説明

撮像装置及び撮像方法

【課題】 監視対象である遊技台のそれぞれを最適な大きさで撮像することができ、手間をかけず、効率的に監視をすることができる撮像装置及び撮像方法を提供する。
【解決手段】 ズームレンズ111の周辺部に設けた赤外光発光部と、赤外光発光部からの赤外光を被写体に投射し反射させた反射光を撮像手段101で受光し、受光した反射光に基づき被写体とズームレンズとの距離値を導出する距離算出手段103と、あらかじめ距離算出手段によって導出された所定の基準被写体とズームレンズとの基準距離値及びズームレンズの基準焦点距離値を記憶する記憶手段104と、導出された被写体とズームレンズとの距離値と、基準距離値及び基準焦点距離値とに基づいて、距離値に対応したズームレンズの焦点距離値を導出する焦点距離算出手段105と、導出されたズームレンズの焦点距離値に基づいて、ズームレンズのズーム倍率を設定するズーム設定手段105とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の箇所を監視するために、複数の箇所を撮像する撮像装置及び撮像方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、パチンコ店などの遊技店では、遊技台を改造して長時間の遊技を楽しんだりする不正行為が行われることが問題となっている。このような不正行為としては、例えば、特殊な機械を用いて静電気を飛ばして遊技台を誤作動させてパチンコ玉を獲得する行為や、遊技台のROM(Read Only Memory)を改変したプログラムに差し替えてパチンコ玉を獲得する行為などである。このような不正行為を防止するため、遊技店では、遊技台をカメラで監視するようにしている。ここで、遊技店で用いられる監視カメラの多くは、パン・チルト駆動可能なドーム型のカメラ(以下、ドームカメラとも言う)である。このような従来のドームカメラを用いて監視する場合には、パン・チルト角度を監視したい遊技台に手動で合わせたり、またはそれぞれの遊技台に応じたドームカメラのパン・チルト角度をプリセットしておき、ドームカメラを設定したプリセットポジションに従って順次、パン・チルト駆動させる。このような従来の技術が下記の特許文献1に開示されている。
【特許文献1】特開平9−271017号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、遊技店には、多くの遊技台があるため、1つのドームカメラで多くの遊技台を監視することになる。そのため、ドームカメラから近い距離にある遊技台と遠い距離にある遊技台とを監視する場合には、遊技台を一定の距離で監視することができない。ドームカメラが設置された遊技店内の模式図を図6に示す。図6に示すように、遊技店内には、ドームカメラ600、ドームカメラ600から近い距離にある遊技台(以下、近い遊技台とも言う)601、ドームカメラ600から遠い距離にある遊技台(以下、遠い遊技台とも言う)602が設置されている。また、図7(a)にはドームカメラ600で近い遊技台601を撮像した画面700、図7(b)にはドームカメラ600で遠い遊技台602を撮像した画面701が示されている。
【0004】
ここで、ドームカメラ600であらかじめ設定されたシーケンスにしたがって巡回監視していく従来の方式では、近い遊技台601も遠い遊技台602も同じ倍率で撮像している。そのため、近い遊技台601に合わせてドームカメラ600のレンズの倍率を設定すると、近い遊技台601を撮像した画面700は、最適な大きさで遊技台が写されるが、遠い遊技台602を撮像した場合には、画面701のように、小さく写されるので、十分な監視をすることができないという問題があった。また、プリセットポジションを用いて自動巡回する場合には、ズーム倍率もプリセットしておくことも考えられるが、多くの遊技台に対してそれぞれズーム倍率を設定することは、時間と手間が掛かるという問題もあった。また、ドームカメラのパン・チルト角度を手動で制御する際には、画面を見ながらズーム倍率を制御する必要があり、効率のよい監視をすることができないという問題もあった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、監視対象である遊技台のそれぞれを最適な大きさで撮像することができ、手間をかけず、効率的に監視をすることができる撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明によれば、ズームレンズを介して被写体を撮像手段で撮像する撮像装置であって、前記ズームレンズの周辺部に設けた赤外光発光部と、前記赤外光発光部から発光された赤外光を前記被写体に投射して反射させた反射光を前記撮像手段で受光し、受光した前記反射光に基づいて前記被写体と前記ズームレンズとの距離値を導出する距離算出手段と、あらかじめ前記距離算出手段によって導出された所定の基準被写体と前記ズームレンズとの基準距離値及び前記ズームレンズの基準焦点距離値をそれぞれ記憶する記憶手段と、前記距離算出手段によって導出された前記被写体と前記ズームレンズとの距離値と、前記記憶手段に記憶された前記基準距離値及び前記基準焦点距離値とに基づいて、前記距離値に対応した前記ズームレンズの焦点距離値を導出する焦点距離算出手段と、前記焦点距離算出手段によって導出された前記ズームレンズの焦点距離値に基づいて、前記ズームレンズのズーム倍率を設定するズーム設定手段とを備えた撮像装置が提供される。
