説明

投影装置用ユーザ・インタフェース

本発明は、映像を投影するように構成された投影装置と、該投影装置と通信するユーザ・インタフェースとを備えるプロジェクタ・アセンブリを提供する。前記ユーザ・インタフェースは、ユーザ判読可能情報をユーザに個人的に提示するように構成されることが可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、投影装置に関する。より具体的には、本発明は、プロジェクタ状態情報にアクセスする方法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
プロジェクタは、視聴者への映像の有効なプレゼンテーションを可能にするために広く使用されている。しかしながら、ユーザがプロジェクタに関する状態情報を得るためには、典型的には映像を投影しなければならないので、プロジェクタの使用はじれったいことがある。この構成は、問題をトラブルシューティングしたり、プロジェクタの設定を変更したり、あるいは現在の設定を確認したりすることのために、プレゼンテーションを中断または遅延させることをユーザに要求することがある。ユーザが映像を投影する必要なしに、または、プレゼンテーションを中断する必要なしに、プロジェクタ状態情報に個人的にアクセスすることを可能にするプロジェクタを持つことは望ましいことであろう。
【発明の開示】
【0003】
第1の実施の形態においては、本発明は、映像を投影するように構成された投影装置と、該投影装置と通信するユーザ・インタフェースとを備えるプロジェクタ・アセンブリを提供する。典型的には、上記ユーザ・インタフェースは、ユーザに投影装置の状態情報を個人的に提示するように構成される。
【0004】
別の実施の形態においては、本発明は、投影装置と、ユーザ・インタフェースと、制御装置とを備えるプロジェクタ・アセンブリを提供する。上記ユーザ・インタフェースは、プロジェクタの本体に配置され、プロジェクタの操作に関する情報を表示するように構成されることが可能である。上記制御装置は、ユーザがユーザ・インタフェースに表示された情報を管理することを可能にするように構成されることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
図1は、本発明の典型的な実施の形態を示している。図示されるように、投影装置10は、プレゼンテーション映像12を投影するように構成されている。プレゼンテーション映像12は、スクリーン、壁、もしくは他の画面または領域を含む任意の適切な表示面に投影されることが可能であるが、該表示面は、これらに限定されるものではない。
【0006】
投影装置10は、表示面に映像を投影することが可能なプロジェクタあるいは映像生成装置であることが可能である。ここで使用されるように、投影装置あるいは映像生成装置とは、デジタル・プロジェクタ、液晶(LCD)プロジェクタ、デジタル光処理(digital light processing:登録商標)プロジェクタなどを含む任意の適切な表示装置あるいは映像プロジェクタを含むことが可能であるが、これらに限定されるものではない。
【0007】
投影装置10は、その最も基礎的な形態では、プロセッサ11とメモリ13とを備えている。上述したプロセッサおよびメモリは、投影装置上に常に存在するものとして示されているが、コンピュータ、ポータブル・コンピュータ、ポータブル・データ・アシスタント、サーバ、カメラ、制御装置などのような接続された演算装置上に常に存在するものであってもよいことが認識されるべきである。
【0008】
プロセッサ11は、中央処理装置(CPU)、あるいは投影装置の操作を制御する他の適切な制御装置の形態をなしていることが可能である。したがって、プロセッサ11は、投影装置の操作および機能を管理するように構成されることが可能である。たとえば、プロセッサ11は、操作プログラム、メニュー・プログラム、ユーザ・インタフェース・プログラムなどを管理することが可能である。
【0009】
メモリ13は、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含むことが可能である。不揮発性メモリは、永久的あるいは半永久的なデータを格納するために利用されることが可能である。そのような不揮発性メモリは、ROM、PROM、EPROM、EEPROMおよびフラッシュ・メモリ、ならびにそれらの組み合せを含む任意の適切な種類の不揮発性メモリであることが可能であるが、これらに限定されるものではない。揮発性メモリは、映像および指示を含む一時的なデータを格納するために利用されることが可能である。揮発性メモリは、SRAMまたはDRAMのような一または複数の適切な種類の揮発性メモリを含むことが可能である。
