説明

整列移載装置

【課題】上流側のコンベヤから下流側のコンベヤ上に、前記下流側のコンベヤを停止したり間欠駆動させることなく直接に整列移載する。
【解決手段】チェーン36に支持部材11を取付固定し、サーボモータ37で回転駆動することで、整列移載ベルトコンベヤを支持する支持部材11が、搬送コンベヤ3の搬送方向Yに沿って進退移動する。このサーボモータ37は、食品の移載時には、搬送コンベヤ3の搬送速度に基づき、支持部材11の移動速度と搬送コンベヤ3の搬送速度とがほぼ一致するように回転駆動される。整列移載ベルトコンベヤ2を支持する支持部材11が、搬送コンベヤ3と同期して移動するので、先端部材が移動しながら、搬送コンベヤ3のコンベヤベルト3A上に食品を移載することで、コンベヤベルト3A上に、食品Sがコンベヤ幅方向に一列に並ぶように移載される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として菓子類(例えばパン、和菓子)などの食品を整列して移載するのに用いられる整列移載装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、上流側搬送コンベヤから送り込まれた食品を、下流側搬送コンベヤ上に整列態様を変えて移載するに際し、前記下流側搬送コンベヤを間欠駆動させることなく、定速で連続駆動されている状態で移載できるようにした食品移載装置はすでに知られている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平8−133463号公報(段落0023,0024および図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前述した特許文献1記載の技術では、上流側搬送コンベヤから送り込まれた食品を一旦中間コンベヤ上に配列し、それからその中間コンベヤから下流側搬送コンベヤ上に移載するようになっているので、中間コンベヤを必要とする。
【0004】
この発明は、そのような中間コンベヤを設けることなく、上流側のコンベヤから下流側のコンベヤ上に、前記下流側のコンベヤを停止したり間欠駆動させることなく直接に整列移載できる整列移載装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1の発明は、被搬送物を搬送する搬送コンベヤに対し、そのコンベヤ幅方向に延びる整列移載ベルトコンベヤから、前記被搬送物を搬送する搬送コンベヤに対し前記被搬送物を整列して移載する整列移載装置であって、前記整列移載ベルトコンベヤを支持する支持部材と、前記搬送コンベヤの搬送方向に沿って第1の位置と第2の位置との間で、前記支持部材を移動させる第1の移動手段と、前記搬送コンベヤの搬送速度を検出する速度検出手段と、この速度検出手段よりの信号を受け、前記搬送コンベヤの搬送速度に対応して前記第1の移動手段を制御して、前記第1の位置から前記第2の位置まで前記搬送コンベヤの搬送動作に同期させて前記支持部材を移動させる制御手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
このようにすれば、搬送コンベヤの搬送速度に対応して前記移動手段を制御し、前記搬送コンベヤの搬送動作に同期して、前記第1の位置から前記第2の位置まで前記支持部材を移動させるので、上流側の整列移載ベルトコンベヤから下流側の搬送コンベヤ上に、前記搬送コンベヤを間欠駆動や停止させることなく、被搬送物が直接に整列移載される。つまり、搬送コンベヤ上にコンベヤ幅方向に被搬送物が無理なく列状に移載される。
【0007】
また、整列移載ベルトコンベヤのコンベヤベルトの幅を細く、片持ち支持構造とすることができるので、コンベヤベルトの取り外しが容易となり、清掃を簡単に行うことができる。
【0008】
請求項2に記載のように、前記整列移載ベルトコンベヤは、前記搬送コンベヤ上方に配置される先端部材と、この先端部材に巻き付けられるコンベヤベルトと、前記コンベヤ幅方向に沿って第3の位置と第4の位置との間で、前記先端部材を移動させる第2の移動手段とを備え、前記先端部材を移動させることで被搬送物を整列して移載する構成とされる一方、前記支持部材に可動部材が前記コンベヤ幅方向に移動可能に支持され、前記可動部材に前記先端部材が上下方向に移動可能に支持され、前記可動部材は、エアシリンダ手段を介して上下方向に移動させられる構成とすることが望ましい。ここで、エアシリンダ手段には、ボールネジ、リニアガイド、ACサーボモータ等を備えエアシリンダと同様な動作をする電動シリンダも含まれる。
【0009】
このようにすれば、エアシリンダ手段によって、被搬送物の整列移載の際に、先端部材をスムーズに移動させることができる。
【0010】
請求項3に記載のように、前記第1の移動手段は、フレームと、前記フレームまたは前記支持部材の一方に設けられるスライダと、前記フレームまたは前記支持部材の他方に設けられ前記スライダがスライド移動可能に係合するレール部材と、前記フレームと支持部材との間に設けられ前記フレームに対し前記支持部材を相対移動させる駆動モータとを備えることが望ましい。
