説明

携帯用端末機の画面の明るさを調整するための装置及びその方法

【課題】使用者によるタッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者に依存して決まる、画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定するか現在の周辺の照度値に対応する値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定するための携帯用端末機の画面の明るさを調整するための装置及びその方法を提供する。
【解決手段】該方法は、画面のタッチを感知する過程と、タッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を第1値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を前記第1値より低い第2値に設定する過程と、を含むことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯用端末機に係り、特に、携帯用端末機の画面の明るさを調整するための装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯用ディスプレイ装置が装着された機器を利用する環境は随時に変わる。蛍光灯照明が使用される事務室や白熱灯が使用されるトイレ、太陽光が主な光である一般的な照明環境では、ディスプレイ装置の利用に大きい問題はない。しかし、暗いところで作業をしなければならない特殊な状況及び光が当たると蹉跌が生じる恐れがある、例えば、産業現場、又は劇場のような暗い環境で、携帯の照明がつく場合のように、急に発光すると、眩しさのせいで作業中、又は観劇中の周囲の人に迷惑をかけてしまうという問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】韓国公開10−1997−0067086
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、携帯用端末機の画面の明るさを調整するための装置及びその方法を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、携帯用端末機において、画面に明かりが殆ど出ないようにした状態で、使用者が望む特定部分のみを確認できるようにした装置及びその方法を提供することにある。
【0006】
本発明の更に他の目的は、携帯用端末機において、使用者によるタッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者に依存して決まる、画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定するか現在の周辺の照度値に対応する値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定するための装置及びその方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した目的を達成するための本発明の第1見地によると、携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法は、画面のタッチを感知する過程と、タッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を第1値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を前記第1値より低い第2値に設定する過程と、を含むことを特徴とする。
【0008】
本発明の第2見地によると、携帯用端末機における画面の明るさを調整するための装置は、画面のタッチを感知する表示部と、タッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を第1値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を前記第1値より低い第2値に設定する画面の明るさ調整部と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、タッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者に依存して決まる、画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定するか、又は、現在の周辺の照度値に対応する値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定できるので、使用者は、周辺の人に迷惑をかけることなく、且つ、暗い環境で最小限の明るさで眩しさを感じることなく自分がタッチした画面領域内の内容を確認できる。その際、使用者がタッチした画面領域を除いた残りの領域では明かりが殆ど出ないので、使用者はタッチポイントを移動させることで自分が望む画面領域の内容を確認できる。

【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明による携帯用端末機の装置構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例による携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例による携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施例による携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法を示す例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付した図面を参照して本発明の動作原理を詳細に説明する。下記で本発明を説明するに当たって、関連する公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を却って不明確にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は本発明における機能を考慮して定義された用語であり、これは使用者、操作者の意図又は慣例による定義と異なる場合がある。従って、その定義は、本明細書全般にかかる内容に基づいて下されるべきである。
【0012】
以下、本発明は携帯用端末機の画面の明るさを調整するための方法について説明する。