【0010】
より詳細に下に記述されるように、投影装置10のメモリ13は、ここで記述された情報およびメニューのうちのいずれかを格納するように構成されることが可能である。プロセッサ11は、ユーザ・インタフェース14(ここでより詳細に記述される)がユーザ判読可能情報16をユーザに表示するように、投影装置を操作するように構成されることが可能である。
【0011】
ユーザ・インタフェース14は、ユーザに個人的な(投影されない)表示を提供するように構成されることが可能である。様々な種類の表示情報16が、ユーザ・インタフェースに表示されることが可能である。ユーザ・インタフェースは、投影装置の本体に配置されることが可能である。たとえば、図1において示されるように、ユーザ・インタフェースは、投影装置の最上部に位置することが可能である。これに代えて、ユーザ・インタフェースは、投影装置の後部あるいは側部に位置することが可能である。ユーザ・インタフェースは、投影装置の本体に配置される場合には、「内蔵の」ユーザ・インタフェースと見なされることが可能である。
【0012】
さらなる代案として、ユーザ・インタフェースは、投影装置の本体から遠隔に位置し、有線あるいは無線技術によって投影装置と電子通信をすることが可能である。たとえば、ユーザ・インタフェースが、遠隔制御装置のような遠隔装置に配置されることが可能であることは認識されるべきである。さらに、ユーザ・インタフェースは、ラップトップ・コンピュータまたはパーソナル・データ・アシスタント(PDA)のような小型演算装置の形態をなすか、あるいは類似した形態をなすことが可能である。この演算装置は、付属のコードを介して、Bluetooth(登録商標)の無線技術を通じて、モデムを介して、あるいは他のある方法で投影装置と通信することができるものである。
【0013】
さらに、投影装置は、複数のユーザ・インタフェースを備えることが可能である。たとえば、ある実施の形態においては、投影装置の本体に配置された第1のユーザ・インタフェースと、Bluetooth(登録商標)の無線技術によって投影装置と通信する第2の遠隔ユーザ・インタフェースとを備えることが望ましい場合がある。遠隔ユーザ・インタフェースは、たとえば、遠隔制御装置あるいは他の遠隔装置に配置されることが可能である。
【0014】
ユーザ・インタフェース14は、ユーザ判読可能情報16を表示するように構成された表示スクリーンを備えることが可能である。ユーザ・インタフェース14によって示される情報16は、テキスト、グラフィック、および/またはビデオ映像の形態をなすことが可能である。ある場合には、ユーザ・インタフェースは、画素化された映像を提示する機能を有することが可能である。
ユーザ・インタフェースは、液晶表示装置(LCD)あるいは他の適切な表示装置であることが可能である。
【0015】
ユーザ・インタフェース14は、任意の適切なサイズであることが可能である。たとえば、ユーザ・インタフェース14は、1行のテキストを表示するように構成された表示部であることが可能である。これに代えて、他の実施の形態においては、ユーザ・インタフェース14は、グラフィカルな映像、メニュー、および複数行映像を表示するように構成されることが可能である。
【0016】
制御装置18は、投影装置10と接続されることが可能である。ある実施の形態においては、制御装置18は、ユーザ・インタフェース14に表示された情報をユーザが管理することを可能にするように構成されることが可能である。たとえば、限定としてではなく、ユーザは、ユーザの選択に応じて、投影装置の電源を切るために制御装置18を使用することが可能である。投影装置の電源を切ることに関する情報は、ユーザ・インタフェースに表示されることが可能である。
【0017】
上述したように、ユーザ・インタフェース14は、投影装置10に関するユーザ判読可能情報を表示するように構成されている。非限定の例として、ユーザ判読可能情報は、セットアップ情報および/または指示、トラブルシューティング情報および/または指示、状態情報などを含むことが可能である。投影装置の操作に関する情報は、ユーザ・インタフェース14に表示されることが可能である。ある実施の形態においては、ユーザ・インタフェースは、パッシブ・ディスプレイであることが可能である。
【0018】
ある実施の形態においては、ユーザ・インタフェース14は、インタラクティブ型の表示であることが可能である。たとえば、ある実施の形態においては、ユーザは、ユーザ・インタフェース14に表示された情報を選択および制御することが可能である。ある場合には、図2において示される典型的なメニューのようなナビゲート可能なメニュー19の形態をなしている情報のうちのいくつかあるいはすべてを提示するのが望ましいことがある。メニュー提示の適切な方法は、メニュー・ナビゲーション方法というタイトルを付けられたフィリップ・H・サルバトーリらの2003年5月14日に出願された同時係属の米国特許出願第10/439,008号に記述されている。
