情報処理装置および情報処理装置の制御方法
【課題】表示画面に表示される仮想的なタッチパッドの操作性を向上させること。
【解決手段】実施形態によれば、タッチスクリーンディスプレイと、タッチパッド表示手段と、ポインタ表示手段とを有する。タッチスクリーンディスプレイは、タッチパネルとディスプレイとを有する。タッチパッド表示手段は、パッドエリアを有する仮想タッチパッドウィンドウを前記ディスプレイの表示画面上に表示する。ポインタ表示手段は、前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記タッチスクリーンディスプレイの第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置にポインタを表示。前記第1の領域は前記タッチスクリーンディスプレイの全面である。
【解決手段】実施形態によれば、タッチスクリーンディスプレイと、タッチパッド表示手段と、ポインタ表示手段とを有する。タッチスクリーンディスプレイは、タッチパネルとディスプレイとを有する。タッチパッド表示手段は、パッドエリアを有する仮想タッチパッドウィンドウを前記ディスプレイの表示画面上に表示する。ポインタ表示手段は、前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記タッチスクリーンディスプレイの第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置にポインタを表示。前記第1の領域は前記タッチスクリーンディスプレイの全面である。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、タッチスクリーンディスプレイを有する情報処理装置および情報処理装置の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、マウス、キーボードなどを有さず、入力装置がタッチパネルのみの情報処理装置が広まってきているが、タッチパネルへの指での入力操作では細かい点への操作が難しい。それ故、タッチ操作でタッチパッドと同様のマウス操作を可能とする仮想のソフトウェアタッチパッドアプリケーションというものがある。
【0003】
しかし、操作対象の画面上にソフトウェアタッチパッドは表示されるため、画面内の一部に収まるよう限られたサイズで表示することになり、ポインタ移動操作などではすぐにソフトウェアタッチパッド外へタッチ操作が出てしまい、ポインタ移動が中断されやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−231753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
表示画面に表示される仮想的なタッチパッドの操作性を向上させることが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、表示画面に表示される仮想的なタッチパッドの操作性を向上させることが可能な情報処理装置および情報処理装置の制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、タッチスクリーンディスプレイと、タッチパッド表示手段と、ポインタ表示手段とを有する。タッチスクリーンディスプレイは、タッチパネルとディスプレイとを有する。タッチパッド表示手段は、パッドエリアを有する仮想タッチパッドウィンドウを前記ディスプレイの表示画面上に表示する。ポインタ表示手段は、前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記タッチスクリーンディスプレイの第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置にポインタを表示。前記第1の領域は前記タッチスクリーンディスプレイの全面である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】実施形態の情報処理装置の外観の一例を示す斜視図。
【図2】実施形態の情報処理装置の構成の一例を示すブロック図。
【図3】図2のLCDに仮想タッチパッドウィンドウを表示するための構成の一例を示すブロック図。
【図4】LCDに表示された仮想タッチパッドウィンドウの一例を示す図。
【図5】仮想タッチパッドウィンドウの操作例を示す図。
【図6】タッチパッドプログラムによって行われる処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図7】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図8】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図9】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図10】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図11】ウィンドウの表示例を示す図。
【図12】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図13】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図である。この情報処理装置は、例えばタブレットタイプのパーソナルコンピュータ(PC)10として実現される。また、この情報処理装置は、スマートフォン、PDA、ノートブックタイプのPC等としても実現され得る。図1に示すように、本コンピュータ10は、コンピュータ本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とから構成される。
