説明

放射検出装置

放射検出装置200は、放射検出器210およびレンズ装置218を備える。レンズ装置218は、偏波素子220および光学補正器222を備える。光学補正器222は、好ましくは、偏波素子220と放射検出器210の間に配置され、レンズ装置中に存在する光学収差を補正するように設計された少なくとも1つの面を有する。光学補正器は、偏波素子の機械的支持体となるように構成されることができる。光学補正器222は、装置200の回折限界偏波受容角を増大させるように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放射検出装置に関する。より詳細には、限定的ではないが、本発明はミリ波放射、マイクロ波放射、および/またはテラヘルツ周波数の放射用の放射検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
金属ワイヤの偏波グリッドミラーをミリ波画像化システムの集束素子として用いることが知られている。たとえば、本発明者らの同時係属中のPCT出願PCT/GB02/00745を参照されたい。ここで図1を参照すると、従来技術のミリ波長画像化システム100は、ある特定の偏波の放射104を透過させその他の偏波の放射を反射する、湾曲した偏波グリッド102を備える。放射104aのわずか一部分、通常は10%未満しか、受信アレイ108の給電(feed)ホーン開口106に入射しない。しかし、放射のこのわずかな部分は集束されておらず、また受信するには不適切な偏波であるため浪費される。それ以外の放射104bは、通常四分の一波長板またはフェライトである偏波回転装置107を通過し、非球面回転ミラー110から反射される。グリッド102は、90°回転された偏波放射104cを給電ホーン開口106の位置にある焦点へと反射させる。
【0003】
しかし、こうしたシステムは、長距離を見るには十分であるが、たとえば人用のトレーラの画面表示などいくつかの応用例において回折限界像を提供するための十分に短い距離では、1つの動作で十分に広い視野を提供しない。
【0004】
画像化システムのサイズは一般に、使用される自由空間放射波長によって決まる。この波長は通常約1mmから10mmであり、そこにおける大気吸収窓の存在、必要とされる解像度、必要とされるスポットサイズ、および動作範囲により、特に3mmから10mmが適する。
【0005】
アレイ素子は、いかなるミリ波画像化システムにおいても必須の高価な部品であり、アレイ素子のサイズまたは数を増大させると、こうした画像化システムのコストが著しく増大する。必要となるアレイ素子の数は、システムの視野に比例し、スポットサイズに反比例する。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、放射検出器とレンズ装置とを備える放射検出装置が提供される。レンズ装置は偏波素子および光学補正器を備え、偏波素子は、第1の偏波の放射を選択的に透過させ、第2の偏波の放射を選択的に反射し、光学補正器は、第1および第2の面を有し、第1および第2の面の少なくとも一方がレンズ装置中に存在する収差を補正するように形成される。
【0007】
光学補正器は、装置の回折限界入射受容角を増大させるように構成されることができる。収差を修正し、システムの入射受容角を増大させるように補正器の形状を設計する方法は、当分野の技術者には知られており、ここで詳細には説明されない。
【0008】
本装置は、従来技術に勝る利点を有する。光学補正器の表面が適切な形状であるため、装置の受容角が増大されるので、より短い距離範囲(すなわち装置から対象物の距離)での視野がより広くなる。本装置は10mを超える距離範囲でも利点を有することが理解されるが、本装置を短い距離範囲、通常1mから約10mで使用することにより、より高い解像度が実現され、またはより小さい光学素子が使用されることが可能になる。これにより、大きい対象物、たとえばトレーラまたは人間を、高解像度の単一パスで画面表示することができ、それによって装置のスループットが増大される。
【0009】
光学補正器は、好ましくは、通常補正器の前面上にある偏波素子のための機械的支持体となるように構成されることができるが、偏波素子を支持するために背面が代わりに使用されることもできる。このようにして、その支持表面は、偏波素子の必要とされる形状と共形になる。偏波素子は、複数本のほぼ平行な金属ワイヤを含み得るワイヤグリッドとすることができる。偏波素子は、第1の偏波の放射を選択的に透過させ、第2の偏波の放射を選択的に反射させるように構成されることができる。偏波素子によって反射された放射は、偏波素子によって集束されることができる。偏波素子による集束を実施するために、偏波素子の形状に球面または非球面の曲率が適用されることができる。
