抗菌活性を有する6−O−置換ケトリド
【課題】抗菌活性を有する新規半合成マクロライド、これらの化合物を含む医薬組成物、および治療の医療方法の提供。
【解決手段】式(IV−A)で示す6−O−置換エリスロマイシンケトリド誘導体。
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基、Rは、置換されたメチル基、A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つが水素である条件下で、水素、置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシ、C1−C6−アルコキシ、Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲンなどから選択される。]
【解決手段】式(IV−A)で示す6−O−置換エリスロマイシンケトリド誘導体。
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基、Rは、置換されたメチル基、A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つが水素である条件下で、水素、置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、ヒドロキシ、C1−C6−アルコキシ、Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲンなどから選択される。]
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記:
【化1】
[式中、YおよびZは一緒になって基Xを定義し、
ここで、Xは、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)=O、
(2)=N−OH、
(3)=N−O−R1、ここで、R1は、下記(a)〜(g)からなる群から選択され:
(a)非置換C1−C12−アルキル、
(b)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(c)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(f)C3−C12−シクロアルキル、および
(g)−Si−(R2)(R3)(R4)、ここで、R2、R3およびR4は各々独立してC1−C12−アルキルおよびアリールから選択され;
;および
(4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1は前記定義に同じであって、R5およびR6は各々独立して、
(a)水素、
(b)非置換C1−C12−アルキル、
(c)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(f)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
よりなる群から選択され;あるいは、R5およびR6はそれらが結合した原子と一緒になってC3−C12−シクロアルキル環を形成し;
あるいは、YおよびZのうち一方は水素であって、他方は、下記(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)ヒドロキシ、
(3)保護されたヒドロキシ、および
(4)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルよりなる群から選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく;
Raは水素またはヒドロキシ;
Rbはヒドロキシ、−O−C(O)−NH2および−O−C(O)−イミダゾリルよりなる群から選択され;
Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Lはメチレンまたはカルボニル、但し、Lがメチレンである場合、Tは−O−、
Tは−O−、−NH−および−N(Q−Rd)−よりなる群から選択され、ここで、
Wは、存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され;および
Rdは、下記(1)〜(7)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は前記定義に同じ、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(civ)−C(O)−
よりなる群から選択され、R9は、
(i)所望により、以下の群から選択されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール;
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、又は、アリール、置換アリール、ヘテロアリール若しくは置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)R11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
および
A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つは水素であるという条件下で、独立して以下の群から選択され、
(a)水素、
(b)以下の群から選択された1以上の置換基で置換されたC1−C6アルキル、
(i)アリール、
(ii)置換アリール、
(iii)ヘテロアリール、
(iv)置換ヘテロアリール、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(vi)ヒドロキシ、
(vii)C1−C6−アルコキシ、
(viii)Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲン;および
(ix)NR7R8、ここで、R7およびR8は前記定義に同じ、
(c)C3−C7−シクロアルキル
(d)アリール、
(e)置換アリール、
(f)ヘテロアリール、
(g)置換ヘテロアリール、
(h)ヘテロシクロアルキル、および
(i)−M−R9でさらに置換された上記オプション(b)から選択される基、ここで、MおよびR9は前記定義に同じ;または
AB、AD、AE、BD、BEまたはDEよりなる置換基のいずれか1つの対はそれらが結合している原子または原子群と一緒になって、所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−またはnが1または2である−S(O)n−、−C(O)−NH−、R12が前記定義に同じである−C(O)−NR12−、−NH−C(O)−、R12が前記定義に同じである−NR12−C(O)、および−C(=NH)−NH−よりなる群から選択れるヘテロ機能を含有していてもよい3−ないし7−員環を形成する]
よりなる群から選択される化合物、またはその医薬上許容される塩、エステルまたはプロドラッグ。
【請求項2】
医薬上許容される担体と組み合わせて治療上有効量の請求項1記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項3】
請求項1記載の化合物を含有する治療上有効な医薬組成物を哺乳動物に投与することを特徴とする哺乳動物において細菌感染を制御する方法。
【請求項4】
式II:
【化2】
[式中、Z、Y、R、RaおよびRcは前記定義に同じである]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項5】
RaがOHであり、Rcがベンゾイルであって、Rがアリルである式(II)の化合物である請求項4記載の化合物。
【請求項6】
Raがヒドロキシであって、Rcが水素である請求項4記載の化合物。
【請求項7】
式VIII:
【化3】
[式中、XはOまたはNOHであって、Rは前記定義に同じである]
を有する請求項4記載の化合物。
【請求項8】
式(VIII)の化合物:XはO、Rはアリル;
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rはアリル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rはプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CHO;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=NOH;
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rは−CH2CH=NOH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CN;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH(CO2CH3)CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2N(CH3)2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2(1−モルホリニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NHC(O)NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NHC(O)CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2F;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH(CH3)2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH(CH3)CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2OCH2CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2SCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−シクロプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2F;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−シクロプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CHO;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−C(O)CH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−ニトロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−クロロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−メトキシフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−シアノフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHC(O)OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHC(O)OCH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHSO2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡C−Si(CH3)3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡CCH2CH2CH2CH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡CCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(2−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(3−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NO2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2Cl;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2S(O)2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHBr;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(7−ベンゾイミダゾリル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−(3−ヨードフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−(2−ナフチル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−CH=CH−(4−フルオロフェニル);および
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−CH(OH)−CN
よりなる群から選択される請求項7記載の化合物。
【請求項9】
式:
【化4】
[式中、YおよびZは一緒になって基Xを定義し、
ここで、Xは、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)=O、
(2)=N−OH、
(3)=N−O−R1、ここで、R1は、以下の(a)〜(g)からなる群から選択され:
(a)非置換C1−C12−アルキル、
(b)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(c)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(f)C3−C12−シクロアルキル、および
(g)−Si−(R2)(R3)(R4)、ここで、R2、R3およびR4は各々独立してC1−C12−アルキルおよびアリールから選択され;
;および
(4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1は前記定義に同じであって、R5およびR6は各々独立して、下記(a)〜(f)からなる群から選択され:
(a)水素、
(b)非置換C1−C12−アルキル、
(c)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(f)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル;
あるいは、
R5およびR6はそれらが結合した原子と一緒になってC3−C12−シクロアルキル環を形成し;
あるいは、YおよびZのうち一方は水素であって、他方は、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)ヒドロキシ、
(3)保護されたヒドロキシ、および
(4)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルよりなる群から選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく;
Raは水素またはヒドロキシ;
Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
よりなる群から選択される]
を有する6−O−置換マクロライド化合物の製法であって、
(a)式:
【化5】
[式中、Rpはヒドロキシ保護基であって、Vは=N−O−R1または=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1、R9、R10は前記定義に同じ]
を有する化合物を非プロトン性溶媒中の塩基で処理し、続いて、アルキル化剤で処理して式:
【化6】
[式中、RaおよびRpは前記定義に同じ、Vは=N−O−R1または=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1、R5およびR6は前記定義に同じであって、Rは対応するアルキル化剤に由来する「アルキル基」である]
を有する化合物を得、
(b)2’および4”−ヒドロキシ基を脱保護して式:
【化7】
[式中、Raは前記定義に同じであって、Rは対応するアルキル化剤に由来する「アルキル基」である]
を有する化合物を得、
(c)適当な溶媒中、酸の存在下で脱オキシム化して式:
【化8】
を有する所望の中間体を得、
(d)酸での加水分解によってクラジノース部位を除去し、ヒドロキシ−保護試薬での処理によって2’ヒドロキシル基を保護して、式:
【化9】
を有する3−ヒドロキシエリスロマイシン化合物を得、次いで、
(e)該3−ヒドロキシ基を酸化し、所望により2’−ヒドロキシル基を脱保護し、次いで所望の化合物を単離することを含んでなる方法。
【請求項10】
