説明

検査装置

【課題】検査対象物の色の違いに基づく検査精度のばらつきを抑えることが可能な検査装置を提供する。
【解決手段】検査装置10は、ケース7のコーナー部7を含む所定の撮像範囲を撮像するカメラ11と、コーナー部Cを照明する照明器14と、カメラ11が撮像した撮像範囲の画像内において最も明るい部分の明度を基準明度に設定し、設定した基準明度とその画像内のうちコーナー部Cが映されている部分を含むように設定された検査領域内の各部の明度とを比較してコーナー部Cの異常の有無を判別する判別装置16と、カメラ11によって取得される撮像範囲の画像内においてコーナー部Cが映される部分以外の部分に照明器14の光が映されるように照明器14の光をカメラ11に反射する反射テープ15とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査対象物を撮像して得られた画像に基づいてその検査対象物を検査する検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
フィルムに設けられているバーコードの各エレメントを明暗判別し、バーコードに記録されているフィルム識別情報を読み取るカメラ用バーコード読み取り装置が知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2、3が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−212694号公報
【特許文献2】特開2001−243472号公報
【特許文献3】特開平5−174404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、検査対象物を撮像し、得られた画像内の明暗の分布に基づいてその検査対象物の異常の有無を判別する検査装置が知られている。また、このような検査装置において、検査対象物の撮像後、まず得られた画像において明度が最も高い部分の明度を基準明度に設定し、次に得られた画像の各部の明度がその設定した基準明度より明るいか否かを判別して検査対象物の異常の有無を判別する装置が知られている。周知のように色が異なるものを撮像した場合は、その色に応じた明度となる。例えば黄色のものと青色のものとを撮像した場合、照明などの他の条件が同じであれば黄色のものの方が青色のものよりも明度が高くなる。そのため、画像内において明度が最も高い部分の明度を基準明度に設定する検査装置においては、黄色の検査対象物を検査する場合と青色の検査対象物を検査する場合とで、設定される基準明度が大きく変化し、その変化に応じて検査精度にばらつきが発生するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、検査対象物の色の違いに基づく検査精度のばらつきを抑えることが可能な検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の検査装置(10)は、検査対象物(7)の検査対象部(C)を含む所定の撮像範囲を撮像する撮像手段(11、11)と、前記検査対象部を照明する照明手段(14)と、前記撮像手段が取得した前記撮像範囲の画像内において最も明るい部分の明度を基準明度に設定し、設定した基準明度と前記画像内のうち前記検査対象部が映されている部分を含むように設定された検査領域内の各部の明度とを比較して前記検査対象部の異常の有無を判別する判別手段(16)と、前記撮像手段によって取得される前記撮像範囲の画像内において前記検査対象部が映される部分以外の部分に前記照明手段の光が映されるように前記照明手段の光を前記撮像手段に導く光学系(15)と、を備えていることにより、上述した課題を解決する。
【0007】
本発明の検査装置によれば、撮像手段によって撮像された画像内に照明手段の光を必ず映すことができる。この場合、判別手段はこの照明手段の光が映された部分の明度を基準明度に設定するので、検査対象物の色に拘わりなく基準明度が設定される。すなわち、検査領域内の各部の明度を比較する際に基準とする基準明度を検査対象物の色に拘わりなく設定することができる。そのため、検査対象物の色の違いに基づく検査精度のばらつきを抑えることができる。
【0008】
本発明の検査装置の一形態においては、前記照明手段及び前記光学系が前記撮像手段に一体に設けられていてもよい。この場合、装置をコンパクトにまとめることができる。
【0009】
本発明の検査装置の一形態においては、前記光学系として、前記照明手段の光を前記撮像手段に反射する反射部材(15)が設けられていてもよい。この場合、複雑な光学系が必要ないため、装置のコストを低減することができる。
【0010】
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【発明の効果】
【0011】
以上に説明したように、本発明の検査装置によれば、撮像手段によって撮像された画像内に照明手段の光を必ず映すことができるので、検査対象物の色に拘わりなく基準明度が設定される。そのため、検査対象物の色の違いに基づく検査精度のばらつきを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一形態に係る検査装置が組み込まれたケーサーの一部を示す図。
