説明

枠体への幕板取付構造

【課題】簡易な加工を施したのみの汎用の管体が利用でき、かつ幕板を簡便にかつ精度良く取り付け可能とすると共に、急な仕様変更にも柔軟に対応可能な枠体への幕板取付構造を提供する。
【解決手段】平行二条の条体41を同じ高さに形成した断面コ字状のチャンネル材からなる所定長さの支持体4を、この条体を管軸に沿った管体3の側面に当接させ、かつ平行二条の条体の中間位置に沿って管体に取り付けると共に、該支持体の一方の条体に幕板5の一方の端部を取り付けて構成する。管体への支持体の取り付けにおいては、支持体を管軸方向への取り付け位置の調整を可能にして組み付け自在とする。また、管体の取付部に直角交差させて二つの幕板を取り付ける場合においては、隣接する支持体の条体どうしが、当該取付部の周面上で略当接するように互いの支持体の幅を設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、枠体への幕板の取付構造に関し、特に枠体を構成する枠材が管体である場合の幕板取付構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、飲食店等の厨房用シンクや作業台(以下、「厨房用設備」と称する。)、オフィス用ファイルラック、又は家庭用棚やテーブルは、構造的基礎である枠体を、管体を適宜に組み合わせて構築していた。この管体は、厨房用設備であれば衛生状態向上及び維持の観点から、オフィス用ファイルラックや家庭用棚であればデザインや外観向上の観点から抗菌塗装やコーティングを施した鉄、樹脂、又は表面を研磨や塗装したアルミ、ステンレス材等から成るのものであった。
【0003】
上記構成の枠体には、鉛直状に配置した管体間が成す面を覆う横長の板、いわゆる幕板を配置する場合があった。この幕板は可動を予定しないものであるため、その配置には例えば、溶接等により直接的に管体に固定するものがあった。
【0004】
また、上記溶接の他にも専用の取付具又はこれに合わせて成形した専用の管体を介して、幕板や棚板等の他の部材を取り付けるものが開示されていた。例えば、特許文献1には、管状の脚柱側面に上下方向に延びる開口を形成し、この開口の左右両端縁に一体的に形成した取付片に幕板の一端側を固定するテーブル等の幕板取付構造が開示されていた。また、特許文献2には、パイプ支柱の上下方向に細長く形成した切欠溝に取付片を係合し、この取付片と一体を成す係合片を介して棚板等を配置する棚板取付構造が開示されていた。さらに、特許文献3には、ポールの上下方向に複数形成した任意の溝部に摺動嵌合する受け部材を配置すると共に、この受け部材によってポールに係合した什器用止着部を介して幕板等を配置する共有空間構造体におけるポールと什器との連結構造が開示されていた。
【特許文献1】特開2001−128751(第3―4頁、第5図)
【特許文献2】登録実用新案公報 第3052450号(第2頁、第2図)
【特許文献3】特開2002−139007(第3―5頁、第2図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の幕板等の取付構造には、以下の問題点があった。
まず、溶接による取付構造の場合は、例えば、管体及び幕板の材質がステンレス、アルミの場合には溶接行為自体が技術的に難しい上、溶接後の溶接ビードの洗浄や研磨や再塗装が必要となり、近年の溶接職人不足とも相俟って製造コストが上昇する問題があった。また、溶接によって直接的に管体に幕板を固定しているため、急な仕様変更による幕板の追加や除去等、特に厨房用設備の場合では設置現場での対応が困難であり、柔軟性に乏しいものであった。
【0006】
特許文献1又は特許文献3の取付構造では、その管体は側面軸方向に開口や取付片若しくは溝を一体的に成形したいわゆる専用品であり、これに係合する取付金具や受け部材等の幕板の取付又は固定用部材は上記専用品に適合させたものである。かかる専用品を利用した幕板取付構造は、同様の枠体を大量生産する場合を除けばコストアップ要因であり、大量販売が想定できる家庭用棚やテーブル等の住宅設備はともかく、他品種少量生産が要求される厨房用設備には不向きであった。
