説明

携帯端末

【課題】電池パックの誤挿入を認識して接触端子を保護可能な携帯端末を提供する。
【解決手段】携帯端末10は、筐体11、電池収容部12、電池パック13および電池蓋14を備える。電池収容部は、左内面25Cから突出された接触端子27および内面突起部29とを有する。また、電池パックは、接触端子に接触可能な接触パッド37と、内面突起部よりも収容底面24側に挿入可能な電池第1突起部38と、内面突起部を挿入可能な電池凹部39と、電池第1突起部に対して点対照位置に設けられた電池第2突起部41とを有する。電池収容部に対する電池パックの姿勢が、収容底面に対して電池天面34が対面する姿勢のときに電池第2突起部が内面突起部に係合するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体に凹状の電池収容部が設けられ、電池収容部に電池パックが収容され、電池収容部が電池蓋で覆われた携帯端末に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯端末は、通常、筐体に電池収容部が凹状に設けられ、凹状の電池収容部に電池パックが収容され、電池パックおよび電池収容部が電池蓋で覆われるように構成されている。
携帯端末のなかには、電池収容部に凹部が形成され、凹部に係合可能な突起が電池パックに形成されたものが知られている。
【0003】
この携帯端末によれば、電池収容部に電池パックを収容する際に、電池収容部の凹部に電池パックの突起を合わせて嵌合させることにより、電池収容部に電池パックが正規の姿勢で収容される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−192397号公報(段落0022、段落0023、図3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の突起や凹部は、電池収容部に電池パックを正規の姿勢で収容させるために用いられた部位である。
このため、特許文献1の突起や凹部では、電池収容部に対して電池パックを誤った姿勢で挿入しようとした際に接触端子の破損を防止するものではない。
【0006】
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電池収容部に対して電池パックを誤った姿勢で挿入しようとした際に、使用者が誤挿入を認識できるとともに、接触端子を保護できる携帯端末を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の携帯端末は、筐体と、前記筐体の裏面において凹状に設けられた電池収容部と、前記電池収容部に収容される電池パックと、前記電池収容部を覆う電池蓋とを備え、前記電池収容部は、前記筐体の厚み方向に沿った内面から前記電池収容部の収容底面に対して平行な方向に突出する接触端子と、前記内面における前記接触端子よりも前記収容底面とは反対側に設けられ、前記収容底面に対して平行な方向に突出する内面突起部と、を有し、前記電池パックは、前記電池収容部の前記収容底面に対面する電池底面と、前記電池蓋に対面する電池天面とに隣り合う端面に設けられて前記接触端子に接触する接触パッドと、前記端面における前記電池底面側に設けられ、前記内面突起部よりも前記収容底面側に挿入される電池第1突起部と、前記端面における前記電池天面側に設けられ、前記内面突起部が挿入される電池凹部と、前記端面における長手方向中央部を中心として前記電池第1突起部に対する点対照位置に設けられた電池第2突起部と、を有し、前記電池収容部に対して前記電池パックが、前記内面に対して前記端面が対面し、かつ、前記収容底面に対して前記電池天面が対面する姿勢のときに、前記電池第2突起部が前記内面突起部に係合する。
【0008】
電池収容部に電池パックを収容する際に、内面に対して端面が対面し、かつ、収容底面に対して電池天面が対面する場合、電池パックは正規の収容姿勢に対して180度反転した誤収容姿勢に保たれている。
電池パックが誤収容姿勢に保たれているときに、電池第2突起部が内面突起部に係合するようにした。
【0009】
よって、電池収容部に対して電池パックを誤った姿勢で挿入しようとした際に、電池収容部に電池パックを挿入する前に、電池パックの誤挿入を使用者が認識できる。
これにより、電池パックが接触端子に接触する前に電池パックの誤挿入を認識できるので、電池パックで接触端子を破損する虞がなく接触端子を保護できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の携帯端末によれば、電池パックが誤収容姿勢に保たれているときに、電池第2突起部が内面突起部に係合するようにした。
これにより、電池収容部に対して電池パックを誤った姿勢で挿入しようとした際に、使用者が誤挿入を認識できるとともに、接触端子を保護できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係る携帯端末を表面側から見た状態を示す分解斜視図
