説明

断熱パネル

【課題】ピンホールの発生を抑制して断熱性能の低下を防止することができる断熱パネルを提供すること。
【解決手段】平板状の真空断熱材31と、断熱材から構成され、かつ真空断熱材31の縁に沿って延在する枠体32とを備えた断熱パネル30において、枠体32は、真空断熱材31の縁部における表面及び裏面を覆う態様で配設され、かつ真空断熱材31を構成するフィルム312のヒレ部分312aを延在させた状態で収納するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、断熱パネルに関し、より詳細には、平板状の真空断熱材(VIP:Vacuum Insulation Panel)と、この真空断熱材の縁に沿って延在し、かつ断熱材から構成された枠体とを備えた断熱パネルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、平板状の真空断熱材(VIP)を備えた断熱パネルとして、次のようなものが知られている。例えば、平板状の真空断熱材の縁に沿って、それぞれ断熱材から構成された前枠、上枠、後枠及び下枠が配設されたものである。このような断熱パネルにおいては、真空断熱材を構成するフィルムのヒレ部分が折り曲げられて各枠が配設されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−211462号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、上述した特許文献1に提案されているような断熱パネルでは、真空断熱材を構成するフィルムのヒレ部分が折り曲げられているので、引張応力によりピンホールが発生してしまう虞れがある。かかるピンホールが発生してしまうと、ガスの侵入を許容してしまうことになり、断熱性能が低下してしまうことになる。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、ピンホールの発生を抑制して断熱性能の低下を防止することができる断熱パネルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る断熱パネルは、平板状の真空断熱材と、断熱材から構成され、かつ前記真空断熱材の縁に沿って延在する枠体とを備えた断熱パネルにおいて、前記枠体は、前記真空断熱材の縁部における表面及び裏面を覆う態様で配設され、かつ前記真空断熱材を構成するフィルムのヒレ部分を延在させた状態で収納することを特徴とする。
【0007】
また、本発明の請求項2に係る断熱パネルは、上述した請求項1において、前記枠体は、前記ヒレ部分を進入させる溝部を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の断熱パネルによれば、真空断熱材の縁部における表面及び裏面を覆う態様で配設された枠体が、真空断熱材を構成するフィルムのヒレ部分を延在させた状態で収納するので、従来のようにフィルムのヒレ部分を折り曲げることによる引張応力が生ずることがなく、ピンホールが発生することがない。従って、ピンホールの発生を抑制して断熱性能の低下を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本発明の実施の形態である断熱パネルが適用された自動販売機の内部構造を正面から見た場合を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態である断熱パネルが適用された自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。
【図3】図3は、図1に示した断熱仕切板を示す説明図である。
【図4】図4は、図3に示した真空断熱材を示すもので、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は平面図である。
【図5】図5は、図3に示した断熱仕切板の要部、すなわち前端縁部を拡大して示す拡大断面平面図である。
【図6】図6は、図5に示した前枠の取り付け手順を示した説明図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態である断熱パネルの変形例を示す拡大断面平面図である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態である断熱パネルの変形例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る断熱パネルの好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0011】
図1及び図2は、それぞれ本発明の実施の形態である断熱パネルが適用された自動販売機を示すものであり、図1は、自動販売機の内部構造を正面から見た場合を示す断面図であり、図2は、自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。ここで例示する自動販売機は、本体キャビネット1を備えている。
【0012】
