説明

床暖房パネル

【課題】暖房時の立ち上がり時間が短く、しかも温水による暖房を効率よく行うことができ、さらにはアルミニウム箔等の放熱体を設けた場合にも、電気式面状発熱体と放熱体間に空気溜まりを生じ難く、歩行時に空気溜まりによる異音を生じ難い床暖房パネルの提供を目的とする。
【解決手段】温水管21が溝17に配設された基材11に電気式面状発熱体31を積層し、電気式面状発熱体31には温水管21の上方位置に複数の貫通孔33を形成し、電気式面状発熱体31に積層した放熱体41を貫通孔33の部分で温水管21に接触させ、さらに放熱体41に仕上げ材51を積層した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温水管が配設された基材に電気式面状発熱体を積層した床暖房パネルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、床暖房パネルには、暖房を入れた際の立ち上がり時間を短くすると共にランニングコストを抑えるため、図7及び図8に示すように、基材61の上面に形成した溝63に温水管65を配設する共に、前記基材61に放熱体68を介して電気式面状発熱体71を積層し、さらに電気式面状発熱体71に仕上げ材75を積層した構成とし、暖房を入れた際には、電気式面状発熱体71により短時間で温度を高め、前記温水管65を流れる温水の温度が上昇した(例えば50℃程度に上昇した)後は、前記電気式面状発熱体71からランニングコストの低い温水による暖房に切り換える床暖房パネル80がある。前記温水管65は両端が温水ボイラー(図示せず)に接続され、温水ボイラーで温められた温水が温水管65の一端から温水管65に流れ、温水管65の他端から温水ボイラーに戻るようにされている。
【0003】
前記電気式面状発熱体71には、例えば耐熱性不織布、PETフィルム、ポリエステル生地、綿布、ガラスクロス等に銅箔電極と共に半導体インキ(PTCインキ)を印刷によりハニカムロールコートし、厚さ約0.2〜0.3mm程度のフレキシブルシートに仕上げられたフィルムヒーターが用いられている。半導体インキ(PTCインキ)は、有機系高分子半導体を結晶性、熱可塑性樹脂半導体に吸着させたものであり、低温時には導電性粒子が互いに接触して電極間に連鎖を形成し、温度が上昇すると系全体が熱膨張して導電性粒子の連鎖を部分的に断ち切ることにより自己温度制御機能(PTC特性:Positive Temperature Coefficient)を備えている。すなわち、半導体インキは、低温時には導電性粒子の連鎖を電流が流れて熱が発生し、発熱が一定以上に達すると導電性粒子の連鎖が部分的に断ち切られることにより、自動的に電流が流れなくなる。したがって、床暖房パネルは、暖房初期においては、通電された電気式面状発熱体の発熱により急速に加熱され、その後、温水管を流れる温水の温度が上昇すると、電気式面状発熱体の抵抗が増大して自動的に電気式面状発熱体に電流が流れなくなるように制御され、電気による暖房から温水による暖房に切り替わる。
【0004】
しかし、前記温水管と電気式面状発熱体を併有する従来の床暖房パネル80は、温水管65が配設された基材61の上面全体にアルミニウム箔からなる放熱体68を介して電気式面状発熱体71が積層され、さらに電気式面状発熱体71に仕上げ材75が積層された構成からなり、温水管65の上方が電気式面状発熱体71で塞がれているため、温水管65を流れる温水による暖房時に温水管65の温度が基材61の上面の放熱体68に伝わっても、放熱体68上方の電気式面状発熱体71が邪魔して効率よく仕上げ材75が加熱されない問題がある。また、電気式面状発熱体71は、アルミニウム箔からなる放熱体68を介して基材61に積層されているため、電気式面状発熱体71の積層時にアルミニウム箔と電気式面状発熱体71の間に空気溜まりを生じ易く、温水管65を流れる温水の温度が充分に上昇しても、アルミニウム箔と電気式面状発熱体71の間の空気溜まりによって、電気式面状発熱体71の温度がスムーズに上昇せず、その結果、電気式面状発熱体71から温水による暖房への切り換えが遅くなってランニングコストを抑える効果が小さくなる問題がある。さらに、アルミニウム箔と電気式面状発熱体間に空気溜まりが存在すると、仕上げ材の上面を歩行する際に、アルミニウム箔と電気式面状発熱体間の空気溜まりの部分で異音を生じ、不快感を与える問題がある。
【0005】