【0007】
また、本発明によれば、ズームレンズを介して被写体を撮像手段で撮像する撮像方法であって、前記ズームレンズの周辺部に設けた赤外光発光部から発光された赤外光を前記被写体に投射して反射させた反射光を前記撮像手段で受光し、受光した前記反射光に基づいて前記被写体と前記ズームレンズとの距離値を導出するステップと、導出された前記被写体と前記ズームレンズとの前記距離値と、あらかじめ導出され、所定の記憶領域に記憶された所定の基準被写体と前記ズームレンズとの基準距離値及び前記ズームレンズの基準焦点距離値とに基づいて、前記距離値に対応した前記ズームレンズの焦点距離値を導出するステップと、導出された前記ズームレンズの前記焦点距離値に基づいて、前記ズームレンズのズーム倍率を設定するステップとを有する撮像方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の撮像装置及び撮像方法は、上記構成を有し、監視対象である遊技台のそれぞれを最適な大きさで撮像することができ、手間をかけず、効率的に監視をすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について図1から図5を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示す構成図である。図2は本発明の実施の形態に係る撮像装置を用いた監視システムの構成を示す構成図である。図3は本発明の実施の形態に係る撮像装置における基準情報の設定フローについて説明するためのフローチャートである。図4は本発明の実施の形態に係る撮像装置におけるズームレンズの焦点距離Z1のときにモニタに映し出される画面を示す図である。図5は本発明の実施の形態に係る撮像装置における遊技台ごとのズームレンズの焦点距離の算出フローについて説明するためのフローチャートである。
【0010】
まず、本発明の実施の形態に係る撮像装置を用いた監視システムの構成について図2を用いて説明する。図2に示すように、監視システムは、雲台付きの撮像装置100、撮像装置100によって撮像された遊技台203などの映像を映し出すモニタ201、撮像装置100で撮像された映像の信号などを記録する記録装置202、撮像装置100を外部から操作するためのジョイスティック205を備えたコントローラ204から構成されている。雲台とは、カメラを乗せて固定させるための台を言う。本発明の実施の形態の場合、この雲台は室内の天井に取り付けられることとし、よってこの雲台が地面に対して略水平方向や略垂直方向にパンやチルト動作することによって、雲台に固定されたカメラ部もそれに伴ってパンやチルト動作する。
【0011】
次に、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成について図1を用いて説明する。図1に示すように、撮像装置100は、撮像素子101、信号処理回路102、3次元処理部103、メモリ104、マイクロプロセッサ105、映像出力端子106、パン駆動用モータ107、チルト駆動用モータ108、ズーム駆動用モータ109、制御信号入力端子110、ズームレンズ111から構成されている。撮像素子101は、被写体の光学像を電気信号に変換する素子であって、例えば、CCD(Charge Coupled Device)などである。
【0012】
また、撮像素子101は、RGB(Red、Green、Blue)の映像信号を出力するだけでなく、被写体の深度に関する信号を出力する。この深度に関する信号を出力する場合、撮像素子101はRGBを受光するセルに加えて、赤外線を受光するセルも有する。そして、撮像素子101は、レンズ(本発明の実施の形態ではズームレンズ111)の周囲にパルス状に発光する赤外線発光部(不図示)を設け、被写体からの赤外線の反射光を測定して被写体との距離を示す距離信号を出力する。このようにして、被写体と撮像装置100との距離を測定することが可能となる。なお、このような撮像装置は、例えば特表平11−508371号に開示されている。また、撮像装置100と被写体との距離を測定する方法としては、この他にも所定の間隔で配置された2つの撮像素子を用いて、被写体の角度収差を求める方法などが知られており、被写体との距離を出力できる方法であれば他の方法でも構わない。
【0013】
信号処理回路102は、撮像素子101から出力された映像信号に基づいて画像処理などを行う。処理された画像は、映像出力端子106を介して上述したモニタ201などに出力される。3次元処理部103は、撮像素子101から出力される距離信号に基づいて、被写体との距離を算出し、出力する。ここでの被写体との距離とは、例えば、被写体を含む撮像された領域内の画素ごとの距離の平均値を言う。メモリ104は、基準情報であるL0及びZ0、撮像装置100のパン及びチルトの情報からなるプリセットポジションの情報などを格納している。なお、基準情報に関しては後述する。また、プリセットポジションの情報は、メモリ104以外の記憶領域に格納されていてもよい。
