説明

操作装置

【課題】視線移動を伴うことなく操作することができる操作装置を提供する。
【解決手段】実施の形態に係る操作装置1は、主に、開口107を有する本体10と、開口120を有し、一方向に移動するように本体10に支持された支持部12と、本体10に対する支持部12の移動量を検出し、位置信号を出力する位置センサ122と、支持部12の開口120に挿入され、開口120内を移動可能に設けられた操作レバー13と、支持部12に対する操作レバー13の移動量を検出し、レバー位置信号を出力するレバー位置センサ130と、操作レバー13に対して回転可能に設けられた調整ダイヤル15と、操作レバー13に対する調整ダイヤル15の回転量を検出し、回転位置信号を出力するダイヤルセンサ150と、を備えて概略構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、基体から突出するホルダに対する回転操作、傾倒操作およびプッシュ操作が可能となる操作ノブを有する操作型入力装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この操作型入力装置によれば、車両内の右側および左側ごとに設定変更できる車両エアコンを制御する場合に、回転調整と、プッシュ切替と、左右選択と、を1つの操作型入力装置によって実現することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−123541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の操作型入力装置は、1つの操作ノブに多くの機能が割り当てられているため、操作者は視線移動を伴う操作を余儀なくされるという問題があった。
【0006】
従って、本発明の目的は、視線移動を伴うことなく操作することができる操作装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、第1の開口を有する本体と、第2の開口を有し、一方向に移動するように本体に支持された支持部と、本体に対する支持部の移動量を検出し、第1の信号を出力する第1の検出部と、支持部の第2の開口に挿入され、第2の開口内を移動可能に設けられた操作レバーと、支持部に対する操作レバーの移動量を検出し、第2の信号を出力する第2の検出部と、操作レバーに対して回転可能に設けられた回転操作部と、操作レバーに対する回転操作部の回転量を検出し、第3の信号を出力する第3の検出部と、を備えた操作装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、視線移動を伴うことなく操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、実施の形態に係る操作装置の斜視図である。
【図2】図2(a)は、実施の形態に係る操作装置の車両内における取り付け位置に関する概略図であり、(b)は、操作装置近傍の拡大図である。
【図3】図3(a)は、実施の形態に係る操作装置を側面から見た模式図であり、(b)は、操作装置の正面図である。
【図4】図4は、実施の形態に係る操作装置に関するブロック図である。
【図5】図5(a)は、実施の形態に係る操作装置の支持部の5つの操作位置を示す概略図であり、(b)は、操作レバーの5つの操作位置を示す概略図であり、(c)は、支持部と操作レバーを同時に操作した場合の概略図である。
【図6】図6は、変形例に係る操作装置の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る操作装置は、第1の開口を有する本体と、第2の開口を有し、一方向に移動するように本体に支持された支持部と、本体に対する支持部の移動量を検出し、第1の信号を出力する第1の検出部と、支持部の第2の開口に挿入され、第2の開口内を移動可能に設けられた操作レバーと、支持部に対する操作レバーの移動量を検出し、第2の信号を出力する第2の検出部と、操作レバーに対して回転可能に設けられた回転操作部と、操作レバーに対する回転操作部の回転量を検出し、第3の信号を出力する第3の検出部と、を備える。
【0011】
[実施の形態]
(操作装置1の構成)