【0011】
このようにすれば、スムーズに移動するので、静粛に安定して、搬送コンベヤの搬送に同期させて、支持部材を進退移動させることができる。
【0012】
請求項4に記載のように、前記制御手段は、前記第1および第2の移動手段を制御して、前記支持部材が第2の位置に達したとき、前記支持部材を前記第1の位置に、前記先端部材を前記第3の位置にそれぞれ復帰させ、続けて前記支持部材の第1の位置から第2の位置までの移動、前記先端部材の第3の位置から第4の位置までの移動を繰り返させる構成とされる。
【0013】
このようにすれば、支持部材や先端部材について一定の移動動作を繰り返させることで、被搬送物がスムーズに順次移載される。
【0014】
この場合、請求項5に記載のように、前記支持部材を前記第2の位置から第1の位置に復帰させる速度は、前記第1の位置から第2の位置に移動させる速度よりも速く、前記先端部材を前記第4の位置から第3の位置に復帰させる速度は、前記第3の位置から第4の位置に移動させる速度よりも速く設定されていることが望ましい。
【0015】
このようにすれば、被搬送物の移載に関係しない復帰動作を速やかに行うので、整列移載を効率よく行うことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、上記のように、整列移載ベルトコンベヤを支持する支持部材を、搬送コンベヤの搬送動作に同期して前記支持部材を移動させるようにしたので、上流側の整列移載ベルトコンベヤから下流側の搬送コンベヤ上に、前記搬送コンベヤを間欠駆動や停止させることなく、被搬送物を直接に整列移載することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
【0018】
図1(a)は本発明の一実施の形態に係る食品の整列移載装置の概略正面図、図1(b)は図1(a)のA−A線における概略断面図、図2は同概略側面図、図3は同概略平面図である。
【0019】
図1〜図3に示すように、食品の整列移載装置1は、被搬送物である食品Sを搬送する整列移載ベルトコンベヤ2と、この整列移載ベルトコンベヤ2によるコンベヤ幅方向に食品Sを搬送する搬送コンベヤ3(例えば、キャタピラ式オーブンやスチールバンド式オーブンの搬送コンベヤ)とを備え、整列移載ベルトコンベヤ2から搬送コンベヤ3に食品Sを整列して移載するものである。
【0020】
整列移載ベルトコンベヤ2は、Y方向(図2および図3参照)において、搬送コンベヤ3の搬送方向上流側の第1の位置と搬送コンベヤ3の搬送方向下流側の第2の位置との間で往復移動可能である支持部材11に支持されている。この整列移載ベルトコンベヤ2は、搬送コンベヤ3の上方に配置され上下方向および左右方向に移動可能である先端部材2Aを有する。この先端部材2Aには、食品Sを搬送する、ベルト幅の細いコンベヤベルト2Bが巻き付けられ、先端部材2Aは、搬送コンベヤ3のコンベヤ幅方向(搬送コンベヤ3の搬送方向に直交する方向)に沿って中央寄りの第3の位置と側縁寄りの第4の位置との間で、往復移動するようになっている。
【0021】
この先端部材2Aが、前記第3の位置と第4の位置との間で、下降しかつ移動(後退)する動作を繰り返すことで、コンベヤベルト2B上の被搬送物が順次搬送コンベヤ3のコンベヤベルト3A上に、コンベヤ幅方向に列状に整列して移載されるようになっている。なお、3Bはコンベヤベルト3Aが巻き掛けられる従動側のプーリである。
【0022】
支持部材11には、搬送コンベヤ3の搬送方向Yに沿って前記第1の位置と第2の位置との間で、支持部材11を進退移動させる第1の移動手段31が設けられている。即ち、支持部材11は、搬送コンベヤ3の両側において、スライダ32を有し、各スライダ32が、床面上に設けられる基台33上、搬送コンベヤ3の搬送方向に沿って延びるガイドレール34にスライド可能に係合している。また、基台33には、搬送コンベヤ3の搬送方向において間隔を存して駆動および従動スプロケット35,36が設けられ、具体的に図示していないが、両スプロケット35,36に巻き掛けられるチェーン37に支持部材11が取付固定されている。このようにして第1の移動手段31が構成されている。なお、スライダ32とガイドレール34とについては、いわゆるリニアガイドを用いることも可能である。
【0023】
よって、チェーン37の回転駆動により支持部材11が、搬送コンベヤ3の搬送方向Yに沿って進退移動するようになっている。
【0024】
駆動スプロケット35は軸部が軸受39によって回転可能に支持される一方、駆動スプロケット36には、減速機38a付のサーボモータ38によって回転駆動されるようになっている。このサーボモータ38は、図示しない制御手段によって、食品Sの移載時には、搬送コンベヤ3の搬送速度に基づき、支持部材11の移動速度と搬送コンベヤ3の搬送速度とがほぼ一致するように回転駆動される。つまり、図示しない速度検出手段(例えばロータリエンコーダ)によって搬送コンベヤ3の搬送速度が検出され、この搬送速度に対応して第1の移動手段31を制御して、第1の位置から第2の位置まで搬送コンベヤ3の搬送速度に同期させて支持部材11を移動させる。なお、支持部材11は、第1の位置から第2の位置まで一定の距離だけ移動すると、最初の位置である第1の位置に復帰する。