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の形態を成す自動販売機本体である。この本体キャビネット1には、天部、底部、背部及び両側部に敷設されたパネル状の断熱部材2a〜2dに囲繞される態様で商品収容室3が画成されている。そして、かかる商品収容室3の内部に例えば2つの断熱仕切板4によって仕切られた3つの独立した商品収容庫5が左右に並んだ態様で設けてある。この商品収容庫5は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を所望の温度に維持した状態で収容するためのもので、断熱構造を有している。
【0013】
図2に示すように、本体キャビネット1の前面には、外扉6及び内扉7が設けてある。外扉6は、本体キャビネット1の前面開口を開閉するためのものであり、内扉7は、商品収容庫5の前面を開閉するためのものである。この内扉7は、上下に分割してあり、上側の扉7aは商品を補充する際に開閉するものである。
【0014】
上記商品収容庫5には、商品収納ラック8、搬出機構9及び搬出シュータ10が設けてある。商品収納ラック8は、商品を上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。搬出機構9は、商品収納ラック8の下部に設けてあり、この商品収納ラック8に収納された商品群の最下位にある商品を1つずつ搬出するためのものである。搬出シュータ10は、搬出機構9から搬出された商品を外扉6に設けられた商品取出口6aに導くためのものである。
【0015】
そして搬出シュータ10の下方域には蒸発器24及びヒータHが配設してある。蒸発器24は背面ダクトDの前面側に配設してあり、機械室11に配設された圧縮機21、凝縮器22及びキャピラリーチューブ23と冷媒配管25を通じて順次接続されて冷凍サイクル20を形成している。圧縮機21は、吸引口を通じて冷媒を吸引し、吸引した冷媒を圧縮して高温高圧の状態(高温高圧冷媒)にして吐出口より吐出するものである。凝縮器22は、通過する冷媒を凝縮させるものである。より詳細に説明すると、圧縮機21で圧縮され、かつ吐出口から吐出されて冷媒配管25を通じて送出された冷媒を周囲空気と熱交換させて凝縮させるものである。キャピラリーチューブ23は、通過する冷媒を減圧して断熱膨張させるものである。
【0016】
これら冷凍サイクル20で冷媒を循環させることにより、圧縮機21で圧縮された冷媒が凝縮器22で凝縮され、その後にキャピラリーチューブ23で断熱膨張されて蒸発器24を通過する。冷媒が蒸発器24を通過する際に、該蒸発器24が配設された商品収容庫5の内部空気との間で熱交換が行われて、自身が蒸発して内部空気を冷却する。蒸発した冷媒は圧縮機21に吸引される。
【0017】
冷却された内部空気は庫内送風ファンFの駆動により商品収容庫5の内部を移動し、これにより該商品収容庫5の商品収納ラック8に収納された商品は所望の温度(例えば5℃)に冷却されることになる。
【0018】
ヒータHは、蒸発器24の前面側に配設してある。このヒータHは通電状態となることにより周囲空気を加熱するものである。
【0019】
ヒータHにより加熱された空気は、庫内送風ファンFの駆動により商品収容庫5の内部を移動し、これにより該商品収容庫5の商品収納ラック8に収納された商品は所望の温度(例えば55℃)に加熱されることになる。
【0020】
図3は、図1に示した断熱仕切板4を示す説明図である。ここで例示する断熱仕切板4は、断熱パネル30、ガスケット40及びクッション材50により構成してある。尚、本実施の形態においては、断熱パネル30の適用例として断熱仕切板4について説明するが、本発明においては、かかる断熱仕切板4だけに限られず、商品収容室3を画成するパネル状の断熱部材2a〜2dについても断熱パネル30により構成されていてもよい。この場合、断熱仕切板4とは長さ寸法や幅寸法等が異なるだけであり、基本的な構成は同じである。
【0021】
断熱パネル30は、真空断熱材(VIP)31と枠体32とを備えて構成してある。真空断熱材31は、図4に示すように、例えばガラス繊維等の熱伝導率が低い材料からなるコア(芯材)311を例えばポリアミド等のフィルム312にて被包して脱気密封した矩形状のものである。かかる真空断熱材31においては、製造工程の特性上、コア311の長辺に沿って延びるフィルム312の長辺側ヒレ部分312aと、コア311の短辺に沿って延びるフィルム312の短辺側ヒレ部分312bとが形成される。
【0022】
枠体32は、硬質な断熱性樹脂材から形成され、かつヒレ部分が形成された真空断熱材31の縁部を覆う態様で構成されたもので、枠部材を備えている。ここで枠部材は、真空断熱材31の前端縁部を覆う前枠33と、上端縁部を覆う上枠34と、下端縁部を覆う下枠35と、後端縁部を覆う後枠36とを有している。
【0023】
図5は、図3に示した断熱仕切板4の要部、すなわち前端縁部を拡大して示す拡大断面平面図である。かかる図5を参照して、真空断熱材31の前端縁部を覆う前枠(枠部材)33について説明しながら枠体32について説明する。
【0024】