【図2】図1の携帯端末を裏面側から見た状態を示す分解斜視図
【図3】図2のI部拡大図
【図4】図2のII−II線断面図
【図5】本発明に係る筐体の電池収容部に電池パックを正規の姿勢で挿入する状態を示す斜視図
【図6】本発明に係る電池パックの電池第1突起部および電池凹部を示す斜視図
【図7】本発明に係る電池パックの電池第2突起部および電池第3突起部を示す斜視図
【図8】本発明に係る筐体の電池収容部に電池パックを正規の姿勢で収容した状態を示す斜視図
【図9】図8のIII部拡大図
【図10】図8のIV−IV線断面図
【図11】本発明に係る筐体の電池収容部に電池パックを誤挿入する前の状態を示す斜視図
【図12】本発明に係る筐体の電池収容部に電池パックを誤挿入した状態を示す斜視図
【図13】図12のV部拡大図
【図14】図12のVI−VI線断面図
【図15】本発明に係る電池パックの電池第2突起部を必要以上に突出させた状態を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態に係る携帯端末について図面を参照して説明する。
【0013】
図1、図2に示すように、本発明の実施形態である携帯端末10は、筐体11と、筐体11の裏面11Bにおいて凹状に設けられた電池収容部12と、電池収容部12に収容される電池パック13と、電池収容部12を覆う電池蓋14とを備えている。
【0014】
筐体11は、略矩形体状に形成され、表面11Aに設けられた表示部16と、表示部16の上方に設けられた受信部17と、表示部16の下方に設けられた操作部(キー)18と、操作部18に隣接して設けられた送信部19とを備えている。
さらに、この筐体11は、裏面11Bに設けられたカメラ部21とを備えている。
【0015】
電池収容部12は、筐体11の裏面11Bにおいてカメラ部21の下方に凹状に設けられ、収容底面24、内面25、収容開口部26、複数の接触端子27および内面突起部29を有する。
【0016】
収容底面24は、筐体11の厚み方向(矢印A方向)に直交するように略矩形状の平坦部に形成されている。
この収容底面24は、筐体11の幅方向(矢印B方向)に沿って形成された上辺24Aおよび下辺24Bと、筐体11の長手方向(矢印C方向)に沿って形成された左辺24Cおよび右辺24Dとを有する。
【0017】
内面25は、収容底面24の上辺24A、下辺24B、左辺24Cおよび右辺24Dから筐体11の厚み方向に沿って各々形成された上内面25A、下内面25B、左内面25Cおよび右内面25Dを有する。
左内面25Cに接触端子27および内面突起部29が設けられている。
【0018】
図3に示すように、接触端子27は、左内面25Cの端部25E寄りの部位25Fから収容底面24に対して平行な方向に山形に突出されている。
この接触端子27は、左内面25Cに対して端子突出寸法L1だけ突出されている。
左内面25Cの端部25Eは、左内面25Cおよび上内面25Aの交差部に隣接する部位である。
この接触端子27は、左内面25Cに直交する方向(すなわち、接触端子27の突出方向(矢印B方向))に弾性変形可能に形成されている。
【0019】
接触端子27の頂部27Aが、電池パック13の接触パッド37(図1参照)で矢印B方向に押圧される際に、接触端子27を弾性変形させることができる。
よって、電池パック13が電池収容部12に収容された状態において、接触端子27の頂部27Aに接触パッド37(図1参照)を確実に接触させることができる。
【0020】
図3、図4に示すように、内面突起部29は、左内面25Cの端部25Eにおける接触端子27よりも収容底面24とは反対側の突起取付部位25Jに設けられている。
この内面突起部29は、収容底面24に対して平行な方向に、突起取付部位25Jから収容底面24の中央に向けて内面突起突出寸法L2だけ突出されている。
突起取付部位25Jは、接触端子27よりも収容開口部26寄りに位置する。
すなわち、接触端子27よりも収容開口部26寄りに内面突起部29が配置されている。
【0021】
このように、収容開口部26寄りに内面突起部29が配置されることにより、内面突起部29は収容底面24に対して所定間隔Sだけ離れた位置に設けられている。
よって、内面突起部29および収容底面24間に突起収容凹部31が形成されている。
すなわち、突起収容凹部31は、内面突起部29よりも収容底面24側に形成されている。
【0022】
図5、図6に示すように、電池パック13は、電池収容部12に収容可能に略矩形体状に形成され、収容底面24に対面する電池底面33(図1参照)と、電池蓋14に対面する電池天面34と、電池底面33および電池天面34に隣り合う端面(側面)35とを有する。
電池パック13の端面35は、左内面25Cに対面する左端面35Aを有する。
【0023】
また、電池パック13は、左端面35Aに設けられた複数の接触パッド37と、左端面35Aの一端部35Bに設けられた電池第1突起部38および電池凹部39とを有する。
