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Fターム[4D076HA02]の内容

Fターム[4D076HA02]に分類される特許

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【課題】火力発電設備の燃料燃焼工程で発生したCOやCOを有効利用し、同時にこれらの排出を抑制することができるシステムを提供する。
【解決手段】火力発電設備(1)と、水分解光触媒水素製造設備(2)と、化学合成設備(3)とを有し、化学合成設備(3)は、火力発電設備(1)から排出されるCOおよびCOおよび水分解光触媒製造設備(2)で生成する水素を原料として利用して有機物を合成する。 (もっと読む)


【課題】海水から淡水を造水するための多重効用造水装置において、バンドルで発生した蒸気流を制御して、伝熱管表面のドライスポットの発生を抑制することができ、熱伝達を低下させることなく、発生蒸気流によるバンドルの圧力損失増大の懸念がなく、圧力損失を低減させて造水効率を高めることができる蒸気流制御システムを提供する。
【解決手段】多段多列の水平状伝熱管3よりなる伝熱管束2と、伝熱管束2の左右両外側に垂直状に配設された蒸気制御用板4とを具備するバンドル1が、設けられている。バンドル1の高さの中間部に少なくとも1つの中間蒸気逃がし用空間部5が設けられ、中間蒸気逃がし用空間部5の左右両側の垂直状蒸気制御用板4に、中間蒸気逃がし用開口部6がそれぞれ設けられて、バンドル1が上下に分割されており、左右両中間蒸気逃がし用開口部6の上端に、流下ブライン飛散流出防止用内方下向き傾斜案内板7がそれぞれ設けられている。 (もっと読む)


【課題】海水淡水化装置の約60%は蒸留法が適用され、また、その多くが省エネルギーを目的に減圧蒸留法を採用している。減圧蒸留法では減圧実現手段として真空ポンプに替へ液柱を用いた減圧蒸留法を提案することで、更なる省エネルギーを実現する。
【解決手段】減圧沸騰形海水淡水化装置は、海水中に立設される海水塔11(液柱)と、淡水中に立設さる淡水塔12(液柱)と、これらを連通する連通管13と、海水加熱手段19と、冷却手段14とで構成され、海水塔11の上部空間と淡水塔12の上部空間はトリチェリ真空に維持される。このため、淡水化装置稼働時には真空ポンプは不要で、通常の減圧蒸留装置に比べランニングコストを更に低減できる。 (もっと読む)


【課題】淡水化のために必要な海水の循環量を低減し、エネルギー効率を上げる分離装置を提供する。
【解決手段】外筒1の内側に内筒2を設け、内筒の内側に円筒状の熱交換隔壁3を設ける。外筒の上部には配管25を介してコンプレッサー27及び加熱器28が設けられる。加熱器により加熱された水蒸気の熱は、前記熱交換隔壁を媒介して内筒に噴射した水粒子に輻射熱として伝わり、蒸発させる。熱交換隔壁内の水蒸気は凝縮して淡水として底に溜まる。一方、内筒内の水蒸気は開口14から出ると共に塩粒子は自重で落下する。水蒸気は外筒の出口から配管を通って加熱器により加熱され、熱交換隔壁に噴射される。このプロセスを連続的に行うことで淡水と塩粒子とが分離される。この海水淡水化装置100によれば、淡水化を行う量だけを循環させればよいので、少ない動力エネルギーで済むうえ、塩分濃度の濃い鹹水を生じさせないので、装置と環境への負荷が小さい。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留による造水装置であって、簡易な構造からなる簡易な設備で、煩雑な操作も必要とせずに、海水等の処理水から浄水を回収でき、かつ運転コストも低い造水装置を提供する。
【解決手段】内部に気相部を有する筒状容器、前記気相部内に設けられ、水を透過しないが水蒸気は透過する疎水性多孔質膜により形成されている処理水流路、一端が前記筒状容器の外側面に接続して前記気相部に通気可能に連結しかつ他端が浄水槽に連結している冷却管、及び浄水槽を有することを特徴とする造水装置。 (もっと読む)