以下の説明において、携帯用端末機はディスプレイ装置を具備した端末機であり、好ましくは、通信機能が内蔵された移動通信端末機、移動電話機、デジタル放送(Digital Broadcasting)端末機、個人情報端末機(PDA:Personal Digital Assistants)、スマートフォン(Smart Phone)、IMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)端末機、CDMA(Code Division Multiple Access)端末機、GSM(登録商標)(Global Standard for Mobile Communication)端末機、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)端末機、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)端末機、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)端末機及びUMTS(Universal Mobile Telecommunication Service)端末機などのような全ての情報通信機器及びマルチメディア機器と、それに対する応用に適用され得るということは自明である。
【0013】
図1は、本発明による携帯用端末機の装置構成を示すブロック図である。
携帯用端末機は、制御部100、メモリ102、入力部104、表示部106、画面の明るさ(光度)調整部108、通信部110を含んで構成される。
【0014】
図1を参照すると、制御部100は携帯用端末機の全般的な動作を制御し、本発明によって画面の明るさを調整するための全般的な動作を制御及び処理する。
【0015】
メモリ102は、制御部100の処理及び制御のためのプログラムのマイクロコードと各種参照データ、各種プログラムを行う途中発生する一時的なデータ、更新可能な各種保管用データをセーブする。特に、本発明に係るメモリ102は画面の明るさを調整するためのプログラムをセーブする。また、実施例によっては、メモリ102は周辺の照度値別に画面の明るさの値を定義したテーブルをセーブする。
【0016】
入力部104は、数字キーボタンと複数の機能キーボタンを具備し、使用者が押すキーボタンに対応するキーボタン入力データを制御部100に提供する。
【0017】
表示部106は、携帯用端末機の動作の途中発生する状態情報、或る一定個数の文字、動画、及び/又は静止映像をディスプレイする。さらに表示部106はタッチスクリーンで具現され、表示部106は使用者のタッチを感知してタッチが発生された領域の座標を検出し、検出された座標を制御部100に提供する。
【0018】
画面の明るさ調整部108は、表示部106の画面の明るさの値を調整する。即ち、画面の明るさ調整部108は、使用者によってタッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者によって画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定するか、又は現在の周辺の照度値に対応する値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定する。
【0019】
通信部110は、アンテナを介して入出力される無線信号を送受信処理する機能を行う。例えば、送信である場合、送信する基底帯域信号をRF(Radio Frequency)帯域信号にアップ変換してアンテナを介して送信する機能を行い、受信である場合、アンテナを介して受信されるRF帯域信号を基底帯域信号にダウン変換してデータを復元する機能を行う。
【0020】
図示してはいないが、本発明による携帯用端末機はセンシング部を更に含んでもよい。この場合、センシング部は照度センサで具現されてもよく、携帯用端末機の周辺の明るさ、即ち、周辺の照度をセンシングする。
【0021】
図2は、本発明の第1実施例による携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法を示すフローチャートである。
図2を参照すると、端末はステップ201で使用者のキー操作に応じて低電力の画面の明るさの調整のためのキーが入力されるのか否かを検査する。ここで、低電力の画面の明るさの調整のためのキーは、周辺環境の明るさに関係なく残りのバッテリ量が少ない場合、端末の画面の明るさを低く調整して端末のバッテリ消耗を減らし、暗い環境では眩しさを減らすためのモードに進入するためのキーであり、例えば、ボリュームダウンキー(Volume Down Key)とロック解除キー(Unlock key)の組み合わせで具現されてもよい。
【0022】
ステップ201において、使用者のキー操作に応じて低電力の画面の明るさの調整のためのキーが入力されたと判断される際、端末はステップ203で全体画面の、画面の明るさの値を最低値に設定する。或いは他の方法として、端末は全体画面の明るさの値を、使用者に依存して決まる、画面上の正確な内容の確認は難しいが画面の変化は認知できる程度の低い値に設定するか、又は、画面の明るさの値を初めから設定しなくてもよい。
【0023】
次に、端末はステップ205で、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチが感知されるか否かを検査する。ここで、一般的なタッチ機能のロックのためのキーは、タッチが感知されるとき他の画面に移動するか、タッチ及びドラッグが感知されるとき画面上の内容をスクロールするなどのタッチの一般的な機能を非活性化させるためのキーであり、例えば、ボリュームダウンキーで具現されてもよい。
【0024】
ステップ205において、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチが感知されたと判断される際、端末はステップ207でタッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者に依存して決まる、画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に維持する。ここで、タッチが感知された画面領域は、タッチポイント(手又はペンで画面に接触する面又は点)を中心とする予め決定された大きさ及び形の画面領域を意味する。既に決定され得る大きさ及び形は、ディバイスの横×縦だけでなく、タッチポイントを中心とする円、四角形など、多様に決定されてもよい。
【0025】
次に、端末はステップ209で、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチ移動(例えば、タッチポイント移動、又はタッチ及びドラッグ)が感知されるのか否かを検査する。
