説明

携帯機器

【課題】第1、第2筺体を連結する機構を隠蔽しつつ第1、第2筺体の相対移動を確保した携帯機器を提供することを課題とする。
【解決手段】本実施例の携帯電話1は、筐体10、20と、筺体10、20を連結するリンク31、32と、リンク31、32とは独立して筺体10、20を連結するリンク41、42と、を備え、筺体10、20が重なった閉状態ではリンク31、32、41、42は展開し、閉状態から筐体20が直線方向にスライドした開状態では、リンク31、32、41、42は折畳まれ、開状態から筐体20が回転した回転状態では、リンク31、32は折畳まれリンク41、42は展開し、閉状態、開状態及び回転状態の何れの状態においてもリンク31、32、41、42は筺体10、20に隠蔽される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯機器に関する。
【背景技術】
【0002】
第1、第2筺体を含む携帯機器がある。このような携帯機器は、第1、第2筺体を相対移動可能に連結する連結機構を備えているものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−49294号公報
【特許文献2】特開2007−177898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
第1、第2筺体の状態によっては、連結機構が露出する場合がある。このような機構が露出すると、携帯機器の外観に影響を与える恐れがある。
【0005】
本発明は、第1、第2筺体を連結する機構を隠蔽しつつ第1、第2筺体の相対移動を確保した携帯機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示の携帯機器は、第1、第2筐体と、前記第1、第2筺体を連結する第1リンク機構と、前記第1リンク機構とは独立して前記第1、第2筺体を連結する第2リンク機構と、を備え、前記第1、第2筺体が重なった閉状態では前記第1、第2リンク機構は展開し、前記閉状態から前記第2筐体が直線方向にスライドした開状態では、前記第1、第2リンク機構は折畳まれ、前記開状態から前記第2筐体が回転した回転状態では、前記第1リンク機構は折畳まれ前記第2リンク機構は展開し、前記閉状態、開状態及び回転状態の何れの状態においても前記第1、第2リンク機構は前記第1、第2筺体に隠蔽される。
【発明の効果】
【0007】
第1、第2筺体を連結する機構を隠蔽しつつ第1、第2筺体の相対移動を確保した携帯機器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1A〜1Dは、本実施例の携帯電話の動作の説明図。
【図2】図2A〜2Dは、本実施例と異なる構造を有した携帯電話の動作の説明図。
【図3】図3は、開状態での第1、第2リンク機構周辺の構造の図。
【図4】図4は、図3のA−A断面図。
【図5】図5Aは、図3のB−B断面図、図5Bは、図3のC−C断面図。
【図6】図6A〜6Dは、係合部及び連結ピンの形状の説明図。
【図7】図7A〜7Cは、係合部及び連結ピンの機能の説明図。
【図8】図8A〜8Dは、変形例の携帯電話に採用される係合部、連結ピン、及び補助ピンの形状の説明図。
【図9】図9は、変形例の携帯電話の開状態での係合部、連結ピン、補助ピンの機能の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
携帯電話を携帯機器の一例として説明する。図1A〜1Dは、本実施例の携帯電話1の動作の説明図である。尚、図1A〜1Dの各図においては、1の正面図と側面図とを示している。図1A〜1Dにおいては、携帯電話1の構造を簡略に示している。
【0010】
携帯電話1は、筐体10、20を有している。筐体20の正面には例えばディスプレイが設けられている。筐体10、20は、リンク31、32、41、42により、相対移動可能に連結されている。リンク31、32、41、42は、それぞれ薄板状である。リンク31、32、41、42は、筐体10と筐体20との間に設けられている。リンク31、32は、連結ピン33により枢動可能に連結されている。リンク31は、連結ピン35により筐体10側に連結されている。リンク32は、連結ピン36により筐体20側に連結されている。同様に、リンク41、42は、連結ピン43により枢動可能に連結されている。リンク41は、連結ピン45により筐体10側に連結されている。リンク42は、連結ピン36により筐体20側に連結されている。
【0011】
このようにリンク31、32は、筐体10、20を連結しており、同様に、リンク41、42は、筐体10、20を連結している。リンク31、32は、第1リンク機構に相当し、リンク41、42は第2リンク機構に相当する。この第1、第2リンク機構は、互いに独立である。即ち、リンク31、32と、リンク41、42とは、直接的に連結されてない。
【0012】
