植物栽培装置
垂直方向または水平方向に分離された2つの位置間で移動され得る複数の回転自在な植物栽培モジュール(32)を有する植物栽培装置(10)。各モジュール(32)は、植物が光源(68)に向かって円筒形構造物の径方向内方に成長する植物栽培容器(80)を保持するための円筒形構造物を備える。装置(10)は、各モジュールを支持し、ほぼ水平位置でそれを回転させるためのモジュール支持手段を有する。装置は、例えばスプロケット被動チェーン(24、25)といった、2つの位置間でモジュールを運搬するためのモジュール移動手段を備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物を栽培するための装置および方法に関する。詳細には、本発明は、植物が構造物の径方向内方に成長する複数の回転自在な円筒形の植物栽培構造物を備える装置に関する。
【背景技術】
【0002】
植物がランプの下で平床において栽培される場合、植物はランプから異なる距離にある。所定の光源によって照明される全部の植物がそれから等距離である場合に、光源の使用に関してより大きな効率が得られ、栽培面積の各生産平方単位に必要とされる光源の数を低減する。これは、植物が回転軸で光源の回りを回転させられる回転式栽培装置によって実現され得る。
【0003】
米国特許第6604321号(マーチルドン(Marchildon))は、支持スタンドで水平軸の回りを回転する開放端の円筒形ドラムを備える回転式植物栽培装置を開示している。ランプがドラムの軸に配置される。ドラムの穴が植物の鉢を保持し、植物は光源に対面し、鉢の底部はドラムから径方向外方に突出する。ドラムの下のトレイが水の溜まりを保持し、ドラムが回転する際に鉢の下部が水に接触して植物に給水するようにドラムから離間されている。
【0004】
カナダ国公開特許出願第2401737号(ポワリエ(Poirier)他)は、植物を保持するための一連の平行な細長い長手方向に延びるかごが設けられた円筒形構造物またはドラムを備える回転式栽培装置を開示している。支持ベースがドラムに設けられており、駆動機構がドラムの回転軸に関して支持ベースのドラムを回転させる。光源がドラム内部に配置されている。ドラムが回転し、かごが栄養物流体と接触する際に、供給システムが栽培植物に栄養物流体を供給する。細長いかごは、その底壁および側壁に、栄養物流体を植物に出入りさせるための複数の開口を画成している。細長いかごは、ドラムの1対の平行な対向するリムに、その端に弾性取付ピンを備える管状部材によって脱着可能に取り付けられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の形式の回転式栽培機械は、植物の平床またはトレイを使用する従来の方法に比べて、所定数の植物を栽培するために必要な床面積の量を低減するが、機械が稼動し続ける間ある地点から別の地点に回転式植物栽培モジュールの移動を付与することによって、床面積のよりいっそう効率的な利用が達成され得るであろう。例えば、植物栽培機械が垂直方向に移動され得るならば、複数の当該機械は、床に置かれた場合にそれらが占有するよりも少ない床面積で稼動され得るであろう。また、ある状況では、複数の植物栽培機械の水平移動を付与する、例えば、それらを手入れするために不十分な空間しかない領域とそれらが手入れされ得る領域との間でそれらを移動させることによって、床面積は節減され得るであろう。機械が稼動し続ける間ある地点から別の地点に複数の当該機械の移動を生じるための植物栽培装置を提供することは、望ましいであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1実施形態によれば、垂直方向に移動され得る複数の回転自在な植物栽培モジュールを有する植物栽培装置が提供される。装置は、複数の回転自在な植物栽培モジュールを有する。各モジュールは、植物栽培容器を保持するための円筒形構造物を備える。植物は、容器において、モジュール内部の光源に向かって円筒形構造物の径方向内方に成長し、植物の根はモジュールの径方向外方に成長する。装置は、各モジュールを支持し、それをほぼ水平位置でその縦軸に関して回転させるためのモジュール支持手段を有する。装置は、モジュール支持手段およびモジュールを垂直方向で高い位置と垂直方向で低い位置との間で経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段を備える。装置はまた、水または栄養物溶液を植物に供給するための給水手段を含む。
【0007】
本発明の別の実施形態によれば、水平方向に移動され得る複数の回転自在な植物栽培モジュールを有する植物栽培装置が提供される。モジュールおよびモジュール支持手段は前述と同様であり、装置は、モジュール支持手段およびモジュールを概ね水平な経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段を有する。装置はまた、水または栄養物溶液を植物に供給するための給水手段を含む。
【0008】
本発明はまた、植物を栽培する方法も提供する。植物素材が栽培媒体に置かれ、媒体は、植物が装置の径方向内方に成長するように回転自在な栽培装置に置かれる。光源が回転自在な栽培装置の内部で照明される。装置は光源の回りで回転させられる。装置は、2つの別個の位置間で経路に沿って移動させられる。水が栽培媒体に配給される。
【0009】
本発明の上記および他の特徴は、添付図面とともに検討される、好ましい実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
対応する部品および同じ部品は、同じ参照文字によって以下の説明において言及され、図面において指示される。
【0011】
図1および2に言及すれば、植物栽培装置10は、複数のフレーム部材16によって一体に固定されたサイドフレーム部材14、15を含むフレーム12を有する。各フレーム部材14は、概ね卵形または競技用トラック形の配列に構成された1組のスプロケットホイール18を回転自在に支持している。フレーム部材14、15のスプロケット駆動手段20および22はそれぞれ、フレーム部材14および15のスプロケットホイール(sp
rocket wheels、鎖歯車)18aおよび18bをそれぞれ同期して回転させるために、モータならびに適切なギヤおよび制御手段を備える。
【0012】
チェーン24、25は、それぞれフレーム部材14および15のスプロケットホイール18の組に有効に装着されている。複数のモジュール支持バー26が、図3に図示の通り、ブラケット28によってチェーン24、25に添設されそれらの間に延在している。
【0013】
モジュール支持フレーム30が各支持バー26からハンガー手段29によって吊下されている。図例の明瞭のために、図1および2は、4つの支持バー26のみ、および2つのモジュール支持フレーム30のみを図示しているが、装置10は、モジュール支持フレームを各々有する多数の支持バー26を備え得ることが理解されるであろう。
【0014】
図4〜7に言及すれば、モジュール支持フレーム30は、円筒形の植物栽培モジュール32を回転自在に支持するように構成されている。支持フレーム30は、概ね水平のフレーム部材34、一端の山形フレーム部材36、38および他方端の40、42、および下部水平部材44、46を有する。回転自在な水平部材48、50が、下部水平部材44、46と支持モジュール32との間に延在している。
