説明

携帯メガネ電話

【課題】従来の携帯電話に、フリーハンドで使える子機があると便利である。従来のメガネは、メガネとしての機能しか有していない。
【解決手段】メガネに携帯電話の子機としての機能を付与することで、フリーハンドでの使用が可能となる。従来のメガネに様々な機能を加えることで、それ自体が携帯電話となる

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話の子機としての機能を具えたメガネに関する。その形態を以て発明とするものである。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯電話は、それ自体が固定電話の子機としての機能を有している為、同様の形態の子機を要するという発想自体はあまり意味のないものだった。
【0003】
従来の携帯電話は、左右いずれかの手に持って使用することから、運転中や作業中に用いるのに不便があるし、そもそも運転中の使用は禁止されている。
【0004】
従来のメガネは携帯電話の機能を具えていない。ファッションとして用いる者も含めると、メガネを常用する者は多く居る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のメガネは視力を補う為、あるいはファッションとして用いるのみのものであった
【0006】
従来の携帯電話は、オプションを用いることで車のダッシュボードに固定して用いる方策はあるが、手にして用いることは禁止されている。また防水機能を具えた機種もあるが、入浴中に片手が塞がれるという難点もある。いずれにせよ、フリーハンドで用いられるものではない。
【課題を解決する為の手段】
【0007】
本発明は、従来視力を補う為、もしくはファッションとして用いられているメガネに、携帯電話の子機としての機能を付与することで、メガネ使用者にフリーハンドで通話等のやりとりを可能たらしめる。
【0008】
従来の固定電話と子機との関係を、携帯電話とメガネとの間に構築するのは現在の技術で可能なことである。携帯電話は親機であるから、子機としてのメガネを機能させるには親機たる携帯電話は一定の距離の範囲内になければならない。
【0009】
親機たる携帯電話に電源が入ってさえいれば、一定の範囲内に於て、着信および発信ができるよう、然るべきスイッチやボタン等をメガネに設ける。通話時のマイクも具え、本来のメガネに於てはレンズとしての役しか担っていなかったレンズにディスプレイ機能を付与するのも可能である。
【発明の効果】
【0010】
従来のメガネに携帯電話の子機としての機能を付与することで、様々なシーンに於てフリーハンドで通話のやりとりが可能となる。
【0011】
蔓の部分等にボタンを設けることでメールのやりとりもできるようにする。レンズに然るべき加工部分を設けて文字が視認できるようすれば、いちいち携帯電話を手にしなくとも相手とコミュニケーションがとれる
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下本発明の実施の形態を図1−図2に基いて説明する
【0013】
図1、図2、ともに同じ携帯メガネ電話である。図の1は着信または発信ボタンである
【0014】
図の2はマイクである、口許まで持ってこられるように取り付けられている。外しただけで着信傍受になると望ましい。
【0015】
図の3はボタンである。メールも打てる仕様にできるようにし、機能については、普通の携帯電話にあるものを可能な限り付与し、子機だけでコミュニケーションが十分に図れるようにする。図には計10個のボタンを設けている。
【0016】
図の4はレンズである。レンズの一部に液晶を用いる
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】 携帯メガネ電話の全景である。マイクを収納した状態
【図2】 携帯メガネ電話の全景である。マイクを外した状態

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話の子機としての機能を具えたメガネ

【図1】
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【図2】
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