また、図9に示すように、電気式面状発熱体71Aのみ、温水管65Aを避けて基材61Aに積層した床暖房パネル90が提案されている。しかし、この場合は、温水管65Aの上方に電気式面状発熱体71Aが存在せず、電気式面状発熱体71Aの面積がかなり小さくなるため、電気式面状発熱体71Aによる発熱量が少なくなって床暖房パネル90の立ち上がり時間が長くなる問題がある。さらに、この床暖房パネル90においても、電気式面状発熱体71Aが、アルミニウム箔からなる放熱体68Aを介して基材61Aに積層されているため、温水による暖房時に温水管65Aの温度が基材61Aの上面のアルミニウム箔(放熱体68A)に伝わっても、アルミニウム箔(放熱体68A)上の電気式面状発熱体71Aが邪魔して、効率よく仕上げ材75Aが加熱されない問題がある。さらに、温水管65Aの位置を避けて基材61Aに電気式面状発熱体71Aを積層する作業に手間がかかる問題もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2002−276958号公報
【特許文献2】特開2001−355863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、暖房時の立ち上がり時間が短く、しかも温水による暖房を効率よく行うことができ、さらにはアルミニウム箔等の放熱体を設けた場合にも、電気式面状発熱体と放熱体間に空気溜まりを生じ難く、歩行時に空気溜まりによる異音を生じ難く、かつ効率よく暖房できる床暖房パネルの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、基材と、前記基材の上面に形成された溝に配設された温水管と、前記基材に積層された電気式面状発熱体と、前記電気式面状発熱体に積層された仕上げ材とよりなる床暖房パネルにおいて、前記電気式面状発熱体には複数の貫通孔が形成され、前記貫通孔が前記温水管の上方に位置していることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1において、前記電気式面状発熱体と前記仕上げ材との間に放熱体が配置され、前記電気式面状発熱体の貫通孔の部分で前記放熱体が前記温水管と接していることを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求2において、前記電気式面状発熱体の貫通孔が、前記基材の上面に形成された溝の両側へはみ出す大きさからなり、前記放熱体が前記電気式面状発熱体の上面に接着され、前記溝からはみ出した前記電気式面状発熱体の貫通孔の部分では、前記放熱体が前記基材の上面に接着されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、電気式面状発熱体には複数の貫通孔が形成され、前記貫通孔が温水管の上方に位置しているため、温水管を流れる温水の熱が電気式面状発熱体の貫通孔を通って仕上げ材を効率よく加熱できるため、温水による暖房を効率よく行うことができる。しかも、温水管を避けて電気式面状発熱体を設けるのと比べて、基材に積層される電気式面状発熱体の面積減少を抑えることができ、暖房時の立ち上がり時間を電気式面状発熱体による効果的な加熱によって短くすることができる。さらに、温水管を避けて電気式面状発熱体を基材に積層するのと比べて電気式面状発熱体の積層作業が簡単になる効果もある。
【0012】
請求項2の発明によれば、電気式面状発熱体と仕上げ材との間に配置された放熱体が、電気式面状発熱体の貫通孔の部分で温水管と接しているため、温水管の熱が電気式面状発熱体と仕上げ材間の放熱体に直接伝わり、仕上げ材を電気式面状発熱体により妨げられることなく温水で加熱することができ、ランニングコストを一層下げることができる。さらに電気式面状発熱体に放熱体を積層する際に、電気式面状発熱体と放熱体間の空気を電気式面状発熱体に形成されている複数の孔の位置へ押し出しながら密着させて積層することにより、孔の位置にある基材の溝内に空気を収容して電気式面状発熱体と放熱体間の空気溜まりをなくすことができ、仕上げ材上を歩行する際の空気溜まりによる異音を生じ難くできる。
【0013】
請求項3の発明によれば、電気式面状発熱体の上面に接着された放熱体が、電気式面状発熱体の貫通孔の部分では放熱体が基材の上面に接着されているため、放熱体と電気式面状発熱体と基材の一体化が確実になる。さらに、電気式面状発熱体の貫通孔の部分で放熱体を基材に接着することにより、放熱体と電気式面状発熱体と基材の一体化を行うことができるため、床暖房パネルの組み立て作業が簡略になる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施例に係る床暖房パネルの分解斜視図である。
【図2】同実施例における床暖房パネルの断面図である。
【図3】図2における温水管付近の拡大断面図である。
【図4】同実施例における基材に電気式面状発熱体を積層した状態の平面図である。
【図5】放熱体を設けない例の床暖房パネルの分解斜視図である。
【図6】同実施例における床暖房パネルの断面図である。
【図7】従来の床暖房パネルの分解斜視図である。
【図8】従来の床暖房パネルにおける温水管付近の拡大断面図である。