【0019】
図2において示される典型的なメニューは、ユーザがそれによって設定を変更および修正することが可能となるメニューおよび選択ボックスとリンクすることが可能である。そのようなメニューおよび選択ボックスは、ユーザ・インタフェースに表示されることが可能である。
【0020】
上述したように、ユーザ・インタフェース14は、セットアップ情報を表示することが可能である。セットアップ情報は、投影装置をセットアップする方法、および/または投影装置を使用して映像を投影する方法について記述する情報および/または指示を含むことが可能である。ユーザは、セットアップ情報によって投影装置の現在の設定を見たり、選択したり、および/または変更したりすることが可能である。たとえば、与えられた投影装置は、コンピュータ、ビデオカセット・レコーダ(VCR)あるいはデジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)からのように、複数のソースからの映像を投影する機能を有することが可能である。そのため、ユーザは、映像を見ることを最適化するために、現在の接続されたソースに応じた設定にアクセスし、該設定を変更することを希望することが可能である。
【0021】
前述したように、ユーザ・インタフェース14は、さらに、トラブルシューティング情報を示すことが可能である。トラブルシューティング情報は、ユーザが投影装置あるいは関連する付属品に関する問題の解決またはトラブルシューティングを試みることが可能な情報および/または指示を含むことが可能である。トラブルシューティング情報は、ユーザが投影装置の操作に関する問題を識別および修正するのを支援するステップ・バイ・ステップの指示を含むことが可能である。
【0022】
上述したように、ユーザ・インタフェース14は、さらに、状態情報を提示することが可能である。状態情報は、投影装置が関与している現在の作業に関する情報および/または指示を含むことが可能である。状態情報は、ユーザ・コマンドに対する応答、投影装置の現在の設定、どの付属品が取り付けられているか、またそうでなければどの付属品が投影装置と通信状態にあるか、いずれかの部品あるいは付属品がメンテナンスおよび/または交換を要求しているかなどに関する情報をさらに含むことが可能であるが、これに限定されるものではない。たとえば、ユーザ・インタフェース14は、投影装置内のランプが交換を必要としていることを示すテキストおよび/またはグラフィック表示することが可能である。
【0023】
例として、そして限定としてではなく、ユーザ・インタフェース14は、様々な条件の下で一または複数のダイアログ・ボックス(あるいはダイアログ)を表示するように構成されることが可能である。限定を望むことなく、典型的なダイアログ・ボックスは、図3において示され、また、下に記述されている。これらのボックスあるいは他のそのようなダイアログの各々は、ユーザ・インタフェース14に表示されることが可能である。記述されたもの以外の他の種類のダイアログ・ボックスが本発明の範囲を逸脱することなしに表示されることが可能であることは認識されるべきである。したがって、「概要」ダイアログ・ボックス20、「ランプ交換」ダイアログ・ボックス22、「フリーズ」ダイアログ・ボックス24、「消音」ダイアログ・ボックス26、「電源切」ダイアログ・ボックス28などが詳細に記述されているが、他の種類のダイアログ・ボックスが可能であり、またそれらの種類が熟考されることは認識されるべきである。
【0024】
本発明の理解を支援するために、「概要」ダイアログ・ボックス20は、投影装置に関する情報を含むことが可能である。たとえば、情報ダイアログ・ボックスは、ランプ使用時間、アクティブ・ソース、信号形式、ソフトウェア・バージョン、出力解像度などのような情報を含むことが可能である。このダイアログ・ボックスは、ユーザが「概要」情報を見ることを選択した場合に、ユーザ・インタフェース14に表示されることが可能であり、また、独立してアクセスされるか、あるいはユーザ・インタフェースに表示されたメニュー・システムを通じてアクセスされることが可能である。
【0025】