【0025】
先端部材2Aは、図1(b)に示すように、可動部材13に取り付けられ、この可動部材13は、移載する際の振れを抑制するためにエアシリンダ14を介して取付板15に取り付けられている。この取付板15は、支持部材11に設けられたガイドレール16にスライド可能に係合するスライダ17に取り付けられている。そして、取付板15に先端部材2Aがある側とは反対側に連結部材18が突出して設けられ、この連結部材18が、図示しないチェーン(または歯付きベルト)に連結され、このチェーンが回転駆動されることで可動部材13が、搬送コンベヤ3のコンベヤ幅方向(X方向)に移動可能となっている。このようにして、搬送コンベヤ3のコンベヤ幅方向に沿って前記第3の位置と第4の位置との間で、先端部材2Aを往復移動させる第2の移動手段が構成されている。
【0026】
また、整列移載ベルトコンベヤ2は、図4に示すように、2つのプーリ22A,22Bを備え、これら2つのプーリ22A,22Bが可動部材24に支持されている。先端部材2Aの移動に伴い、それに同期して、可動部材24が駆動手段(図示せず)にて下降せしめられることで、コンベヤベルト2Bの撓みが吸収されるようになっている。なお、先端部材2Aが上昇すれば、それに同期して可動部材24も上昇させ、コンベヤベルト2Bに無理な負荷がかからないようになっている。なお、整列移載ベルトコンベヤ2の上流側には、食品Sをコンベヤベルト2A上に案内する、鉛直方向の軸線を有する1対のガイドローラ25,25が配置されている。
【0027】
よって、整列移載ベルトコンベヤ2を支持する支持部材11は、搬送コンベヤ3と同期して第1の位置から第2の位置まで移動するので、先端部材2Aが第3の位置から第4の位置までの移動を繰り返しながら、搬送コンベヤ3のコンベヤベルト3A上に食品Sを移載することで、コンベヤベルト3A上に、食品Sがコンベヤに列状に並ぶように移載される。なお、先端部材2Aに巻き付けられているコンベヤベルト2B上には複数の食品Sが間隔を存して配置されている。
【0028】
ここで、先端部材2Aは、第4の位置に達し一列に並べる移載が終了すると、第3の位置まで復帰して、同様の動作を繰り返してその次の一列について移載作業が行われる。この移載作業は、支持部材11が第2の位置に達するまで繰り返される。
【0029】
そして、搬送コンベヤ3がキャタピラ式オーブンやスチールバンド式オーブンに用いるものである場合には、整列した状態でオーブンに移動して焼かれることになる。
【0030】
支持部材11が第2の位置に達すると、支持部材11は移動を停止して、元の位置(第1の位置)まで復帰する。この支持部材11の第2の位置から第1の位置への復帰の間に、先端部材2Aも第3の位置に復帰される。この支持部材11を第2の位置から第1の位置に復帰させる速度は、第1の位置から第2の位置に移動させる速度よりも速くなるように設定されている。また、先端部材2Aを第4の位置から第3の位置に復帰させる速度も、第3の位置から第4の位置に移動させる速度よりも速くなるように設定されている。これにより、被搬送物の移載に関係しない復帰動作が速やかに行われる。
【0031】
そして、支持部材11が第1の位置に復帰し、先端部材2Aが第3の位置に復帰すると、再び支持部材11が第1の位置から第2の位置へ移動しつつ、先端部材の第3の位置から第4の位置への移動により食品Sを順次移載するという動作が繰り返される。
【0032】
このように同じ動作が繰り返され、コンベヤベルト2Aからの食品Sが、コンベヤベルト3A上に順次コンベヤ幅方向に列状に並べられる。
【0033】
前述した実施の形態では、搬送コンベヤに対しそれに直交する方向から搬送して移載するようにしているが、搬送コンベヤの搬送方向と平行に、別の整列移載ベルトコンベヤを設けて、システム全体をコンパクトにすることも可能である。また、搬送コンベヤに対し左右両側から被搬送物を移載する構成とし、単位時間当たりの移載量を2倍にすることも可能である。具体的には、図5に概略構成を示すように、2つの整列移載ベルトコンベヤ2を、搬送コンベヤ3の搬送方向において一定間隔ずらせて左右に配置し、各整列移載ベルトコンベヤ2に、2つの包餡機41からの食品Sを、それぞれ別の連絡コンベヤ43,カーブコンベヤ44などを介して搬送する構成とすることも可能である。この場合、図6に示す連絡コンベヤ43のように、連絡コンベヤ43は、可動フレーム45に支持されるコンベヤ部43A,43Bを有し、可動フレーム45は基台フレーム(図示せず)に固定されたレール46にスライド可能に係合するスライダ47,47が固定され、具体的に図示していないが、サーボモータ37によって回転駆動される別のチェーンに連結され、支持部材11に同期して進退移動するようになっている。