【0007】
また、特許文献2の取付構造は、パイプ支柱の上下方向に細長く切欠溝を形成し、この溝に取付片を係合させると共に、取付片と一体を成す保持片により幕板を支持する構成である。このため管体は、上記のような専用品ではなくいわゆる汎用品に加工を施したものである。しかし、管体に形成する溝の鉛直度の加工精度が低い場合には、これに係合する取付片及び保持片が傾斜することとなり、この結果、幕板や棚板の取り付け状態が歪んだり、最悪の場合は取り付け不能となる事態に至っていた。したがって、管体への加工精度は一定の水準が要求され、これによる製造コストの上昇はもちろんのこと、設置現場での幕板等を追加する仕様変更には対応が困難であった。
【0008】
そこで、本願発明は上記の問題点に鑑み為されたものであり、簡易な加工を施したのみの汎用の管体が利用でき、かつ幕板を簡便にかつ精度良く取り付け可能とすると共に、急な仕様変更にも柔軟に対応可能な枠体への幕板取付構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、本願発明の枠体への幕板取付構造は以下の構成を採用している。
【0010】
すなわち、枠体(21)を構成する管体(3)への幕板(5)の取付構造において、平行二条の条体(41)を同じ高さに形成した断面コ字状のチャンネル材からなる所定長さの支持体(4)を、前記条体(41)を管軸に沿った管体(3)の側面に当接させ、かつ平行二条の条体(41)の中間位置に沿って管体(3)に取り付けると共に、該支持体(4)の一方の条体(41)に幕板(5)の一方の端部を取り付けて成ることを特徴としている。管体(3)は、外周面に曲面を有するもの、例えば、円管又は楕円管が好適であるが、四角、六角等の多角形の角管の場合であっても、角管の任意の角部を支持体の条体間に位置させるように支持体(4)を配置し、条体(41)を管体(3)の側面に当接させれば適用が可能である。
【0011】
また、条体(41)への幕板(5)の取り付けにおいて、該支持体(4)と幕板(5)とを一体的に形成したことを特徴としている。具体的には、支持体(4)の一方の条体(41)の先端側に幕板(5)の一方の端部を折り曲げつつ係合させた後、これらをかしめて一体としている。なお、かしめた側の条体(41)の高さは他方の条体(41)と略同じとなるように調整する必要がある。
【0012】
管体(3)への支持体(4)の取り付けにおいては、支持体(4)を管軸方向への取り付け位置の調整を可能にして組み付け自在としたことを特徴としている。かかる調整の具体的手段は、管体(3)への支持体(4)の取り付けを複数のボルト(43)とナット(31)で行い、一方側に形成するボルト孔(42)を管軸方向に長孔状にすることにより実現している。
【0013】
さらに、管体(3)の取付部に直角又は所定角度の交差角を持って二つ以上の幕板(5)を取り付けた場合において、さらに該二つ以上の幕板(5)どうし、又はその支持体(4)どうしを連結する補強板(6a、6b、6c)を取り付けたことを特徴としている。この補強板(6a、6b)は、支持体(4)どうしを連結する場合はL型又は交差角によってはV型のアングル材が好適であり、幕板(5)まで連結する場合はW型のアングル材が好適である。
【0014】
管体(3)の取付部に直角交差させて二つの幕板(5)を取り付ける場合においては、隣接する支持体(4)の条体(41)どうしが、当該取付部の周面上で略当接するように互いの支持体(4)の幅を設定したことを特徴としている。かかる幅に支持体(4)を設定した場合は、管体(3)に対して支持体(4)の配置は略直交状態となり、枠体(4)において幕板(5)どうしの面を直角とさせる場合の位置決めが容易となる。
【0015】
なお、特許請求の範囲の書類と上記の課題を解決するための手段の欄で記載した括弧付き符号は、発明の構成の理解を容易にするため参考として図面符号を付記したもので、この図面上の形態に限定するものでないことはもちろんである。
