説明

手動弁開閉治具

【課題】手動弁ハンドルの太さに関係なく、柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に向けて設定することができる手動弁開閉治具を提供する。
【解決手段】手動弁開閉治具1を、作業者が把持する柄部材2と、該柄部材2の先端部に備えられ、手動弁ハンドル100の外周面に突き当てられる突き当て部3と、該突き当て部3を介して柄部材2の反対側に設けられ、手動弁ハンドル100のリブ102に巻き付けられるスパイラル状の係合部4とから構成する。柄部材2には、トルク値のプレセット機構と、柄部材2に作用するトルク値がプレセット機構を操作することによって設定されたプレセットトルク値に達したとき、柄部材2を操作する作業者にクリック感触を与えるクリック感触付与機構とを備えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、手動弁に備えられた手動弁ハンドルに係合して手動弁を開閉操作する手動弁開閉治具に係り、特に、手動弁開閉治具の柄部材を手動弁ハンドルの回転中心位置に備えられた軸棒を中心とする半径方向に取り付ける手段に関する。
【背景技術】
【0002】
発電所などにおける高圧のラインに設置される手動弁は、グランド部が非常に強い力で締め付けられるため、作業者が当該手動弁を開閉する際には、何らかの補助治具を必要とする。従来、この種の補助治具としては、一般に、ウィルキーと呼ばれるものが用いられている。ウィルキーは、棒状に形成された柄部材の一方側に2つの係合アームを所定の間隔を隔てて形成したもので、これら2つの係合アームを手動弁ハンドルの内周側及び外周側に係合した状態で柄部材に力を加え、手動弁ハンドルをその回転中心位置に備えられた弁棒の周りに回転して手動弁の開閉を行う(例えば、特許文献1,2参照。)。
【0003】
ウィルキーは、ハンドルのサイズが異なる各種の手動弁の開閉に適用される汎用治具である。このため、ウィルキーに設けられる2つの係合アームは、一般的な手動弁ハンドルの太さよりも大きな間隔を隔てて設定されており、サイズが異なる各種の手動弁ハンドルに係合アームを係合し得るようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007-203381号公報
【特許文献2】特開2009-028846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1,2に記載のウィルキーは、上述したように、2つの係合アームが、一般的な手動弁ハンドルの太さよりも大きな間隔を隔てて設定されているので、係合アームを手動弁ハンドルに係合したとき、通常は柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に向けることができない(特許文献1の図1及び特許文献2の図1参照)。このため、柄部材を手動弁ハンドルの周方向に回動した場合、手動弁の軸棒に曲げ力等の不正な力が作用し、軸棒が変形したり、最悪の場合には折れるなどの不都合を生じることがある。
【0006】
また、高圧のラインに設置される手動弁には安全を確保するため、手動弁ハンドル(より厳密には弁棒。以下同じ。)の締付トルク値が指定される場合があるが、柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に向けることができないと、手動弁ハンドルの締付トルクを厳密に管理することが困難である。即ち、手動弁ハンドルを指定された締付トルク値で締め付けるためには、締付トルク値を適宜設定可能な手動弁開閉治具を用いる必要があるが、この種の手動弁開閉治具を用いた場合にも、柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に向けることができない場合には、手動弁開閉治具に設定された締付トルク値と実際の手動弁ハンドルの締付トルク値とが異なることになり、手動弁ハンドルの締付トルク管理が困難になる。
【0007】
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、手動弁ハンドルの太さに関係なく、柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に向けて設定することができる手動弁開閉治具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、このような課題を解決するため、手動弁開閉治具を、作業者が把持する柄部材と、該柄部材の先端部に備えられ、手動弁ハンドルの外周面に突き当てられる突き当て部と、該突き当て部を介して前記柄部材の反対側に設けられ、手動弁ハンドルのリブに巻き付けられるスパイラル状の係合部とを備える構成とした。
【0009】