【課題】昼間はなくべく連続して淡水を製造することができる海水淡水化装置を提供するもの太陽光により海水を直接加熱して、大量の蒸気量を得ることができる海水淡水化装置を提供する。
【解決手段】蒸発釜2が蓄熱釜26を介して加熱されるため、太陽光Lが一時的に雲により遮断されても、蒸発釜2の加熱は蓄熱釜26に溜められた熱により続行され、蓄熱量の範囲内で、淡水Cを連続して製造することができる。従って、バルブ10やファン18の負荷が変動せず、それらの寿命を長く保つことができる。 (もっと読む)


【課題】熱媒を用いることなく太陽熱を直接原料水に伝えて加熱することができる熱交換器を具備する淡水化装置を提供する。
【解決手段】減圧蒸留法により原料水から淡水を生成する淡水化装置10であり、原料水を蒸発させるための加熱部1と、加熱部1で発生した水蒸気を冷却して凝縮させる冷却部3とを備える。加熱部1は、熱交換器5と、太陽光を透過する透明な窓11を設けた断熱容器12とを備え、熱交換器5は断熱容器12に封入される。加熱部1に設けられる熱交換器には、プレートフィンチューブを用いることができる。以上のような構成により、簡便な構造で極めて高効率の淡水化装置が得られる。 (もっと読む)


【課題】淡水化した蒸留水を圧縮して海水蒸発の熱源として利用するとともに海水の予熱に効果的に利用でき、システム全体として熱効率を高めることの可能な海水の淡水化システム及びその方法を提供する。
【解決手段】蒸発器(4)で海水と圧縮機(5)にて圧縮された蒸気とを熱交換し、海水供給流路(7)、蒸留水還り流路(13)、濃縮水還り流路(14)に配設された熱交換ユニット(15)により海水と蒸留水及び濃縮水とで熱交換を行う海水の淡水化システム及びその方法であって、気液比計測装置(30)により熱交換ユニットに流入する蒸留水の凝縮水に対する蒸気の気液比を計測し、蒸留水気液比調整部を有する制御装置(20)で気液比計測装置により計測される気液比を調整する。 (もっと読む)


【課題】最適な海水の濃縮率を維持可能な海水の淡水化システム及びその方法を提供する。
【解決手段】濃縮率調整部を有する制御装置(20)により、濃縮率測定装置(34,36,37)によって測定された濃縮水の濃縮率が予め設定した所定の濃縮率(例えば50%)となるよう調整する。 (もっと読む)


【課題】システム全体として熱効率を高め、海水の淡水化に要するための無駄なエネルギが極力使用されないようにするための海水の淡水化システムを提供する。
【解決手段】システムSに、海水のうち蒸気となる割合を第1の流路11に、濃縮水となる割合を第2の流路12にそれぞれ流通させるための分離率調整部21と、沸点上昇後の海水の飽和温度である第2の飽和温度を認識するための沸点上昇認識部24と、第2の飽和温度に予め定めた熱交換温度差の値を加算して蒸留水の飽和温度である第3の飽和温度を求め、蒸留水が第3の飽和温度となるように圧縮機5での圧縮率を定める圧縮率演算部22と、第1の熱交換器1を通過した海水の温度が海水の飽和温度である第1の飽和温度となるように調整する温度差調整部23とを有する制御装置20と、第2の熱交換器2を通過した海水の温度を第1の飽和温度まで上昇させるための加熱手段3とを備えた。 (もっと読む)


