説明

施肥作業機

【課題】肥料が散布されるとともに耕耘された圃場の耕耘土により畝を成形して局部的な施肥を行う施肥作業機において、全体をコンパクトに形成して狭い圃場においても効率的な作業を行うことが可能な施肥作業機を提供することを課題とする。
【解決手段】機体1に対して回転自在に支持された複数の耕耘爪から構成される左右方向のロータリ6と、機体1に対して取付固定され前記ロータリ6の後方に畝を成形する畝成形部34を複数有する畝立器7と、各畝成形部34の前方に各別に配置され前記ロータリ6による耕耘前の圃場に肥料を散布する散布部4aと、散布部4aに肥料を供給する肥料供給部3とを備えた施肥作業機において、機体1のロータリ6前方に走行部13を、機体1の後方に機体1の操向操作を行う操向操作部9をそれぞれ設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、畝を成形しながら施肥作業を行う施肥作業機に関する。
【背景技術】
【0002】
機体に対して回転自在に支持された複数の耕耘爪から構成される左右方向のロータリと、機体に対して取付固定され前記ロータリの後方に畝を成形する畝成形部を複数有する畝立器と、各畝成形部の前方に各別に配置され前記ロータリによる耕耘前の圃場に肥料を散布する散布部と、散布部に肥料を供給する肥料供給部とを備え、肥料が散布されるとともに耕耘された圃場の耕耘土により畝を成形して局部的な施肥を行う特許文献1,2に示す施肥作業機が公知となっている。
【特許文献1】特開2006−166863号公報
【特許文献2】特開2006−166864号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記文献の施肥作業機は、複数の畝を同時に成形できるため、効率の良い作業を行うことができる一方で、トラクタ等の走行部を有する牽引車の後方にリンク機構を介して連結されるものであるため、全体の前後長をコンパクトに形成することが困難になり、狭い圃場においける作業効率が低下するという課題がある。
本発明は、上記課題を解決し、肥料が散布されるとともに耕耘された圃場の耕耘土により畝を成形して局部的な施肥を行う施肥作業機において、全体をコンパクトに形成して狭い圃場においても効率的な作業を行うことが可能な施肥作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するため本発明の施肥作業機は、第1に機体1に対して回転自在に支持された複数の耕耘爪から構成される左右方向のロータリ6と、機体1に対して取付固定され前記ロータリ6の後方に畝を成形する畝成形部34を複数有する畝立器7と、各畝成形部34の前方に各別に配置され前記ロータリ6による耕耘前の圃場に肥料を散布する散布部4aと、散布部4aに肥料を供給する肥料供給部3とを備えた施肥作業機において、機体1のロータリ6前方に走行部13を、機体1の後方に機体1の操向操作を行う操向操作部9をそれぞれ設けたことを特徴としている。
【0005】
第2に、機体1後方に左右方向のツールバー29を固設し、該ツールバー29に畝立器7を上下及び左右位置調整可能且つ成形する畝の横幅を変更可能に取付支持したことを特徴としている。
【0006】
第3に、走行部を無限軌道帯13により構成したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
以上のように構成される本発明によれば、機体に走行部及び操向操作部を設けることにより、施肥作業を行いながら複数の畝を成形することが可能な施肥作業機をトラクタ等の牽引車に連結することなく単独で用いることできる。このため、全体をコンパクトに形成し、狭い圃場においても作業の省力化と効率化を図ることが可能になる。
【0008】
また、畝立器を上下及び左右に位置調整可能且つ成形する畝の横幅も変更可能に構成することにより、様々な圃場状態に対応可能になるため、施肥作業機の汎用性が向上する。
【0009】