【0026】
ステップ209において、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチ移動が感知されたと判断される際、端末はステップ211でタッチ移動が感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者によって画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定する。
【0027】
一方、ステップ209において、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチ移動が感知されないと判断される際、端末はステップ207に戻って以下のステップを繰り返し行う。
【0028】
次に、端末は、本発明によるアルゴリズムを終了する。
【0029】
図3は、本発明の第2実施例による携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法を示すフローチャートである。
図3を参照すると、端末はステップ301で、照度センサを利用して周期的に照度情報を収集する。
【0030】
次に、端末はステップ303で、周期的に収集された照度情報に基づいて現在の照度値が基準値より小さいか否かを検査する。
ステップ303において、現在の照度値が基準値より小さくないと判断される際、端末は暗い環境ではないと判断し、ステップ301に戻って以下のステップを繰り返し行う。
【0031】
一方、ステップ303において、現在の照度値が基準値より小さいと判断される際、端末はステップ305で暗い環境であると判断し、眩しさを減らすために全体画面の、画面の明るさの値を最低値に設定する。或いは他の方法として、使用者が画面上の正確な内容の確認は難しいが画面の変化は認知できる程度の低い値に画面の明るさの値を設定するか、又は、画面の明るさの値を設定しなくてもよい。
【0032】
次に、端末はステップ307で、使用者のキー操作の応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチ感知されるのか否かを検査する。ここで、一般的なタッチ機能のロックのためのキーは、タッチが感知されるとき他の画面に移動するか、タッチ及びドラッグが感知されるとき画面上の内容をスクロールするなどのタッチの一般的な機能を非活性化させるためのキーであり、例えば、ボリュームダウンキーで具現されてもよい。
【0033】
ステップ307において、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力の共に画面のタッチが感知されたと判断される際、端末はステップ309で照度別に画面の明るさを定義したテーブルを参照して現在の照度値に対応する画面の明るさの値を決定する。テーブルにおいて、照度値が低いほどこれにマッピングされる画面の明るさの値は低くなり、照度値が高いほどこれにマッピンがされる画面の明るさの値は高くなる。
【0034】
次に、端末はステップ311で、タッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を決定された現在の照度値に対応する値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に維持する。或いは他の方法として、タッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者に依存して決まる、画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に維持してもよい。この場合、ステップ309は省略される。ここで、タッチが感知された画面領域は、タッチポイントを中心とする既に決定された大きさ及び形の画面領域を意味する。
【0035】
次に、端末はステップ313で、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチ移動(例えば、タッチポイント移動又はタッチ及びドラッグ)が感知されるのか否かを検査する。
【0036】
ステップ313において、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチ移動が感知されたと判断される際、端末はステップ315で照度別に画面の明るさを定義したテーブルを参照し、現在の照度値に対応する画面の明るさの値を決定する。
【0037】
次に、端末はステップ317でタッチ移動が感知された画面領域の画面の明るさの値を決定された現在の照度値に対応する値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定する。或いは他の方法として、タッチ移動が感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者によって画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定してもよい。この場合、ステップ315は省略される。
【0038】
一方、ステップ313において、使用者のキー操作に応じて一般的なタッチ機能のロックのためのキーの入力と共に画面のタッチ移動が感知されないと判断される際、端末はステップ309に戻って以下のステップを繰り返し行う。
【0039】
次に、端末は、本発明によるアルゴリズムを終了する。
【0040】
このように、本発明はタッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者に依存して決まる、画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定するか、又は、現在の周辺の照度値に対応する値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定することで、図4のように使用者は、周辺の人に迷惑をかけることなく、且つ、暗い環境で最小限の明るさで眩しさを感じることなく自分がタッチした画面領域内の内容を確認できる。その際、使用者がタッチした画面領域を除いた残りの領域では明かりが殆ど出ないので、使用者はタッチポイントを移動させることで自分が望む画面領域の内容を確認できる。
【0041】
