説明

教育支援ソフトウェア及びインターフェース

【課題】ユーザがプレーヤ・ソフトウェア、および/もしくは、コーデック・ソフトウェアといった学習対象ソフトウェアとは別個のシステムサイド・ソフトウェアのインストールを行うことなくeラーニングを実現できるソフトウェアおよびインターフェースを提供すること。
【解決手段】本発明は、インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、前記インターフェースは、前記コンテンツにおける任意の位置をユーザが入力する手段と、前記入力された位置まで再生開始位置を変更する手段と、前記変更された再生開始位置から再生する手段とを具備することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば教育支援ソフトウェア及びインターフェースに係り、特に、ネットワークを経由して或いは記憶媒体に記録された映像コンテンツを再生するための教育支援ソフトウェア及びインターフェースに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、マルチメディア技術を用いて学習を行う、いわゆるeラーニングが脚光を浴びている。
【0003】
これらの技術は、たとえばマイクロソフト社のWord2003(商標)の操作法を学ばせるべく、ビデオ、音声、文字等をミックスすることで、あたかも教師が眼前にいるかのような臨場感をもって、教授を行うというコンテンツを持つことが特徴である。
【特許文献1】特開2002―089653号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、これまでのeラーニングは主にウェブ・ベース型で、インターネット・ブラウザのもとで行われるものであった。この場合には、オンライン状態にないPCやインターネット等ネットワークとの接続状態にない環境下にあっては、eラーニングを利用できない不便があり、利用者に余分な設備投資等の負担を強いるものであった。
【0005】
一方、スタンドアローン型のeラーニング・ソフトウェアも存在しているが、コーデックおよびビデオ・プレーヤの介在が必須である。
【0006】
ここで、コーデック(COder DECoder)とは、音声や画像の記録や伝達に用いられるためのものであって、アナログ信号をデジタルデータに変換したり、その逆をおこなったり、また、信号やデータを一定の規則に従って符号化/復号化するソフトウェアのことをいう。
【0007】
つまり、たとえばマイクロソフト社主導のオーディオ・ビデオ・フォーマット(拡張子は「.avi」)形式のファイルの場合にはたとえば同社製のインターネット・エクスプローラ(商標)などのブラウザ・ソフトウェア(プレーヤ内蔵)やウィンドウズ・メディア・プレーヤ(商標)などのプレーヤ・ソフトウェア、またたとえばアップル社主導のクイック・タイム・フォーマット(拡張子は「.qt」)形式のファイルの場合にはたとえば同社製のマルチメディア・ソフトウェア『クイックタイム(QuickTime)』(商標)(プレーヤ内蔵)などといったプレーヤ・ソフトウェアのインストールが必須であり、しかもこれが学習ソフトウェアそのもののインストールとは別に必要であることから、ユーザ(利用者)に煩雑で場合により複雑な操作を強いることとなっていた。
【0008】
さらに、これらプレーヤ・ソフトウェアをインストールしたとしても、目的のコンテンツである学習ソフトウェアのファイル・サイズが大きいため、収容に不便であり、かつ、動作速度が遅くなってしまうといった不便があった。
【0009】
また、これらとは別に、これまでのいわゆるeラーニング用の学習ソフトウェアは、メニュー画面、項目画面が樹木構造になっていて、連続的にメニュー内容を渉猟することができず不便であった。つまり、例えば図12に示されるような大メニューがまず表示される。これはコンテンツ全体の内容を大括りにしたものを1画面で表示したものであり、同図においては、コンテンツは基本編801、応用編803および実践編805からなっており、このうちのどれかを選択させる。このうちたとえば応用編803を選択すると画面はたとえば図13に示される編内項目一覧メニューに遷移する。この編内項目一覧メニューは1画面で表示しきれる量に収まるように、先の大メニューの項目が設定される。項目が多い場合には、順次入れ子構造の段階を増やすことにより対処する。このため、ある項目とは離れた位置に設定される項目を選びたい場合には、一旦入れ子構造の少なくとも1段階前段にまで遡った上で細項目を追究する必要があり、ユーザにとっては不便であった。
【0010】
また、この場合、図13において、たとえば「4」の項目をえらぶとすぐに画面はコンテンツ再生画面(たとえば図14)に遷移し、このコンテンツの再生が終了するとたとえば図15の画面に遷移するが、特に強調して表示されていないため、ユーザにとってはどの項目が終了したのかが不明確でこの点でも不便であった。
【0011】
また、図13から遷移したコンテンツ再生画面においては、たとえば図14に示されるように、ジャンピング巻き戻しアイコン1003、ジャンピング早送りアイコン1005、一時停止アイコン1007および停止アイコン1009があるだけで、任意の位置からの再生を所望するユーザにとっては付近の位置までジャンピング巻き戻しアイコン1003もしくはジャンピング早送りアイコン1005を使って再生位置移動し、そこから所望の位置に至るまでの間は不必要な内容を再生せざるを得ない不便を強いられていた。また、この場合、図14におけるように、音量の調整を行うことをユーザが所望した場合には、コンテンツ再生を一旦中止もしくは中断した上で、システムレベル或いはOSレベルで音量調整を行わざるを得ず、これも不便であり、さらには、こうして調整された音量はシステム段階での操作であるため、コンテンツを換えた場合であってもこれが引継がれることになり、コンテンツごとに音量の調整を必要とする場合等不便極まりなかった。