工程(a)において、該塩基が水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化テトラアルキルアンモニウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムイソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシドおよびカリウムイソブトキシドよりなる群から選択され、該アルキル化剤が臭化アリル、臭化プロパルギル、臭化ベンジル、臭化2−フルオロエチル、臭化4−ニトロベンジル、臭化4−クロロベンジル、臭化4−メトキシベンジル、α−ブロモ−p−トルニトリル、臭化シンナミル、メチル4−ブロモクロトネート、臭化クロチル、1−ブロモ−2−ペンテン、3−ブロモ−1−プロペニルフェニルスルホン、3−ブロモ−1−トリメチルシリル−1−プロピン、3−ブロモ−2−オクチン、1−ブロモ−2−ブチン、塩化2−ピコリル、塩化3−ピコリル、塩化4−ピコリル、4−ブロモメチルキノリン、ブロモアセトニトリル、エピクロロヒドリン、ブロモフルオロメタン、ブロモニトロメタン、ブロモ酢酸メチル、塩化メトキシメチル、ブロモアセトアミド、2−ブロモアセトフェノン、1−ブロモ−2−ブタノン、ブロモクロロメタン、ブロモメチルフェニルスルホン、1,3−ジブロモ−1−プロペン、アリルO−トシレート、3−フェニルプロピル−O−トリフルオロメタンスルホネート、およびn−ブチル−O−メタンスルホネートよりなる群から選択され、該反応は約−15℃ないし約50℃の温度にて、0.5時間ないし10日間行い;工程(b)において、脱保護は水およびアセトニトリル中で酢酸を使用することによって達成され、および工程(c)において、脱オキシム化剤は、亜硝酸ナトリウムおよび亜硝酸カリウムよりなる群から選択される酸の存在下における無機亜硝酸塩、または亜硫酸水素ナトリウム、ピロ硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、メタ重亜鉛酸ナトリウム、ジチオン酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム及びメタ重亜硫酸カリウムよりなる群から選択される無機硫黄酸化物化合物であり、該溶媒は水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、トリメチルシラノールから選択されるかまたはその1種以上の混合液であり、工程(d)において、該ヒドロキシ保護剤はトリアルキルシリルハライド、アシルアンヒドリドまたはアシルハライドよりなる群から選択され、工程(e)において、該酸化剤はN−クロロスクシンイミド−ジメチルスルフィドおよびカルボジイミド−ジメチルスルホキシドよりなる群から選択され、任意の脱保護はメタノール中で撹拌することによって行われる請求項9記載の製法。
【請求項11】
式:
【化10】
[式中、R、Rc、LおよびTは前記定義に同じである]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項12】
式(III)の化合物:Rcはアセチル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2;
式(III)の化合物:Rcはアセチル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(III)の化合物:Rcはベンゾイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(III)の化合物:Rcはプロパノイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);および
式(III)の化合物:Rcはエチルスクシノイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
よりなる群から選択される請求項11記載の化合物。
【請求項13】
式IX:
【化11】
[式中、L、TおよびRは前記定義に同じである]
を有する請求項11記載の化合物。
【請求項14】
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH3;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2NH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=NOH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2F;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH(OH)CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH(C(O)OCH3)CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH3;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2F;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH(C(O)OCH3)CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−クロロ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−フルオロ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−シアノ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−メトキシ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH3)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH3)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH2N(CH3)2)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH2N(CH3)2)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH=CH2)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH=CH−(3−キノリル))、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−イソキノリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3,4−メチレンジオキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−インドリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−クロロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3,4−エチレンジオキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ニトロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−ニトロキノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−メチル−6−キノリル);
式(III)の化合物:LはCO、TはNH、Rcはアセチル、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−イソキノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(7−ニトロ−6−キノキサリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−アミノ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(1,8−ナフチリジン−3−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−(アセチルアミノ)−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−カルバゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ヒドロキシ−2−(N−(2−メトキシフェニル)アミド)−7−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−キノキサリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−ヒドロキシ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(8−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−カルボキシル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−フルオロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシカルボニル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−アミノカルボニル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−シアノ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ブロモ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)H;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NO(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(4−NO2−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(2−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(1−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHOCH2−(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHOCH2−(4−NO2−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)−(4−F−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NNHC(O)フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2(2−(3−キノリル)シクロプロピル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−H;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−クロロ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(2−メチル−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(5−(N−(2−ピリジル)アミノ)カルボニル)フラニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(1−フェニルエテニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−Br;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−フラニル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(8−クロロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロ−2−トリフルオロメチル−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(9−フルオレノン−2−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−ベンゾイル−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(7−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−フェニル−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−ピリジル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−チオフェニル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−メチルナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−β−D−ガラクトピラノシル−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(7−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−ビフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(5−ニトロナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−ピロリルフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3,5−ジクロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2−(3−ヨードフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2−(3−(2−フラニル)フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−ヒドロキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−(2−ブロモメトキシ)−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−(2−テトラゾリル)エトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C≡−C−(2−フェニルエテニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(5−(3−イソオキサゾリル)−2−チオフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(1,3−ジメチル−2,4−ジオキソ−5−ピリミジニル);および
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(5−(2−ピリジル)アミノカルボニル−2−フラニル);
よりなる群から選択される請求項13記載の化合物。
【請求項15】
式:
【化12】
[式中、Rは後記定義に同じであって、Rcはヒドロキシル保護基である]
を有する化合物をカルボニルジイミダゾールおよびナトリウムヘキサメチルジシラジドで処理してRcがヒドロキシ保護基である所望の化合物を得、所望により脱保護し、次いで所望の化合物を単離することを特徴とする式:
【化13】
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Lはカルボニルであって、Tは−O−であり、および
Rは、以下の(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール]
を有する6−O−置換マクロライド化合物の製法。
【請求項16】
式:
【化14】
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Lはカルボニル、
Tは−NH−および−N(W−Rd)−よりなる群から選択され、ここで、Wは存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、およびRdは以下の(1)〜(7)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6−アルキルから選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(civ)−C(O)−
よりなる群から選択され、R9は、
(i)所望により、以下の群から選択される置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール;
Rは、以下の(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)R11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール]
を有する6−O−置換マクロライド化合物の製法であって、
(a)式:
【化15】
[式中、Rは前記定義に同じであり、Rcはヒドロキシ保護基である]
を有する化合物をナトリウムヘキサメチルジシラジドおよびカルボニルジイミダゾールでの処理によって処理して式:
【化16】
を有する化合物を得、