手動弁ハンドルのリブは手動弁の軸棒を中心とする放射状に形成されるので、手動弁開閉治具を上述の構成にすると、スパイラル状に形成された係合部をリブの外周に巻き付けた状態で、突き当て部を手動弁ハンドルの外周面に突き当てることにより、柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に向けることができる。よって、柄部材を手動弁ハンドルの開閉方向に操作したしたとき、手動弁の軸棒に不正な曲げ力が作用せず、軸棒の変形や折損を防止することができる。
【0010】
また本発明は、前記構成の手動弁開閉治具において、前記柄部材は、トルク値のプレセット機構と、前記柄部材に作用するトルク値が前記プレセット機構を操作することによって設定されたプレセットトルク値に達したとき、前記柄部材を操作する作業者にクリック感触を与えるクリック感触付与機構とを備えていることを特徴とする。
【0011】
かかる構成によると、ボルト・ナットの締付工具であるトルクレンチと同様に、締結物である手動弁ハンドルをプレセットトルク値で締め付けることができ、かつ手動弁ハンドルの締付トルクがプレセットトルク値に達したことを、作業者がクリック感触や衝撃音により感得することができる。したがって、柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に設定できることと相俟って、締結物である手動弁ハンドルを指定された所要のトルク値で確実に締め付けることができる。
【0012】
また本発明は、前記構成の手動弁開閉治具において、前記係合部の基端部を前記突き当て部に回転可能かつ前後進可能に取り付け、前記係合部の先端部の前記突き当て部からの突出量を調整できるようにしたことを特徴とする。
【0013】
かかる構成によると、手動弁ハンドルを構成するリブの長さに応じて手動弁開閉治具の係合部長さを適宜変更できるので、1つの手動弁開示具をもってハンドル径が異なる各種の手動弁ハンドルの開閉を行うことができ、手動弁開閉治具の汎用性を高めることができる。
【0014】
また本発明は、前記構成の手動弁開閉治具において、前記係合部の基端部を前記突き当て部に回転可能に取り付けたことを特徴とする。
【0015】
係合部を手動弁ハンドルのリブに装着するには、スパイラル状に形成された係合部を回転して、リブの周囲に係合部を巻き付ける必要がある。係合部の基端部が突き当て部に固定されている場合には、係合部及び柄部材を一体として回転しなくてはならないが、係合部の基端部を突き当て部に回転可能に取り付けた場合には、柄部材を回転せず、係合部のみを回転するだけでリブの周囲に係合部を巻き付けることができるので、手動弁ハンドルに対する手動弁開閉治具の取り付け作業を容易化することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の手動弁開閉治具は、柄部材の先端側に、突き当て部を介してスパイラル状の係合部が設けられているので、係合部をリブの外周に巻き付け、突き当て部を手動弁ハンドルの外周面に突き当てることにより、手動弁ハンドルのサイズに関わりなく、柄部材を手動弁ハンドルの半径方向に向けることができる。よって、柄部材を手動弁ハンドルの開閉方向に操作したしたとき、手動弁の軸棒に不正な曲げ力が作用せず、軸棒の変形や折損が防止される。また、柄部材に締付トルクのプレセット機能を備えた場合には、締結物である手動弁ハンドルを所要のトルク値で確実に締め付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】実施形態に係る手動弁開閉治具の斜視図である。
【図2】実施形態に係る手動弁開閉治具の手動弁ハンドルへの取り付け状態を示す平面図である。
【図3】実施形態に係る手動弁開閉治具に備えられる柄部材の内部構造を示す要部断面図である。
【図4】図2のE部拡大断面図である。
【図5】柄部材に設定値以上のトルクが作用した場合における手動弁開閉治具の内部機構の状態を示す要部断面図である。
【図6】突き当て部に対する係合部取付構造の他の例を示す要部断面図である。
【図7】突き当て部に対する係合部取付構造のさらに他の例を示す要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明に係る手動弁開閉治具の実施形態を、図を参照しながら説明する。
【0019】
図1に示すように、実施形態に係る手動弁開閉治具1は、作業者が把持する柄部材2と、該柄部材2の先端部に備えられた板状又はブロック状の突き当て部3と、基端部が突き当て部3に固定され、先端部が柄部材2の反対側に配置されたスパイラル状の係合部4とを備えている。
【0020】
スパイラル状に形成された係合部4のリードLの大きさは、手動弁開閉治具1を用いて開閉しようとする手動弁ハンドルの太さ(幅寸法)よりもやや大きい程度とする。なお、手動弁ハンドルの幅寸法は最大でも50mm程度であるので、係合部4のリードLの大きさをこれよりもやや大きく形成した場合には、1つの手動弁開閉治具1を用いて全ての手動弁の開閉が可能になる。また、係合部4のスパイラル巻回数は、手動弁開閉治具1の操作方向に関して、係合部4を手動弁ハンドルのリブに1回でも係合できれば足るのであって、1巻き以下とすることもできる。図2の例では、約1.8巻きとしている。