【0010】
コンピュータ本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、LCD(liquid crystal display)17A及びタッチパネル17Bが組み込まれている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面を覆うように設けられる。タッチスクリーンディスプレイ17は、コンピュータ本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
【0011】
コンピュータ本体11の上側面には、本コンピュータ10を電源オン/電源オフするためのパワーボタン、音量調節ボタン、メモリカードスロット等が配置されている。コンピュータ本体11の下側面には、スピーカ等が配置されている。コンピュータ本体の右側面には、例えばUSB(universal serial bus)2.0規格のUSBケーブルやUSBデバイスを接続するためのUSBコネクタ13、HDMI(high-definition multimedia interface)規格に対応した外部ディスプレイ接続端子2等が設けられている。この外部ディスプレイ接続端子2は、デジタル映像信号を外部ディスプレイに出力するために用いられる。
【0012】
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示す図である。
本コンピュータ10は、図2に示されるように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスコントローラ105、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM107、LANコントローラ108、SSD(Solid State Drive)109、Bluetooth(登録商標)モジュール110、無線LANコントローラ112、エンベデッドコントローラ(EC)113、EEPROM114、HDMI制御回路3等を備える。
【0013】
CPU101は、コンピュータ10内の各部の動作を制御するプロセッサである。CPU101は、SSD109から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)201、タッチパッドプログラム202、各種アプリケーションプログラム等を実行する。タッチパッドプログラム202は、LCD17Aに仮想タッチパッドを表示する機能を有する。
【0014】
また、CPU101は、BIOS−ROM107に格納されたBIOSも実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
【0015】
ノースブリッジ102は、CPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ105との通信を実行する機能も有している。
【0016】
グラフィクスコントローラ105は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ105によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて映像を表示する。
【0017】
HDMI端子2は、前述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI端子2は、非圧縮のデジタル映像信号とデジタルオーディオ信号とを1本のケーブルで外部ディスプレイ装置1に送出することができる。HDMI制御回路3は、HDMIモニタと称される外部ディスプレイ装置1にデジタル映像信号をHDMI端子2を介して送出するためのインタフェースである。つまり、コンピュータ10は、HDMI端子2等を介して、外部ディスプレイ装置1に接続可能である。
【0018】
サウスブリッジ104は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイス及びLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、SSD109を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。
【0019】
サウスブリッジ104は、タッチパネル17Bを制御するためのUSBコントローラを内蔵している。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うためのポインティングデバイスである。ユーザは、タッチパネル17Bを用いて、LCD17Aの画面に表示されたグラフィカルユーザインタフェース(GUI)等を操作することができる。例えば、ユーザは、画面に表示されたボタンをタッチすることによって、当該ボタンに対応する機能の実行を指示することができる。また、このUSBコントローラは、例えば、USBコネクタ13に接続されたUSB2.0規格のケーブルを介して外部機器との通信を実行する。
【0020】
さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18Bに出力する。LANコントローラ108は、例えばIEEE 802.3規格の有線通信を実行する有線通信デバイスである。無線LANコントローラ112は、例えばIEEE 802.11g規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。Bluetoothモジュール110は、外部機器とのBluetooth通信を実行する通信モジュールである。
【0021】