【0015】
モジュール32の端リム52、54は、モジュールの残部をはみ出て径方向外方に拡張しており、それらの外縁に歯56を有する。図7において最良に見られるように、リム52、54は回転自在部材48、50に載っており、歯56は、回転自在部材48、50の歯58と係合している。フレーム部材44の駆動手段60はそれぞれ、回転自在部材48を回転させるためにモータならびに適切なギヤおよび制御手段を備える。それが回転させられると、モジュール32はその縦軸に関して回転させられる。
【0016】
フレーム部材44の支持部材67は、概ね軸位置で長手方向にモジュール32内に延長しているランプ68を保持する。同一の支持部材およびランプ69がフレーム部材46に設けられており、従ってランプ69は反対端からモジュール32内に延長している。各ランプ68、69は、モジュール32内に半分までわずかに満たず延長し、モジュール内部で成長する植物に十分な軸方向照明を付与する。
【0017】
モジュール32は、植物が水耕法または気耕法により成長することができ、それらの根が径方向外方に成長するのに対し、モジュール内部に配置された光源68、69に向かってモジュールの径方向内方に成長するように方向づけられ得るように、植物を保持するために適応されている。モジュールの種々の形態が本発明での使用に適する。図8および9に示された1実施形態において、モジュール32はリム(rim、へり、枠、縁)52、54を備える円筒形構造物であり、複数の植物栽培トレイ64がそれぞれの端で(図面には図示されていない適格な掛け金手段によって)リムに着脱可能に固定される。また、支持部材66もリム間に延在する。トレイ64は、水の進入を可能にするための穴71を備える底壁70、および側壁72を有しており、植物74が成長できる栽培媒体を受け入れ保持するように適応されている。
【0018】
図10および11に示されたモジュールの別の実施形態において、モジュール32は、リム52、54を連結する円筒形の壁76を有する。壁76の長手方向スロット78は、植物栽培容器80の摺動的な挿入および取外しを可能にするように適応された少なくとも1つの開口79を有する。図例の明瞭のために、図10には単一の容器80が図示されているが、使用時にスロット78は、並んで配置された容器80で満たされることが理解されるはずである。各容器80は植物を保持するように構成されている。それは、植物74が芽生え出るための開口(図示せず)および、水の流入のための底部開口82を有する。容器80は、その2つの反対側面の各々に、開口79に嵌合し、壁76と長手方向壁76の内側に付属するL字形ブラケット88との間に形成された長手方向溝86に摺動可能に係合するように適応された外方に拡張するフランジ84を有する。
【0019】
代替として、円筒形構造物は、米国特許第6604320号(マーチルドン(Marchildon))に示された形式のものとすることができる。
【0020】
植物栽培装置10には、植物に水および栄養物を運搬するための手段が設けられている。図1および2に図示の通り、水樋90が装置10の基部に配置されており、それにより、植物栽培モジュール32がその垂直方向で最低位置にきた時に、モジュール32の底部が樋90に位置づけられることになる。樋の水位は、モジュールの下端の植物栽培容器の底部の開口が表面下にあり、水が容器の植物栽培媒体内に流入することができるように維持される。
【0021】
図12に示された別の実施形態では、各モジュールはそれ自身の水樋を有しており、装置10の基部にはいかなる樋もないであろう。この場合、水運搬手段は、モジュール支持フレーム30の水平部材44、46によって支持された樋92を備える。やはり、樋92の水位は、それらが樋の中に回転し下げられる際に、水が容器の植物栽培媒体内に流入できるように維持される。
【0022】
代替として、給水手段は、水および栄養物を植物栽培媒体に配給するための適切に配置された噴霧器、噴射器または他のいずれかの便宜的手段を備えることができる。必要に応じて、水樋90は、植物が十分な頻度で給水されることを保証するために、植物栽培装置10の上部領域に配置された噴霧器などによって補完され得る。
【0023】
再び図1の実施形態に言及すれば、植物栽培装置10は、植物素材を備える植物栽培媒体がモジュール32に配置されれば、スプロケットホイール18a、18bを回転させるために駆動手段20、22を作動させ、チェーン24、25および、それらとともに回転を通じてモジュール32を移動させることによって、使用される。回転速度、さらには各モジュールの回転の速度は、植物栽培容器が必要に応じた頻度で給水されるように選定される。装置は、連続的または間欠的に、そしてチェーン24、25の走行のいずれかの方向で操作され得る。
【0024】
それらがチェーン24、25によって移動させられる回路の全部の位置にある間、モジュールは稼動し続ける、すなわち各自の光源の回りを回転し植物を栽培し続けるので、装置は、床上で稼動された場合にモジュールが占有するはずであるよりも少ない床面積の、装置10によって占有される限られた床面積における多数の植物栽培モジュールの稼動を可能にすることは明白であろう。
【0025】
モジュールを手入れするには、例えば植物を収穫する、植物素材または植物栽培容器その他を挿入する、または機械的修理を行うには、手入れするモジュールが、例えば回路の下部の近くといった、それに都合よく手が届き得る位置にきた時に、駆動手段20、22を停止する。必要な場合、それは、ハンガー29を支持ロッド26から解放することによって装置から取り外すことができる。
【0026】
図12の場合のように、各モジュールがそれ自身の水樋を有する場合、植物の給水を実行するために装置10を回転させることは必要でなくなり、駆動手段20、22は一般に、モジュールを手入れするための位置に持ってくるためだけに操作されるであろう。
【0027】
別の実施形態において、本発明は、植物栽培モジュールの概ね水平な移動のための装置を提供する。植物栽培モジュールが、例えば米国特許第6604321号(マーチルドン(Marchildon))といった従来技術の場合のように、床に固定された土台に単に配置された場合、それらは手入れのためにアクセス可能でなければならず、それはそれらの回りに床面積を要求する。それらが稼動し続ける間、モジュールの移動のための手段を設けることによって、例えば、それらが手入れのためにアクセスできない場所とできる場所との間でそれらを移動させることによって、床面積は節減され得る。図13および14に言及すれば、植物栽培装置100は、必ずしもではないが好ましくは無端トラックで動作する、1対のスプロケット被動チェーン102、104を有する。駆動手段20および22は、それぞれチェーン102、104を駆動するために各トラックでスプロケットホイール18を同期して回転させるために、モータならびに適切なギヤおよび制御手段を備える。支持バー26は、各自の端でそれぞれのチェーンに(図1の実施形態と同様、図示せぬブラケットによって)取り付けられ、それらの間に延在する。上述のように、植物栽培モジュール32を備えるモジュール支持フレーム30が、図1の実施形態においてと同様、各支持バー26から吊下されている。好ましくは、植物栽培モジュールは図12に図示された形式のものであり、水樋92が各モジュール支持手段によって支持されている。
【0028】
