抗炎症剤としてのホウ素含有小分子
抗炎症状態を治療する化合物および方法を開示する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式による構造を有する化合物、およびその塩。
【化1】
(式中、
Raは、CN、C(O)NR1R2、C(O)OR3から選択されるメンバーであり、
R3は、Hおよび置換アルキルまたは非置換アルキルから選択されるメンバーであり、
Xは、N、CHおよびCRbから選択されるメンバーであり、
Rbは、ハロゲンおよび置換アルキルまたは非置換アルキル、C(O)R4、C(O)OR4、OR4、NR4R5から選択されるメンバーであり、
R1、R2、R4およびR5は、H、置換アルキルまたは非置換アルキル、置換ヘテロアルキルまたは非置換ヘテロアルキル、置換シクロアルキルまたは非置換シクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキルまたは非置換ヘテロシクロアルキル、置換アリールまたは非置換アリール、および置換ヘテロアリールまたは非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
但し、R1およびR2は、それらが結合している原子とともに、任意で結合して、4〜8員の置換ヘテロシクロアルキル環または非置換ヘテロシクロアルキル環を形成し、
R4およびR5は、それらが結合している原子とともに、任意で結合して、4〜8員の置換ヘテロシクロアルキル環または非置換ヘテロシクロアルキル環を形成する。)
【請求項2】
R3が、Hおよび非置換アルキルから選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記化合物が、次式による構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【化2】
【請求項4】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化3】
【請求項5】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化4】
【請求項6】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化5】
【請求項7】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化6】
【請求項8】
前記化合物が、次式による構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【化7】
【請求項9】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化8】
【請求項10】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化9】
【請求項11】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化10】
【請求項12】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化11】
【請求項13】
前記化合物が、次式による構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【化12】
【請求項14】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化13】
【請求項15】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化14】
【請求項16】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化15】
【請求項17】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化16】
【請求項18】
Rbが、フッ素および塩素から選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
Rbが、OR4およびNR4R5から選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
RbがOR4であり、R4が、H、置換アルキルまたは非置換アルキル、置換ヘテロアルキルまたは非置換ヘテロアルキル、置換シクロアルキルまたは非置換シクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキルまたは非置換ヘテロシクロアルキル、置換アリールまたは非置換アリール、および置換ヘテロアリールまたは非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
RbがOR4であり、R4が、H、置換アルキルまたは非置換アルキル、置換ヘテロアルキルまたは非置換ヘテロアルキルおよび置換シクロアルキルまたは非置換シクロアルキルから選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
RbがOR4であり、R4が非置換C1〜C6アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
RbがOR4であり、R4が非置換シクロアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
RbがOR4であり、R4が置換C1〜C6アルコキシまたは非置換C1〜C6アルコキシから選択されるメンバーで置換されたアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
RbがOR4であり、R4が少なくとも1つのハロゲンで置換されたアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
RbがOR4であり、R4が少なくとも1つのオキソ部分で置換されたアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
RbがOR4であり、R4が、−CH3、−CH2CH3、−(CH2)2CH3、−CH(CH3)2、−CH2CF3、−CH2CHF2、−CH2CH2(OH)、−CH2CH2(OCH3)、−CH2CH2(OC(CH3)2)、−C(O)CH3、−CH2CH2OC(O)CH3、−CH2C(O)OCH2CH3、−CH2C(O)OC(CH3)3、−(CH2)3C(O)CH3、−CH2C(O)OC(CH3)3、シクロペンチル、シクロヘキシル