(b)工程(a)からの化合物を、アンモニア、Re−NH2、ヒドラジン、置換ヒドラジン、ヒドロキシルアミンおよび置換ヒドロキシルアミンよりなる群から選択される試薬で処理して式:
【化17】
[式中、ReはHまたはW−Rdであり、ここで、Wは存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、Rdは前記定義に同じである]
を有する化合物を得、
(c)所望により、Wが存在しないかあるいは−NH−である工程(b)からの化合物をRd−ハロゲンよりなる群から選択されるアルキル化剤で処理してWが存在しないかあるいは−NH−であって、Rdが前記定義に同じである化合物を得、
(d)所望により、Wが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物を、Rd−C(CO)−ハロゲンまたは(Rd−C(CO)−O)2よりなる群から選択されるアシル化剤で処理してWが−NH−CO−であってRdが後記定義に同じである化合物を得、
(e)所望により、Wが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物をRdが後記定義に同じであるアルデヒドRd−CHOで処理してWが−N=CH−であってRdが後記定義に同じである化合物を得、次いで
(f)所望により脱保護し、所望の化合物を単離する;
ことを含む製法。
【請求項17】
式:
【化18】
[式中、RおよびRpにつき、
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3−アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であってR10は前記定義に同じであり、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じであり、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキル、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2) C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され:
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール、
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
あるいは、
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、これは以下の群から独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここにnは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここにR13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここにR9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここにR10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル:
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここにR9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここにR13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここにnは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここにR13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここにR9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここにR10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択された1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル:
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール、
ReはHまたはW−Rd、ここで、Wは存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、Rdは以下の(1)〜(7)からなる群から選択され、
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル:
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここにR7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルから選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−7員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により、−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく、および
(h)−CH2−M−R9、
ここで、Mは以下の群から選択され、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここにnは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(xiv)−C(O)−、および
R9は以下の群から選択され:
(i)所望により以下の群から選択される置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換−アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換−ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換−アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換−ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換−アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換−ヘテロアリール]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化19】
[式中、Rは前記定義に同じ、Rpはヒドロキシ保護基であって、Z’は4”−ヒドロキシ−保護クラジノースである]
を有する化合物をナトリウムヘキサメチルジシラジドおよびカルボニルジイミダゾールで処理して式:
【化20】
を有する化合物を得、
(b)工程(a)からの化合物を、アンモニア、Re−NH2、ヒドラジン、置換ヒドラジン、ヒドロキシルアミン、および置換ヒドロキシルアミンよりなる群から選択される試薬で処理して、式:
【化21】
[式中、ReはHまたはW−Rd、ここにWは存在しないかあるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、およびRdは後記定義に同じ]
を有する化合物を得、
(c)所望により、ReがHである工程(b)からの化合物を、Rdが前記定義に同じである式Rd−ハロゲンを有するアルキル化剤で処理して、ReがW−Rdであり、Wが存在しなく、Rdが前記定義に同じである工程(b)で示した式の化合物を得、
(d)所望により、ReがW−RdであってWが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物を、Rdが前記定義に同じであるRd−ハロゲンよりなる群から選択されるアルキル化剤で処理して、ReがW−Rdであり、Wが−NH−であってRdが前記定義に同じである工程(b)で示した式を有する化合物を得、
(e)所望により、ReがW−RdであってWが−NH−であり、RdがHである工程(b)からの化合物を、Rd−C(CO)−ハロゲンまたは(Rd−C(CO)−O)2よりなる群から選択されるアシル化剤で処理してReがW−Rdであり、Wが−NH−CO−であってRdが前記定義に同じである化合物を得、
(f)所望により、ReがW−Rdであり、Wが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物を、Rdが前記定義に同じである式Rd−CHOを有するアルデヒドで処理してReがW−Rdであり、Wが−N=CH−であってRdが前記定義に同じである化合物を得、
(g)酸での加水分解によってクラジノース部位を除去して、式:
【化22】
を有する化合物を得、
(h)3−ヒドロキシル基を酸化し、次いで
(i)所望により脱保護し、所望の化合物を単離することを含む方法。
【請求項18】
Rがアリルおよびプロパルギルよりなる群から選択され、ここで、該アリルまたはプロパルギルが、さらに、2−クロロフェニル、2−フルオレニル、2−メチル−6−キノリル、2−ナフチル、2−フェニルエテニル、2−キノリル、3−(2−フラニル)−6−キノリル、3−(2−ピリジル)−6−キノリル、3−キノリル、3−(2−チオフェニル)−6−キノリル、3−ビフェニル、3−ブロモ−6−キノリル、3−カルバゾリル、3−クロロ−6−キノリル、3−シアノ−6−キノリル、3−フルオロ−6−キノリル、3−ヒドロキシ−2−(N−(2−メトキシフェニル)アミド)−7−ナフチル、3−ヨードフェニル、3−メトキシ−6−キノリル、3−ニトロフェニル、3−フェニル−6−キノリル、3−キノリル、4−ベンゾオキサゾリル、4−カルボキシル−3−キノリル、4−クロロ−2−トリフルオロメチル−6−キノリル、4−クロロフェニル、4−フルオロナフチル、4−フルオロフェニル、4−イソキノリニル、4−メトキシフェニル、4−メチルナフチル、4−ピリジル、4−ピロリルフェニル、4−キノリル、5−(2−ピリジル)アミノカルボニル−2−フラニル、5−(3−イソオキサゾリル)−2−チオフェニル、5−ベンズイミダゾリル、5−インドリル、5−イソキノリル、5−ニトロ−3−キノリル、5−ニトロナフチル、5−キノリル、6−(アセチルアミノ)−3−キノリル、6−(2−(テトラゾリル)エトキシ−2−ナフチル、6−(2−ブロモエトキシ)−2−ナフチル、6−アミノ−3−キノリル、6−アミノカルボニル−3−キノリル、6−β−D−ガラクトピラノシル−2−ナフチル、6−ベンゾイル−2−ナフチル、6−シアノ−3−キノリル、6−フルオロ−3−キノリル、6−ヒドロキシ−2−ナフチル、6−ヒドロキシ−3−キノリル、6−メトキシ−2−ナフチル、6−メトキシ−3−キノリル、6−メトキシカルボニル−3−キノリル、6−ニトロキノリル、6−キノリル、6−キノキサリニル、7−メトキシ−2−ナフチル、7−ニトロ−6−キノキサリニル、7−キノリル、8−クロロ−3−キノリル、8−ニトロ−3−キノリル、8−キノリル、9−オキソフルオレン−2−イル、1,3−ジメチル−2,4−ジオキソ−5−ピリミジニル、1,8−ナフチリジン−3−イル、3,4−メチレンジオキシフェニル、3,5−ジクロロフェニル、ナフチル、およびフェニルよりなる群から選択される部位で置換されており、工程(b)において、該試薬はアンモニアおよびRe−NH2よりなる群から選択され;任意の工程(c)、(d)および(e)は省かれ;および工程(g)において、酸化試薬はN−クロロスクシンイミド−ジメチルスルフィドおよびカルボジイミド−ジチメルスルホキシドから選択され;および工程(h)において、任意の脱保護はメタノール中で撹拌することによって行われる請求項17記載の製法。
【請求項19】
Rがアリルおよびプロパルギルよりなる群から選択され、ここに該アリルまたはプロパルギルが、さらに、2−メチル−6−キノリル、2−キノリル、3−(2−フラニル)−6−キノリル、3−(2−ピリジル)−6−キノリル、3−キノリル、3−(2−チオフェニル)−6−キノリル、3−ブロモ−6−キノリル、3−クロロ−6−キノリル、3−シアノ−6−キノリル、3−フルオロ−6−キノリル、3−メトキシ−6−キノリル、3−フェニル−6−キノリル、3−キノリル、4−カルボキシル−3−キノリル、4−クロロ−2−トリフルオロメチル−6−キノリル、4−イソキノリニル、4−キノリニル、5−イソキノリル、5−ニトロ−3−キノリル、5−キノリル、6−(アセチルアミノ)−3−キノリル、6−アミノ−3−キノリル、6−アミノカルボニル−3−キノリル、6−シアノ−3−キノリル、6−フルオロ−3−キノリル、6−ヒドロキシ−3−キノリル、6−メトキシ−3−キノリル、6−メトキシカルボニル−3−キノリル、6−ニトロキノリル、6−キノリル、7−キノリル、8−クロロ−3−キノリル、8−ニトロ−3−キノリルおよび8−キノリルよりなる群から選択される部位で置換された請求項18記載の製法。
【請求項20】
式:
【化23】
[式中、ReはHまたはW−Rdであり、ここにWは存在しないかあるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、およびRdは、下記(1)〜(7)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6−アルキルから選択されるか、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してよく、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(civ)−C(O)−
よりなる群から選択され、R9は、
(i)所望により、以下の群から選択された置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール
および
R10は、HまたはC1−C3−アルキル、アリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキルである]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化24】
を有する化合物をオゾンで処理して、式:
【化25】
を有する化合物を得、
(b)R10が前記定義に同じである式NH2−O−R10を有するヒドロキシルアミン化合物で工程(a)からの化合物を処理し、次いで、
(c)所望により脱保護し、所望の化合物を単離することを含む方法。
【請求項21】
ReがHである請求項20記載の製法。
【請求項22】
式:
【化26】
[式中、ReはHまたはW−Rdであり、ここにWは存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、およびRdは、下記(1)〜(7)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6−アルキルから選択されるか、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してよく、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(civ)−C(O)−
よりなる群から選択され、R9は、
(i)所望により、以下の群から選択された置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール
および
R15は、
(1)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(2)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(3)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(4)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
よりなる群から選択される]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化27】
を有する化合物をR15が後記定義に同じであるNH2−R15を有するアミン化合物で還元的にアミノ化し、次いで
(b)所望により、脱保護し、所望の化合物を単離することを含む
【請求項23】
式IV:
【化28】
[式中、R、Rc、A、B、DおよびEは前記定義に同じである]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項24】
式VII:
【化29】
[式中、A、B、D、EおよびRは前記定義に同じ]
を有する請求項23記載の化合物。
【請求項25】
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH3;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NH2;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=NOH;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2F;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CN;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH(OH)CN;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH(CH2−フェニル)C(O)OCH3;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル);
