説明

平板状立体綱状排水材

【課題】 土木、建築工事、等に於ける湧水等を排除する平板状合成樹脂立体綱状排水材に於て凹凸や不陸面等で装着に困難があった。
【解決手段】 平板状合成樹脂立体綱状排水材にその厚さの60%〜80%の深さまで半円型等の溝を適宣の間隔で設けて排水の流路と横方向に対する不陸に対する曲げ対應し、横方向には切り込み溝9、を設けて縦方向の曲げに対應する如くなした平板状立体綱状排水材。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は土木、建築工事等に於ける湧水面に装着して排水する暗渠排水材である。
【背景技術】
【0002】
土木、建築工事に於て湧水を排除するために平板状のほか丸型、角型等多くの排水材が使用されている。しかしながら工事面の凹凸等に対して特に平板状は施工に難があり、切取りや、修整等の工作を要するものであった。
【発明が解決しようとする課題とその手段】
【0003】
合成樹脂を溶融してノズルより押出した多数の末だ固化しない間に押し出し速度よりも遅く引取る事により、とぐろ状に溶着集合した平板状排水材を製造する時に溶融時に縦溝をつくる突起と横方向に切り込みを入れる突起板を具備した引取ロールと対抗する平面ロールにて一挙に縦溝と蛇腹状の横方向切り込みを施こして冷却固化した縦、横とも曲げられる平板状排水材を提供するものである。
縦溝の大きさと深さは、平板状排水材の厚みにより適宣に変更され、横方向の蛇腹の切り込みも同様にその用途により適宣に変更される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0004】
以下、図を用いて本発明の実施形態を説明する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】
【符号の説明】
1 押出しダイス
2 溶融合成樹脂
3 成型ロール
4 対向ロール
5 縦溝用突起
6 横、蛇腹切り込み板
7 平板状排水材
8 冷却水位
9 縦溝(拡大図)
10 横蛇腹切り込(拡大図)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
土木建築工事等に於て地盤面又は壁面等の土中の湧水を排除する排水材に於いて平板状の厚さ5mmから50mmの合成樹脂線條の立体綱状集合体にその厚みの60%〜80%の深さに縦方向に幅5mmから10mmの溝を適宣の間隔に並設し横方向にも多数の切り込みを蛇腹状に適宜の間隔に施こした平板状合成樹脂立体綱状集合体よりなる排水材。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−113372(P2007−113372A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−330798(P2005−330798)
【出願日】平成17年10月17日(2005.10.17)
【出願人】(000191973)森村興産株式会社 (10)
【Fターム(参考)】