図1Aは、筐体10、20が全体的に略重なった閉状態を示している。図1Aの状態では、リンク31、32、41、42は、展開している。閉状態においては、筐体10,20が重なった部分の面積は最大となる。従って、リンク31、32、41、42は、展開しているが、リンク31、32、41、42は、筐体10と筐体20との重なった部分からはみ出ない。これにより、閉状態において、リンク31、32、41、42は、筐体10、20により隠蔽される。
【0013】
図1Bは、閉状態から筐体10に対して筐体20がスライドしているスライド途中の状態を示している。筐体20が直線方向にスライドすると、筐体10、20が重なった部分の面積は小さくなる。これに応じて、リンク31、32は縮み、リンク41、42も縮む。これにより、スライド途中の状態においても、リンク31、32、41、42は、筐体10、20により隠蔽される。
【0014】
図1Cは、筐体20のスライドが終了した開状態を示している。図1Cに示すように、開状態において、筐体10、20が重なった部分の面積は最小となる。開状態において、筐体20により隠蔽されていた筐体10の正面が露出する。筐体10の正面には、例えば操作キーなどが設けられる。開状態において、このような操作キーを操作可能となる。開状態において、リンク31、32、41、42は、互いに重なるようにして折畳まれる。これにより、開状態においても、リンク31、32、41、42は、筐体10、20により隠蔽される。尚、開状態においては、連結ピン35、36が重なり、連結ピン45、46が重なる。
【0015】
図1Dは、開状態から筐体20が時計方向CWに90度回転した回転状態を示している。図1C、図1Dに示すように、筐体20が、連結ピン35、36を支点として時計方向CWに回転すると、リンク31、32は、折畳まれた状態を維持する。一方、リンク41、42は、展開する。開状態から回転状態への移行により、筐体10、20が重なった部分の面積は大きくなる。これに応じて、筐体10、20が重なった部分からはみ出さないように、リンク41、42が展開する。これにより、回転状態においても、リンク31、32、41、42は、筐体10、20により隠蔽される。
【0016】
以上のように、何れの状態においても、リンク31、32、41、42は、筐体10、20により隠蔽される。従って、リンク31、32、41、42が露出することにより、携帯電話1の外観に影響を与えることが抑制される。
【0017】
次に、本実施例の携帯電話と異なる構造を有した携帯電話1xについて説明する。図2A〜2Dは、本実施例と異なる構造を有した携帯電話1xの動作の説明図である。
【0018】
携帯電話1xも、本実施例の携帯電話1と同様の動作を行うことができる。携帯電話1xは、筐体10xと筐体20xとを相対移動可能に連結する連結機構30xを備えている。連結機構30xは、筐体20xの背面側に設けられたガイド溝32x、ガイド溝32xと係合し筐体10xの正面側に設けられたガイドピン31xとを含む。また、携帯電話1xは、筐体10xと筐体20xとを回転可能に連結する回転機構90xを有している。
【0019】
図2A、図2Bに示すように、閉状態から筐体20xがスライドし始めると、ガイドピン31xがガイド溝32x内を移動する。開状態においては、図2Cに示すように、ガイドピン31xは、ガイド溝32xの直状部分の端部にまで移動する。図2Cに示した開状態においては、筐体10x、20xが重なる部分の面積が最小となる。このため、連結機構30xは、筐体20xの背面側に露出される。図2Cにおいては、点線で示した斜線部分が露出されることになる。図2Dに示すように、回転機構90xを支点として、筐体20xが時計方向CWに90度回転すると、連結機構30xは再び筐体10x、20xに隠蔽される。
【0020】
このように、筐体20xが筐体10xに対して直線状にスライドしその後に回転する場合には、連結機構30xは筐体20xの動作の途中で露出する。これにより携帯電話1xの外観に影響を与える。
【0021】
しかしながら、本実施例の携帯電話1では、リンク31、32、41、42により、筐体10と筐体20との重なる部分からはみ出ないように、変形することが可能である。尚、上述したように、第1リンク機構に相当するリンク31、32と、第2リンク機構に相当するリンク41、42とは、互いに独立している。これにより、図1C、図1Dに示した開状態から回転状態への移行の際にも、リンク31、32は重なった状態を維持しつつ、リンク41、42は展開することが可能となる。
【0022】
次に、本実施例の携帯電話1の詳細な構造について説明する。図3は、開状態での第1、第2リンク機構周辺の構造の図である。図3においては、開状態において筐体10、20を正面から見た場合の透視図を示している。図4は、図3のA−A断面図、図5Aは、図3のB−B断面図、図5Bは、図3のC−C断面図である。
【0023】
連結ピン36は、筐体20に対して回転不能に固定されているが、リンク32に対しては回転可能に連結されている。図5Aに示すように、連結ピン36は、円柱部361、円柱部361の途中に形成された突起部365、を含む。突起部365は、長方体状である。突起部365は、円柱部361の軸心から径方向外側に突出している。
【0024】