本発明は、携帯用端末機における使用者によってタッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を、使用者に依存して決まる、画面上の正確な内容の確認が可能な予め決定された低い値に設定するか、又は、現在の照度値に対応する値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を最低値に設定することで、使用者は、周辺の人に迷惑をかけることなく、且つ、暗い環境で最小限の明るさで眩しさを感じることなく自分がタッチした画面領域内の内容を確認できるという利点がある。また、暗い環境でなくても残りのバッテリ量が少ない場合、本発明によって画面の明るさを調整することで、端末のバッテリ消耗を減らすことができる。
【0042】
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施例に関して説明したが、本発明の範囲を逸脱しない範囲内で多様な変形が可能であることはもちろんである。従って、本発明の範囲は、説明された実施例に限って決められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものによって決められるべきである。
【符号の説明】
【0043】
100 制御部
102 メモリ
104 入力部
106 表示部
108 画面の明るさ調整部
110 通信部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面のタッチを感知する過程と、
タッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を第1値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を前記第1値より低い第2値に設定する過程と、を含むことを特徴とする携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法。
【請求項2】
前記画面のタッチを感知する前に、
画面の明るさを調整するためのキーが入力されるか否かを検査する過程と、
画面の明るさを調整するためのキーが入力される際、全体画面の、画面の明るさの値を前記第2値に設定する過程と、を更に含み、
ここで、前記第1値は、使用者に依存して決まる、画面上の内容の確認が可能な値であり、画面の明るさを調整する前の画面の明るさの値より低い値に設定されることを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法。
【請求項3】
前記画面のタッチを感知する前に、
周期的に周辺の照度情報を収集する過程と、
現在の照度値が基準値より小さいか否かを検査する過程と、
現在の照度値が基準値より小さいとき、全体画面の、画面の明るさの値を前記第2値に設定する過程と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法。
【請求項4】
前記画面のタッチを感知した後、
照度別に画面の明るさを定義したテーブルを参照し、現在の照度値に対応する画面の明るさの値を決定する過程を更に含み、
ここで、前記第1値は、前記決定された現在の照度値に対応する画面の明るさの値に設定され、
ここで、前記テーブルは、照度値が低いほどこれにマッピングされる画面の明るさの値が低くなり、照度値が高いほどこれにマッピングされる画面の明るさの値が高くなるテーブルであることを特徴とする請求項3に記載の携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法。
【請求項5】
画面のタッチ移動を感知する過程と、
タッチ移動が感知された画面領域の画面の明るさの値を前記第1値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を、前記第2値に設定する過程と、を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の携帯用端末機における画面の明るさを調整するための方法。
【請求項6】
画面のタッチを感知する表示部と、
タッチが感知された画面領域の画面の明るさの値を第1値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を、前記第1値より低い第2値に設定する画面の明るさ調整部と、を含むことを特徴とする携帯用端末機における画面の明るさを調整するための装置。
【請求項7】
画面の明るさを調整するためのキーが入力されるのか否かを検査する入力部を更に含み、
ここで、前記画面の明るさ調整部は、前記画面のタッチを感知する前に、画面の明るさを調整するためのキーが入力される際、全体画面の、画面の明るさの値を前記第2値に設定し、
ここで、前記第1値は、使用者に依存して決まる、画面上の内容の確認が可能な値であり、画面の明るさを調整する前の画面の明るさの値より低い値に設定されることを特徴とする請求項6に記載の携帯用端末機における画面の明るさを調整するための装置。
【請求項8】
周期的に周辺の照度情報を収集するセンシング部を更に含み、
ここで、前記画面の明るさ調整部は、前記画面のタッチを感知する前に、現在の照度値が基準値より小さいか否かを検査し、現在の照度値が基準値より小さいとき、全体画面の画面の明るさの値を前記第2値に設定することを特徴とする請求項6に記載の携帯用端末機における画面の明るさを調整するための装置。
【請求項9】
前記画面の明るさ調整部は、前記画面のタッチを感知した後、照度別に画面の明るさを定義したテーブルを参照し、現在の照度値に対応する画面の明るさを決定し、
ここで、前記第1値は、前記決定された現在の照度値に対応する画面の明るさの値に設定され、
ここで、前記テーブルは、照度値が低いほどこれにマッピングされる画面の明るさの値が低くなり、照度値が高いほどこれにマッピングされる画面の明るさの値が高くなるテーブルであることを特徴とする請求項8に記載の携帯用端末機における画面の明るさを調整するための装置。
【請求項10】
前記表示部は、画面のタッチ移動を感知し、
前記画面の明るさ調整部は、タッチ移動が感知された画面領域の画面の明るさの値を前記第1値に設定し、残りの画面領域の画面の明るさの値を前記第2値に設定することを特徴とする請求項6に記載の携帯用端末機における画面の明るさを調整するための装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−234515(P2012−234515A)
【公開日】平成24年11月29日(2012.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−283449(P2011−283449)
【出願日】平成23年12月26日(2011.12.26)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】