説明

情報処理装置および画像補正処理方法および画像補正プログラム

【課題】 画像修正アプリケーションにおいてノイズ除去を行う際に、画像補正の詳細なパラメータをユーザが設定できないため、最適なノイズ除去を行うことが難しかった。
【解決手段】 画像補正の詳細パラメータとして、二値画像に対して黒点の大きさと、対象となる黒点周りの範囲を指定可能にし、指定された大きさ以下の黒点であり、かつ、指定された距離範囲に黒画素がない場合に対象黒点をノイズと見なすことで、ディザのような画像をノイズと誤認識しないようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置および画像補正方法および画像補正プログラムに関し、特に、入力された複写画像に含まれる黒点を除去するための画像補正方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、紙の文書をスキャナで読み取り、読み取った画像データをホストコンピュータに入力し、ホストコンピュータにおいて入力された画像データ(複写画像)に対するページハンドリングを行い印刷するシステムが存在している。ホストコンピュータで用意される文書は近年では電子データとして入稿されることが多いが、以前として紙原稿として入稿されることも多い。しかし、紙原稿で入稿された場合には、スキャナで読み取りを行わなければならず、読み取った画像データに黒点等のノイズが載ってしまうという問題がある。この問題点に対し、ノイズ除去の画像編集を自動的に行うことが一般的に行われている(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特開2002−262093号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術では、入力画像から、孤立点ノイズを探索する範囲を決定し、決定された範囲を対象に、外接矩形を抽出し、抽出された外接矩形より、孤立点ノイズの候補矩形を抽出し、抽出された孤立点ノイズ候補矩形とその周辺の矩形との関係から孤立点ノイズを判定し、判定された孤立点ノイズを除去することを開示している。
【0004】
この従来技術では、複写原稿の周りの状況からノイズかどうかを判断しておりユーザにとって利便性がよさそうであるが、複写原稿の状態によっては、ノイズとしての孤立点であるのか、もしくは原稿の一部であるのか認識が難しく、本来原稿として存在しているはずのデータがノイズと判断されて除去されてしまう虞がある。
【0005】
上述したような紙原稿で入稿され、入稿された文書に対してプリプレス処理(印刷前処理)を行い、印刷を行うPODシステムでは、ノイズ除去は正確に行わなければならず、オペレータが複写原稿の状態を確認しながら、ノイズ除去等のプリプレス処理を行いたいという要望がある。しかしながら従来は、ユーザがノイズ除去を行う際の詳細なパラメータ調節を行うことは出来なかった。そのためハーフトーン画像のような点の集合で構成された画像がノイズと誤認識されるのを防ぐことができなかった。
【0006】
よって、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、詳細なパラメータ調節を行うことでユーザの所望とする画像補正を実現する仕組みを提供することを目的とする。
【0007】
本発明は上記の課題に鑑みて考案されたもので、画像の特性ごとに簡便に最適なノイズ除去を行う方法をユーザに提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明は、原稿画像の画像補正を行う情報処理装置であって、入力された原稿画像に対して、原稿読み取り時に生ずる原稿情報以外の黒点を除去する黒点除去手段と、黒点除去手段の動作実行させるための条件としての詳細パラメータを指示可能なパラメータ指示手段とを有し、前記パラメータ指示手段は、除去すべき黒点と判断するための条件として、黒点の大きさと、該黒点の周辺に黒画素が存在しない範囲とを指定させることを特徴とする。
【0009】
また、前記パラメータ指示手段は、対象となる原稿画像が多値画像である場合に、一定輝度以上の画素を不要な黒点と見なすための、輝度の閾値を詳細パラメータとして指定させることを特徴とする。
【0010】
また、前記パラメータ指示手段は、数値入力か、スライダバー形状あるいは円形ボリューム形状のグラフィカルユーザインタフェースのいずれかあるいは両方を有していることを特徴とする。
【0011】
また、指定された詳細パラメータに従って前記黒点除去手段により不要な黒点を除去したノイズ補正結果を表示部に表示するプレビュー表示手段を更に有することを特徴とする。
【0012】
また、前記プレビュー表示手段は、前記パラメータ指示手段の指示に連動し、即座にノイズ補正結果を表示するプレビューを更新することを特徴とする。
【0013】