装置100のトラックは、モジュール32が使用者による手入れのためにアクセス可能になる区域106を含む。トラックの残部のモジュールは、手入れのためにアクセス可能である必要はない。
【0029】
稼動時、スプロケット駆動手段20、22が作動され、チェーン102、104を同期して、そしてそれらとともにモジュール32を、モジュールが手入れされ得る区域106とトラックの残部との間で移動させる。チェーン102、104は、トラックが無端ループを形成し得るように半径回りでの移動を可能にする形式のものである。代替として、ベルトがチェーンの代わりに使用することができ、ベルトを保持し、半径回りで回転するトラックを助成するために適応されたベルト車によって支持および駆動され得る。
【0030】
モジュール32が個別の水樋を持たない装置100の代替実施形態において、給水手段は、水および栄養物を植物栽培媒体に配給するための適切に配置された噴霧器、噴射器または他のいずれかの便宜的手段を備え得る。必要に応じて、水樋をトラックの下方の1つ以上の位置に設け、モジュール32がその上の適位置に移動させられた時に持ち上げられて、それらが樋の中に回転し下げられる際に、水が容器の植物栽培媒体内に流入できるようにすることができる。
【0031】
本発明を種々の実施形態に関して説明したが、本発明がこれらの実施形態に限定されることは意図されていない。本発明の範囲内の種々の修正が当業者には明白であろう。例えば、チェーンの無端トラックを上に述べたが、モジュールは終端するトラックに沿って垂直方向または水平方向に移動されてから、同じトラックに沿って戻され移動し得るので、トラックは無端である必要はない。また、モジュール移動手段も、ベルトおよび他の機械的構成が使用され得るので、チェーンを含む必要はない。さらに、モジュールの水平移動のための装置の実施形態におけるモジュール移動手段は、モジュールがそれに吊下される単一のチェーン(またはベルト)を含むことができ、2つの離間したチェーンが必須ではない。本発明の範囲は後続する請求項によって規定される。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】植物栽培装置の好ましい実施形態の斜視図である。
【図2】その正面図である。
【図3】図1の装置のスプロケットおよびチェーンの立面図である。
【図4】図1の装置の植物栽培モジュールおよび支持手段の斜視図である。
【図5】図4のモジュールおよび支持手段の側面図である。
【図6】図4のモジュールおよび支持手段の端面図である。
【図7】図4のモジュールおよび支持手段の一部の側面図である。
【図8】植物栽培モジュールの実施形態の斜視図である。
【図9】図8のモジュールの断面図である。
【図10】植物栽培装置の別の実施形態の斜視図である。
【図11】図10の線11−11の断面図である。
【図12】別個の水樋を有する図4の植物栽培モジュールおよび支持手段モジュールの実施形態の側面図である。
【図13】植物栽培モジュールの概ね水平な移動を付与する植物栽培装置の実施形態の平面図である。
【図14】図13の装置の一部の側面図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物を栽培するための装置および方法に関する。詳細には、本発明は、植物が構造物の径方向内方に成長する複数の回転自在な円筒形の植物栽培構造物を備える装置に関する。
【背景技術】
【0002】
植物がランプの下で平床において栽培される場合、植物はランプから異なる距離にある。所定の光源によって照明される全部の植物がそれから等距離である場合に、光源の使用に関してより大きな効率が得られ、栽培面積の各生産平方単位に必要とされる光源の数を低減する。これは、植物が回転軸で光源の回りを回転させられる回転式栽培装置によって実現され得る。
【0003】
米国特許第6604321号(マーチルドン(Marchildon))は、支持スタンドで水平軸の回りを回転する開放端の円筒形ドラムを備える回転式植物栽培装置を開示している。ランプがドラムの軸に配置される。ドラムの穴が植物の鉢を保持し、植物は光源に対面し、鉢の底部はドラムから径方向外方に突出する。ドラムの下のトレイが水の溜まりを保持し、ドラムが回転する際に鉢の下部が水に接触して植物に給水するようにドラムから離間されている。
【0004】
カナダ国公開特許出願第2401737号(ポワリエ(Poirier)他)は、植物を保持するための一連の平行な細長い長手方向に延びるかごが設けられた円筒形構造物またはドラムを備える回転式栽培装置を開示している。支持ベースがドラムに設けられており、駆動機構がドラムの回転軸に関して支持ベースのドラムを回転させる。光源がドラム内部に配置されている。ドラムが回転し、かごが栄養物流体と接触する際に、供給システムが栽培植物に栄養物流体を供給する。細長いかごは、その底壁および側壁に、栄養物流体を植物に出入りさせるための複数の開口を画成している。細長いかごは、ドラムの1対の平行な対向するリムに、その端に弾性取付ピンを備える管状部材によって脱着可能に取り付けられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の形式の回転式栽培機械は、植物の平床またはトレイを使用する従来の方法に比べて、所定数の植物を栽培するために必要な床面積の量を低減するが、機械が稼動し続ける間ある地点から別の地点に回転式植物栽培モジュールの移動を付与することによって、床面積のよりいっそう効率的な利用が達成され得るであろう。例えば、植物栽培機械が垂直方向に移動され得るならば、複数の当該機械は、床に置かれた場合にそれらが占有するよりも少ない床面積で稼動され得るであろう。また、ある状況では、複数の植物栽培機械の水平移動を付与する、例えば、それらを手入れするために不十分な空間しかない領域とそれらが手入れされ得る領域との間でそれらを移動させることによって、床面積は節減され得るであろう。機械が稼動し続ける間ある地点から別の地点に複数の当該機械の移動を生じるための植物栽培装置を提供することは、望ましいであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1実施形態によれば、垂直方向に移動され得る複数の回転自在な植物栽培モジュールを有する植物栽培装置が提供される。装置は、複数の回転自在な植物栽培モジュールを有する。各モジュールは、植物栽培容器を保持するための円筒形構造物を備える。植物は、容器において、モジュール内部の光源に向かって円筒形構造物の径方向内方に成長し、植物の根はモジュールの径方向外方に成長する。装置は、各モジュールを支持し、それをほぼ水平位置でその縦軸に関して回転させるためのモジュール支持手段を有する。装置は、モジュール支持手段およびモジュールを垂直方向で高い位置と垂直方向で低い位置との間で経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段を備える。装置はまた、水または栄養物溶液を植物に供給するための給水手段を含む。
【0007】
本発明の別の実施形態によれば、水平方向に移動され得る複数の回転自在な植物栽培モジュールを有する植物栽培装置が提供される。モジュールおよびモジュール支持手段は前述と同様であり、装置は、モジュール支持手段およびモジュールを概ね水平な経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段を有する。装置はまた、水または栄養物溶液を植物に供給するための給水手段を含む。