さらに、無限軌道帯により走行部を構成することにより、機体の直進性が向上するため、より効率的な作業を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
図1,2は本発明を適用した歩行型施肥作業機の側面図及び平面図である。本歩行型施肥作業機は、走行機体1(機体)と、左右一対の肥料タンク2と、各肥料タンク2の底部に設置された肥料供給装置3(肥料供給部)と、一端が肥料供給装置3に接続され他端側に散布口4a(散布部)が形成された施肥パイプ4と、圃場を耕耘する左右方向のロータリ6と、上記ロータリ6の後方に配置された畝立器7と、圃場面に接地して前後回転する接地輪8と、走行機体1から後方に延設されたハンドル9(操向操作部)とを備えている。
【0011】
上記走行機体1は、主に、主フレーム11と、主フレーム11の前部上面に載置固定されたエンジン12と、主フレーム11の前部下面側に設けられて主フレーム11を支持する左右一対のクローラ13(走行部,無限軌道帯)と、主フレーム11の前端部から左右方向に一体的に突出形成される横フレーム14と、横フレーム14の左右の各端部から後方に延設された前後方向の縦フレーム16と、左右の各縦フレーム16の後端部に固設される左右方向の支持フレーム17と、左右の各支持フレーム17の外側端部(左側の支持フレーム17では左端部、右側の支持フレーム17では右端部)から後方に延設された前後方向の支持ブラケット18とにより構成されている。
【0012】
左右のクローラ13は、主フレーム11の下方位置に回転自在に支持され且つエンジン12の動力が伝動される左右方向のドライブ軸19によって、駆動される。
【0013】
支持ブラケット17は、正面視逆U字状に形成されたチャネル状部材であり、横フレーム14、縦フレーム16、縦フレーム16及び支持フレーム17を介して、主フレーム11に対して強固に固定されている。
【0014】
上記各肥料タンク2は、上方が開放されるとともに上部開口端からから底部に向かって次第に狭くなり底部の一箇所に収束するような形状に成形されている。このため、肥料タンク2内の肥料は自重により底部に集まるようになっており、この底部には排出口(図示しない)が形成されている。そして、左右の各肥料タンク2は、エンジン17と対応する各支持ブラケット18との間にそれぞれ配置され、対応する左右の各支持フレーム17,17の内側端部にそれぞれ支持固定されている。なお、本歩行型施肥作業機では、肥料として粒状のものを用いる。
【0015】
上記肥料供給装置3は左右の肥料タンク2,2の底部にそれぞれ設置されている。各肥料供給装置3は、内部のローラ(図示しない)が回転駆動させることにより、肥料タンクの排出口から排出された肥料を、肥料供給装置の下面に形成された前後一対の供給口21,21から供給するように構成されている。肥料供給装置3の単位時間当たりの肥料供給量は、ローラの回転速度に比例するようになっている。なお、各肥料供給装置3の下部には、外側方に突出した状態で左右方向のローラ軸22が前後回転自在に支持されており、このローラ軸22を回転させることにより、上記ローラが回転駆動される。
【0016】
上記施肥パイプ4は、肥料供給装置3の供給口21にそれぞれ1本づつ設けられるため、計4本必要になる。各施肥パイプ4の一端側が対応する供給口21に接続され、他端側が一端側を接続した肥料タンク2の前端部下方に位置している。この際、他端側の散布口4aは、下方を向けられた状態になっている。この4つの散布口4a,4a,4a,4a側端部は、走行機体1の左右にそれぞれ設けられた固定ブラケット23,23により、支持固定されている。そして、上記4本の施肥パイプ4の各散布口4aから圃場に肥料を散布して施肥作業を行う。
【0017】
上記ロータリ6は、エンジン12の動力が伝動されるとともに走行機体1の主フレーム11の後部下方に前後回転自在に支持されるロータリ軸24に軸装された複数の耕耘爪(図示しない)によって構成されており、上記散布口4aの後方位置に配置されている。上記複数の耕耘爪は、左右方向における走行に伴う散布口4aの軌跡側に、耕耘土を盛るように構成されている。なお、エンジン12の動力は、走行機体1の後部に固設された前後方向のロータリ用チェーンケース26を介して、ロータリ軸24に伝動される。