式(VII)の化合物:A、BおよびEはH、Dはベンジル、Rはアリル;
式(VII)の化合物:Aはベンジル、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびEはフェニル、BおよびDはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:Aはメチル、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびDはメチル、BおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびEは一緒になって−CH2CH2CH2−、BおよびDはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);および
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは3−(3−キノリル)プロピル
よりなる群から選択される請求項24記載の化合物。
【請求項26】
式IV:
【化30】
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基、
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
および
A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つが水素である条件下で、独立して以下の群から選択され:
(a)水素、
(b)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル:
(i)アリール、
(ii)置換アリール、
(iii)ヘテロアリール、
(iv)置換ヘテロアリール、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(vi)ヒドロキシ、
(vii)C1−C6−アルコキシ、
(viii)Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲン、および
(ix)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルから選択されるか、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してもよく、
(c)C3−C7−シクロアルキル、
(d)アリール、
(e)置換アリール、
(f)ヘテロアリール、
(g)置換ヘテロアリール、
(h)ヘテロシクルアルキル、および
(i)さらに−M−R9で置換された前記オプション(b)から選択される基、ここにMおよびR9は前記定義に同じ、
あるいはAB、AD、AE、BD、BEまたはDEよりなる置換基のいずれか1つの対は、それらが結合している原子または原子群と一緒になって、3−ないし7−員環を形成し、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−またはnが1または2である−S(O)n−、−C(O)−NH−、R12が前記定義に同じである−C(O)−NR12−、−NH−C(O)−、R12が前記定義に同じである−NR12−C(O)−、および−C(=NH)−NH−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してもよい]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化31】
[式中、Rは後記定義に同じであって、Rcはヒドロキシ保護基である]
を有する化合物を、ピリジン中のメタンスルホン酸無水物での処理によって処理し、次いで、メタンスルホニル誘導体をアミン塩基で処理して式:
【化32】
を有する化合物を得、
(b)工程(a)の化合物をアルカリ金属水素化物塩基およびカルボニルジイミダゾールで処理して式:
【化33】
を有する化合物を得、
(c)工程(b)の化合物を、式:
【化34】
[式中、A、B、DおよびEは前記定義に同じ]
を有するジアミンで処理して、式:
【化35】
を有する化合物を得、次いで
(d)工程(e)の化合物を希薄鉱酸または有機酸で環化し、所望により脱保護し、所望の化合物を単離することを含む方法。
【請求項27】
該工程(c)および(d)が、以下の工程(c)〜(f):
(c)工程(b)の化合物を式:
【化36】
[式中、A、B、DおよびEは前記定義に同じであって、Yはヒドロキシである]を有するアミンで処理して式:
【化37】
を有する化合物を得、
(d)工程(c)の化合物をテトラヒドロフラン中のトリフェニルホスフィン、ジフェニルホスホリルアジドおよびジエチルアゾジカルボキシレートで処理して、YがN3である化合物を得、次いで、脱保護基を除去してYがN3であってRcがHである化合物を得、
(e)工程(d)の化合物を還元剤およびおよび水素化ジアルキルアルミニウムで処理して式:
【化38】
を有する化合物を得、次いで、
(f)工程(e)の化合物を希薄鉱酸または有機酸で環化し、所望の化合物を単離する;
よりなる工程によって置き換えられた請求項26記載の製法。
【請求項28】
式IV−A:
【化39】
[式中、R、Rc、A、B、DおよびEは前記定義に同じ]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項29】
RcがHである請求項28記載の化合物。
【請求項30】
式(IV−A):
【化40】
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基、
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
および
A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つが水素である条件下で、独立して以下の群から選択され:
(a)水素、
(b)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル:
(i)アリール、
(ii)置換アリール、
(iii)ヘテロアリール、
(iv)置換ヘテロアリール、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(vi)ヒドロキシ、
(vii)C1−C6−アルコキシ、
(viii)Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲン、および
(ix)NR7R8、ここで、R7およびR8は前記定義に同じ、
(c)C3−C7−シクロアルキル、
(d)アリール、
(e)置換アリール、
(f)ヘテロアリール、
(g)置換ヘテロアリール、
(h)ヘテロシクルアルキル、および
(i)さらに−M−R9で置換された前記オプション(b)から選択される基、ここにMおよびR9は前記定義に同じ、
あるいはAB、AD、AE、BD、BEまたはDEよりなる置換基のいずれか1つの対は、それらが結合している原子または原子群と一緒になって、3−ないし7−員環を形成し、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−またはnが1または2である−S(O)n−、−C(O)−NH−、R12が前記定義に同じである−C(O)−NR12−、−NH−C(O)−、R12が前記定義に同じである−NR12−C(O)−、および−C(=NH)−NH−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してもよい]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化41】
を有する化合物を還元剤で処理することを含む方法。
【請求項31】
式V:
【化42】
[式中、R、RcおよびRdは前記定義に同じ]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項32】
式VI:
【化43】
[Rは前記定義に同じ]
を有する請求項31記載の化合物。
【請求項33】
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2CH3;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=NOH;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NH2;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH(OH)CN;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH(CO2CH3)CH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CN;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);および
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル)
よりなる群から選択される請求項32記載の化合物。
【請求項34】
式:
【化44】
[式中、Rbはヒドロキシ、−O−C(O)−NH2および−O−C(O)−イミダゾリルよりなる群から選択され、
Rcは水素またはヒドロキシ保護基、および
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいはR13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化45】
[式中、Rcはヒドロキシ保護基であって、Rは前記定義に同じ]
を有する化合物を、
(1)無水条件下でのアルキル金属水素化物と、ホスゲン、ジホスゲンおよびトリホスゲンから選択されるホスゲン試薬、続いての水性塩基触媒脱カルボキシル化、および
(2)ピリジン中のメタンスルホン酸無水物との反応、続いてのアミン塩基での処理、
から選択される試薬組合せで処理して、Rbがヒドロキシである式Vの化合物を得、
(b)所望により、Rbがヒドロキシである工程(b)の式Vの化合物をアルカリ金属水素化物塩基およびカルボニルジイミダゾールで処理して、Rbが−O−C(O)−イミダゾリルである式Vの化合物を得、
(c)所望により、Rbが−O−C(O)−イミダゾリルである工程(a)の式Vの化合物をアミンで処理してRbが−O−C(O)−NH2である式Vの化合物を得、次いで、
(d)所望により、脱保護し、所望の化合物を単離することを含む方法。
【請求項1】
下記:
【化1】
[式中、YおよびZは一緒になって基Xを定義し、
ここで、Xは、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)=O、
(2)=N−OH、
(3)=N−O−R1、ここで、R1は、下記(a)〜(g)からなる群から選択され:
(a)非置換C1−C12−アルキル、
(b)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(c)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(f)C3−C12−シクロアルキル、および
(g)−Si−(R2)(R3)(R4)、ここで、R2、R3およびR4は各々独立してC1−C12−アルキルおよびアリールから選択され;
;および
(4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1は前記定義に同じであって、R5およびR6は各々独立して、
(a)水素、
(b)非置換C1−C12−アルキル、
(c)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(f)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
よりなる群から選択され;あるいは、R5およびR6はそれらが結合した原子と一緒になってC3−C12−シクロアルキル環を形成し;
あるいは、YおよびZのうち一方は水素であって、他方は、下記(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)ヒドロキシ、
(3)保護されたヒドロキシ、および
(4)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルよりなる群から選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく;
Raは水素またはヒドロキシ;
Rbはヒドロキシ、−O−C(O)−NH2および−O−C(O)−イミダゾリルよりなる群から選択され;
Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Lはメチレンまたはカルボニル、但し、Lがメチレンである場合、Tは−O−、
Tは−O−、−NH−および−N(Q−Rd)−よりなる群から選択され、ここで、
Wは、存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され;および
Rdは、下記(1)〜(7)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は前記定義に同じ、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(civ)−C(O)−
よりなる群から選択され、R9は、
(i)所望により、以下の群から選択されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール;
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、又は、アリール、置換アリール、ヘテロアリール若しくは置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)R11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
および
A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つは水素であるという条件下で、独立して以下の群から選択され、
(a)水素、
(b)以下の群から選択された1以上の置換基で置換されたC1−C6アルキル、
(i)アリール、
(ii)置換アリール、
(iii)ヘテロアリール、
(iv)置換ヘテロアリール、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(vi)ヒドロキシ、
(vii)C1−C6−アルコキシ、
(viii)Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲン;および
(ix)NR7R8、ここで、R7およびR8は前記定義に同じ、
(c)C3−C7−シクロアルキル
(d)アリール、
(e)置換アリール、
(f)ヘテロアリール、
(g)置換ヘテロアリール、
(h)ヘテロシクロアルキル、および
(i)−M−R9でさらに置換された上記オプション(b)から選択される基、ここで、MおよびR9は前記定義に同じ;または
AB、AD、AE、BD、BEまたはDEよりなる置換基のいずれか1つの対はそれらが結合している原子または原子群と一緒になって、所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−またはnが1または2である−S(O)n−、−C(O)−NH−、R12が前記定義に同じである−C(O)−NR12−、−NH−C(O)−、R12が前記定義に同じである−NR12−C(O)、および−C(=NH)−NH−よりなる群から選択れるヘテロ機能を含有していてもよい3−ないし7−員環を形成する]
よりなる群から選択される化合物、またはその医薬上許容される塩、エステルまたはプロドラッグ。
【請求項2】
医薬上許容される担体と組み合わせて治療上有効量の請求項1記載の化合物を含む医薬組成物。
【請求項3】
請求項1記載の化合物を含有する治療上有効な医薬組成物を哺乳動物に投与することを特徴とする哺乳動物において細菌感染を制御する方法。
【請求項4】
式II:
【化2】
[式中、Z、Y、R、RaおよびRcは前記定義に同じである]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項5】
RaがOHであり、Rcがベンゾイルであって、Rがアリルである式(II)の化合物である請求項4記載の化合物。
【請求項6】
Raがヒドロキシであって、Rcが水素である請求項4記載の化合物。
【請求項7】
式VIII:
【化3】
[式中、XはOまたはNOHであって、Rは前記定義に同じである]
を有する請求項4記載の化合物。
【請求項8】
式(VIII)の化合物:XはO、Rはアリル;
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rはアリル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rはプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CHO;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=NOH;