【0021】
実施形態に係る手動弁開閉治具1は、手動弁の開閉時に、手動弁ハンドルに着脱可能に装着される。図2は、手動弁ハンドル100に対して手動弁開閉治具1を装着した状態を示している。この図から明らかなように、手動弁ハンドル100に対する装着時においては、係合部4が手動弁ハンドル100のリブ102に巻き付けられ、突き当て部3が手動弁ハンドル100の輪状部101の外周に突き当てられる。これにより、柄部材2が手動弁ハンドル100の半径方向(リブ102の方向)に向けられる。
【0022】
手動弁ハンドル100に対する手動弁開閉治具の装着は、以下の手順で行うことができる。即ち、手動弁ハンドル100の径方向に係合部4を向けて柄部材2を保持し、係合部4の最も先端側の巻線を手動弁ハンドル100の輪状部101の内周側に配置すると共に、それに隣接する2番目の巻線を手動弁ハンドル100の輪状部101の外周側に配置する。次いで、柄部材2をその軸心の周りに回転する。これにより、係合部4が順次手動弁ハンドル100の輪状部101を乗り越えつつ、手動弁ハンドル100のリブ102に巻き付けられてゆき、最後には、突き当て部3が手動弁ハンドル100の輪状部101の外周に突き当たる。これにより、柄部材2が手動弁ハンドル100の半径方向に向けられた状態で、手動弁開閉治具1が手動弁ハンドル100に装着される。
【0023】
柄部材2は、図3及び図4に示すように、突き当て部3と一体に形成されたヘッドレバー11と、該ヘッドレバー11を内挿し、ヘッドピン12を介して該ヘッドレバー11と揺動可能に連結されたチューブ部材13とを有している。チューブ部材13の内部には、ヘッドレバー11側から、スラスタ14と、スラスタ14に弾性力を付与するスプリング15と、スラスタ14に付与するスプリング15の初期弾性力を調整するボルト・ナット機構16とがこの順に収納されている。スラスタ14は、チューブ部材13の長さ方向に移動可能に収納されており、ヘッドレバー11の末端部とスラスタ14の先端部とはトグルリンク17を介して連結されている。なお、図3乃至図5中の符号18は、チューブ部材13とスラスタ14との間に開設されたローラを示している。
【0024】
ボルト・ナット機構16は、蝶形の指掛け部を有する頭部がチューブ部材13の末端側に配置され、ねじを刻設した軸部がチューブ部材13の内部に配置された蝶ねじ16aと、蝶ねじ16aの軸部に螺合され、蝶ねじ16aの回転に応じてチューブ部材13の長さ方向に移動するナット16bとからなる。ナット16bを突き当て部2側に押し込んだ場合には、スラスタ14に付与されるスプリング15の初期弾性力が強められ、手動弁開閉治具1のプレセットトルク値が高くなる。反対に、ナット16bを突き当て部2から離隔する方向に移動した場合には、スラスタ14に付与されるスプリング15の初期弾性力が弱められ、手動弁開閉治具1のプレセットトルク値が低くなる。
【0025】
手動弁開閉治具1の不使用時においては、図4に示すように、ヘッドレバー11に螺合された調整ねじ19の一端がチューブ部材13の内面に当接されており、ヘッドレバー11とスラスタ14の間には、トグルリンク17を介してスプリング15の弾性力が付与されている。この状態から、上述のようにして突き当て部3及び係合部4を手動弁ハンドル100に装着し、チューブ部材13を手動弁ハンドル100の閉方向に回動すると、その回動力が突き当て部3及び係合部4を介して手動弁ハンドル100に伝達され、手動弁ハンドル100が閉方向に回動される。
【0026】
このとき、チューブ部材13は、ヘッドピン12を中心として末端側が加圧方向に回動され、スラスタ14の側面には、ローラ18を介して押圧力が付与される。よって、この押圧力により、トグルリンク17がヘッドレバー11側の連結ピンを中心として矢印Aの方向に回動され、スラスタ14がスプリング15の弾性力に抗してチューブ部材13の末端方向に移動される。
【0027】
トグルリンク17の長さ方向の向きが、チューブ部材13の軸心方向を超えると、スプリング15の弾性力によってスラスタ14がヘッドレバー11側に押し戻され、トグルリンク17がスラスタ14側の連結ピンを中心として矢印Bの方向に回動されて、図5に示すように、ヘッドレバー11の側面がチューブ部材13の内面に衝突する。このとき、作業者には、スラスタ14に作用するスプリング15の弾性力の変化がクリック感触として感得されると共に、ヘッドレバー11の側面がチューブ部材13の内面に衝突する際の衝突音が聴取される。これにより、作業者は、手動弁ハンドル100の締付トルクが、プレセットトルク値に達したことを感得することができる。したがって、ボルト・ナット機構16は、トルク値のプレセット機構として機能し、ヘッドレバー11、チューブ部材13、スラスタ14、スプリング15、トグルリンク17及びローラ18をもって構成される機構は、作業者にクリック感触を与えるクリック感触付与機構として機能する。