【発明の効果】
【0016】
本願発明にかかる枠体への幕板取付構造は上記の構成であるため、以下の効果を奏する。
【0017】
まず、枠体を構築する管体側面に対して支持体の平行二条を成す条体が当接するため、支持体は管体側面の周方向には回転するが、管軸方向に対しては回転が拘束されることとなる。この結果、支持体は管軸に沿った、別言すれば管軸に対して平行状態をもって当接し、支持体によって支持される幕板が管体に対して傾斜して取り付けられることはなく、この傾斜による枠体への歪み等の不具合の発生が抑制されることとなる。つまり、支持体は管体に当接させるだけで容易に管軸との平行状態を得ることができ、幕板取付時の鉛直方向の傾斜の調整や位置決めが簡便となる。
【0018】
また、本願発明はかかる幕板取付構造を、支持体側に平行二条の条体を形成すると共に既存の固定手段、例えば、管体にはボルト締結用のポップナットの配設若しくはタップの形成、支持体側にはボルトの配設等の簡易な加工等で実現しているため、特に他品種少量生産が多い厨房用設備にとっては、専用品となる管体を使用する従来の幕板取付構造と比べ、顕著なコスト削減の効果を得ることができる。
【0019】
さらに、幕板は管体に直接的にでなく、支持体を介して固定しているため、従来の様に幕板を管体に溶接して固定する場合と比べ、その固定が簡便であり設置現場での仕様変更にも迅速に対応できる。
【0020】
加えて、本願発明の枠体への幕板取付構造では、幕板の管体に対する傾斜や全体の歪みが抑制されることとなるため、管体に二つ以上の幕板を配置した場合には、二つの支持体又は幕板にボルト孔形成等の簡易な加工を追加するのみで、アングル材等から成る補強板をもって連結することが可能となり、幕板の管体への固定の補強だけでなく、枠体全体の剛性向上を容易に図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下に、本願発明にかかる枠体への幕板取付構造(以下、「本構造」と略称する。)の最良の実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。なお、本実施例では、枠体を厨房用作業台として説明するが、これに限定するものではなく、枠体を構造材基礎とするもの、例えば、オフィス用ファイルラックや家庭用棚等であれば適用可能である。
【実施例】
【0022】
図1は本構造による構築する厨房用作業台を示す一部切欠き斜視図であり、図2は本構造を示す一部切欠き斜視図であり、図3は本構造を示す横断面図であり、図4は本構造を示す組立斜視図であり、図5は本構造の変形例を示す斜視図であり、図6は本構造の変形例を示す斜視図であり、図7は本構造に補強板を付加した状態を示す斜視図(A)、(B)、(C)である。
【0023】
図1に示す厨房用作業台2は、構造材となる円管状の管体3から枠体21を成し、枠体21上面に凹状のシンク23を形成した上盤22を設置し、三面の側面上部側に上盤22と略連接するように横長上の幕板5を、本構造1をもって取り付けて構築しているものである。
【0024】
本構造1は、厨房用作業台2の支持脚となる任意の二つの管体3が成す面に幕板5を略垂直面を成すように取り付けることを目的としており、主に管体3、管体3に固定する支持体4、支持体4により支持される幕板5と、から構成しているものである。これらの構成要素は錆等の防止、衛生上の観点からすべてステンレス材となっている。なお、本実施例の厨房用作業台2は、一つの管体3によって二つの支持体4及び幕板5の端部側を略直角状態を成して支持する箇所、又は幕板5の取付位置によっては一つの管体3が一つの支持体4及び幕板5の端部側を支持する箇所を有する構成である。
【0025】
支持体4は、長手方向側を管体3の側面に管軸方向と平行状態をもって当接すると共に、固定している。支持体4は断面視において略C字のチャンネル材より成り、管体3への当接側の長手方向には直線状にかつ平行状態を成す二つの条体41を形成している。
【0026】
