説明

明かり採り窓

【課題】室内の照明の点灯を室外から確認するためにドアに装着される明かり採り窓について、内部が中実であるドアであって表面材の厚さが異なる場合でも使用できるようにして、取付構造について汎用性を持たせる。
【解決手段】ドアに貫通された取付孔に嵌合される本体部材1と、透光性材料で形成され本体部材1に取付けられる窓部材2とを備えている。窓部材2は、取付孔の内壁に食込み係止する突起23が取付孔の軸方向に並列するように多数個が設けられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、室内の照明の点灯を室外から確認するためにドアに装着される明かり採り窓に係る技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
最近、省エネルギの面から室内の照明の消忘れを発見しやすくするために、トイレのドアに設備してトイレが使用中であることを簡単に確認することができるようにする明かり採り窓を各種の部屋の仕切、壁等にも設備することが試みられるようになってきている。このため、明かり採り窓の取付構造について汎用性をもたせることが要望されている。
【0003】
従来、明かり採り窓としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
【0004】
特許文献1には、取付対象物に貫通された取付孔に嵌合される本体部材と、透光性材料で形成され本体部材に取付けられる窓部材とを備えた明かり採り窓が記載されている。
【0005】
特許文献1に係る明かり採り窓は、枠材(桟材)の両面に表面材を取付けて内部を中空、ハニカム構造の非中実としたフラッシュドアへの設備に好適としたもので、本体部材にフラッシュドアの表面材の内外両面を挟持する爪部が設けられ、窓部材が係合構造によって本体部材に取付けられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2008−214861号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に係る明かり採り窓では、内部が中実であるドアや仕切、壁等に設備することができず、フラッシュドアであっても表面材の厚さが異なると使用することができず、取付構造について汎用性がないという問題点がある。
【0008】
本発明者らは、ドアの厚みに対応すべく特願2009−46599号及び特願2009−62025号に係る明かり取り窓を開発しているが、ドアの構造を問わずに装着可能とする改良を開発している。
【0009】
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、取付構造について汎用性のある明かり採り窓を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述の課題を解決するため、本発明では、ドアに貫通された取付孔に嵌合される本体部材と、透光性材料で形成され本体部材に取付けられる窓部材とを備えた明かり採り窓において、窓部材は取付孔の内壁に食込み係止する突起が取付孔の軸方向に並列するように多数個が設けられていることを特徴とする。ドアには扉や間仕切りが包含される。
【0011】
この手段では、本体部材に取付けられた窓部材に設けられた突起を取付孔の内壁に食込み係止させる取付構造とし、突起を取付孔の軸方向に並列するように多数個を設けることで、取付孔の軸方向に取付面が広く確保される。
【0012】
また、本発明では、本体部材は取付孔に嵌合される外筒部が設けられ外筒部に窓部材の突起を取付孔の内壁に向けて突出させる窓が設けられ、窓部材は本体部材の外筒部の内部に嵌合される内筒部が設けられ内筒部の外周面に突起が設けられていることを特徴する。
【0013】
この手段では、本体部材に嵌合取付けされた窓部材の突起が本体部材の窓から突出されることで、窓部材の本体部材への取付けが緊密化される。
【0014】
また、本発明では、本体部材は窓が取付孔への嵌合先端側の端面から外筒部に切込み形成されていることを特徴とする。
【0015】
この手段では、本体部材の窓が端面から外筒部に切込み形成されることで、窓部材が本体部材にスライド嵌合で取付けられる。
【0016】
また、本発明では、本体部材は外筒部の窓の切込み開放端に窓部材の突起の端部が係止される係止片が設けられていることを特徴とする。
【0017】
この手段では、本体部材の外筒部の窓の切込み開放端に係止片が設けられ、係止片に窓部材の突起の端部を係止させることで、本体部材に取付けられた窓部材の離脱が阻止される。
【0018】
また、本発明では、本体部材は係止片の近くの外筒部に係止片に弾性を付与するスリットが設けられていることを特徴とする。
【0019】
この手段では、本体部材の係止片にスリットで弾性を付与し、窓部材の突起の押圧で本体部材の係止片が弾性変形されることで、窓部材の本体部材へのスライド嵌合の取付けがスムースになされる。