式(VIII)の化合物:XはNOH、Rは−CH2CH=NOH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CN;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH(CO2CH3)CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2NHCH2OH;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2N(CH3)2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2(1−モルホリニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NHC(O)NH2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NHC(O)CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2F;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH(CH3)2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH(CH3)CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2OCH2CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2SCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−シクロプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2F;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−シクロプロピル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CHO;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−C(O)CH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−ニトロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−クロロフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−メトキシフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−シアノフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHC(O)OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHC(O)OCH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHCH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHSO2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡C−Si(CH3)3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡CCH2CH2CH2CH2CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C≡CCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(2−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(3−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2NO2;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)OCH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2C(O)CH2CH3;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2Cl;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2S(O)2−フェニル;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CHBr;
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(VIII)の化合物:XはO、Rは−CH2CH=CH−(7−ベンゾイミダゾリル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−(3−ヨードフェニル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−(2−ナフチル);
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−CH=CH−(4−フルオロフェニル);および
式(VIII)の化合物:XはO、RはCH2−CH(OH)−CN
よりなる群から選択される請求項7記載の化合物。
【請求項9】
式:
【化4】
[式中、YおよびZは一緒になって基Xを定義し、
ここで、Xは、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)=O、
(2)=N−OH、
(3)=N−O−R1、ここで、R1は、以下の(a)〜(g)からなる群から選択され:
(a)非置換C1−C12−アルキル、
(b)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(c)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(f)C3−C12−シクロアルキル、および
(g)−Si−(R2)(R3)(R4)、ここで、R2、R3およびR4は各々独立してC1−C12−アルキルおよびアリールから選択され;
;および
(4)=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1は前記定義に同じであって、R5およびR6は各々独立して、下記(a)〜(f)からなる群から選択され:
(a)水素、
(b)非置換C1−C12−アルキル、
(c)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(d)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(e)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(f)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル;
あるいは、
R5およびR6はそれらが結合した原子と一緒になってC3−C12−シクロアルキル環を形成し;
あるいは、YおよびZのうち一方は水素であって、他方は、以下の(1)〜(4)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)ヒドロキシ、
(3)保護されたヒドロキシ、および
(4)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルよりなる群から選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく;
Raは水素またはヒドロキシ;
Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
よりなる群から選択される]
を有する6−O−置換マクロライド化合物の製法であって、
(a)式:
【化5】
[式中、Rpはヒドロキシ保護基であって、Vは=N−O−R1または=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1、R9、R10は前記定義に同じ]
を有する化合物を非プロトン性溶媒中の塩基で処理し、続いて、アルキル化剤で処理して式:
【化6】
[式中、RaおよびRpは前記定義に同じ、Vは=N−O−R1または=N−O−C(R5)(R6)−O−R1、ここで、R1、R5およびR6は前記定義に同じであって、Rは対応するアルキル化剤に由来する「アルキル基」である]
を有する化合物を得、
(b)2’および4”−ヒドロキシ基を脱保護して式:
【化7】
[式中、Raは前記定義に同じであって、Rは対応するアルキル化剤に由来する「アルキル基」である]
を有する化合物を得、
(c)適当な溶媒中、酸の存在下で脱オキシム化して式:
【化8】
を有する所望の中間体を得、
(d)酸での加水分解によってクラジノース部位を除去し、ヒドロキシ−保護試薬での処理によって2’ヒドロキシル基を保護して、式:
【化9】
を有する3−ヒドロキシエリスロマイシン化合物を得、次いで、
(e)該3−ヒドロキシ基を酸化し、所望により2’−ヒドロキシル基を脱保護し、次いで所望の化合物を単離することを含んでなる方法。
【請求項10】
工程(a)において、該塩基が水酸化カリウム、水酸化セシウム、水酸化テトラアルキルアンモニウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、カリウムイソプロポキシド、カリウムtert−ブトキシドおよびカリウムイソブトキシドよりなる群から選択され、該アルキル化剤が臭化アリル、臭化プロパルギル、臭化ベンジル、臭化2−フルオロエチル、臭化4−ニトロベンジル、臭化4−クロロベンジル、臭化4−メトキシベンジル、α−ブロモ−p−トルニトリル、臭化シンナミル、メチル4−ブロモクロトネート、臭化クロチル、1−ブロモ−2−ペンテン、3−ブロモ−1−プロペニルフェニルスルホン、3−ブロモ−1−トリメチルシリル−1−プロピン、3−ブロモ−2−オクチン、1−ブロモ−2−ブチン、塩化2−ピコリル、塩化3−ピコリル、塩化4−ピコリル、4−ブロモメチルキノリン、ブロモアセトニトリル、エピクロロヒドリン、ブロモフルオロメタン、ブロモニトロメタン、ブロモ酢酸メチル、塩化メトキシメチル、ブロモアセトアミド、2−ブロモアセトフェノン、1−ブロモ−2−ブタノン、ブロモクロロメタン、ブロモメチルフェニルスルホン、1,3−ジブロモ−1−プロペン、アリルO−トシレート、3−フェニルプロピル−O−トリフルオロメタンスルホネート、およびn−ブチル−O−メタンスルホネートよりなる群から選択され、該反応は約−15℃ないし約50℃の温度にて、0.5時間ないし10日間行い;工程(b)において、脱保護は水およびアセトニトリル中で酢酸を使用することによって達成され、および工程(c)において、脱オキシム化剤は、亜硝酸ナトリウムおよび亜硝酸カリウムよりなる群から選択される酸の存在下における無機亜硝酸塩、または亜硫酸水素ナトリウム、ピロ硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、ヒドロ亜硫酸ナトリウム、メタ重亜鉛酸ナトリウム、ジチオン酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム及びメタ重亜硫酸カリウムよりなる群から選択される無機硫黄酸化物化合物であり、該溶媒は水、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、トリメチルシラノールから選択されるかまたはその1種以上の混合液であり、工程(d)において、該ヒドロキシ保護剤はトリアルキルシリルハライド、アシルアンヒドリドまたはアシルハライドよりなる群から選択され、工程(e)において、該酸化剤はN−クロロスクシンイミド−ジメチルスルフィドおよびカルボジイミド−ジメチルスルホキシドよりなる群から選択され、任意の脱保護はメタノール中で撹拌することによって行われる請求項9記載の製法。
【請求項11】
式:
【化10】
[式中、R、Rc、LおよびTは前記定義に同じである]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項12】
式(III)の化合物:Rcはアセチル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2;
式(III)の化合物:Rcはアセチル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(III)の化合物:Rcはベンゾイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(III)の化合物:Rcはプロパノイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);および
式(III)の化合物:Rcはエチルスクシノイル、LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
よりなる群から選択される請求項11記載の化合物。
【請求項13】
式IX:
【化11】
[式中、L、TおよびRは前記定義に同じである]
を有する請求項11記載の化合物。
【請求項14】
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH3;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2NH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=NOH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2F;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH(OH)CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH(C(O)OCH3)CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはO、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH3;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2F;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH(C(O)OCH3)CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CN;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−クロロ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−フルオロ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−シアノ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−メトキシ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH3)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH3)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH2N(CH3)2)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH2N(CH3)2)、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH=CH2)、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはN(CH2CH=CH−(3−キノリル))、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ピリジル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−イソキノリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3,4−メチレンジオキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−インドリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−クロロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3,4−エチレンジオキシフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ニトロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−ニトロキノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−メチル−6−キノリル);
