説明

撮影装置および当該撮影装置を備える携帯型情報機器

【課題】手振れが防止される撮影装置を提供する。
【解決手段】撮影装置100は、シャッターと、液晶表示装置135と、液晶表示装置135のバックライトの輝度を調整するために撮影装置100の周囲の明るさを検出するように構成されたセンサ110と、センサ110からの複数の出力が予め定められた条件を満たすと、シャッターを動作させるためのプロセッサ160とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影装置の制御に関し、より特定的には、シャッタ動作の制御に関する。
【背景技術】
【0002】
撮影機能を有する電子機器(たとえば、デジタルカメラ、携帯電話機、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータ等)において、シャッタは、ボタンのような物理的なスイッチとして形成される。しかしながら、このような構成を有する電子機器で撮影動作が行われると、手振れが生じる場合がある。
【0003】
手振れの防止に関し、たとえば、特開2007−147750号公報(特許文献1)は、「違和感がない操作性を維持するとともに、レリーズ操作が誤って行われるのを防ぎ、手ブレの発生を軽減する撮影装置」を開示している。
【0004】
また、特開平6−160971号公報(特許文献2)は、「非接触によりカメラの種々の動作を指示することで、撮影時の手振れの影響を軽減」できるスイッチ機構を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−147750号公報
【特許文献2】特開平6−160971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された技術によると、光センサ型スイッチが新たに必要とされる。また、特許文献2に開示された技術の場合も、光センサが必要とされる。そのため、撮影装置またはスイッチ機構の構成が複雑になる恐れがある。また、単に光センサを用いた場合には、発明者が意図しないタイミングで撮影動作が行われる恐れもある。
【0007】
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、構成を複雑にすることなく手触れが防止される撮影装置を提供することである。
【0008】
他の目的は、意図しないタイミングでの撮影動作が防止される撮影装置を提供することである。
【0009】
他の目的は、構成を複雑にすることなく手触れが防止される携帯型情報機器を提供することである。
【0010】
他の目的は、意図しないタイミングでの撮影動作が防止される携帯型情報機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
ある局面にしたがう撮影装置は、シャッターと、表示装置と、撮影装置の周囲の明るさを検出するように構成された照度センサーと、照度センサーからの複数の出力が予め定められた条件を満たすと、シャッターを動作させるための制御手段とを備える。
【0012】
好ましくは、表示装置は、液晶表示装置を含む。照度センサーは、液晶表示装置のバックライトの輝度を調整するために撮影装置の周囲の明るさを検出するように構成されている。
【0013】
好ましくは、照度センサーは、明るさに応じてバックライトの輝度を設定するように構成されている。撮影装置の動作モードが撮影モードであるときに、制御手段は、明るさに応じた輝度の設定を行うことなくバックライトの輝度を一定にするように構成されている。
【0014】
好ましくは、制御手段は、複数の出力の変化率が予め定められた変化率を上回ると、シャッターを動作させるように構成されている。
【0015】
好ましくは、照度センサーからの出力が予め定められた閾値以上である場合に、制御手段は、シャッターを動作させるように構成されている。
【0016】
好ましくは、表示装置は、照度センサーを用いたシャッター機能を実行できるか否かを表示するように構成されている。
【0017】
他の局面に従うと、上記の撮影装置を備える携帯型情報機器が提供される。
【発明の効果】
【0018】
ある局面において、構成を複雑にすることなく手触れが防止される撮影装置が提供される。他の局面において、意図しないタイミングでの撮影動作が防止される撮影装置が提供される。他の局面において、構成を複雑にすることなく手触れが防止される携帯型情報機器が提供される。他の局面において、意図しないタイミングでの撮影動作が防止される携帯型情報機器が提供される。
【0019】
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】撮影装置100の外観を表わす図である。
【図2】撮影装置100として機能する携帯電話機200の外観を表わす図である。
【図3】撮影装置100のハードウェア構成を表わすブロック図である。
【図4】時間と光量との関係および時間と光量の変化率との関係を表わす図である。
【図5】ある局面においてプロセッサ160が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。
【図6】他の局面に従う撮影装置100の制御構造を表わすフローチャートである。
【図7】液晶表示装置135が表示する画面を表わす図である。
【図8】他の局面に従う液晶表示装置135が表示する画面を表わす図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0022】