【0012】
本発明は上記の従来技術の問題を解決するためになされたもので、eラーニングのソフトウェアを用いて学習等を所望するユーザがプレーヤ・ソフトウェア、および/もしくは、コーデック・ソフトウェアといった学習対象ソフトウェアとは別個のシステムサイド・ソフトウェアのインストールを行うことなくeラーニングを実現できるソフトウェアおよびインターフェースを提供することを目的とする。これにより低価格でeラーニングを実現することも目的とする。
【0013】
また本発明は、目的のコンテンツである学習ソフトウェアのファイル・サイズが小さいソフトウェアおよびインターフェースを提供することを目的とする。これによりコンテンツ内容の収容に便宜であり、また、動作速度を早くすることも目的とする。
【0014】
本発明の別の目的は、コンテンツ項目メニューが複数頁に亘る場合であっても、かかるコンテンツが同一画面で連続的に表示できるソフトウェアおよびインターフェースを提供することである。これにより入れ子構造に係る段階を一々遡る必要をなくしユーザにより便宜を与えることも目的とする。
【0015】
本発明のまた別の目的は、あるコンテンツの再生が終了しメニューに画面が遷移した場合に、どのコンテンツの学習が終ったのかをユーザが一目瞭然に理解することを可能とするソフトウェアおよびインターフェースを提供することである。これによりユーザの学習上の利便性の向上に供することも目的とする。
【0016】
本発明の更に別の目的は、コンテンツ再生中でも再生画面において任意の所望場所にまで移動して再生動作を継続することができるソフトウェアおよびインターフェースを提供することである。これによりユーザの利便性を更に高めることを目的とする。
【0017】
本発明のまた別の目的は、コンテンツ再生中でもシステムレベル或いはOSレベルにまで戻ることなく音量調整が可能となるソフトウェアおよびインターフェースを提供することである。これによりユーザの利便性を更に高めることを目的とする。
【0018】
本発明の更に別の目的は、1項目の終了のたびにメニューに戻ることなく、当該コンテンツの終了まで再生を連続して行うことができるソフトウェアおよびインターフェースを提供することである。これによりユーザの利便性を更に高めることを目的とする。
【0019】
本発明のまた別の目的は、コンテンツ再生中にユーザが操作方法の説明等を所望したときに、ヘルプ内容をムービー形式で提供することができるソフトウェアおよびインターフェースを提供することである。これによりユーザの利便性を更に高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0020】
かかる課題を解決するため、本発明は、インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、前記インターフェースは、前記コンテンツにおける任意の位置をユーザが入力する手段と、前記入力された位置まで再生開始位置を変更する手段と、前記変更された再生開始位置から再生する手段とを具備することを特徴とする。
【0021】
この場合において、前記コンテンツは映像及び音声を具備し、前記インターフェースは、前記コンテンツの音声に係る音量を調整するための音声調整バーを備え、前記音声調整バーにより入力された音量によって前記コンテンツの再生を行う手段をさらに具備するように構成してもよい。
【0022】
また、この場合において、前記コンテンツをショックウェイヴ・フォーマット(swf.)で生成し、インターフェースを実行可能形式で形成しているように構成してもよい。
【0023】
さらに本発明は、インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、該コンテンツはメニューを備え、該インターフェースは、前記メニューにおける任意の単位ごとに見出しを表示する手段と、前記表示されたうちの任意の位置をユーザがポイントする手段と、前記ポイントされた位置の見出しを強調表示する手段とを具備する。
【0024】
また本発明は、インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、該コンテンツは複数の単位で構成されるメニューを備え、該インターフェースは、前記メニューの単位ごとに見出しを付した一覧表を生成するための情報を前記コンテンツから読みこむ手段と、前記メニューの一覧表のうち前記インターフェースに表示すべき範囲を指定するためのスライダー・バー手段と、前記スライダー・バー手段によって指定された範囲を表示する手段とを具備する。
【0025】
また本発明は、インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、再生の対象たるコンテンツのメニューを表示する画面と、前記メニューでコンテンツの項目が選択されると、再生任意位置選択バーを少なくとも備えるインターフェースを表示し、該インターフェース上のウィンドウ上に該選択されたコンテンツ項目を再生する画面と、前記インターフェースに係る再生任意位置選択バーによって任意に選択された再生位置にまで前記コンテンツ項目の再生開始位置を変更して再生する画面とをコンピュータ・ディスプレイに表示させる機能をコンピュータに果たさせるための教育支援ソフトウェアである。
【0026】
また、本発明は、再生対象のコンテンツを呼び出す手段と、前記呼び出されたコンテンツにおける任意の位置をユーザが入力する手段と、前記入力された位置まで再生開始位置を変更する手段と、前記変更された再生開始位置から再生する手段とを具備する。