【0010】
光学補正器の非平面状の非支持面は、非球面または球面状とすることができる。本明細書では、「非球面」という語は、光学特性を変化させるための球面からのずれを意味すると考えられるべきである。レンズ装置中、特に集束偏波装置の湾曲した表面に存在する収差を補正するために光学補正器の非支持面を使用すると、より高い曲率を使用することができ、したがって、光学システムの視野をより広くすることが容易になる。
【0011】
偏波素子が光学補正器によって支持されることにより、装置が小型化され、偏波素子が反射された放射を集束するのに望ましい光学プロファイルに維持される。
【0012】
光学補正器は、たとえばポリエチレンなどのプラスチック材料製である。この材料はプラスチックフォーム材料、通常は発泡ポリスチレンでよい。好ましくは、光学補正器は約30g/lの密度を有する材料で製作される。光学補正器は、1.001〜2の屈折率を有する材料で製作され得るが、この屈折率は10またはそれ以上に高くすることもできる。好ましくは、この材料は約1.0178の反射率を有する。
【0013】
光学補正器の形成にプラスチックフォーム材料を使用すると、軽量の光学補正器が製作され得る。
【0014】
光学補正器と放射検出器の間に配置された、さらなる光学補正器が形成され得る。さらなる光学補正器は、断面が楕円形または矩形の前面(すなわち正面図)、および、非球形、平面、または球面状のプロファイルを有することができる。入射ビームの収差を最低限に抑えるために、楕円形断面を有することが好ましい。さらなる光学補正器は、前面のプロファイルとは異なるプロファイルの後面を有することができる。
【0015】
さらなる光学補正器は、放射検出器の回折限界受容角をさらに増大させるように構成されることができる。
【0016】
さらなる光学補正器は、たとえばポリエチレンなどのプラスチック材料で製作され得る。この材料は、通常発泡ポリスチレンであるプラスチックフォーム材料、または中実のプラスチック材料でよい。この材料は1.001〜2の屈折率を有することができ、好ましい実施形態では、材料は1.4〜2の屈折率を有する。あるいは、材料は2以上の屈折率を有することができる。
【0017】
放射線検出器は、画像化放射検出器でよく、1列の検出素子を備えることができる。この装置は、ミラーを備えることができ、ミラーは、平面、球面、または非球面状とすることができる。放射検出器は、光学補正器とミラーの間に配置されることができる。ミラーは、回転するように構成されることができ、偏波素子および光学補正器を通過した放射を反射するように構成されることができる。偏波素子は、偏波素子を以前に通過したときの偏波と直交する偏波の放射を、検出器に集束するように構成されることができる。
【0018】
本放射検出装置は、ミリ波放射を検出するように構成されることができる。
【0019】
次に本発明は、単なる例示として添付の図面を参照して説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
ここで図2を参照すると、リアルタイムパッシブスキャン式ミリ波画像放射計200は、走査装置202、集束レンズ装置204、および、検出器210に通常は導波管で連結されたアンテナ給電アレイ206を備えている。
【0021】
走査装置202は、平面状のまたはわずかに湾曲した反射板(ミラー)212を備え、反射板212は、軸214の周りで回転可能に取り付けられ、軸214に対する垂直線に対して約3.75°の角度θで傾斜している。集束レンズ装置204は、集束反射鏡(focusing dish)218および光学補正器222を備える。光学補正器222は、集束反射鏡218のための機械的支持体として働く。反射鏡218は、光学補正器/支持体222の前面222a上に取り付けられた偏波選択反射素子220(たとえばワイヤグリッド)を備える。通常ミアンダーライン構造(meanderline structure)である四分の一波長板216が、集束レンズ装置204と給電アレイ206の後方の検出器210との間の光路内にあるが、物理的に、補正器222と給電アレイ206の間には配置されない。
