説明

新蒸発式海水淡水化装置類及びその関連環境システム

【課題】主に、コスト高の人工エネルギーに頼らない(無コストの)自然エネルギーを極力、利用した新蒸発(ニュー・フラッシュ)式海水淡水化装置類及びその関連環境システム等を普く提供する。
【解決手段】上記の(前者の)課題を解決するには、端的に言って、何よりも先ず、ふんだんに降り注ぐ太陽の熱エネルギー(による自然蒸発など)を最大限、利用すればよく、具体的に説明すれば、(熱帯の)海上に、大規模施設の建造に優れているエアドーム工法等を用いて、巨大な温室(熱室)風の浮体式等の海洋構造物を建立し、随時、その室温高の施設内で、自ずと生じる多量の水蒸気を(併設の洋上風力発電等による稼動上の)送風機類を通して、極力、結合上の淡水(蒸留)化パイプライン云々の方へ、尚継続的(半永久的)に運んで遣ればよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
主に、海洋構造物の建造技術(海上施設でのエアドーム工法等含む)や海水淡水化技量、水蒸気改質法等による水素製造技法等の技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
上記の関連機器類の製造技術に準じる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
主に、コスト高の人工エネルギー云々に頼らない(無コストの)自然エネルギーを利用した新蒸発(ニュー・フラッシュ)式海水淡水化装置類及びその関連環境システム等を普く提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の(前者の)課題を解決するには、端的に言って、何よりも先ず、ふんだんに降り注ぐ太陽の熱エネルギー(による自然蒸発など)を最大限、利用すればよく、具体的に説明すれば、(熱帯の)海上に、巨大な温室(熱室)風の浮体式等の海洋構造物を建造し、その室温高の施設内で、自ずと生じる多量の水蒸気を(併設の洋上風力発電等による稼動上の)送風機類を通して、極力、結合上の淡水(蒸留)化パイプライン云々の方へ、尚継続的(半永久的)に運んで遣ればよい。
【発明の効果】
【0005】
前述通り、本プラント稼動上に要する整備コスト等が、それ相当安価になることから、これまで、石油産出国の裕福な国々に限られていた高価な海水淡水化装置類(大型プラント)による水供給が、近年、地球温暖化により、一層、砂漠化が進む発展途上国への(主に農業用水用の)水資源提供も相可能となり、剰え、本単体プラントを複合的に結合させながら、それ等の体積(海面に占める面積)を拡大させ、よもや、大陸規模の統合型<エアドーム式>プラントを構築すれば、概ね、海上の水蒸気を発生要因とせん、大型台風等の発生(発達)を少なからず、阻止することなども不可能ではなくなるものとも予測されん・・・・云々。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
追って、手続補正にて表記する。
【実施例】
【0007】
追って、手続補正にて表記する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本エアドーム式ウオータープラントの側面(断面)図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先ず、(主に熱帯地域等の)海上に、浮遊式もしくは固定式等の海洋(浮体)構造物の土台を各所に築き、別途、係留設備など施しながら、順次、エアドーム工法等により施工した(その<ワイヤー張りの>屋根膜を特段、耐熱性且つ強度性のある透明シート類で覆った)一見、メガ・ビニールハウス風の<巨大>ドーム施設内を温室否、熱室化状態としつつ、そのドーム周囲云々に設置した(大型)加圧送風ファンで、太陽の炎天下の中、海面から尚一層沸き上がる多量の水蒸気をちょうど、淡水(蒸留)化パイプ(チューブ)ラインへつながるドーム天頂口等の方へ送り込むという自然エネルギーを最大限、利用した新蒸発(ニュー・フラッシュ)式海水淡水化装置類。
【請求項2】
前項のエアドーム式ウオータープラント設備(ドーム型やピラミッド型等)を1ユニットとし、幾通りにも幾何学的にそれらを連結させた(超)大型の統合型プラント施設及びそれらの施工方法。
(追って、詳細を記載する)
【請求項3】
前(々)項の海洋一大システムに於いて、常時、集中(集合)的に収集する大量的な水蒸気流などを利用した海上発電システム。
(追って、詳細を記載する)
【請求項4】
請求項1及び2のウオータープラント上にて集結させた水蒸気を使用して、随時、海底のメタンハイドレート等を主要原料としながら合成ガスを得るという水蒸気改質法等による尚量産的な水素製造システム。
(追って、詳細を記載する)
【請求項5】
前項の水素生成時に生じる二酸化炭素を総じて、海中もしくは海底に埋没させるCO削減システム。
(追って、詳細を記載する)
【請求項6】
請求項1及び2のウオータープラント等を活用した海面栽培システム。
(追って、詳細を記載する)
【請求項7】
請求項1及び2の<メガ>プラント施設(複合海洋構造物)の屋根上等を海面に降り注ぐ雨水の受け皿などとした海上雨水収集システム。
(追って、詳細を記載する)
【請求項8】
請求項1及び2の新蒸発式システムを海洋深層水等の取水上の脱塩処理などに使用した水塩分離機器類。
(追って、詳細を記載する)
【請求項9】
請求項1及び2等の(係留施設無しの)浮体構造物の底面に、別途、スクリュー等を設けて移動式にしたウオータープラント類
(追って、詳細を記載する)

【図1】
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【公開番号】特開2009−56343(P2009−56343A)
【公開日】平成21年3月19日(2009.3.19)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2007−89388(P2007−89388)
【出願日】平成19年2月28日(2007.2.28)
【出願人】(306031021)グレースマリー・ワールド株式会社 (10)
【Fターム(参考)】