【0028】
本例の手動弁開閉治具1は、作業者が把持する柄部材2と、該柄部材2の先端部に備えられた突き当て部3と、該突き当て部3を介して柄部材2の反対側に設けられたスパイラル状の係合部4とを備えるので、スパイラル状の係合部4を手動弁ハンドル100を構成するリブ102の外周に巻き付けた状態で、突き当て部3を手動弁ハンドル100を構成する輪状部101の外周面に突き当てることにより、柄部材2を手動弁ハンドル100の半径方向に向けることができる。よって、柄部材2を手動弁ハンドル100の開閉方向に操作したしたとき、手動弁の軸棒103に不正な曲げ力が作用せず、軸棒103の変形や折損を防止することができる。
【0029】
また、本例の手動弁開閉治具1は、柄部材2の内部にトルク値のプレセット機構とクリック感触付与機構とを備えたので、柄部材2を手動弁ハンドル100の半径方向に設定できることと相俟って、手動弁ハンドル100を指定された所要のトルク値で確実に締め付けることができる。
【0030】
なお、前記実施形態においては、係合部4の末端部を突き当て部3に固定したが、かかる構成に代えて、係合部4の末端部を突き当て部3に対して前後進可能かつ回転可能に取り付け、係合部4の先端部の突き当て部3からの突出量を調整できるようにすることもできる。即ち、図6に示すように、突き当て部3に係合部4の取り付け凹部20を形成し、該凹部20の内面に係合部4の末端部を螺合可能なスパイラル溝21を形成して、該スパイラル溝21に係合部4の末端部を螺合することにより、係合部4の末端部を突き当て部3に対して前後進可能かつ回転可能に取り付けることができる。勿論、スパイラル溝21の端部には、係合部4の脱落を防止するためのストッパ(図示省略)が備えられる。本例の手動弁開閉治具1は、手動弁ハンドル100を構成するリブ102の長さに応じて手動弁開閉治具1の係合部長さを適宜変更できるので、1つの手動弁開示具をもってハンドル径が異なる各種の手動弁ハンドルの開閉を行うことができ、手動弁開閉治具1の汎用性を高めることができる。
【0031】
また、前記実施形態においては、係合部4の末端部を突き当て部3に固定したが、かかる構成に代えて、係合部4の末端部を突き当て部3に対して回転可能に取り付けることもできる。即ち、図7に示すように、突き当て部3に係合部4の取り付け凹部20を形成し、該凹部20内に係合部4の末端部を回転可能に収納することにより、係合部4の末端部を突き当て部3に対して回転可能に取り付けることができる。勿論、凹部20の端部には、係合部4の脱落を防止するためのストッパ(図示省略)が備えられる。かかる構成によると、柄部材2を回転せず、係合部4のみを回転するだけでリブ102の周囲に係合部4を巻き付けることができるので、手動弁ハンドル100に対する手動弁開閉治具1の取り付け作業を容易化することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 手動弁開閉治具
2 柄部材
3 突き当て部
4 係合部
11 ヘッドレバー
12 ヘッドピン
13 チューブ部材
14 スラスタ
15 スプリング
16 ボルト・ナット機構
16a 蝶ねじ
16b ナット
17 トグルリンク
18 ローラ
19 調整ねじ
20 凹部
21 スパイラル溝
100 手動弁ハンドル
101 輪状部
102 リブ
103 軸棒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業者が把持する柄部材と、該柄部材の先端部に備えられ、手動弁ハンドルの外周面に突き当てられる突き当て部と、該突き当て部を介して前記柄部材の反対側に設けられ、手動弁ハンドルのリブに巻き付けられるスパイラル状の係合部とを備えたことを特徴とする手動弁開閉治具。
【請求項2】
前記柄部材は、トルク値のプレセット機構と、前記柄部材に作用するトルク値が前記プレセット機構を操作することによって設定されたプレセットトルク値に達したとき、前記柄部材を操作する作業者にクリック感触を与えるクリック感触付与機構とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の手動弁開閉治具。
【請求項3】
前記係合部の基端部を前記突き当て部に回転可能かつ前後進可能に取り付け、前記係合部の先端部の前記突き当て部からの突出量を調整できるようにしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の手動弁開閉治具。
【請求項4】
前記係合部の基端部を前記突き当て部に回転可能に取り付けたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の手動弁開閉治具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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