筐体10側には、係合部50が固定されている。図3に示すように、係合部50は正面から見て略L字状の壁部51を有している。また、係合部50には、突起部365を収容可能な収容部55を有している。収容部55は、円形状である。連結ピン36と係合部50とについての詳細は後述する。
【0025】
連結ピン46は、筐体20に対して回転不能に固定されているが、リンク42に対しては回転可能に連結されている。図5Bに示すように、連結ピン46は、円柱部461、円柱部461の途中に形成された突起部465、を含む。突起部465は、長方体状である。突起部465は、円柱部361の軸心から径方向外側に突出している。
【0026】
筐体10側には、係合部70が固定されている。図3に示すように、係合部70は正面から見て略L字状の壁部71を有している。また、係合部70には、突起部465を収容可能な収容部75を有している。収容部75は、直線状である。突起部465と収容部75とは、相補形状である。連結ピン46と係合部70とについての詳細は後述する。
【0027】
図6A〜6Dは、係合部50、70、及び連結ピン36、46の形状の説明図である。尚、図6A、6Bにおいては、それぞれ係合部50、係合部70を簡略化して示している。
【0028】
図6Aに示すように、係合部50には円形の収容部55を有している。収容部55は、突起部365を回転可能に収容することができる大きさである。図6Bに示すように、係合部70には、直線状の収容部75を有している。収容部75は、突起部465を収容可能であるが、突起部465は収容部75と係合した状態で回転することはできない。図6C、6Dに示すように、連結ピン36、46は略同一形状である。
【0029】
図7A〜7Cは、係合部50、70、連結ピン36、46の機能の説明図である。閉状態から開状態に移行した場合、図7Aに示すように、突起部365は収容部55内に収容され、突起部465は収容部75内に収容される。換言すれば、開状態において係合部50は連結ピン36と係合し、係合部70は連結ピン46と係合する。
【0030】
図7Bに示すように、連結ピン36を支点として筐体20が時計方向CWに回転すると、突起部465は収容部75から離脱し、突起部365は収容部55内で回転する。即ち、係合部50と係合しつつ連結ピン36は回転する。尚、連結ピン36は筐体20に対して回転不能に固定されているので、筐体20と共に連結ピン36は回転する。
【0031】
収容部55内で突起部365が回転することにより、突起部365の姿勢が収容部55内で変化する。収容部55の入口部分は、突起部365の厚みと略同等に設定されている。このため、収容部55内で突起部365が回転すると、図7B、7Cに示すように、突起部365は収容部55から離脱不能となる。これにより、筐体20の回転支点の位置のずれが防止される。このように、筐体20の回転支点の位置が規定される。従って、係合部50と連結ピン36とは回転案内機構に相当する。連結ピン36は、被係合部に相当する。
【0032】
図7Aに示した開状態において、連結ピン36を支点として筐体20を反時計方向に回転させようとして場合、連結ピン46と係合部70との当接により、筐体20は反時計方向に回転することができない。このように、連結ピン46と係合部70とは、筐体20の回転方向を一方向に制限している。係合部70はストッパに相当し、連結ピン46はストッパに当接する当接部に相当する。
【0033】
図7Aに示した開状態において、連結ピン46を支点として筐体20を回転させようとした場合、突起部465と収容部75との当接により、筐体20は連結ピン46を支点として回転させることができない。このように、連結ピン46と係合部70とは、筐体20の回転の支点位置を制限する機能をも有している。
【0034】
図7Aに示した開状態において、連結ピン36と係合部50とが係合し、連結ピン46と係合部70とが係合することにより、開状態における筐体10に対する筐体20の位置が規定される。
【0035】
次に、変形例の携帯電話について説明する。図8A〜8Dは、変形例の携帯電話に採用される係合部50a、70a、連結ピン36a、46a、補助ピン36b、46bの形状の説明図である。図9は、変形例の携帯電話の開状態での係合部50a、70a、連結ピン36a、46a、補助ピン36b、46bの機能の説明図である。
【0036】
図8Aに示すように、係合部50aには、直線状の直状溝部56、直状溝部56と連続し円弧状の円弧状溝部57、を有している。係合部70aは、図8Bに示すように、直線状の直状溝部76を有している。図8Cに示すように、連結ピン36a、補助ピン36bは、閉状態から開状態の移行の際のスライド方向に沿って並んでいる。図8Dに示すように、連結ピン46a、補助ピン46bも同様にスライド方向に沿って並んでいる。連結ピン36aは、筐体20に対して回転不能に固定されているが、リンク32に対して回転可能に連結されている。連結ピン46aは、筐体20に対して回転不能に固定されているが、リンク42に対して回転可能に連結されている。補助ピン36b、補助ピン46bは、リンク31、32、41、42の何れにも連結されてない。
【0037】
