説明

操作スイッチ

【課題】小型化を図りつつ、クリック感(クリック率)を向上させることのできる操作スイッチを提供する。
【解決手段】基板13と、この基板13の一主表面13aに設けられた中心電極15と、この中心電極15が開口部19aの中心部分に位置する状態に基板13の一主表面13aに設けられた絶縁層19と、この絶縁層19の、基板13と反対側の一主表面19bに設けられた環状電極21と、絶縁層19の開口部19aを覆うように環状電極21上に載置されて環状電極21と周縁部で導通し、中心電極15と環状電極21とを非導通状態または導通状態にする金属クリックばね25とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、操作した際にクリック感を与える操作スイッチに関するものである。
【背景技術】
【0002】
電子機器などに使用される操作スイッチとして、操作したか否かを操作者が指先で確認できるように、操作した際にクリック感を与える構成のものが提案されている。
【0003】
図7は従来の操作スイッチの構成を示す断面図に相当する説明図である。
【0004】
図7において、操作スイッチ11は、絶縁性を有した基板13と、この基板13の一主表面(上面)13aに設けられた中心電極(一方の電極)15と、この中心電極15が中心部分に位置する状態に基板13の一主表面13aに設けられた円形の環状電極(他方の電極)17と、この環状電極17が円形の開口部19a内に同心円状に位置する状態に基板13の一主表面13aに設けられた絶縁層19と、この絶縁層19の開口部19a内に位置するように収容されて環状電極17と周縁部で導通し、中心電極15と環状電極17とを非導通状態または導通状態にするドーム状の金属クリックばね25と、この金属クリックばね25を絶縁層19の開口部19a内に位置決めし、絶縁層19および金属クリックばね25を覆うように粘着層27で絶縁層19および金属クリックばね25に貼り付けられたプラスチックシート29と、このプラスチックシート29の上側に配置され、下面に設けられたアクチュエータ部31aを金属クリックばね25の中心部上に位置させたキーマット31とで構成されている。なお、両電極15,17の厚さ(高さ)は、同じ厚さとされている。そして、キーマット31は、図示を省略したスプリングなどの付勢手段により、基板13から所定距離離れるように上方へ付勢されている。
【0005】
上記した金属クリックばね25、粘着層27およびプラスチックシート29で、スイッチシート23が構成されている。
【0006】
このように構成された操作スイッチ11のキーマット31が押し下げられると、アクチュエータ部31a、プラスチックシート29および粘着層27を介して金属クリックばね25の頂部が押し下げられ、金属クリックばね25が下側へ反転してクリック感を付与し、金属クリックばね25の中心部分(頂部)が中心電極15に接触することにより、中心電極15と環状電極17とが導通状態になる。そして、キーマット31を押し下げる力を解除すると、金属クリックばね25、キーマット31および付勢手段(図示省略)の復元(弾性)力により、各部が元の状態へと戻り、中心電極15と環状電極17とが非導通状態になる。
【0007】
上記したように、キーマットを押し下げて金属クリックばねを反転させる際のクリック感を向上させるため、金属クリックばねの頂部に相当するプラスチックシートの部分に上方へ突出する突部を設けたり(例えば、特許文献1参照。)、スイッチシート内に突起付きの金属薄板を内蔵させている(例えば、特許文献2参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2006−164552号公報
【特許文献2】特開2004−311156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
近年、電子機器の小型化に伴って操作スイッチ11の小型化も進み、金属クリックばね25の動作ストロークが短くなっている。このように金属クリックばね25の動作ストロークが短くなると、クリック感が小さくなる(低下する)という問題がある。
【0010】
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、小型化を図りつつ、クリック感(クリック率)を向上させることのできる操作スイッチを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1に記載の発明は、基板と、この基板の一主表面に設けられた一方の電極と、この一方の電極が開口部の中心部分に位置する状態に前記基板の一主表面に設けられた絶縁層と、この絶縁層の、前記基板と反対側の一主表面に設けられた他方の電極と、前記開口部を覆うように前記他方の電極上に載置されて前記他方の電極と周縁部で導通し、前記一方の電極と前記他方の電極とを非導通状態または導通状態にする金属クリックばねとを備えていることを特徴とする操作スイッチである。