さらに、電池パック13は、図7に示すように、左端面35Aの他端部35Cに設けられた電池第2突起部41および電池第3突起部42とを有する。
【0024】
接触パッド37は、図8、図9に示すように、電池収容部12に電池パック13を収容した状態において、電池収容部12の接触端子27に接触可能な部位に設けられている。
また、電池第1突起部38は、図10に示すように、左端面35A(図5参照)の一端部35Bおける電池底面33側から左内面25Cに向けて突出されている。
この電池第1突起部38は、内面突起部29および収容底面24間の突起収容凹部31に挿入可能に突出されている。
【0025】
また、電池凹部39は、左端面35A(図5参照)の一端部35Bにおける電池天面34側に位置し、電池第1突起部38に隣接して設けられている。
この電池凹部39は、電池収容部12の内面突起部29が挿入可能に凹状に形成されている。
【0026】
図7に示すように、電池第2突起部41は、左端面35Aの他端部35Cおける電池天面34側から左内面25C(図5参照)に向けて第2突起突出寸法L3だけ突出されている。
ここで、第2突起突出寸法L3および内面突起突出寸法L2(図4参照)の関係は、
(第2突起突出寸法L3)+(内面突起突出寸法L2)>(端子突出寸法L1(図3参照))
が成立する。
【0027】
また、電池第2突起部41は、図5に示すように、左端面35Aにおける長手方向中央部45を中心として電池第1突起部38に対する点対照位置に設けられている。
さらに、電池第2突起部41は、電池パック13が長手方向中央部45を中心として180度反転した誤挿入姿勢のときに、内面突起部29に係合するように形成されている。
【0028】
ここで、電池パック13の誤挿入姿勢とは、電池収容部12に対して電池パック13が配置された状態において、左内面25Cに対して左端面35Aが対面し、かつ、収容底面24に対して電池天面34が対面する姿勢をいう。
すなわち、電池パック13の誤挿入姿勢とは、図5に示す姿勢に対して電池パック13を長手方向中央部45を中心として矢印D方向に180度反転した状態をいう。
【0029】
図7に示すように、電池第3突起部42は、左端面35Aの他端部35Cおける電池底面33側から左内面25C(図5参照)に向けて突出されている。
【0030】
図1、図10に示すように、電池蓋14は、電池収容部12を覆うように略矩形状に形成され、電池蓋14の裏面14Aにおいて周縁14Bに沿ってリブ47が略矩形枠状に形成されている。
このリブ47の外周47Aに沿ってOリング48が設けられている。
電池蓋14で電池収容部12を覆った状態において、Oリング48がリブ47の外周47Aおよび収容開口部26間の隙間を密封することにより、電池蓋14および電池収容部12間の防水性が確保される。
【0031】
ここで、電池収容部12に電池パック13を正規の姿勢で収容する例を図5、図8、図9、図10に基づいて説明する。
図5に示すように、電池収容部12の左内面25Cに電池パック13の左端面35Aを対面させるように配置する。
この状態で、電池パック13を矢印E方向に移動して電池パック13の左端面35Aを電池収容部12に挿入する。
【0032】
よって、電池パック13の電池第1突起部38が電池収容部12の突起収容凹部31(図4参照)に挿入される。
さらに、電池パック13の電池凹部39に電池収容部12の内面突起部29が挿入される(図9も参照)。
同時に、図5に示す電池第2突起部41および電池第3突起部42が、電池収容部12の左内面25Cに向けて移動する。
【0033】
この状態において、図5に示すように、電池パック13の右端面35Dを電池収容部12の右内面25D側に向けて矢印F方向に差し込む。
これにより、図8に示すように、電池収容部12に電池パック13が収容される。
この状態において、図9に示すように、接触端子27に接触パッド37が接触された状態に保たれる。
【0034】
電池収容部12に電池パック13を収容した後、図10に示すように、電池収容部12を電池蓋14で覆う。
これにより、電池蓋14および電池収容部12間の防水性がOリング48で確保される。
【0035】
次に、電池収容部12に電池パック13を誤挿入する例を図11〜図14に基づいて説明する。
図11に示すように、電池パック13が長手方向中央部45を中心として180度反転した誤挿入姿勢に配置されている。
すなわち、電池パック13は、電池収容部12に対して電池パック13が、左内面25Cに対して左端面35Aが対面し、かつ、収容底面24に対して電池天面34(図5も参照)が対面する誤挿入姿勢に配置されている。
この状態で、電池パック13を矢印G方向に移動する。
【0036】
この状態で、図12、図13に示すように、電池収容部12に電池パック13が収容する前に、電池第2突起部41が内面突起部29に係合する。