【化17】
から選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
RbがNR4R5であり、式中、R4およびR5が、H、置換アルキルまたは非置換アルキル、置換ヘテロアルキルまたは非置換ヘテロアルキル、置換シクロアルキルまたは非置換シクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキルまたは非置換ヘテロシクロアルキル、置換アリールまたは非置換アリール、および置換ヘテロアリールまたは非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
RbがNR4R5であり、式中、R4が、Hまたは非置換アルキルであり、R5が、非置換アルキルまたはヒドロキシル、フェニル、非置換アルコキシ、およびフェニルで置換されたアルコキシから選択されるメンバーで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
RbがNR4R5であり、式中、R4が、HまたはCH3から選択されるメンバーである、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
RbがNR4R5であり、R4およびR5が各々、置換アルキルまたは非置換アルキルから独立して選択されるメンバーである、請求項28に記載の化合物。
【請求項32】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が置換アルキルまたは非置換アルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項33】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が、置換アルコキシまたは非置換アルコキシおよびヒドロキシルから選択されるメンバーで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項34】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が、非置換アルコキシで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項35】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が、フェニルで置換されたアルコキシで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項36】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が、非置換アルコキシで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項37】
Rbが、N(CH3)2、N(CH3)(CH2CH2(OCH3))、N(CH3)(CH2CH2OH)、NH2、NHCH3、NH(CH2CH2(OCH3))、NH(CH2CH2(OCH2Ph)、NH(CH2Ph)、NH(C(CH3)3)およびNH(CH2CH2OH)から選択されるメンバーである、請求項28に記載の化合物。
【請求項38】
RbがNR4R5であり、式中、R4およびR5が、それらが結合している窒素とともに、結合して、4〜8員の置換ヘテロシクロアルキル環または非置換ヘテロシクロアルキル環を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項39】
RbがNR4R5であり、式中、R4およびR5が、それらが結合している窒素とともに、結合して、5または6員の置換ヘテロシクロアルキル環または非置換ヘテロシクロアルキル環を形成する、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
Rbが、以下から選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【化18】
【請求項41】
(a)請求項1に記載の化合物
(b)薬学的に許容される賦形剤
を含む薬学的製剤。
【請求項42】
前記製剤が単位投薬形態である、請求項41に記載の製剤。
【請求項43】
前記製剤が、経口または局所で使用するためのものである、請求項41に記載の製剤。
【請求項44】
サイトカインまたはケモカインの放出を減少させる方法であって、細胞を請求項1の化合物または薬学的に許容されるその塩と接触させることを含み、その場合に、前記細胞による前記サイトカインまたはケモカインの放出が減少する、方法。
【請求項45】
前記サイトカインが、IL−1α、IL−1β、IL−2、IL−3、IL−6、IL−7、IL−9、IL−12、IL−17、IL−18、IL−23、TNF−α、LT、LIF、オンコスタチン、IFNα、IFNβおよびIFN−γから選択されるメンバーである、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記サイトカインが、IL−1β、IL−2、IL−4、IL−5、IL−6、IL−8、IL−10、IL−12、IL−23、TNF−αおよびIFN−γから選択されるメンバーである、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
前記サイトカインが、IL−2、IL−5、IL−10、IL−12、IL−23、TNF−αおよびIFN−γから選択されるメンバーである、請求項44に記載の方法。
【請求項48】
前記ケモカインが、IL−8、Gro−α、MIP−1、MCP−1、PGE2、ENA−78、およびRANTESから選択されるメンバーである、請求項44に記載の方法。
【請求項49】
動物の病気を治療する方法であって、前記動物に治療的有効量の請求項1の化合物または薬学的に許容されるその塩を投与し、それにより、前記病気を治療することを含む、方法。
【請求項50】