【図9】従来の他の床暖房パネルの分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の床暖房パネルの実施例について説明する。図1から図3に示すように、本発明の一実施例に係る床暖房パネル10は、基材11と、前記基材11の上面12の溝17に配設された温水管21と、前記基材11に積層された電気式面状発熱体31と、前記電気式面状発熱体31に積層された放熱体41と、前記放熱体41に積層された仕上げ材51とよりなる。また、前記床暖房パネル10は、一枚で使用される他に、床暖房パネルが設置される部屋の大きさ等によっては、複数枚連結して使用されるようにしてもよい。
【0016】
前記基材11は、木材等からなる所定厚みの板状体で構成され、基材上面12の略全域に渡って前記溝17が所定間隔で連続して形成されている。前記溝17は温水管21が収納されるものであり、前記溝17に収納された温水管21の外面上端22が前記基材11の上面12と接するように、深さが設定されている。
【0017】
前記温水管21は、合成樹脂管等からなり、温水ボイラーからの温水が流れるように、温水管21の一端が温水ボイラーの温水給水口(図示せず)に連結されると共に他端が温水ボイラーの温水戻口(図示せず)に連結されている。なお、前記床暖房パネル10が複数枚連結される場合は、前記連結された床暖房パネルの温水管に温水ボイラーの温水が流れるように、各床暖房パネルの温水管は互いに連結可能とされると共に、一枚の床暖房パネルに配設された温水管の一端が温水ボイラーの温水給水口に、他端が温水ボイラーの温水戻口に接続可能に構成される。
【0018】
前記電気式面状発熱体31は、前記銅箔電極と共に半導体インキ(PTCインキ)を印刷した自己温度制御機能(PTC特性:Positive Temperature Coefficient)を備えるフィルムヒーターからなるものに限られず、センサーやサーモスタット等のコントローラで温度制御を行う電熱線ヒーター等からなるものでもよいが、特に前記自己温度制御機能を備えるフィルムヒーターは、通電されると発熱し、一定温度(例えば50℃)まで上昇すると電流が流れなくなって発熱しなくなるため、消費電力が少なく、効率的に暖房できるのみならず、温度制御用に外部コントローラが不要でコストを削減できるために好ましいものである。なお、前記フィルムヒーターは、厚みが約0.2〜0.3mm程度である。
【0019】
前記電気式面状発熱体31には、複数の貫通孔33が形成されている。前記貫通孔33は、前記基材11に配設された温水管21の上方に位置するように設けられる。前記貫通孔33は、上方の仕上げ材51を前記温水管21の熱(温水の熱)で効率よく加熱できるようにするものであり、前記温水管21に沿って(すなわち前記溝17に沿って)、所定間隔で形成されている。また、前記貫通孔33の大きさは、前記温水管21が収納されている溝17の両側の基材上面13、13が貫通孔33内に位置する大きさとされる。すなわち、前記溝17の幅よりも、同一幅方向の貫通孔33の幅が大きくされ、前記溝17の両側へ貫通孔33がはみ出す大きさとなっている。
【0020】
前記電気式面状発熱体31は、前記基材11の上面を覆うことのできる一枚で構成してもよく、あるいは、前記基材11よりも小さい大きさからなる複数枚で構成してもよい。図4は、前記基材11よりも小さい電気式面状発熱体310の複数枚を基材11の上面に積層した状態を示す平面図である。図4に示す電気式面状発熱体310は、樹脂フィルムに半導体インキ(PTCインキ)の印刷からなる発熱部350と、Agペーストからなる電極部分360が印刷されたものであり、前記貫通孔330を避けて貫通孔330間に発熱部350が設けられている。また、前記発熱部350が、前記温水管21の真上に位置するように前記電気式面状体310が配設されている。これにより前記電気式面状発熱体310による加熱の場合と温水管21を流れる温水による加熱の場合とで加熱位置を略一致させて、電気式面状発熱体310による加熱(暖房)時と温水による加熱(暖房)時とで加熱の不均一(加熱ムラ)を生じ難くしている。前記電気式面状発熱体31を一枚で構成する場合にも、電気式面状発熱体31の発熱部が温水管21の真上に位置するようにされる。
【0021】
また、前記電気式面状発熱体31(以下310を含む)の前記基材11への固定は、前記電気式面状発熱体31の下面、あるいは前記基材11の上面12に塗布した接着剤(粘着剤の場合を含む)により行なう方法に限らず、放熱体41の下面に接着剤(粘着剤の場合を含む)を設けておいて、放熱体41を電気式面状発熱体31の上面に貼着する際に、前記電気式面状発熱体31の貫通孔33(以下330を含む)内で露出している前記溝12の両側の基材上面13に、放熱体41の下面の接着剤で放熱体41を接着する方法で行ってもよく、この方法によれば、放熱体41と電気式面状発熱体31を一度に基材11に接着することができ、作業を簡略化することができる。