【図2】天面部側から見たケースを拡大して示す図。
【図3】検査装置の斜視図。
【図4】カメラをレンズ側から見た図。
【図5】図4の矢印V方向から見たカメラの概略を示す図。
【図6】ケースの搬送方向下流側のコーナー部の一例を示す図。
【図7】図6のコーナー部を撮像したカメラから判別装置に出力された画像を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、本発明の一形態に係る検査装置が組み込まれたケーサーの概略構成を示している。図1のケーサー1では、シートマガジン2から平板状の包装資材としてのシート3が一枚ずつ取り出される。シート3は段ボール又は板紙といった包装材料から構成されている。各シート3は、所定の半製品状態(組み立て途中の状態)に折り曲げられて搬送手段としてのシートコンベア4に周期的に載置される。シートマガジン2からのシート3の取り出しは、例えば吸引力を利用してシート3を搬送する吸着型の装置にて行われる。シートコンベア4に載置されたシート3は、シートコンベア4によって所定のピッチで一列に一定速度で直線的に搬送される。シートコンベア4の側方には缶用コンベア5が設けられている。缶用コンベア5は、包装対象物としての飲料缶(内容物が充填された完成品である。)6を搬送するものであって、シートコンベア4と同一方向に同一速度で走行駆動される。缶用コンベア5によって搬送される飲料缶6は、缶用コンベア5とシートコンベア4との間をそれらの搬送方向と直交する方向に往復するプッシャ(不図示)により、シート3上に所定数ずつ一括して押し込まれる。
【0014】
シート3上に飲料缶6の群Aが押し込まれた後、シート3は不図示の成形装置により完成状態へと折り曲げられる。この際、シート3は、まず天面部3aが飲料缶6を覆うように折り曲げられるとともに、その天面部3aと飲料缶6との間に挿入されるように第1内フラップ3bが折り曲げられる。続いて第1内フラップ3bに接着剤が供給され、第1内フラップ3bの外側に天面部3aの一部が重ねて貼り付けられる。次に残りの開口部が閉じられるように第2内フラップ3cが折り曲げられる。その後、第2内フラップ3cに接着剤が供給され、外フラップ3dが第2内フラップ3cの外側に重ねて貼り付けられる。このようにシート3の各部が折り曲げられて貼り付けられることにより、所定数の飲料缶6を収容した箱詰梱包品(以下、ケースと称することがある。)7が製造される。
【0015】
このケーサー1では、内容物が異なる複数の種類の飲料缶6が梱包される。そして、梱包すべき飲料缶6の種類が変えられる毎にケーサー1には天面部3a等のデザインや色が異なるシート3が供給される。そのため、ケーサー1では、天面部3aのデザインや色が異なる複数の種類のケース7が成形される。天面部3aは、例えば黄色や青に着色されている。
【0016】
図2は、天面部3a側から見たケース7を拡大して示している。この図に示したようにケース7は、長方形の各角がそれぞれ切り取られたような変形8角形に成形されている。ケース7の各コーナー部Cは、第2内フラップ3cが折り曲げられることにより成形される。この際、第2内フラップ3cが天面部3aよりも外側に膨らんだ状態でこの第2内フラップ3cに外フラップ3dが貼り付けられると、図2の領域Aに示したようにコーナー部Cを形成する第2内フラップ3cのライナー部3eが天面部3aよりも外側に突出する。このようにライナー部3eが外側に突出すると外観上好ましくなく、また搬送時などに周囲にあるものに引っ掛かるおそれがある。
【0017】
そこで、図1に示したようにケーサー1には、製造したケース7の異常の有無を検査する検査装置10が設けられている。図3は、検査装置10の斜視図を示している。図1及び図3に示したように検査装置10は、撮像手段としての2台のカメラ11、11と、カメラ11、11が取り付けられるベース12と、ケース7がシートコンベア4の中央に移動するようにケース7の位置を調整する不図示のガイドレールとを備えている。カメラ11としては、例えばCCDカメラなどが用いられる。ベース12は、シートコンベア4の上方を横切るように設けられている。そのため、カメラ11、11はケース7を天面部3a側から撮像する。また、カメラ11、11は、ガイドレールによってシートコンベア4の中央に移動したケース7のコーナー部Cが通過する検査範囲を撮像するようにベース12に取り付けられている。
【0018】
各カメラ11、11は、この検査範囲内をケース7の搬送方向下流側の各コーナー部C、すなわち図2において領域Aで囲んだ各コーナー部Cが通過したときにその検査範囲を撮像するように制御される。この搬送方向下流側の各コーナー部Cでは、第2内フラップ3cを搬送方向下流側から搬送方向上流側に向かって折り曲げる必要がある。そのため、第2内フラップ3cを折り曲げる際に第2内フラップ3cに力が作用し難く、異常が発生し易い。一方、搬送方向上流側の各コーナー部Cは搬送方向と逆方向に折り曲げるので、殆ど異常が発生しない。そこで、検査装置10では、ケース7の搬送方向下流側の各コーナー部Cの異常の有無を検査する。そのため、ケース7が本発明の検査対象物に対応し、コーナー部Cが本発明の検査対象部に対応する。各カメラ11、11の制御は、例えばシートコンベア4上に検査範囲内にコーナー部Cが有るか否か検出するセンサを設けて行えばよい。また、例えばシートコンベア4にロータリーエンコーダを設け、シートコンベア4上にシート3が載置されてからそのシート3が組み立てられたケース7のコーナー部Cが検査範囲内を通過するまでにシートコンベア4が動く距離をロータリーエンコーダで予め計測しておく。そして、シートコンベア4上にシート3が載置されてからロータリーエンコーダが計測した距離が予め計測した距離になったときにカメラ11によって検査範囲を撮像させてもよい。