同様に、ユーザは、ユーザ・インタフェース14を通じて「ランプ交換」ダイアログ・ボックス22にアクセスしたり、見たりすることが可能である。ある実施の形態においては、「ランプ交換」ダイアログ・ボックス22は、ランプがその交換年数に達したときの起動段階中に、そして、ランプが交換されるまでのその後のいかなる起動中にも表示されることが可能である。典型的には、「ランプ交換」ダイアログ・ボックスは、1分などの与えられた時間表示されることが可能である。あるダイアログ・ボックスが、ユーザが回避するのが困難なように設けられることが可能であることは認識されるべきである。たとえば、「ランプ交換」ダイアログ・ボックスは、ユーザ・インタフェースに所定時間表示されることが可能であるし、ユーザが回避するのが困難であることも可能である。
【0026】
他の典型的なダイアログ・ボックスは、投影された映像がフリーズしたときに表示されることが可能である「フリーズ」ダイアログ・ボックス24を含んでいる。さらに、ある実施の形態においては、「消音」ダイアログ・ボックス26は、音声が消されているときに表示されることが可能である。同様に、他の実施の形態においては、「電源切。確認のために電源を押す」ダイアログ・ボックス28は、ユーザが投影装置の電源を選択的に切るときに表示されることが可能である。さらに、「プレゼンテーション」ダイアログ・ボックス30は、2003年5月14日にフィリップ・H・サルバトーリらにより出願され、投影装置用のプリセット・キーという発明の名称の、同時係属中の米国特許出願第10/438,630号に記述された「プリセット」ボタンのような特定のボタンをユーザが押すときに表示されることが可能である。
【0027】
さらに典型的なダイアログ・ボックスは、「検索中・・・」ダイアログ・ボックス32を含むことが可能であり、このダイアログ・ボックス32は、投影装置の操作中に表示されることが可能である。たとえば、「検索中・・・」ダイアログ・ボックスは、投影装置が入力信号を見つけようとしているときに表示されることが可能である。さらに、「映像を設定」ダイアログ・ボックス34は、投影装置が入力信号を捉えようとしているときに表示されることが可能である。「コンピュータ1 1024×768@72Hz」のように信号のソースを示している確認ダイアログ・ボックス36は、投影装置が入力信号を捉えたときに表示されることが可能である。さらなる例として、「範囲外信号」ダイアログ・ボックス38は、投影装置が有効な入力信号を捉えることができないときに表示されることが可能である。同様に、「コンピュータ2」のような確認ダイアログ・ボックス40は、ユーザが入力ソースを選択するか、あるいはそうでなければ変更するときに表示されることが可能である。
【0028】
これに代えてあるいはこれに加えて、ユーザ・インタフェース14は、図4において示されるようにタイマ42を含むことが可能である。たとえば、タイマ42は、カウントダウン表示を示すように構成されることが可能である。カウントダウン表示は、いつ投影装置がオンラインになるか、いつ次の映像が表示されるか、いつユーザからの入力が期待されるか、シャット・ダウンまでの時間、起動期間などを示すように意図されることが可能である。分かるように、タイマは、グラフィカル表示、数値表示であることが可能であり、また、アナログで、デジタル化されて、あるいは他の適切なユーザ解釈可能なフォーマットで表示されることが可能である。
【0029】
さらに、これに加えてあるいはこれに代えて、ユーザ・インタフェース14は、図5においてダイアログ・ボックス44に示されるように、パスワードを入力する機会をユーザに提供することが可能である。パスワード入力は、投影装置自体への、投影装置ソースへの、あるいは投影装置の特定の機能へのアクセスを提供することが可能である。
【0030】
上述されたダイアログを含むどの情報も、映像を投影することなく、ユーザ・インタフェースを介してユーザに提示されることが可能であることは認識されるであろう。したがって、ユーザ・インタフェースを見ることによって、プレゼンテーションをする者は、ダイアログ、映像、あるいはメッセージを個人的に見ることが可能である。個人的にとは、ここで使用されるように、表示面上への映像の投影を要求することなしに、投影装置のユーザ・インタフェース上にユーザによって見ることが可能な映像を表示することを含んでいる。しかしながら、ある実施の形態においては、そうすることが望ましければ、ユーザ・インタフェースを介して見られる映像は、投影装置によってプレゼンテーション映像として投影されることが可能であることは理解されるべきである。
【0031】
上述したように、ユーザ・インタフェース14は、つまり、投影装置10によって投影される映像またはテキストを表示することが可能である。たとえば、ユーザ・インタフェース14は、プレゼンテーション中に示される次の映像を、それが投影される前に、プレビューとして表示することが可能である。さらに、ユーザ・インタフェース14によってプレゼンテーションをする者は、映像が投影される前に、特定の映像のプレゼンテーションを最適化するように投影装置の次の映像に関する設定を変更することが可能である。