【0020】
また、本発明では、窓部材は突起が本体部材の取付孔への取付方向に緩傾斜面が対面され取付方向と逆方向に急傾斜面が対面される鋸歯形であることを特徴とする。
【0021】
この手段では、窓部材の突起が鋸歯形とされ、窓部材の突起の取付孔への取付方向に抵抗が低く取付方向と逆方向に抵抗が高くなることで、取付孔への取付けがスムースになるとともに取付孔への取付後の離脱が阻止される。
【発明の効果】
【0022】
本発明に係る明かり採り窓は、窓部材に設けられた突起を取付孔の内壁に食込み係止させる取付構造とし、突起を取付孔の軸方向に並列するように多数個を設けることで、取付孔の軸方向に取付面が広く確保されるため、ドアの構造にかかわらず取付けが可能になって、取付構造について汎用性が得られ、また光の透過を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明に係る明かり採り窓を実施するための形態の第1例の斜視図であり、(A)に分解状態が示され、(B)に組付け状態が示されている。
【図2】図1(A)の断面図である。
【図3】図1(B)の断面図である。
【図4】図1(A)から図1(B)に至る組付中途状態の側面図である。
【図5】図1(B)から図1(A)に至る分解操作を示す断面図である。
【図6】図1の取付対象物への取付け作業を示す断面図である。
【図7】本発明に係る明かり採り窓を実施するための形態の第2例の要部の斜視図である。
【図8】本発明に係る明かり採り窓を実施するための形態の第3例の斜視図であり、(A)に分解状態が示され、(B)に組付け状態が示されている。
【図9】第3例の組付け状態の端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明に係る明かり採り窓を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1〜図6は、本発明に係る明かり採り窓を実施するための形態の第1例を示すものである。
【0026】
第1例では、丸形の明かり採り面を構成するものを示してある。
【0027】
第1例は、図1に示すように、ほぼ円筒形の本体部材1、窓部材2からなる。
【0028】
本体部材1は、金属材、合成樹脂材等で一体成形されたもので、ドアDに貫通された取付孔Hに嵌合される円筒形の外筒部11と、外筒部11の一方の端部に設けられドアDの外側面に当接される円板形のフランジ12とを備えている。外筒部11には、フランジ12と反対側の端面からフランジ12の近くまで方形の窓13が切込み形成されている。この窓13は、外筒部11に180度の角度を介して2個設けられている。また、外筒部11には、窓13の切込み開放端の両側に係止片14が設けられている。この係止片14は、窓13側へ突出した係止突起14aの外側(外筒部11の端面側)に傾斜面14bが設けられている。また、外筒部11には、係止片14の近くにフランジ12と反対側の端面からスリット15が切込み形成されている。このスリット15は、係止片14を片状化して弾性を付与するもので、切込幅aが短く形成されて(図2参照)、係止片14に付与される弾性の強度を高めるとともに外筒部11の全体の剛性、強度の低下を防止している。
【0029】
窓部材2は、透光性を有する透明、半透明の合成樹脂材等で一体成形されたもので、本体部材1の外筒部11の内部に嵌合される円筒形の内筒部21と、内筒部21の一方の端部に設けられ内筒部21を閉塞する円板形の明かり板22とを備えている。内筒部21には、外周面に外側へ突出した突起23が本体部材1の窓13に対応して2箇所に設けられている。この突起23は、内筒部21が本体部材1の外筒部11に嵌合された際に端部が本体部材1の係止片14に係止されて本体部材1の窓13から外部に突出されるもので、軸方向に緩傾斜面23a、急傾斜面23bが連続して取付孔Hの内壁に食込み係止する多数個の鋸歯形に形成されている。なお、突起23の緩傾斜面23aは、明かり板22と逆方向に対面されている。また、突起23の急傾斜面23bは、明かり板22の方向に対面されている。また、内筒部21には、突起23に隣接した両側に明かり板22と反対側の端面からスリット24が切込み形成されている。このスリット24は、突起23に弾性を付与するもので、切込幅bが長く形成されて(図2参照)、突起23の全体に弾性が付与されるようになっている。
【0030】
本体部材1に対して窓部材2を取付けるには、フランジ12と反対側の端面側からスライド嵌合させることになる。このとき、窓部材2の明かり板22を本体部材1に向けて、窓部材2の突起23を本体部材1の窓13に対応させる。窓部材2の突起23が本体部材1の窓13に侵入する際には、図4に示すように、本体部材1の係止片14が傾斜面14bを滑りながら押圧する窓部材2の突起23によって弾性変形して拡開される。従って、窓部材2の突起23が本体部材1の窓13にスムースに収容される。