【0019】
図4は、カメラ11をシートコンベア4側から、すなわちレンズ側から見た図である。この図に示したようにカメラ11は、レンズ13と、照明手段としての照明器14とを備えている。レンズ13は、カメラ11のほぼ中央に配置されている。照明器14は、レンズ13を囲むように複数(図4では8個)設けられている。また、照明器14は、カメラ11に一体に設けられている。一部の照明器14の前には、反射部材としての反射テープ15が設けられている。図5は、図4の矢印V方向から見たカメラ11の概略を示している。この図に示したように反射テープ15は、その反射テープ15で隠されている照明器14から照射された光の一部がレンズ13の撮像範囲θ内に設定された所定の領域αに反射されるようにカメラ11に設けられている。また、反射テープ15は、カメラ11が撮像する撮像範囲のうちケース7の天面部3aが撮像される範囲の一部にその所定の領域αが重なるようにカメラ11に設けられている。
【0020】
また、図1及び図3に示したように検査装置10は、判別手段としての判別装置16を備えている。各カメラ11、11はこの判別装置16とそれぞれ接続されており、各カメラ11で撮像した画像は判別装置16に入力される。なお、各カメラ11、11からは、白黒の画像データが判別装置16に入力される。判別装置16は、例えばマイクロプロセッサ及びその動作に必要なRAM、ROM等の周辺機器を含んだコンピュータユニットによって実現される。判別装置16は、各カメラ11からの出力画像に基づいてケース7の各コーナー部Cに異常が有るか否か判別する。
【0021】
次に図6及び図7を参照して判別装置16において行われているコーナー部Cの異常の有無の判別方法について説明する。図6は、ケーサー1で製造されたケース7の搬送方向下流側のコーナー部Cの一例を示している。また、この図に示したようにこのケース7のコーナー部Cは、第2内フラップ3cのライナー部3eが外側に突出している。図7は、図6に示したコーナー部Cを撮像したカメラ11から判別装置16に出力された画像を示している。上述したように反射テープ15は、カメラ11の撮像範囲のうちの天面部3aが撮像される範囲に照明器14の光を反射する。そのため、この図に示したようにカメラ11からの出力画像には、天面部3aが撮像されている部分の最も下側の部分に反射テープ15によって反射された照明器14の光Lが映されている。
【0022】
判別装置16は、カメラ11からコーナー部Cの画像が入力されると、まずその画像内において最も明るい箇所の明度を基準明度に設定する。図7に示した画像においては照明器14の光Lが映されている下端の部分の明度が基準明度に設定される。具体的には、この光Lの箇所の明度が100%に設定される。
【0023】
次に判別装置16は、図7に四角で示した領域Ad内の明度を図7の上から下に向かって基準明度と比較する。図7に示したように領域Adは、ライナー部3eが映されている部分を含むように設定されている。そして、この図に示したようにライナー部3eは、領域Adの上端からライナー部3eに到達するまでの部分よりも白く映されている。すなわち、ライナー部3eの明度は、領域Adの上端からライナー部3eに到達するまでの部分の明度よりも高い。そのため、領域Ad内の明度を基準明度と上から順に比較し、比較した明度が基準明度に対して予め設定した割合、例えば60%以上の場合はその部分にライナー部3eが映されていると判断できる。判別装置16は、このように領域Ad内の明度を上から順に基準明度と比較し、ライナー部3eの位置を検出する。なお、図7においては、矢印Eで示した位置においてライナー部3eが検出される。このようにライナー部3eを検出すると、判別装置16はその位置をエッジ検出点Peとして取得する。
【0024】
その後、判別装置16は、エッジ検出点Peから領域Ad内において天面部3aが映る部分に予め設定した基準点Psまでの距離Dを取得する。上述したようにカメラ11は、ガイドレールによってシートコンベア4の中央に動かされたケース7を撮像している。そのため、カメラ11が撮像する画像内において天面部3aが映される部分はほぼ同じになる。従って、領域Ad内において天面部3aの端が映される部分はほぼ同じ位置になる。そこで、その天面部3aの端から天面部3a側に所定の距離だけ離した位置を基準点Psに予め設定する。なお、基準点Psは、この位置に限定されない。天面部3aの端を基準点Psに設定してもよい。
【0025】