【0022】
補正器/支持体222は、非平面、非球面状の前面および後面222a、bを有し、光学補正器として働く。支持体222は通常、たとえば発泡ポリスチレンのようなプラスチックフォーム材料などのプラスチック材料製であり、通常は検出される放射に対して透過性がある。補正器/支持体222を形成するために、約30g/lの密度を有する高密度プラスチックフォーム材料が使用され得る。あるいは、補正器/支持体222を形成するためにポリエチレンが使用され得る。補正器/支持体222に使用される材料の典型的な屈折率は、1.001〜1.52の範囲内であり、たとえば、30g/lのポリスチレンフォームの屈折率は1.0178である。補正器/支持体222の前面は、偏波反射装置220によって必要とされる曲率に一致する曲率を有するように形成される。したがって偏波反射装置は、補正器/支持体222の前面上に直接配置されることができる。後面222bは、偏波反射装置の形状による制約を受けず、したがって必要に応じて、レンズ装置204中の収差を補正するように形成されることができる。
【0023】
補正器/支持体222は、広い視野から受け取られる放射のためのさらなる収差補正を行う。
【0024】
入射放射225aは偏波反射素子220によって直線偏波される。この偏波反射素子は通常、垂直線に対して90°または0°傾斜したワイヤを備えており、したがって、電界ベクトルによって定義され垂直線に対して0°または90°(グリッド内のワイヤの線から90°)の平面偏波を有する放射の成分が、支持体222を透過するようになる。225bで示されるこの直線偏波された放射は、ミアンダーラインプレート216に衝突する。プレート216は、反射素子220上のワイヤの方向に対して(したがって放射225bの偏波に対して)45°傾斜したミアンダーラインの、速い軸および遅い軸を有する。ミアンダーラインプレート216を出た放射225cは円偏波され、反射板212から反射されて放射225dとなる。この放射225dは、放射225cと逆方向に円偏波される。放射225dは、ミアンダーラインプレート216に衝突すると、変換されて、直線偏波された放射、すなわち、放射225bに対して90°回転された偏波面を有する放射225eに戻される。放射225eは、集束反射鏡218の反射素子220に衝突すると反射され、給電アレイ206上に集束される。
【0025】
反射板212がθだけ傾斜すると、アンテナの走査角度が4θとなる。
【0026】
アンテナ給電アレイ206は通常、ホーンの列、またはその他のタイプの給電素子を有する。各ホーンは、通常は導波管によって検出チャネルに接続される。単一の検出素子が、プレート212が回転するにつれて、円形走査パターンを観察する。
【0027】
各ホーンの出力は増幅器に供給され、増幅器は検出器に出力する。検出器による出力のデジタル化後、デジタル化された信号がマイクロプロセッサへと送られ、マイクロプロセッサはこれらの信号を処理して、ディスプレイに表示される画像を形成する。
【0028】
この光学構成は、いわゆる円錐走査システムである。これは、このシステムの指定された開口および視野の場合、特に小さい。
【0029】
図3を参照すると、本発明による放射検出装置の第2の実施形態は、上記で図2を参照して説明された第1の実施形態とほぼ同様である。したがって、同様の部品には300番台の同様の参照番号を付す。
【0030】
さらなる光学補正器350が、補正器/支持体322とアンテナ給電アレイ306の間に配置されている。さらなる光学補正器350は通常、その幅が給電アレイ306の150%であるが、このサイズは、さらなる光学補正器350のその他の光学構成要素に対する相対位置、およびシステムの視野によって決まり、また、好ましくは、集束された放射が全てさらなる光学補正器350を通過するように定められることが理解されよう。好ましい実施形態では、さらなる光学補正器350は、そのサイズが最小化され、それによって入射放射のオブスキュレーションが最低限に抑えられるように、検出器210に非常に接近しており(通常約30mm以内)、あるいはそれと接触させることもできる。さらなる光学補正器350は、断面が楕円形または長方形であり、非球面プロファイルの前面350a、および非球面または平面状のプロファイルの後面350bを有するが、どちらの面も、所与の光学設計にとって望まれるように、非球面、球面、または平面とすることができる。通常、各面のプロファイルはそれぞれ異なる。
【0031】