【0031】
本体部材1に窓部材2が取付けられると、図1(B)、図3に示すように、本体部材1の窓13から窓部材2の突起23が突出されているものの、本体部材1の外筒部11と窓部材2の内筒部21とのほぼ全体が2重構造を構成するため、緊密な組付構造となって製品としての高い剛性、強度が得られる。また、本体部材1の係止片14が強い弾性で窓部材2の突起に形成されるため、本体部材1に窓部材2が強固に保持される。
【0032】
なお、組付けられた本体部材1、窓部材2については、図5に示すように、窓部材2の突起23を押圧することによって、突起23を内側に弾性変形させて本体部材1の係止片14から離脱させることによって、分解することができる。
【0033】
第1例を設備するには、図6に示すように、ドアDに貫通された取付孔Hに対して、本体部材1のフランジ12の反対側(窓部材2の明かり板22の反対側)から押込むようにする。
【0034】
取付孔Hに押込まれる際には、押込み方向(取付方向)に窓部材2の突起23の緩傾斜面23aが対面して、窓部材2の突起23の取付孔Hへの取付方向に抵抗が低くなる。従って、取付孔Hへの取付けがスムースになる。なお、取付孔Hの内壁に押された窓部材2の突起23が内側へ弾性変形する(図5に図示したよりも小さな弾性変形で)ことも、取付孔Hへの取付けをスムースにすることに寄与する。
【0035】
取付孔Hへの押込みは、本体部材1のフランジ12がドアDに当接されることで終了する。
【0036】
取付孔Hへの押込みが終了した状態では、押込み方向と逆方向(取付方向と逆方向)に窓部材2の突起23の急傾斜面23bが対面して、窓部材2の突起23の取付孔Hへの取付方向と逆方向に抵抗が強くなる。そして、窓部材2の突起23が取付孔Hの内壁に食込み係止される。従って、取付孔Hに確実に保持され離脱が阻止される。なお、取付孔Hの内壁に押され弾性変形した窓部材2の突起23に外側へ復元しようとする弾性が作用することも、取付孔Hからの離脱の阻止に寄与する。
【0037】
窓部材2の突起23の取付孔Hの内壁への食込み係止については、窓部材2の突起23が内筒部21の軸方向(取付孔Hの軸方向、ドアDの厚さ方向)に多数個が並列されていることから、取付孔Hに対して食込み係止面である取付面が広く確保されていることになる。従って、ドアDが図6に示したような枠材(桟材)Daの両面に表面材Dbを取付けて内部を中空、ハニカム構造の非中実としたフラッシュドアである場合に限らず、内部が中実であるドアや仕切、壁等にも設備することができる。また、ドアDがフラッシュドアである場合、表面材Dbの厚さが異なっても使用することができる。従って、取付構造について極めて高い汎用性が得られる。
【0038】
図7は、本発明に係る明かり採り窓を実施するための形態の第2例を示すものである。
【0039】
第2例では、第1例の窓部材2のスリット24を省略してある。
【0040】
第2例によると、第1例に比して窓部材2の構造を簡素化することができる。なお、窓部材2の突起23については、窓部材2の材質選択によって弾性を付与することが可能である。
【0041】
図8は、本発明に係る明かり採り窓を実施するための形態の第3例を示すものである。図8(A)に分解状態が示され、図8(B)に組付け状態が示されている。
【0042】
第3例は、図8に示すように、ほぼ円筒形の本体部材1、窓部材2からなる。
【0043】
本体部材1は、金属材、合成樹脂材等で一体成形されたもので、ドアDに貫通された取付孔Hに嵌合される円筒形の外筒部11と、外筒部11の一方の端部に設けられドアDの外側面に当接される円板形のフランジ12とを備えている。外筒部11には、フランジ12と反対側の端面からフランジ12の近くまで方形の窓13が切込み形成されている。この窓13は、外筒部11に180度の角度を介して2個設けられている。また、窓13の両側の外筒部11には、長穴15Aが軸方向に形成されている。これにより、窓13の両側壁は弾性を有する係止片14となる。この係止片14は、窓13側へ突出した係止突起14aの外側(外筒部11の端面側)に傾斜面14bが設けられている。長穴15Aの長さおよび窓13までの距離によって、係止片14の弾性の強度を調整することが可能である。長穴15Aにすることで、係止片14に付与される弾性の強度を高めるとともに外筒部11の全体の剛性、強度の低下、係止片14の折断を回避することが可能となる。なお、外筒部11の外周面の対向する位置に回転防止のリブ11aが2個設けられている。
【0044】