【発明の効果】
【0027】
本発明は、インターフェース自体のデータ容量が最小化し、したがってインターフェースの動作速度が極めて高速化する、という効果を奏することができる、CODECの購入・インストール、プレーヤ(ソフトウェア)の購入・インストールが一切不要となる、同じマクロメディア社に係る形式であるためファイル形式の相性がよく、したがって、リンクされて動かされる各コンテンツの動作がスムーズとなる、コンテンツの各項目はショックウェーブ・フォーマット化されているために、ファイル・サイズがそうでない場合に比べて、各段に軽くすることができる、インターフェースの中にコンテンツを持たせないように構成したことにより、インターフェースのファイル・サイズが軽量化されるのみならず、動作速度が各段に向上する、コンテンツの再生・視聴中に、所望の任意の再生位置にまで遡り、或いは飛ばすことができ、本願によらない従来においてはこのような時間軸上の連続的な任意位置での再生が不可能であった場合に比べ、利用者の利便性は著しく向上する、コンテンツの再生・視聴中に、当該コンテンツ再生画面上で音量の調整を行うことができ、本願によらない従来、一々システム若しくはこれに順ずるレベルにまで遡りヴォリューム調整をしていた場合に比べ、利用者の利便性は著しく向上する、という各利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態に係るeラーニング・ソフトウェア(システム)全体の構成を示すブロック図である。なお、以下では、本願発明の目的の達成のために説明に必要な範囲を模式的に示し、本願発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所に付いては公知技術によるものとする。
【0030】
同図に示すように、本発明の一実施形態に係るeラーニング・ソフトウェア(システム)1は、本願特有の(後述の)構成を備えるインターフェース(部)10とコンテンツ11とがリンクされて構成される。図1に示すように、本発明の一実施形態に係るインターフェース(部)10は、入出力を含む全体の制御を司る全体制御部101と、(後述する)swf(ショックウェーブ・フォーマット)形式のファイルで構成されるコンテンツの各単位とリンクするためのリンク部103と、コンテンツ選択等のためのメニューを表示する機能を有するメニュー表示部105と、かかるメニュー表示部105に対してメニュー表示等の制御を行う機能を有するメニュー制御部107と、メニュー画面についてのスライダー・バーを表示しこれを用いて入力されたユーザの意思を反映させるためのコンテンツ表示上の動作を行う機能を有するスライダー・バー調整部109と、リンク部103によってリンクされ(後述の)コンテンツ選択部115によって選択されたコンテンツを表示するためのコンテンツ表示部111と、コンテンツ再生動作における各種制御を司るコンテンツ再生制御部113と、ユーザの所望するコンテンツを選択するためのコンテンツ選択部115と、コンテンツ再生表示画面(後述の図6)においてスライダー・バーを表示しこれを用いて入力されたユーザの意思を反映させるためのコンテンツ表示上の動作を行う機能を有するスライダー・バー調整部117と、コンテンツ再生表示画面(後述の図6)において音量調整バーを表示しこれを用いて入力されたユーザの意思を反映させるためのコンテンツ再生上の動作を行う機能を有する音量バー調整部119と、主にコンテンツ再生中画面(後述の図6)で不明な操作についてのガイダンスをムービー形式にて提供するためのヘルプ表示部121とを少なくとも備えて構成される。
【0031】
なお、eラーニング・ソフトウェア(システム)1はスタンドアローンPCにおいて、たとえばCD−ROM、DVD等の記録媒体によってユーザ2のPC(図示しない)にインストールされる場合を想定しているが、かかるシステムはこのような場合に限定されるものではなく、たとえばインターネット等によって接続されるネットワークPCにおいてブラウザによって再生される場合にも本願に係る思想は適用することが可能である。
【0032】
また、図1に示されるように、コンテンツ11は、任意の項目を単位とするswf(ショックウェーブ・フォーマット)形式のファイルが1以上集まって構成される。
【0033】
次に、このような本発明の一実施形態に係るeラーニング・ソフトウェア(システム)1の更に詳細な構成を、そのソフトウェア(システム)の作成方法の説明を兼ねて説明する。
【0034】
図2は、本発明の一実施形態に係るeラーニング・ソフトウェア(システム)1のうち、コンテンツを形成する多種多様なメディア・ファイル(マルチメディア)に係るファイル構成およびこのファイルを生成するための生成ツール(主にソフトウェア)との関係を詳細に説明するための概念図である。
【0035】
同図に示すように、本発明の一実施形態に係るインターフェース(本明細書で単に「インターフェース」という場合には、オブジェクト化されたインターフェースを意味する。)10は、それ自体が実行可能形式(exe形式。拡張子は「.exe」。)ファイルの形態で存在するソフトウェアである。かかるインターフェースを生成するための素材としての情報は同図に示されるように、たとえば、ビデオ情報、アニメ情報、音声情報、デザイン情報等が考えられる。勿論これらは例示であって、そのほかにも多種多様な情報が考えられ、本発明のインターフェースにはどのような情報をも素材として含んでよい。
【0036】
ビデオ情報はたとえば、デジタルビデオ・カメラ等によって撮像された原データを入力として、ビデオ情報編集・作成用のソフトウェアによってインターフェースの一部を構成するための情報に編成され、たとえばオーディオ・ビジュアル・インターフェース形式(avi形式。拡張子は「.avi」。)のデータに加工される。