【0008】
本発明はまた、植物を栽培する方法も提供する。植物素材が栽培媒体に置かれ、媒体は、植物が装置の径方向内方に成長するように回転自在な栽培装置に置かれる。光源が回転自在な栽培装置の内部で照明される。装置は光源の回りで回転させられる。装置は、2つの別個の位置間で経路に沿って移動させられる。水が栽培媒体に配給される。
【0009】
本発明の上記および他の特徴は、添付図面とともに検討される、好ましい実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
対応する部品および同じ部品は、同じ参照文字によって以下の説明において言及され、図面において指示される。
【0011】
図1および2に言及すれば、植物栽培装置10は、複数のフレーム部材16によって一体に固定されたサイドフレーム部材14、15を含むフレーム12を有する。各フレーム部材14は、概ね卵形または競技用トラック形の配列に構成された1組のスプロケットホイール18を回転自在に支持している。フレーム部材14、15のスプロケット駆動手段20および22はそれぞれ、フレーム部材14および15のスプロケットホイール(sp
rocket wheels、鎖歯車)18aおよび18bをそれぞれ同期して回転させるために、モータならびに適切なギヤおよび制御手段を備える。
【0012】
チェーン24、25は、それぞれフレーム部材14および15のスプロケットホイール18の組に有効に装着されている。複数のモジュール支持バー26が、図3に図示の通り、ブラケット28によってチェーン24、25に添設されそれらの間に延在している。
【0013】
モジュール支持フレーム30が各支持バー26からハンガー手段29によって吊下されている。図例の明瞭のために、図1および2は、4つの支持バー26のみ、および2つのモジュール支持フレーム30のみを図示しているが、装置10は、モジュール支持フレームを各々有する多数の支持バー26を備え得ることが理解されるであろう。
【0014】
図4〜7に言及すれば、モジュール支持フレーム30は、円筒形の植物栽培モジュール32を回転自在に支持するように構成されている。支持フレーム30は、概ね水平のフレーム部材34、一端の山形フレーム部材36、38および他方端の40、42、および下部水平部材44、46を有する。回転自在な水平部材48、50が、下部水平部材44、46と支持モジュール32との間に延在している。
【0015】
モジュール32の端リム52、54は、モジュールの残部をはみ出て径方向外方に拡張しており、それらの外縁に歯56を有する。図7において最良に見られるように、リム52、54は回転自在部材48、50に載っており、歯56は、回転自在部材48、50の歯58と係合している。フレーム部材44の駆動手段60はそれぞれ、回転自在部材48を回転させるためにモータならびに適切なギヤおよび制御手段を備える。それが回転させられると、モジュール32はその縦軸に関して回転させられる。
【0016】
フレーム部材44の支持部材67は、概ね軸位置で長手方向にモジュール32内に延長しているランプ68を保持する。同一の支持部材およびランプ69がフレーム部材46に設けられており、従ってランプ69は反対端からモジュール32内に延長している。各ランプ68、69は、モジュール32内に半分までわずかに満たず延長し、モジュール内部で成長する植物に十分な軸方向照明を付与する。
【0017】
モジュール32は、植物が水耕法または気耕法により成長することができ、それらの根が径方向外方に成長するのに対し、モジュール内部に配置された光源68、69に向かってモジュールの径方向内方に成長するように方向づけられ得るように、植物を保持するために適応されている。モジュールの種々の形態が本発明での使用に適する。図8および9に示された1実施形態において、モジュール32はリム(rim、へり、枠、縁)52、54を備える円筒形構造物であり、複数の植物栽培トレイ64がそれぞれの端で(図面には図示されていない適格な掛け金手段によって)リムに着脱可能に固定される。また、支持部材66もリム間に延在する。トレイ64は、水の進入を可能にするための穴71を備える底壁70、および側壁72を有しており、植物74が成長できる栽培媒体を受け入れ保持するように適応されている。
【0018】
図10および11に示されたモジュールの別の実施形態において、モジュール32は、リム52、54を連結する円筒形の壁76を有する。壁76の長手方向スロット78は、植物栽培容器80の摺動的な挿入および取外しを可能にするように適応された少なくとも1つの開口79を有する。図例の明瞭のために、図10には単一の容器80が図示されているが、使用時にスロット78は、並んで配置された容器80で満たされることが理解されるはずである。各容器80は植物を保持するように構成されている。それは、植物74が芽生え出るための開口(図示せず)および、水の流入のための底部開口82を有する。容器80は、その2つの反対側面の各々に、開口79に嵌合し、壁76と長手方向壁76の内側に付属するL字形ブラケット88との間に形成された長手方向溝86に摺動可能に係合するように適応された外方に拡張するフランジ84を有する。
【0019】
代替として、円筒形構造物は、米国特許第6604320号(マーチルドン(Marchildon))に示された形式のものとすることができる。
【0020】
植物栽培装置10には、植物に水および栄養物を運搬するための手段が設けられている。図1および2に図示の通り、水樋90が装置10の基部に配置されており、それにより、植物栽培モジュール32がその垂直方向で最低位置にきた時に、モジュール32の底部が樋90に位置づけられることになる。樋の水位は、モジュールの下端の植物栽培容器の底部の開口が表面下にあり、水が容器の植物栽培媒体内に流入することができるように維持される。
【0021】
図12に示された別の実施形態では、各モジュールはそれ自身の水樋を有しており、装置10の基部にはいかなる樋もないであろう。この場合、水運搬手段は、モジュール支持フレーム30の水平部材44、46によって支持された樋92を備える。やはり、樋92の水位は、それらが樋の中に回転し下げられる際に、水が容器の植物栽培媒体内に流入できるように維持される。
【0022】
代替として、給水手段は、水および栄養物を植物栽培媒体に配給するための適切に配置された噴霧器、噴射器または他のいずれかの便宜的手段を備えることができる。必要に応じて、水樋90は、植物が十分な頻度で給水されることを保証するために、植物栽培装置10の上部領域に配置された噴霧器などによって補完され得る。
【0023】
再び図1の実施形態に言及すれば、植物栽培装置10は、植物素材を備える植物栽培媒体がモジュール32に配置されれば、スプロケットホイール18a、18bを回転させるために駆動手段20、22を作動させ、チェーン24、25および、それらとともに回転を通じてモジュール32を移動させることによって、使用される。回転速度、さらには各モジュールの回転の速度は、植物栽培容器が必要に応じた頻度で給水されるように選定される。装置は、連続的または間欠的に、そしてチェーン24、25の走行のいずれかの方向で操作され得る。
【0024】
それらがチェーン24、25によって移動させられる回路の全部の位置にある間、モジュールは稼動し続ける、すなわち各自の光源の回りを回転し植物を栽培し続けるので、装置は、床上で稼動された場合にモジュールが占有するはずであるよりも少ない床面積の、装置10によって占有される限られた床面積における多数の植物栽培モジュールの稼動を可能にすることは明白であろう。