図1および図2を参照して、本実施の形態に係る撮影装置100の構成を説明する。図1は、撮影装置100の外観を表わす図である。撮影装置100は、ある局面において、デジタルカメラ、または、撮影機能を有する携帯電話機もしくはスマートフォンその他の携帯型の電子機器として実現される。
【0023】
撮影装置100は、電源スイッチ105と、センサ110と、液晶表示装置135とを備える。なお、撮影装置100が画像を表示するための表示部は、液晶表示装置135に限られない。当該表示部は、少なくとも、照度センサからの出力を使用し得る表示装置であればよい。
【0024】
図2は、撮影装置100として機能する携帯電話機200の外観を表わす図である。携帯電話機200は、ある局面において、本実施の形態に係る撮影装置として機能する。携帯電話機200は、筐体210,220と、2軸ヒンジ230とを備える。2軸ヒンジ230は、筐体220に対して筐体210と2軸方向に動くように構成されている。2軸のうちの1つは、筐体210と筐体220との開閉のためのものである。他の1つは、筐体210を長手方向の回転軸を中心に、筐体220に対して回転させるためのヒンジである。
【0025】
なお、携帯電話機200は、折り畳み可能な構成として示されているが、他の局面において、1つの筐体が他の筐体に対して摺動するように構成されたスライド式であってもよい。また、さらに他の局面においては、タブレット式あるいはストレート式の端末装置が適用されてもよい。
【0026】
携帯電話機200は、さらに、スピーカ240と、タッチパネル式の表示装置250と、複数のボタン260と、マイク270とを備える。カメラは、筐体210または筐体210の背面に取り付けられている。スピーカ240は、筐体210に取り付けられている。表示装置250は、筐体210に取り付けられている。表示装置250は、液晶タイプ、有機EL(Electroluminescence)タイプその他の表示装置として実現される。携帯電話機200が開かれた状態であるとき、表示装置250は、2軸ヒンジ230によって複数のボタン260が配置されている面と同じ方向および背面の方向のいずれをも向くように構成されている。
【0027】
複数のボタン260は、携帯電話機200に対する命令の入力を受け付けるスイッチとして構成されている。ある局面において、複数のボタン260は、物理的なキーとして実現されるが、他の局面において、複数のボタン260の一部または全部が、ソフトウェアキーとして実現されてもよい。
【0028】
図3は、撮影装置100のハードウェア構成を表わすブロック図である。撮影装置100は、センサ110と、A/D(Analog to Digital)変換回路115と、コントローラ120と、D/A(Digital to Analog)変換回路125と、バックライト130と、液晶表示装置135と、レジスタ140と、インターフェイス150と、プロセッサ160と、ボタン260と、カメラ170とを備える。
【0029】
センサ110は、たとえば照度センサとして実現される。センサ110は、光を受けて、その光の強度に応じた信号をA/D変換回路115に出力する。A/D変換回路115は、センサ110から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、そのデジタル信号をコントローラ120に送る。コントローラ120は、デジタル信号をD/A変換回路125に出力する。D/A変換回路125は、そのデジタル信号をアナログ信号に変換し、そのアナログ信号をバックライト130に送る。バックライト130は、その信号に応じて発光する。
【0030】
コントローラ120は、また、デジタル信号をレジスタ140に書き込む。書き込まれる値には、センサ110によって検出された光の強度を含む。インターフェイス150は、プロセッサ160がレジスタ140のデータを読み込む場合の処理を制御する。プロセッサ160は、インターフェイス150を介してレジスタに書き込まれている値を読み出し、その読み出した値に基づいてカメラ170の動作を制御する。制御される動作には、シャッター動作が含まれる。
【0031】
また、プロセッサ160は、ボタン260から送られる信号に基づいて、撮影装置100の動作を制御する。
【0032】
本実施の形態において、センサ110は、液晶表示装置135のバックライトの輝度を調整するために撮影装置100の周囲の明るさを検出するように構成されている。プロセッサ160は、センサ110からの複数の出力が予め定められた条件を満たすと、カメラ170のシャッターを動作させるように構成されている。
【0033】
ある局面において、プロセッサ160は、複数の出力の変化率が予め定められた変化率を上回ると、シャッターを動作させるように構成されている。
【0034】
他の局面において、センサ110は、明るさに応じてバックライトの輝度を設定するように構成されている。撮影装置100の動作モードが撮影モードであるときに、プロセッサ160は、明るさに応じた輝度の設定を行うことなくバックライトの輝度を一定にするように構成されている。
【0035】
他の局面において、センサ110からの出力が予め定められた閾値以上である場合に、プロセッサ160は、シャッターを動作させるように構成されている。これにより、たとえば、撮影装置100が暗い部屋にある場合に、撮影装置100のユーザが意図しないタイミングで撮影動作が行われることが防止され得る。
【0036】
他の局面において、液晶表示装置135は、センサ110を用いたシャッター機能を実行できるか否かを表示するように構成されている。これにより、撮影装置100のユーザは、センサ110を用いたシャッター機能を使用できない場合を知ることができるので、通常のシャッタボタン(図示しない)を用いて撮影できる。その結果、撮影機会を逃すことが防止され得る。
