説明

時刻認証要求機能付き通信装置

【課題】タイムスタンプ再発行のコストを削減することができる時刻認証要求機能付き通信装置を提供する。
【解決手段】定期的にタイムスタンプ再発行の依頼プログラムが実行され、タイムスタンプの有効期限が1週間以内に切れるe−文書がある場合、当該各e−文書の保存期限が過ぎているか否かによってタイムスタンプの再発行が必要か否かが判定される(ステップ201〜203)。そして、タイムスタンプ再発行を必要とする場合、タイムスタンプの有効期限が1週間以内に切れるe−文書の中で、保存期限が過ぎていない文書が複数あると、それらの複数の文書がまとめられてハッシュ値が算出された後、TSAにタイムスタンプの再発行が依頼される(ステップ204〜208)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、文書データにタイムスタンプを付与して保存する、デジタル複合機等の時刻認証要求機能付き通信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機能、ファクシミリ機能、プリント機能、スキャナ機能等を有するデジタル複合機では、最近、スキャナによりスキャンした文書画像にタイムスタンプを付与してe−文書として保存することが行われている。
すなわち、紙文書と比較してデジタルデータは改ざん等が容易であるため、タイムスタンプ技術が用いられており、このタイムスタンプは、電子文書の確定時刻を証明する技術で、その文書がいつから存在しているのか、ということと、その時点から第三者だけでなく作成者本人にも改ざんされていないことを証明するものである。
【0003】
このようなタイムスタンプ技術を採用する場合、電子文書のハッシュ値を時刻証明機関(Time Stamping Authority、以下TSAという)に送信し、TSAが送られたハッシュ値を原子時計を用いた正確な時刻の情報とともに暗号化してタイムスタンプとして返送し、このタイムスタンプを電子文書とともに保管するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−267083号公報
【0004】
このようなe−文書を検証する場合、タイムスタンプを復号し、タイムスタンプ時刻情報の確認、及び、別途計算した当該電子文書のハッシュ値とタイムスタンプに含まれているハッシュ値とを比較することにより、改ざんの検知を行うことができる。
なお、ハッシュ値とは、与えられた原文から不可逆な一方向関数(ハッシュ関数)を用いて生成された固定長の値で、メッセージダイジェストなどとも呼ばれる。ハッシュ値から原文を求めることや、同じハッシュ値を持つ異なった文章を作成することは極めて困難であるため、ハッシュ値を比較することで原文が同一であるかどうかの確認が可能となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように、従来のデジタル複合機では、スキャンした文書をタイムスタンプとともにe−文書として保存するようにしているが、e−文書の対象文書には長期間保存しておきたい文書も存在するので、タイムスタンプには長い有効期間が求められる。
しかしながら、TSAのタイムスタンプシステムは公開鍵基盤に基づくタイムスタンプシステムであり、タイムスタンプはユーザから送られたハッシュ値に時刻情報を付したデジタル署名により生成されるので、このタイムスタンプの有効期間は、TSAでデジタル署名する際の署名鍵に対応する公開鍵の公開鍵証明書の有効期間となってしまい、通常、3年間である。
【0006】
このため、文書の保存期間に応じてタイムスタンプの有効性を延長するには、デジタル署名の有効性が失われる前、すなわち、公開鍵証明書の有効期間内にタイムスタンプの有効期間を延長することが必要となるが、保存期間が、例えば、5年や10年と長い文書が多数ある場合には、その全てのe−文書においてタイムスタンプの再発行が必要となり、再発行に伴うコストが増加する、という問題があった。
【0007】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、タイムスタンプ再発行のコストを削減することができる時刻認証要求機能付き通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明の時刻認証要求機能付き通信装置は、文書データにタイムスタンプを付与して記憶手段に保存する制御手段を備えた時刻認証要求機能付き通信装置であって、タイムスタンプの有効期限が切れる文書があった場合、前記制御手段が、有効期限がほぼ等しい文書をまとめてタイムスタンプの再発行を依頼することを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に係る発明の時刻認証要求機能付き通信装置は、請求項1に記載された時刻認証要求機能付き通信装置において、タイムスタンプの再発行依頼時に、保存期間の残っている文書のみをまとめてタイムスタンプの再発行を依頼することを特徴とし、