前記病気が、関節炎、関節リウマチ、炎症性腸疾患、乾癬、肺疾患、多発性硬化症、神経変性疾患、鬱血性心不全、脳卒中、大動脈弁狭窄、腎不全、ループス、膵炎、アレルギー、線維症、貧血、アテローム性動脈硬化症、代謝疾患、骨疾患、心血管疾患、化学療法/放射線関連合併症、I型糖尿病、II型糖尿病、肝疾患、消化管障害、眼疾患、アレルギー性結膜炎、糖尿病性網膜症、シェーグレン症候群、ブドウ膜炎、肺障害、腎疾患、皮膚炎、HIV関連悪液質、脳性マラリア、強直性脊椎炎、らい病、貧血および線維筋痛症から選択されるメンバーである、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
前記病気が、乾癬、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、炎症性腸疾患、喘息および慢性閉塞性肺疾患から選択されるメンバーである、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記病気が乾癬であり、前記乾癬が、プラーク乾癬、曲げ乾癬、滴状乾癬、膿疱性乾癬、爪乾癬および紅皮性乾癬から選択されるメンバーである、請求項50に記載の方法。
【請求項53】
前記乾癬が、プラーク乾癬および爪乾癬から選択されるメンバーである、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
ホスホジエステラーゼ(PDE)を阻害する方法であって、前記ホスホジエステラーゼを請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩と接触させ、それにより、前記ホスホジエステラーゼを阻害することを含む、方法。
【請求項55】
前記ホスホジエステラーゼが、ホスホジエステラーゼ4(PDE4)およびホスホジエステラーゼ7(PDE7)から選択されるメンバーである、請求項54に記載の方法。
【請求項1】
次式による構造を有する化合物、およびその塩。
【化1】
(式中、
Raは、CN、C(O)NR1R2、C(O)OR3から選択されるメンバーであり、
R3は、Hおよび置換アルキルまたは非置換アルキルから選択されるメンバーであり、
Xは、N、CHおよびCRbから選択されるメンバーであり、
Rbは、ハロゲンおよび置換アルキルまたは非置換アルキル、C(O)R4、C(O)OR4、OR4、NR4R5から選択されるメンバーであり、
R1、R2、R4およびR5は、H、置換アルキルまたは非置換アルキル、置換ヘテロアルキルまたは非置換ヘテロアルキル、置換シクロアルキルまたは非置換シクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキルまたは非置換ヘテロシクロアルキル、置換アリールまたは非置換アリール、および置換ヘテロアリールまたは非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーであり、
但し、R1およびR2は、それらが結合している原子とともに、任意で結合して、4〜8員の置換ヘテロシクロアルキル環または非置換ヘテロシクロアルキル環を形成し、
R4およびR5は、それらが結合している原子とともに、任意で結合して、4〜8員の置換ヘテロシクロアルキル環または非置換ヘテロシクロアルキル環を形成する。)
【請求項2】
R3が、Hおよび非置換アルキルから選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記化合物が、次式による構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【化2】
【請求項4】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化3】
【請求項5】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化4】
【請求項6】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化5】
【請求項7】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化6】
【請求項8】
前記化合物が、次式による構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【化7】
【請求項9】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化8】
【請求項10】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化9】
【請求項11】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化10】
【請求項12】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化11】
【請求項13】
前記化合物が、次式による構造を有する、請求項1に記載の化合物。
【化12】
【請求項14】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化13】
【請求項15】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化14】
【請求項16】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化15】
【請求項17】
前記化合物が、以下から選択されるメンバーである式を有する、請求項1に記載の化合物。
【化16】
【請求項18】
Rbが、フッ素および塩素から選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
Rbが、OR4およびNR4R5から選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項20】
RbがOR4であり、R4が、H、置換アルキルまたは非置換アルキル、置換ヘテロアルキルまたは非置換ヘテロアルキル、置換シクロアルキルまたは非置換シクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキルまたは非置換ヘテロシクロアルキル、置換アリールまたは非置換アリール、および置換ヘテロアリールまたは非置換ヘテロアリールから選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項21】