【0018】
上記畝立器7は、走行機体1の後端部から上下方向に突出した支柱27を介して、ロータリ6後方に支持される。支柱27は、走行機体1の後端部に上下位置調整可能に支持されており、ボルト締めすることにより走行機体1に対して固定されるように構成されている。支柱27の上部には支持ホルダ28が挿通状態で支持固定されている。支持ホルダ28は支柱27の前面から前方に突出しており、この突出部分に角柱状で左右方向に延びるツールバー29が挿通状態で支持固定されている。
【0019】
ツールバー29の左部及び右部には、それぞれ取付ホルダ31が左右位置調整可能に挿通支持されている。左右の各取付ホルダ31は、ボルト締めすることにツールバー29に対して固定可能に構成されており、側面視ツールバー29から後方に突出した状態になっている。各取付ホルダの上記突出部分には上下方向の支持杆32が上下位置調整可能に挿通支持されている。上記支持杆32は、ボルト締めすることにより、取付ホルダ31に対して固定されるように構成されている。
【0020】
上記支柱27の下端部及び左右の各支持杆32の下端部には、左右一対の成形板33,33(成形体)がそれぞれ支持固定されている。左右の成形板33は、各別に取外し可能に構成され、後方に向かって互いが離間するように傾き且つ上方に向かって後方に突出するようにそれぞれ形成されている。支柱27と左右の支持杆32,32とに、それぞれ左右一対の成形板33,33が設けられているため、計6枚の成形板33がツールバー29を介してロータリ6後方に支持されることになり、これら6枚の成形板33により上記畝立器7が構成されている。
【0021】
畝立器7は、互いが後方に向かって近づくように隣合う2枚の成形板33,33によって畝成形部34を構成している。具体的には、左支持杆32に支持された右側の成形板33と支柱27に支持された左側の成形板33とにより左畝成形部34Lが構成され、右支持杆32に支持された左側の成形板33と支柱17に支持された右側の成形板33とにより右畝成形部34Rを構成されており、この畝立器7では同時に2つの畝が成形される(図3参照)。
【0022】
畝成形部34を構成する一対の成形板33,33は、ロータリ6によって盛られた耕耘土の左右の側部を押圧し、互いが近づくように左右方向に傾斜した斜面を形成し、走行に伴って描かれる散布口4aの軌跡に沿う帯状の畝を形成する。ちなみに、最も外側の左右の成形板33,33は、畝立器7により成形される2つの畝の外側方に位置する畝の片側側部の斜面を成形するものである。
【0023】
上記接地輪8は、側面視ロータリ6と重複するように、ロータリ6の左右の両側方にそれぞれ設けられている。左右の各支持ブラケット18の前端部には下方に延びるチェーンケース36が前後揺動自在に支持されている。この左右の各チェーンケース36の下端部に接地輪8が前後回転自在に支持され、上端部に前述したローラ軸22の外側端部が前後回転自在に挿入支持されている。このことにより、接地輪8の回転させると、チェーンケース36内のチェーン37を介してローラ軸22に動力が伝動され、肥料供給装置3のローラが回転駆動される。
【0024】
支持ブラケット18の後端部には前方に向かって斜め下方に延びる支持ロッド38の上端部が軸方向にスライド自在に支持されている。この支持ロッド38の下端部にチェーンケース36の中途部を前後回動自在に支持しており、チェーンケース36が後方に向かって斜め下方を向いた状態で吊り下げられた状態になる。支持ロッド38の外周にはスプリング39が外装されており、チェーンケース36を下方揺動方向に付勢している。
【0025】
このことにより、本歩行型施肥作業機による圃場での作業中、接地輪8は弾力的に下方側(圃場側)に付勢されて安定的に圃場面に接地した状態になるため、圃場における走行速度に比例した速度で接地輪8が前後回転作動する。そして、接地輪8の回転速度に対応した速度でローラが回転駆動される。このため、走行速度に対応した量の肥料が、散布口4aを介して圃場に散布される。