EC113は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含む1チップマイクロコンピュータである。EC113は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/電源オフする機能を有している。
【0022】
次に、LCD17Aに仮想タッチパッドを表示するための構成について図3を参照して説明する。
図3に示すように、タッチパッドプログラム202は、制御部301、仮想タッチパッド表示部302、およびポインタ表示部303等を備えている。制御部301は、仮想タッチパッド表示部302およびポインタ表示部303等の制御等を行う。仮想タッチパッド表示部302は、仮想タッチパッドを表示するための画像データをオペレーティングシステム201に渡し、オペレーティングシステム201に仮想タッチパッドをLCD17Aに表示させる。
【0023】
図4に示すように、仮想タッチパッドウィンドウ400がLCD17Aの表示画面上に表示される。仮想タッチパッドウィンドウ400は、パッドエリア401、左ボタン402、および右ボタン403等を備えている。
【0024】
タッチパネル17Bがタッチされると、タッチパネル17Bによってタッチ位置の位置座標がオペレーティングシステム201に渡される。オペレーティングシステム201は、渡された位置座標に存在するウィンドウを表示しているプログラムにタッチ位置の位置座標を渡す。なお、オペレーティングシステム201は、タッチ位置がウィンドウから外れても、最初に位置座標を渡したプログラムに位置座標を渡し続ける。
【0025】
制御部301は、オペレーティングシステム201から最初に渡された操作位置の位置座標が左ボタン402内または右ボタン403内であった場合、対応するイベントをオペレーティングシステム201に渡す。
【0026】
ポインタ表示部303は、オペレーティングシステム201から最初に渡された操作位置の位置座標がパッドエリア401内であった場合、操作位置の位置座標の変化に応じて、ポインタ411の表示位置を変化させる。
【0027】
ユーザは指などでパッドエリア401に対してタッチを開始し、そのままパッドエリア401内をスライド操作させることでポインタ411を移動操作を行う。このときパッドエリア401内でのタッチ操作に対してのみポインタ411の移動操作が可能で、パッドエリア401外へタッチ操作が出た場合はポインタ411は移動させないようにするのが通常のタッチパッドとなる。
【0028】
しかし本実施形態では、図5に示すように、パッドエリア401から始まったタッチ操作に関しては、パッドエリア401をタッチスクリーンディスプレイ17の全体に仮想的に拡大されたと判断し、パッドエリア401外へタッチ操作が出たときにも、継続してポインタ411の移動操作を行う。
【0029】
このとき、あくまで仮想的にパッドエリア401をタッチスクリーンディスプレイ17の全体に拡大するだけで、図5に示すように、仮想タッチパッドウィンドウ400自体の見た目のサイズを変えることはない。
【0030】
次に、図6を参照して、タッチパッドプログラム202によって行われる処理の手順を説明する。
【0031】
オペレーティングシステム201からポインタ表示部303に操作位置の位置座標が渡されると、制御部301は、タッチ操作の開始位置がパッドエリア401内であるかを判定する(ステップ601)。パッドエリア401内ではないと判定した場合(ステップ601のNo)、制御部301は、左ボタン402がタッチされた場合、左クリックイベントをオペレーティングシステム201に発行し、右ボタン403がタッチされた場合、右クリックイベントをオペレーティングシステム201に発行する(ステップ605)。
【0032】
パッドエリア401内であると判定した場合(ステップ601のYes)、制御部301は、仮想的にパッドエリアをタッチスクリーンディスプレイ17の全体に拡大する。ポインタ表示部303は、タッチスクリーンディスプレイ17の全体においてそのままタッチ操作によるポインタ411の移動表示処理を継続する(ステップ602)。
【0033】
制御部301は、ユーザがタッチ操作でのマウス操作をやめるとき、すなわちタッチを離したかを判定する。(ステップ603)。離されたと判定した場合(ステップ603のYes)、制御部301は、仮想的にパッドエリアをタッチスクリーンディスプレイ17の全体に拡大していたのを解除し、ユーザが自由に仮想タッチパッドウィンドウ400以外のオブジェクトをタッチできるようにする(ステップ604)。
【0034】
ユーザは仮想タッチパッドウィンドウ400以外の領域にあるオブジェクトに対してもタッチ操作を行うので、あくまで仮想タッチパッドウィンドウ400のパッドエリア401から始めたタッチ操作に対して、それが継続している間だけパッドエリア拡大処理を行う。
【0035】
仮想タッチパッドウィンドウ400のパッドエリア401上でタッチを始めてポインタ操作開始した場合、表示されているパッドエリア401を無視して仮想的に画面全体がパッドエリアであると判別することで、タッチを離すまで永続的にポインタ操作を実行可能とすることで、操作性が向上する。
【0036】
なお、仮想タッチパッド表示部302は、図7に示すように、ポインタ411が仮想タッチパッドウィンドウ400上に重なっていない場合には、仮想タッチパッドウィンドウ400に重なっているウィンドウ700の領域を表示させないようにする。仮想タッチパッド表示部302は、図9に示すように、ポインタ411が仮想タッチパッドウィンドウ400上に重なる場合には、仮想タッチパッドウィンドウ400を半透明状に表示することによって、仮想タッチパッドウィンドウ400に重なっているウィンドウ700の領域を表示させるようにするようにしても良い。