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の操作スイッチにおいて、前記絶縁層の厚さを20μm以上110μm以下にし、前記開口部の外形形状および前記金属クリックばねの外形形状を円形にしたことを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の操作スイッチにおいて、前記絶縁層の厚さを20μm以上70μm以下にし、前記開口部の外形形状および前記金属クリックばねの外形形状を長方形にしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、絶縁層上の他方の電極上に金属クリックばねを載置したので、金属クリックばねの押し込み深さ(動作ストローク)を絶縁層の厚さ分だけ深く(長く)することができることにより、操作スイッチの小型化を図りつつ、クリック感(クリック率)を向上させることができる。
【0015】
請求項2に記載の発明によれば、絶縁層の厚さを20μm以上110μm以下にし、開口部の外形形状および金属クリックばねの外形形状を円形にしたので、操作スイッチの小型化を図りつつ、クリック感を向上させることができる。
【0016】
請求項3に記載の発明によれば、絶縁層の厚さを20μm以上70μm以下にし、絶縁層の開口部の外形形状および金属クリックばねの外形形状を長方形にしたので、絶縁層の開口部を長方形にして操作スイッチの占有面積を少なくした場合においても、操作スイッチの小型化を図りつつ、クリック感を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】この発明の一実施例である操作スイッチの構成を示す断面図に相当する説明図である。
【図2】金属クリックばねの荷重変位特性図である。
【図3】外形形状が円形の金属クリックばねにおける絶縁層の厚さと押し込み深さとの関係を示す特性図である。
【図4】外形形状が円形の金属クリックばねにおける絶縁層の厚さとクリック率との関係を示す特性図である。
【図5】外形形状が長方形の金属クリックばねにおける絶縁層の厚さと押し込み深さとの関係を示す特性図である。
【図6】外形形状が長方形の金属クリックばねにおける絶縁層の厚さとクリック率との関係を示す特性図である。
【図7】従来の操作スイッチの構成を示す断面図に相当する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0019】
図1はこの発明の一実施例である操作スイッチの構成を示す側面図に相当する説明図であり、図7と同一または相当部分には同一符号を付してある。
【0020】
図1において、操作スイッチ11Aは、絶縁性を有した基板13と、この基板13の一主表面(上面)13aに設けられた中心電極(一方の電極)15と、この中心電極15が、例えば、直径が3mmの円形の開口部19aの中心部分に同心円状に位置する状態に基板13の一主表面13aに設けられた絶縁層19と、この絶縁層19の、基板13と反対側の一主表面19bに開口部19aと同心円状に設けられた環状電極(他方の電極)21と、絶縁層19の開口部19aを覆うように環状電極21上に載置されて環状電極21と周縁部で導通し、中心電極15と環状電極21とを非導通状態または導通状態にする、例えば、直径が4mmのドーム状の金属クリックばね25と、この金属クリックばね25を環状電極21上に位置決めし、絶縁層19および金属クリックばね25を覆うように粘着層27で絶縁層19および金属クリックばね25に貼り付けられたプラスチックシート29と、このプラスチックシート29の上側に配置され、下面に設けられたアクチュエータ部31aを金属クリックばね25の中心部上に位置させたキーマット31とで構成されている。なお、両電極15,21の厚さ(高さ)は、同じ厚さとされている。そして、キーマット31は、図示を省略したスプリングなどの付勢手段により、基板13から所定距離離れるように上方へ付勢されている。
【0021】
上記した金属クリックばね25、粘着層27およびプラスチックシート29で、スイッチシート23が構成されている。そして、プラスチックシート29は、機械的強度、製造コストなどを考慮してPET(ポリエチレンテレフタレート)で構成されている。
【0022】
このように構成された操作スイッチ11Aのキーマット31が押し下げられると、アクチュエータ部31a、プラスチックシート29および粘着層27を介して金属クリックばね25の頂部が押し下げられ、金属クリックばね25が下側へ反転してクリック感を付与し、金属クリックばね25の中心部分(頂部)が中心電極15に接触することにより、中心電極15と環状電極21とが導通状態になる。そして、キーマット31を押し下げる力を解除すると、金属クリックばね25、キーマット31および付勢手段(図示省略)の復元(弾性)力により、各部が元の状態へと戻り、中心電極15と環状電極21とが非導通状態になる。
【0023】
〔実施例1〜実施例5および比較例1〕