図9に示すように、開状態においては、直状溝部56内に連結ピン36a、補助ピン36bが係合する。開状態において、連結ピン36aは、直状溝部56の略中心に位置する。また、補助ピン36bは、直状溝部56と円弧状溝部57との合流部分に位置する。図9に示すように、円弧状溝部57は、直状溝部56の中心位置を中心とした円弧状である。円弧状溝部57は、連結ピン36aを支点として筐体20を時計方向CWに回転させた場合における補助ピン36bの軌跡に沿っている。
【0038】
図9に示した状態から、連結ピン36aを支点として筐体20を反時計方向に回転させた場合、補助ピン36bは円弧状溝部57内に進入する。これにより、回転状態においては、連結ピン36aは直状溝部56と係合し、補助ピン36bが円弧状溝部57と係合する。このように、連結ピン36a、補助ピン36b、係合部50aは、回転案内機構に相当する。
【0039】
図9に示した開状態において、連結ピン36aを支点として筐体20を反時計方向に回転させようとして場合、連結ピン46a、補助ピン46bと、係合部70aとの当接により、筐体20は反時計方向に回転することができない。このように、連結ピン46a、補助ピン46bと係合部70aとは、筐体20の回転方向を一方向に制限している。係合部70aはストッパに相当し、連結ピン46a、補助ピン46bは当接部に相当する。
【0040】
図9に示した開状態において、連結ピン46aを支点として筐体20を回転させようとした場合、補助ピン46bと直状溝部76との当接により、筐体20は連結ピン46aを支点として回転させることができない。このように、連結ピン46a、補助ピン46bと係合部70aとは、筐体20の回転の支点位置を制限する機能をも有している。
【0041】
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0042】
携帯機器としては、携帯電話に限定されない。例えば、電子機器は、PDAやノートパソコン、電子辞書であってもよい。
【符号の説明】
【0043】
10、20 筐体
31、32、41、42 リンク(第1、第2リンク機構)
36、46 連結ピン(被係合部)
365、465 突起部
50、70 係合部
55、75 収容部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1、第2筐体と、
前記第1、第2筺体を連結する第1リンク機構と、
前記第1リンク機構とは独立して前記第1、第2筺体を連結する第2リンク機構と、を備え、
前記第1、第2筺体が重なった閉状態では前記第1、第2リンク機構は展開し、
前記閉状態から前記第2筐体が直線方向にスライドした開状態では、前記第1、第2リンク機構は折畳まれ、
前記開状態から前記第2筐体が回転した回転状態では、前記第1リンク機構は折畳まれ前記第2リンク機構は展開し、
前記閉状態、開状態及び回転状態の何れの状態においても前記第1、第2リンク機構は前記第1、第2筺体に隠蔽される、携帯機器。
【請求項2】
前記回転状態における前記第2筐体の回転支点の位置を規定する回転案内機構を備えた、請求項1の携帯機器。
【請求項3】
前記回転案内機構は、前記第1筐体側に設けられた係合部、前記第2筐体側に設けられ前記開状態において前記係合部に対して回転可能に前記係合部と係合する被係合部、を含み、
前記係合部と係合しつつ前記被係合部が回転することにより、前記被係合部を支点として前記第2筺体が回転する、請求項2の携帯機器。
【請求項4】
前記係合部と係合しつつ前記被係合部が回転することにより、前記被係合部は前記係合部からの離脱が不能となる、請求項3の携帯機器。
【請求項5】
前記係合部と前記被係合部とが係合することにより、前記開状態における前記第1、第2筺体の位置が規定される、請求項3又は4の携帯機器。
【請求項6】
前記係合部は、前記被係合部を回転可能に収容する、請求項3乃至5の何れかの携帯機器。
【請求項7】
前記係合部は、前記被係合部の回転方向を一方向に制限するように、前記被係合部が前記一方向に回転した場合の前記被係合部の軌跡に沿った溝状である、請求項3乃至5の何れかの携帯機器。
【請求項8】
前記回転状態における前記第2筺体の回転方向を一方向に制限する回転方向制限機構を備えている、請求項1乃至7の何れかの携帯機器。
【請求項9】
前記回転方向制限機構は、前記第1筐体側に設けられたストッパ、前記第2筺体側に設けられ前記ストッパと当接することにより前記第2筺体の回転方向を一方向に制限する当接部、を含む、請求項8の携帯機器。
【請求項10】
前記当接部と前記ストッパとが当接することにより、前記当接部を支点とする前記第2筺体の回転が不能となる、請求項9の携帯機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−71817(P2011−71817A)
【公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−222078(P2009−222078)
【出願日】平成21年9月28日(2009.9.28)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】