かかる条体41は、支持体4の短手方向の両端部を管体側へ屈曲させて成り、その幅(間隔)は少なくとも当接させる管体3の直径より小さく、管体3の半径の√2倍程度より若干短い間隔に設定している。本実施例の厨房用作業台2では、最大限一つの管体3に二つ支持体4及び幕板5の端部側を支持する構成であるため、上記の条体41の幅に設定すると、支持体4の管体3への配置時に隣接する条体41どうしが管体3の周面上で略当接することとなる。この結果、図3に示すように、上面視において互いの幕板5の位置関係が略直角状態を成し、管体3に対する二つの支持体4及び幕板5の位置決めが容易となる。なお、条体41の幅が上記より短い場合には、二つの支持体4の位置関係は管体3の周方向に対して任意の鋭角又は鈍角を成すこととなって互いの位置関係が安定しない一方、長い場合には条体41の先端が管体3の側面に当接しないこととなり、支持体自体の管体3への固定ができないこととなる。
【0027】
また、二つの条体41の高さは、後述する幕板5の端部との係合させるかしめ部分と合わせて略同じ高さとなるように設定し、かつ条体間の中間位置の部分が管体3の側面に接する高さに設定している。この管体3に接する中間位置に沿って、支持体4を管体3に所定の固定手段をもって組み付け自在に固定している。
【0028】
支持体4の固定手段は、本実施例ではボルト43とポップナット31により実現している。支持体側にはボルト孔42を形成するとともに、管体側に孔開けした部分にポップナット31を配設して、ボルト43とポップナット31を螺合することにより支持体4を管体3に固定している。また、支持体4のボルト孔42は管軸方向に長孔状を成すと共に、ボルト43を貫通させ易いように下側を若干大きめの外形とし、ボルト43の配置後は支持体全体を下方に押し下げての位置調整を可能としている。かかる形状のボルト孔42は支持体4の長手方向であって、条体41の略中間位置に、すなわち管体3の側面に接する部分の三箇所に貫通形成している。
【0029】
管体側に配設するポップナット31は汎用品を使用することが可能であるが、ボルト43の螺合時にいわゆる共回り等が発生して取扱いに苦慮する場合は、図5に示す帯状のプレートにタッピング加工した帯状ナット32を配置して対応するようにしても良く、又は管体側面に直接タッピング加工しても良い。前記の管体3へ加工は、孔開け及びタッピング等の簡易であり、高精度である必要もないため、厨房用作業台2の設置現場でも可能であり、急な仕様変更にも十分に対応可能である。
【0030】
上記構成の支持体4は、直線平行状を成すと共に同じ高さの二つの条体41をもって管体3の側面に当接しているために、管軸方向に対して回転が拘束されて管軸と略平行状態をなして当接することとなり、ボルト43による固定時にも条体41が回転拘束の位置決め手段として作用するため、管軸と平行状態が崩れることはない。
【0031】
幕板5は両端部を二つの支持体4に一体的に固定しており、支持体4を介して管体3に支持されることとなる。支持体4への固定は、その鉛直方向、即ち管軸方向側を支持体4の一方の条体41にプレス等によってかしめることにより係合し、一体化させているものである。なお、幕板5をかしめる一方の条体41の高さは、かしめた後の高さが他方の条体41の高さと略一致するように設定している。また、幕板5には上端部と下端部の略全辺の一部を厨房用作業台2の内側方向に曲げた曲部51を形成し、幕板自体の剛性及び外観を向上させている。
【0032】
幕板5は上記構成により一方の条体41と一体的に固定しているため、支持体4と管軸が平行状態となる場合に、幕板5の鉛直面は管線と平行状態をなすこととなる。
【0033】
本実施例の幕板5は、上述のように支持体4に一体的に固定しているが、支持体4を管体3に固定した後に、支持体4に幕板5を別個に固定するようにしても良い。この場合には、図6に示すように、支持体4には条体41と別に管軸と平行を成す幕板係合部44を形成する必要があり、この幕板係合部44にボルト52及びナット53により固定したり、または上端部と下端部の曲げ部分を弾性変形させつつ幕板係合部44の上下端部に引っ掛けて係合させても良い。