【0037】
アニメ情報はたとえば、たとえば直接、アニメ情報編集・作成用のソフトウェアによってインターフェースの一部を構成するための情報に編成され、たとえばフラッシュ形式(fla形式。拡張子は「.fla」。)のデータに加工される。
【0038】
音声情報はたとえば、たとえば直接、音声情報編集・作成用のソフトウェアによってインターフェースの一部を構成するための情報に編成され、たとえばMP形式(mp3形式。拡張子は「.mp3」。)のデータに加工される。
【0039】
デザイン情報はたとえば、デジタル・カメラ等によって撮像された原データを入力として、デザイン情報編集・作成用のソフトウェアによってインターフェースの一部を構成するための情報に編成され、たとえばジェイペグ形式(jpeg形式。拡張子は「.jpeg」。)のデータに加工される。
【0040】
次に、こうして得られた各メディア単位の(それぞれ異なるフォーマット形式をもってよい)ファイルデータは、たとえばこれを統合するマルチメディア用ソフトウェア、たとえばマクロメディア社のDIRECTOR(商標)、を用いて統合する。具体的には、DIRECTOR(商標)を立上げ、ここに先の各種ファイルをインポートする。
【0041】
ここまでは、インターフェースそのもの、即ち学習ソフトウェアのコンテンツ(かかる学習ソフトウェアのコンテンツ部分については次で説明する。)を除く部分である。コンテンツはインターフェースの一部として含有させず、リンクを張ることで該インターフェースの外部に存在させる。このようにすることで、インターフェース自体のデータ容量が最小化し、したがってインターフェースの動作速度が極めて高速化する、という効果を奏することができる。
【0042】
こうして、インターフェースそのものの部分とリンク部分とを併せてインターフェースの主要部分が構成され、これをたとえば前述のDIRECTOR(商標)のパブリッシュ機能を用いて実行可能形式(exe形式。拡張子は「.exe」。)のファイルにコンパイルする。
【0043】
次に、本発明の一実施形態に係る学習ソフトウェアのコンテンツにつき説明する。上述したように、かかるコンテンツはインターフェースの一体化していない(ただしリンクされているので、かかるリンクを含めて実行されるときには外見上は一体化しているようにも見える)。本明細書で「コンテンツ」という場合には、特に特定のない限り、本願の一実施形態に係るインターフェースによってリンクされるオブジェクト化されたファイルを意味する。
【0044】
かかるコンテンツを生成・構成するための素材としての情報は同図に示されるように、たとえば、ビデオ情報、アニメ情報、音声情報、デザイン情報等が考えられる。勿論これらは例示であって、そのほかにも多種多様な情報が考えられ、本発明のコンテンツにはどのような情報をも素材として含んでよい。
【0045】
ビデオ情報、アニメ情報、音声情報、デザイン情報の生成方法、構成については上述のインターフェースを生成するための素材としてのビデオ情報、アニメ情報、音声情報、デザイン情報についての生成方法、構成に関する説明をもって替える。
【0046】
またこの際、たとえば、直接マルチメディアを生成するソフトウェアを用いて直接コンテンツの素材たるマルチメディア情報を生成し、たとえばショックウェーブ・フォーマット(swf形式。拡張子は「.swf」。)のデータをアウトプットしてもよい。
【0047】
このようにして生成された各メディア単位の(それぞれ異なるフォーマット形式をもってよい)ファイルデータは、各メディアでたとえばパブリッシュ機能を用いてショックウェーブ・フォーマット化してもよいし、或いは、たとえばこれを統合するコンバータ用ソフトウェア、たとえばソレンソン社のSORENSON SQUEEZE(商標)シリーズのソフトウェア、を用いてショックウェーブ・フォーマットにコンバートしてもよい。こうして各素材データをショックウェーブ・フォーマット化する。なお、図2では各メディアごとにファイルがある書き方になっているが、最終的な被リンク形態としてのファイル11−1乃至11−nは、コンテンツの所望の再生単位ごとにする。
【0048】
また、コンテンツの全体像を表す一覧であるメニューは、ここではたとえば、インターフェース10の一部として組み込むことで実現する。生成方法は上記のインターフェースに係るデータ生成方法と同等であるので、ここでの説明は当該パートをもって替えることとする。
【0049】
さて、こうしてできたコンテンツの各項目ごとのショックウェーブ・フォーマット(swf形式。拡張子は「.swf」。)のコンテンツ・ファイルを、実行可能形式(exe形式。拡張子は「.exe」。)のインターフェースがリンクによって接続しコンテンツを再生することとなるので、コンテンツの再生用のCODECが不要となり、同時にプレーヤ(ソフトウェア)も不要となる。実行可能形式(exe形式。拡張子は「.exe」。)は直接実行できるからである。より詳細には、まずコンテンツの再生用のCODECが不要となり、同時にプレーヤ(ソフトウェア)も不要となる。次にインターフェース表示用のCODECが不要となり、同時にプレーヤ(ソフトウェア)も不要となる。したがって、本願発明以前には、スタンドアローン型PCを利用する学習ソフトウェアのユーザが余儀なくされていたCODECの購入・インストール、プレーヤ(ソフトウェア)の購入・インストールが一切不要となる。よって、利用者には経済上のメリットがもたらされるばかりでなく、インストール操作に伴う煩雑さを解消するという効果も奏することができる。こうした効果は、ネットワーク接続を必ずしも必要としないユーザであっても手軽にeラーニング・ソフトウェアを通じたマルチメディア的学習が可能となることを意味し、産業的効果、経済的効果のみならず、教育的効果、高齢者対策面等社会的な効果をも奏するものである。