【0014】
マイクロプロセッサ105は、メモリ104に格納された基準情報に基づいて、ズームレンズ111の焦点距離を算出する。また、マイクロプロセッサ105は、あらかじめメモリ104に格納された撮像装置100のプリセットポジションの情報に基づいて、パン駆動用モータ107及びチルト駆動用モータ108を駆動させる。複数のプリセットポジションの情報が格納されている場合には、順次、それぞれのプリセットポジションに移動する。また、マイクロプロセッサ105は、算出されたズームレンズ111の焦点距離になるように、ズーム駆動用モータ109を駆動させる。制御信号入力端子110は、例えば、上述したコントローラ204から、ズーム駆動用モータ109を駆動させるための制御信号が入力される端子である。
【0015】
ここで、マイクロプロセッサ105がズームレンズ111の焦点距離を算出する際に用いられる基準情報について説明する。基準情報とは、基準となる1台の遊技台203とズームレンズ111との間の距離の情報と、そのときのズームレンズ111の焦点距離の情報とを言う。以下では、基準情報の設定フローについて図3を用いて説明する。マイクロプロセッサ105は、メモリ104に格納された最初のプリセットポジションの情報に基づいて、撮像装置100を移動させる(ステップS301)。このときの最初のプリセットポジションは、例えば、撮像装置100が自身に最も近い遊技台を撮像する際の撮像装置100のポジション(位置)である。最初のプリセットポジションで撮像される遊技台が上述の基準となる台である。
【0016】
マイクロプロセッサ105は、図4に示すように、撮像装置100に最も近い距離に位置する遊技台である遊技台203aがモニタ201の画面一杯に写るように、ズームレンズ111の倍率を設定する(ステップS302)。3次元処理部103は、設定された倍率で撮像素子101から出力される距離信号に基づいて、遊技台203aとの距離L0を算出し、メモリ104に格納する(ステップS303)。このときのズームレンズ111の焦点距離Z0も、被写体との距離L0と関連付けて基準情報としてメモリ104に格納する(ステップS304)。
【0017】
次に、本発明の実施の形態に係る撮像装置における遊技台ごとのズームレンズの焦点距離の算出フローについて図5を用いて説明する。マイクロプロセッサ105は、あらかじめ設定されたプリセットポジションの情報に基づいて、パン駆動用モータ107及びチルト駆動用モータ108を駆動させる(ステップS501)。このときのプリセットポジションは、撮像装置100から最も遠い距離に位置する遊技台203bを撮像する際の撮像装置100のポジション(位置)である。この場合、上述した基準情報の設定の際と異なり、撮像装置100から最も遠い距離に位置する遊技台203bを撮像するため、このままではモニタ201の画面上では遊技台203bが小さく映ってしまい、十分な監視をすることができない。そこで、以下のような処理がなされる。
【0018】
3次元処理部103は、撮像素子101から出力される距離信号に基づいて、遊技台203bとの距離L1を算出する。(ステップS502)。マイクロプロセッサ105は、メモリ104に格納された基準情報と、算出された遊技台203bとの距離L1とに基づいて、下記の式(1)によってズームレンズ111の焦点距離Z1を算出する(ステップS503)。
【0019】
Z1=Z0×(L1/L0)・・・(1)
【0020】
マイクロプロセッサ105は、算出された焦点距離Z1になるように、ズーム駆動用モータ109を駆動させる(ステップS504)。例えば、遊技台203aとズームレンズ111との間の距離L0が10m、このときの焦点距離Z0が50mm、遊技台203bとズームレンズ111との距離L1が15mのとき、ズームレンズ111の焦点距離Z1は、75mmとなる。このように、焦点距離Z1になるようにズーム駆動用モータ109が駆動されるため、遊技台203bは、モニタ201の画面一杯に拡大されて映し出される。以下、他の遊技台203に関しても同様に焦点距離を算出することにより、モニタ201の画面一杯に拡大されて映し出され、十分な監視をすることができる。
【0021】
なお、本発明の実施の形態に係る撮像装置では、被写体との距離として、被写体を含む撮像された領域内の画素ごとの距離の平均値を用いる例を示したが、撮像された被写体部分の画素ごとの距離の平均値を用いても実施可能である。背景に遠景が映っていて中央部に監視の対象である被写体があるような場合は、被写体部分の領域だけを用いて平均距離を求めているため、実際に監視したい被写体を適切な大きさに表示することができる。
【0022】