前枠33は、上下方向に沿って延在する長尺状部材であり、真空断熱材31の前端縁部の左側を被覆する左被覆部331と、真空断熱材31の前端縁部の右側を被覆する右被覆部332とが連続して形成されてなるものである。この左被覆部331と右被覆部332との間には、フィルム312に覆われたコア311の前端縁部(以下、コア前端縁部ともいう)313の進入を許容するコア進入部333と、このコア進入部333に連続して形成され、かつ真空断熱材31の長辺側ヒレ部分312aの進入を許容する溝部334とが形成してある。
【0025】
コア進入部333は、左被覆部331のコア進入形成部位331aと、右被覆部332のコア進入形成部位332aとが互いに左右に対向配置されることにより形成されるもので、その左右間距離は、真空断熱材31の最大厚み、すなわちコア前端縁部313の厚みに略適合する大きさを有している。
【0026】
溝部334は、左被覆部331の溝形成部位331bと、右被覆部332の溝形成部位332bとが互いに左右に対向配置されることにより形成されるもので、その左右間距離は、真空断熱材31の長辺側ヒレ部分312aの厚みよりも僅かに大きいものである。また、溝部334の前後長さは、長辺側ヒレ部分312aを延ばした状態、すなわち延在した状態で進入させることができる大きさを有している。
【0027】
このような前枠(枠部材)33は、次のようにして真空断熱材31の前端縁部を覆う態様で配設される。まず、図6の(a)及び(b)に示すように、コア前端縁部313の左面に両面テープ等の接着材71を貼付する。次に、図6の(c)に示すように、この接着材71を介して、前枠33の左被覆部331におけるコア進入形成部位331aをコア前端縁部313の左面に接着させる。このとき、前枠33は、左被覆部331と右被覆部332とが互いに左右に対向しておらず、右被覆部332が左被覆部331よりも前方側に位置する姿勢となっている。
【0028】
その後、図6の(d)に示すように、コア前端縁部313の右面にも両面テープ等の接着材72を貼付し、前枠33の右被覆部332を左被覆部331との接続個所を中心に図中の矢印方向に揺動させ、図6の(e)に示すように、右被覆部332のコア進入形成部位332aをコア前端縁部313の右面に接着材72を介して接着させる。
【0029】
これにより、左被覆部331のコア進入形成部位331aと、右被覆部332のコア進入形成部位332aとが左右に対向配置されることによりコア進入部333を形成するとともに、左被覆部331の溝形成部位331bと、右被覆部332の溝形成部位332bとが左右に対向配置されることにより溝部334を形成する。そして、この溝部334には真空断熱材31の長辺側ヒレ部分312aが延在した状態で進入するとともに、コア進入部333にはコア前端縁部313が進入する。これにより、前枠33は、真空断熱材31の前縁部における左面(表面)及び右面(裏面)を覆う態様で配設され、かつ真空断熱材31を構成するフィルム312の長辺側ヒレ部分312aを延在させた状態で収納するものである。
【0030】
このような前枠33は、更に枠支持部材37により左被覆部331と右被覆部332とが互いに離隔してしまうことが規制されている。枠支持部材37は、前枠(枠部材)33と同様に硬質な断熱性樹脂材から形成されたものである。この枠支持部材37は、横断面がコ字状を成すとともに、上下方向が長手方向となる長尺状のものである。
【0031】
枠支持部材37は、前枠33の前面を覆う基部371と、基部371の左側縁部から後方に向けて延在する左側後方延在部372と、基部371の右側縁部から後方に向けて延在する右側後方延在部373とを有している。基部371は、枠支持部材37の前面を構成するものである。左側後方延在部372の延在端部には右側に向けて突出する突片372aが形成されているとともに、右側後方延在部373の延在端部には左側に向けて突出する突片373aが形成されている。
【0032】
このような枠支持部材37は、前枠33の左被覆部331及び右被覆部332のそれぞれの外面に上下方向に沿って延在する係合溝331c,332cに、突片372a,373aがそれぞれ進入する態様で上方から下方へ、あるいは下方から上方へスライド移動されることにより前枠33に取り付けられ、かかる前枠33の左被覆部331と右被覆部332とが互いに離隔してしまうことを規制する。つまり、枠支持部材37は、前枠33の取り付けを補強するものである。
【0033】
尚、ここでは、枠部材の一例として図5及び図6を用いて前枠33について説明したが、その他の枠部材、すなわち上枠34、下枠35、後枠36においても長手方向等は異なるが、前枠33と同様の構成を有している。また、前枠33では、枠支持部材37を取り付けたが、その他の枠部材(上枠34、下枠35、後枠36)では枠支持部材37は、必ずしも必要なものではなく、なくても構わない。
【0034】
ガスケット40は、断熱パネル30の前端部、すなわち枠支持部材37の前面に貼付してある。このガスケット40は、従来公知のものであり、軟質な樹脂材から構成されるものである。ガスケット40は、閉動作する内扉7に当接されて弾性変形することにより断熱パネル30と内扉7との密着性を向上させるものである。
【0035】