【0050】
また、本実施形態によれば、とくにショックウェーブ・フォーマットは、インターフェースを実行可能形式にするのに用いたソフトウェア「DIRECTOR(商標)」の製造者であるマクロメディア社に係る形式であるため、ファイル形式の相性がよく、したがって、リンクされて動かされる各コンテンツの動作がスムーズとなる効果も奏される。
【0051】
さらには、コンテンツの各項目はショックウェーブ・フォーマット化されているために、ファイル・サイズがそうでない場合に比べて、各段に軽くすることができる。実際の制作例においては、一例として、本願によらないコンテンツファイルが略40MB(メガバイト)だったものが略1MBとなる。
【0052】
さらに、上述したように、インターフェースとコンテンツをリンク機能で接続させることにより、インターフェースの中にコンテンツを持たせないように構成したことにより、インターフェースのファイル・サイズが軽量化されるのみならず、動作速度が各段に向上する、という効果も奏される。
【0053】
次に、このように構成され、また上述のような生成方法によって生成されたインターフェース10およびコンテンツ11を備えるeラーニング・ソフトウェア(システム)1の動作を説明する。
【0054】
図3は、本発明の一実施形態に係るeラーニング・ソフトウェア(システム)1の動作と、当該動作において顕出される画面の遷移の順序とを併せて描いたタイミング&フローチャート・画面遷移図である。なおここで各画面の概要は別の対応図に表す。
【0055】
同図に示すように、まず、ユーザ2は(図示しない)初期動作を行い、コンテンツ再生動作の開始をシステム1に対して命令する(ステップ2−200)。具体的には、システム1を立上げる。
【0056】
この命令を受けたシステム1では、メニュー制御部107の制御に基づきメニュー表示部105が初期メニュー画面2−201(たとえば図4)を表示する(ステップ1−201、画面2−201)。画面2−201は、図4に示されるように、メイン・メニューである旨の標題表示部401と、メニューに係るスライダー・バー403と、当該コンテンツの任意の項目単位で内容を表示する項目表示部(図示しない)を少なくとも備えて構成される。このうち、たとえば、標題表示部401はメニュー制御部107の制御に基づきメニュー表示部105が表示し、スライダー・バー403はスライダー・バー調整部109の制御に基づきメニュー表示部105が表示する。
【0057】
ユーザ2は、図4に係る初期メニュー画面2−201において、所望のコンテンツを探すがこのとき、もし初期メニュー画面2−201にない項目を所望の場合には、スライダー・バー403を動かすことでコンテンツ項目の所望位置を特定する(ステップ2−202)。このスライダー・バー403が動かされた場合には、スライダー・バー調整部109の指示を受けたメニュー制御部107がメニュー表示部105に対してメニュー画面の表示範囲を切り替えるように指示をし(ステップ1−202)、かかる指示を受けたメニュー表示部105が表示範囲切換後のメニュー画面2−203(たとえば図5)を表示する(ステップ&画面2−203)。なお、図4および5において示されるように、ユーザの(たとえばマウス等により)ポイントする項目は、たとえば反転表示などの強調表示がなされる(405、701)。このような強調表示をすることにより、ユーザはポイントすべき項目の選択を行いやすくなる。
【0058】
こうして所望範囲を絞り込んだ上でユーザ2はコンテンツの中の任意の所望項目を入力、たとえばマウスによるクリック動作、する(ステップ2−204)。
【0059】
この項目入力(指定)を全体制御部101が検知しコンテンツ選択部115に通報し、この通報を受けたコンテンツ選択部115では、リンク部103を介して当該コンテンツに係るswfファイルをリンクする(ステップ2−203)。続いてこのリンクされた項目に係るコンテンツデータをコンテンツ再生制御部113の制御のもとコンテンツ表示部111が再生する(ステップ2−204)。これにより、コンテンツ再生画面2−205(たとえば図6)が表示される(ステップ&画面2−205)。
【0060】
図6に示されるように、コンテンツ再生画面2−205は、たとえば選択されたコンテンツ項目表示欄501、コンテンツ・ウィンドウ503、巻き戻し・早送りアイコン(505a、505b)、一時停止アイコン507、再生動作停止アイコン509、スライダー・バー511、音量調整アイコンおよび音量調整バー(513a、513b)を少なくとも備えている。
【0061】
ユーザ2は、図6に係るコンテンツ再生画面2−205において、所望のコンテンツを視聴することで学習動作を開始するが、もしこのコンテンツ項目の視聴中にたとえば聞き逃したパートがあったとき等の場合には、スライダー・バー511を動かすことでコンテンツ項目の所望の再生位置を特定する(ステップ2−206)。このスライダー・バー511が動かされた場合には、コンテンツ再生制御部113の制御のもと、コンテンツ表示部111が当該所望再生位置を切り替えた上で、再生動作を継続し(ステップ1−205)、これに伴い表示範囲切換後のコンテンツ再生画面2−207(たとえば図6)が表示される(ステップ&画面2−207)。したがって、ユーザ2は、コンテンツの再生・視聴中に、所望の任意の再生位置にまで遡り、或いは飛ばすことができ、本願によらない従来においてはこのような時間軸上の連続的な任意位置での再生が不可能であった場合に比べ、利用者の利便性は著しく向上するという本願特有の効果が奏される。