請求項3に係る発明の時刻認証要求機能付き通信装置は、請求項1または請求項2に記載された時刻認証要求機能付き通信装置において、前記制御手段が、タイムスタンプの有効期限の差が一日以内、または、一週間以内、あるいは、一ヶ月以内のとき、有効期限がほぼ等しいと判断することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1〜請求項3に係る発明の時刻認証要求機能付き通信装置によれば、タイムスタンプの有効期限が切れる文書があった場合、有効期限がほぼ等しい文書をまとめてタイムスタンプの再発行を依頼することができるので、タイムスタンプ再発行依頼回数を減らすことができ、タイムスタンプの依頼コストを削減することができる。
【実施例】
【0011】
以下、本発明の時刻認証要求機能付き通信装置をデジタル複合機に適用した実施例について説明する。図1はデジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0012】
図1に示すネットワーク構成図において、1はデジタル複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網、8はTSAである。デジタル複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。このLAN6はインターネット網7にも接続されており、デジタル複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことが可能である。
また、TSA8は、インターネット網7を介してデジタル複合機1からスキャンデータのハッシュ値を受信すると、受信したハッシュ値を原子時計を用いた正確な時刻の情報とともに暗号化し、タイムスタンプとして返送する時刻証明機構である。
【0013】
デジタル複合機1は、図2に示すように、CPU11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、表示・操作部14、読取部15、画像メモリ16、記録部17、コーデック18、モデム19、ネットワーク制御ユニットNCU20、LANインターフェース(I/F)21及びe−文書保存部22から構成され、各部がバス23を介して接続されている。
【0014】
CPU11はバス23を介してデジタル複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、ROM12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、ROM12はデジタル複合機の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ等を予め記憶している。また、RAM13はSRAM等で構成され、プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
【0015】
表示・操作部14は、デジタル複合機1の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、デジタル複合機1を操作するための複数のキーよりなり、図3に示すように、表示部を構成するLCD表示部31と多数の操作キーから構成されている。LCD表示部31には、タッチパネルスイッチが配設され、LCD表示部31に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。また、操作キーとして、テンキー32、スタートキー33、リセットキー34、ストップキー35、複数のワンタッチダイヤルキー36、十字キー37、リターンキー38、セットキー39、FAX切替キー40、コピー切替キー41、スキャナ切替キー42等の各種キーが設けられている。なお、LCD表示部31によりこれらの操作キーの一部又は全部を代用することも可能である。
【0016】
読取部15はオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台を備え、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、ドットイメージデータを出力する。
また、画像メモリ16は、DRAM等を用いて構成され、送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいは読取部15で読み取った画像データを記憶し、記録部17は電子写真方式等のプリンタ装置を備え、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコン2、3、4から送信されたプリントデータをプリントアウトする。
【0017】
コーデック18は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
【0018】
モデム19はバス23に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス23に接続されたNCU20と接続されている。NCU20はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム19をPSTN5に接続する。
LANインターフェース21はLAN6に接続され、インターネット網7からの信号を受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
【0019】