また本発明は、原稿画像の画像補正を行う情報処理装置における画像補正方法であって、入力された原稿画像に対して、原稿読み取り時に生ずる原稿情報以外の黒点を除去する黒点除去工程と、黒点除去工程の動作実行させるための条件としての詳細パラメータを指示可能なパラメータ指示工程とを含み、前記パラメータ指示工程は、除去すべき黒点と判断するための条件として、黒点の大きさと、該黒点の周辺に黒画素が存在しない範囲とを指定させることを特徴とする。
【0014】
また本発明は、原稿画像の画像補正を行う情報処理装置における画像補正プログラムであって、入力された原稿画像に対して、原稿読み取り時に生ずる原稿情報以外の黒点を除去する黒点除去工程と、黒点除去工程の動作実行させるための条件としての詳細パラメータを指示可能なパラメータ指示工程とを含み、前記パラメータ指示工程は、除去すべき黒点と判断するための条件として、黒点の大きさと、該黒点の周辺に黒画素が存在しない範囲とを指定させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、詳細にパラメータ調節を行いつつ複写画像の画像補正を行うことが可能となり、画像補正を行う際の利便性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明を適用するのに好適な実施形態について説明を行う。
【0017】
<本実施形態の画像補正システムのソフトウェア構成例>
図1は、本実施形態の画像補正システムのソフトウェア構成を示す図である。本発明の画像補正システム(情報処理装置)の好適な実施形態であるデジタルコンピュータ100(以下、ホストコンピュータとも呼ばれる)によって実現されている。
【0018】
本発明の画像補正システムは、任意の画像データを対象に画像処理を行うもので、画像データの記録方法は特に問わない。データベース(102)から画像を取り出し、本発明の特徴的構成である画像補正アプリケーション(101)が画像修正し、再度データベースに保存する構成をとることも可能であるし、画像ファイルをディスク(103)から直接取りだし、画像補正し、保存する構成をとることも可能である。また、印刷文書をページ管理し出力体裁を整えることが可能な、文書処理システム(104)から取り出し、画像補正し、保存する構成をとることも可能である。
【0019】
<本実施形態の画像補正システムのハードウェア構成例>
図2は、本実施形態の画像補正システムのハードウェア構成を示す図である。図2において、ホストコンピュータ100は、ROM203内のプログラム用ROMあるいは外部メモリ211に記憶された画像補正プログラム等に基づいて画像補正を実行するCPU201を備え、システムバス204に接続される各デバイスをCPU201が総括的に制御する。また、このROM203内のプログラム用ROMあるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム等を記憶し、ROM203内のフォント用ROMあるいは外部メモリ211には上記画像補正処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM203内のデータ用ROMあるいは外部メモリ211には上記画像補正等を行う際に使用する各種データを記憶する。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。本発明は、画像補正アプリケーション101(単にアプリケーションとも呼ぶ)の制御プログラムに基づきCPU201がデータ処理制御の動作を行うことにより実現される。
【0020】
キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。207はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ211とのアクセスを制御する。プリンタコントローラ(PRTC)208は、双方向性インタフェース(インタフェース)を介してプリンタに接続されて、プリンタとの通信制御処理を実行する。NC212はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
【0021】
<本実施形態の画像補正システムの処理手順例>
図1の画像補正アプリケーション101のユーザインターフェイスの一例をしめしたのが図4である。画像のサムネイルを表示する領域402及び、サムネイル領域中の現在選択された画像を詳細に表示するプレビュー領域401とからなる。ユーザはサムネイル領域で画像補正を適用する画像を選択し、画像補正を指示する。
【0022】
その場合の画像補正の一連の流れを示したのが図3であり、図5及び図6は、それぞれ二値画像と多値画像の場合における詳細設定UIの例である。後述する画像補正動作に合わせた詳細設定項目が設けられている。
【0023】