【0062】
また、ユーザ2は、図6に係るコンテンツ再生画面2−205において、所望のコンテンツを視聴中に音量を絞りたい、或いは大きくしたい場合には、音量調整バー513bを動かすことで所望の音量を指令する(図示せず)。この音量調整バー513bが動かされた場合には、音量バー調整部119が当該所望の音量に調整・制御する(図示せず)。なお再生動作は停止しなくともよい。したがって、ユーザ2は、コンテンツの再生・視聴中に、当該コンテンツ再生画面上で音量の調整を行うことができ、本願によらない従来、一々システム若しくはこれに順ずるレベルにまで遡りヴォリューム調整をしていた場合に比べ、利用者の利便性は著しく向上するという本願特有の効果が奏される。なお、このように調整された音量は、当該コンテンツ再生継続中に亘り有効であり、再生動作の終了の際に該終了を検知した全体制御部101が音量を規定値(たとえば中間値)にまでクリアする。したがって、これまでのシステムレベルで音量調整することで、再度システムレベルで音量を変更させない限り該音量が維持されていたこれまでの従来システムに比べ、利用者に対して著しい効率性、利便性を提供することができるという本願特有の効果が奏されることとなる。
【0063】
図3の説明に戻る。さて、当該コンテンツの再生が終了した際には、全体制御部101がこれで再生動作を終了するかをユーザに問い合せる(ステップ2−208)。もし再生動作を継続する場合には、その旨の指示を受けた全体制御部101がコンテンツ再生制御部113に指示し、この指示を受けたコンテンツ再生制御部113の制御のもとコンテンツ表示部111が再生動作を継続する(ステップ2−204)。これにより、コンテンツ再生画面2−205(たとえば図6)が表示される(ステップ&画面2−205)。
【0064】
一方、ステップ2−208でコンテンツ再生動作終了の指示を受けた場合には、全体制御部101はメニュー制御部107に制御を移す。メニュー制御部107の制御のもとメニュー表示部105は、再生の終了した項目を強調表示した選択範囲再生終了画面2−209(たとえば図7)を表示する(ステップ1−207、画面2−209)。画面2−209は、図7に示されるように、再生動作の終了した項目は、たとえば赤色表示などの強調表示(図4および5のユーザのポイントした項目に係る強調表示とは異なる表示とする)がなされる。このような強調表示をすることにより、このような強調表示をすることにより、ユーザは学習の済んだ項目をひと目で把握することができるようになり、利便性が更に向上する。
【0065】
さて、総ての項目についての再生が終了すると、全体制御部101がこれでコンテンツ全体としての再生動作を終了するかをユーザに問い合せる(ステップ2−210)。もし再生動作を継続する場合には、その旨の指示を受けた全体制御部101の指示を(ステップ1−208)受けたメニュー表示部105が初期メニュー画面2−201(たとえば図4)を表示し(ステップ1−201、画面2−201)以降の同上操作を繰返す。
【0066】
一方、ステップ2−210でコンテンツ(全体)再生動作終了の指示を受けた場合には、全体制御部101はメニュー制御部107に制御を移す。メニュー制御部107の制御のもとメニュー表示部105は、終了画面2−211(図示しない)を表示する(ステップ1−209、画面2−211)。これにより動作は終了する。
【0067】
なお、ステップ2−204のコンテンツ項目入力の際に、連続再生アイコン(図10および11の1001)が押下された場合には、ステップ2−208に替えて、当該コンテンツの指定項目以降の全項目、あるいは当該コンテンツの全項目が連続的に再生される(図示せず)。即ち、1項目が再生終了すると、自動的に項目が次項目に移り、ステップ2−205以降の動作が繰返され、以上が最後の項目に係るまで継続される(図示せず)。したがって、かかる動作を行う本実施形態に係る本発明によれば、ユーザは1項目の終了のたびにメニューに戻ることを必要とせず、当該コンテンツの終了まで再生を連続して行うことができるので、たとえば産業・教育等の場面で一連のものを自習させたりする際に便宜である。
【0068】
また、たとえばコンテンツ再生動作(ステップ2−205)中に、ある操作について操作法を知りたい場合等によりヘルプアイコン(図10および11の1003)が押下された場合には、ヘルプに係る所望の情報(swfファイルとしてコンテンツの1部としてもよいし、インターフェースに組み込んでも良い)がムービーとして再生される(図示せず)。即ち、ヘルプに係る情報もマルチメディアとして提供される(図示せず)。したがって、かかる動作を行う本実施形態に係る本発明によれば、ユーザはよりわかりやすい態様で所望の情報を獲得できるので、たとえば産業・教育等の場面で一連のものを自習させたりする際に便宜である。
【0069】
このように、本実施形態によれば、インターフェース自体のデータ容量が最小化し、したがってインターフェースの動作速度が極めて高速化する、という効果を奏することができる。
【0070】
さらに、本実施形態によれば、コンテンツの再生用のCODEC、プレーヤ(ソフトウェア)が不要となると共に、インターフェース表示用のCODEC、プレーヤ(ソフトウェア)も不要となる。したがって、本願発明以前には、スタンドアローン型PCを利用する学習ソフトウェアのユーザが余儀なくされていたCODECの購入・インストール、プレーヤ(ソフトウェア)の購入・インストールが一切不要となる。よって、利用者には経済上のメリットがもたらされるばかりでなく、インストール操作に伴う煩雑さを解消するという効果も奏することができる。こうした効果は、ネットワーク接続を必ずしも必要としないユーザであっても手軽にeラーニング・ソフトウェアを通じたマルチメディア的学習が可能となることを意味し、産業的効果、経済的効果のみならず、教育的効果、高齢者対策面等社会的な効果をも奏するものである。