【0037】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図9に示すように、指Fのタッチ位置に応じて仮想タッチパッドウィンドウ400の大きさを変更するようにしても良い。図9に示すように、ポインタの移動差中にはボタンを表示しないようにしても良いが、ボタンを表示させても良い。
【0038】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図10に示すように、指Fがパッドエリア401上をタッチしたら、即座に仮想タッチパッドウィンドウ400を半透明状に表示することによって、仮想タッチパッドウィンドウ400に重なっているウィンドウ1000の領域を表示させるようにするようにしても良い。
【0039】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図11に示すように、パッドエリア401を有するウィンドウ1101と、左ボタン402Aおよび右ボタン403Aを有するウィンドウ1102を表示するようにしても良い。
【0040】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図11に示すように、パッドエリア401を有するウィンドウ1101と、左ボタン402Aおよび右ボタン403Aを有するウィンドウ1102を表示するようにしても良い。
【0041】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図12に示すように、円形の仮想タッチパッドウィンドウ1200を表示するようにしても良い。仮想タッチパッドウィンドウ1200内には、半円状のパッドエリア401B、1/4円状の左ボタン402Bおよび右ボタン403Bが表示されている。
【0042】
また、情報処理装置に装置の向きを検出する重力センサを設けても良い。重力センサによる検出信号に基づいて、仮想タッチパッドウィンドウ1300内のパッドエリア401のアスペクト比を変更するようにしても良い。この時、タッチスクリーンディスプレイ17のアスペクト比と一致するようにすると良い。
【0043】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0044】
17…タッチスクリーンディスプレイ、17A…LCD、17B…タッチパネル、201…オペレーティングシステム、202…タッチパッドプログラム、301…制御部、302…仮想タッチパッド表示部、303…ポインタ表示部、400…仮想タッチパッドウィンドウ、401…パッドエリア、402…左ボタン、403…右ボタン、411…ポインタ。
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、タッチスクリーンディスプレイを有する情報処理装置および情報処理装置の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、マウス、キーボードなどを有さず、入力装置がタッチパネルのみの情報処理装置が広まってきているが、タッチパネルへの指での入力操作では細かい点への操作が難しい。それ故、タッチ操作でタッチパッドと同様のマウス操作を可能とする仮想のソフトウェアタッチパッドアプリケーションというものがある。
【0003】
しかし、操作対象の画面上にソフトウェアタッチパッドは表示されるため、画面内の一部に収まるよう限られたサイズで表示することになり、ポインタ移動操作などではすぐにソフトウェアタッチパッド外へタッチ操作が出てしまい、ポインタ移動が中断されやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−231753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
表示画面に表示される仮想的なタッチパッドの操作性を向上させることが望まれている。
【0006】
本発明の目的は、表示画面に表示される仮想的なタッチパッドの操作性を向上させることが可能な情報処理装置および情報処理装置の制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、タッチスクリーンディスプレイと、タッチパッド表示手段と、ポインタ表示手段とを有する。タッチスクリーンディスプレイは、タッチパネルとディスプレイとを有する。タッチパッド表示手段は、パッドエリアを有する仮想タッチパッドウィンドウを前記ディスプレイの表示画面上に表示する。ポインタ表示手段は、前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記タッチスクリーンディスプレイの第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置にポインタを表示。前記第1の領域は前記タッチスクリーンディスプレイの全面である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】実施形態の情報処理装置の外観の一例を示す斜視図。
【図2】実施形態の情報処理装置の構成の一例を示すブロック図。
【図3】図2のLCDに仮想タッチパッドウィンドウを表示するための構成の一例を示すブロック図。
【図4】LCDに表示された仮想タッチパッドウィンドウの一例を示す図。
【図5】仮想タッチパッドウィンドウの操作例を示す図。
【図6】タッチパッドプログラムによって行われる処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図7】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図8】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図9】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図10】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図11】ウィンドウの表示例を示す図。