【0032】
簡潔に上に記述されたように、制御装置18は、投影装置に接続されることが可能である。制御装置18は、投影装置の本体に位置するか、あるいは遠隔に位置する(つまり、遠隔制御である)ことが可能である。したがって、制御装置18は、投影装置用の他の制御に統合されるか、あるいは別個であることが可能である。たとえば、制御装置18は、投影装置の本体に位置する一または複数のボタンあるいは他のユーザ入力であることが可能である。
【0033】
典型的には、制御装置18は、ユーザ・インタフェースに表示された情報をユーザが管理することを可能にする。たとえば、制御装置18は、ユーザが様々なメニューをスクロールすることを許可するか、オプションを選択することを許可するか、設定を変更することを許可するか、あるいはそうでなければ、ユーザ・インタフェースと対話することを許可することが可能である。したがって、実例として、ユーザは、パスワード・コード用のユーザ・インタフェースを介して要求されることが可能である。その要求は、ユーザ・インタフェースを介してユーザに個人的に表示されたダイアログ・ボックスの形態をなしていることが可能である。ユーザは、パスワード・コードを入力するために制御装置18を操作し、これによって投影装置へのアクセスを提供することが可能である。
【0034】
上述の開示は、独立した有用性を持つ複数の別個の発明を包含している。これらの発明の各々はその好ましい形態で開示されているが、ここで開示および例示されたその特定の実施の形態は、多くの変化が可能であることから、限定的な意味で考慮するものではない。本発明の主題は、ここで開示された様々な要素、特徴、機能、および/またはプロパティの新規および非自明なコンビネーションおよびサブコンビネーションをすべて含んでいる。
【0035】
請求項は、新規および非明白であると見なされ、また、本発明のうちの1つに指向する、あるコンビネーションおよびサブコンビネーションを特に指し示している。これらの請求項は、「1つの」要素、あるいは「最初の」要素、あるいはその均等物を参照することが可能であり、そのような請求項は、一または複数のそのような要素の援用を、複数のそのような要素を要求することも除外することもなく、含むと理解されるべきである。特徴、機能、要素、および/またはプロパティの他のコンビネーションおよびサブコンビネーションにおいて具体化される発明は、現在の請求項の補正あるいは、この出願または関連する出願中の新しい請求項の提示を通じて請求されることが可能である。そのような請求項は、異なる発明あるいは同一の発明に指向されたとしても、また、元の請求項の範囲に対してより広く、より狭く、同等に、あるいは異なっても、本開示の発明の主題内に含まれていると見なされる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態にかかる典型的なプロジェクタ・アセンブリの概略図である。
【図2】図1において示されたユーザ・インタフェースに表示されることが可能である本発明の実施の形態にかかる典型的な情報を示している。
【図3】図1において示されたユーザ・インタフェースに表示されることが可能である本発明の実施の形態にかかる典型的な情報を示している。
【図4】図1において示されたユーザ・インタフェースに表示されることが可能である本発明の実施の形態にかかる典型的な情報を示している。
【図5】図1において示されたユーザ・インタフェースに表示されることが可能である本発明の実施の形態にかかる典型的な情報を示している。
【符号の説明】
【0037】
10 投影装置
11 プロセッサ
12 プレゼンテーション映像(投影映像)
13 メモリ
14 ユーザ・インタフェース
16 情報
18 制御装置
19 メニュー
20〜40 ダイアログ・ボックス
42 タイマ
44 ダイアログ・ボックス

【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像を投影するように構成された投影装置と、
該投影装置と通信し、ユーザ判読可能情報をユーザに個人的に提示するように構成されたユーザ・インタフェースと
を備えるプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項2】
前記ユーザ・インタフェースは、前記投影装置の本体に配置されている請求項1記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項3】
前記ユーザ・インタフェースは、液晶表示装置(LCD)を具備している請求項1記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項4】