RbがOR4であり、R4が、H、置換アルキルまたは非置換アルキル、置換ヘテロアルキルまたは非置換ヘテロアルキルおよび置換シクロアルキルまたは非置換シクロアルキルから選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
RbがOR4であり、R4が非置換C1〜C6アルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
RbがOR4であり、R4が非置換シクロアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
RbがOR4であり、R4が置換C1〜C6アルコキシまたは非置換C1〜C6アルコキシから選択されるメンバーで置換されたアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
RbがOR4であり、R4が少なくとも1つのハロゲンで置換されたアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
RbがOR4であり、R4が少なくとも1つのオキソ部分で置換されたアルキルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
RbがOR4であり、R4が、−CH3、−CH2CH3、−(CH2)2CH3、−CH(CH3)2、−CH2CF3、−CH2CHF2、−CH2CH2(OH)、−CH2CH2(OCH3)、−CH2CH2(OC(CH3)2)、−C(O)CH3、−CH2CH2OC(O)CH3、−CH2C(O)OCH2CH3、−CH2C(O)OC(CH3)3、−(CH2)3C(O)CH3、−CH2C(O)OC(CH3)3、シクロペンチル、シクロヘキシル
【化17】
から選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項28】
RbがNR4R5であり、式中、R4およびR5が、H、置換アルキルまたは非置換アルキル、置換ヘテロアルキルまたは非置換ヘテロアルキル、置換シクロアルキルまたは非置換シクロアルキル、置換ヘテロシクロアルキルまたは非置換ヘテロシクロアルキル、置換アリールまたは非置換アリール、および置換ヘテロアリールまたは非置換ヘテロアリールから独立して選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【請求項29】
RbがNR4R5であり、式中、R4が、Hまたは非置換アルキルであり、R5が、非置換アルキルまたはヒドロキシル、フェニル、非置換アルコキシ、およびフェニルで置換されたアルコキシから選択されるメンバーで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項30】
RbがNR4R5であり、式中、R4が、HまたはCH3から選択されるメンバーである、請求項29に記載の化合物。
【請求項31】
RbがNR4R5であり、R4およびR5が各々、置換アルキルまたは非置換アルキルから独立して選択されるメンバーである、請求項28に記載の化合物。
【請求項32】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が置換アルキルまたは非置換アルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項33】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が、置換アルコキシまたは非置換アルコキシおよびヒドロキシルから選択されるメンバーで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項34】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が、非置換アルコキシで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項35】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が、フェニルで置換されたアルコキシで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項36】
RbがNR4R5であり、式中、R4が非置換アルキルであり、R5が、非置換アルコキシで置換されたアルキルである、請求項28に記載の化合物。
【請求項37】
Rbが、N(CH3)2、N(CH3)(CH2CH2(OCH3))、N(CH3)(CH2CH2OH)、NH2、NHCH3、NH(CH2CH2(OCH3))、NH(CH2CH2(OCH2Ph)、NH(CH2Ph)、NH(C(CH3)3)およびNH(CH2CH2OH)から選択されるメンバーである、請求項28に記載の化合物。
【請求項38】
RbがNR4R5であり、式中、R4およびR5が、それらが結合している窒素とともに、結合して、4〜8員の置換ヘテロシクロアルキル環または非置換ヘテロシクロアルキル環を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項39】
RbがNR4R5であり、式中、R4およびR5が、それらが結合している窒素とともに、結合して、5または6員の置換ヘテロシクロアルキル環または非置換ヘテロシクロアルキル環を形成する、請求項38に記載の化合物。
【請求項40】
Rbが、以下から選択されるメンバーである、請求項1に記載の化合物。
【化18】
【請求項41】
(a)請求項1に記載の化合物
(b)薬学的に許容される賦形剤
を含む薬学的製剤。
【請求項42】
前記製剤が単位投薬形態である、請求項41に記載の製剤。
【請求項43】
前記製剤が、経口または局所で使用するためのものである、請求項41に記載の製剤。
【請求項44】
サイトカインまたはケモカインの放出を減少させる方法であって、細胞を請求項1の化合物または薬学的に許容されるその塩と接触させることを含み、その場合に、前記細胞による前記サイトカインまたはケモカインの放出が減少する、方法。
【請求項45】
前記サイトカインが、IL−1α、IL−1β、IL−2、IL−3、IL−6、IL−7、IL−9、IL−12、IL−17、IL−18、IL−23、TNF−α、LT、LIF、オンコスタチン、IFNα、IFNβおよびIFN−γから選択されるメンバーである、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記サイトカインが、IL−1β、IL−2、IL−4、IL−5、IL−6、IL−8、IL−10、IL−12、IL−23、TNF−αおよびIFN−γから選択されるメンバーである、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