【図12】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【図13】仮想タッチパッドウィンドウの表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図である。この情報処理装置は、例えばタブレットタイプのパーソナルコンピュータ(PC)10として実現される。また、この情報処理装置は、スマートフォン、PDA、ノートブックタイプのPC等としても実現され得る。図1に示すように、本コンピュータ10は、コンピュータ本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とから構成される。
【0010】
コンピュータ本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、LCD(liquid crystal display)17A及びタッチパネル17Bが組み込まれている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面を覆うように設けられる。タッチスクリーンディスプレイ17は、コンピュータ本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
【0011】
コンピュータ本体11の上側面には、本コンピュータ10を電源オン/電源オフするためのパワーボタン、音量調節ボタン、メモリカードスロット等が配置されている。コンピュータ本体11の下側面には、スピーカ等が配置されている。コンピュータ本体の右側面には、例えばUSB(universal serial bus)2.0規格のUSBケーブルやUSBデバイスを接続するためのUSBコネクタ13、HDMI(high-definition multimedia interface)規格に対応した外部ディスプレイ接続端子2等が設けられている。この外部ディスプレイ接続端子2は、デジタル映像信号を外部ディスプレイに出力するために用いられる。
【0012】
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示す図である。
本コンピュータ10は、図2に示されるように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスコントローラ105、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM107、LANコントローラ108、SSD(Solid State Drive)109、Bluetooth(登録商標)モジュール110、無線LANコントローラ112、エンベデッドコントローラ(EC)113、EEPROM114、HDMI制御回路3等を備える。
【0013】
CPU101は、コンピュータ10内の各部の動作を制御するプロセッサである。CPU101は、SSD109から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)201、タッチパッドプログラム202、各種アプリケーションプログラム等を実行する。タッチパッドプログラム202は、LCD17Aに仮想タッチパッドを表示する機能を有する。
【0014】
また、CPU101は、BIOS−ROM107に格納されたBIOSも実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
【0015】
ノースブリッジ102は、CPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ105との通信を実行する機能も有している。
【0016】
グラフィクスコントローラ105は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ105によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて映像を表示する。
【0017】
HDMI端子2は、前述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI端子2は、非圧縮のデジタル映像信号とデジタルオーディオ信号とを1本のケーブルで外部ディスプレイ装置1に送出することができる。HDMI制御回路3は、HDMIモニタと称される外部ディスプレイ装置1にデジタル映像信号をHDMI端子2を介して送出するためのインタフェースである。つまり、コンピュータ10は、HDMI端子2等を介して、外部ディスプレイ装置1に接続可能である。
【0018】
サウスブリッジ104は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイス及びLPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、SSD109を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。
【0019】
サウスブリッジ104は、タッチパネル17Bを制御するためのUSBコントローラを内蔵している。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うためのポインティングデバイスである。ユーザは、タッチパネル17Bを用いて、LCD17Aの画面に表示されたグラフィカルユーザインタフェース(GUI)等を操作することができる。例えば、ユーザは、画面に表示されたボタンをタッチすることによって、当該ボタンに対応する機能の実行を指示することができる。また、このUSBコントローラは、例えば、USBコネクタ13に接続されたUSB2.0規格のケーブルを介して外部機器との通信を実行する。