式(III)の化合物:LはCO、TはNH、Rcはアセチル、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−イソキノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(7−ニトロ−6−キノキサリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−アミノ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(1,8−ナフチリジン−3−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−(アセチルアミノ)−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−カルバゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−ベンズイミダゾリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ヒドロキシ−2−(N−(2−メトキシフェニル)アミド)−7−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−キノキサリニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−ヒドロキシ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(5−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(8−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(2−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(4−カルボキシル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−フルオロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシカルボニル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−アミノカルボニル−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(6−シアノ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=CH−(3−ブロモ−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)H;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2CH2フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2CH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHCH2(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NO(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(4−NO2−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(4−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(2−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(1−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NOCH2−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHOCH2−(フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2NHOCH2−(4−NO2−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C(O)−(4−F−フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH=NNHC(O)フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2(2−(3−キノリル)シクロプロピル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−H;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−ニトロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−クロロ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(2−メチル−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(5−(N−(2−ピリジル)アミノ)カルボニル)フラニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−(1−フェニルエテニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−C≡C−Br;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−(2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン−4−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)−フェニル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2CH(OH)CH2OH;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH=CH2;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNHNH2、Rは−CH2CH2CH2−(3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−フラニル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(8−クロロ−3−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロ−2−トリフルオロメチル−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(9−フルオレノン−2−イル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−ベンゾイル−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(7−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−フェニル−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−ピリジル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−(2−チオフェニル)−6−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−メチルナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−β−D−ガラクトピラノシル−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(7−キノリル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3−ビフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(5−ニトロナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(4−ピロリルフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−メトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(3,5−ジクロロフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2−(3−ヨードフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2−(3−(2−フラニル)フェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−ヒドロキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−(2−ブロモメトキシ)−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−(6−(2−テトラゾリル)エトキシ−2−ナフチル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH2、Rは−CH2CH=CH−ナフチル;
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2C≡−C−(2−フェニルエテニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(5−(3−イソオキサゾリル)−2−チオフェニル);
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(1,3−ジメチル−2,4−ジオキソ−5−ピリミジニル);および
式(IX)の化合物:LはCO、TはNH、Rは−CH2−CH=CH−(5−(2−ピリジル)アミノカルボニル−2−フラニル);
よりなる群から選択される請求項13記載の化合物。
【請求項15】
式:
【化12】
[式中、Rは後記定義に同じであって、Rcはヒドロキシル保護基である]
を有する化合物をカルボニルジイミダゾールおよびナトリウムヘキサメチルジシラジドで処理してRcがヒドロキシ保護基である所望の化合物を得、所望により脱保護し、次いで所望の化合物を単離することを特徴とする式:
【化13】
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Lはカルボニルであって、Tは−O−であり、および
Rは、以下の(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール]
を有する6−O−置換マクロライド化合物の製法。
【請求項16】
式:
【化14】
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基;
Lはカルボニル、
Tは−NH−および−N(W−Rd)−よりなる群から選択され、ここで、Wは存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、およびRdは以下の(1)〜(7)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6−アルキルから選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(civ)−C(O)−
よりなる群から選択され、R9は、
(i)所望により、以下の群から選択される置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール;
Rは、以下の(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)R11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール]
を有する6−O−置換マクロライド化合物の製法であって、
(a)式:
【化15】
[式中、Rは前記定義に同じであり、Rcはヒドロキシ保護基である]
を有する化合物をナトリウムヘキサメチルジシラジドおよびカルボニルジイミダゾールでの処理によって処理して式:
【化16】
を有する化合物を得、
(b)工程(a)からの化合物を、アンモニア、Re−NH2、ヒドラジン、置換ヒドラジン、ヒドロキシルアミンおよび置換ヒドロキシルアミンよりなる群から選択される試薬で処理して式:
【化17】
[式中、ReはHまたはW−Rdであり、ここで、Wは存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、Rdは前記定義に同じである]
を有する化合物を得、
(c)所望により、Wが存在しないかあるいは−NH−である工程(b)からの化合物をRd−ハロゲンよりなる群から選択されるアルキル化剤で処理してWが存在しないかあるいは−NH−であって、Rdが前記定義に同じである化合物を得、
(d)所望により、Wが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物を、Rd−C(CO)−ハロゲンまたは(Rd−C(CO)−O)2よりなる群から選択されるアシル化剤で処理してWが−NH−CO−であってRdが後記定義に同じである化合物を得、
(e)所望により、Wが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物をRdが後記定義に同じであるアルデヒドRd−CHOで処理してWが−N=CH−であってRdが後記定義に同じである化合物を得、次いで
(f)所望により脱保護し、所望の化合物を単離する;
ことを含む製法。
【請求項17】
式:
【化18】
[式中、RおよびRpにつき、
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3−アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であってR10は前記定義に同じであり、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じであり、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキル、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2) C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され:
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール、
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
あるいは、
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、これは以下の群から独立して選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここにnは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここにR13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここにR9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここにR10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル:
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここにR9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここにR13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここにnは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここにR10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここにR13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここにR9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここにR10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここにR11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択された1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル:
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール、
ReはHまたはW−Rd、ここで、Wは存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、Rdは以下の(1)〜(7)からなる群から選択され、
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル:
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここにR7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルから選択され、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−7員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により、−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有していてもよく、および