【0025】
モジュールを手入れするには、例えば植物を収穫する、植物素材または植物栽培容器その他を挿入する、または機械的修理を行うには、手入れするモジュールが、例えば回路の下部の近くといった、それに都合よく手が届き得る位置にきた時に、駆動手段20、22を停止する。必要な場合、それは、ハンガー29を支持ロッド26から解放することによって装置から取り外すことができる。
【0026】
図12の場合のように、各モジュールがそれ自身の水樋を有する場合、植物の給水を実行するために装置10を回転させることは必要でなくなり、駆動手段20、22は一般に、モジュールを手入れするための位置に持ってくるためだけに操作されるであろう。
【0027】
別の実施形態において、本発明は、植物栽培モジュールの概ね水平な移動のための装置を提供する。植物栽培モジュールが、例えば米国特許第6604321号(マーチルドン(Marchildon))といった従来技術の場合のように、床に固定された土台に単に配置された場合、それらは手入れのためにアクセス可能でなければならず、それはそれらの回りに床面積を要求する。それらが稼動し続ける間、モジュールの移動のための手段を設けることによって、例えば、それらが手入れのためにアクセスできない場所とできる場所との間でそれらを移動させることによって、床面積は節減され得る。図13および14に言及すれば、植物栽培装置100は、必ずしもではないが好ましくは無端トラックで動作する、1対のスプロケット被動チェーン102、104を有する。駆動手段20および22は、それぞれチェーン102、104を駆動するために各トラックでスプロケットホイール18を同期して回転させるために、モータならびに適切なギヤおよび制御手段を備える。支持バー26は、各自の端でそれぞれのチェーンに(図1の実施形態と同様、図示せぬブラケットによって)取り付けられ、それらの間に延在する。上述のように、植物栽培モジュール32を備えるモジュール支持フレーム30が、図1の実施形態においてと同様、各支持バー26から吊下されている。好ましくは、植物栽培モジュールは図12に図示された形式のものであり、水樋92が各モジュール支持手段によって支持されている。
【0028】
装置100のトラックは、モジュール32が使用者による手入れのためにアクセス可能になる区域106を含む。トラックの残部のモジュールは、手入れのためにアクセス可能である必要はない。
【0029】
稼動時、スプロケット駆動手段20、22が作動され、チェーン102、104を同期して、そしてそれらとともにモジュール32を、モジュールが手入れされ得る区域106とトラックの残部との間で移動させる。チェーン102、104は、トラックが無端ループを形成し得るように半径回りでの移動を可能にする形式のものである。代替として、ベルトがチェーンの代わりに使用することができ、ベルトを保持し、半径回りで回転するトラックを助成するために適応されたベルト車によって支持および駆動され得る。
【0030】
モジュール32が個別の水樋を持たない装置100の代替実施形態において、給水手段は、水および栄養物を植物栽培媒体に配給するための適切に配置された噴霧器、噴射器または他のいずれかの便宜的手段を備え得る。必要に応じて、水樋をトラックの下方の1つ以上の位置に設け、モジュール32がその上の適位置に移動させられた時に持ち上げられて、それらが樋の中に回転し下げられる際に、水が容器の植物栽培媒体内に流入できるようにすることができる。
【0031】
本発明を種々の実施形態に関して説明したが、本発明がこれらの実施形態に限定されることは意図されていない。本発明の範囲内の種々の修正が当業者には明白であろう。例えば、チェーンの無端トラックを上に述べたが、モジュールは終端するトラックに沿って垂直方向または水平方向に移動されてから、同じトラックに沿って戻され移動し得るので、トラックは無端である必要はない。また、モジュール移動手段も、ベルトおよび他の機械的構成が使用され得るので、チェーンを含む必要はない。さらに、モジュールの水平移動のための装置の実施形態におけるモジュール移動手段は、モジュールがそれに吊下される単一のチェーン(またはベルト)を含むことができ、2つの離間したチェーンが必須ではない。本発明の範囲は後続する請求項によって規定される。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】植物栽培装置の好ましい実施形態の斜視図である。
【図2】その正面図である。
【図3】図1の装置のスプロケットおよびチェーンの立面図である。
【図4】図1の装置の植物栽培モジュールおよび支持手段の斜視図である。
【図5】図4のモジュールおよび支持手段の側面図である。
【図6】図4のモジュールおよび支持手段の端面図である。
【図7】図4のモジュールおよび支持手段の一部の側面図である。
【図8】植物栽培モジュールの実施形態の斜視図である。
【図9】図8のモジュールの断面図である。
【図10】植物栽培装置の別の実施形態の斜視図である。
【図11】図10の線11−11の断面図である。
【図12】別個の水樋を有する図4の植物栽培モジュールおよび支持手段モジュールの実施形態の側面図である。
【図13】植物栽培モジュールの概ね水平な移動を付与する植物栽培装置の実施形態の平面図である。
【図14】図13の装置の一部の側面図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物栽培装置であって、
(a)複数の回転自在な植物栽培モジュールであって、個々の前記モジュールは植物栽培容器を保持するための円筒形構造物を備え、それにより前記植物は前記容器において前記円筒形構造物内部の光源に向かって前記円筒形構造物の径方向内方に成長し、前記植物の根は前記円筒形構造物の径方向外方に成長するための前記モジュールと、
(b)個々の前記モジュールを支持し、ほぼ水平な位置でその縦軸に関して個々の前記モジュールを回転させるためのモジュール支持手段と、
(c)前記モジュール支持手段およびモジュールを2つの分離した位置間の経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段と、
(d)前記植物に水を供給するための給水手段と
を備えた前記植物栽培装置。
【請求項2】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記給水手段は、前記植物栽培容器が前記垂直方向で低い位置において水と接触させられる樋である、請求項2記載の装置。
【請求項5】
前記給水手段は、前記モジュール支持手段で支持され、前記モジュールが回転する際に前記植物に給水するための樋である、請求項1記載の装置。
【請求項6】
前記モジュール移動手段は、複数のスプロケットホイールおよび無端チェーンを有する、請求項1記載の装置。
【請求項7】
前記モジュール支持手段は1対の離間した回転自在部材を含む、請求項1記載の装置。
【請求項8】
前記円筒形構造物は、前記回転自在部材と係合するように適応されたリムを有する、請求項7記載の装置。
【請求項9】
植物を栽培する方法であって、
(a)栽培媒体の中に植物素材を入れる工程と、
(b)前記媒体を、植物が光に向かって栽培装置の径方向内方に成長するような回転自在な前記栽培装置の中に入れる工程と、
