部71を開く力が伝わることである。
【0029】
本発明によれば、嵌合具10は、爪部ユニット40が短手方向に偏在している側が袋体の内容物側にあるように熱融着する。このとき、ヒートシールバー90は、あらかじめ嵌合具10の中心付近に設定される。つまり、ヒートシールバーは爪部ユニット40よりも開口部71側に設定されているので、ずれが生じても嵌合具10の爪部ユニット40よりも開口部側が安定して袋体に熱融着される(図4参照)。
【0030】
したがって、嵌合具10の最も開口部側で熱融着された部位54、64は雄部の付け根24及び雌部の付け根33よりも袋体の開口部側にあり、袋体の開口部71を開く力が十分に爪部ユニット40に伝わるので、袋体を開封するのに不具合が生じない。
【0031】
嵌合具110を比較対象として、同様に袋体を開口部側から開封する様子を図7に基づいて具体的に説明する。嵌合具110は、爪部ユニットが両ベース部材の短手方向の中央に設けられる以外は、本発明の嵌合具10と全く同様である。
嵌合具110を熱融着する際、嵌合具110の位置がずれると、図7に示すように、爪部ユニット140の部分が完全に袋体に熱融着されないことがある。この場合、嵌合具110のうち、最も開口部側で袋体に熱融着した部位154及び164は、嵌合具110の雄部120の付け根124及び雌部130の付け根133よりも袋体の内容物側172にある。したがって、袋体の開口部171に加えられた力は、雌部の第1のアーム131に十分に伝わらないので、この嵌合具付包装用袋体170を開口部側から開封することは困難である。そのため、嵌合具110では開封の際に不具合の生じない嵌合具付包装用袋体を安定して製造できない。
【0032】
なお、本発明の嵌合具10は、図示例のものに限定されない。例えば、二対の爪部ユニットが、両ベース部材に設けられていてもよい。また、雄部と該雄部と着脱可能に嵌合する雌部とからなる爪部ユニットを、複数有する嵌合具であってもよい。
【0033】
また、本発明の嵌合具付包装用袋体70の製造方法も、図示例のものに限定されない。例えば、袋体用基材フィルムを折り返すのは必ずしも半分である必要はなく、2枚の袋体用基材フィルムを重ねてもよい。
【実施例】
【0034】
以下、本発明の実施例及び比較例を具体的に示して比較する。尚、本発明は以下に記載された事項によって限定されるものではない。
【0035】
実施例1
本発明に係る嵌合具10の材料として、密度916kg/m、メルトフローレート8.5g/10分のエチレン・αオレフィン共重合体樹脂を50重量%、密度921kg/m、メルトフローレート5.0g/10分の低密度ポリエチレン樹脂を50重量%からなる樹脂組成物を用意した。
【0036】
これらの樹脂組成物を、押出機を用いて、160℃にて溶融混練し、図1のように爪部ユニット40をベース部材の短手方向に偏在させた異形ダイに導き、押出し成形後、冷却水槽に導き冷却固化させた後、巻取機にて巻取り、嵌合具10を得た。ベース部材の両端から爪部ユニットの中心41までの距離a及びbは、それぞれ1.8mm及び1.0mmである。
【0037】
比較例1
図7に示した嵌合具110は、両ベース部材の中央に爪部ユニット140を有する異形ダイとした以外は実施例1と同様の方法で得た。
【0038】
実施例1の嵌合具10及び比較例1の嵌合具110の評価は、下記のようにして行った。
ジッパー付きサイドシール製袋機を用いて、直鎖状低密度ポリエチレン(厚さ80μm)の単層フィルムを使用し、ショット数40枚/分で製袋し、嵌合具付包装用袋体70及び170を得た。嵌合具を熱融着させる際に使用したヒートシールバー90は幅が3.5mmであり、180℃で2.5秒間接触させた。
【0039】
実施例1及び比較例1の嵌合具付包装用袋体70、170に、それぞれ袋体の開口部を開く力をかけた。このとき、嵌合具付包装用袋体170は容易には開封せず、嵌合具付包装用袋体70は容易に開封できた。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明によれば、幅の狭い嵌合具でも、嵌合具の爪部ユニットよりも開口部側を安定して袋体に熱融着できる。つまり、本発明は、開封する際に不具合の生じない嵌合具付包装用袋体が安定して得られる嵌合具、及びその嵌合具付包装用袋体、並びにその嵌合具付包装用袋体の製造方法を提供できる。これは、食品、医薬品、工業製品等様々な分野において有用である。
【符号の説明】
【0041】
10 嵌合具
20 爪部ユニット雄部
30 爪部ユニット雌部
40 爪部ユニット
50 第1のベース部材
60 第2のベース部材
70 嵌合具付包装用袋体
72 袋体の内容物側
80 袋体用基材フィルム
82 フィルムの折り返し部分
90 ヒートシールバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
嵌合具が袋体の開口部の縁に取り付けられている嵌合具付包装用袋体であって、
嵌合具は、幅が2.5〜4mmの帯状に形成された一対のベース部材に該ベース部材の長手方向に沿って爪部ユニットが設けられ、爪部ユニットが、突条の雄部及び該雄部と着脱可能に嵌合する雌部とからなり、ベース部材の短手方向に偏在しており、
ベース部材の幅に対して100%〜180%の幅のヒートシールバーによって、爪部ユニットが偏在している側が袋体の内容物側になるように、かつベース部材の開口部側の側端部の少なくとも一部が熱融着されないように、嵌合具が袋体に熱融着されていることを特徴とする嵌合具付包装用袋体。
【請求項2】
請求項1に記載した嵌合具付包装用袋体を連続的に製造する方法であり、
(a)長尺の袋体用基材フィルムを長手方向に沿って折り返す段階と、
(b)嵌合具の爪部ユニットが偏在している側をフィルムの折り返し部分側にして、嵌合具を前記の袋体用基材フィルム間に該袋体用基材フィルムの長手方向に沿うように配置する段階と、
(c)ベース部材の幅に対して100%〜180%の幅のヒートシールバーによって、前記袋体用基材フィルムを外側から加熱、加圧し、ベース部材における前記折り返し部分と反対側の側端部の少なくとも一部が熱融着されないように、袋体用基材フィルムの内側に嵌合具を熱融着する段階と、
(d)前記の袋体用基材フィルムを、折り返し部分から袋体用基材フィルムを横断する方向に、一定の間隔をあけて複数箇所にヒートシールする段階と、
(e)前記のヒートシールした面に沿って袋体用基材フィルムを切断し、複数の嵌合具付包装用袋体を連続的に得る段階とを含む嵌合具付包装用袋体の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−232803(P2012−232803A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−181809(P2012−181809)
【出願日】平成24年8月20日(2012.8.20)
【分割の表示】特願2007−30373(P2007−30373)の分割
【原出願日】平成19年2月9日(2007.2.9)
【出願人】(000106726)シーアイ化成株式会社 (267)
【Fターム(参考)】