(h)−CH2−M−R9、
ここで、Mは以下の群から選択され、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここにnは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(xiv)−C(O)−、および
R9は以下の群から選択され:
(i)所望により以下の群から選択される置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換−アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換−ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換−アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換−ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換−アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換−ヘテロアリール]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化19】
[式中、Rは前記定義に同じ、Rpはヒドロキシ保護基であって、Z’は4”−ヒドロキシ−保護クラジノースである]
を有する化合物をナトリウムヘキサメチルジシラジドおよびカルボニルジイミダゾールで処理して式:
【化20】
を有する化合物を得、
(b)工程(a)からの化合物を、アンモニア、Re−NH2、ヒドラジン、置換ヒドラジン、ヒドロキシルアミン、および置換ヒドロキシルアミンよりなる群から選択される試薬で処理して、式:
【化21】
[式中、ReはHまたはW−Rd、ここにWは存在しないかあるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、およびRdは後記定義に同じ]
を有する化合物を得、
(c)所望により、ReがHである工程(b)からの化合物を、Rdが前記定義に同じである式Rd−ハロゲンを有するアルキル化剤で処理して、ReがW−Rdであり、Wが存在しなく、Rdが前記定義に同じである工程(b)で示した式の化合物を得、
(d)所望により、ReがW−RdであってWが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物を、Rdが前記定義に同じであるRd−ハロゲンよりなる群から選択されるアルキル化剤で処理して、ReがW−Rdであり、Wが−NH−であってRdが前記定義に同じである工程(b)で示した式を有する化合物を得、
(e)所望により、ReがW−RdであってWが−NH−であり、RdがHである工程(b)からの化合物を、Rd−C(CO)−ハロゲンまたは(Rd−C(CO)−O)2よりなる群から選択されるアシル化剤で処理してReがW−Rdであり、Wが−NH−CO−であってRdが前記定義に同じである化合物を得、
(f)所望により、ReがW−Rdであり、Wが−NH−であってRdがHである工程(b)からの化合物を、Rdが前記定義に同じである式Rd−CHOを有するアルデヒドで処理してReがW−Rdであり、Wが−N=CH−であってRdが前記定義に同じである化合物を得、
(g)酸での加水分解によってクラジノース部位を除去して、式:
【化22】
を有する化合物を得、
(h)3−ヒドロキシル基を酸化し、次いで
(i)所望により脱保護し、所望の化合物を単離することを含む方法。
【請求項18】
Rがアリルおよびプロパルギルよりなる群から選択され、ここで、該アリルまたはプロパルギルが、さらに、2−クロロフェニル、2−フルオレニル、2−メチル−6−キノリル、2−ナフチル、2−フェニルエテニル、2−キノリル、3−(2−フラニル)−6−キノリル、3−(2−ピリジル)−6−キノリル、3−キノリル、3−(2−チオフェニル)−6−キノリル、3−ビフェニル、3−ブロモ−6−キノリル、3−カルバゾリル、3−クロロ−6−キノリル、3−シアノ−6−キノリル、3−フルオロ−6−キノリル、3−ヒドロキシ−2−(N−(2−メトキシフェニル)アミド)−7−ナフチル、3−ヨードフェニル、3−メトキシ−6−キノリル、3−ニトロフェニル、3−フェニル−6−キノリル、3−キノリル、4−ベンゾオキサゾリル、4−カルボキシル−3−キノリル、4−クロロ−2−トリフルオロメチル−6−キノリル、4−クロロフェニル、4−フルオロナフチル、4−フルオロフェニル、4−イソキノリニル、4−メトキシフェニル、4−メチルナフチル、4−ピリジル、4−ピロリルフェニル、4−キノリル、5−(2−ピリジル)アミノカルボニル−2−フラニル、5−(3−イソオキサゾリル)−2−チオフェニル、5−ベンズイミダゾリル、5−インドリル、5−イソキノリル、5−ニトロ−3−キノリル、5−ニトロナフチル、5−キノリル、6−(アセチルアミノ)−3−キノリル、6−(2−(テトラゾリル)エトキシ−2−ナフチル、6−(2−ブロモエトキシ)−2−ナフチル、6−アミノ−3−キノリル、6−アミノカルボニル−3−キノリル、6−β−D−ガラクトピラノシル−2−ナフチル、6−ベンゾイル−2−ナフチル、6−シアノ−3−キノリル、6−フルオロ−3−キノリル、6−ヒドロキシ−2−ナフチル、6−ヒドロキシ−3−キノリル、6−メトキシ−2−ナフチル、6−メトキシ−3−キノリル、6−メトキシカルボニル−3−キノリル、6−ニトロキノリル、6−キノリル、6−キノキサリニル、7−メトキシ−2−ナフチル、7−ニトロ−6−キノキサリニル、7−キノリル、8−クロロ−3−キノリル、8−ニトロ−3−キノリル、8−キノリル、9−オキソフルオレン−2−イル、1,3−ジメチル−2,4−ジオキソ−5−ピリミジニル、1,8−ナフチリジン−3−イル、3,4−メチレンジオキシフェニル、3,5−ジクロロフェニル、ナフチル、およびフェニルよりなる群から選択される部位で置換されており、工程(b)において、該試薬はアンモニアおよびRe−NH2よりなる群から選択され;任意の工程(c)、(d)および(e)は省かれ;および工程(g)において、酸化試薬はN−クロロスクシンイミド−ジメチルスルフィドおよびカルボジイミド−ジチメルスルホキシドから選択され;および工程(h)において、任意の脱保護はメタノール中で撹拌することによって行われる請求項17記載の製法。
【請求項19】
Rがアリルおよびプロパルギルよりなる群から選択され、ここに該アリルまたはプロパルギルが、さらに、2−メチル−6−キノリル、2−キノリル、3−(2−フラニル)−6−キノリル、3−(2−ピリジル)−6−キノリル、3−キノリル、3−(2−チオフェニル)−6−キノリル、3−ブロモ−6−キノリル、3−クロロ−6−キノリル、3−シアノ−6−キノリル、3−フルオロ−6−キノリル、3−メトキシ−6−キノリル、3−フェニル−6−キノリル、3−キノリル、4−カルボキシル−3−キノリル、4−クロロ−2−トリフルオロメチル−6−キノリル、4−イソキノリニル、4−キノリニル、5−イソキノリル、5−ニトロ−3−キノリル、5−キノリル、6−(アセチルアミノ)−3−キノリル、6−アミノ−3−キノリル、6−アミノカルボニル−3−キノリル、6−シアノ−3−キノリル、6−フルオロ−3−キノリル、6−ヒドロキシ−3−キノリル、6−メトキシ−3−キノリル、6−メトキシカルボニル−3−キノリル、6−ニトロキノリル、6−キノリル、7−キノリル、8−クロロ−3−キノリル、8−ニトロ−3−キノリルおよび8−キノリルよりなる群から選択される部位で置換された請求項18記載の製法。
【請求項20】
式:
【化23】
[式中、ReはHまたはW−Rdであり、ここにWは存在しないかあるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、およびRdは、下記(1)〜(7)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6−アルキルから選択されるか、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してよく、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(civ)−C(O)−
よりなる群から選択され、R9は、
(i)所望により、以下の群から選択された置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール
および
R10は、HまたはC1−C3−アルキル、アリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキルである]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化24】
を有する化合物をオゾンで処理して、式:
【化25】
を有する化合物を得、
(b)R10が前記定義に同じである式NH2−O−R10を有するヒドロキシルアミン化合物で工程(a)からの化合物を処理し、次いで、
(c)所望により脱保護し、所望の化合物を単離することを含む方法。
【請求項21】
ReがHである請求項20記載の製法。
【請求項22】
式:
【化26】
[式中、ReはHまたはW−Rdであり、ここにWは存在しないか、あるいは−O−、−NH−CO−、−N=CH−および−NH−よりなる群から選択され、およびRdは、下記(1)〜(7)からなる群から選択され:
(1)水素、
(2)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(a)アリール、
(b)置換アリール、
(c)ヘテロアリール、
(d)置換ヘテロアリール、
(e)ヒドロキシ、
(f)C1−C6−アルコキシ、
(g)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6−アルキルから選択されるか、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してよく、および
(h)−CH2−M−R9
ここで、Mは、
(i)−C(O)−NH−、
(ii)−NH−C(O)−、
(iii)−NH−、
(iv)−N=、
(v)−N(CH3)−、
(vi)−NH−C(O)−O−、
(vii)−NH−C(O)−NH−、
(viii)−O−C(O)−NH−、
(ix)−O−C(O)−O−、
(x)−O−、
(xi)−S(O)n−、ここで、nは0、1または2、
(xii)−C(O)−O−、
(xiii)−O−C(O)−、および
(civ)−C(O)−
よりなる群から選択され、R9は、
(i)所望により、以下の群から選択された置換基で置換されていてもよいC1−C6アルキル、
(aa)アリール、
(bb)置換アリール、
(cc)ヘテロアリール、および
(dd)置換ヘテロアリール、
(ii)アリール、
(iii)置換アリール、
(iv)ヘテロアリール、
(v)置換ヘテロアリール、および
(vi)ヘテロシクロアルキル
よりなる群から選択され、
(3)C3−C7−シクロアルキル、
(4)アリール、
(5)置換アリール、
(6)ヘテロアリール、および
(7)置換ヘテロアリール
および
R15は、
(1)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(2)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(3)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(4)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
よりなる群から選択される]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化27】
を有する化合物をR15が後記定義に同じであるNH2−R15を有するアミン化合物で還元的にアミノ化し、次いで
(b)所望により、脱保護し、所望の化合物を単離することを含む
【請求項23】
式IV:
【化28】
[式中、R、Rc、A、B、DおよびEは前記定義に同じである]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項24】
式VII:
【化29】
[式中、A、B、D、EおよびRは前記定義に同じ]
を有する請求項23記載の化合物。
【請求項25】
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH3;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NH2;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=NOH;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2OH;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2F;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CN;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH(OH)CN;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(5−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2CH2−(5−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンゾオキサゾリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(4−ベンズイミダゾリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH(CH2−フェニル)C(O)OCH3;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル);
式(VII)の化合物:A、BおよびEはH、Dはベンジル、Rはアリル;
式(VII)の化合物:Aはベンジル、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびEはフェニル、BおよびDはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:Aはメチル、B、DおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびDはメチル、BおよびEはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:AおよびEは一緒になって−CH2CH2CH2−、BおよびDはH、Rはアリル;
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);および
式(VII)の化合物:A、B、DおよびEはH、Rは3−(3−キノリル)プロピル
よりなる群から選択される請求項24記載の化合物。
【請求項26】
式IV:
【化30】
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基、
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
および
A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つが水素である条件下で、独立して以下の群から選択され:
(a)水素、
(b)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル:
(i)アリール、
(ii)置換アリール、
(iii)ヘテロアリール、
(iv)置換ヘテロアリール、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(vi)ヒドロキシ、
(vii)C1−C6−アルコキシ、
(viii)Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲン、および
(ix)NR7R8、ここで、R7およびR8は独立して水素およびC1−C6アルキルから選択されるか、あるいはR7およびR8はそれらが結合している窒素原子と一緒になって3−ないし7−員環を形成し、該環が5−ないし7−員環である場合、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、および−S−またはnが1または2である−S(O)n−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してもよく、
(c)C3−C7−シクロアルキル、
(d)アリール、
(e)置換アリール、
(f)ヘテロアリール、
(g)置換ヘテロアリール、
(h)ヘテロシクルアルキル、および
(i)さらに−M−R9で置換された前記オプション(b)から選択される基、ここにMおよびR9は前記定義に同じ、
あるいはAB、AD、AE、BD、BEまたはDEよりなる置換基のいずれか1つの対は、それらが結合している原子または原子群と一緒になって、3−ないし7−員環を形成し、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−またはnが1または2である−S(O)n−、−C(O)−NH−、R12が前記定義に同じである−C(O)−NR12−、−NH−C(O)−、R12が前記定義に同じである−NR12−C(O)−、および−C(=NH)−NH−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してもよい]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化31】