エッジ検出点Peから基準点Psまでの距離Dを取得した後、判別装置16は予め設定した判定値と取得した距離とを比較した取得した距離Dが判定値より大きい場合にケース7に異常が有ると判断する。この場合、判別装置16は、所定の異常対応処理を実行する。異常対応処理としては、例えばケーサー1のオペレータに警告を発したり、ケーサー1を停止させたりする処理が行われる。また、ケース7をシートコンベア4の搬送経路から排除可能な排除装置が設けられている場合は、異常の有るケース7が排除装置に到達したときに排除装置を制御してそのケース7を搬送経路から排除してもよい。
【0026】
この検査装置10によれば、カメラ11に反射テープ15を取り付け、照明器14の光の一部をレンズ13に向けて反射するので、カメラ11が取得する画像内にその光Lを映すことができる。そのため、判別装置16は、ケース7の異常の有無を判別する際、その光Lが映った部分の明度を基準明度に設定することができる。この場合、ケース7の天面部3aが青色や黄色などで着色されていても、エッジ検出点Peの位置を判定する際の基準明度を統一できるので、エッジ検出点Peが誤って検出されることを抑制できる。従って、ケース7の色の違いに基づく検査精度のばらつきを抑えることができる。
【0027】
また、この検査装置10では、カメラ11をカラーの画像を出力可能なカメラに変更する必要がなく、反射テープ15をカメラ11に取り付けるのみで検査精度のばらつきを抑えることができる。そのため、検査装置10のコストを十分に低く抑えることができる。
【0028】
検査装置10では、カメラ11に照明器14及び反射テープ15を一体に設けたので、装置自体をコンパクトにすることができる。
【0029】
なお、ケース7の4つのコーナー部Cのうち異常の有無を検査するコーナー部Cは、搬送方向下流側のコーナー部Cに限定されない。これらに加えて搬送方向上流側の各コーナー部Cを検査してもよい。
【0030】
カメラ11が撮像する画像において照明器14の光Lが映される位置は、画像の下端に限定されない。この光Lが映される位置は、画像内においてコーナー部Cが映される位置以外のいずれの位置を設定してもよい。例えば、画像内の上端に光Lを映してもよい。
【0031】
本発明は上述した形態に限定されることなく種々の形態にて実施してよい。例えば、本発明は、検査対象物を撮像し、得られた画像内の明暗の分布に基づいてその検査対象物の異常の有無を判別する種々の検査装置に適用してよい。例えば、飲料などの液体が充填された容器を撮像し、得られた画像内の明暗の分布に基づいてその容器内に異物が有るか否か検査する検査装置に適用してよい。
【0032】
上述した形態では、反射テープを用いてレンズに照明器の光を導いたが、カメラに一体に設けられた照明器とは異なる照明器を設け、その照明からレンズに向けて光を照射することによってカメラに照明器の光を映させてもよい。照明器の光をレンズに反射させるものは反射テープに限定されない。光を反射する種々の部材を照明器の前に配置し、これらの部材により照明器の光をレンズに反射させてよい。
【0033】
また、上述した形態では、カメラに照明器が一体に設けられているが、カメラと照明器とを別々に設けてもよい。この場合も照明器から照射された光の一部を反射テープなどでカメラのレンズの適切な位置に導くことにより、上述した形態と同様にカメラが撮像する画像内にこの照明器の光を映すことができる。
【符号の説明】
【0034】
7 箱詰梱包品(検査対象物)
10 検査装置
11 カメラ(撮像手段)
14 照明器(照明手段)
15 反射テープ(反射部材、光学系)
16 判別装置(判別手段)
C コーナー部(検査対象部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検査対象物の検査対象部を含む所定の撮像範囲を撮像する撮像手段と、前記検査対象部を照明する照明手段と、前記撮像手段が取得した前記撮像範囲の画像内において最も明るい部分の明度を基準明度に設定し、設定した基準明度と前記画像内のうち前記検査対象部が映されている部分を含むように設定された検査領域内の各部の明度とを比較して前記検査対象部の異常の有無を判別する判別手段と、前記撮像手段によって取得される前記撮像範囲の画像内において前記検査対象部が映される部分以外の部分に前記照明手段の光が映されるように前記照明手段の光を前記撮像手段に導く光学系と、を備えていることを特徴とする検査装置。
【請求項2】
前記照明手段及び前記光学系が前記撮像手段に一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記光学系として、前記照明手段の光を前記撮像手段に反射する反射部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の検査装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2010−230431(P2010−230431A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−77216(P2009−77216)
【出願日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【出願人】(307027577)麒麟麦酒株式会社 (350)
【Fターム(参考)】