【0026】
上記ハンドル9は、その前端部(基端部,下端部)が走行機体1の前後方向中央部分から後方斜め上方に突設されたハンドルフレーム41に取付固定されている。このハンドル9は、平面視2本の棒状部材が後方に向かって互いに離間するように広がるハの字形に形成されるととともに、側面視後方に向かって斜め上方に延設されている。
【0027】
ハンドル9の左右の各後端部は、前端部及び中途部に対して下方に屈曲形成されており、この部分にグリップ42が設けられている。ハンドル9の右側グリップ42前方には、前後揺動操作によってエンジン12からロータリ6への動力の入切を行う入切レバー43が設置されている。この入切レバー43の基端部には、ワイヤー44を介して、左右のチェーンケース36,36の中途部がそれぞれ連結されている。
【0028】
作業者は、ハンドル9の左右のグリップ42を把持して操向操作を行う一方、ハンドル9を上方に揺動させることにより、走行機体1の後部を持ち上げて接地輪8、ロータリ6及び畝立器7を圃場面から離間させ、作業を一時中止して旋回操作等を行うことが可能である。
【0029】
くわえて、入切レバー43によるロータリ6への動力切操作に伴って、ワイヤー44によりチェーンケース36の中途部及び下端部が吊り上げられて接地輪8が圃場面から離間する一方で、入切レバー43によるロータリ6への動力入操作に伴って、ワイヤー44によるチェーンケース36の吊り上げが解除されスプリング39の弾性力等により接地輪8が圃場面に接地する。そして、接地輪8の圃場への接地・非接地によって、肥料供給装置3の駆動の入切がされる。以上のようにして、ロータリ6の駆動の入切を肥料供給装置3の駆動の入切に連動させるため、利便性が高い。
【0030】
以上のように構成される歩行型施肥作業機は、前進走行に伴い4つの散布口4aから圃場に肥料を散布し、肥料が散布された圃場の土をロータリ6で耕耘し肥料と耕耘土を攪拌させていく。ロータリ6は走行に伴って描かれる散布口4aの軌跡側に耕耘土を盛るように構成されており、この盛られた耕耘土の左右の各側部を畝立器7の対応する畝成形部34の成形板33で押圧して斜面を形成することにより、畝を成形する。本歩行型施肥作業機は、畝成形部34を2つ有しているため、図3に示すような左右2つの畝が同時に成形される。なお、この2つの畝の外側方には、最も外側に配置された2つの成形板33,33により、畝の片側側部の傾斜が形成される。
【0031】
以上の作用から、上記各畝は適度に肥料が混合された耕耘土により構成される。この畝に作物を植えて栽培することにより、作物の株元付近にのみ肥料を施肥することが可能になるため、施肥作業で使用する肥料の量を減らすことができる他、肥料を耕耘土と混合された状態で用いるため、作物の株元にノズル等で直接的に肥料を施肥するものと比較して作物の肥料障害が抑制される。くわえて、肥料が施肥された畝を2つ同時に成形していくため、作業の省力化は図ることができる他、歩行型の施肥作業機であるため、旋回時に必要な枕地を狭くすることができる。
【0032】
また、クローラ13及びハンドル9を設けることにより、施肥作業を行いながら複数の畝を成形することが可能な施肥作業機をトラクタ等の牽引者に連結することなく単独で用いることできる。このため、全体をコンパクトに形成し、狭い圃場においても作業の省力化と効率化を図ることが可能になる。
【0033】
また、支柱27に対するツールバー29の支持構造、ツールバー29に対する左右の支持杆32の支持構造により、畝立器7が上下及び左右に位置調整可能且つ成形する畝の横幅も変更可能に構成される。このことにより、様々な圃場状態に対応可能になるため、施肥作業機の汎用性が向上する。
【0034】
また、クローラ13によって走行直進性が向上するため、より効率的な作業を行うことができる。
【0035】
くわえて、スリップ等により走行速度が変化した場合でも、接地輪8の作用により、走行速度に応じて散布口4aへの肥料供給量が変化するため、走行速度の変化に起因した圃場における肥料の散布斑を最小限に抑制できるという効果がある。