【0020】
さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18Bに出力する。LANコントローラ108は、例えばIEEE 802.3規格の有線通信を実行する有線通信デバイスである。無線LANコントローラ112は、例えばIEEE 802.11g規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。Bluetoothモジュール110は、外部機器とのBluetooth通信を実行する通信モジュールである。
【0021】
EC113は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含む1チップマイクロコンピュータである。EC113は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/電源オフする機能を有している。
【0022】
次に、LCD17Aに仮想タッチパッドを表示するための構成について図3を参照して説明する。
図3に示すように、タッチパッドプログラム202は、制御部301、仮想タッチパッド表示部302、およびポインタ表示部303等を備えている。制御部301は、仮想タッチパッド表示部302およびポインタ表示部303等の制御等を行う。仮想タッチパッド表示部302は、仮想タッチパッドを表示するための画像データをオペレーティングシステム201に渡し、オペレーティングシステム201に仮想タッチパッドをLCD17Aに表示させる。
【0023】
図4に示すように、仮想タッチパッドウィンドウ400がLCD17Aの表示画面上に表示される。仮想タッチパッドウィンドウ400は、パッドエリア401、左ボタン402、および右ボタン403等を備えている。
【0024】
タッチパネル17Bがタッチされると、タッチパネル17Bによってタッチ位置の位置座標がオペレーティングシステム201に渡される。オペレーティングシステム201は、渡された位置座標に存在するウィンドウを表示しているプログラムにタッチ位置の位置座標を渡す。なお、オペレーティングシステム201は、タッチ位置がウィンドウから外れても、最初に位置座標を渡したプログラムに位置座標を渡し続ける。
【0025】
制御部301は、オペレーティングシステム201から最初に渡された操作位置の位置座標が左ボタン402内または右ボタン403内であった場合、対応するイベントをオペレーティングシステム201に渡す。
【0026】
ポインタ表示部303は、オペレーティングシステム201から最初に渡された操作位置の位置座標がパッドエリア401内であった場合、操作位置の位置座標の変化に応じて、ポインタ411の表示位置を変化させる。
【0027】
ユーザは指などでパッドエリア401に対してタッチを開始し、そのままパッドエリア401内をスライド操作させることでポインタ411を移動操作を行う。このときパッドエリア401内でのタッチ操作に対してのみポインタ411の移動操作が可能で、パッドエリア401外へタッチ操作が出た場合はポインタ411は移動させないようにするのが通常のタッチパッドとなる。
【0028】
しかし本実施形態では、図5に示すように、パッドエリア401から始まったタッチ操作に関しては、パッドエリア401をタッチスクリーンディスプレイ17の全体に仮想的に拡大されたと判断し、パッドエリア401外へタッチ操作が出たときにも、継続してポインタ411の移動操作を行う。
【0029】
このとき、あくまで仮想的にパッドエリア401をタッチスクリーンディスプレイ17の全体に拡大するだけで、図5に示すように、仮想タッチパッドウィンドウ400自体の見た目のサイズを変えることはない。
【0030】
次に、図6を参照して、タッチパッドプログラム202によって行われる処理の手順を説明する。
【0031】
オペレーティングシステム201からポインタ表示部303に操作位置の位置座標が渡されると、制御部301は、タッチ操作の開始位置がパッドエリア401内であるかを判定する(ステップ601)。パッドエリア401内ではないと判定した場合(ステップ601のNo)、制御部301は、左ボタン402がタッチされた場合、左クリックイベントをオペレーティングシステム201に発行し、右ボタン403がタッチされた場合、右クリックイベントをオペレーティングシステム201に発行する(ステップ605)。
【0032】
パッドエリア401内であると判定した場合(ステップ601のYes)、制御部301は、仮想的にパッドエリアをタッチスクリーンディスプレイ17の全体に拡大する。ポインタ表示部303は、タッチスクリーンディスプレイ17の全体においてそのままタッチ操作によるポインタ411の移動表示処理を継続する(ステップ602)。
【0033】
制御部301は、ユーザがタッチ操作でのマウス操作をやめるとき、すなわちタッチを離したかを判定する。(ステップ603)。離されたと判定した場合(ステップ603のYes)、制御部301は、仮想的にパッドエリアをタッチスクリーンディスプレイ17の全体に拡大していたのを解除し、ユーザが自由に仮想タッチパッドウィンドウ400以外のオブジェクトをタッチできるようにする(ステップ604)。
【0034】
ユーザは仮想タッチパッドウィンドウ400以外の領域にあるオブジェクトに対してもタッチ操作を行うので、あくまで仮想タッチパッドウィンドウ400のパッドエリア401から始めたタッチ操作に対して、それが継続している間だけパッドエリア拡大処理を行う。
【0035】