前記サイトカインが、IL−2、IL−5、IL−10、IL−12、IL−23、TNF−αおよびIFN−γから選択されるメンバーである、請求項44に記載の方法。
【請求項48】
前記ケモカインが、IL−8、Gro−α、MIP−1、MCP−1、PGE2、ENA−78、およびRANTESから選択されるメンバーである、請求項44に記載の方法。
【請求項49】
動物の病気を治療する方法であって、前記動物に治療的有効量の請求項1の化合物または薬学的に許容されるその塩を投与し、それにより、前記病気を治療することを含む、方法。
【請求項50】
前記病気が、関節炎、関節リウマチ、炎症性腸疾患、乾癬、肺疾患、多発性硬化症、神経変性疾患、鬱血性心不全、脳卒中、大動脈弁狭窄、腎不全、ループス、膵炎、アレルギー、線維症、貧血、アテローム性動脈硬化症、代謝疾患、骨疾患、心血管疾患、化学療法/放射線関連合併症、I型糖尿病、II型糖尿病、肝疾患、消化管障害、眼疾患、アレルギー性結膜炎、糖尿病性網膜症、シェーグレン症候群、ブドウ膜炎、肺障害、腎疾患、皮膚炎、HIV関連悪液質、脳性マラリア、強直性脊椎炎、らい病、貧血および線維筋痛症から選択されるメンバーである、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
前記病気が、乾癬、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、炎症性腸疾患、喘息および慢性閉塞性肺疾患から選択されるメンバーである、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記病気が乾癬であり、前記乾癬が、プラーク乾癬、曲げ乾癬、滴状乾癬、膿疱性乾癬、爪乾癬および紅皮性乾癬から選択されるメンバーである、請求項50に記載の方法。
【請求項53】
前記乾癬が、プラーク乾癬および爪乾癬から選択されるメンバーである、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
ホスホジエステラーゼ(PDE)を阻害する方法であって、前記ホスホジエステラーゼを請求項1に記載の化合物または薬学的に許容されるその塩と接触させ、それにより、前記ホスホジエステラーゼを阻害することを含む、方法。
【請求項55】
前記ホスホジエステラーゼが、ホスホジエステラーゼ4(PDE4)およびホスホジエステラーゼ7(PDE7)から選択されるメンバーである、請求項54に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【図112】
【図113】
【図114】
【図115】
【図116】
【図117】
【図118】
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【図120】
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【図124】
【図125】
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【図10】
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【図18】
【図19】
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【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
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【図36】
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【図40】
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【図60】
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【図70】
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【図99】
【図100】
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【図108】
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【図114】
【図115】
【図116】
【図117】
【図118】
【図119】
【図120】
【図121】
【図122】
【図123】
【図124】
【図125】
【図126】
【図127】
【図128】
【図129】
【図130】
【図131】
【図132】
【図133】
【図134】
【図135】
【図136】
【図137】
【図138】
【図139】
【図140】
【図141】
【公表番号】特表2011−515344(P2011−515344A)
【公表日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−549900(P2010−549900)
【出願日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際出願番号】PCT/US2009/036250
【国際公開番号】WO2009/111676
【国際公開日】平成21年9月11日(2009.9.11)
【出願人】(505465841)アナコール ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際出願番号】PCT/US2009/036250
【国際公開番号】WO2009/111676
【国際公開日】平成21年9月11日(2009.9.11)
【出願人】(505465841)アナコール ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】
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