クッション材50は、断熱パネル30の上端部及び後端部に貼付してある。このクッション材50は、例えば発泡ポリエチレン等の樹脂材から構成されるものであり、自身が弾性変形することにより、断熱パネル30と、商品収容室3を画成するパネル状の断熱部材2a〜2d(天部及び背部に敷設された断熱部材2a,2c)との密着性を向上させるものである。
【0036】
以上のような構成を有する断熱仕切板4を構成する断熱パネル30においては、枠体32が真空断熱材31の縁部における左面及び右面を覆う態様で配設され、かつ真空断熱材31を構成するフィルム312のヒレ部分312aを溝部334に進入させることにより延在させた状態で収納するので、従来のようにフィルムのヒレ部分を折り曲げることによる引張応力が生ずることがなく、ピンホールが発生することがない。従って、上記断熱パネル30によれば、ピンホールの発生を抑制して断熱性能の低下を防止することができる。
【0037】
上記断熱パネル30によれば、枠体32が硬質な断熱性樹脂材より構成してあるので、強度を向上させることができるとともに、十分に高い断熱作用を発揮することができる。
【0038】
また、上記断熱パネル30によれば、枠体32を構成する前枠33の取り付けを枠支持部材37で補強するので、これによっても強度を向上させることができる。
【0039】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
【0040】
上述した実施の形態では、枠部材である前枠33は、左被覆部331と右被覆部332とが連続して形成されてなるものであったが、本発明においては、図7に示すように、左被覆部331′と右被覆部332′とが分離して形成されてなるものであっても構わない。尚、図7においては、上述した実施の形態と同一の構成を有するものには同一の符号を付している。
【0041】
次に、本発明の断熱パネル30では、真空断熱材31の下端縁部に枠部材(下枠35)を設けなくてもよく、この場合には、真空断熱材31の下端縁部を以下のようにして支持してもよい。
【0042】
図8に示すように、断熱パネルが適用される断熱仕切板4の配設個所の床面のウレタン等の硬質フォーム80には、真空断熱材31の下端における短辺側ヒレ部分312bの進入を許容する溝部81を形成しておく。そして、この硬質フォーム80の上面に配設されたガイドレール82に案内させて、下端の短辺側ヒレ部分312bが溝部81に進入する態様で真空断熱材31(断熱パネル)を立設させてもよい。これによっても、ヒレ部分を折り曲げることがないので、引張応力が生ずることがなく、ピンホールの発生を抑制して断熱性能の低下を防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
以上のように、本発明に係る断熱パネルは、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に有用である。
【符号の説明】
【0044】
1 本体キャビネット
2a〜2d 断熱部材
3 商品収容室
4 断熱仕切板
5 商品収容庫
6 外扉
7 内扉
8 商品収納ラック
9 搬出機構
10 搬出シュータ
11 機械室
20 冷凍サイクル
21 圧縮機
22 凝縮器
23 キャピラリーチューブ
24 蒸発器
25 冷媒配管
30 断熱パネル
31 真空断熱材(VIP)
311 コア
312 フィルム
312a 長辺側ヒレ部分
312b 短辺側ヒレ部分
32 枠体
33 前枠
331 左被覆部
331a コア進入形成部位
331b 溝形成部位
332 右被覆部
332a コア進入形成部位
332b 溝形成部位
333 コア進入部
334 溝部
34 上枠
35 下枠
36 後枠
37 枠支持部材
371 基部
372 左側後方延在部
372a 突片
373 右側後方延在部
373a 突片
40 ガスケット
50 クッション材
71,72 接着材
D 背面ダクト
F 庫内送風ファン
H ヒータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板状の真空断熱材と、
断熱材から構成され、かつ前記真空断熱材の縁に沿って延在する枠体と
を備えた断熱パネルにおいて、
前記枠体は、前記真空断熱材の縁部における表面及び裏面を覆う態様で配設され、かつ前記真空断熱材を構成するフィルムのヒレ部分を延在させた状態で収納することを特徴とする断熱パネル。
【請求項2】
前記枠体は、前記ヒレ部分を進入させる溝部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の断熱パネル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−17794(P2012−17794A)
【公開日】平成24年1月26日(2012.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−155069(P2010−155069)
【出願日】平成22年7月7日(2010.7.7)
【出願人】(000005234)富士電機株式会社 (3,146)
【出願人】(000237710)富士電機リテイルシステムズ株式会社 (1,851)
【Fターム(参考)】