(c)前記回転自在な栽培装置において光源を照明させる工程と、
(d)前記光源の回りで前記回転自在な栽培装置を回転させる工程と、
(e)前記回転自在な栽培装置を2つの分離した位置間の経路に沿って移動させる工程と、
(f)前記栽培媒体に水を配給する工程と
を含む、前記方法
【請求項10】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項9記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物栽培装置であって、
(a)複数の回転自在な植物栽培モジュールであって、個々の前記モジュールは植物栽培容器を保持するための円筒形構造物を備え、それにより前記植物は前記容器において前記円筒形構造物内部の光源に向かって前記円筒形構造物の径方向内方に成長し、前記植物の根は前記円筒形構造物の径方向外方に成長するための前記モジュールと、
(b)個々の前記モジュールを支持し、ほぼ水平な位置でその縦軸に関して個々の前記モジュールを回転させるためのモジュール支持手段と、
(c)前記モジュール支持手段およびモジュールを2つの分離した位置間の経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段と、
(d)前記植物に水を供給するための給水手段と
を備えた前記植物栽培装置。
【請求項2】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記経路は、両方とも相互に垂直方向および水平方向に分離された複数の位置間に延在する回路を形成し、前記モジュール移動手段は、個々の前記モジュール支持手段およびモジュールを前記回路の回りで運搬するように適応されている、請求項1記載の装置。
【請求項5】
前記回路は閉じた回路であり、前記モジュール支持手段およびモジュールは前記回路の回りを回転して運搬され得る、請求項4記載の装置。
【請求項6】
前記複数のモジュールのうちの少なくとも1つの前記モジュールは、前記複数のモジュールのうちの前記モジュールの少なくとも1つの他のものよりも垂直方向で高い位置にある、請求項1記載の装置。
【請求項7】
前記複数のモジュールのうちの少なくとも1つの前記モジュールは、前記複数のモジュールのうちの前記モジュールの少なくとも1つの他のものから水平方向に分離した位置にある、請求項1記載の装置。
【請求項8】
前記給水手段は噴霧器または噴射器を有する、上記請求項のいずれかに記載の装置。
【請求項9】
前記給水手段は、前記植物栽培容器が前記垂直方向で低い位置において水と接触させられる樋である、請求項1、2、4、5または6のいずれかに記載の装置。
【請求項10】
前記給水手段は、前記モジュール支持手段で支持され、前記モジュールが回転する際に前記植物に給水するための樋である、請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
【請求項11】
前記モジュール移動手段は、複数のスプロケットホイールおよび無端チェーンを有する、いずれかの上記請求項に記載の装置。
【請求項12】
前記モジュール支持手段は、1対の離間した回転自在部材を有する、上記請求項のいずれかに記載の装置。
【請求項13】
前記円筒形構造物は、前記回転自在部材と係合するように適応されたリムを有する、請求項12記載の装置。
【請求項14】
植物を栽培する方法であって、
(a)栽培媒体の中に植物素材を入れる工程と、
(b)前記媒体を、植物が光に向かって栽培装置の径方向内方に成長するような回転自在な前記栽培装置の中に入れる工程と、
(c)前記回転自在な栽培装置において光源を照明させる工程と、
(d)前記光源の回りで前記回転自在な栽培装置を回転させる工程と、
(e)前記回転自在な栽培装置を2つの分離した位置間の経路に沿って移動させる工程と、
(f)前記栽培媒体に水を配給する工程と
を含む、前記方法
【請求項15】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項14記載の方法。
【請求項17】
前記回転自在な栽培装置は、両方とも相互に垂直方向および水平方向に分離された複数の位置間に延在する回路の回りを移動させられる、請求項14記載の方法。
【請求項18】
前記回路は閉じた回路であり、前記回転自在な栽培装置は前記回路の回りを回転して移動させられる、請求項17記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物栽培装置であって、
(a)複数の回転自在な植物栽培モジュールであって、個々の前記モジュールは植物栽培容器を保持するための円筒形構造物を備え、それにより前記植物は前記容器において前記円筒形構造物内部の光源に向かって前記円筒形構造物の径方向内方に成長し、前記植物の根は前記円筒形構造物の径方向外方に成長するための前記モジュールと、
(b)個々の前記モジュールを支持し、ほぼ水平な位置でその縦軸に関して個々の前記モジュールを回転させるためのモジュール支持手段と、
(c)前記モジュール支持手段およびモジュールを2つの分離した位置間の経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段と、
(d)前記植物に水を供給するための給水手段と
を備えた前記植物栽培装置。
【請求項2】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記経路は、両方とも相互に垂直方向および水平方向に分離された複数の位置間に延在する回路を形成し、前記モジュール移動手段は、個々の前記モジュール支持手段およびモジュールを前記回路の回りで運搬するように適応されている、請求項1記載の装置。
【請求項5】
前記回路は閉じた回路であり、前記モジュール支持手段およびモジュールは前記回路の回りを回転して運搬され得る、請求項4記載の装置。
【請求項6】
前記複数のモジュールのうちの少なくとも1つの前記モジュールは、前記複数のモジュールのうちの前記モジュールの少なくとも1つの他のものよりも垂直方向で高い位置にある、請求項1記載の装置。
【請求項7】
前記複数のモジュールのうちの少なくとも1つの前記モジュールは、前記複数のモジュールのうちの前記モジュールの少なくとも1つの他のものから水平方向に分離した位置にある、請求項1記載の装置。
【請求項8】
前記給水手段は噴霧器または噴射器を有する、上記請求項のいずれかに記載の装置。
【請求項9】
前記給水手段は、前記植物栽培容器が前記垂直方向で低い位置において水と接触させられる樋である、請求項1、2、4、5または6のいずれかに記載の装置。
【請求項10】
前記給水手段は、前記モジュール支持手段で支持され、前記モジュールが回転する際に前記植物に給水するための樋である、請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
【請求項11】
前記モジュール移動手段は、複数のスプロケットホイールおよび無端チェーンを有する、いずれかの上記請求項に記載の装置。
【請求項12】
前記モジュール支持手段は、1対の離間した回転自在部材を有する、上記請求項のいずれかに記載の装置。
【請求項13】
前記円筒形構造物は、前記回転自在部材と係合するように適応されたリムを有する、請求項12記載の装置。
【請求項14】
植物を栽培する方法であって、