図1は、実施の形態に係る操作装置の斜視図である。図2(a)は、実施の形態に係る操作装置の車両内における取り付け位置に関する概略図であり、(b)は、操作装置近傍の拡大図である。図3(a)は、実施の形態に係る操作装置を側面から見た模式図であり、(b)は、操作装置の正面図である。以下では、特に断らない限り、上下左右は、紙面に対しての方向を示すものとする。本実施の形態に係る操作装置1は、例えば、車両に搭載された空調装置を操作するための操作装置であるとするが、これに限定されない。
【0012】
操作装置1は、主に、図1に示すように、第1の開口としての開口107を有する本体10と、第2の開口としての開口120を有し、一方向に移動するように本体10に支持された支持部12と、本体10に対する支持部12の移動量を検出し、第1の信号としての位置信号を出力する第1の検出部としての位置センサ122と、支持部12の開口120に挿入され、開口120内を移動可能に設けられた操作レバー13と、支持部12に対する操作レバー13の移動量を検出し、第2の信号としてのレバー位置信号を出力する第2の検出部としてのレバー位置センサ130と、操作レバー13に対して回転可能に設けられた回転操作部としての調整ダイヤル15と、操作レバー13に対する調整ダイヤル15の回転量を検出し、第3の信号としての回転位置信号を出力する第3の検出部としてのダイヤルセンサ150と、を備えて概略構成されている。
【0013】
また、操作装置1の操作レバー13は、端部に円盤形状の把持部14を有する。調整ダイヤル15は、把持部14の縁に沿って回転可能に設けられている。
【0014】
この操作装置1は、図2(a)に示すように、車両2の運転席20と助手席21の間に伸びて、さらに、上方に立ち上がるセンターコンソール22に設けられている。このセンターコンソール22には、例えば、図2(b)に示すように、地図や画像等の表示画像230を表示する表示部23が設置されている。
【0015】
本体10は、例えば、箱形状を有し、側面の1つである主面100側には、開口107が設けられている。この開口107は、例えば、図3(b)に示すように、主面100を正面とした正面視にて、開口107の上方と下方の輪郭は、円の輪郭の一部の形状を有し、開口107の右側および左側の輪郭は、直線状の形状を有する。なお、操作装置1は、例えば、センターコンソール22を本体10として用いて設置されても良く、また、車両2内に取り付けられる部材を本体10として用いても良い。
【0016】
この開口107の右側には、主面100から突出する凸部105が設けられている。また、開口107の左側には、主面100から突出する凸部106が設けられている。この凸部105および凸部106は、例えば、図3(b)に示すように、操作装置1の正面視にて、開口107の上方および下方の形状と共に1つの円の輪郭を形成する形状となっている。
【0017】
また、操作装置1を側面101、側面102、上面103または下面104側から見たとき、支持部12は、例えば、図1および図3(a)に示すように、開口107から円の一部分が突出するように、本体10に支持される。凸部105および凸部106は、例えば、操作装置1を上面103または下面104側から見たとき、支持部12の一部分と共に円の一部分を形成するような形状を有している。
【0018】
支持部12は、例えば、図1および図3(a)に示すように、一方向として矢印A方向に移動可能に本体10に支持されている。支持部12は、例えば、図3(a)に示すように、操作レバー13の操作に応じて、支点121を中心とした回転を行うように構成されている。また、支持部12は、操作レバー13による矢印A方向の操作により、例えば、5つの操作位置に停止するように、節度機構が本体10および支持部12に設けられている。なお、支持部12は、例えば、本体10に対する回転移動の結果、一方向に移動するが、これに限定されず、本体10に対して一方向のスライド移動(平行移動)を行うように構成されても良い。
【0019】
図4は、実施の形態に係る操作装置に関するブロック図である。支持部12の5つの操作位置は、図4に示す位置センサ122により検出され、第1の信号としての位置信号を出力する。
【0020】
図5(a)は、実施の形態に係る操作装置の支持部の5つの操作位置を示す概略図であり、(b)は、操作レバーの5つの操作位置を示す概略図であり、(c)は、支持部と操作レバーを同時に操作した場合の概略図である。
【0021】
操作レバー13は、例えば、円柱形状を有し、支持部12の開口120に挿入されている。この操作レバー13は、例えば、開口120内を移動可能に構成されている。操作レバー13は、図5(b)に示すように、例えば、6段階に開口120内を移動できるように、節度機構が、支持部12および操作レバー13に設けられている。