図14に示すように、電池第2突起部41が内面突起部29に係合することにより、電池パック13が電池収容部12に向けて移動することを防止できる。
【0037】
よって、電池収容部12に対して電池パック13を誤った姿勢で挿入しようとした際に、電池収容部12に電池パック13を挿入する前に、電池パック13の誤挿入を使用者が認識できる。
これにより、電池パック13の左端面35Aが接触端子27(図3参照)に接触する前に電池パック13の誤挿入を認識できるので、電池パック13で接触端子27を破損する虞がなく接触端子27(図13参照)を保護できる。
【0038】
ここで、電池パック13の誤挿入を防止することを考えた場合、図14に示すように、電池第2突起部41の第2突起突出寸法L3を想像線のように大きく形成することが考えられる。
【0039】
電池第2突起部41の第2突起突出寸法L3を大きくして、電池第2突起部41を電池収容部12の左内面25Cに直接当接させることにより、電池収容部12への電池パック13の誤挿入が防止される。
すなわち、電池第2突起部41の第2突起突出寸法L3を大きくすることにより、内面突起部29を省略することも考えられる。
【0040】
しかし、電池第2突起部41の第2突起突出寸法L3を必要以上に大きくすると、図15に示すように、電池パック13を電池収容部12に正規の状態で収容した状態において、電池第2突起部41の先端41Aが電池蓋14のリブ47やOリング48に干渉する可能性がある。
【0041】
このため、電池蓋14にOリング48が設けられないことや、電池第2突起部41を避けてOリング48を大きく迂回させる必要が生じ、電池収容部12および電池蓋14間の防水性に影響を及ぼす。
【0042】
そこで、電池パック13に電池第2突起部41(実線で示す)を設け、かつ電池収容部12に内面突起部29を設け、電池第2突起部41および内面突起部29の協働により誤挿入を防止するようにした。
これにより、電池第2突起部41の第2突起突出寸法L3を小さく抑えることができるので、電池蓋14の好適な位置にOリング48を配置し、電池収容部12および電池蓋14間の防水性を確保できる。
【0043】
なお、本発明に係る携帯端末は、前述した実施形態に限定されるものではなく適宜変更、改良等が可能である。
例えば、実施形態で使用した携帯端末、筐体、電池収容部、電池パック、電池蓋、接触端子、内面突起部、接触パッド、電池第1突起部、電池凹部および電池第2突起部等の形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、筐体の裏面に凹状の電池収容部が設けられ、電池収容部に電池パックが着脱自在に収容され、電池収容部および電池パックが電池蓋で覆われた携帯端末への適用に好適である。
【符号の説明】
【0045】
10 携帯端末
11 筐体
11B 筐体の裏面
12 電池収容部
13 電池パック
14 電池蓋
24 収容底面
25 内面
27 接触端子
29 内面突起部
33 電池底面
34 電池天面
35 端面
37 接触パッド
38 電池第1突起部
39 電池凹部
41 電池第2突起部
45 長手方向中央部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の裏面において凹状に設けられた電池収容部と、
前記電池収容部に収容される電池パックと、
前記電池収容部を覆う電池蓋とを備え、
前記電池収容部は、
前記筐体の厚み方向に沿った内面から前記電池収容部の収容底面に対して平行な方向に突出する接触端子と、
前記内面における前記接触端子よりも前記収容底面とは反対側に設けられ、前記収容底面に対して平行な方向に突出する内面突起部と、を有し、
前記電池パックは、
前記電池収容部の前記収容底面に対面する電池底面と、前記電池蓋に対面する電池天面とに隣り合う端面に設けられて前記接触端子に接触する接触パッドと、
前記端面における前記電池底面側に設けられ、前記内面突起部よりも前記収容底面側に挿入される電池第1突起部と、
前記端面における前記電池天面側に設けられ、前記内面突起部が挿入される電池凹部と、
前記端面における長手方向中央部を中心として前記電池第1突起部に対する点対照位置に設けられた電池第2突起部と、を有し、
前記電池収容部に対して前記電池パックが、前記内面に対して前記端面が対面し、かつ、前記収容底面に対して前記電池天面が対面する姿勢のときに、前記電池第2突起部が前記内面突起部に係合する携帯端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2013−98079(P2013−98079A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−241254(P2011−241254)
【出願日】平成23年11月2日(2011.11.2)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】