アプリケーション101は、ユーザによって画像修正を指示されると、詳細設定UIを表示し、入力・変更を許可する(S301)。そして、アプリケーション101は、ユーザによりプレビューボタン(502、602)が押下されたことを判定すると(S302)プレビュー用のため試みに、入力されている詳細設定値(501、601)に従って画像補正(詳細は後述する)を実行し、結果をプレビューとして表示部に表示する(S303)。その際のプレビューは、プレビュー領域401を一時的に試みに更新表示しても良いし、また、別の実施例では、画像補正結果専用のプレビューウィンドウを別途作成し、表示することも出来る。
【0024】
詳細設定UI上のOKボタン(504、604)が押下されたと判断した場合には、アプリケーション101は、指定された詳細設定値に従って画像補正を実行し(S305)、終了する。また、キャンセルボタン(503、603)が押下されたと判断した場合には、アプリケーション101は、画像補正を行わずに終了する(S305)。OKまたはキャンセルボタンが押下されるまで、処理を継続する。
【0025】
図5、図6の例では、ユーザが設定値の変更を行うのを補助するために、スライダーバー(505、605)による設定値の入力を可能にしている。指標を左右に動かすことで詳細設定値(501、601)が変化する。
【0026】
また別の実施例としては、プレビューボタン(502、602)を設けず、スライダーバー(505、605)による設定値の入力に連動してプレビューを随時更新し表示させる構成を取ることも可能である。その場合の画像補正の一連の流れを示したのが図7である。プレビューボタン押下により画像補正を実行し、結果をプレビューとして表示する図3と比較して、プレビューボタン押下時の処理(S302)の代わりに、スライダーバー(505、605)による設定値の変更があった場合にプレビューを更新する処理(S702)が追加されている。
【0027】
次に画像補正処理(S306、S706)について、図8及び図9を用いて詳細に説明する。本実施例では、画像が二値であるか多値であるかによって、異なった画像補正の処理を行う。
【0028】
二値画像である場合には図8に示されるフローチャートに沿って処理が行われる。アプリケーション101は、二値画像のノイズ補正処理が開始されると、複写原稿の各画素の色を取得し(S801)その画素が黒だった場合、さらに隣接する画素の色を調査する(S803)。隣接画素の黒画素を含めた、連続した黒画素のサイズがユーザにより設定された詳細設定値(501)のサイズ値のピクセル数を越えた場合、当該黒画素及び隣接黒画素は対象外と見なし(S804)、当該画素の調査を終了、全画素を調査し終えるまで次の画素の調査を継続する(S809)。連続した黒画素のサイズがユーザにより設定された詳細設定値(501)のサイズ値を越えず、かつ、隣接画素が全て白では無かった場合、アプリケーション101は、黒画素がさらに周囲に連続している可能性があるため、隣接画素のさらに外側の隣接画素を調査する(S805)。連続した黒画素のサイズがユーザが設定した詳細設定値(501)の範囲値のピクセル数を越えず、かつ、隣接画素が全て白だった場合、当該の連続した黒画素はノイズ候補であると判断し、さらに調査を継続する。連続した黒画素の上下左右に、詳細設定値(501)の範囲値のぶんを広げた範囲を調査領域と決定する(S805)。そして、アプリケーション101は、その範囲内にノイズ候補以外の黒画素が含まれているかについて調査する(S807)。指定された範囲に黒画素が含まれていないと判断された場合、ノイズ候補は孤立したノイズであると判断され、削除される(S808)。そして、全画素を調査し終えるまで次の画素の調査を継続する(S809)。
【0029】
多値画像である場合には図9に示されるフローチャートに沿って処理が行われる。多値画像のノイズ補正処理が開始されると、アプリケーション101は、画素の色を取得し(S901)その画素の輝度を計算する。そしてアプリケーション101は、取得した画素の輝度がユーザにより設定された詳細設定値(601)で指定した閾値を越えたかを判断し(S903)、越えたと判断された場合に、アプリケーション101は、当該画素を白色に置き換える(S904)。
【0030】
この輝度の計算には一般的に、グレイスケールではそのままの値が用いられ、RGB画像については、一定割合で重み付けを行った値の和を用いるが、本発明では輝度の算出は一意のアルゴリズムに限定しない。たとえば、R,G,B各成分について単独で輝度値として採用し、いずれもが詳細設定値(601)で指定した閾値を越えた場合(S903)、当該画素を白色に置き換える(S904)処理を行う構成を取ることも出来る。そして、全画素を調査し終えるまで次の画素の調査を継続する(S905)。
【0031】
以上の手順によって、ユーザが簡易にパラメータ調整を行いながら、ノイズ除去の画像補正が行われる。
【0032】