図1に示す金属クリックばね25の直径を4mmとし、絶縁層19の開口部19aの直径を3mm(金属クリックばね25の直径の75%)とし、絶縁層19の厚さを変化させたときの金属クリックばね25の荷重変位特性と、図7に示す金属クリックばね25の荷重変位特性とを図2に示す。なお、図2において、曲線Aは絶縁層の厚さが0μm、すなわち、図7に示した金属クリックばねの荷重変位特性(比較例1)、曲線Cは絶縁層の厚さを50μmとしたときの金属クリックばねの荷重変位特性(実施例2)、曲線Dは絶縁層の厚さを70μmとしたときの金属クリックばねの荷重変位特性(実施例3)、曲線Eは絶縁層の厚さを90μmとしたときの金属クリックばねの荷重変位特性(実施例4)、曲線Fは絶縁層の厚さを110μmとしたときの金属クリックばねの荷重変位特性(実施例5)を示している。
【0024】
ここで、図2の曲線A(比較例1)に基づいてクリック率を説明すると、荷重を0から増加させて押し込み深さ(動作ストローク)が増加し、荷重が極大になったときの荷重値P1と、さらに押し込み深さを増加させて荷重が極小になったときの荷重値P2とに基づき、クリック率(%)は〔(P1−P2)×100/P1〕と表すことができる。このクリック率は、金属クリックばねのクリック感のよさを示す指標であり、荷重値P1と荷重値P2との差が大きくなる程クリック感がよくなる。
【0025】
図2に示した曲線A(比較例1)、曲線C(実施例2)〜曲線F(実施例5)に基づいて絶縁層の厚さと押し込み深さとの関係、および、金属クリックばねの下の絶縁層の厚さを20μmとしたときの押し込み深さの関係(実施例1)を図3に示す。また、図2に示した曲線A(比較例1)、曲線C(実施例2)〜曲線F(実施例5)に基づいて絶縁層の厚さとクリック率との関係、および、金属クリックばねの下の絶縁層の厚さを20μmとしたときのクリック率の関係(実施例1)を図4に示す。
【0026】
図3における絶縁層の厚さを50μmとした点PC(実施例2)の押し込み深さは、絶縁層の厚さを0とした点PA(比較例1)の0.156mmから0.184mmへと深く(長く)なる。そして、図4における絶縁層の厚さを50μmとした点PC(実施例2)のクリック率は、絶縁層の厚さを0とした点PA(比較例1)のクリック率(44%)から60%へと上昇(向上)する。また、図3における絶縁層の厚さを20μm(実施例1の点PB)、70μm(実施例3の点PD)、90μm(実施例4の点PE)、110μm(実施例5の点PF)とした押し込み深さも、絶縁層の厚さを0とした点PA(比較例1)の押し込み深さからそれぞれ深く(長く)なる。そして、図4における絶縁層の厚さを20μm(実施例1の点PB)、70μm(実施例3の点PD)、90μm(実施例4の点PE)、110μm(実施例5の点PF)としたクリック率は、絶縁層の厚さを0とした点PA(比較例1)のクリック率からそれぞれ上昇(向上)する。なお、絶縁層の厚さが50μm〜110μmの間では、図3および図4に示されているように、押し込み深さおよびクリック率が劇的に変化しないことが解る。
【0027】
〔試験例1〕
実施例1〜実施例5、比較例1のそれぞれに対して各試料(金属クリックばね)を20個用意し、打鍵後の状態を評価した。打鍵条件は、1.6mm径のアクチュエータ付きシリコンキーマットで打鍵圧を8N〔ニュートン〕とし、打鍵回数を携帯電話機用のスイッチシート評価に用いられている100万回とし、打鍵位置を金属クリックばねのセンタ位置からオフセット量を0mm、0.25mm、0.5mm、0.75mmとした。この結果を表1に示す。表1における個数は、20個の金属クリックばねに対して割れを観測した金属クリックばねの個数である。
【0028】
【表1】

【0029】
表1から理解できるように、絶縁層の厚さを90μm(実施例4)とし、オフセット量を0.5mmとしたときに金属クリックばねに割れを観測した。しかし、一般的に、キーマットと金属クリックばねの位置は±0.3mmの範囲に収められているため、絶縁層の厚さを110μm(実施例5)としてもよいものと考えられる。なお、絶縁層の厚さは、110μm以上にするのは難しく、また、50μm〜110μmの範囲で金属クリックばねの押し込み深さおよびクリック率に大きな変化がないことから、上限を110μmとするのが実用的である。
【0030】
上記したように、金属クリックばねに割れが発生する原因は、一般的に、絶縁層の厚さが厚い程オーバーストロークとなり、打鍵位置がずれる程(オフセット量が多くなる程)金属が疲労し易くなるためと考えられる。したがって、絶縁層の厚さが厚くなる程、また、オフセット量が大きく(長く)なる程、金属クリックばねに割れが発生する。
【0031】
〔実施例11〜実施例15および比較例11〕
図1に示す金属クリックばね25を縦が2.8mmで、横が4mmの長方形とし、絶縁層19の開口部19aを縦が2.1mmで、横が3mmの長方形(金属クリックばね25の外形形状の75%)とした場合の、金属クリックばね25の下の絶縁層19の厚さと押し込み深さとの関係(実施例11〜実施例15および比較例11)を図5に示し、金属クリックばね25の下の絶縁層19の厚さとクリック率との関係(実施例11〜実施例15および比較例11)を図6に示す。
【0032】