[式中、Rは後記定義に同じであって、Rcはヒドロキシ保護基である]
を有する化合物を、ピリジン中のメタンスルホン酸無水物での処理によって処理し、次いで、メタンスルホニル誘導体をアミン塩基で処理して式:
【化32】
を有する化合物を得、
(b)工程(a)の化合物をアルカリ金属水素化物塩基およびカルボニルジイミダゾールで処理して式:
【化33】
を有する化合物を得、
(c)工程(b)の化合物を、式:
【化34】
[式中、A、B、DおよびEは前記定義に同じ]
を有するジアミンで処理して、式:
【化35】
を有する化合物を得、次いで
(d)工程(e)の化合物を希薄鉱酸または有機酸で環化し、所望により脱保護し、所望の化合物を単離することを含む方法。
【請求項27】
該工程(c)および(d)が、以下の工程(c)〜(f):
(c)工程(b)の化合物を式:
【化36】
[式中、A、B、DおよびEは前記定義に同じであって、Yはヒドロキシである]を有するアミンで処理して式:
【化37】
を有する化合物を得、
(d)工程(c)の化合物をテトラヒドロフラン中のトリフェニルホスフィン、ジフェニルホスホリルアジドおよびジエチルアゾジカルボキシレートで処理して、YがN3である化合物を得、次いで、脱保護基を除去してYがN3であってRcがHである化合物を得、
(e)工程(d)の化合物を還元剤およびおよび水素化ジアルキルアルミニウムで処理して式:
【化38】
を有する化合物を得、次いで、
(f)工程(e)の化合物を希薄鉱酸または有機酸で環化し、所望の化合物を単離する;
よりなる工程によって置き換えられた請求項26記載の製法。
【請求項28】
式IV−A:
【化39】
[式中、R、Rc、A、B、DおよびEは前記定義に同じ]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項29】
RcがHである請求項28記載の化合物。
【請求項30】
式(IV−A):
【化40】
[式中、Rcは水素またはヒドロキシ保護基、
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいは
R13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール
および
A、B、DおよびEは、A、B、DおよびEのうち少なくとも2つが水素である条件下で、独立して以下の群から選択され:
(a)水素、
(b)所望により以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよいC1−C6−アルキル:
(i)アリール、
(ii)置換アリール、
(iii)ヘテロアリール、
(iv)置換ヘテロアリール、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(vi)ヒドロキシ、
(vii)C1−C6−アルコキシ、
(viii)Br、Cl、FまたはIよりなるハロゲン、および
(ix)NR7R8、ここで、R7およびR8は前記定義に同じ、
(c)C3−C7−シクロアルキル、
(d)アリール、
(e)置換アリール、
(f)ヘテロアリール、
(g)置換ヘテロアリール、
(h)ヘテロシクルアルキル、および
(i)さらに−M−R9で置換された前記オプション(b)から選択される基、ここにMおよびR9は前記定義に同じ、
あるいはAB、AD、AE、BD、BEまたはDEよりなる置換基のいずれか1つの対は、それらが結合している原子または原子群と一緒になって、3−ないし7−員環を形成し、該環は所望により−O−、−NH−、−N(C1−C6−アルキル−)−、−N(アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−アリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−N(置換−ヘテロアリール−C1−C6−アルキル−)−、−S−またはnが1または2である−S(O)n−、−C(O)−NH−、R12が前記定義に同じである−C(O)−NR12−、−NH−C(O)−、R12が前記定義に同じである−NR12−C(O)−、および−C(=NH)−NH−よりなる群から選択されるヘテロ機能を含有してもよい]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化41】
を有する化合物を還元剤で処理することを含む方法。
【請求項31】
式V:
【化42】
[式中、R、RcおよびRdは前記定義に同じ]
を有する請求項1記載の化合物。
【請求項32】
式VI:
【化43】
[Rは前記定義に同じ]
を有する請求項31記載の化合物。
【請求項33】
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2CH3;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2CH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=NOH;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NH2;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−(4−ピリジル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2−(4−キノリル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH(OH)CN;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH(CO2CH3)CH2−フェニル;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CN;
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−メトキシフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−クロロフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(4−フルオロフェニル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(3−キノリル);
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH=CH−(8−キノリル);および
式(VI)の化合物:Rは−CH2CH2NHCH2CH2−(2−クロロフェニル)
よりなる群から選択される請求項32記載の化合物。
【請求項34】
式:
【化44】
[式中、Rbはヒドロキシ、−O−C(O)−NH2および−O−C(O)−イミダゾリルよりなる群から選択され、
Rcは水素またはヒドロキシ保護基、および
Rは、下記(1)〜(8)からなる群から選択され:
(1)以下の群から選択される部位で置換されたメチル、
(a)CN、
(b)F、
(c)−CO2R10、ここで、R10はC1−C3アルキルまたはアリール置換C1−C3−アルキル、またはヘテロアリール置換C1−C3−アルキル、
(d)S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(e)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は独立して水素、C1−C3−アルキル、または、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリールで置換されたC1−C3−アルキルから選択され、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、および
(j)置換ヘテロアリール、
(2)C2−C10−アルキル、
(3)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC2−C10−アルキル、
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)C1−C3−アルコキシ、
(d)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(e)オキソ、
(f)−N3、
(g)−CHO、
(h)O−SO2−(置換C1−C6−アルキル)、
(i)−NR13R14、ここで、R13およびR14は以下の群から選択され、
(i)水素、
(ii)C1−C12−アルキル、
(iii)置換C1−C12−アルキル、
(iv)C1−C12−アルケニル、
(v)置換C1−C12−アルケニル、
(vi)C1−C12−アルキニル、
(vii)置換C1−C12−アルキニル、
(viii)アリール、
(ix)C3−C8−シクロアルキル、
(x)置換C3−C8−シクロアルキル、
(xi)置換アリール、
(xii)ヘテロシクロアルキル、
(xiii)置換ヘテロシクロアルキル、
(xiv)アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xv)置換アリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(xvi)ヘテロシクロアルキル置換されたC1−C12−アルキル、
(xvii)置換ヘテロシクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xviii)C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xix)置換C3−C8−シクロアルキルで置換されたC1−C12−アルキル、
(xx)ヘテロアリール、
(xxi)置換ヘテロアリール
(xxii)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、および
(xxiii)置換ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、あるいはR13およびR14はそれらが結合している原子と一緒になって3−10員ヘテロシクロアルキル環を形成し、該環は、独立して以下の群から選択される1以上の置換基で置換されていてもよく、
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)C1−C3−アルコキシ、
(iv)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルコキシ、
(v)オキソ、
(vi)C1−C3−アルキル、
(vii)ハロ−C1−C3−アルキル、および
(viii)C1−C3−アルコキシ−C1−C3−アルキル、
(j)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(k)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(l)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(m)−C≡N、
(n)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(o)アリール、
(p)置換アリール、
(q)ヘテロアリール、
(r)置換ヘテロアリール、
(s)C3−C8−シクロアルキル、
(t)置換C3−C8−シクロアルキル、
(u)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(v)ヘテロシクロアルキル、
(w)置換ヘテロシクロアルキル、
(x)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(y)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(z)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(aa)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(bb)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(cc)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(4)以下の群から選択される部位で置換されたC3−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)−CHO、
(c)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(d)−C(O)−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(e)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(f)−C≡N、
(g)アリール、
(h)置換アリール、
(i)ヘテロアリール、
(j)置換ヘテロアリール、
(k)C3−C7−シクロアルキル、および
(l)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル
(5)C4−C10−アルケニル、
(6)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC4−C10−アルケニル、
(a)ハロゲン、
(b)C1−C3−アルコキシ、
(c)オキソ、
(d)−CHO、
(e)−CO2R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(f)−C(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(g)−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(h)=N−O−R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(i)−C≡N、
(j)O−S(O)nR10、ここで、nは0、1または2であって、R10は前記定義に同じ、
(k)アリール、
(l)置換アリール、
(m)ヘテロアリール、
(n)置換ヘテロアリール、
(o)C3−C7−シクロアルキル、
(p)ヘテロアリールで置換されたC1−C12−アルキル、
(q)NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、
(r)NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(s)=N−NR13R14、ここで、R13およびR14は前記定義に同じ、
(t)=N−R9、ここで、R9は前記定義に同じ、
(u)=N−NHC(O)R10、ここで、R10は前記定義に同じ、および
(v)=N−NHC(O)NR11R12、ここで、R11およびR12は前記定義に同じ、
(7)C3−C10−アルキニル、および
(8)以下の群から選択される1以上の置換基で置換されたC3−C10−アルキニル、
(a)トリアルキルシリル、
(b)アリール、
(c)置換アリール、
(d)ヘテロアリール、および
(e)置換ヘテロアリール]
を有する化合物の製法であって、
(a)式:
【化45】
[式中、Rcはヒドロキシ保護基であって、Rは前記定義に同じ]
を有する化合物を、
(1)無水条件下でのアルキル金属水素化物と、ホスゲン、ジホスゲンおよびトリホスゲンから選択されるホスゲン試薬、続いての水性塩基触媒脱カルボキシル化、および
(2)ピリジン中のメタンスルホン酸無水物との反応、続いてのアミン塩基での処理、
から選択される試薬組合せで処理して、Rbがヒドロキシである式Vの化合物を得、
(b)所望により、Rbがヒドロキシである工程(b)の式Vの化合物をアルカリ金属水素化物塩基およびカルボニルジイミダゾールで処理して、Rbが−O−C(O)−イミダゾリルである式Vの化合物を得、
(c)所望により、Rbが−O−C(O)−イミダゾリルである工程(a)の式Vの化合物をアミンで処理してRbが−O−C(O)−NH2である式Vの化合物を得、次いで、
(d)所望により、脱保護し、所望の化合物を単離することを含む方法。
【公開番号】特開2013−47243(P2013−47243A)
【公開日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−228250(P2012−228250)
【出願日】平成24年10月15日(2012.10.15)
【分割の表示】特願2010−175066(P2010−175066)の分割
【原出願日】平成9年9月2日(1997.9.2)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年3月7日(2013.3.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−228250(P2012−228250)
【出願日】平成24年10月15日(2012.10.15)
【分割の表示】特願2010−175066(P2010−175066)の分割
【原出願日】平成9年9月2日(1997.9.2)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】
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