尚、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0033】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0034】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0035】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0036】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本実施形態の画像補正システムのソフトウェア構成例を示す図である。
【図2】本実施形態の画像補正システムのハードウェア構成例を示すブロック図である。
【図3】画像補正アプリケーションで画像補正を指定された場合の画像補正システムの動作手順を示したフローチャートである。
【図4】画像補正アプリケーションのユーザインターフェイスの一例を示した図である。
【図5】二値画像におけるノイズ除去の詳細設定UIを示したユーザインターフェイス画面の一例を示す図である。
【図6】多値画像におけるノイズ除去の詳細設定UIを示したユーザインターフェイス画面の一例を示す図である。
【図7】画像補正アプリケーションで画像補正を指定された場合の画像補正システムの動作手順を示したフローチャートである。
【図8】二値画像におけるノイズ除去の画像補正を指定された場合の画像補正システムの動作手順を示したフローチャートである。
【図9】多値画像におけるノイズ除去の画像補正を指定された場合の画像補正システムの動作手順を示したフローチャートである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿画像の画像補正を行う情報処理装置であって、
入力された原稿画像に対して、原稿読み取り時に生ずる原稿情報以外の黒点を除去する黒点除去手段と、
黒点除去手段の動作実行させるための条件としての詳細パラメータを指示可能なパラメータ指示手段とを有し、
前記パラメータ指示手段は、除去すべき黒点と判断するための条件として、黒点の大きさと、該黒点の周辺に黒画素が存在しない範囲とを指定させることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記パラメータ指示手段は、対象となる原稿画像が多値画像である場合に、一定輝度以上の画素を不要な黒点と見なすための、輝度の閾値を詳細パラメータとして指定させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記パラメータ指示手段は、数値入力か、スライダバー形状あるいは円形ボリューム形状のグラフィカルユーザインタフェースのいずれかあるいは両方を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
指定された詳細パラメータに従って前記黒点除去手段により不要な黒点を除去したノイズ補正結果を表示部に表示するプレビュー表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記プレビュー表示手段は、前記パラメータ指示手段の指示に連動し、即座にノイズ補正結果を表示するプレビューを更新することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
【請求項6】
原稿画像の画像補正を行う情報処理装置における画像補正方法であって、
入力された原稿画像に対して、原稿読み取り時に生ずる原稿情報以外の黒点を除去する黒点除去工程と、
黒点除去工程の動作実行させるための条件としての詳細パラメータを指示可能なパラメータ指示工程とを含み、
前記パラメータ指示工程は、除去すべき黒点と判断するための条件として、黒点の大きさと、該黒点の周辺に黒画素が存在しない範囲とを指定させることを特徴とする画像補正方法。
【請求項7】
原稿画像の画像補正を行う情報処理装置における画像補正プログラムであって、
入力された原稿画像に対して、原稿読み取り時に生ずる原稿情報以外の黒点を除去する黒点除去工程と、
黒点除去工程の動作実行させるための条件としての詳細パラメータを指示可能なパラメータ指示工程とを含み、
前記パラメータ指示工程は、除去すべき黒点と判断するための条件として、黒点の大きさと、該黒点の周辺に黒画素が存在しない範囲とを指定させることを特徴とするコンピュータ実行可能な画像補正プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−5455(P2006−5455A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−177059(P2004−177059)
【出願日】平成16年6月15日(2004.6.15)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】