【0034】
その場合、さらに図6に示すように、連絡コンベヤ43の上流側に、可動部分(プーリ42Aa,42Ab)を有する別の連絡コンベヤ42を定位置に設けることも可能である。この連絡コンベヤ42は、可動部分を支持するフレーム42Aを有し、このフレーム42Aは、リンク48などによって可動フレーム45と連結され、一緒に進退移動するようになっている。このフレーム42Aも、基台フレームに固定されたレール49にスライド可能に係合するスライダ50,50が固定されており、スムーズに進退移動するようになっている。
【0035】
また、具体的に図示していないが、整列移載ベルトコンベヤのコンベヤベルトの幅を広くして、そのコンベヤベルト上に被搬送物が2列あるいは複数列に配置された状態で搬送され、2個ずつあるいは複数個ずつ搬送コンベヤ上に同時に移載されるようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】図1(a)は本発明の一実施の形態に係る食品の整列移載装置の概略正面図、図1(b)は図1(a)のA−A線における概略断面図である。
【図2】同概略側面図である。
【図3】同概略平面図である。
【図4】整列移載ベルトコンベヤの概略構成図である。
【図5】他の実施の形態の説明図である。
【図6】同実施の形態における連絡コンベヤなどの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
【0037】
S 食品
1 食品の整列移載装置
2 整列移載ベルトコンベヤ
2A コンベヤベルト
3 搬送コンベヤ
3A コンベヤベルト
31 移動手段
47 スライダ
49 レール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被搬送物を搬送する搬送コンベヤに対し、そのコンベヤ幅方向に延びる整列移載ベルトコンベヤから、前記前記被搬送物を整列して移載する整列移載装置であって、
前記整列移載ベルトコンベヤを支持する支持部材と、
前記搬送コンベヤの搬送方向に沿って第1の位置と第2の位置との間で、前記支持部材を移動させる第1の移動手段と、
前記搬送コンベヤの搬送速度を検出する速度検出手段と、
この速度検出手段よりの信号を受け、前記搬送コンベヤの搬送速度に対応して前記第1の移動手段を制御して、前記第1の位置から前記第2の位置まで前記搬送コンベヤの搬送動作に同期させて前記支持部材を移動させる制御手段とを備えることを特徴とする整列移載装置。
【請求項2】
前記整列移載ベルトコンベヤは、前記搬送コンベヤ上方に配置される先端部材と、この先端部材に巻き付けられるコンベヤベルトと、前記コンベヤ幅方向に沿って第3の位置と第4の位置との間で、前記先端部材を移動させる第2の移動手段とを備え、前記先端部材を前記第3の位置から第4の位置へ移動させることで被搬送物を整列して移載する構成とされる一方、
前記支持部材に可動部材が前記コンベヤ幅方向に移動可能に支持され、前記可動部材に前記先端部材が上下方向に移動可能に支持され、前記可動部材は、エアシリンダ手段を介して上下方向に移動させられることを特徴とする請求項1記載の整列移載装置。
【請求項3】
前記第1の移動手段は、フレームと、前記フレームまたは前記支持部材の一方に設けられるスライダと、前記フレームまたは前記支持部材の他方に設けられ前記スライダがスライド移動可能に係合するレール部材と、前記フレームと支持部材との間に設けられ前記フレームに対し前記支持部材を相対移動させる駆動モータとを備えることを特徴とする請求項1または2記載の整列移載装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記第1および第2の移動手段を制御して、前記支持部材が第2の位置に達したとき、前記支持部材を前記第1の位置に、前記先端部材を前記第3の位置にそれぞれ復帰させ、続けて前記支持部材の第1の位置から第2の位置までの移動、前記先端部材の第3の位置から第4の位置までの移動を繰り返させることを特徴とする請求項2記載の整列移載装置。
【請求項5】
前記支持部材を前記第2の位置から第1の位置に復帰させる速度は、前記第1の位置から第2の位置に移動させる速度よりも速く、
前記先端部材を前記第4の位置から第3の位置に復帰させる速度は、前記第3の位置から第4の位置に移動させる速度よりも速く設定されていることを特徴とする請求項4記載の整列移載装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−143634(P2009−143634A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−319575(P2007−319575)
【出願日】平成19年12月11日(2007.12.11)
【出願人】(591006391)古河工業株式会社 (2)
【Fターム(参考)】