図5における絶縁層の厚さを50μmとした点PO(実施例12)の押し込み深さは、絶縁層の厚さを0とした点PM(比較例11)の0.17mmから0.192mmへと深く(長く)なる。そして、図6における絶縁層の厚さを50μmとした点PO(実施例2)のクリック率は、絶縁層の厚さを0とした点PM(比較例11)のクリック率(40%)から50%へと上昇(向上)する。また、図5における絶縁層の厚さを20μm(実施例11の点PN)、70μm(実施例13の点PP)、90μm(実施例14の点PQ)、110μm(実施例15の点PR)とした押し込み深さも、絶縁層の厚さを0とした点PM(比較例11)の押し込み深さからそれぞれ深く(長く)なる。そして、図6における絶縁層の厚さを20μm(実施例11の点PN)、70μm(実施例13の点PP)、90μm(実施例14の点PQ)、110μm(実施例15の点PR)としたクリック率は、絶縁層の厚さを0とした点PM(比較例11)のクリック率からそれぞれ上昇(向上)する。なお、絶縁層の厚さが50μm〜110μmの間では、図5および図6に示されているように、押し込み深さおよびクリック率が劇的に変化しないことが解る。
【0033】
〔試験例11〕
実施例11〜実施例15、比較例11のそれぞれに対して各試料(金属クリックばね)を20個用意し、打鍵後の状態を評価した。打鍵条件は、先に説明した試験例1の打鍵条件と同一にした。この結果を表2に示す。表2における個数は、20個の金属クリックばねに対して割れを観測した金属クリックばねの個数である。
【0034】
【表2】

【0035】
表2から理解できるように、絶縁層の厚さを50μm(実施例12)とし、オフセット量を0.5mmとしたときに金属クリックばねに割れを観測した。しかし、一般的に、キーマットと金属クリックばねの位置は±0.3mmの範囲に収められているため、絶縁層の厚さを70μm(実施例13)としてもよいものと考えられる。なお、金属クリックばねの外形形状を長方形にした場合は、金属クリックばねの外形形状を円形にした場合に比べて耐久性が劣るため、金属クリックばねの下に位置する絶縁層の厚さが薄くなる。
【0036】
上述したように、絶縁層上の環状電極上に金属クリックばねを載置したので、金属クリックばねの押し込み深さを絶縁層の厚さ分だけ深くすることができることにより、クリック感(クリック率)を向上させることができる。また、金属クリックばねを絶縁層上の環状電極上の載置してクリック感(クリック率)を向上させたので、絶縁層の厚さ分だけ操作スイッチの高さが高くなるが、絶縁層の厚さは僅かであるため、操作スイッチの小型化を図ることができる。そして、絶縁層の厚さを薄くして操作スイッチの小型化を図る場合は、絶縁層の厚さを50μmとすることにより、操作スイッチの小型化を図りつつ、クリック率の向上をも確保することができる。
【0037】
なお、絶縁層の開口を小さくすることは、金型の調整で容易に実施することが可能で、大幅なコストアップにはならない。また、プラスチックシートに防塵、防水機能が求められているが、絶縁層の開口部の開口径を小さくすることによって所期の目的を達成できるため、防塵、防水効果は損なわれない。
【符号の説明】
【0038】
11A 操作スイッチ
13 基板
13a 一主表面(上面)
15 中心電極(一方の電極)
19 絶縁層
19a 開口部
19b 一主表面(上面)
21 環状電極(他方の電極)
23 スイッチシート
25 金属クリックばね
27 粘着層
29 プラスチックシート
31 キーマット
31a アクチュエータ部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板と、
この基板の一主表面に設けられた一方の電極と、
この一方の電極が開口部の中心部分に位置する状態に前記基板の一主表面に設けられた絶縁層と、
この絶縁層の、前記基板と反対側の一主表面に設けられた他方の電極と、
前記開口部を覆うように前記絶縁層上に載置されて前記他方の電極と周縁部で導通し、前記一方の電極と前記他方の電極とを非導通状態または導通状態にする金属クリックばねと、
を備えていることを特徴とする操作スイッチ。
【請求項2】
請求項1に記載の操作スイッチにおいて、
前記絶縁層の厚さを20μm以上110μm以下にし、
前記開口部の外形形状および前記金属クリックばねの外形形状を円形にした、
ことを特徴とする操作スイッチ。
【請求項3】
請求項1に記載の操作スイッチにおいて、
前記絶縁層の厚さを20μm以上70μm以下にし、
前記開口部の外形形状および前記金属クリックばねの外形形状を長方形にした、
ことを特徴とする操作スイッチ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−186580(P2010−186580A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−28483(P2009−28483)
【出願日】平成21年2月10日(2009.2.10)
【出願人】(000005186)株式会社フジクラ (4,463)
【Fターム(参考)】