(a)栽培媒体の中に植物素材を入れる工程と、
(b)前記媒体を、植物が光に向かって栽培装置の径方向内方に成長するような回転自在な前記栽培装置の中に入れる工程と、
(c)前記回転自在な栽培装置において光源を照明させる工程と、
(d)前記光源の回りで前記回転自在な栽培装置を回転させる工程と、
(e)前記回転自在な栽培装置を2つの分離した位置間の経路に沿って移動させる工程と、
(f)前記栽培媒体に水を配給する工程と
を含む、前記方法
【請求項15】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項14記載の方法。
【請求項17】
前記回転自在な栽培装置は、両方とも相互に垂直方向および水平方向に分離された複数の位置間に延在する回路の回りを移動させられる、請求項14記載の方法。
【請求項18】
前記回路は閉じた回路であり、前記回転自在な栽培装置は前記回路の回りを回転して移動させられる、請求項17記載の方法。
【請求項19】
植物栽培装置であって、
(a)複数の回転自在な植物栽培モジュールであって、個々の前記モジュールは植物栽培容器を保持するための円筒形構造物、および、前記円筒形構造物がその回りを回転し得る前記円筒形構造物の内部の光源を有する前記モジュールと、
(b)スプロケットホイールに支持された1対の離間した無端チェーンであって、個々の前記チェーンが垂直方向で高い位置と垂直方向で低い位置との間に延在する閉じた回路を定める前記無端チェーンと、
(c)前記スプロケットホイールを回転させ、前記無端チェーンを前記回路の回りで駆動させるための駆動手段と、
(d)前記1対の離間した無端チェーン間に延在する複数の支持部材と、
(e)個々の前記支持部材に連結され前記植物栽培モジュールの1つを支持するためのモジュール支持フレームであって、前記モジュール支持フレームは1対の回転自在部材を含む前記フレームと、
(f)前記回転自在部材の1つを回転させ、それにより前記植物栽培モジュールを回転させるための駆動手段と、
(g)前記植物栽培容器が前記垂直方向で低い位置において水と接触させられる樋と
を備えた前記植物栽培装置。
【請求項1】
植物栽培装置であって、
(a)複数の回転自在な植物栽培モジュールであって、個々の前記モジュールは植物栽培容器を保持するための円筒形構造物を備え、それにより前記植物は前記容器において前記円筒形構造物内部の光源に向かって前記円筒形構造物の径方向内方に成長し、前記植物の根は前記円筒形構造物の径方向外方に成長するための前記モジュールと、
(b)個々の前記モジュールを支持し、ほぼ水平な位置でその縦軸に関して個々の前記モジュールを回転させるためのモジュール支持手段と、
(c)前記モジュール支持手段およびモジュールを2つの分離した位置間の経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段と、
(d)前記植物に水を供給するための給水手段と
を備えた前記植物栽培装置。
【請求項2】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記給水手段は、前記植物栽培容器が前記垂直方向で低い位置において水と接触させられる樋である、請求項2記載の装置。
【請求項5】
前記給水手段は、前記モジュール支持手段で支持され、前記モジュールが回転する際に前記植物に給水するための樋である、請求項1記載の装置。
【請求項6】
前記モジュール移動手段は、複数のスプロケットホイールおよび無端チェーンを有する、請求項1記載の装置。
【請求項7】
前記モジュール支持手段は1対の離間した回転自在部材を含む、請求項1記載の装置。
【請求項8】
前記円筒形構造物は、前記回転自在部材と係合するように適応されたリムを有する、請求項7記載の装置。
【請求項9】
植物を栽培する方法であって、
(a)栽培媒体の中に植物素材を入れる工程と、
(b)前記媒体を、植物が光に向かって栽培装置の径方向内方に成長するような回転自在な前記栽培装置の中に入れる工程と、
(c)前記回転自在な栽培装置において光源を照明させる工程と、
(d)前記光源の回りで前記回転自在な栽培装置を回転させる工程と、
(e)前記回転自在な栽培装置を2つの分離した位置間の経路に沿って移動させる工程と、
(f)前記栽培媒体に水を配給する工程と
を含む、前記方法
【請求項10】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項9記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物栽培装置であって、
(a)複数の回転自在な植物栽培モジュールであって、個々の前記モジュールは植物栽培容器を保持するための円筒形構造物を備え、それにより前記植物は前記容器において前記円筒形構造物内部の光源に向かって前記円筒形構造物の径方向内方に成長し、前記植物の根は前記円筒形構造物の径方向外方に成長するための前記モジュールと、
(b)個々の前記モジュールを支持し、ほぼ水平な位置でその縦軸に関して個々の前記モジュールを回転させるためのモジュール支持手段と、
(c)前記モジュール支持手段およびモジュールを2つの分離した位置間の経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段と、
(d)前記植物に水を供給するための給水手段と
を備えた前記植物栽培装置。
【請求項2】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記経路は、両方とも相互に垂直方向および水平方向に分離された複数の位置間に延在する回路を形成し、前記モジュール移動手段は、個々の前記モジュール支持手段およびモジュールを前記回路の回りで運搬するように適応されている、請求項1記載の装置。
【請求項5】
前記回路は閉じた回路であり、前記モジュール支持手段およびモジュールは前記回路の回りを回転して運搬され得る、請求項4記載の装置。
【請求項6】
前記複数のモジュールのうちの少なくとも1つの前記モジュールは、前記複数のモジュールのうちの前記モジュールの少なくとも1つの他のものよりも垂直方向で高い位置にある、請求項1記載の装置。
【請求項7】
前記複数のモジュールのうちの少なくとも1つの前記モジュールは、前記複数のモジュールのうちの前記モジュールの少なくとも1つの他のものから水平方向に分離した位置にある、請求項1記載の装置。
【請求項8】
前記給水手段は噴霧器または噴射器を有する、上記請求項のいずれかに記載の装置。
【請求項9】
前記給水手段は、前記植物栽培容器が前記垂直方向で低い位置において水と接触させられる樋である、請求項1、2、4、5または6のいずれかに記載の装置。
【請求項10】
前記給水手段は、前記モジュール支持手段で支持され、前記モジュールが回転する際に前記植物に給水するための樋である、請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
【請求項11】
前記モジュール移動手段は、複数のスプロケットホイールおよび無端チェーンを有する、いずれかの上記請求項に記載の装置。
【請求項12】
前記モジュール支持手段は、1対の離間した回転自在部材を有する、上記請求項のいずれかに記載の装置。
【請求項13】
前記円筒形構造物は、前記回転自在部材と係合するように適応されたリムを有する、請求項12記載の装置。
【請求項14】
植物を栽培する方法であって、