【課題】エネルギー効率が高く、コストが低く、装置を小型化することができる淡水化装置および淡水製造方法を提供する。
【解決手段】原水を蒸発させた後、凝縮して淡水を生成する淡水化装置であって、原水を貯留する原水タンクと、原水タンク内に設置され、原水を気化させて水蒸気を生成する気化器と、水蒸気を凝縮させて淡水を得る凝縮部と、原水タンク内から水蒸気を吸引し、圧縮し、温度が高められた水蒸気を凝縮部へ送出する水蒸気ポンプが、原水タンクと凝縮部とを接続する接続部に設けられた水蒸気送出部と、水蒸気ポンプから送出された水蒸気および/または淡水が備える熱エネルギーを原水に付与する熱交換器とを有し、熱交換器が原水の気化を促進する役割を果たすことにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】システム全体として熱効率を高めて消費エネルギを抑えることができる海水の淡水化システムを提供する。
【解決手段】海水が流通する海水供給流路7と、海水供給流路7の終端に配設された蒸発器4と、蒸発器4によって発生した海水の蒸気又は蒸留水が流通する蒸留水還り流路13と、蒸気を圧縮するための圧縮機5と、蒸発器4によって発生した海水の濃縮水が流通する濃縮水還り流路14と、海水供給流路7、蒸留水還り流路13、濃縮水還り流路14に配設され、海水と蒸留水及び濃縮水とで熱交換を行うための熱交換ユニット15とを備え、蒸発器4で海水と圧縮機5にて圧縮された前記蒸気とを熱交換する海水の淡水化システムSにおいて、蒸気又は蒸留水又は濃縮水又は蒸発器内の海水のうち一又は複数を加熱し、且つ圧縮機5に用いられる発電効率よりも高い熱効率を有する加熱器25〜28をさらに備えた。 (もっと読む)


【課題】減圧下で海水をスプレー噴射しない、新たな蒸発手法による海水淡水化装置及び淡水の製造方法を提供すること。
【解決手段】第1斜行ハニカム2と、該第1斜行ハニカムの下面側より該第1斜行ハニカム内に、被加湿空気30を供給するための被加湿空気供給手段26と、海水38を加熱するための海水加熱手段34と、該海水加熱手段に海水を供給するための第1海水供給管39と、該第1斜行ハニカムの上面側より該第1斜行ハニカム内に、該海水加熱手段で加熱された加熱海水を供給するための加熱海水供給手段31,32,35と、該第1斜行ハニカムの後段に設置され、該第1斜行ハニカムの上面から排出される高温加湿空気を冷却することにより、該加湿空気中の水蒸気を凝縮させるための冷却手段25と、該冷却手段で凝縮されて生じた淡水37を装置外へ取り出すための淡水取り出し手段36と、を有する。 (もっと読む)


【課題】霧化による分離技術を実行するときに必要なエネルギーを抑制する。
【解決手段】分離装置は、溶液を霧化して微粒子を含む気体を生じる霧化室10、微粒子を分級する分級器20、霧化室10と分級器20を繋ぐ第1管1、微粒子を含む気体を凝縮回収する回収槽30、分級器20と回収槽30を繋ぐ第2管2と、回収槽30と霧化室10を繋ぐ第3管3を備える。第2管2の途中には、気体を加圧するブロア40があり、また、第2管2と第3管3を跨ぐ圧力回収装置50、熱交換器60を備える。圧力回収装置50で、ブロア40で生じた圧を第3管3内の気体から第2管2内の気体へ、熱交換器60で、ブロア40による加圧で生じた圧縮熱を第2管2内の気体から第3管3内の気体へ移す。 (もっと読む)


【課題】伝熱管内のミスト同伴及び蒸気偏流の発生を無くすことのできる多重効用造水装置を提案する。
【解決手段】多重効用造水装置は、第1効用11の伝熱管群22に対する蒸気入口側に設置されたデミスタ41を備えている。伝熱管群22は、多段に配置されている伝熱管列31よりなる。各段の伝熱管列31は、複数の並列状水平伝熱管32によって構成されている。各伝熱管32の蒸気入口側開口は、蒸気ボックス24に連通させられている。デミスタ41は、ベーン型のものであって、蒸気ボックス24に収容されている。 (もっと読む)