【0037】
さらに他の局面において、撮影装置100は、携帯型情報機器に搭載されてもよい。上記の各局面における各構成は、それぞれ組み合わせて適用することもできる。
【0038】
図4を参照して、本実施の形態に係る撮影装置100における光量の時間的変化について説明する。図4(A)は、時間と光量との関係を表わすグラフである。図4(B)は、時間と光量の変化率との関係を表わすグラフである。
【0039】
図4(A)を参照して、センサ110によって検出される光量は、たとえば曲線400のように示される。ここで、光量の検出が開始されてからしばらくは、光量の値はA(ルクス(lx))とC(lx)との間を推移する。その後、時間410において光量の値は大きく減少して、値B(lx)まで低下する。ここで時間410は、センサ110がユーザの指によって覆われた時間に対応する。その後、ユーザがセンサ110から指を離すと、センサ110によって検出される光の量は再び増加する。
【0040】
図4(B)を参照して、グラフ420に示されるように、光量の変化率は、ユーザがセンサ110を指で覆うまでは、ほぼ一定の範囲内で推移する。その後、時間410においてユーザがセンサ110を指で覆うと、光量の変化率が上昇する。また、時間410の最後において明らかなように、ユーザが指をセンサ110から離すと、変化率は変化する。
【0041】
図5および図6を参照して、本実施の形態に係る撮影装置100の制御構造について説明する。図5は、ある局面においてプロセッサ160が実行する一連の処理の一部を表わすフローチャートである。
【0042】
ステップS510にて、プロセッサ160は、ボタン260から送られる信号に基づいて、カメラ170の起動を検知する。
【0043】
ステップS520にて、プロセッサ160は、処理モードを、センサ110によって出力されてレジスタ140に格納されている値を、インターフェイス150を介してリアルタイムに読み出すモードに切り換える。
【0044】
ステップS530にて、プロセッサ160は、レジスタ140から、値(A)を連続して読み出す。
【0045】
ステップS540にて、プロセッサ160は、連続して読み出した値A(i=1・・・M)について、A>XX(予め定められた閾値)の関係が予め定められた回数(たとえば、M回)以上連続したか否かを判断する。プロセッサ160は、その関係が当該予め定められた回数以上連続したと判断すると(ステップS540にてYES)、プロセッサ160は、上記関係がM回連続した時の値Aの平均値(AAVEM)を算出する。さらに、プロセッサ160は、制御をステップS550に切り換える。そうでない場合には(ステップS540にてNO)、プロセッサ160は、制御をステップS530に戻す。
【0046】
ステップS550にて、さらに、プロセッサ160は、センサ110によって出力されてレジスタ140に格納されている光量(値B(j=1,・・・,N))を読み出す。
【0047】
ステップS560にて、プロセッサ160は、当該平均値(AAVEM)と値Bとの差と、平均値AAVEMとの比率を各値B(j=1,・・・,N)ごとに算出し、各比率が予め定められた基準値YYより大きいという関係がN回連続して成立しているか否かを判断する。プロセッサ160は、当該関係が成立していると判断すると(ステップS560にてYES)、プロセッサ160は、当該関係がN回連続して成立した時の値Bの平均値(BAVEN)を算出する。さらに、プロセッサ160は、制御をステップS570に切り換える。そうでない場合には(ステップS560にてNO)、プロセッサ160は、制御をステップS530に戻す。
【0048】
ステップS570にて、プロセッサ160は、センサ110から出力されてレジスタ140に格納されている光量(値C(k=1,・・・,n)を読み出す。
【0049】
ステップS580にて、プロセッサ160は、平均値(BAVEN)と値Cとの差と、当該平均値BAVENとの比率を、各値C(k=1,・・・,n)ごとに算出し、各比率が、予め定められた基準値ZZより大きいという関係がn回連続して成立しているか否かを判断する。プロセッサ160は、その関係が連続して成立していると判断すると(ステップS580にてYES)、制御をステップS590に切り換える。そうでない場合には(ステップS580にてNO)、プロセッサ160は、ステップS580の処理を繰り返す(リトライする)。リトライの結果、成立した回数が予め定められた回数(S回)以上である場合には(すなわち、ステップS580にてNOの処理がS回連続した場合には)、プロセッサ160は、制御をステップS530に戻す。そうでない場合には、プロセッサ160は、制御をステップS570に戻す。
【0050】
ステップS590にて、プロセッサ160は、カメラ170のシャッターを作動させる。これにより、撮影が実行される。
【0051】
図6は、他の局面に従う撮影装置100の制御構造を表わすフローチャートである。なお、図5に示される処理と同一の処理には同一のステップ番号を付してある。したがって、同一の処理の説明は、繰り返さない。
【0052】
ステップS620にて、プロセッサ160は、センサから値を読み出す時間間隔を、通常の時間間隔よりも予め定められた時間短くして設定する。これにより、プロセッサ160がレジスタ140に保持されているデータを読みに行くサイクルが短くなる。
【0053】
ステップS530にて、プロセッサ160は、設定された時間間隔にしたがって、センサ110によって出力されレジスタ140に格納されている値(A(lx))を読み出す。プロセッサ160は、ステップS540以降の処理を繰り返す。