また、本発明の実施の形態に係る撮像装置では、あらかじめ設定されたプリセットポジションを用いた場合の例を示したが、一定の範囲をパンするオートパン監視や、コントローラ204に設けられたジョイスティック205などを利用して手動で撮像装置100の向きを操作する手動監視においても実施可能である。その場合には、パン、チルトが所定の時間だけ停止したときに被写体との距離を求めてズームレンズ111のズーム倍率を制御するようにすれば、むやみにズームが動いて見えづらくなることを防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0023】
本発明に係る撮像装置及び撮像方法は、監視対象である遊技台のそれぞれを最適な大きさで撮像することができ、手間をかけず、効率的に監視をすることができるため、複数の箇所を監視するために、複数の箇所を撮像する撮像装置及び撮像方法などに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る撮像装置を用いた監視システムの構成を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る撮像装置における基準情報の設定フローについて説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る撮像装置におけるズームレンズの焦点距離Z1のときにモニタに映し出される画面を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る撮像装置における遊技台ごとのズームレンズの焦点距離の算出フローについて説明するためのフローチャートである。
【図6】従来のドームカメラが設置された遊技店内の模式図である。
【図7】従来のドームカメラで遊技店内に設置された遊技台を撮像した画面を示す図である。 (a)ドームカメラで近い遊技台を撮像した画面である。 (b)ドームカメラで遠い遊技台を撮像した画面である。
【符号の説明】
【0025】
100 撮像装置
101 撮像素子(撮像手段)
102 信号処理回路
103 3次元処理部(距離算出手段)
104 メモリ(記憶手段)
105 マイクロプロセッサ(焦点距離算出手段、ズーム設定手段)
106 映像出力端子
107 パン駆動用モータ
108 チルト駆動用モータ
109 ズーム駆動用モータ
110 制御信号入力端子
111 ズームレンズ
201 モニタ
202 記録装置
203 遊技台
203a 撮像装置から最も近い距離に位置する遊技台
203b 撮像装置から最も遠い距離に位置する遊技台
204 コントローラ
205 ジョイスティック
600 ドームカメラ
601 ドームカメラから近い距離にある遊技台
602 ドームカメラから遠い距離にある遊技台
700 ドームカメラでドームカメラから近い距離にある遊技台を撮像した画面
701 ドームカメラでドームカメラから遠い距離にある遊技台を撮像した画面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ズームレンズを介して被写体を撮像手段で撮像する撮像装置であって、
前記ズームレンズの周辺部に設けた赤外光発光部と、
前記赤外光発光部から発光された赤外光を前記被写体に投射して反射させた反射光を前記撮像手段で受光し、受光した前記反射光に基づいて前記被写体と前記ズームレンズとの距離値を導出する距離算出手段と、
あらかじめ前記距離算出手段によって導出された所定の基準被写体と前記ズームレンズとの基準距離値及び前記ズームレンズの基準焦点距離値をそれぞれ記憶する記憶手段と、
前記距離算出手段によって導出された前記被写体と前記ズームレンズとの距離値と、前記記憶手段に記憶された前記基準距離値及び前記基準焦点距離値とに基づいて、前記距離値に対応した前記ズームレンズの焦点距離値を導出する焦点距離算出手段と、
前記焦点距離算出手段によって導出された前記ズームレンズの焦点距離値に基づいて、前記ズームレンズのズーム倍率を設定するズーム設定手段とを、
備えた撮像装置。
【請求項2】
ズームレンズを介して被写体を撮像手段で撮像する撮像方法であって、
前記ズームレンズの周辺部に設けた赤外光発光部から発光された赤外光を前記被写体に投射して反射させた反射光を前記撮像手段で受光し、受光した前記反射光に基づいて前記被写体と前記ズームレンズとの距離値を導出するステップと、
導出された前記被写体と前記ズームレンズとの前記距離値と、あらかじめ導出され、所定の記憶領域に記憶された所定の基準被写体と前記ズームレンズとの基準距離値及び前記ズームレンズの基準焦点距離値とに基づいて、前記距離値に対応した前記ズームレンズの焦点距離値を導出するステップと、
導出された前記ズームレンズの前記焦点距離値に基づいて、前記ズームレンズのズーム倍率を設定するステップとを、
有する撮像方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−49958(P2006−49958A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−223852(P2004−223852)
【出願日】平成16年7月30日(2004.7.30)
【出願人】(000004329)日本ビクター株式会社 (3,896)
【Fターム(参考)】