【0071】
また、本実施形態によれば、ショックウェーブ・フォーマットは、インターフェースを実行可能形式にするのに用いたソフトウェア「DIRECTOR(商標)」の製造者であるマクロメディア社に係る形式であるため、ファイル形式の相性がよく、したがって、リンクされて動かされる各コンテンツの動作がスムーズとなる効果も奏される。
【0072】
さらに、本実施形態によれば、コンテンツの各項目はショックウェーブ・フォーマット化されているために、ファイル・サイズがそうでない場合に比べて、各段に軽くすることができる。
【0073】
また、本実施形態によれば、インターフェースとコンテンツをリンク機能で接続させることにより、インターフェースの中にコンテンツを持たせないように構成したことにより、インターフェースのファイル・サイズが軽量化されるのみならず、動作速度が各段に向上する、という効果も奏される。
【0074】
さらに、本実施形態によれば、コンテンツの再生・視聴中に、所望の任意の再生位置にまで遡り、或いは飛ばすことができ、本願によらない従来においてはこのような時間軸上の連続的な任意位置での再生が不可能であった場合に比べ、利用者の利便性は著しく向上するという本願特有の効果が奏される。
【0075】
また、本実施形態によれば、コンテンツの再生・視聴中に、当該コンテンツ再生画面上で音量の調整を行うことができ、本願によらない従来、一々システム若しくはこれに順ずるレベルにまで遡りヴォリューム調整をしていた場合に比べ、利用者の利便性は著しく向上するという本願特有の効果が奏される。
【実施例】
【0076】
次に、本願の実施例を図を用いて説明する。ただし、上記説明を行った箇所は当該説明をもって替え、同じ説明を省く。
【0077】
図8乃至11は、本発明の実施例を説明するための図である。
【0078】
図8は、たとえばマクロメディア社のFLASH(商標)を用いてswfファイルを作成する様子を示す。詳細は割愛する。
【0079】
図9は全体メニューの例である。これに示されるように、メニューに係るスライダー・バーがあることで利用者に便宜が高まる。
【0080】
図10は全体メニューの例である。これに示されるように、メニューに係るスライダー・バーに加え、上記したような連続再生アイコン1001、ヘルプアイコン1003があることで利用者に便宜が高まる。
【0081】
図11は、コンテンツ再生画面の例である。これに示されるように、上記したような連続再生アイコン1001、ヘルプアイコン1003に加え、音量調整バー、コンテンツ再生位置指定のためのスライダー・バーがあることで利用者に便宜が高まる。
【0082】
なお、本発明は、上述した実施形態および実施例には限定されず、本発明の技術思想の範囲内で様々な変形が可能である。
【0083】
たとえば、上記した適用例に本願は限定されることなく、ファイル・フォーマットに限定されることなく、同等の考えかたを用いるいかなるものに対しても本願は適用可能であり、かかる本願の適用された各対象は当該対象物固有の効果を奏する。
【0084】
さらに本願発明は、その技術思想の同一及び等価に及ぶ範囲において様々な変形、追加、置換、拡大、縮小等を許容するものである。また、本願発明を用いて生産される装置、方法、ソフトウェア、システムが、その2次的生産品に登載されて商品化された場合であっても、本願発明の価値は何ら減ずるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0085】
本発明は、インターフェース自体のデータ容量が最小化し、したがってインターフェースの動作速度が極めて高速化する、という効果を奏することができる、CODECの購入・インストール、プレーヤ(ソフトウェア)の購入・インストールが一切不要となる、同じマクロメディア社に係る形式であるためファイル形式の相性がよく、したがって、リンクされて動かされる各コンテンツの動作がスムーズとなる、コンテンツの各項目はショックウェーブ・フォーマット化されているために、ファイル・サイズがそうでない場合に比べて、各段に軽くすることができる、インターフェースの中にコンテンツを持たせないように構成したことにより、インターフェースのファイル・サイズが軽量化されるのみならず、動作速度が各段に向上する、コンテンツの再生・視聴中に、所望の任意の再生位置にまで遡り、或いは飛ばすことができ、本願によらない従来においてはこのような時間軸上の連続的な任意位置での再生が不可能であった場合に比べ、利用者の利便性は著しく向上する、コンテンツの再生・視聴中に、当該コンテンツ再生画面上で音量の調整を行うことができ、本願によらない従来、一々システム若しくはこれに順ずるレベルにまで遡りヴォリューム調整をしていた場合に比べ、利用者の利便性は著しく向上する、という各利点があるため、産業上のプロモーション、教育ほかいかなる用途にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0086】
【図1】本発明の一実施形態に係るeラーニング・ソフトウェア(システム)全体の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るeラーニング・ソフトウェア(システム)1のうち、コンテンツを形成する多種多様なメディア・ファイル(マルチメディア)に係るファイル構成およびこのファイルを生成するための生成ツール(主にソフトウェア)との関係を詳細に説明するための概念図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るeラーニング・ソフトウェア(システム)1の動作と、当該動作において顕出される画面の遷移の順序とを併せて描いたタイミング&フローチャート・画面遷移図である。