【0022】
操作レバー13の5つの操作位置は、図4に示すレバー位置センサ130により検出され、第2の信号としてのレバー位置信号を出力する。
【0023】
操作レバー13の端部には、円盤形状の把持部14が形成され、把持部14の縁部分には、把持部14に対して回転可能な調整ダイヤル15が設けられている。
【0024】
この調整ダイヤル15は、例えば、図1に示すように、主面100を正面とすると、時計回り(矢印C方向)および反時計回り(矢印D方向)に操作可能に構成されている。調整ダイヤル15の操作位置は、図4に示すダイヤルセンサ150により検出され、第3の信号としての回転位置信号を出力する。調整ダイヤル15は、例えば、時計回り(矢印C方向)に操作されたとき、空調装置3から送出される空気の温度を上げる回転位置信号を出力し、反時計回り(矢印D方向)に操作されたとき、温度を下げる回転位置信号を出力する。調整ダイヤル15は、例えば、所定の温度範囲(例えば、15°〜30°)内の温度を選択できるように構成されている。
【0025】
この位置センサ122、レバー位置センサ130およびダイヤルセンサ150は、例えば、磁界の変化を信号として出力する磁気センサ等の非接触センサ、または接点の切り替わりにより信号を出力する機械式スイッチ等を用途に応じて用いてそれぞれ構成される。
【0026】
操作装置1は、例えば、図4に示すように、車両ECU(Electronic Control Unit)25に接続されている。この車両ECU25は、操作装置1から出力された位置信号、レバー位置信号および回転位置信号と、記憶部24に記憶された空調装置3のモードの情報である制御情報240と、に基づいて空調装置3を制御する制御信号を生成し、空調装置3に出力する。また、車両ECU25は、例えば、空調装置3を制御するために表示部23に表示させる表示画像230を生成し、表示信号として表示部23に出力する。表示部23は、表示信号に基づいて表示画像230を表示する。
【0027】
車両ECU25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を用いて構成される。
【0028】
表示部23は、例えば、液晶ディスプレイを用いて構成される。
【0029】
記憶部24は、例えば、HDD(Hard DiskDrive)および半導体メモリ等の記憶装置を用いて構成される。この記憶部24には、例えば、制御情報240が格納され、車両ECU25から出力される読出信号に応じて読み出される。なお、記憶部24は、例えば、車両ECU25に含まれる半導体メモリであって良い。
【0030】
(空調装置3について)
空調装置3は、例えば、図5(a)に示す第1のモード241〜第5のモード245を有している。空調装置3は、例えば、操作装置1から出力された位置信号に基づいて温度調整した空気の吹き出し口を切り替え、以下の5つのモードを実行する。
【0031】
第1のモード241は、例えば、温度調整された空気でフロントガラス等を暖めて曇りを除去するモードである。第2のモード242は、例えば、温度調整された空気を運転席20と助手席21に着座する乗員の上半身に送出するモードである。第3のモード243は、例えば、温度調整された空気を運転席20と助手席21に着座する乗員の上半身および足元に送出するモードである。第4のモード244は、例えば、温度調整された空気でフロントガラス等を暖めて曇りを除去すると共に、温度調整された空気を運転席20と助手席21に着座する乗員の足元に送出するモードである。第5のモード245は、例えば、温度調整された空気を運転席20と助手席21に着座する乗員の足元に送出するモードである。
【0032】
上記の各モードは、操作装置1の操作レバー13の操作位置によって切り替わる。つまり、第1のモード241は、図5(a)に示すように、操作レバー13が最も上向きのとき、すなわち、操作レバー13が操作位置131に操作されたときに実行される。
【0033】
また、第2のモード242は、図5(a)に示すように、操作レバー13が上向きのとき、すなわち、操作レバー13が操作位置132に操作されたときに実行される。
【0034】
また、第3のモード243は、図5(a)に示すように、操作レバー13が略水平のとき、すなわち、操作レバー13が操作位置133に操作されたときに実行される。
【0035】