前記ユーザ・インタフェースは、前記投影装置の操作に関する情報を表示するように構成されている請求項1記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項5】
前記ユーザ判読可能情報は、投影装置の状態情報である請求項1記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項6】
本体を具備し、映像を投影するように構成された投影装置と、
該投影装置の前記本体に配置され、前記投影装置の操作に関するユーザ判読可能情報を表示するように構成されたユーザ・インタフェースと
を備えるプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項7】
前記ユーザ・インタフェースに表示された前記情報をユーザが管理することを可能にするように構成された制御装置をさらに備える請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項8】
前記情報は、前記投影装置のセットアップに関する情報を含んでいる請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項9】
前記情報は、前記投影装置のトラブルシューティングに関する情報を含んでいる請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項10】
前記ユーザ・インタフェースは、前記投影装置のユーザによって個人的に見ることが可能である請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項11】
前記情報は、ナビゲート可能なメニューを含んでいる請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項12】
前記ユーザ・インタフェースは、液晶表示装置(LCD)である請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項13】
前記制御装置は、前記投影装置の本体に配置される請求項7記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項14】
前記ユーザ・インタフェースは、グラフィック表示部である請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項15】
前記ユーザ・インタフェースは、テキストを表示するように構成されている請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項16】
前記ユーザ・インタフェースは、画素化された表示である請求項6記載のプロジェクタ・アセンブリ。
【請求項17】
投影装置の操作に関する情報へのアクセスを提供する方法であって、
前記投影装置の本体に配置されたユーザ・インタフェースに状態情報を表示すること、
表示された前記情報をユーザが管理することを可能にするように構成された制御装置を提供することを含む方法。
【請求項18】
前記制御装置は、前記投影装置の少なくともいくつかの設定をユーザが変更することを可能にするようにさらに構成されている請求項17記載の方法。
【請求項19】
前記ユーザ・インタフェースの状態情報を表示するステップは、投影された映像の表示には依存しない請求項17記載の方法。
【請求項20】
前記ユーザ・インタフェースは、前記状態情報を第1の映像として表示する一方、前記投影装置は、第2の映像を同時に投影する請求項17記載の方法。
【請求項21】
前記第1の映像は、セットアップ・メニューであり、前記第2の映像は、プレゼンテーション映像である請求項20記載の方法。
【請求項22】
投影装置であって、
該投影装置の本体に状態情報を表示する手段と、
表示された前記状態情報を管理する手段と
を備える投影装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−516467(P2007−516467A)
【公表日】平成19年6月21日(2007.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−533137(P2006−533137)
【出願日】平成16年5月14日(2004.5.14)
【国際出願番号】PCT/US2004/015392
【国際公開番号】WO2004/104688
【国際公開日】平成16年12月2日(2004.12.2)
【出願人】(502300392)インフォーカス コーポレイション (25)
【Fターム(参考)】