仮想タッチパッドウィンドウ400のパッドエリア401上でタッチを始めてポインタ操作開始した場合、表示されているパッドエリア401を無視して仮想的に画面全体がパッドエリアであると判別することで、タッチを離すまで永続的にポインタ操作を実行可能とすることで、操作性が向上する。
【0036】
なお、仮想タッチパッド表示部302は、図7に示すように、ポインタ411が仮想タッチパッドウィンドウ400上に重なっていない場合には、仮想タッチパッドウィンドウ400に重なっているウィンドウ700の領域を表示させないようにする。仮想タッチパッド表示部302は、図9に示すように、ポインタ411が仮想タッチパッドウィンドウ400上に重なる場合には、仮想タッチパッドウィンドウ400を半透明状に表示することによって、仮想タッチパッドウィンドウ400に重なっているウィンドウ700の領域を表示させるようにするようにしても良い。
【0037】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図9に示すように、指Fのタッチ位置に応じて仮想タッチパッドウィンドウ400の大きさを変更するようにしても良い。図9に示すように、ポインタの移動差中にはボタンを表示しないようにしても良いが、ボタンを表示させても良い。
【0038】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図10に示すように、指Fがパッドエリア401上をタッチしたら、即座に仮想タッチパッドウィンドウ400を半透明状に表示することによって、仮想タッチパッドウィンドウ400に重なっているウィンドウ1000の領域を表示させるようにするようにしても良い。
【0039】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図11に示すように、パッドエリア401を有するウィンドウ1101と、左ボタン402Aおよび右ボタン403Aを有するウィンドウ1102を表示するようにしても良い。
【0040】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図11に示すように、パッドエリア401を有するウィンドウ1101と、左ボタン402Aおよび右ボタン403Aを有するウィンドウ1102を表示するようにしても良い。
【0041】
また、仮想タッチパッド表示部302は、図12に示すように、円形の仮想タッチパッドウィンドウ1200を表示するようにしても良い。仮想タッチパッドウィンドウ1200内には、半円状のパッドエリア401B、1/4円状の左ボタン402Bおよび右ボタン403Bが表示されている。
【0042】
また、情報処理装置に装置の向きを検出する重力センサを設けても良い。重力センサによる検出信号に基づいて、仮想タッチパッドウィンドウ1300内のパッドエリア401のアスペクト比を変更するようにしても良い。この時、タッチスクリーンディスプレイ17のアスペクト比と一致するようにすると良い。
【0043】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0044】
17…タッチスクリーンディスプレイ、17A…LCD、17B…タッチパネル、201…オペレーティングシステム、202…タッチパッドプログラム、301…制御部、302…仮想タッチパッド表示部、303…ポインタ表示部、400…仮想タッチパッドウィンドウ、401…パッドエリア、402…左ボタン、403…右ボタン、411…ポインタ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチパネルとディスプレイとを有するタッチスクリーンディスプレイと、
パッドエリアを有する仮想タッチパッドウィンドウを前記ディスプレイの表示画面上に表示するタッチパッド表示手段と、
前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記タッチスクリーンディスプレイの第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置にポインタを表示するポインタ表示手段であって、前記第1の領域は前記タッチスクリーンディスプレイの全面である、ポインタ表示手段と、
を具備する情報処理装置。
【請求項2】
前記タッチパッド表示手段は、前記ポインタが前記仮想タッチパッドウィンドウの表示領域内に移動した場合に、前記仮想タッチパッドウィンドウを半透明状に表示する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ポインタ表示手段が、前記第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置に前記ポインタを表示している場合、前記タッチパッド表示手段は、前記タッチスクリーンディスプレイのタッチ位置に応じて、前記パッドエリアの大きさを変更する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記タッチパッド表示手段は、ボタンを有する仮想ボタンウィンドウを更に表示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記タッチパッド表示手段は、前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記仮想タッチパッドウィンドウを半透明状に表示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
タッチパネルとディスプレイとを有するタッチスクリーンディスプレイとを有する情報処理装置の制御方法であって、
パッドエリアを有する仮想タッチパッドウィンドウを前記ディスプレイの表示画面上に表示し、