【課題】商業電力、石油、ガスを必要とする事なく、自然エネルギーのみで、独立型、移設可能な海水淡水化及び淡水浄化装置を提供する。
【解決手段】左側に液体タンクを置き、併設して右側に上部がU字型長方形太陽熱反射鏡その下が、蒸気を発生するボイラー室とで構成され、詳細は、液体タンクが左側にあり、そのタンクの下から一定量の液体が均等に出る複数個の小穴を設け、右の下部のボイラー室の凹凸がある鉄板の上にゆっくり、この液体が流れU字型太陽熱反射鏡で熱せられた角棒状ヒーター板が下部ボイラー室の凹凸鉄板の下に密着して取り付けて通してあり、そこで液体が蒸発して蒸気となり復水タンク11で純正液体に戻す作りで、特別な化石エネルギーを必要としない構造を特徴とする太陽熱反射式自動液体蒸留装置が製作できる。 (もっと読む)


【課題】膜蒸留による造水システムであって、簡易な構造からなる簡易な設備で、煩雑な操作も必要とせずに海水等から淡水を回収でき、かつ運転コストも低い造水システムを提供する。
【解決手段】外皮が疎水性多孔質膜からなり内部が気密系である蒸発部、及び前記蒸発部と通気可能に連結する凝結部からなり、前記蒸発部を処理水に浸漬し、前記凝結部を、前記処理水より低温に冷却して、前記処理水中の水が、前記蒸発部に水蒸気として放出され、前記凝結部において凝結され水として回収されることを特徴とする造水システム。 (もっと読む)


【課題】疎水性多孔質膜が設けられている蒸発部及び冷却面を含む凝結部からなる膜蒸留による造水装置であって、蒸発部における処理水の漏出が生じても、漏出した処理水が凝結水へ混入することがなく、漏出検出手段を設ける必要がない造水装置を提供する。
【解決手段】処理水が流れる液相部と、気相部1と、疎水性多孔質膜とからなる蒸発部、冷却面及び前記冷却面と接する気相部2を含む凝結部、及び、前記液相部に処理水を送液する送液手段を有し、前記気相部1と気相部2は、互いに通気可能に連結されており、前記液体中の水は、前記疎水性多孔質膜が気相部1と接する蒸発面より水蒸気として取り出され、前記冷却面により冷却、凝結されて水として回収される造水装置であって、蒸発部と凝結部が、独立した領域に設けられていることを特徴とする造水装置。 (もっと読む)


【課題】熱交換効率に優れ且つメンテナンスが容易な熱交換器及びこれを備えた水処理装置を提供する。
【解決手段】原水を淡水化もしくは浄水化する水処理装置に用いられる熱交換器40は、円弧状に曲げられた複数の中空円管42を垂直方向に隣接させて形成されるプレート状の円管プレート44を複数備え、中空円管42の内部を原水の流通経路として接続する接続部材50,54が円管プレート44の端部に取付けられる。これにより、円管プレート44の外部に流通する流体を円管プレート44に当接させやすくして熱交換効率を高くすることができると共に、接続部材50,54を円管プレート44から取り外すことで容易に複数の中空円管42の内部を掃除することができる。 (もっと読む)


【課題】太陽熱を利用した減圧蒸留法を用いて、原料水の供給、淡水の生成及び濃縮水の排出を連続的に行うことができる減圧蒸留装置を提供する。
【解決手段】減圧蒸留装置1は、原料水を貯留する原料水タンク4と、淡水を貯留する淡水タンク3と、濃縮水を貯留する濃縮水タンク2と、淡水タンク及び濃縮水タンクに連通し、各タンク間に真空部5が形成される第1の管路6と、第1の管路から分岐し、原料水タンクに連通する第2の管路9と、その分岐する位置P1から原料水を第1の管路内に供給する量を制御する第1の制御弁15と、濃縮水タンクから真空部に至る第1管路内の原料水を加熱し真空部内に蒸発させるための蒸発器7と、蒸発器によって蒸発させられた蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器8と、原料水の蒸発により濃縮された濃縮水を濃縮水タンクに排出する量を制御する第2の制御弁10と、を備える。 (もっと読む)


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