【0022】
前記放熱体41は、前記温水管21の熱を仕上げ材51の下面略全体に効率よく伝えるものであり、アルミニウム箔やアルミニウム板などの金属箔や板などからなる。前記放熱体41は、前記電気式面状発熱体31の貫通孔33内に窪んで貫通孔33内の温水管21と接触している。また、前記のように、前記放熱体41の下面に接着剤を設けた場合、前記放熱体41は、前記電気式面状発熱体31の上面に接着し、かつ、前記貫通孔33の部分で前記温水管21及び溝12の両側の基材上面13に接着している。
【0023】
前記仕上げ材51は、前記床暖房パネル10の上面を構成するものであり、木質フロア材やカーペット等からなるフロア材で構成されている。なお、前記仕上げ材51は、接着剤等で前記放熱体41等に固定される。
【0024】
なお、前記構成の床暖房パネル10をコンクリートスラブの上に載置して、前記仕上げ材51の上面を歩行したが、異音が発生しなかった。このことから、前記床暖房パネル10は、前記電気式面状発熱体31と放熱体41間に空気溜まりを生じ難く、歩行時に空気溜まりによる異音を生じ難いことを確認できた。
【0025】
前記実施例では、より好ましい例として放熱体を用いる構成を示したが、放熱体を用いない構成としてもよい。図5及び図6は放熱体を用いない構成の床暖房パネル10Aを示す。なお、床暖房パネル10Aは、前記床暖房パネル10において放熱体41が存在しないだけであって、他の構成は前記床暖房パネル10と同様であり、詳細な説明を省略する。また、図5及び図6において、図1〜図3における部材と同一名称の部材は、同一符号を用いて示した。
【0026】
前記床暖房パネル10Aにおいても、前記電気式面状発熱体31には複数の貫通孔33が形成され、前記貫通孔33が前記温水管21の上方に位置しているため、前記温水管21の熱が貫通孔33を通って前記仕上げ材51に至り、前記電気式面状発熱体31に妨げられることなく、効率よく仕上げ材51を加熱することができる。
【0027】
前記構成からなる本発明の床暖房パネルは、暖房初期においては電気式面状発熱体によって急速に加熱(暖房)され、その後、温水管の温水が所定温度(例えば50℃)に到達すると、電気式面状発熱体による加熱(暖房)から温水のみによる加熱に切り替わって暖房が行われる。そのため、暖房初期の立ち上がり時間が短く、しかも立ち上がり後はランニングコストの低い温水により暖房が行われることになり、経済的である。さらに、温水による加熱(暖房)時には、温水管の上方の電気式面状発熱体に形成された貫通孔を通って温水管の熱が電気式面状発熱体よりも上方の仕上げ材を加熱するため、温水による加熱(暖房)を効率よく行うことができる。
【0028】
さらに、電気式面状発熱体と仕上げ材間に放熱体を設けて電気式面状発熱体の貫通孔の部分で温水管と接触させた場合には、放熱体が電気式面状体の上面に位置するにもかかわらず、温水管の熱が放熱体に直接伝わり、放熱体に積層されている仕上げ材を効率よく加熱することができるため、温水管を流れる温水による暖房時に電気式面状発熱体に邪魔されることなく、しかも仕上げ材の下面全体を温水の熱で加熱することができ、効率よく暖房することができるようになり、一層ランニングコストを下げることができる。
【符号の説明】
【0029】
10、10A 床暖房パネル
11 基材
12 基材の上面
13 溝の両側の基材上面
17 溝
21 温水管
31,310 電気式面状発熱体
33,330 貫通孔
41 放熱体
51 仕上げ材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基材と、前記基材の上面に形成された溝に配設された温水管と、前記基材に積層された電気式面状発熱体と、前記電気式面状発熱体に積層された仕上げ材とよりなる床暖房パネルにおいて、
前記電気式面状発熱体には複数の貫通孔が形成され、前記貫通孔が前記温水管の上方に位置していることを特徴とする床暖房パネル。
【請求項2】
前記電気式面状発熱体と前記仕上げ材との間に放熱体が配置され、前記電気式面状発熱体の貫通孔の部分で前記放熱体が前記温水管と接していることを特徴とする請求項1に記載の床暖房パネル。
【請求項3】
前記電気式面状発熱体の貫通孔が、前記基材の上面に形成された溝の両側へはみ出す大きさからなり、
前記放熱体が前記電気式面状発熱体の上面に接着され、前記溝からはみ出した前記電気式面状発熱体の貫通孔の部分では、前記放熱体が前記基材の上面に接着されていることを特徴とする請求項2に記載の床暖房パネル。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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