【0034】
上記した本構造1における一つの管体3に二つの幕板端部側を保持する箇所においては、必要により以下に詳述する補強板を配置することが好適である。かかる補強板6aは、図7に示すように、管体側面に対して略直交状態をなして配置する支持体4の反条体側を連結するL型アングル材である。補強板6aの支持体4への固定は支持板固定用のボルト43を併用できる。また、補強板は、図示するようにW型アングル材の補強板6bに変更して、支持体4及び幕板5をボルト52及びナット53により一体的に連結することも可能であり、管体3の上方にスペースがあれば、L型プレート材の補強板6cを配置して幕板5どうしをタッピングネジ61で連結するようにしても良い。かかる補強板6a、6b、6cは、その配置により管体3に対する二つの幕板5の取付時における位置決め向上、及び枠体全体の剛性向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本構造による構築する厨房用作業台を示す一部切欠き斜視図である。
【図2】本構造を示す一部切欠き斜視図である。
【図3】本構造を示す横断面図である。
【図4】本構造を示す組立斜視図である。
【図5】本構造の変形例を示す斜視図である。
【図6】本構造の変形例を示す斜視図である。
【図7】本構造に補強板を付加した状態を示す斜視図(A)、(B)、(C)である。
【符号の説明】
【0036】
1 本構造
2 厨房用作業台
21 枠体
22 上盤
23 シンク
3 管体
31 ポップナット
32 帯状ナット
4 支持体
41 条体
42 ボルト孔
43 ボルト
44 幕板係合部
5 幕板
51 曲部
52 ボルト
53 ナット
6a 補強板(L型アングル材)
6b 補強板(W型アングル材)
6c 補強板(L型プレート材)
61 タッピングネジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
枠体(21)を構成する管体(3)への幕板(5)の取付構造において、
平行二条の条体(41)を同じ高さに形成した断面コ字状のチャンネル材から成る所定長さの支持体(4)を、前記条体(41)を管軸に沿った管体(3)の側面に当接させ、かつ平行二条の条体(41)の中間位置に沿って管体(3)に取り付けると共に、該支持体(4)の一方の条体(41)に幕板(5)の一方の端部を取り付けて成ることを特徴とする枠体への幕板取付構造。
【請求項2】
条体(41)への幕板(5)の取り付けにおいて、
該支持体(4)と幕板(5)とを一体的に形成したことを特徴とする請求項1記載の枠体への幕板取付構造。
【請求項3】
管体(3)への支持体(4)の取り付けにおいて、
管軸方向への取り付け位置の調整を可能にして組み付け自在としたことを特徴とする請求項1又は2記載の枠体への幕板取付構造。
【請求項4】
管体(3)の取付部に直角又は所定角度の交差角を持って二つ以上の幕板(5)を取り付けた場合において、
さらに該二つ以上の幕板(5)どうし、又はその支持体(4)どうしを連結する補強板(6a、6b、6c)を取り付けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の枠体への幕板取付構造。
【請求項5】
管体(3)の取付部に直角交差させて二つの幕板(5)を取り付ける場合において、
隣接する支持体(4)の条体(41)どうしが、当該取付部の周面上で略当接するように互いの支持体(4)の幅を設定したことを特徴とする請求項1、2、3、又は4記載の枠体への幕板取付構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−17939(P2009−17939A)
【公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−181022(P2007−181022)
【出願日】平成19年7月10日(2007.7.10)
【出願人】(397044913)有限会社エムズテクニカ (2)
【Fターム(参考)】