e−文書保存部22は、e−文書を文書の種類ごとに保存する記憶部であり、図4に示すように、e−文書の管理ファイルと、帳簿、見積書、議事録、注文書等の文書毎のフォルダとを備え、各文書フォルダには、文書名を識別できる文字列と日付、通番を組み合わせたファイル名が付与されたスキャン文書とタイムスタンプが保存される。また、管理ファイルには、図5に示すように、各e−文書のファイル名と、タイムスタンプの有効期限、当該データの保存期限が記憶されるようになっている。
【0020】
デジタル複合機1は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データが読取部15で読み取られ、コーデック18で圧縮されて画像メモリ16に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ16から読み出されてモデム19で変調され、NCU20からPSTN5を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム19で復調され、画像メモリ16に蓄積された後、コーデック18で復号されて記録部17により印刷される。
【0021】
一方、このデジタル複合機は、上記のように文書をスキャンしてe−文書として保存することができるようになっており、以下、e−文書スキャン時の作用について説明する。
ユーザが表示・操作部14のLCD表示部31でe−文書スキャンを指示すると、表示・操作部14のLCD表示部31に図6に示すe−文書スキャン実行画面が表示される。
この画面には、帳簿e−文書スキャン、見積書e−文書スキャン、注文書e−文書スキャン等のe−文書スキャンを行う文書の種類の選択画面が表示されており、いずれかのe−文書スキャンを押下して選択した後、「実行」ボタンを押下することにより、デジタル複合機1がe−文書スキャンを実行する。
【0022】
図7はe−文書スキャン実行時のCPU11の作用を示すフローチャートであり、いずれかの文書種類のe−文書スキャンを押下して選択した後、「実行」ボタンを押下すると、CPU11は図7のフローチャートに示すe−文書スキャンプログラムを開始し、原稿の画像データを読取部15で読み取り、コーデック18で圧縮して画像メモリ16に蓄積する(ステップ101)。
次に、CPU11は、画像メモリ16に蓄積したデータのハッシュ値を算出した後、このハッシュ値データをLANインターフェース21、LAN6、インターネット網7を介してTSA8に送信することにより、タイムスタンプの発行を依頼する(ステップ102)。
【0023】
そして、タイムスタンプの発行を依頼した後、CPU11は、TSA8からタイムスタンプを受信したか否かを判定し(ステップ103)、TSA8からタイムスタンプを受信すると、当該文書の種類に応じたファイル名、例えば、図6のe−文書スキャン実行画面で、帳簿e−文書スキャンを選択していた場合、ファイル名を「choubo」+「日付」+「連番」により作成し、作成したファイル名によりスキャンデータとタイムスタンプを帳簿フォルダに保存するとともに、管理ファイルにファイル名、タイムスタンプの有効期限、e−文書の保存期限を記憶する(ステップ104)。
なお、文書の保存期間は、文書の種類ごとに、例えば、帳簿10年間、注文書5年間等と指定できるので、保存期限はe−文書の作成日とその種類の文書の保存期間とにより自動的に決定することができる。
【0024】
次に、CPU11が、タイムスタンプの再発行を依頼する場合の作用について、図8のフローチャートにより説明する。
CPU11は、定期的、例えば、1週間に一度、各文書の種類毎に図8のフローチャートに示すタイムスタンプ再発行の依頼プログラムを実行し、帳簿e−文書の場合、このプログラムを開始すると、まず、e−文書保存部24の管理ファイルから帳簿e−文書の管理情報を読み出した(ステップ201)後、管理情報内の帳簿e−文書のタイムスタンプの有効期限を参照することによりタイムスタンプの有効期限が1週間以内に切れるe−文書があるか否かを判定し(ステップ202)、タイムスタンプの有効期限が1週間以内に切れるe−文書がないと判定した場合、プログラムを終了する。
【0025】
ステップ202でタイムスタンプの有効期限が1週間以内に切れるe−文書があると判定した場合、CPU11は、当該e−文書の各保存期限を参照することにより、当該各e−文書の保存期限が過ぎているか否かを判断することにより、タイムスタンプの再発行が必要か否かを判定し(ステップ203)、タイムスタンプの有効期限が1週間以内に切れるe−文書が全て保存期限を過ぎており、タイムスタンプの再発行が必要でないと判定した場合、プログラムを終了する。
【0026】
一方、いずれかのe−文書がタイムスタンプ再発行を必要とすると判定した場合、CPU11は、タイムスタンプの有効期限が1週間以内に切れるe−文書の中で、保存期限が過ぎていない文書が複数あるか否かを判定し(ステップ204)、保存期限が過ぎていない文書が複数あると判定した場合、その複数の文書をまとめてハッシュ値を算出した後、このハッシュ値データをLANインターフェース21、LAN6、インターネット網7を介してTSA8に送信することにより、タイムスタンプの発行を依頼する(ステップ205)。
また、ステップ204で保存期限が過ぎていない文書が一つしかないと判定した場合、その文書のハッシュ値を算出した後、このハッシュ値データをTSA8に送信することにより、タイムスタンプの発行を依頼する(ステップ206)。