(a)栽培媒体の中に植物素材を入れる工程と、
(b)前記媒体を、植物が光に向かって栽培装置の径方向内方に成長するような回転自在な前記栽培装置の中に入れる工程と、
(c)前記回転自在な栽培装置において光源を照明させる工程と、
(d)前記光源の回りで前記回転自在な栽培装置を回転させる工程と、
(e)前記回転自在な栽培装置を2つの分離した位置間の経路に沿って移動させる工程と、
(f)前記栽培媒体に水を配給する工程と
を含む、前記方法
【請求項15】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項14記載の方法。
【請求項17】
前記回転自在な栽培装置は、両方とも相互に垂直方向および水平方向に分離された複数の位置間に延在する回路の回りを移動させられる、請求項14記載の方法。
【請求項18】
前記回路は閉じた回路であり、前記回転自在な栽培装置は前記回路の回りを回転して移動させられる、請求項17記載の方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物栽培装置であって、
(a)複数の回転自在な植物栽培モジュールであって、個々の前記モジュールは植物栽培容器を保持するための円筒形構造物を備え、それにより前記植物は前記容器において前記円筒形構造物内部の光源に向かって前記円筒形構造物の径方向内方に成長し、前記植物の根は前記円筒形構造物の径方向外方に成長するための前記モジュールと、
(b)個々の前記モジュールを支持し、ほぼ水平な位置でその縦軸に関して個々の前記モジュールを回転させるためのモジュール支持手段と、
(c)前記モジュール支持手段およびモジュールを2つの分離した位置間の経路に沿って運搬するためのモジュール移動手段と、
(d)前記植物に水を供給するための給水手段と
を備えた前記植物栽培装置。
【請求項2】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項1記載の装置。
【請求項3】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記経路は、両方とも相互に垂直方向および水平方向に分離された複数の位置間に延在する回路を形成し、前記モジュール移動手段は、個々の前記モジュール支持手段およびモジュールを前記回路の回りで運搬するように適応されている、請求項1記載の装置。
【請求項5】
前記回路は閉じた回路であり、前記モジュール支持手段およびモジュールは前記回路の回りを回転して運搬され得る、請求項4記載の装置。
【請求項6】
前記複数のモジュールのうちの少なくとも1つの前記モジュールは、前記複数のモジュールのうちの前記モジュールの少なくとも1つの他のものよりも垂直方向で高い位置にある、請求項1記載の装置。
【請求項7】
前記複数のモジュールのうちの少なくとも1つの前記モジュールは、前記複数のモジュールのうちの前記モジュールの少なくとも1つの他のものから水平方向に分離した位置にある、請求項1記載の装置。
【請求項8】
前記給水手段は噴霧器または噴射器を有する、上記請求項のいずれかに記載の装置。
【請求項9】
前記給水手段は、前記植物栽培容器が前記垂直方向で低い位置において水と接触させられる樋である、請求項1、2、4、5または6のいずれかに記載の装置。
【請求項10】
前記給水手段は、前記モジュール支持手段で支持され、前記モジュールが回転する際に前記植物に給水するための樋である、請求項1乃至7のいずれかに記載の装置。
【請求項11】
前記モジュール移動手段は、複数のスプロケットホイールおよび無端チェーンを有する、いずれかの上記請求項に記載の装置。
【請求項12】
前記モジュール支持手段は、1対の離間した回転自在部材を有する、上記請求項のいずれかに記載の装置。
【請求項13】
前記円筒形構造物は、前記回転自在部材と係合するように適応されたリムを有する、請求項12記載の装置。
【請求項14】
植物を栽培する方法であって、
(a)栽培媒体の中に植物素材を入れる工程と、
(b)前記媒体を、植物が光に向かって栽培装置の径方向内方に成長するような回転自在な前記栽培装置の中に入れる工程と、
(c)前記回転自在な栽培装置において光源を照明させる工程と、
(d)前記光源の回りで前記回転自在な栽培装置を回転させる工程と、
(e)前記回転自在な栽培装置を2つの分離した位置間の経路に沿って移動させる工程と、
(f)前記栽培媒体に水を配給する工程と
を含む、前記方法
【請求項15】
前記2つの分離した位置は、垂直方向で高い位置および垂直方向で低い位置である、請求項14記載の方法。
【請求項16】
前記2つの分離した位置は、2つの水平方向に分離した位置である、請求項14記載の方法。
【請求項17】
前記回転自在な栽培装置は、両方とも相互に垂直方向および水平方向に分離された複数の位置間に延在する回路の回りを移動させられる、請求項14記載の方法。
【請求項18】
前記回路は閉じた回路であり、前記回転自在な栽培装置は前記回路の回りを回転して移動させられる、請求項17記載の方法。
【請求項19】
植物栽培装置であって、
(a)複数の回転自在な植物栽培モジュールであって、個々の前記モジュールは植物栽培容器を保持するための円筒形構造物、および、前記円筒形構造物がその回りを回転し得る前記円筒形構造物の内部の光源を有する前記モジュールと、
(b)スプロケットホイールに支持された1対の離間した無端チェーンであって、個々の前記チェーンが垂直方向で高い位置と垂直方向で低い位置との間に延在する閉じた回路を定める前記無端チェーンと、
(c)前記スプロケットホイールを回転させ、前記無端チェーンを前記回路の回りで駆動させるための駆動手段と、
(d)前記1対の離間した無端チェーン間に延在する複数の支持部材と、
(e)個々の前記支持部材に連結され前記植物栽培モジュールの1つを支持するためのモジュール支持フレームであって、前記モジュール支持フレームは1対の回転自在部材を含む前記フレームと、
(f)前記回転自在部材の1つを回転させ、それにより前記植物栽培モジュールを回転させるための駆動手段と、
(g)前記植物栽培容器が前記垂直方向で低い位置において水と接触させられる樋と
を備えた前記植物栽培装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公表番号】特表2006−506079(P2006−506079A)
【公表日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−552322(P2004−552322)
【出願日】平成15年11月19日(2003.11.19)
【国際出願番号】PCT/CA2003/001789
【国際公開番号】WO2004/045273
【国際公開日】平成16年6月3日(2004.6.3)
【出願人】(505182683)
【出願人】(505182694)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成15年11月19日(2003.11.19)
【国際出願番号】PCT/CA2003/001789
【国際公開番号】WO2004/045273
【国際公開日】平成16年6月3日(2004.6.3)
【出願人】(505182683)
【出願人】(505182694)
【Fターム(参考)】
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