説明

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

【課題】本発明は、操作性を格段的に向上させる。
【解決手段】本発明は、挟持可能な本体部11の正面11Aに情報表示面12Aを配置するように設けられた表示部12の当該情報表示面12Aのタッチ位置を検出し、そのタッチ位置を互いに直交する2軸を基準とした座標で表すタッチ位置検出データを生成し、そのタッチ位置検出データに基づき、情報表示面12Aのタッチ位置が当該情報表示面12Aの所定領域内から2軸各々に沿った2方向に対して斜めな所定の斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、表示部12の情報表示面12Aに所定の情報を表示することにより、手で本体部11を挟持させながら当該本体部11を挟持している手の親指を表示部12の情報表示面12Aに接触させたまま斜め一方向へ移動させるだけで、表示部12の情報表示面12Aに所定の情報を表示させることができ、操作性を格段的に向上させることができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
挟持可能な本体部と、
上記本体部に対し当該本体部の正面に情報表示面を配置するように設けられ、当該情報表示面に情報を表示する表示部と、
上記表示部の上記情報表示面のタッチ位置を検出して、当該検出したタッチ位置を互いに直交する2軸を基準とした座標で表すタッチ位置検出データを生成するタッチ位置検出部と、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の所定領域内から上記2軸各々に沿った2方向に対して斜めな所定の斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に所定の情報を表示させる制御部と
を具える情報処理装置。
【請求項2】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に上記所定の情報を表示させる
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に上記所定の情報として、実行可能な処理メニューの項目を示す表示子を表示させる
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に対し上記表示子を上記所定領域側から上記斜め一方向へ移動させるように表示させる
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出したとき、上記タッチ位置が上記情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ比較基準速度以上の速度で変位しているか否かを検出し、上記タッチ位置が上記情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ上記比較基準速度以上の速度で変位していることを検出すると、上記所定領域側から上記斜め一方向へ移動させる上記表示子を最終的な表示位置に表示させ、上記タッチ位置が上記情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に上記比較基準速度よりも遅い速度で変位していることを検出すると、上記所定領域側から上記表示子を上記タッチ位置の変位に追従させて上記斜め一方向へ移動させるように表示させる
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出して上記表示部の上記情報表示面内の上記最終的な表示位置に上記表示子を表示させた後、上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が上記2軸各々に沿った2方向に対して斜めな、上記斜め一方向とは逆の斜め他方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面内の上記最終的な表示位置の上記表示子を上記情報表示面の上記所定領域側へ移動させて消去する
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面において上記タッチ位置の変位の軌跡上に1又は複数の上記表示子を表示させる
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項8】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に対し1又は複数の上記表示子を上記タッチ位置の変位の軌跡の長さに応じた大きさで表示させる
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面において上記タッチ位置の変位の軌跡で指定される略扇形の表示領域内に1又は複数の上記表示子を表示させる
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項10】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に対し1又は複数の上記表示子を上記表示領域の面積に応じた大きさで表示させる
請求項9に記載の情報処理装置。
【請求項11】
上記制御部は、
上記表示部の上記情報表示面に階層的に生成された複数の上記情報を順次切り換えて表示させているとき、上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の縁部の上記所定領域内から上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、当該検出時点に上記表示部の上記情報表示面に表示させていた上記情報の階層に応じた上記所定の情報を当該表示部の上記情報表示面に表示させる
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項12】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の上記所定領域内で一時的に検出されていると、当該所定領域内での上記タッチ位置の一時的な検出に応じた処理を実行する
請求項11に記載の情報処理装置。
【請求項13】
上記制御部は、
上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の上記所定領域内で一時的に検出されていると、上記表示部の上記情報表示面に対し、上記所定領域内で上記タッチ位置が一時的に検出されたときに表示させていた上記所定の情報に替えて、当該所定の情報よりも階層的に上位の他の情報を表示させる
請求項12に記載の情報処理装置。
【請求項14】
利き手を検出する利き手検出部と、
上記利き手検出部により検出された上記利き手に応じて、上記表示部の上記情報表示面内における上記所定領域の位置を変更すると共に、上記斜め一方向を規定し直す変更部と
を具える請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項15】
上記本体部の挟持姿勢を検出する姿勢検出部と、
上記姿勢検出部により検出された上記本体部の上記挟持姿勢に応じて、上記表示部の上記情報表示面における上記所定領域の位置を変更すると共に、上記斜め一方向を規定し直す変更部と
を具える請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項16】
上記制御部は、
上記本体部が、一方の側面に手のひらの親指の付け根側が押し付けられると共に、当該手のひらが上記本体部の背面にまわされて上記親指以外の他の指が他方の側面に押し付けられるようにして挟持された状態で、上記タッチ位置検出部により生成された上記タッチ位置検出データに基づき上記タッチ位置が、上記表示部の上記情報表示面の上記縁部として、上記本体部を挟持している上記手の小指側の隅部に設けられた上記所定領域内から上記本体部の上記一方の側面の中央部に向かう上記斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に上記表示子を表示させる
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項17】
挟持可能な本体部に対し当該本体部の正面に情報表示面を配置するように設けられた表示部の当該情報表示面のタッチ位置を検出して、当該検出したタッチ位置を互いに直交する2軸を基準とした座標で表すタッチ位置検出データを生成するタッチ位置検出ステップと、
上記生成した上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の所定領域内から上記2軸各々に沿った2方向に対して斜めな所定の斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に所定の情報を表示する表示ステップと
を具える情報処理方法。
【請求項18】
情報処理装置に対し、
挟持可能な本体部に対し当該本体部の正面に情報表示面を配置するように設けられた表示部の当該情報表示面のタッチ位置を検出して、当該検出したタッチ位置を互いに直交する2軸を基準とした座標で表すタッチ位置検出データを生成するタッチ位置検出ステップと、
上記生成した上記タッチ位置検出データに基づき、上記表示部の上記情報表示面の上記タッチ位置が当該情報表示面の所定領域内から上記2軸各々に沿った2方向に対して斜めな所定の斜め一方向へ連続的に変位したことを検出すると、上記表示部の上記情報表示面に所定の情報を表示する表示ステップと
を実行させるための情報処理プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【公開番号】特開2010−26710(P2010−26710A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−186228(P2008−186228)
【出願日】平成20年7月17日(2008.7.17)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】