窓部材2は、透光性を有する透明、半透明の合成樹脂材等で一体成形されたもので、本体部材1の外筒部11の内部に嵌合される円筒形の内筒部21と、内筒部21の一方の端部に設けられ内筒部21を閉塞する円板形の明かり板22とを備えている。内筒部21には、外周面に外側へ突出した突起23が本体部材1の窓13に対応して2箇所に設けられている。この突起23は、窓13より短く形成されており、内筒部21が本体部材1の外筒部11に嵌合された際に端部が本体部材1の係止片14に係止されて本体部材1の窓13から外部に突出されるもので、軸方向に緩傾斜面23a、急傾斜面23bが連続してドアDの取付孔Hの内壁に食込み係止する2個の鋸歯形に形成されている。なお、突起23の緩傾斜面23aは、明かり板22と逆方向に対面されている。また、突起23の急傾斜面23bは、明かり板22の方向に対面されている。また、内筒部21には、複数のスリット24が円周上にほぼ等間隔に設けられている(図9参照)。スリット24は明かり板22と反対側の端面から切込みして形成される。この例において、突起23に隣接した両側を含む8個のスリット24が設けられている。突起23に隣接するスリット24は、突起23に弾性を付与するものである。
【0045】
このように複数のスリット24は円周上にほぼ等間隔に設けられ、かつ突起23は窓13より短く形成されているため、スリット24により光を分散させ、窓部材2による陰の形成を軽減し、明かり板22側から見て窓全面において明るさがほぼ均等になる。
【0046】
本体部材1への窓部材2の取付、およびドアDへの取付は、上述した第1例と同様である。
【0047】
このように本実施の形態においては、取付構造について極めて高い汎用性が得られると共に、突起23が短く形成され、また、突起23に隣接した両側を含む8個のスリット24が円周上にほぼ等間隔に設けられているため、光の透過が改善され、窓部材2による陰の形成を軽減することができる。
【0048】
また、窓13の両側の外筒部11に長穴15Aが軸方向に形成され、窓13の両側壁は弾性を有する係止片14になる構成にすることで、係止片14に付与される弾性の強度を高めるとともに外筒部11の全体の剛性、強度の低下、係止片14の折断を回避することができる。
【0049】
以上、図示した各例の外に、本体部材1、窓部材2を角筒形にして方形の明かり採り面を構成することも可能である。
【0050】
さらに、本体部材1の窓13と窓部材2の突起23とを3箇所以上に設けることも可能である。
【0051】
さらに、本体部材1、窓部材2を他の構造で係合取付けすることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明に係る明かり採り窓は、トイレ等の扉やドアに設ける明かり取り窓として、ドア厚み寸法が増加する場合にも対応でき、組付け作業を簡単に行う目的に利用できる。
【符号の説明】
【0053】
1 本体部材
11 外筒部
13 窓
14 係止片
15 スリット
15A 長穴
2 窓部材
21 内筒部
23,23A 突起
23a 緩傾斜面
23b 急傾斜面
D ドア
H 取付孔


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドアに貫通された取付孔に嵌合される本体部材と、透光性材料で形成され本体部材に取付けられる窓部材とを備えた明かり採り窓において、窓部材は取付孔の内壁に食込み係止する突起が取付孔の軸方向に並列するように多数個が設けられていることを特徴とする明かり採り窓。
【請求項2】
請求項1記載の明かり採り窓において、本体部材は取付孔に嵌合される外筒部が設けられ外筒部に窓部材の突起を取付孔の内壁に向けて突出させる窓が設けられ、窓部材は本体部材の外筒部の内部に嵌合される内筒部が設けられ内筒部の外周面に突起が設けられていることを特徴する明かり採り窓。
【請求項3】
請求項2記載の明かり採り窓において、本体部材は窓が取付孔への嵌合先端側の端面から外筒部に切込み形成されていることを特徴とする明かり採り窓。
【請求項4】
請求項3記載の明かり採り窓において、本体部材は外筒部の窓の切込み開放端に窓部材の突起の端部が係止される係止片が設けられていることを特徴とする明かり採り窓。
【請求項5】
請求項4記載の明かり採り窓において、本体部材は係止片の近くの外筒部に係止片に弾性を付与するスリットが設けられていることを特徴とする明かり採り窓。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載の明かり採り窓において、窓部材は突起が本体部材の取付孔への取付方向に緩傾斜面が対面され取付方向と逆方向に急傾斜面が対面される鋸歯形であることを特徴とする明かり採り窓。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−17240(P2011−17240A)
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−232749(P2009−232749)
【出願日】平成21年10月6日(2009.10.6)
【出願人】(000169329)アトムリビンテック株式会社 (81)
【出願人】(390038298)小滝金属工業株式会社 (3)
【Fターム(参考)】