前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記タッチスクリーンディスプレイの第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置にポインタを表示するのであって、前記第1の領域は前記タッチスクリーンディスプレイの全面である、
情報処理装置の制御方法。
【請求項7】
前記ポインタが前記仮想タッチパッドウィンドウの表示領域内に移動した場合に、前記仮想タッチパッドウィンドウを半透明状に表示する
請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
前記第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置に前記ポインタを表示している場合、前記タッチスクリーンディスプレイのタッチ位置に応じて、前記パッドエリアの大きさを変更する
請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
ボタンを有する仮想ボタンウィンドウを更に表示する、
請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項10】
前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記仮想タッチパッドウィンドウを半透明状に表示する、
請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項1】
タッチパネルとディスプレイとを有するタッチスクリーンディスプレイと、
パッドエリアを有する仮想タッチパッドウィンドウを前記ディスプレイの表示画面上に表示するタッチパッド表示手段と、
前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記タッチスクリーンディスプレイの第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置にポインタを表示するポインタ表示手段であって、前記第1の領域は前記タッチスクリーンディスプレイの全面である、ポインタ表示手段と、
を具備する情報処理装置。
【請求項2】
前記タッチパッド表示手段は、前記ポインタが前記仮想タッチパッドウィンドウの表示領域内に移動した場合に、前記仮想タッチパッドウィンドウを半透明状に表示する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ポインタ表示手段が、前記第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置に前記ポインタを表示している場合、前記タッチパッド表示手段は、前記タッチスクリーンディスプレイのタッチ位置に応じて、前記パッドエリアの大きさを変更する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記タッチパッド表示手段は、ボタンを有する仮想ボタンウィンドウを更に表示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記タッチパッド表示手段は、前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記仮想タッチパッドウィンドウを半透明状に表示する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
タッチパネルとディスプレイとを有するタッチスクリーンディスプレイとを有する情報処理装置の制御方法であって、
パッドエリアを有する仮想タッチパッドウィンドウを前記ディスプレイの表示画面上に表示し、
前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記タッチスクリーンディスプレイの第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置にポインタを表示するのであって、前記第1の領域は前記タッチスクリーンディスプレイの全面である、
情報処理装置の制御方法。
【請求項7】
前記ポインタが前記仮想タッチパッドウィンドウの表示領域内に移動した場合に、前記仮想タッチパッドウィンドウを半透明状に表示する
請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項8】
前記第1の領域内のタッチ位置の変化に応じた位置に前記ポインタを表示している場合、前記タッチスクリーンディスプレイのタッチ位置に応じて、前記パッドエリアの大きさを変更する
請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項9】
ボタンを有する仮想ボタンウィンドウを更に表示する、
請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【請求項10】
前記仮想タッチパッドウィンドウの最初にタッチされた位置が前記パッドエリア内の場合に、前記仮想タッチパッドウィンドウを半透明状に表示する、
請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2013−15890(P2013−15890A)
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−146328(P2011−146328)
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年1月24日(2013.1.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】
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