また、第4のモード244は、図5(a)に示すように、操作レバー13が下向きのとき、すなわち、操作レバー13が操作位置134に操作されたときに実行される。
【0036】
また、第5のモード245は、図5(a)に示すように、操作レバー13が最も下向きのとき、すなわち、操作レバー13が操作位置135に操作されたときに実行される。
【0037】
さらに、空調装置3は、例えば、図5(b)に示すように、温度調整された空気の送出量を、操作レバー13の支持部12に対する移動量に応じて6段階で切り替えることができる。図5(b)に示す操作位置「OFF」は、送出量をゼロとする操作位置であり、操作位置「1」〜操作位置「5」は、「OFF」からの移動量、つまり、操作レバー13の引出量の増加に応じて送出量が増える操作位置である。
【0038】
表示部23は、図2(b)に示すように、空調装置3の選択されているモード等を表示するように構成されている。表示部23に表示される表示画像230には、例えば、空調装置3の選択されたモード等を示すアイコン231が表示される。図2(b)に示すアイコン231は、モードが第4のモード244に選択され、送出量が「3」に選択され、温度が「25.0°」に選択された状態であることを示している。
【0039】
このアイコン231は、選択されているモードを示す第1のアイコン232と、運転席20側に送出される温度調整された空気の送出量を示す第2のアイコン233と、送出される温度調整された空気の設定温度を示す第3のアイコン234と、助手席21側に送出される温度調整された空気の送出量を示す第4のアイコン235と、からなる。
【0040】
以下に、実施の形態の動作について各図を参照しながら説明する。一例として、乗員が、モードが第3のモード243、送出量が「OFF」、温度が「25.0°」に選択された状態から、モードが第2のモード242、送出量が「2」、温度が「27.0°」に選択する動作について説明する。なお、車両ECU25は、制御情報240を読み込んだ状態であるものとする。
【0041】
(動作)
乗員は、第2のモード242と送出量「3」を選択するため、操作装置1の把持部14を介して操作レバー13を上方に操作すると共に引き出す。続いて、乗員は、現在の設定温度よりも高い温度に設定するため、調整ダイヤル15を時計回りに回転させる。
【0042】
このとき、操作装置1の位置センサ122は、支持部12の移動量を検出し、検出した移動量に応じた位置信号を車両ECU25に出力する。また、操作装置1のレバー位置センサ130は、操作レバー13の移動量を検出し、検出した移動量に応じたレバー位置信号を車両ECU25に出力する。さらに、操作装置1のダイヤルセンサ150は、調整ダイヤル15の回転量を検出し、検出した回転量に応じた回転位置信号を車両ECU25に出力する。
【0043】
車両ECU25は、取得した位置信号、レバー位置信号および回転位置信号、並びに制御情報240に基づいて選択されたモード、送出量および設定温度を判定し、選択されたモード、送出量および設定温度に応じた制御信号を空調装置3に出力する。
【0044】
空調装置3は、取得した制御信号に基づいて第2のモード242、送出量「3」および設定温度27.0°が選択されたと判定し、第2のモード242に応じて吹き出し口を切り替え、27.0°に温度調整がなされた空気を送出量「3」で送出する。
【0045】
また、車両ECU25は、取得した位置信号、レバー位置信号および回転位置信号、並びに制御情報240に基づいて表示信号を生成し、表示部23に出力する。表示部23は、取得した表示信号に応じた表示画像230を表示させる。
【0046】
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る操作装置1によれば、乗員は、操作装置1に視線移動することなく、空調装置1のモード等を選択することができる。また、この操作装置1によれば、多くの操作装置を並べる場合と比べて、モードの選択、送出量の選択および設定温度の選択を1つの操作装置で行うことができるので、省スペースとなり、さらに、意匠としても優れている。また、この操作装置1によれば、空気が吹き出す位置と、操作レバー13の位置とが対応しているので、乗員は、操作装置1を直感的に操作することができる。さらに、この操作装置1によれば、送出量と、操作レバー13の引出量とが対応しているので、乗員は操作装置1を直感的に操作することができる。
【0047】
続いて、実施の形態に係る操作装置1の変形例について説明する。