【0036】
また、ロータリ6の駆動の入切を行う入切レバー43の揺動操作に接地輪8の昇降を連動させることにより、ロータリ6の駆動停止操作にともなって接地輪8を圃場面から離間させ散布口4aへの肥料供給を自動的に停止させることが可能になるため、操作性及び利便性が向上するという効果がある。くわえて、接地輪8をロータリ9の側方に設けることにより、ロータリ6の圃場面からの離間に伴って接地輪8を圃場面から離間させるように構成することが容易になるという効果もある。
【0037】
図4は、最も外側に配置された2枚の成形板33,33を取外した本歩行型施肥作業機による施肥作業及び畝成形作業の状態を示す要部背面図である。6枚の成形板33の内、最も外側に配置された2枚の形成板を取外すことにより、必要な推進力が低減するため、より低出力のエンジン12を用いることが可能になる。
【0038】
図5,6は、他の実施例を示す歩行型施肥作業機の側面図及び平面図である。同図に示された歩行型施肥作業機の構成について、前述の歩行型施肥作業機と異なる部分を以下に説明する。同図に示す歩行型施肥作業機では、走行部として4つの車輪13,13,13,13を用いる。4つの車輪13は、左右にそれぞれ2つ配置され、ドライブ軸19を介して、前後回転駆動可能に主フレーム11の下方側に支持される。
【0039】
以上のように、4つの車輪13を用いることにより、クローラを用いた場合と遜色のない走行性能を得ることが可能になる。そして、車輪13はクローラと比較して構成がシンプルであるため、構造がより簡略化され、製造コストを低く抑えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明を適用した歩行型施肥作業機の側面図である。
【図2】本発明を適用した歩行型施肥作業機の平面図である。
【図3】本歩行型施肥作業機による施肥作業及び畝成形作業の状態を示す要部背面図である。
【図4】最も外側に配置された2枚の形成板を取外した本歩行型施肥作業機による施肥作業及び畝成形作業の状態を示す要部背面図である。
【図5】他の実施例を示す歩行型施肥作業機の側面図である。
【図6】他の実施例を示す歩行型施肥作業機の平面図である。
【符号の説明】
【0041】
1 走行機体(機体)
3 肥料供給装置(肥料供給部)
4a 散布口(散布部)
6 ロータリ
7 畝立器
9 ハンドル(操向操作部)
13 クローラ(走行部,無限軌道帯,車輪)
29 ツールバー
34 畝成形部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体(1)に対して回転自在に支持された複数の耕耘爪から構成される左右方向のロータリ(6)と、機体(1)に対して取付固定され前記ロータリ(6)の後方に畝を成形する畝成形部(34)を複数有する畝立器(7)と、各畝成形部(34)の前方に各別に配置され前記ロータリ(6)による耕耘前の圃場に肥料を散布する散布部(4a)と、散布部(4a)に肥料を供給する肥料供給部(3)とを備えた施肥作業機において、機体(1)のロータリ(6)前方に走行部(13)を、機体(1)の後方に機体(1)の操向操作を行う操向操作部(9)をそれぞれ設けた施肥作業機。
【請求項2】
機体(1)後方に左右方向のツールバー(29)を固設し、該ツールバー(29)に畝立器(7)を上下及び左右位置調整可能且つ成形する畝の横幅を変更可能に取付支持した請求項1の施肥作業機。
【請求項3】
走行部を無限軌道帯(13)により構成した請求項1又は2の施肥作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−125045(P2009−125045A)
【公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−306641(P2007−306641)
【出願日】平成19年11月27日(2007.11.27)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)
【Fターム(参考)】