光学補正器350は、さらに別の収差修正を行い、それによって図2を参照して説明された実施形態よりも、さらに視野を拡大することを可能にする。
【0032】
光学補正器350は通常、たとえば発泡ポリスチレンのようなプラスチックフォーム材料などのプラスチック材料製であり、通常は検出される放射に対して透過性がある。光学補正器350を形成するために、密度約30g/lの高密度プラスチックフォーム材料が使用されることができる。あるいは、光学補正器350を形成するためにポリエチレンが使用され得る。光学補正器350に使用される材料の典型的な屈折率は1.4〜2の範囲内にあるが、2より大きくてもよい。
【0033】
ここで図4a〜図4eを参照すると、点広がり関数(point spread function)は、画像化装置の視野内での固定された点光源に対するシステムの応答の測度である。理想的な装置では、点広がり関数は、正規化された強度が1のδ関数である。しかし画像化装置には回折限界があるので明らかにこれは現実の装置では不可能であり、点広がり関数は、理想的に給電される装置の場合に、ほぼsincθの従属性を示す。しかし、給電が先細の応答パターンおよびその装置の応答は、上記従属性とガウス分布の間のどこかになる。
【0034】
光学装置は、強度が正規化された点広がり関数(いわゆるシュトレール強度比)のピーク値が0.8を超えると、画像化装置が良好な光学的特性を有することを示しているとみなされ、1.0だと収差がないシステムとなる。このようなシステムは、「回折限界がある」とも言われる。
【0035】
図4のグラフは、本発明による放射検出装置の光学システムのシミュレーションから得られた結果である点広がり関数を示す。
【0036】
図4aは、光学軸上の点広がり関数402a、bを示しており、0.9を超える正規化された強度、および狭いピーク幅を示すが、どちらもこの画像化装置が高品質であることを示している。
【0037】
図4bは、画像化装置の全視野の25%に相当する、光学軸から481mm離れたところでの点広がり関数404a、bを示しており、0.9を超える正規化された強度、および狭いピーク幅を示すが、どちらもこの画像化装置が高品質であることを示している。
【0038】
図4cは、画像化装置の全視野の50%に相当する、光学軸から961mm離れたところでの点広がり関数406a、bを示しており、0.9を超える正規化された強度、および狭いピーク幅を示すが、どちらもこの画像化装置が高品質であることを示している。
【0039】
図4dは、画像化装置の全視野の75%に相当する、光学軸から1440mm離れたところでの点広がり関数408a、bを示しており、0.9を超える正規化された強度、および狭いピーク幅を示すが、どちらもこの画像化装置が高品質であることを示している。
【0040】
図4eは、画像化装置の全視野に相当する、光学軸から1920mm離れたところでの点広がり関数410a、bを示しており、0.8を超える正規化された強度、および狭いピーク幅を示すが、どちらもこの画像化装置が高品質であることを示している。
【0041】
したがって、本発明による画像化装置を使用すると、図1で詳細が説明され、ミリ波画像化装置に特に適するものとして示された従来技術の装置など、現在の画像化装置によって実現可能な視野を最高で50%上回る視野で、質の高い画像を実現することができる。
【0042】
本発明は、ミリ波走査画像化装置を参照しながら説明されてきたが、放射検出装置の分野でより広い用途を有し、いかなる特定の波長または検出構成にも限定されないことが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】従来技術のミリ波放射画像化装置を示す図である。
【図2】本発明による放射検出装置の第1の実施形態を示す図である。
【図3】本発明による放射検出装置の第2の実施形態を示す図である。
【図4a】距離範囲が6.31mのときの全視野が1920mm×3840mm(縦横比2:1)であり、放射波長が9mmである、本発明による放射検出装置のシミュレートされた点広がり関数の2次元プロット、ならびにそれらの対応する3次元プロットである。
【図4b】距離範囲が6.31mのときの全視野が1920mm×3840mm(縦横比2:1)であり、放射波長が9mmである、本発明による放射検出装置のシミュレートされた点広がり関数の2次元プロット、ならびにそれらの対応する3次元プロットである。