【0027】
そして、タイムスタンプの発行を依頼した後、CPU11は、上記と同様に、TSA8からタイムスタンプを受信したか否かを判定し(ステップ207)、TSA8からタイムスタンプを受信すると、当該文書の種類に応じたファイル名を「choubo」+「日付」+「連番」により作成し、作成したファイル名により複数のスキャンデータをまとめたデータ、または、単一のスキャンデータとタイムスタンプを帳簿フォルダに保存するとともに、管理ファイルにファイル名、タイムスタンプの有効期限、e−文書の保存期限を記憶する(ステップ208)。
なお、複数の文書をまとめてタイムスタンプの再発行を依頼した場合には、複数の文書の中で保存期限が最長の文書の保存期限を新たなデータの保存期限として記憶する。
【0028】
以上のように、保存されているe−文書のいずれかのタイムスタンプの有効期限が切れる場合、有効期限がほぼ等しく、保存期限が過ぎていない文書をまとめてタイムスタンプの発行を依頼することにより、例えば、図9に示すように、1週間以内にタイムスタンプの有効期限が切れるe−文書a、b、cがあった場合、e-文書cの保存期限が過ぎているので、e-文書a及びe-文書bをまとめてタイムスタンプの発行を依頼することができるので、タイムスタンプ再発行依頼回数を減らすことができ、タイムスタンプの依頼コストを削減することができる。
【0029】
なお、上記の実施例では、タイムスタンプの有効期限が1週間以内に切れるe−文書をまとめてタイムスタンプの再発行を依頼したが、タイムスタンプの有効期限が1日以内または1月以内に切れるe-文書をまとめてタイムスタンプの再発行を依頼するようにしてもよい。
また、上記の実施例では、各文書の種類毎にタイムスタンプ再発行の依頼の要否を判断するようにしたが、e−文書を文書の種類毎に管理せず、一元的にe−文書を管理する場合は、すべてのe−文書で有効期限がほぼ同じものをまとめてタイムスタンプの再発行を依頼することができる。
【0030】
さらに、上記の実施例では、ファイル名を文書名を識別できる文字列と日付及び連番により作成し、自動的に文書の種類に応じた文書ファイルにe−文書を保存できるようにしたが、ユーザがe-文書の保存先を指定したり、任意の文書名を手入力により付与できるようにすることも可能である。
また、上記の実施例では、本発明の時刻認証要求機能付き通信装置をデジタル複合機に適用した場合の例について説明したが、本発明は文書をスキャンして保存する単なる文書保存装置にも適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】デジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図である。
【図2】デジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】表示・操作部の詳細な構成を示す図である。
【図4】e−文書を保存する記憶部のファイル構造を示す図である。
【図5】管理ファイルに保存されるデータの一例である。
【図6】e−文書スキャン実行画面の一例である。
【図7】e−文書スキャン実行時の作用を示すフローチャートである。
【図8】タイムスタンプの再発行を依頼する場合の作用を示すフローチャートである。
【図9】各e−文書の有効期限と保存期限との関係の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1 デジタル複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
8 TSA
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 表示・操作部
15 読取部
16 画像メモリ
17 記録部
18 コーデック
19 モデム
20 NCU
21 LAN I/F
22 e−文書保存部
31 LCD表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
文書データにタイムスタンプを付与して記憶手段に保存する制御手段を備えた時刻認証要求機能付き通信装置であって、
タイムスタンプの有効期限が切れる文書があった場合、前記制御手段が、有効期限がほぼ等しい文書をまとめてタイムスタンプの再発行を依頼することを特徴とする時刻認証要求機能付き通信装置。
【請求項2】
請求項1に記載された時刻認証要求機能付き通信装置において、
タイムスタンプの再発行依頼時に、保存期間の残っている文書のみをまとめてタイムスタンプの再発行を依頼することを特徴とする時刻認証要求機能付き通信装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載された時刻認証要求機能付き通信装置において、
前記制御手段が、タイムスタンプの有効期限の差が一日以内、または、一週間以内、あるいは、一ヶ月以内のとき、有効期限がほぼ等しいと判断することを特徴とする時刻認証要求機能付き通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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