【0054】
図7および図8を参照して、本実施の形態に係る撮影装置100における画面の表示態様について説明する。図7は、液晶表示装置135が表示する画面を表わす図である。液晶表示装置135は、センサ110の出力強度を表わすバーを表示する。たとえば、バー710は、センサ110が検出する光量の最大値を表わす。バー730は、実際に検出された光量を表わす。ここで、しきい値720は、シャッター機能が使用できる基準値を表わす。このような表示によれば、撮影装置100のユーザは、その撮影装置が使用される環境における明るさを知ることができ、センサ110をシャッターとして使用できるかどうかを容易に判断することができる。
【0055】
図8は、他の局面において液晶表示装置135が表示する画面を表わす図である。この場合、液晶表示装置135の一部に、アイコン810が表示される。アイコン810の一部にサブアイコン820が表示される。サブアイコン820は、シャッター機能が使用できることを表わす。たとえば、撮影装置100が使用される場所において照明が十分でない場合には、サブアイコン820は点灯しない。このとき、撮影装置100のユーザは、センサ110をシャッターとして使えないことを容易に判断できる。
【0056】
以上のようにして、本実施の形態に係る撮影装置100または撮影装置100を備える携帯型情報機器によると、照度センサからの出力に基づいてシャッタ動作を実行することができる。その結果、照度センサを液晶表示装置のバックライト輝度を調整するために利用し、かつ、カメラ撮影時のシャッター機能として利用する撮影装置において、カメラ撮影時に照度センサを指で覆ったとしても、液晶表示装置のバックライト輝度が周囲の環境光に応じて調整された状態から外れることがなくなる。そして、撮影時には、物理的なシャッタボタンの押下のような操作が不要になるため、構成を複雑にすることなく手触れが防止される撮影装置が提供される。また、一時的な変動に起因するシャッタ動作が防止されるため、意図しないタイミングでの撮影動作が防止される撮影装置または当該撮影装置を備える携帯型情報機器が提供される。
【0057】
なお、上記の実施の形態では、表示装置の一例として液晶表示装置135が示されている。しかしながら、実施の形態に係る技術思想の適用は、液晶表示装置135に限られない。たとえば、実施の形態に係る技術思想は、有機ELを用いた表示装置にも適用することができる。
【0058】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0059】
本発明は、デジタルカメラ、携帯電話機、スマートフォン、パーソナルコンピュータその他の情報機器であって、携帯可能な情報機器に適用可能である。
【符号の説明】
【0060】
100 撮影装置、105 電源スイッチ、110 センサ、115 A/D変換回路、120 コントローラ、125 D/A変換回路、130 バックライト、135 表示装置、140 レジスタ、150 インターフェイス、160 プロセッサ、170 カメラ、200 携帯電話機、210,220 筐体、230 2軸ヒンジ、240 スピーカ、250 表示装置、260 ボタン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影装置であって、
シャッターと、
表示装置と、
前記撮影装置の周囲の明るさを検出するように構成された照度センサーと、
前記照度センサーからの複数の出力が予め定められた条件を満たすと、前記シャッターを動作させるための制御手段とを備える、撮影装置。
【請求項2】
前記表示装置は、液晶表示装置を含み、
前記照度センサーは、前記液晶表示装置のバックライトの輝度を調整するために前記撮影装置の周囲の明るさを検出するように構成されている、請求項1に記載の撮影装置。
【請求項3】
前記照度センサーは、前記明るさに応じて前記バックライトの輝度を設定するように構成されており、
前記撮影装置の動作モードが撮影モードであるときに、前記制御手段は、前記明るさに応じた輝度の設定を行うことなく前記バックライトの輝度を一定にするように構成されている、請求項2に記載の撮影装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記複数の出力の変化率が予め定められた変化率を上回ると、前記シャッターを動作させるように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の撮影装置。
【請求項5】
前記照度センサーからの出力が予め定められた閾値以上である場合に、前記制御手段は、前記シャッターを動作させるように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の撮影装置。
【請求項6】
前記表示装置は、前記照度センサーを用いたシャッター機能を実行できるか否かを表示するように構成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の撮影装置。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の撮影装置を備える、携帯型情報機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−242589(P2012−242589A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−112294(P2011−112294)
【出願日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】