【0048】
(変形例)
図6は、変形例に係る操作装置の正面図である。この変形例に係る操作装置1の支持部12は、図6に示すように、上下方向(矢印A方向:一方向)に加えて左右方向(矢印E方向:一方向に直交する方向)にも操作可能に、本体10に支持されている。
【0049】
この操作レバー13を介した支持部12の左右方向の操作は、例えば、運転席20側と助手席21側に吹き出す空気の送出量を変えるものである。例えば、右方向に操作されたとき、空調装置3は、選択されている送出量の総量はそのままに、助手席21側の送出量を少なくし、運転席20側の送出量を多くさせる。同様に、例えば、左方向に操作されたとき、空調装置3は、選択されている送出量の総量はそのままに、助手席21側の送出量を多くし、運転席20側の送出量を少なくさせる。
【0050】
変形例に係る操作装置1によれば、操作レバー13が向いている一方の吹き出し口から他方の吹き出し口より多くの空気が吹き出すので、操作者は、操作装置1に視線移動することなく、直感的に操作することができる。
【0051】
なお、上記の実施の形態および変形例では、車両ECU25により空調装置3を制御する制御信号を生成する構成としたが、これに限定されず、空調装置3の制御部が、取得した位置信号、レバー位置信号および回転位置信号に基づいて空気の温度調整等を実行する構成であっても良い。また、上記の実施の形態では、操作装置1は、車両ECU25または車両2に搭載された車両LANに接続されたが、これに限定されず、空調装置3に直接接続されても良い。
【0052】
以上、本発明の実施の形態および変形例を説明したが、これらの実施の形態および変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態および変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態および変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0053】
1…操作装置、2…車両、3…空調装置、10…本体、12…支持部、13…操作レバー、14…把持部、15…調整ダイヤル、20…運転席、21…助手席、22…センターコンソール、23…表示部、24…記憶部、25…車両ECU、27…設定温度、100…主面、101…側面、102…側面、103…上面、104…下面、105…凸部、106…凸部、107…開口、120…開口、121…支点、122…位置センサ、130…レバー位置センサ、131〜135…操作位置、150…ダイヤルセンサ、230…表示画像、231…アイコン、232〜235…第1のアイコン〜第4のアイコン、240…制御情報、241〜245…第1のモード〜第5のモード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の開口を有する本体と、
第2の開口を有し、一方向に移動するように前記本体に支持された支持部と、
前記本体に対する前記支持部の移動量を検出し、第1の信号を出力する第1の検出部と、
前記支持部の前記第2の開口に挿入され、前記第2の開口内を移動可能に設けられた操作レバーと、
前記支持部に対する前記操作レバーの移動量を検出し、第2の信号を出力する第2の検出部と、
前記操作レバーに対して回転可能に設けられた回転操作部と、
前記操作レバーに対する前記回転操作部の回転量を検出し、第3の信号を出力する第3の検出部と、
を備えた操作装置。
【請求項2】
前記操作レバーは、端部に円盤形状の把持部を有し、
前記回転操作部は、前記把持部の周に沿って回転可能に設けられる請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記支持部は、前記一方向に直交する方向にも移動可能となるように前記本体に支持され、
前記第1の検出部は、前記一方向に直交する方向の前記支持部の移動量を検出する請求項1または2に記載の操作装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−123966(P2012−123966A)
【公開日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−272407(P2010−272407)
【出願日】平成22年12月7日(2010.12.7)
【出願人】(000003551)株式会社東海理化電機製作所 (3,198)
【Fターム(参考)】