【図4】本願の一実施形態に係る画面の例を示す図である。
【図5】本願の一実施形態に係る画面の例を示す図である。
【図6】本願の一実施形態に係る画面の例を示す図である。
【図7】本願の一実施形態に係る画面の例を示す図である。
【図8】本願の一実施例に係る画面の例を示す図である。
【図9】本願の一実施例に係る画面の例を示す図である。
【図10】本願の一実施例に係る画面の例を示す図である。
【図11】本願の一実施例に係る画面の例を示す図である。
【図12】従来例における画面の例を示す図である。
【図13】従来例における画面の例を示す図である。
【図14】従来例における画面の例を示す図である。
【図15】従来例における画面の例を示す図である。
【符号の説明】
【0087】
1 eラーニング・ソフトウェア(システム)
10 インターフェース(部)
11 コンテンツ
101 全体制御部
103 リンク部
105 メニュー表示部
107 メニュー制御部
109 スライダー・バー調整部
111 コンテンツ表示部
113 コンテンツ再生制御部
115 コンテンツ選択部
117 スライダー・バー調整部
119 音量バー調整部
121 ヘルプ表示部
1001 連続再生アイコン
1003 ヘルプアイコン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、前記インターフェースは、
前記コンテンツにおける任意の位置をユーザが入力する手段と、
前記入力された位置まで再生開始位置を変更する手段と、
前記変更された再生開始位置から再生する手段と
を具備することを特徴とする教育支援ソフトウェア。
【請求項2】
前記コンテンツは映像及び音声を具備し、
前記インターフェースは、前記コンテンツの音声に係る音量を調整するための音声調整バーを備え、
前記音声調整バーにより入力された音量によって前記コンテンツの再生を行う手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の教育支援ソフトウェア。
【請求項3】
前記コンテンツをショックウェイヴ・フォーマット(swf.)で生成し、インターフェースを実行可能形式で形成していることを特徴とする請求項1記載の教育支援ソフトウェア。
【請求項4】
インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、該コンテンツはメニューを備え、該インターフェースは、
前記メニューにおける任意の単位ごとに見出しを表示する手段と、
前記表示されたうちの任意の位置をユーザがポイントする手段と、
前記ポイントされた位置の見出しを強調表示する手段と
を具備することを特徴とする教育支援ソフトウェア
【請求項5】
インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、該コンテンツは複数の単位で構成されるメニューを備え、該インターフェースは、
前記メニューの単位ごとに見出しを付した一覧表を生成するための情報を前記コンテンツから読みこむ手段と、
前記メニューの一覧表のうち前記インターフェースに表示すべき範囲を指定するためのスライダー・バー手段と、
前記スライダー・バー手段によって指定された範囲を表示する手段と
を具備することを特徴とする教育支援ソフトウェア。
【請求項6】
前記ソフトウェアは、パッケージにて提供されることを特徴とする請求項1記載の教育支援ソフトウェア。
【請求項7】
インターフェース上に呼び出したコンテンツを再生する教育支援ソフトウェアにおいて、
再生の対象たるコンテンツのメニューを表示する画面と、
前記メニューでコンテンツの項目が選択されると、再生任意位置選択バーを少なくとも備えるインターフェースを表示し、該インターフェース上のウィンドウ上に該選択されたコンテンツ項目を再生する画面と、
前記インターフェースに係る再生任意位置選択バーによって任意に選択された再生位置にまで前記コンテンツ項目の再生開始位置を変更して再生する画面と
をコンピュータ・ディスプレイに表示させる機能をコンピュータに果たさせるための教育支援ソフトウェア。
【請求項8】
前記インターフェースは、音量選択バーをさらに備え、該音量選択バーで選択された音量で前記コンテンツ項目の再生がなされることを特徴とする請求項7記載の教育支援ソフトウェア。
【請求項9】
前記選択されたコンテンツ項目の再生が終了した際には、前記メニューにおいて該選択されたコンテンツ項目が強調表示されたメニュー画面に遷移することを特徴とする請求項7記載の教育支援ソフトウェア。
【請求項10】
前記コンテンツをショックウェイヴ・フォーマット(swf.)で生成し、インターフェースを実行可能形式で形成していることを特徴とする請求項1記載の教育支援ソフトウェア。
【請求項11】
再生対象のコンテンツを呼び出す手段と、
前記呼び出されたコンテンツにおける任意の位置をユーザが入力する手段と、
前記入力された位置まで再生開始位置を変更する手段と、
前記変更された再生開始位置から再生する手段と
を具備することを特徴とする教育支援ソフトウェア用インターフェース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2006−39235(P2006−39235A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−219435(P2004−219435)
【出願日】平成16年7月27日(2004.7.27)
【出願人】(504287697)
【Fターム(参考)】