【図4c】距離範囲が6.31mのときの全視野が1920mm×3840mm(縦横比2:1)であり、放射波長が9mmである、本発明による放射検出装置のシミュレートされた点広がり関数の2次元プロット、ならびにそれらの対応する3次元プロットである。
【図4d】距離範囲が6.31mのときの全視野が1920mm×3840mm(縦横比2:1)であり、放射波長が9mmである、本発明による放射検出装置のシミュレートされた点広がり関数の2次元プロット、ならびにそれらの対応する3次元プロットである。
【図4e】距離範囲が6.31mのときの全視野が1920mm×3840mm(縦横比2:1)であり、放射波長が9mmである、本発明による放射検出装置のシミュレートされた点広がり関数の2次元プロット、ならびにそれらの対応する3次元プロットである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放射検出器とレンズ装置とを備える放射検出装置であって、レンズ装置が、偏波素子および光学補正器を備え、偏波素子が、第1の偏波の放射を選択的に透過させ、第2の偏波の放射を選択的に反射するように構成され、光学補正器が、第1および第2の面を有し、第1および第2の面のうち少なくとも一方が、レンズ装置中に存在する収差を補正するように形成される、放射検出装置。
【請求項2】
光学補正器が、その表面上で偏波素子を支持するように構成される請求項1に記載の放射検出装置。
【請求項3】
光学補正器が、物理的に偏波素子と放射検出器の間に配置される請求項1または2に記載の放射検出装置。
【請求項4】
光学補正器の最も後ろの面が非球面または球面である請求項3に記載の放射検出装置。
【請求項5】
光学補正器が、約30g/lの密度を有する材料で製作される請求項1から4のいずれかに記載の放射検出装置。
【請求項6】
光学補正器が、1.001〜2の屈折率を有する材料で製作される請求項1から5のいずれかに記載の放射検出装置。
【請求項7】
光学補正器と放射検出器の間に配置されたさらなる光学補正器が設けられる請求項1から6のいずれかに記載の放射検出装置。
【請求項8】
さらなる光学補正器が、楕円形の断面で、非球面、平面、または球面形状のプロファイルの前面を備える請求項7に記載の放射検出装置。
【請求項9】
さらなる光学補正器が、前面のプロファイルとは異なるプロファイルの後面を備える請求項7または8に記載の放射検出装置。
【請求項10】
さらなる光学補正器が、プラスチック材料で製作される請求項7から9のいずれかに記載の放射検出装置。
【請求項11】
さらなる光学補正器が、プラスチックフォーム材料で製作される請求項7から10のいずれかに記載の放射検出装置。
【請求項12】
放射検出器が、画像化放射検出器である請求項1から11のいずれかに記載の放射検出装置。
【請求項13】
偏波素子が、第2の偏波を有する放射を集束するように構成される請求項1から12のいずれかに記載の放射検出装置。
【請求項14】
放射検出装置が、ミリ波放射を検出するように構成される請求項1から13のいずれかに記載の放射検出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4a】
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【図4b】
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【図4c】
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【図4d】
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【図4e】
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【公表番号】特表2006−527379(P2006−527379A)
【公表日】平成18年11月30日(2006.11.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−516412(P2006−516412)
【出願日】平成16年6月11日(2004.6.11)
【国際出願番号】PCT/GB2004/002520
【国際公開番号】WO2004/111584
【国際公開日】平成16年12月23日(2004.12.23)
【出願人】(501352882)キネテイツク・リミテツド (93)
【Fターム(参考)】